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劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ 感想

 最初は24日に観に行こうかなと考えていたけど、公開して日が経っていないのと何より仕事が急に増えたため、上映時間までに間に合わず断念した。しかし、よくよく考えてみたらゴールデンウィークまっただ中だし、客先が1日と2日を休みにしていたので、休むならその日にしてくれて上長から言われたので遠慮なく休みを取っていたんだよね(笑) だったら1日に観ればいいじゃないかと考え直した。……まぁ、GW中はずっと引き込もっていたかったというのが本音だけどー。

 毎度のことながら原作ゲームはやっておらず、小説も読んでいないしTVアニメしか見ていない状態。とある記事より前知識がないとしんどいかもという記述を見かけて大丈夫かなーと心配したものの、観たい気持ちの方が強かったので外出した。

 入って真っ先に私が買うのはパンフレットなのだけど、公開してから2週間弱なのに既に完売していて、次に入荷するかは分からないと言われた。もともと部数が少なかったのかな……。記念にというのもあるんだけど、スタッフやキャストのコメントを読むのが楽しいのに本当に残念だった。

 皆が助かった平和な世界でTV後の姿が描かれていたが、岡部の様子が急におかしくなって遂にはクリスの目の前で忽然と姿を消していた。皆と屋上でバーベキューをしていたところでは、最初は岡部視点で自分の身に異変を感じるシーンがあったのだけど、同じシーンを後でクリス視点で見るというこういう演出が好き。ああでも、最初のシーンではクリスは酔っぱらっていて、岡部への気持ちを正直に見せていたのがニヤニヤできるシーンでもあったな。二回目はタイムマシンで過去に戻ったので、その酔っぱらいクリスはいないのだけど……。

 彼女がタイムマシンを使ったと知ったときの岡部の姿がとってもいい。自分が苦しんだあれこれを他の誰にもあんな目にあわせたくないという気持ちが強く伝わってきた。ましてやそれがクリスだとしたら岡部にとっては耐えられないことだろうね。
 しかしこの映画、クリス視点だからか彼女の岡部への想いがすごく伝わってくるんだよね。そして彼が消えたのは、過去のタイムスリップで人が一生で経験することもないようなこと、とても衝撃で精神にダメージを受けるような目に遭遇したために、ようやく辿り着いた世界で自分の存在を実感できないから消えてしまうんだ、と確かそんな理由だったと思う。彼を消さないためにはこの世界に彼を結び付けるような強力な記憶を植え付ければいいと再び未来から訪れた鈴羽のアドバイスによってクリスはタイムスリップを繰り返した。
 ただ映画なので岡部よりは回数は少なくてあっさりと解決したなぁというのが正直な感想。しかし目の前で少年岡部がトラックに轢かれてしまうシーンは衝撃的だった。で、その後でこんな絶望感を岡部は何度も味わっていたのかと無力感に苛まれるクリスが見ていられなかった。鈴羽に背中を押されてクリスもトライしていた……んだっけ。
 岡部のときと違っていたのは、クリスが頭であれこれ考えてしまって行動になかなか移さなかったこと。ここが本当に煮え切らない。鈴羽も諦めてしまったクリスを知っているので、はっぱをかける言葉も容赦がなかったように思う。そうやって否定しつつもタイムマシンを作ったのにね。若い彼女なら何とか動いてくれるんじゃないかと期待しての再訪問だと言っていたっけ。

 あと印象的だったのは、理論は間違っていないはずだとタイムマシンを作ったあとでそれを使おうとするクリスの手にまゆりが自分の手を重ねたところかなぁ。彼女は止めろと直接は言わなかったけど、もし行動を起こしてしまったら苦しむのはクリスだとちゃんと知っていることだね。
 それから、世界にはじかれた岡部は姿が消えてしまうと皆の記憶からも消えてしまうんだよね。でも何かをきっかけに皆ちゃんと覚えている描写があって、そんな自分に首をかしげるんだけど、そういうシーンが良かったかな。まぁ、あれだけインパクトのあるキャラを忘れる方が難しいんだと思うのだけど(笑)
 他にはクリスが岡部の真似をするところかな。それを見て鳳凰院凶真はクリスちゃんじゃないよ、とまゆりが言うところとか。

 岡部をこの世界に繋ぎ止める強烈な記憶ってあれなの!?と正直思ったけど、思春期の少年には刺激が強いものだったかー。最後の「俺のファーストキスを返せ」「やだ」のシーンが凄く良かった。というか、この二人何回キスするんだよ(笑) こんなラブラブなシーンがあるなんて思わなかったわー。あ、シリアスな場面でやっていたのもあったけど。

 入場者特典は、この日はポストカードだったけど行く前に配布が終了しているのは知っていた。でもポストカードならいらないな、私は。今後も何回か特典物は変わっていくのだろうけど、同じ映画を二度も見るなんて時間の無駄なので見ないよ。また数年後にはどこかのチャンネルで放送してくれることを待とうかな。

 当初はシュタインズゲートを見た後で「図書館戦争」を見ようかと思ったけど断念した。朝一の上映を見に行って、それからご飯を食べて見ようかなと考えてたんだよね。昨日までは。でも電車が空いているうちに帰ろうとそのまま帰宅した。なんか、本当にどんどん出不精になっていくなぁ。

at 23:58, 真神恵, 漫画・アニメ

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劇場版 ベルセルク 黄金時代篇III 降臨

 先日軽く触れたレイトショ−の分でしか見る気がしないと言っていたのはこれだった。

 しかしね、仕事を終えてから上映時間までの間が長すぎるんだよね。一度家に戻って出るなんて時間の無駄だし。それで何とか時間が合わないかと考えていたら、「とある魔術の禁書目録−エンデュミオンの奇蹟−」の次というスケジュールだったので、ちょっとキツイけど一緒に観ることにした。
 ちなみに観たいもの三本の内一本は観るのを止めた。レビューを見てからどうしようかと考えて、読んでみたらTVシリーズの総集編だと複数の人が書いていたからだ。新規のシーンにしてもTVのその後、ということでもなかったので、そこまで観たいものでもないかなと思って。「スタドラ」なんだけどね。映画化と聞いて、どんな新規の物語が描かれるのだろうかと楽しみにしていたのに、総集編と知って本当に残念だった……。

 こっちで残念だったのはパンフレットが売り切れていたこと。終わりかけていてもパンフレットは買えていたのに、三部作の内、最後の一作だけ買えなかったのは悔しい。

 第三部が18禁指定を受けたというのを知ったときは、情交のシーンよりも残酷なシーンが多かったからかなと思っていたんだけど、決め手は前者の方だったとは……。とはいえ、そんな扱いになったというには大したことなかったと思うんだけどなぁ……。ガッツとキャスカのシーンは短かったし、グリフィスとキャスカのシーンは長かったけど遠かったし。行為そのものよりもキスシーンの方が良かったかな。ああ、あと音がしていたね。その辺りも上映できなかった原因なのかな。打ち捨てられたキャスカの下半身もぼかしてはいたけど、生々しかったし。
 原作はだいぶ前に読んだことがある。そんなにハッキリと覚えているわけではないけれど、ガッツとキャスカのシーンの見せ方は違っていたような気がする。

 原作との違いというか、カットされたところってかなり多いんだろうね。私でも気づくくらいだから。

 エロいシーンは全然平気で、グロいシーンでもまぁ耐性はある方だとは思うのだけど、今回「ひいぃぃぃっ!」と思ったのは、ガッツがキャスカが暴行を受けているのにブチ切れてグリフィスのもとへ行こうとしてるところ。化け物に腕を咥えられて身動きできず、歯を砕こうとしたら剣の方が折れたので自分の腕を切断したあのシーン。
 自分の腕を折れた剣で叩きつけるところもだけど、最後に引きちぎるところで「ひいぃぃぃっ!」と思った。あのシーンは正直キツかった……。
 反対に泣きそうになったシーンもある。それはキャスカの心が壊れてしまったところ。せっかく助かったのに恋人が自分のことを覚えていないばかりか怯えられるなんてガッツも不憫だ……。しかしそれだけ心が傷ついてしまったんだから仕方がない、というかあんな暴行受けたんだから触れるどころか見るのも同じ空気も吸うのも嫌だろうな……。時間が解決するとは思えないんで、奇跡を起こすしかないのかもしれないね。

 原作はほとんど記憶にないのだけど、TVシリーズが最近まで再放送していたからそれを思い出しながら見ていた。そしてキャスティングに対してちょっとなぁ……と思ったのが一点あった。それは沢城さんが演じていたキャラだ。沢城さんの声は好きなのだけど、あのキャラはTVアニメの方が良かったかなと正直思う。何というか声が若すぎるし軽いんだよね。ここは田中さんの声の方がよかった。

 えっと、黄金時代篇はこれで終わったけど、この後って映像化するんだろうか? ここまでだったらTVでも見ていたところだったんで先をやってくれないなら無駄じゃないかなぁと思う。

at 23:25, 真神恵, 漫画・アニメ

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劇場版 とある魔術の禁書目録−エンデュミオンの奇蹟−



 公開してから日が経っていないと人が多いので、なるべく上映が終わりそうな頃を見計らって観に行くことにしている。しかし最近は入場者特典があるものばかりで、モノによっては早めに観に行くことが増えた……。
 そして今回観に行ったこの映画では、ネットで見たら公開して二、三日しか経っていない段階で品切れする上映館が出たという記述を見かけた。それなら翌週の水曜に行くかなと思い席を確保。ここのところ仕事が忙しくなってしまったので、月曜と火曜に頑張り、水曜はとっとと職場を出た。とはいえ開始時刻は余裕があったので、何か月ぶりかの外食までしてしまった。いつもギリギリのタイミングで入館していたので、開始10分前に着席するのも随分久しぶりだったなー。
 特典本は何とか入手できた。読めるのは何カ月か先になるけど、これは映画に関する内容だったんだっけ? 知らないキャラが表紙に描かれているので早く読みたいんだけどねぇ。あれから3日経過したけど、あの映画館でも特典本は品切れしてしまったのかなー。第二弾の特典告知がサイトにあったしね。でもグッズ類は最もいらないものなので、思いきって観に行って良かった〜。

 上映から一週間経過したとはいえ、まだ見ていない人は内容の感想部分でネタばれに注意。直接的なことはなるべく書かないようにするけど。

 いろんなキャラが出てくる作品なので、全員を出すのは無理だろうなーと思っていたけど、メインのキャラたちは出てきていたな。

 「とあるシリーズ」に関しても、私は例によって例のごとく原作は未読。コミックスすら見ていない。アニメのみ全話見たという程度。そのアニメに関しても、2月に4週にわたって一挙放送があったから復習できたのであって、あれがなかったとして過去に録画したのは見ていなかったと思う。
 でも、当時はチンプンカンプンだった内容がある程度理解した状態で見たので内容は頭に入ってきた。それと人格が入れ替わった一期終盤は見た記憶がなくてとりあえず保存しておこうとダビングしていただけだったらしい(汗) で、二期にその時のキャラが出てきていたので、あの一挙放送は本当に助かった。今月末は二期が始まるので一期が再放送されるため、これも見ると思う。……ダビングしているのは見ないで再放送分を見るというパターンが最近多いなぁ。
 あ、アニメしか見ていないと上記したけど同人誌で知ってしまったという内容もあるかなー。まぁ、それは今後アニメが放送されるのを待つことにしている。既刊が多すぎるのできっと原作には手を出さないだろうね。

 劇場版でのゲストキャラでは、アリサの喋り方が最後まで好きになれなかったな。合ってないということではなく、何か嘘っぽい喋りだなと思ったもので。何だろう、何か喋り方が浮いているなぁと始終思ってた。
 物語全般に関しては、かなり早い段階でレディリーがどういう存在で何の目的でアリサに近づいたのかというのが分かってしまい、アッと驚かされたというのがなくて物足りなかった。いやそれ、当麻の右手に触れられたら解決するんじゃないの?って思ったんで。それともそれで解決できないものなのだろうか。
 エンデュミオンの存在に関して、当麻がインデックスに「あのときも、あのときも、あのときも」見えていたじゃないかと説明していたシーンの数々では、直前に復習してきた身にとっては「いや、そんなのなかったよ」と断言できてしまうなぁと苦笑交じりで見ていた。後付け設定って困るよねー(笑)
 設定で違和感と言えば、ステイルとその弟子たち。年齢14歳と知ったときは驚いたけど、14歳で弟子って……ヘビースモーカーという設定なのでアニメではワンピースのサンジのように20歳設定に変えられたのかということなんだろうか? それとも魔術師としての地位が高いってこと? ……せいぜい先輩なのかなと思っていたので、三人の「師匠」発言には違和感を覚えたもののまぁいいか。ステイルのことだし。

 キービジュアルではアリサではなく、シャットアウラという聞き慣れない名前のキャラが大きく描かれていた。PVには当麻にアリサに関わるなと忠告していたが、その言い方がキツくて声が日笠さんくらいという印象しかなかったのに、ここまで深く関わってくるキャラとは思わなかったなー。というか、この子がメインヒロインじゃないの。アリサばかりが取り上げられていたのでこれには騙されたなーと思った。
 アリサに関しては私が一番関心を持つ部分、「声」が上記した通りなんであまり関心が持てなかったというのがあって、正直どうでもよくなっていた。だからなのか、他のキャラの方に興味が向いてしまったのかもしれない。
 何曲か歌っていたように思うけど、これは裏事情が絡んでいるのかな……。歌はともかく何これと思ったのがライブシーン。突然動きがおかしくなって薄っぺらくなった。最近よく見かける映像表現だよね、これ。「ラブライブ」でもライブシーンになると突然カクカクするのでいつも残念に思ってる。
 どれだけ凄い技術なのか知らないけど、時折挿入される普通の絵との違いが浮き彫りになるので、違和感がないように映像になるまで使わないでほしいなぁと思う。
 あ、驚かされたことがないと言いきってしまったのに、一個だけそうだったんだと驚いたことが一つだけあった。それは最後の最後のシーン。それ言ってしまうと物語の謎をバラしてしまうので書かないでおこう。冒頭に死者が出たのに、乗員全員が無事だったので奇跡と呼ばれていたこととか、何故このキャラはそんな症状を抱えていたのか、というのは最後に繋がったのはなるほどねと思ったということは書きたいので書くけど。
 他には……歌はアリサよりシャットアウラの方が断然上手いと思ったことだった。日笠さんの歌は「けいおん」の頃から好きだったので、もっと歌ってほしいなと思う。歌と言えば、我慢できずに川田マミさんのベストアルバムを買ってしまった。「ヨルムンガンド」の一期オープニングが一番好きなので気になっていたんだよね。で、このシリーズの歌も収録されていたのでつい。でもまだ聞けていない。聞く時間が作れない。そして新たに欲しいCDが発売されて積まれていく〜。
 ついでに「ヨルムンガンド」でいえば、二期もこの人だろうと思っていたのに変わってしまったのが残念でならなかった。やはり私は「声」にこだわってしまうと思った。歌声も然りだった(苦笑)

 さて、いつものメンバーに関してはそれぞれが絡まないように配置されていたように思う。でも、妹たちが無線で連絡するのって大丈夫だったんだろうか? 特に黒子。非常時だからと前置きを言っていた気もするし、そういう状態だから気付かなかったような描写だったけど、「ミサカ」という名に明らかに反応していたもの。そういう細かいところはいいのか?なんて思うわ。あとは通行止めコンビが好きな私としてはもうちょっと出番がほしかったなぁと。
 黒子が車椅子で登場しているのはPVで何度も見ていたというのに、彼女が怪我をした話の後の話だったんだね、と後で気づいた(苦笑) 美琴は特に言うことは何もないかなー。でも能力的には一番格好いいので、それを大画面で見られたのは満足満足。ステイルの炎もそうだけど、電撃も画面に映えるよね!
 当麻は……彼はどうしてあんなにも間が悪いのか、と気の毒に思ってしまう。ラッキースケベと言われているけど、あれはどう考えても女子たちの方が悪いだろうと言いたいね。いくら歌詞が閃いたからと言っても全裸で書き始めることもないだろうと思う。第一男子学生の部屋に無理に居候しているんだから、何をするにもその辺を気をつけて行動しろと言いたい。で、自分が恥ずかしく思うような場面となったら、相手の男の子を責めて攻撃するというのがどうにも不愉快なんだよね……。インデックスが人気がないのってその辺りもあるんじゃないだろうか? いや、あの素直になれない美琴の性格もあるんだろうけど。TVシリーズでのあの噛みつきは毎回嫌だなと思う。なので、カップリングに関しては私は美琴を応援している。
 それから神裂。この世界の「聖人」って何でもありなの? 生身なのに宇宙空間にいても平然としているのはちょっと人間離れしすぎていると思うんだけど……。最初に彼女が「聖人」だというのを知ったときに、現実の世界とは随分違うんだなぁと思ったもんだけど、生身で宇宙って……。しかしそんな彼女を上手く扱っている土御門はかなり好きかもしれない。シスコンってところは置いておいて(笑)

 観に行く前に他の人の感想をちょっと見てたら、世界観の説明が何もなかったので、初見の人には敷居が高いのではないのか、という記述があった。ほとんど記憶になくったものの、私は幸いにも直前に見られたから良かったなとそのとき思った。
 それで先ほどまでパンフレットを読んでいた。そうしたら最初の方に軽く説明がされていた。だからそれは厳しいことを言わなくてもいいんじゃないかなぁと思った。とはいえ、予備知識のない人にとってはそのパンフレットの説明文でもわからないのかもしれない……。ただ、長く続いているシリーズものだったり、TVアニメが映画になった、というのなら、観る前にネットでさらっとでもどういった内容なのか、というのは見てから行くんじゃないかなぁと個人的には思う。
 とはいえ、私はパンフレットを見て「アンチスキル」が「警備員」で、「ジャッジメント」が「風紀委員」のルビだと今日初めて知ったよ! 何で先生がアンチスキルという別の仕事もしているんだろうとか学生が警察みたいなことをしているんだろうと思っていたんだけど、知らなくても話が分からなくなることもなかったんでそういう名称の仕事・役職なんだとしか思っていなかったんだよね。そして見ていれば今までアニメでサブタイトルになっていないカタカナ用語にも同じようにこういう漢字にルビを振ってあったのだというのを他にも色々今日知った。
 パンフレットは800円。でも表紙裏表紙込みで68ページもあってかなり分厚かった。こんなんで1000円もするの!?と思うものもあるので、これは嬉しい。上記した通り、最初に軽く世界観の説明があって、次にキャラクター紹介、スタッフコメント、映画の内容と続く。最後は広告になるけど、他には用語集やシリーズの年表もあって、アニメしか見ていなかった私にはちょっと嬉しいページだった。他には合間に雑誌に掲載された版権絵が収録されていた。

 なかなか面白かった。しかし来場者特典が第何弾と続いたとしても一度観れば充分だと思う。次は4月からの「超電磁砲」の二期が楽しみでならない。

at 23:27, 真神恵, 漫画・アニメ

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図書館戦争 革命のつばさ 感想

 感想は先週に書きたかったのだけど、まさかオーディオコメンタリーが二つもあると思わず、先週は片方しか見られなかったんだよね。

 本編自体は公開時に視聴済み。映画はよく見に行くのに感想を書く時間がないんだよね……。週に一本見ている月もあったというのに。ちなみに今月は3本見たいものがある。でも時間の都合がつかないし、1本はレイトショーバージョンでしか見たくないと思っているので、帰宅時間が終電になってしまうのに二の足を踏んでいる状態なんだよね……。翌日に休み取るかな(笑)

 コメンタリーを聞きながら、私が「図書館戦争」にハマったのはいつだったっけ?と思い出そうとしていた。……TVシリーズは見ていたけど、例によって例のごとく原作は買っていなかったんだよねぇ。でもDVDは買っていた(笑)
 うーん、多分、そのDVD特典の小説を読んでから興味を持ったのかなー。でも置き場所の問題で小説はもう文庫でしか買わないと決めていたので購入には至らなかった。
 しかし最近になって全巻が文庫になったので全て購入して、全巻揃った時点で読んだ。揃うまでは有川さんの他の作品を買い漁っていた。以降は文庫になったら買っている。
 一番好きなのは「図書館戦争」で、次が「自衛隊シリーズ」だ。好きな作家は3人いるのだけど、この3人目が有川さん。小説は電車で読むことにしているのだけど、好き作家さんの本は全て帰宅してからも続きが気になってついつい読み耽ってしまう。それ以外の作家さんだとこうはならないんだから不思議だ。家で読んでしまうと読む本がなくなってしまうというのに止められないんだよねー。
 しかし「図書館戦争」の文庫化には一つだけ残念な点がある。それはDVD特典の小説が収録されていたということ! 特典というからには、DVDを購入しないと入手できないもののはずなのに、なんで後年になるとこうも簡単に収録されてしまうんだよ……。それは特典付きを買った人に対する裏切り行為だわ。時間が経ったら時効だとでも言うんだろうか?

 さて本編に関しては様々な改変が行われていたのを不満に思ったのはという気持ちがないと言えば嘘になる。しかし作者が映画に関わって、それを良しとしたのなら一読者が不満を言うのはおかしいと思い直した。当麻が領事館に駆け込むところが違っていたので、そこが逃亡劇の最後だったから映画のラストはどうなるんだろうか、と未読の人と同じ気持ちを味わえたのはいいことかなと思うし。
 店長が男性ではなく女性となっていたのは、笠原と堂上の仲に波風を立てるためなのかなーと思っていた。堂上に気があるような台詞を言っていたような気もするので。しかし、笠原の仲には波風は立っていたかもしれないけれど、最後は彼女を後押ししていたなぁ。あと、名前に関するエピソードが明かされていて、それはなるほどなーと思った。明かされていたのは文庫版だったのかパンフレットだったのかは忘れた。
 それから、笠原と当麻が良化隊に取り押さえられるところから玄田たちが救援に駆け付ける辺りは勤務地なので、見慣れたビルをスクリーンで見られたのが印象的だった。
 本編のアニメ化は終了したけれど、まだ外伝が残っているので是非ともアニメ化してほしいなと思う。全てのエピソードをやってほしいけれど、仮にアニメ化されたとしてもそれはないだろうなぁ。DVDを持っているのに、映画公開に合わせて発売されたBD-BOXも買ったし、この映画もBDで購入したので、アニメ化されたらもちろん購入するのは確定していることだ!
 来月には実写で映画になるからチラシが織り込まれていた。漫画や小説の実写化には軒並み反対派の私だけど、PVを見て興味を持ってしまった……。まぁ、見るかどうかはまだ決めていないので、レビューを見て考えようかなと思う。

 コメンタリーは二つ。男子組と女子組と分けられていた。
 男子組には前野さんと鈴木さんと監督。女子組には井上さんと沢城さんと尾形さんと有川さん。作者が出てくれたのは嬉しかった。なんでも最初は予定になかったらしく、暇だったら来ませんか?という井上さんの呼びかけに応じて実現できたのだとか。
 聞いていて最初は面白かったのは男子組の方かなーと思っていたけど、さすがに作者がいるだけあって裏の詳しい話を聞けたのは女子組だった。女子組は最初尾形さん絡みの話しかしていなかったのでそれがつまらなかったんだよね。だって、尾形さんのアフレコ話は映像特典でもあったから。
 沢城さんの話で同意したのが、TVシリーズ放映時では実年齢での役だったから、その時の自分を出していた、みたいなことを言っていたんだよね。でも、4年経つと主人公たちが可愛く見えたとか気持ちがすぐ分かるとかいう内容のことを言っていたように思う。同じ目線だったのが、年上の目線となったという話に、演じている人間ではないものの、キャラクターを見る姿勢の変化に大いに頷いた。
 あと「おじさん萌え」の話とか、「郁の運転する車にだけは乗りたくない〜」とか、鼻パックをベリッと取るなんてあり得ない〜とかの突っ込みには笑った。
 男子組では、前野さんが笠原との出会いのシーンで台詞の練習をしていたのに、TVでは文字だった。でも今回の映画ではとうとう言うことになってしまったとか話していた。言いにくいから噛まないように練習していたということだった。これは特典のラジオでも言っていたかな。コメンタリーには進行に脚本の方も参加されていて、TVで言うと声で「ネタばれになるから」と言っていたかな。見ていたときは何も思っていなかったけど、それを聞いて確かにと思った。

 裏話を聞けたのはとても嬉しいことだったけれど、何度も同じものを見るのは、しかも長いのを見るのは大変だったなー。と言いつつ、本編をもう一度見たいなと思った。しかし特別版を買ったのはいいけど、DVDの本編はいらなかったかなー。BDであるのになんてDVD版も付いたのだろうか?

 特典にはWebラジオが今回も付いていた。これは面白かった。前にも思ったけど、石田さんが後輩の前で話すのってあんな感じなんだーと、初めて見る一面に得した気分になった。特に今回の分では色々はっちゃけてて声に出して笑えるくらい面白かったなー。
 他、映像特典には上記で少し触れた尾形さんのアフレコ風景とかインタビューとか、外交官役を演じたエンディング曲のボーカル(?)の人のアフレコ風景とか試写会と初回の舞台挨拶とか。
 石田さんは尾形さんの舞台を見に行くほどのファンで、アフレコでは緊張していた、という話を井上さんと沢城さんのコメンタリーを聞いて、そういうことが話題になるくらいに普段と違っていたんだなーと、これも得した気分になった。

 「図書館戦争」は、関わった人全てがとても好きだという作品で、スタッフもキャストも外伝についての言及があった。ファンだってもちろん同じ気持ちなので、是非とも外伝もアニメ化してほしいなと思う。笠原と堂上のもう少し踏み込んだ関係の描写とか、柴崎と手塚のゴールインとその過程とか、毬江と小牧の話とかもっともっと見たい! 特に毬江の話は業界の行き過ぎた自主規制のために出なさすぎ、映画に至ってはワンシーンのみだったのでもっと描いてほしいなぁと思うよ。

at 23:39, 真神恵, 漫画・アニメ

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