おおきく振りかぶって〜オレらの夏は終わらない〜 イベント感想(開場まで)
【イベント】
時計があるわ〜と思っていたら、イベント開始と同時に電源(?)が落とされて時間を確認できなくなってしまった! 仕方がないので、ある程度時間が経ったら携帯で確認しようと思った。普通の時計を忘れてしまったのが悔やまれる。
中に入ったとき、全員にビニールの袋が手渡された。その中にはチラシと紙製のメガホンとポストカードが入っていた。メガホンは組み立ててイベントで使用するためのもので、チラシはDVD9巻の宣伝用とイベント限定グッズの案内と、4月に出るというファンブックの告知だったかな。これは出たら買うかもしれないと見た瞬間思った(笑) それで開演する前に早速メガホンを組み立てていた人たちがいたけれど、私はそうしなかったなー。で、結構大きいサイズだったので、どうしようかと思っていた。鞄の上にコートをたたんで膝に置いているだけでもかさばるし、それに薄っぺらいから滑って落ちそうだし本当に困った。で、鞄には入らないサイズだったので、このまま持って帰らないといけないのか……なんてことも考えていたし(苦笑)
なんだか私だけ本当に声優さん目当てだったんじゃないかと思ってしまった。そういや、会場内に入って左側に、「挑め!」の横断幕があったっけ。で、そこに皆が色々書いていたけど、私はそれもよく見てなかたたしなぁ。イラストを描いていた人もいたので、それをちょっと見た程度だったな。ほら、席取りのために前進あるのみだったから〜。他には、イベントに来た人のみが携帯サイトのコンテンツに入ることができたんだよね。そのパスワードが会場内に告知してあると、配布されたチラシには書かれていた。で、どんなパスワードなんだろうと思っていたら……「oofuri」だった(笑) そんな誰にでも推測されそうなパスワードをつけるなんて。メモをしていた人もいたけど、するまでもなかったよ。
しばらくすると明かりが消えた。いよいよイベントの開始である。
幕が上がってまずは
サイレンが鳴り響いた。次に正面のスクリーンにはOP曲「ドラマチック」に合わせてアニメの名シーンが流れた。このとき何に驚いたかって、それは観客席からの黄色い声! いや、アニメでの名シーン流しているだけじゃないの(笑) いやもう、高瀬が出てきたら
「キャー!!」、田島がシンカーを打つ前にベンチの三橋たちに向かってウインクするときに
「キャー!!!」、桐青戦ラストで花井がバックフォームしたときに
「キャー!!」と、うんうん凄かったよ。まぁ、声を上げた人はそれだけキャラを作品を愛しているんだなという熱意は充分感じられた。私は性格上そういう風には絶対にならない人だけど、それでも10代の頃はキャラクターに入れ込んでいたものなぁ。
さて、そのOPムービーが終わるとスモークがたかれいよいよ出演声優さんたちの登場である。どこからどういう風に現れるのかな、左右から中央にやってくるのかなと思っていたら! 何と、
舞台下から現れちゃったよ!! 西浦の声優さんたちが横並びになってせり上がってきたんだよね。司会進行役の人の名前は聞きそびれてしまったけど、原作の大ファンだと言っていたな。検索して調べた(苦笑) 吉田アナという方だった。軽快なトークと突っ込みで色々と笑わせてもらったのは覚えているかな。あああと、最初にイベントのタイトルを言い間違えて観客席から
「ええ〜〜!?」って言われていたっけ(笑) 「おおきく振りかぶって〜俺らの夏は終わらない〜」なのに、「俺らの夢」って言っていたのだもの。で、そのブーイングに連載開始からファンだったから緊張しているとかそういうことを言っていたんだよね。
吉田アナが声優さんたちを紹介していくんだけど、このときも黄色い声が印象に残ったなぁ。メモにも声援が大きいって書いていたし(笑) 驚いたんだけど、鈴木さんとか下野さんってすごい人気があったんだね。鈴木さんは結構端役で名前はよく見かける程度の記憶しかなかったし、下野さんも「ラーゼフォン」が終わってからはしばらく名前を見なかったから芽が出なかったのかなぁと思っていたくらいだもの。最近の作品で声を聞いたとき、「ラーゼフォンの主役を演じていた人じゃないか」と思っていたというのに、気づいたらどの作品でも名前を声を聞くようになっていつの間の人気声優になったんだ!?と(苦笑) というか、この業界ってちょっと人気が出たら同時期にどのアニメにも出ていることって多いよね。今だと下野さんとか日野さんとか中村さんだってその一人。「おお振り」に出ていなかったら中村さんは未だに端役ばかりを演じていたかもしれないね。
声援が一際大きかったのが福山さんだった。福山さんに関しても、「コードギアス」でルルーシュを演じるまで、私はそこまで人気があるとは思っていなかった。……いや、まぁ、うん、声フェチだと豪語していてなんだけど、近年の私は声優に関して情報を積極的に仕入れていないから知らなかったんだけどね。私が一番夢中だったのって……福山さんより前の人たちのときだから。
声優さんが紹介されるときは、後ろのスクリーンにアップで写しだされているんだけど、谷山さんが紹介されていたときに下野さんがカメラの前に映りに行ったりしていたなぁ。どこの中学生だと心の中で突っ込みを入れていたけど、彼はそういうキャラなんだろうね。なんだか、どの作品でもアフレコスタジオで先輩声優さんたちからいじられそうなキャラだなと思った(笑)
この作品は知らない声優さんの方が多かった。西浦メンバーで知っていたのは谷山さんと福山さんと福圓さんと下野さんと鈴木さんくらいかなぁ。この作品で初めて知った人の方が多かった。というか皆若いなと思ってしまった(汗) 代永さんなんて最初名前を見たとき「誰??」と思ったっけ。中村さんは端役でよく見かける名前だなというくらい。更に言えば、上記は声のみで、顔を知っていたのは谷山さんと福山さんと福圓さんのみだったなぁ。谷山さんはネオロマシリーズで声をあてていたからというのがある。でも、「金色のコルダ」はアニメはまだ2話までしか見てないしゲームに至っては手つかずのまま。ただ、DVDでの声優トークはしっかり見ていたんで知っているのよね。ま、福山さんはこれにも出ていたけど、一番は「コードギアス」だろう。全巻買ったし(笑) 福圓さんはたまたま買った雑誌に水樹奈々さんと一緒のインタビュー記事を見たから。「DARKER THAN BLACK」だったかな。なので動いて喋っているのを見たのはこのイベントが初めてだった。そういう状態なので、メモを取っているときに誰がどの役だったかと思い出すのに時間がかかってしまったなー(苦笑)
女性声優は3人。紹介されたときのコメントで一番印象に残ったのが瑠里役の井上麻里奈さんだった。
「女性に囲まれたイベントは初めて」って言っていたのだけど、観客がああというような反応をしていたたな(笑) ということは、いつもは男性メインのイベントだったということなのかな。瑠里の声を聞いたとき誰なのか全然わからなかったんだけど、EDで名前を見て驚いた。「絶望先生」の千里役だったんだねー。私千里の声は好きじゃないんだけど、瑠里や「灼眼のシャナ2」でのフィレスのような声なら好きかなー。
声優の紹介が終わり、最初のコーナーは
「キャストが選ぶ好きなシーン」だった。
誰が選んだから、という紹介ではなく、話数の若い順からの始まり方だった。で、一番最初に選ばれたシーンは、三星戦で花井が田島を意識して、彼と同じようにフォークを打とうとしていたシーンだったかな。このシーンを選んだのは早水さん。ここで面白かったのが早水さんの
「あぁもう! 私がうるさい!」だった。どういうことかというと、モモカンが喋っているときに、早水さんがこのシーンを選んだ理由を話していたからだったと思う。OPのときもそうなんだけど、音量が大きすぎたんだよね。だから音がしている時に話されると何を言っているのかわからなかったという。声優陣は画面に見入っていて誰も話さなくなっていて、吉田アナが尋ねたのだったかな。観客席からの「聞こえなかった」という声で、早水さんがもう一度コメントしてくれた。で、早水さんが言っていたのは、三星戦で花井が自分の立ち位置を理解した回で、西浦が野球部としてまとまってきたからということだった。
次に選ばれたのは西広が初めてフライをキャッチしたシーンだった。選んだのは西広役の木村さん。理由は見せ場がここしかないから(笑) でも、そのシーンを改めて見て「自分で見てると可愛いですね」とコメントしていたなー。
観客席からも可愛いという声が聞こえてきて、それを聞いた中村さんが
「いいな。可愛いと言われて」とぼそっと呟いていた(笑) そうだよなぁ。中村さんの声はどうやっても可愛いとは言われない声だものなぁ〜。その後に「○さないでください」とメモしているのだけど、字が潰れていて何だか判らない(汗) 多分、中村さんが上記で言ったことに対して観客席から「可愛い」という声が聞こえての反応だったかと思うのだけど……。そういや中村さんはしきりに「シグマセブン」という名前を出して事務所をアピールしていたな。何故?? あと、同じ所属だからと福圓さんには優しい言葉をかけていて、誰かに突っ込まれていたような?
三番目は篠岡役の福圓さんが選択したシーンで、埼玉県予選開会式での西浦ナインの入場行進。
動きが皆バラバラだったのが可愛いと言っていたっけ。それからお母さんズも良かったとも。
前に紹介されたシーンが、自分のいいシーンを選んでいることに対して、自分は選んだんじゃない、皆が皆がと何やら強調していたなー。そしてそれに対して篠岡のモノローグが入ったりしていたので、突っ込まれていたっけ(笑)
四番目は水谷役の角さんが選んだシーンだった。やったー!と塁に出て「ナイバッチー水谷!」と言われたところ。
「水谷の初めての格好いいシーン」という理由で選ばれたらしいけど、このときの水谷って頑張っている三橋のためにも打ってやりたいと思っているシーンも良かったよね。声に気がいってしまう私には水谷の声は印象があまりなかった。このため、実は私は水谷に関してはあまり関心がなかったんだよね(汗)
ここでメモに残してあったのは、吉田アナが「熱闘甲子園のようだ」とコメントしたことかな。まぁ、確かに高校野球なのでまさにその通りだよね(笑) あとは「代永さんに敵意を向けないでください」と書いてあるけれど、何があったのかもう覚えてないな……。
五番目は栄口役の鈴木さんと巣山役の保村さんが選んだシーンだった。23話の栄口が不安になっているところに巣山が彼に「できっぞ!」と言ったところ。ここで、画面の巣山に合わせて保村さんが
「できっぞ!」と言ったので驚いた。驚いたと同時に嬉しかったなー。こういうサービスしてくれる人だったんだね。
しかし、とってもいいシーンだったというのに保村さんはこの後自分は三振だったんだよねと零していた(苦笑) それに鈴木さんが自分がダメだったら良かったのか!?と言うと、保村さん、「打てたのは俺のおかげだ!」って!(笑) 他の人たちに保村じゃなくて巣山だろうと突っ込まれていたよ。
ここでようやく映像中はコメントしないで見て、終わってからコメントをするような指示が入ったと吉田アナが言っていた。また、声優が話している間は司会もあまり話さないようにと上から指示が出たらしい。
六番目は田島役の下野さんと瑠里役の井上さんが選んだ、田島がシンカーを打つ場面だった。ここはBGMも良かったんだよねー。
三橋たちの「頑張れ!」の声にウインクして答える田島。そのウインクに花井と三橋と水谷だったっけ? そのときの三人の反応が面白かったなぁ。そしてそこからそれが始まった。臨場感溢れるBGMに合わせて観客席から手拍子が聞こえたの! というか、誰もが自然と手を打っていたように思う。私もメモを取る手を止めて同じように手拍子を打っていた。このとき、下野さんもリズムを合わせていて、代永さんは首振りしていたっけ。
そして田島が
「ここ!」と打つタイミングで心の中で言ったとき、下野さんも保村さんのように画面に合わせて生で言ってくれたのだけど……
ズレてしまっていた(汗)
次に田島がシンカーを打つと拍手、ボールが抜けると拍手、そして
「うっしゃー!!」で観客席から大拍手が発生した!
それが収まってからだったか、下野さんが
「喋っていいですか?」と断ってからこのシーンに対する思い入れを語ってくれた。コミックスを読んでいたときから演じたかったシーンであること、そして気合いを入れ演じられて良かったとコメントしていた。
同じくこのシーンを選んでいた井上さんは、キャストのトークに被るなという指示に従っていたのでコメントしていなかたのかな。ちょっと忘れた。そんな井上さんに喋らないからと下野さんがコメントを求めていた。
「付き合いたくないけど田島は神だ」
で、そう言った井上さんに対して早水さんが
「田島だけじゃ勝てないんだよ」とモモカン的な台詞を言っていたな(笑) いや、その通りなんだけど、絶妙なコメントだなぁと思った。
七番目は阿部役の中村さんと沖役の佐藤さんが選んだシーンで、三橋が限界を迎えてしまったところで阿部が一芝居打ったところ。沖は三橋を中毒だと思いつつもそのバックを守ろうと思ったとかそんなところだったかな?
このシーンを選んだ理由を話してくれるのかと思いきや、中村さんはシーンとは
全然関係のない話を始めてしまった(笑) 他の声優さんたちと比べて喋らないものだから、トークは苦手なのかなぁと思っていたらそうではなかった。中村さんは
高所恐怖症で、しかも暗所と閉所の恐怖症でもあるらしい。舞台下から登場して驚かしてくれたのだけど、このときとても怖かったらしくて今とても気分が悪いと言っていた。それだけでなく、
ガムを食べたまま出てきたと言っていた。なんでも時間がないから控え室から出てくれと言われて、ガムを噛んだままだったらしい(苦笑) ティッシュが欲しいと言ってたら、スタッフが持ってきたのでそれにガムを吐き出していた。いやいや本番中なのに凄い人だなと思った。マイペースなんだね。
このシーンのアフレコ時のエピソードで、聞きとれなくてもいいから怒号でお願いしますと中村さんは言われたらしく、そう演じただそうだ。テスト時は綺麗めな声だったのを、全部濁点ついているような感じでとも言われたと言っていたっけ。
このシーンを選んだ理由って、結局何だったんだろう? ガムとか高所閉所暗所恐怖症の三重苦がインパクトありすぎて覚えてないよ(汗) ああでも中村さんは佐藤さんに「佐藤さんも同じ理由で選んだんでしょ?」と言っていたな。これに佐藤さんはえらく動揺しているように見えた。え? あれって圧力だったの??(苦笑) ええと、何だったかな……演技して沖や花井に投手を代えると言う阿部に、それを聞いて立ち上がる三橋に感動する沖がどうとか何か言っていたと思うのだけど、ここはここで佐藤さんが周りから「泣くな」としきりに言われていた方が印象に残ってしまったな。佐藤さんってよく泣く人なんだろうか。
八番目は花井役の谷山さんが選んだシーンだった。そしてそこは私も一番好きなシーンでもあった。24話で三橋が自分は桐青に攻略されてしまったじゃないかとズーンと落ち込んでいるところへ、西浦ナインが三橋にエールを送るシーンとその後の試合終了までのシーン。ここでは泉のファインプレーに拍手が、そして審判が試合終了となる「アウト!」と言った声にの後にも拍手が起きた。
谷山さんのコメントは「なんだかんだ言って手のかかる子」だったかな。これは三橋のことだったと思う……というか流れからそれしかないか(笑) 他には「三橋のために皆が頑張った」ところだからというのと、やはりというか「花井が初めていいとこ見せた」からだと言っていたかな。そして最後に「何故自分一人だけここを選んだのかが不思議」と。
確かに。いろいろといいシーンはあったけど、私もここが一番好きなシーンだったので、複数人が選んでいると思っていたものだから結果に驚いた。映像流れているときに涙ぐんでいたしな。放送時も三回見て三回とも泣いていたけど、まだ泣けるくらいいいシーンなんだなと改めて思った。それなのに谷山さんしか選んでいなかったのは、やはり自分が演じた役が活躍するシーンの方がいいってことだったのかな(笑)
九番目は泉役の福山さんと三橋役の代永さんが選んだシーンだった。25話で三橋の家に行った泉がミーティングのまとめた総評を渡したところ。映像が流れたとき、「もうギリギリの試合はもう止めたい」という阿部のセリフでは笑いが起きていたな。
映像が終わるとコメントなんだけど、福山さんが
「代永と一緒が嫌だ」と言っていたなー。聞いた瞬間「しまった」と福山さんは思ったらしい。そして被るくらいならお笑いに走れば良かった、真面目に好きなシーンを選びすぎたと続けていた。代永さんって見た目からもういじられキャラだなと分かるんだけど、何かもう本当にいじられていたよ(笑)
アフレコ時のエピソードとしては、この総評コメントで「三橋」のところを「代永」と変えてテストしていたそうだ。
「代永はよく頑張った」というように。そしてこれは代永さんは知らされていなかったのでサプライズだったと言って、ここを選んだ理由と言っていた。
ここでも中村さんが
「俺はやってないけどね」と言っていたな。まぁ、阿部の場合名前が入っていないという以前に自分の感想だったんじゃないかと(苦笑) 苦笑というか皆で爆笑したんだけど(笑) 水谷と阿部はテストも普通にやっていたと誰かが言っていたのかな? メモしているんだけどここも覚えてないな(汗)
音響監督に話はしていたそうで、ここで言いだしっぺは誰だったかという話になって、それは自分だと谷山さんが言うと、速攻でそれだけは違うと周りから突っ込まれていた(笑) 原作を読んで誰ともなくやろうと言い出したらしいけど、最初に言うのが泉だから福山さんが始めると他の人も同じようにやったということで、言いだしっぺは福山さんということになっていたかなー。
キャストが選ぶ好きなシーンは以上で終わり。……って、こんな感じで書いていたらいつになったら終わるんだろうか(汗) でも、せっかくのイベントだし忘れないようにメモしてきたんだし、記憶が残っているものは残しておこうと思う。
おおきく振りかぶって〜オレらの夏は終わらない〜 イベント感想(内容2)
おおきく振りかぶって〜オレらの夏は終わらない〜 イベント感想(内容3)
おおきく振りかぶって〜オレらの夏は終わらない〜 イベント感想(内容4)
おおきく振りかぶって〜オレらの夏は終わらない〜 イベント感想(イベント終了後+α)
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評価:
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
¥ 4,300
(2008-05-28)
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