2006.03.05 Sunday
ローゼンメイデントロイメント 最終話「少女」
ああ、遂に終わってしまった。でも、翠星石が出てこないんだと思うとあまり見る気がしない……。
うーん。今回は水銀灯が良かったかなぁ。戦い続けてきて、その力の源を考えてから防御に徹しようとしていたものね。あと、どう見ても真紅の行動は戦っているというよりもお仕置きしているようにしか見えない(笑)
水銀灯の性格から、真紅たちと仲良くして、ジュンたちと暮らす生活なんて無理だろうなと私も納得。真紅への憎しみを一度だって失った事はないと彼女は言い捨てたけど、どこまでが本音なのかなぁと聞きながら思った。どうも、そうやって話せば話すほど、水銀灯が言葉とは逆の事を望んでいるように聞こえてしまうんだよねぇ……。
その証拠に薔薇水晶の攻撃から身をていして真紅を守っていたもの。真紅を倒すのは自分だと主張しているけど、前作ならともかく、メグに微笑むあの姿を見たら嘘だって思ってしまう。最期に「ごめんね……メグ」と言って事切れた水銀灯を見てまたぶわっと溢れてきてしまったよ……。
それまで真紅は水銀灯の事情を全く知らなかったので、彼女のローザミスティカを吸収した時にそれらを知って愕然とするよね。真紅はもう水銀灯に対してマイナスの感情は持っていなかった筈だよね。いや、仮に持っていたとしても、水銀灯がメグの事を思って戦っていたと知ったらそりゃあ唆した薔薇水晶に対して怒るよ。
それまで動かなかった“お父さま”が戦いの場に現れて、水銀灯を見て何もアクションを起こさなかったのであれ?と思った。
あと、他のローゼンメイデンの力を使っていたので、彼女らのローザミスティカを取り込むとそういう効果があるのかと驚いた。普通に考えたら充分あり得る事なんだけどね。でも、それを見ていてますます疑問に思った。技を吸収して戦って勝利を得たら「アリス」に本当になるの? 理想の少女は戦う事なんてそもそもしないのではないの? というか、理想の少女って何さ? この場合はローゼンが理想とする少女しかないんだろうね。
また似た事を書くけど、戦って競わせてアリスになれって言うのは誰が見ても変な事だと思う。だって本当に戦わせているのだもの……。それなら同じものを作ればいいんじゃないの? なんでああも個性的な彼女たちを生み出したの? 勝手な思いで彼女らを作って、それが求めたものじゃないから戦わせるなんて、“お父さま”などと呼ばれる資格なんてないと思う。
などと熱くなっていたら戦いが終わっていたよ(笑) 不可解なのがもう一つ。負けが確定したのにどうして薔薇水晶はあそこで笑っていたのだろう? そして登場した時のように真紅の言葉を繰り返すのも変だった。ジュンと鉢合わせた時に「真紅は何処!?」と聞いていた姿も常軌を逸していた気がする。
ジュンの言葉の方がよほど“お父さま”っぽい発言だよ。彼は親ではないけど、あれこそが心から彼女たちを心配する家族の言葉だよね。親だったら普通は戦えなんて言わない。
今まで“お父さま”だと思わせぶりに登場していた人形師が“お父さま”じゃなかったというのが最大の驚きだった。してやられた(笑) 薔薇水晶にとっては“お父さま”だけど、真紅たちの“お父さま”じゃなかったんだね……。というか、真紅たちってローゼンの顔は覚えていないんだっけ?
今までほとんど喋らなかった彼がここに来てよく喋っていたな。というか、よくいるタイプの人間だったのねーと知ってがっかりしたよ(笑) 当たり前だけど、彼にとっては薔薇水晶だけが大事なんだね。だから戦い破れた水銀灯を見ても何もしなくて、真紅に執着していたのもローゼンを越えたかったから。薔薇水晶も同じだったんだね。
初めて薔薇水晶の左目が見えた。普通についているのに何故眼帯をしていたのかなぁ。それはともかく、色々あったけど、薔薇水晶が本物の光に耐えられなくて崩れ始めた時に、人形師がローザミスティカを出すんだと言って彼女を心配していた姿は本物だったね。彼女の事を大事にしているのが伝わって来た。ただ、人としてはあそこまで人形に執着している所で引いてしまうな(苦笑)
やっぱりさ、一人しか認めないというようにしか聞こえないローゼンの姿勢は間違っている。ジュンのように皆をあるがまま受け入れるのが正しい家族のあり方だと思う。……って、これって家族がテーマの作品だったっけ? そりゃBLOOD+だったよ(笑)
なんて思っていたのに、最後の真紅の言葉がまた不可解だ〜。アリスゲームだけがアリスになる方法じゃないって? それなら今までのあれこれはいったい何だったの? 単に真紅たちが戦う事でしかアリスになれないと思い込んでいたというオチなのか?
でもまぁ、金糸雀と水銀灯が復活していて、水銀灯がメグににこっと笑っていたのがとても良かったよ! 翠星石も元に戻っていたし! でも、蒼星石と雛苺はまだ眠ったままだったのね(泣) 二人のローザミスティカを持っていると思われたウサギと、晴々とした表情の薔薇水晶が何処かに行く姿はいったい何だったのだろうか? 次は彼らから真紅が蒼星石と雛苺のローザミスティカを取り戻す話ができるよ〜という伏線なのか? しかし、目から薔薇を出すのはかなり気持ち悪いので止めて……。
とうとう終わってしまった。最後は仕方がないとはいえ、シリアスな話になってしまうのが残念だなぁ。やっぱりジュンたちと楽しい生活をしている話を見る方が好きだったからねー。三作目が可能なら、戦いがない話でまとめてやってくれないかなぁとついつい思ってしまうよ(笑)
うーん。今回は水銀灯が良かったかなぁ。戦い続けてきて、その力の源を考えてから防御に徹しようとしていたものね。あと、どう見ても真紅の行動は戦っているというよりもお仕置きしているようにしか見えない(笑)
水銀灯の性格から、真紅たちと仲良くして、ジュンたちと暮らす生活なんて無理だろうなと私も納得。真紅への憎しみを一度だって失った事はないと彼女は言い捨てたけど、どこまでが本音なのかなぁと聞きながら思った。どうも、そうやって話せば話すほど、水銀灯が言葉とは逆の事を望んでいるように聞こえてしまうんだよねぇ……。
その証拠に薔薇水晶の攻撃から身をていして真紅を守っていたもの。真紅を倒すのは自分だと主張しているけど、前作ならともかく、メグに微笑むあの姿を見たら嘘だって思ってしまう。最期に「ごめんね……メグ」と言って事切れた水銀灯を見てまたぶわっと溢れてきてしまったよ……。
それまで真紅は水銀灯の事情を全く知らなかったので、彼女のローザミスティカを吸収した時にそれらを知って愕然とするよね。真紅はもう水銀灯に対してマイナスの感情は持っていなかった筈だよね。いや、仮に持っていたとしても、水銀灯がメグの事を思って戦っていたと知ったらそりゃあ唆した薔薇水晶に対して怒るよ。
それまで動かなかった“お父さま”が戦いの場に現れて、水銀灯を見て何もアクションを起こさなかったのであれ?と思った。
あと、他のローゼンメイデンの力を使っていたので、彼女らのローザミスティカを取り込むとそういう効果があるのかと驚いた。普通に考えたら充分あり得る事なんだけどね。でも、それを見ていてますます疑問に思った。技を吸収して戦って勝利を得たら「アリス」に本当になるの? 理想の少女は戦う事なんてそもそもしないのではないの? というか、理想の少女って何さ? この場合はローゼンが理想とする少女しかないんだろうね。
また似た事を書くけど、戦って競わせてアリスになれって言うのは誰が見ても変な事だと思う。だって本当に戦わせているのだもの……。それなら同じものを作ればいいんじゃないの? なんでああも個性的な彼女たちを生み出したの? 勝手な思いで彼女らを作って、それが求めたものじゃないから戦わせるなんて、“お父さま”などと呼ばれる資格なんてないと思う。
などと熱くなっていたら戦いが終わっていたよ(笑) 不可解なのがもう一つ。負けが確定したのにどうして薔薇水晶はあそこで笑っていたのだろう? そして登場した時のように真紅の言葉を繰り返すのも変だった。ジュンと鉢合わせた時に「真紅は何処!?」と聞いていた姿も常軌を逸していた気がする。
ジュンの言葉の方がよほど“お父さま”っぽい発言だよ。彼は親ではないけど、あれこそが心から彼女たちを心配する家族の言葉だよね。親だったら普通は戦えなんて言わない。
今まで“お父さま”だと思わせぶりに登場していた人形師が“お父さま”じゃなかったというのが最大の驚きだった。してやられた(笑) 薔薇水晶にとっては“お父さま”だけど、真紅たちの“お父さま”じゃなかったんだね……。というか、真紅たちってローゼンの顔は覚えていないんだっけ?
今までほとんど喋らなかった彼がここに来てよく喋っていたな。というか、よくいるタイプの人間だったのねーと知ってがっかりしたよ(笑) 当たり前だけど、彼にとっては薔薇水晶だけが大事なんだね。だから戦い破れた水銀灯を見ても何もしなくて、真紅に執着していたのもローゼンを越えたかったから。薔薇水晶も同じだったんだね。
初めて薔薇水晶の左目が見えた。普通についているのに何故眼帯をしていたのかなぁ。それはともかく、色々あったけど、薔薇水晶が本物の光に耐えられなくて崩れ始めた時に、人形師がローザミスティカを出すんだと言って彼女を心配していた姿は本物だったね。彼女の事を大事にしているのが伝わって来た。ただ、人としてはあそこまで人形に執着している所で引いてしまうな(苦笑)
やっぱりさ、一人しか認めないというようにしか聞こえないローゼンの姿勢は間違っている。ジュンのように皆をあるがまま受け入れるのが正しい家族のあり方だと思う。……って、これって家族がテーマの作品だったっけ? そりゃBLOOD+だったよ(笑)
なんて思っていたのに、最後の真紅の言葉がまた不可解だ〜。アリスゲームだけがアリスになる方法じゃないって? それなら今までのあれこれはいったい何だったの? 単に真紅たちが戦う事でしかアリスになれないと思い込んでいたというオチなのか?
でもまぁ、金糸雀と水銀灯が復活していて、水銀灯がメグににこっと笑っていたのがとても良かったよ! 翠星石も元に戻っていたし! でも、蒼星石と雛苺はまだ眠ったままだったのね(泣) 二人のローザミスティカを持っていると思われたウサギと、晴々とした表情の薔薇水晶が何処かに行く姿はいったい何だったのだろうか? 次は彼らから真紅が蒼星石と雛苺のローザミスティカを取り戻す話ができるよ〜という伏線なのか? しかし、目から薔薇を出すのはかなり気持ち悪いので止めて……。
とうとう終わってしまった。最後は仕方がないとはいえ、シリアスな話になってしまうのが残念だなぁ。やっぱりジュンたちと楽しい生活をしている話を見る方が好きだったからねー。三作目が可能なら、戦いがない話でまとめてやってくれないかなぁとついつい思ってしまうよ(笑)