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Fate/stay night 〜Unlimited Blade Works〜 映画感想3

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 器にされてしまった慎二には苦笑を誘う。ゲームでは内面を語っているからか、長々と描かれていたのだけど、外から見るとこうなるんだなぁと思うことができた。その、肉の塊へと向かう前とか慎二を見つけるまでとかかなり時間が経っていたような気がするので。しかしサクサク進んでいくので、歩きにくそうとか凛の感情が読めなかったのが残念だと思う。

 その凛を聖杯へと向かわせるために、ギルガメッシュと対峙した士郎。ええと、当初の作戦ではセイバーが戦うはずだったのに、アサシンに足止めされてしまったものね。彼のマスターは誰なのか、という謎に驚いた記憶もあるな。確かにキャスターは魔術師だけど、召喚される側のサーバントがサーバントを召喚するとは思いつかなかったものだから。しかも竜堂寺に繋ぎとめられていた、というのも二重で驚かされた。人間でなくても魔力があればいいんだ……と。
 ギルガメッシュみたいな出鱈目に強いサーバントに唯一対抗できるのが士郎というのは複雑な思いだった。アーチャーがやられてさえいなければ、この場に立っていたのは彼だったのになぁと。まぁ、主人公だものね。この時点でさえ士郎が格好いいとは思えないという自分に苦笑してしまうな。アーチャーと決着後のことだし、彼の技も理解して使えるようになったのだし適任ではあるとは解る。解るが感情の部分で納得いかなかっただけなんだけど。
 そうそう、この話でギルガメッシュはアーチャーや士郎のことを偽物とかフェイクとか蔑んでいたんだよね。そしてそんな格下だと思っている人間に見事に敗れ去る王様(笑) 固有結界の中での士郎の奮戦っぷりは見事だったと思うよ。しかし彼はいつも傷だらけだな……。
 しかし止めを刺したのは士郎じゃないんだよね。彼は聖杯がギルガメッシュを取り込もうとしてなかったらどうしたんだろうか? アーチャーは自分自身だから殺してもいいと言っていたから例外として、人を殺さないを信条としているのだから、完膚なきまでに叩きのめすだけに終わっていたんだろうか?
 聖杯がギルガメッシュを取り込もうとしたのは、依り代となる慎二が助け出されたしまったからだったかな。終わったのか、と思ったら突然黒い丸が現れて引きずりこもうとするあの絵はとても気持ちが悪かった。

 セイバー対アサシン戦。絵は全般にわたって綺麗なんだけども、短いのが残念だったな。でも、長々と説明文を読んでいなかったら、剣の勝負というのはこんな風に一瞬で決まってしまうのかもしれないね。アサシンの台詞はちょっと笑ってしまうものの、これも印象的なものはカットされていなかった。他に感想は……ないかもしれない。言葉にするならゲームをすればいいし、そうでないなら映像を堪能すればいいし。

 そして上記したけどあっさりと慎二を助け出していた凛。確か、あの肉の塊の中へ入る前と入ってからと慎二を見つけるまで、色々と説明があったはずなのにね。でもまぁ、省いてもいいところなのは確かかな。何せ慎二を担いで外へ出るところが一番大事だから。ただ、どれだけ時間が経過しているのかが分かりにくいかな。学校へ行っていたときは、数分前は朝だったのが、次のシーンで屋上で話しているときには夕方になっているという実に解りやすい映像だったのだけど。その時間の経過が解りずらいので、凛が挫けそうになるというのにも彼女が忍耐力がないように見えてしまうのが残念だった。 
 それはともかく、挫けそうなときに凛を助けたのがアーチャーだったというのがまたいい。対士郎戦では死んだと思わされたので。アーチャーはマスターを失っても二日間は地上に残ることができると言っていたっけ。ギルガメッシュや聖杯のことは士郎たちに任せ、もしものときのために待機していたんだね。

 で、自分から解約したのに凛の危機を救うというのがまたいい。士郎はもともと凛に憧れていたし、命の恩人だしで、アーチャーはずっと凛のことが好きだったんだろうな。だからマスターがいなくても彼女が大事だったと。そして感想の始めに書いた凛の好きな台詞から、凛にとっても苦楽を共にしてきた以上に思い入れがあったんだなと知られて嬉しい。

「私のアーチャー!」

 本当にこの台詞は嬉しかったよ。もともと単体で二人のキャラが好きだったというのもあって、この台詞で私の中では弓凛が好きになった瞬間だったのかも。
 ああ、そういや、映画では一切語られていなかったのが残念だったのが、凛の夢。記憶が混乱していると嘘をついて凛に真名を教えていなかったアーチャーだけど、凛には彼の心象風景?記憶?を夢で見ていたのにね。映像としてはあの地面につき立った無数の剣とかその先で何本もの剣に刺し貫かれて立ったまま絶命しているらしきアーチャーの後ろ姿も描かれていたのだけど、その映像は士郎も見えていたしなぁ。凛がいつアーチャーが士郎だと知ったのか、という独白もなかったし……。物語全体から見たら不要と判断されてしまったのはとても残念。

 とまぁ、こんな感じかな。思い出せるのは。もっと短く書くつもりだったけど、長々と書くのがこのブログだったので、これでいいんだろうと思うことにする(笑)
 ラストの30分はゾクゾクしていたと書いたけど、凛とセイバーの契約シーンとか、拳で決着をつけた凛とか、アサシン対セイバー戦とか、アーチャー対ランサー戦とか士郎対ギルガメッシュ戦とか、アーチャー対士郎戦とか、本当に続々しっぱなしだったよ。

 1800円だったら嫌だけど、1000円だったら見てもいいかというに気にさせられる。次は「ハルヒ」にしようかなーと思っているけど、150分も椅子に座りっぱなしというのがネックだな。「なのは1」でもいいかもしれないと上映時間を見て考え中〜。

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at 23:45, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 〜Unlimited Blade Works〜 映画感想2

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 ライダーを失った後に言峰のところへ行った慎二が新たに契約を結んだのはギルガメッシュ。性格はともかく、この高校生っぽい服装とか容貌が一番好きかな。善人になっていた少年も良かったが。この辺りでようやく私は話をほぼ思いだしていた。そしてイリヤのあんな姿はやっぱり見たくなかったなぁ……。TVだったらハッキリ描かれなかったかもしれないのだろうけど、劇場版だと彼女の抜かれてしまった心臓が描かれていてひ〜〜〜っ!と思った(汗)
 で、バーサーカーが倒されてからイリヤが殺されるまでもがまた早かった。でも、凛のいいシーンが動いて見られるというのが嬉しいことだなとも思っていた。UBWが映画化されたのなら、可能性として桜がメインヒロインのシナリオの映像化もあり得るのだろうか? まぁ、基盤はPS2版となってしまうんだろうけど。プレイしていたときは、PC版ではここがそういうシーンだったんだろうなぁと思っていたっけ。PS2版でアレだったら、オリジナルはもっと濃厚だったのかなぁとか。後は残虐性も一番だったっけ。あそこでも凛のいいシーンとかイリヤのいいシーンがあるから、その部分だけは好きかな。士郎の選択はちょっと……だったけど。

 どんなものかなぁと見に行ったのだけど、ラストの30分(になるのかな?)のシーンで見て良かったと思えるようになったよ! 何せもうゾクゾクしっぱなしだったので!(笑)

 そりゃもう絶対に外せないシーンが連続していたからねー。というか、この映画って、凛とセイバーの契約シーンのためにあるようなものじゃない? バランスのとれた戦闘力を持つセイバーなのに、士郎の魔力が未熟なために大変な思いをしてきたから、ここで凛という優れた魔術師というマスターを得たセイバーは完全無欠なのではないかと。しかし、折角のベストパートナーになったというのに、後半セイバーの活躍の場が限られてしまったというのが残念でならなかったなー。

 それと、自ら契約破りを願い出たアーチャーにショックを受けている凛が可愛かった。数ある台詞の中でも好きな台詞が後に出てくるけど、このシーンがあってこそ感動できるんだなと思った。
 そして士郎は割とあっさりと干将莫邪を復元できていた。進行早い早い。壊れてもすぐに再生できちゃっているし。それでもアーチャーには敵わない。戦力の違いが歴然としている中、即座に撤退する判断は見事だと思う。
 そしてこの後の凛が内面を告白するシーンではゲームにもあった映像が使われていた。違うのは士郎の顔がすぐに見えたってこと。話が前後してしまった(汗) ま、いいか。
 残念だったのはランサーが味方になったときの会話が少なかったことかな。結構喋っていたと思うのだけど、悉くカットされていた。でも、凛を助けるところはしっかり描かれていたなぁ。マスターたる言峰に「死ね」と言われてすぐに槍を自身に刺したところも、映像で見ると衝撃的だった。本当に有無を言わさずにやっていたから。で、心臓を刺し貫いてもその後に言峰を刺し、凛に手を出そうとした慎二にも攻撃して彼女を助けたシーンはとても良かった。男性キャラではアーチャーとランサーは同じくらい好きなんで。

 アーチャー対士郎戦では剣戟のシーンは良かったと思う。ここで見ているだけしかできないセイバーというのもまたいい。そして自分の理想通りの生き方を貫いた結果が後悔と絶望というアーチャーに対し、これから未来を進んでいく士郎との対比というのが見られる一戦でもあった。最初からなのか、戦いの中で思い出したのか、途中で悟ったようなアーチャーがまた良い。というか、自分が複製した剣を砕かれた時点で勝ちを譲ったようにしか見えないなぁ。いや、本気で戦っていたのはわかるけど、アーチャー好きなんでそうとしか考えたくない(笑)
 しかし、今回も度々出てきたのだけど、アーチャーの後姿はやっぱり格好いいなぁ。士郎が憧れるのも分かるよ。あと、竜堂寺(だったか?)でのキャスターとの戦いは士郎とアーチャーの会話がちょっと好きだな。結局、根っこのところではアーチャーもお人好しなところがよく出ているので。

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at 01:28, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 〜Unlimited Blade Works〜 映画感想1

 前売り券がとても高い、と友人Yから言われていたのだけど、公式サイトを見たら1500円だったのでそれだったら許容範囲かなぁと思っていた。しかし特典のポスターはいらないなぁなどと考えていたらいつの間にか公開されていた(汗)
 前売り券がないなら映画の日かレディースデーしかないな、いや、前売り買わなくて正解じゃないかと思った(笑) そんなわけで、休みの前の日ということもあって10日に見に行った。帰る頃には雨が降ると予報が出ていて少し考えてしまったけど、やはり休みの前日というのは大きい。しかし始まりが20時半からのしか見られないので、その間の時間潰しが困った。仕方がないので久しぶりに夕食を外で食べていた。

 チケットが当日にしか買えないというのを知って正直困ってしまった。どう頑張っても映画館に到着するのは19時なので、席が埋まっていたらどうしようと思ったからだ。しかしどうにか真ん中の席を取ることができた。後ろの方ではあったけど、実際に座ってみるとちょうどいい距離だった。
 小さな映画館だったので、寧ろ後ろの方がいいかもしれない。初めて行ったところだったのだけど、シートの座り心地はあまりよくなかった(汗) しかも横幅が若干狭かった……。そう思ったのは、両隣に座ったのが太った人からかもしれないけど(苦笑) 私の腕は細いとは言い難いものだけど、そんな私よりも1.5倍は太い腕だったんだよね……。後は背もたれが低かった。頭の後ろには何もないので、思い切り伸びができなかったなぁ。

 私は本編はPS2版しかやってなくて、その後で「Fate/hollow」をやった。しかしプレイしたのはだいぶ前なので映画が始まってしばらくはこんな話だったっけ?と首を傾げていた。本当に忘れていたようだった(苦笑) だから、あれこれ考えないで見ることができた。
 実は先週(上記のチケットが当日にしか買えないと知った日)にパンフレットだけを買っていて、インタビュー記事を読んでいたんだよね。で、時間が100分であることと、重要なところだけをピックアップして制作していた、という作品であることは承知していた。それをどんな風に見せてくれるのかを楽しみにしていた。
 私がこの作品で一番好きなキャラは凛で、カップリングだったら弓凛になる。で、凛がメインのUBWが当然好きだった。忘れていた、と上記したけど細かいところまでは覚えていないということで、覚えているシーンはちゃんとあるよ。ただ、それが好きなキャラに関してだけなので、士郎が好きではない私としては彼に関するシーンは記憶していなかったというだけで。主人公ってのは大いに活躍するものだから、彼が好きではないからほとんどを忘れてしまったというワケだね(苦笑) だから映像を見て、ああそうだったそうだったと思い出していた。

 オープニングは当然凛がアーチャーを召喚するところとか、セイバーの「問おう。貴方が私のマスターか?」はしっかり描かれていた。衛宮家の日常も。で、セイバー召喚のところまで駆け足に描かれていて、オープニングはそこまで。
 次に言峰のところへすぐに場所が変わっていて、セイバーの雨合羽姿も少しだけ登場。そこでは言峰の「喜べ少年」という台詞がちゃんと言われていた。で、当然ながら対バーサーカー戦も。しかしこれもまた短かったな。でも、アーチャーの遠方からの攻撃の映像がとてもよかった。
 あれよあれよという間に進んでしまうので、ライダーが退場するのが早かった。あと、凛とセーバーが衛宮宅へ同居するところも一気に進んでいたし、そんなスピードだからか藤ねぇと桜の出番が少ない少ない(汗)

 そういやUBWではイリヤも出番が少ないんだよね……。初登場時に彼女はクスクスと笑っているのだけど、その笑いが不自然だったのがとても気になる。前はもう少しマシな演技だったと思うのだけど、そこが残念だったなー。
 それから、慎二の声を聞いてそうだそうだ神谷さんだったんだと思いだした。この頃はまだ主人公格の声はあまりやっていなかったのかなー。
 声の話をすれば、全然変わっていないのが嬉しいな。ええと、確か川澄さんがセイバー役を演じるまではお嬢様とか大人し系のキャラが殆どだったんだっけ? セイバーは確かに可愛いのだけど、戦うときの声とか大丈夫なのかなぁと当初思っていたような気がする。アフレコでは同窓会のような雰囲気だったそうで、役にもすんなり入れて辻谷さんの指導はなかったとかいらなかったとか、そんな話を聞いたなぁ。

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at 01:47, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night まとめ感想

 カテゴリには先週の内に(終了)と入れてしまったのだが、最終話の感想を普通に終わってしまったなぁと思ったので、何か書こうと思う。まとめとタイトルには書いたけどそんな大したことは書かないけど(笑)

イリヤ

 私の描く絵は所詮落書きなので荒い。ただでさえ荒いというのに、時間をかけないものだからこんな程度だ(苦笑) イリヤは初めて描いたけど、もう描くことなんてないだろうなぁ。

 「Fate」との出会いは昨年の暮れだったかな。友人Yがはまっていたからそういうゲームがあるのを知った。そのときはYがはまるくらいなのだから面白いんだろうなと思っていたな。冬コミの帰り、そのままYの家に泊まって、とりあえずアニメ化に先立って発売されていたDVDを見せてもらった。更に彼女はゲーム画面も見せてくれたのだが、私は殆ど興味を示さなかった。
 そもそも私は強制されるのが嫌いで、されればされるほど逆にしようと思っていてもその気持ちがなくなる傾向がある。今年の末にPS2版で発売されるのを知って、どうしようかなと思ったけど、今その気持ちは萎んでいる。
 だいたい、PCゲームってMacユーザーを全く考慮していないので、強制云々以前に反発を覚えているのも仕方のないことだろう(笑) でもまぁ、元は同人らしいのでそれも仕方がないか? ともあれ、最初の段階でマイナスイメージだったのよね。だから友人が話をしようとしていても興味を示さなかったのだ。

 しかし、TVアニメなら話は別だ。だってお金をかけずに視聴できるのだから、これは見ないと損だろう。何しろ友人Yがはまった作品なのだから。
 絵は綺麗だった。たまにおかしいと思うところもあったけど、微々たるものだと言える。何よりOPが良かったので、見てみようという気にさせた。話は知らなくてビジュアルでしか知らなかったキャラたちについても、初めて見たときから私は凛が好きになるだろうと思っていた。でも、一声聞いたときにイメージしていたのと違っていたので、登場してすぐに「いい!」とは思っていなかったのだけどね。
 アーチャー召還のときに何やらあったそうだけど、それが削られていたのが残念だったなぁ。しかし、この二人が立っている姿を見て弓凛がいいと思った。それをYにメールしたら「やっぱり」と言われた(笑)

 本編は、アーチャーが消えてしまう回はとても良かったけど、その後は説明をすっ飛ばしてラストまで走ったように思われた。だからもう全体の話ではなくキャラをメインに見ていたなぁ。でも、アーチャーが消えてしまった時点でその楽しみも半減していたので、本当にただ見ているだけだった。
 何で24話で終わってしまったのか不満だったな。2クールあるのならきちんと26話すればいいのに、最近のアニメはおかしいと思う。だったらもう少しこの作品もよくなっていたんじゃないかなぁ。ともあれ、半年間はそれなりに楽しめた。
 アニメスタッフに直接コメントする場があったのかどうかは知らないけど、構成で失敗してしまったとはいえあれだけの作画を維持し続けたのは素晴らしいと思った。

凛

 感想を書いて嬉しかったのはコメントをいただけたことだった。ただ、ゲームが原作のアニメの場合、プレイ済みの人が書き込んでくれていたようだった。だから始めの頃はネタばれコメントされていて困ってしまった(汗) 色々考えさせられることがあったけど、本当にありがたかった。
 最後に、毎週長々と思ったことを書いていたこの感想を読んで下さった人もありがとうと言いたい。そしてこれからも読んでもらえるような記事を書いていきたい。

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 ……毎回思うのだけど、お絵描きは時間と気力と体力を消耗してしまうなぁ。今日は早く帰って来れたというのに、気づけばもうこんな時間(汗) さて、来週からは木曜日は何を書いていこうかな。

at 23:55, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 最終話「全て遠き理想郷」

 朝、見やすいようにと編集したら、いきなり画面が真っ青になったので驚いた。よく考えてみたら今日で最後だったんだーと思い、続けていると朝から縁起の悪い言葉を見てしまった……。いや、心臓に悪いなと思った。今、もう一度見ているけど、黒のバックに赤い文字というだけでも禍々しいのに、映っている文字が「死ね」なんだものね……。そういえば、先週士郎は綺礼に泥のようなものをかけられていたんだっけ? あと、CMがなかったのには驚いた。
 最後の辺りはちゃんと見ていなくてよく解っていなかったのだけど(笑)、あの泥のようなものが聖杯の呪いとやらで、切嗣は死ぬまであの精神攻撃にさらされていたと。うーん。最初は今は珍しい(と思う)“荒らし”とやらと思ってしまったではないか(笑) 確かにあんなのをずっと見せられると陰鬱な気持ちになってしまうだろうなぁ。
 あの亡霊のようなものは、士郎を死に引き摺りこもうとしていると見て間違いないのかな? しかし、心が成長した士郎にとって、こんな攻撃をはね除けるくらいどうってことないだろう。この世の邪悪とか言っていたような気もするけど、映像を見ていると死者が生者を取り込もうとしているようにしか見えなかった。そして、死者が生者に適う筈がないのだ。引き摺り込まれるというのは、心によほど隙間がある人なんじゃないだろうか? というか、あの手も文字もウザい! ウザすぎる! そりゃ士郎も怒りのパワーではね除けるよ(笑)
 撃ち破った士郎に驚きつつも、士郎の行動に「もはや万策尽きたということか」と綺礼は言っていた。しかし、見ていた全員が思ったに違いない。士郎はもともと策なんて練っていないって(笑) 本人もそう言っていたし〜。解っているような顔をして、綺礼は士郎のことを全然解っていなかったんだな。いや、もとより彼は他人に興味がないようだから知る筈もないじゃなくて知ろうとも思っていなかったんだろうね。綺礼にとって、こういう単純バカは一番扱いづらい対象なんではないだろうか。何をしでかすかわからないものね。

 一方、セイバー対金ピカは、金ピカが相変わらず優位を保っていて、どうやったら勝てるのかとヒヤヒヤした。諦めないのはいいのだけど、このままだと消耗して戦えなくなるのでは……。どうして鞘を使わないのだろうか?
 と思っていたら何か光っていた。セイバーの言葉を思い出してイメージし始める士郎だけど、彼の体内から鞘は取り出した筈ではなかったっけ? どうして二人の前に現出したのか、ちょっと判らなかったけど、このおかげで二人のダメージが消えたのは間違いないのかな? ええと、綺礼が投影魔術に驚いていたことから、セイバーの前に現れた方が本物?? ……まぁいいか。前回出てきたときも、金ピカの攻撃を跳ね返していたよね。あのときは金ピカもあっさり引き下がってしまったのだけど、今回も彼の攻撃を跳ね返していた。ところで、寺を破壊しまくっていたのだけど住民は大丈夫なのか?
 描かれていることがよく判らないことが多い中、セイバーが攻撃をしかける時に鎧が光となって消え、剣の方へ流れていったシーンでは、魔力の全てを剣に宿らせているんだなというのだけはわかった。防御していないから攻撃を喰らったら最後、決死の攻撃ってやつだね。
 反対に士郎の方はあっさり決着が着いたなぁ。綺礼って強いんじゃなかったの? ぼーっと突っ立って、士郎に刺して下さいといわんばかりに無防備に見えた。しかし、正義の味方だと言っても殺人はいかんだろうと場面にそぐわないことを考えていた。
 セイバーの方も戦いが終わっていた。まさに一撃必殺の技。アヴァロンってそういう意味だったのかーと金ピカの解説に感謝しつつ(笑)、彼は髪を下ろしていた方がいいではないかと思っていた。そしてセイバーの頬に手をあてたとき、ああいう風に触れることができるのなら違う道を歩めただろうにと思った。まぁ、死の間際だからこその行為なんだろうね。だって、その後の「許そう」発言に正直吹き出してしまった。まぁ、彼はそういうキャラでしかなかったということで……。
 凛のことをどこぞの娘と言っていたのに驚いた。そしてあれから10年経ったのだと、自分が衰える筈だも呟いて、彼は呪いの泉に落ちていった。それはいいんだけど、綺礼っていったい何歳なの? 50、60ならその発言もありとは思うけど、30代でそれはちと早いんじゃないかと正直思った。士郎のような10代の方がまだ未発達なので届かないとさえ思ってしまうのだけど……。20代ならば綺礼があっさりやられても納得がいくかな。まぁ、綺礼が不摂生な生活をしていたと考えて、更にこれは物語なので都合良く終わるものなんだと思うしかないか(苦笑) まぁ、解放されたイリヤを受け止めて、彼女を見る士郎の目がお兄ちゃんしていて良かったのでいいとしよう。

 聖杯を破壊すると言うセイバーに対して、士郎はまた迷い始めている? 今回はいままでと違う表現方法なのが新鮮だったな。彼のモノローグを聞いていて士郎を褒めたくなった。最初の独白は、士郎の希望というか我が儘であって本当にセイバーを想っての発言ではない。でも、ちゃんと「それは違う」と言った士郎を褒めてやりたいと思った。
 聖杯を壊すシーンでセイバーが剣を掲げた絵は、OPで毎回見ていたものだったのね。そしてあれは聖杯を壊すシーンを描いていたんだとわかった。しかし、これまでどんなことがあっても解けなかったセイバーの髪が解けていたのには変だと思ったけど……。ところでイリヤはどこに行ったの?

 ようやく戻った日常のシーンだけど、正直もうどうでもいいと思った(笑) あ、でも藤ねぇとイリヤが楽しそうにしているのを見られたのは良かった。遊んでもらえてイリヤ良かったねーと言いたい。それと、桜が他の女生徒と一緒に登校しているのを見て本当に驚いた。え? 何? もう士郎には執着しなくなったということなのか? 弓道大会でも好成績を上げて注目を浴びていたし、彼女も事件後に成長したってことなのか?
 アーサー王の最期で物語が終わったのはいい。だけどね、彼女の最期を看取ったベリビエールってどう見ても男だよね? なんで、声が女なんだよ? 最後の最後で評価が落ちたのは言うまでもあるまい。確か、以前もセイバーの息子が出てきたけど、その時も女性の桑島さんが声をあてていたね。まぁ、あの絵だと10代にしか見えなかったからと考えてやる余裕もある。桑島さんは好きだし。だけど、今回のこれはどう見ても変! 何であの歳で声が女なの!? いったい誰がキャストを考えたの? 女性を起用するにしても、もう少しハスキーな声だったらいいけど、明らかにコレは不自然極まりない。
 ちょっとしか出てこないキャラだからという考えだとしたら最後の最後で作品を穢してくれたなというのが私の感想だ。あの身体であの声はあり得ないだろう……。そして私の中でこの作品の評価はとても低いものになるな。本当に残念だ……。このゲーム、PS2では声なんてあるのかな? もしそうだったらいらないかな。なぁんて、せっかくの最終話なのに、声に過剰反応して締めくくるなんて……。

 ああ、そういや資料手に入れたから、絵でも描こうかと思っていたのに結局出来いまま終わってしまったなぁ。友人の賀状絵のためだけにその資料は使いそうだな(笑)

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at 23:59, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 23話「聖杯」

 凛が……凛がやられちゃっているよ!!(泣) ああ、なんて苦しそうな表情……! しかも髪まで血でべっとりじゃないの。あの後綺礼がイリヤを攫うために士郎の家に行き、凛に攻撃したんだろうね。そして凛も綺礼には適わなかったという事だろう。あ、でも知り合いだから凛は油断していたのかもしれないな。桜に刺された時以上に出血しているのは確実だな。いずれにせよ、見たくない展開だ……。
 戻って来てすぐに異変を察知するという事は、それだけ凛が危ないという事なんだね。明かりがついた部屋は……湯呑みが転がっているのはアバンで見ていたけど、ここまで酷いとは思っていなかった。しかも凛の喋り方が今にも死にそうだ(泣) 玄関で綺礼を迎えてからこの部屋まで戦ったんだね。手当ては自分でしたと息も絶え絶えに言っていたけど、とてもそんな風に見えないよ。しかし尺がないのか凛が戦っているシーンは一瞬で終わっていた……。凛も油断していたし、綺礼が強いというのもあったと思うけど、兄弟子だと言っていたから凛の戦い方なんて綺礼は熟知していたんだろうな。本当にあっさりやられていたものね……。
 しかし、今回も意味が解らない事を言っていた。「魔術師とは魔術回路を持った人間だけど、イリヤは魔術回路を人間にした子」だと。……先週に続いて意味がわからない。つまりイリヤは人間ではないという事なのか?
 いや、もうそんな事はどうでもいいよ。凛だよ凛! 最後の命令だと言って、自分が起きた時に士郎がくだばっていたら許さないからと凛は言っていたけど、あそこで死んだんじゃないでしょうね!? その後の決戦よりも凛の生死だけが気になるよ。あと、イリヤが戻ってこられるのかも。だって、主人公は放っておいても勝つし帰ってくるんでしょ?(笑)

 境内でセイバーを待っていた金ピカ。でも、その姿を見た途端に似合わないと思った。風景と全然合ってない(笑)
 望みはなくセイバーに関心があるだけ。……奴は何のために存在しているんだ? セイバーをどう扱うかというのをずっと考えていたんだそうな。口にしたそれはアホか!の一言しか浮かばない。10年間もそんな事を考えていたのか。モテないからって妄想するなんて寂しい奴め(苦笑)
 金ピカな鎧を恥ずかしげもなく身に付け、恥ずかしげもなくお馬鹿な事をのたまい目当ての女には振られ続ける。いやぁ、生きてて楽しいですかー?? まぁ、自分は王だからうんたらかんたら言っていたんで、自分以外なんていらないと思っている人間に友だちいないだろうと言っても無駄か(笑)
 セイバーと金ピカで面白いのは、王というものの考え方が正反対ということだね。「王にとって国とは己のものに過ぎない、何もかも支配できぬのならば王などという超越者は不要なのだ」と金ピカは自信満々に言っていたけど、王って超越者でも何でもないだろうに(笑) 「そんな事だから国を滅ぼしたのだ」と言い放ったセイバーに思いきり蹴られ姿は滑稽だったよ。しかも蹴られて怒ったのか名前を呼ばずにもう「女」呼ばわり(笑) 底の浅い奴だなぁ。まったく、子どもが力を持つとロクな事にならないって見本だねー。

 今回短い感想になってしまったのは綺礼の言っている事をスルーしたからだな。だって、何言っているのか書くのが面倒なんだもの〜。真新しい事は何一つなかったし、よくある悪役の一人だったんだねとしか思わなかったよ。
 さて、いよいよ最終話だね。確実に言えるのは、今回もそうだけど絵が綺麗だった事だね。それだけでもいいとさえ思ってしまうよ(笑)

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 以下、短い記事にしたもう一つの理由という名の日記。
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at 23:59, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 22話「願いの果て」

 まるで、ではなく恋する少女そのものだって!(笑) 始め、セイバーがあの人だと言ったのでビックリした……。そして先週あんな終わり方をしていたので、何も知らないで日なたぼっこしているセイバーを暢気だなぁと思った(笑)
 そんな彼女に凛がイリヤの熱が下がらないと言ってきたけど、「は?」と思った。何だか唐突すぎやしないか? 以前イリヤが眠っているシーンが映っていたけど、あれは単に眠っていたのではなかったという事なのか? だって、ただ熱が下がらないのであれば、セイバーに言う必要がない気がするし……。
 それにしても、時間がないくせに毎回きっちりと OPを見てしまうなぁ。

 限界だとか、聖杯戦争という儀式が終わらない限り元には戻らないと凛が話していて、また「は?」と思った。更に容量が空いている、満ちてしまえば一番不要な人間としての機能を捨てるしかない!? ……凛はいったい何を言っているのだ? それではまるでイリヤが人間ではないみたいではないか。と思った直後、聖杯戦争が進めば進むほど壊れていくように作られている!? えっと……どういうことなのだ?
 セイバーも首を傾げたということは、やっぱり凛の言い出したことは意味不明なのかな? 解らないように言ったんだと凛自身も言っていたし、いったい何が言いたかったんだろう? また解らないように話す必要がどこにあるのだろうか。意図が見えないのでこのシーンが入った理由がわからない。
 凛って裏で色々情報収集していたんだねぇ。先週綺礼がランサーのマスターだと判明して何故だと疑問に思っていたのでこれでスッとした。私の記憶違いではなかったんだね。それにしても惨たらしく殺されていただなんてなぁ。しかも最初に姿を見せたときにはもうそうなっていたなんて予想もしていなかったよ。少しでもいいからランサーと仲良くやっていただろうそのマスターとの会話を聞いたり顔を見てみたかったな……。
 二人の会話を聞いているだけで、綺礼が前回の聖杯戦争に参加していて、尚かつ金ピカのマスターなんだと判明していったね。あんな金ピカのマスターになれた綺礼ってある意味すごいかも。あ、でも、サーヴァントとマスターというのは似たもの同士だから、凄いとは違うか。とにかく、彼がラスボスだったというワケなんだね。しかし、最初は七人のマスターとサーヴァントで聖杯を巡って争うようなことを言っておいて、こんな結末になっていくなんてなぁ(苦笑)

 士郎の行方を聞いて、知らないから聞いたのだと逆に言われたセイバーは、綺礼を尋ねていったのではと思いついた凛に険しい表情を見せていた。「あの教会に……」と言っていたことから、以前訪れたときには今と同じ空気を纏っていたのだろうか?
 元から怪しかったけど、正体を現した今の方が自然に見えてしまうな(笑) しかし、そんな綺礼の口から気になる言葉が出てきた。
「望むなら今ここで聖杯を与えてやってもよい」
 再び何を言っておるのだ?と思った。そういや、綺礼と凛って親戚か何かだったんだっけ? まぁそれはいいとして、それを代弁……とは違うけど、ランサーが残り一人になるまで現れないのではないのかと尋ねていた。
「だが、器は別だ。器は形あるものとして用意され、聖杯召還のときまで力を流し込まれていく」
 それに答えた綺礼の言葉に、熱出して寝込んでいるイリヤの姿が真っ先に浮かんだ(汗) 凛の言っていた「容量が空いている」「満ちてしまえば」という言葉と、綺礼の「力を流し込まれている」という言葉がぴったり合うんだけど……。キャスターは凛か桜を生け贄に選んでいたけど、やっぱり最適なのはあの時疑問に思ったようにイリヤだったんだね。しかも、サーヴァントが残り二人の状況だったら完成に近づいているとか(汗)

 綺礼の目的は聖杯を手に入れることではなく、人の醜い感情を見たいということなんだろうか? 最初から彼は士郎に対して思うところがあったみたいだものね。綺麗ごとばかり言っていた士郎は、綺礼にとって疎ましく、だからこそその裏の部分を見たいと思わせたということだったのだろうか?
 そうして士郎もトラウマとなっている記憶を見せてくれた……。たった一人生き残ったのは、助けを求める人たちを無視していたからだったのね。で、そのときの罪の意識が過剰なまでに正義の味方への思いへと向かったと。多くの人を見殺しにして助かった命だから、自分の命を軽視してしまったんだね……。
 でもあの状況では仕方がなかたんじゃないだろうか? 大人だったとしても、自分が死ぬか生きるか状況で、助かるかどうかわからない人を助けようと思うだろうか? 助ける、というのであればそれは物語だ、としか言い様がないな。ましてや士郎は幼い子どもだったのに、どうしてそこまで自分を追い詰めてしまったのだろう。切嗣はそんな士郎の思いを理解していたのかもしれないなぁ。

 綺礼の問いかけに首を縦に振ることはないだろうと見ていて思った。そうでなければ士郎がセイバーに言っていた言葉全てが嘘になってしまう。そして、ここで士郎が否と言ったことでセイバーが考えを改めるという展開になるのだものね。
 やっぱり主人公だなぁ。最初は本当にどうしようもない奴だと思っていたけど、本当に格好よくなった。例え重症を負ってフラフラであっても、信念を曲げないその姿は素晴らしかった!
 過去というのはやり直せないもの。だから人は過去を受け入れて未来へ向かって生きていくのではないのか。でも、そこにやり直せる機会があったらどうするんだろう? 士郎はやり直さないという答えを出したけど、仮にやり直せたとしても結局は同じ道を選んでしまうのではないだろうかと私は思う。だってそれが人間だもの。
 皆が乗り越えてきた歳月を無意味なものにしてはいけないという士郎の考えは正しい。だって、今の自分があるのもそれまでの過去があったからだものね。だけど、それは綺礼にとっては面白くない答えだったらしいね(苦笑) 身体を起こしてセイバーの方へ士郎を押したとき、まるで“だったらいらない”と言っているように見えた。そうして今度は鉾先をセイバーに変えるんだね。

 つまらないから殺せだなんて、やっぱり金ピカのマスターだな(笑) ただ、綺礼が聖杯にういて説明しているときにランサーと金ピカが睨み合っていた方が気になった。この二人が本当に手を組んで襲ってくるとなるとセイバーと士郎が助かる見込みはまずない。
 しかし、今回の話でランサーが兄貴と慕われる理由がわかると言われた。……つまり、ランサーは敵には回らないのだということだろう。それに金ピカをとどめておくために綺礼がやっていたことを知っていたら協力していたか、という問いかけに吐き捨てるように「死んでもゴメンだ!」と言っていたしね。口調はあんなんだけど、気持ちは真直ぐな奴なんだなと見せてくれていたし。そうして金ピカと対峙したランサーが死んでしまうのも明白なんだな……。
 ただ、やっぱりあまりにも出番が少なすぎるので、すごくもったいないと思った。もっと活躍してほしかったなぁ。とどめを刺される前に見せた笑みは格好良かったんだけど。そして、動きを封じてからとどめを刺すという金ピカのやり方に腹が立った。

 そしてようやく士郎が驚異的な回復力を持っていたのかその理由がわかった。エクスカリバーの鞘は持ち主の傷を癒す宝具だったのね……。そんな設定があるなんて、言われるまで気づかなかった。凛が何度もセイバーと繋がっているからと言っていたのはこういうことだったのね。凛は知らないことだけども。
 久しぶりにEDを見たのだけど、ギルガメシュではなくギルガメッシュだったのね。でもまぁ私が奴を名前で呼ぶことはないので関係ないか。金ピカで充分だから(笑)

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at 23:59, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 21話「天地乖離す開闢の星」

 先週分だったか、OPをじっくり見ると今までは正体が判らないように描かれていた金ピカがクリアになっていた。いや、それだけなんだけどさ(笑) それにしても今回のタイトルはどうにかならなかったものだろうか。HDDに録画してあるのを編集した時に、タイトルを付けようとしたら「乖離」と変換できなかったんだよね……。「かい離」と付けざるを得なくて気に入らない(苦笑)

 さて、デート帰りの二人の前に来たお邪魔虫! 脈がないのだからいい加減諦めろよと言いたいね。しつこい男は嫌われるのが……まぁ、理解しようとも思わないか。こういう手合いは。
 気持ちは解るが、逃げろと言われてセイバーが逃げるワケがないじゃないのと思った。確かに士郎は強くなった。一か八かと言っていたので、力の差もちゃんと解っていた。でも、だからって飛び込んでいくなんて自殺行為だなと思った。そしてあっさりとやられてしまっているし(汗)
 それにしても、何であの金ピカはあんなに強いのだろうか? セイバーが数度の攻撃を受けて膝をついて愕然としていたけど、あれが皆宝具なの? 音楽がここで雰囲気のあるものになっていたのは、金ピカの正体をイメージしてのものだったのだろうか? そんな印象を受けた。う〜ん。世界が一つだった頃なんてあったのか? そして全ての財はたった一人の王のものだったと偉そうに言っていたけど、彼の言う世界ってどれくらいの規模だったんだろうね? 日本の国土くらい?(笑)
 とはいえ、前振りを聞いてセイバーは気づき、その名を聞いて士郎も金ピカの事を知っていたようだけど……。ゴメン! その名を聞いて真っ先に思い浮かんだのはFF5のギルガメシュだったよ(笑) そう、あのお茶目な彼が咄嗟に浮かんだ。ああ、なのにこんな可愛くない野郎が名乗ってしまうなんて。歴史は好きだけど、西洋史は全然だからなぁ。最初アレクサンダーなのか、なんて思ってしまった。ええとギルガメシュ、ウルク、シュメール……メソポタミアだったっけか?
 でも待って。ちょっと気づいてしまったんだけど。あいつ、自分で英雄って言ってなかった? 後世の人間が彼をそう呼んだのはいいとして、自分で英雄って言うのはどうなの? 逆の意味にとってしまうのだけど??
 金ピカの正体が明らかになって、俯いてしまうセイバーのこれからが心配になった。既に腕をザックリやられてしまっていたんだよね。それでも果敢に仕掛けるセイバーだけど、呆気無くやられてしまった(汗) うわぁ、あんなセイバーを見る事になるとは……。

 血がいっぱい飛ぶ話だなぁ。士郎が何とか立ち上がったけど、やっぱり格が違い過ぎる。確かに複製が源流に叶う筈もない。いや、言いたいのはそれではなくて、バッサリ斬られた士郎が地面に落ちた時の音がグシャっていっていたのがね(汗) 今度こそ本当に死んでしまうんじゃないかとヒヤヒヤしたのよ。実際息絶える寸前のように見えたし。
 それでも金ピカの言う事を聞きそうなセイバーに立ち上がった士郎は偉いと思った。あ、いや、偉いなんて言い方は失礼か。格好いいと言ってやらねば。自分の気持ちを自覚しているだけに士郎は強いと思う。絶対に譲れないものを持つと強くなれるものなんだね。物語りが始まった頃の士郎とは大違いだね。そうでなければ主人公じゃないか。
 そんな士郎に対して、こういう危機的な状況になってセイバーも自分の気持ちを自覚したのかなぁと思われる言葉を呟いていた。でも今はそこではなくて男と男の戦いだよね。圧倒的に不利に見えるのに、それでも冷静な士郎はやはり格好いいと思った。何よりアーチャーを思い出してくれてありがとうと言いたい。本当は凛と一緒にいる姿が一番見たいのだけど、今となってはそれは無理か……。しかし士郎も背中しか思い浮かべないんだね……。すっかり師匠的扱いしているなぁ(笑)
 今まで多くても二本しか走らなかった……あれが魔力回路なのか? とにかくそれが全て走った所からの一連の展開がとても良かった。それを見てセイバーの瞳に生気が宿ったところも! 最初盾なのかと思っていたのだけど失われた鞘だったんだねー。何で鞘に納めただけで金ピカの攻撃を跳ね返したのかいまいち理解できていないんだけど(笑) でも今まで負けるどころか誰からも傷付けられる事はないという風の金ピカを下がらせたのは胸がスッとした。逆に一度攻撃を喰らっただけで逃げる奴には笑いそうになったけどね!

 CM明けて始まった、士郎が見ているであろうセイバーの過去。ここで疑問に思ったのは、セイバーと戦っていたのがセイバーそっくりなキャラだったこと。それと「父上」と呼んでいたこと。セイバーって女なのにどうして? それとあれは息子なのか? なんで女の声なのだ? さっぱりわからん! しかし調べようとも思わん!

 目覚めた士郎の傷は今回も綺麗に治っていた。でも、いくら何でも凄すぎやしないか? それと服まで元に戻ったのかと突っ込みを入れたくなった(笑) ここは同じ服を持っていると見る方がいいんだろうけど。
 士郎のために料理しようとするセイバーに吹きそうになった。音を聞いているとまな板まで斬るんじゃないかと思えて仕方がない。作るのを何度も見ているからって何でそんな切り方になるの〜? 士郎や凛のようにいかないと気づいて、素直に士郎に教えを請うセイバーは可愛かったけど。予告での気になるシーンはここだったのね。後ろから抱き締めるというのはとても好きなシチュエーションなので、どうなるのかと楽しみにしていたのに、料理を教えていただけだったのね。でも、戦士であるセイバーが士郎に背中を預けているのは見ていて嬉しいと思ったなー。と思っていたらプロポーズしていた(汗)
 逃げ出しただけで拒絶しないのは、自身も言っていた通り困ってしまったから? まだ、セイバーは誓いに縛られているんだね。そのために戦っているのだから仕方がないか。でも、陥落までもう少しだね。もっと押せ士郎!(笑)
 「私の過去を知って何度も私の中に入ってきた」というセイバーの台詞。一度しかしていないように見えるので、この場合は心の中にと解釈すべきなんだろうけど、深読みしてしまう。するなという方が無理な気がする(笑) ダメと言っているセイバーに士郎がキスするのはいいとして、何でキスしている姿も隠してしまうのだ? それから魔力が回復したと言っていたので、夜を一緒に過ごしたのかな?

 清々しい朝にどこに行くのかと思ったら、金ピカについて綺礼に聞こうと教会に行ったのか。そして誰が見ても胡散臭い彼はやっぱり期待を裏切らなかったんだね(笑) 奥へ進む士郎に警告していたのは危機を察知している自分の内心の声だよね。こういう所は変わらないんだなぁ。
 誰の泣き声なのかも気になるけど、一体あそこにあったのは何だったのだろう? そして「よく来たな」と迎えた綺礼は最初から士郎を殺す機会を伺っていたというのだろうか? ラスボスは金ピカだと思っていたんだけど、ランサーなの?? でもランサーのマスターって綺礼ではなかったんじゃないの? それとも私が見た本が間違ってたのだろうか? まぁ、いずれにしても残り数話。どんなラストが待っているのか楽しみにしていよう。

 それにしても、凛とイリヤが出ていなかったので寂しい回だったなぁ。これから大詰めをを迎えるので、彼女らの出番はもうないのだろうか?

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at 23:33, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 20話「遠い夢跡」

 あの金ピカ野郎は足りない魔力を人間の魂を喰らって補い生き続けてきたと……なるほど。先週の発言を聞いたら、自分以外の人間は自分のために存在していると思っているらしいから、そのためにどれだけの人間が死のうとどうなろうと知った事ではないと本気で思っているんだろうね。すごい、凄すぎるよ! そんな事を素で言えるなんて凄い(笑) セイバーは自分の国の民のために生きてきたけど、彼は王のために民は存在していると思っているのだろう。本当に何もかもが正反対だなー。
 ええと、未だに名乗っていないと思ったけど、セイバーは正体を知らないと言っていたんだっけ? 自分が王で、そう言うに値する力を持っている、つまり誰にも負けない自信があるのなら名乗れよと思った。それとも、下々の者たちに名乗る必要はないとか思っているのかなぁ。でも、こういう手合いは正体バレるのが怖いんだろうとか言えばムキになってきそうな感じがする。

 聖杯に満ちた水を飲む事によって、肉体はサーヴァントのままだけど現世で二度目の生を授けられると綺礼が説明していた。それを聞いて驚きを隠せない士郎の反応に、彼がそれを望んでいるのかなと思った。セイバーはそれを望んでいないと言う士郎に令呪を一つ残しておけばいいとアドバイスしていた(笑)
 まぁ、望まないのであれば従わせればいいという事か。確かに士郎はセイバーと共に生きたいと思っているだろうけど、そんな事をして彼女を現世にとどまらせたとしても、セイバーは士郎を憎んで生きていく事になるので無意味だ。ニヤリと笑んで綺礼は士郎に望みが叶うと言ったけど、それは士郎が望んでいる事じゃないだろうと思った。セイバーが望んで士郎と共にありたいと思ってくれないと、いくらサーヴァントじゃなくなってもねぇ……。或いは士郎が憎悪の対象になる事を綺礼が望んでいるという事なのだろうか?
 ふ〜ん。士郎はセイバーに一目惚れしていたのかー。いやぁ、単に正義感からセイバーをあれこれ心配していたんだと思っていたので、彼女を初めて見た時のあのナレーションを聞き流していたよ。聞き流しちゃいけなかったんだねぇ(笑) 今まで見ていて桜といる方がお似合いだと思っていたから、セイバーは完全に度外視していたのかもしれない。一度やっているというのにねー(苦笑) まぁ、あんな描写の仕方じゃ意味不明なので、原作を知らない人間に解れという方が無理だと思う。

 凛が爆笑していた姿が可愛かったなー。彼女はもはや士郎の姉とか伯母とかそんな位置にいるよね。
 士郎がセイバーの事をサーヴァントにならなければ良かったんだと言っていたのを聞いて凛がアーチャーと同じ事を言うと指摘したシーン。久しぶりにアーチャーの姿を見られたのが嬉しかった。いやぁ、いつ見てもあの背中がいいねー。しかし、消えてから彼はいつも背中姿しか見せてくれないね(笑) これは凛がいつもその背中を見ていたという事を示しているのだろうか? まぁ、何にせよ、凛がアーチャーの事を思い出してくれたのが今回の話で一番良かったシーンだな。
 士郎と同じ事を言っていたと話している時に、凛は画面に見えないところでアーチャーとどんな話をしていたのかそれを全て知りたいと思った。しかし彼らは主人公ではないので、一番見たいシーンは仮に原作をしたとしても見る事はできないんだろうなぁ。士郎が主人公、つまりプレイヤーは士郎なんだものね。仕方がないとは解っているのだけど、一番不満なのはそこなんだよねぇ……。

 「とりあえず明日はセイバーとデートする」
 それを聞いてどこをどうすればそんな考えが浮かぶのだろうと本気で思った。そして、アバンで士郎がセイバーへの気持ちに気づいた事を思い出した。そして士郎って普通の男の子だったんだぁとちょっと感心していた(笑)
 それにしても、ここのシーンはコント仕様? 向い合せでなく、画面に向かって二人並んで座っていて、しかも動きがあまりない。このシーンは面白かったので何度も見ているのだけど、ふとそう思ってしまった。
 デートをすると言ったら、ついて行きそうだと思ったのがイリヤ。案の定出てきたよ(笑) そして先週予告で凛が何をしているのか判らなかったけど、イリヤを黙らせるためだったのね〜。しかしイリヤをゴッキー扱いするなんて!(笑) 起きた後は凛との戦いが勃発しているに違いない。

 普通にデートして終わるのかなぁと少し思ったけど、やっぱりそうはいかなかったか。ライオンのぬいぐるみでのやり取りではセイバーがとても可愛かったのになー。絶対に士郎は買っていると思ったよ。一段落ついて、士郎がセイバーにプレゼントする所を早く見たいな。
 意見をぶつけ合っている場面に関しては特に言う事はないかな。セイバーのその頑な心は士郎によってほぐれるんだと思っているので。ああ、でも手を繋いで家に帰ろうとしていた時に、最初手を引かれるままだったセイバーが頬を染めながら歩みを共にした所は好きかな。それと、金ピカ野郎が出てきた時に繋いだ手に力を込めていた所も。
 いつも髪をまとめているので、髪を下ろした姿のセイバーが見てみたいと思っていた。見てみたいと思っていたけど、予告を見てあんな状態では見たくなかったなぁと思った。士郎と共にまた血だらけになっていて、今度は物凄くヤバそうなので早く見たいと思うと同時に、あんな痛々しいセイバーの姿は見たくないなぁと思うのもまた事実……。

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at 23:18, 真神恵, Fate/stay night

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Fate/stay night 19話「黄金の王」

※一部訂正しました。(05/21 11:55)

 ああ、良かった。凛が死んでなくて。

 OP、私は最後にセイバーが戦っているのはてっきりランサーだと思っていたのに全然違うキャラだったんだね(汗) という事は、もう彼の出番はないという事なのだろうか……。う〜ん。アーチャー亡き今、彼の姿を見ていたいんだけどなぁ。

 一撃で剣を曲げてしまうとはとアサシンは驚いていたけど、セイバーって凄い力を持っているんだなぁ。女の力じゃないよね、あれって。物凄く重い一撃だったんだなぁ。そして彼女は猪突猛進だな。上手く誘われてしまうなんてねー。でもセイバーが勝つのは判っていた結末。最期に「美しい小鳥だと思ったんだがな……その実、獅子の類いであったか」と「女を見る目には自信があったのだが、どちらも修行不足だったのか」と言ってから朝日と共に消えてしまったけど、ただの門番として呼び出された彼にとって、強い相手と戦えたのだから満足はしていたのかな?
 同じく戦っている士郎を見ていて、今回も不満を覚えなかったのは本当に驚きだ。多分、余計な事をうだうだ言っている暇がなくて、戦いに専念しているから私も安心して見ていられるのだろうな(笑) 葛木と戦っているのを見ていて思ったのは、士郎って彼には適わないものの、かなり強くなっているんじゃないだろうか。
 そして凛。彼女、前回腹を刺されたんじゃなかったんだっけ? かなり出血したと見えたのにあまり辛そうに見えなかったなぁ。先週のあの演出は視聴者を不安がらせるためだったのね(笑) そしてやはりキャスターの狙いは途中で凛に変わっていたんだね。

 士郎を吹っ飛ばして、葛木がキャスターの元に戻ってきたときの、彼女の表情の嬉しそうな事……。彼女は今とても満ち足りているんじゃないだろうか? それなのにまだ聖杯を手に入れようとするなんて、彼女の望みとは一体何なのか。
 えーっと、何だ? あの金ピカ野郎は?(笑) ……って、あの無数の剣はどこから現れたんだ? アーチャーと同じ? 結局キャスターはいきなり現れた金ピカ野郎によって殺されてしまった……。自らを王と言うからにはそれほどの力を備えているのだろうけど、いかんせん、あの金ピカな鎧で笑ってしまうんだよね。

 倒されて初めて素顔を見せてくれるなんてなぁ。あと、耳が尖っていたんだね。助けられた直後の回想シーンが入ったけど、この二人の結びつきは好きかもしれない。やった事はそれとは別だけどね。本当の信頼関係が成り立っていたように見えるもの。少なくともキャスターはそうだった筈。葛木は……どうなんだろう?
 うん、やっぱり彼女は満たされていたんだね。だったらどうして聖杯を求めたのかと思うけど、葛木と共にいるためにはそうしなくてはならなかったという事なんだろうな。その出自はとても好意を持てるものではないけれど、僅かな時間でも愛した人と共にいられて、大切な人を守れて彼女はとても幸せだったんだろうな。やっと見つかった望みとは、葛木の傍にずっといる事で、それは消えていく自分にはもう叶えられない望みとなってしまったけど。先に逝ってしまった彼女はやっぱり最後の最後で幸せだよね。直後に葛木も死ぬって知らないのだから。もしくは一緒に死ねて嬉しいと思ったのかも知れない。……自分が死んでも、相手には生きてほしいとキャスターが望むような人間ならば違っているだろうけど。
 二人の死に様を見守った士郎はその時何を思っていたんだろうか。

 前回の聖杯戦争で呼び出されたサーヴァントだったのか! という事は、1話のアバンでセイバーが戦っていたのはあの金ピカアーチャーだったのか……。でも、あの時の声はランサーであって、関さんではなかったんだがなぁ。その辺は放置なのかな? 本当にそうだったのか1話アバンを確認してみた。何度も聞いてみたところ、どうやら最初から関さんだったようだ(汗) 一度しか見ていなかったのと思い込みで今まで神奈さんだと疑ってもいなかった……。以後気をつけようっと。
 それにセイバーが勝てなかった相手だったとは。タイトルは最初セイバーの事でも言っているのかと思っていた。王だし。だけど、あのアーチャーの事を言っていたんだね(苦笑) イメージとしてではなく、本当に黄金だったし。しかし10年間もセイバーからプロポーズの返事を聞くために待っていたなんて、暇な奴だなぁ。

 セイバーの口から語られた衝撃の事実。今まで士郎の記憶の中にいる切継と全然イメージが違うのだけど(汗) 因みに名前はどんな漢字を当てるのか忘れてしまったので適当。勝手な想像なんだけど、アーチャーのマスターって凛の父親だったのかなぁ。シルエットが何だかそれっぽく見えるし。ところで、凛のアーチャーもそうだけど、弓兵なのに普通に剣を使うんだね……。
 聖杯を令呪を使ってまで破壊させた切継は、何を考えて聖杯戦争に参加していたのだろうか? 聖杯を破壊した事で起きたという大火災で、士郎が天涯孤独になったのはこれまでさんざん語られてきた。一人生き残った士郎を見つけて、切継は自分が助かったかのような顔をしていたと士郎は以前記憶の中の彼をそう評していた。そして「正義の味方」というキーワード。士郎が純粋に憧れているそれに切継は哀しそうな表情をしていた気がする。……何せ無表情な顔なんで判りにくかったのだ(笑)
 もしかして、惨事を引き起こすまで切継が考えていたのは、聖杯が存在するからこんな争いが起きる→争いの元となる聖杯を破壊してしまえばいい→そのためには聖杯戦争に参加して勝者とならねばならない。そしてセイバーが評した通り、感情を殺して目的を果たすためだけに戦っていた。ひたすら「正義のために」という事だったのかな。元凶たる聖杯を破壊した結果、そのような惨事に発展するなんて思いもよらなかったのかもしれない。自分の引き起こした事は、思い描いたのとは真逆で、だから生き残った士郎を見て評されたような表情をしていたのだろう。
 ところで、それは今士郎がしようとしている事と同じなのではないだろうか? だから綺礼は聖杯戦争に参加すると決めた士郎に痛烈な皮肉を見舞ったのではないだろうか? その結果を知っていたから。

 次回でいよいよ20話なんだね〜。イレギュラーのサーヴァントの戦いでこの話は終わってしまいそうだけど、果たしてこれは原作にあったエピソードだったのだろうか? キャスターとの戦いがオリジナルだと以前コメントにて教えていただいた気がするのだけど、その流れから現在に至るという事はこれもオリジナルなんだろうか?

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 以下、少し毒吐き日記を。
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at 23:51, 真神恵, Fate/stay night

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