2010.02.14 Sunday
Fate/stay night 〜Unlimited Blade Works〜 映画感想3
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感想2へ
器にされてしまった慎二には苦笑を誘う。ゲームでは内面を語っているからか、長々と描かれていたのだけど、外から見るとこうなるんだなぁと思うことができた。その、肉の塊へと向かう前とか慎二を見つけるまでとかかなり時間が経っていたような気がするので。しかしサクサク進んでいくので、歩きにくそうとか凛の感情が読めなかったのが残念だと思う。
その凛を聖杯へと向かわせるために、ギルガメッシュと対峙した士郎。ええと、当初の作戦ではセイバーが戦うはずだったのに、アサシンに足止めされてしまったものね。彼のマスターは誰なのか、という謎に驚いた記憶もあるな。確かにキャスターは魔術師だけど、召喚される側のサーバントがサーバントを召喚するとは思いつかなかったものだから。しかも竜堂寺に繋ぎとめられていた、というのも二重で驚かされた。人間でなくても魔力があればいいんだ……と。
ギルガメッシュみたいな出鱈目に強いサーバントに唯一対抗できるのが士郎というのは複雑な思いだった。アーチャーがやられてさえいなければ、この場に立っていたのは彼だったのになぁと。まぁ、主人公だものね。この時点でさえ士郎が格好いいとは思えないという自分に苦笑してしまうな。アーチャーと決着後のことだし、彼の技も理解して使えるようになったのだし適任ではあるとは解る。解るが感情の部分で納得いかなかっただけなんだけど。
そうそう、この話でギルガメッシュはアーチャーや士郎のことを偽物とかフェイクとか蔑んでいたんだよね。そしてそんな格下だと思っている人間に見事に敗れ去る王様(笑) 固有結界の中での士郎の奮戦っぷりは見事だったと思うよ。しかし彼はいつも傷だらけだな……。
しかし止めを刺したのは士郎じゃないんだよね。彼は聖杯がギルガメッシュを取り込もうとしてなかったらどうしたんだろうか? アーチャーは自分自身だから殺してもいいと言っていたから例外として、人を殺さないを信条としているのだから、完膚なきまでに叩きのめすだけに終わっていたんだろうか?
聖杯がギルガメッシュを取り込もうとしたのは、依り代となる慎二が助け出されたしまったからだったかな。終わったのか、と思ったら突然黒い丸が現れて引きずりこもうとするあの絵はとても気持ちが悪かった。
セイバー対アサシン戦。絵は全般にわたって綺麗なんだけども、短いのが残念だったな。でも、長々と説明文を読んでいなかったら、剣の勝負というのはこんな風に一瞬で決まってしまうのかもしれないね。アサシンの台詞はちょっと笑ってしまうものの、これも印象的なものはカットされていなかった。他に感想は……ないかもしれない。言葉にするならゲームをすればいいし、そうでないなら映像を堪能すればいいし。
そして上記したけどあっさりと慎二を助け出していた凛。確か、あの肉の塊の中へ入る前と入ってからと慎二を見つけるまで、色々と説明があったはずなのにね。でもまぁ、省いてもいいところなのは確かかな。何せ慎二を担いで外へ出るところが一番大事だから。ただ、どれだけ時間が経過しているのかが分かりにくいかな。学校へ行っていたときは、数分前は朝だったのが、次のシーンで屋上で話しているときには夕方になっているという実に解りやすい映像だったのだけど。その時間の経過が解りずらいので、凛が挫けそうになるというのにも彼女が忍耐力がないように見えてしまうのが残念だった。
それはともかく、挫けそうなときに凛を助けたのがアーチャーだったというのがまたいい。対士郎戦では死んだと思わされたので。アーチャーはマスターを失っても二日間は地上に残ることができると言っていたっけ。ギルガメッシュや聖杯のことは士郎たちに任せ、もしものときのために待機していたんだね。
で、自分から解約したのに凛の危機を救うというのがまたいい。士郎はもともと凛に憧れていたし、命の恩人だしで、アーチャーはずっと凛のことが好きだったんだろうな。だからマスターがいなくても彼女が大事だったと。そして感想の始めに書いた凛の好きな台詞から、凛にとっても苦楽を共にしてきた以上に思い入れがあったんだなと知られて嬉しい。
「私のアーチャー!」
本当にこの台詞は嬉しかったよ。もともと単体で二人のキャラが好きだったというのもあって、この台詞で私の中では弓凛が好きになった瞬間だったのかも。
ああ、そういや、映画では一切語られていなかったのが残念だったのが、凛の夢。記憶が混乱していると嘘をついて凛に真名を教えていなかったアーチャーだけど、凛には彼の心象風景?記憶?を夢で見ていたのにね。映像としてはあの地面につき立った無数の剣とかその先で何本もの剣に刺し貫かれて立ったまま絶命しているらしきアーチャーの後ろ姿も描かれていたのだけど、その映像は士郎も見えていたしなぁ。凛がいつアーチャーが士郎だと知ったのか、という独白もなかったし……。物語全体から見たら不要と判断されてしまったのはとても残念。
とまぁ、こんな感じかな。思い出せるのは。もっと短く書くつもりだったけど、長々と書くのがこのブログだったので、これでいいんだろうと思うことにする(笑)
ラストの30分はゾクゾクしていたと書いたけど、凛とセイバーの契約シーンとか、拳で決着をつけた凛とか、アサシン対セイバー戦とか、アーチャー対ランサー戦とか士郎対ギルガメッシュ戦とか、アーチャー対士郎戦とか、本当に続々しっぱなしだったよ。
1800円だったら嫌だけど、1000円だったら見てもいいかというに気にさせられる。次は「ハルヒ」にしようかなーと思っているけど、150分も椅子に座りっぱなしというのがネックだな。「なのは1」でもいいかもしれないと上映時間を見て考え中〜。
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器にされてしまった慎二には苦笑を誘う。ゲームでは内面を語っているからか、長々と描かれていたのだけど、外から見るとこうなるんだなぁと思うことができた。その、肉の塊へと向かう前とか慎二を見つけるまでとかかなり時間が経っていたような気がするので。しかしサクサク進んでいくので、歩きにくそうとか凛の感情が読めなかったのが残念だと思う。
その凛を聖杯へと向かわせるために、ギルガメッシュと対峙した士郎。ええと、当初の作戦ではセイバーが戦うはずだったのに、アサシンに足止めされてしまったものね。彼のマスターは誰なのか、という謎に驚いた記憶もあるな。確かにキャスターは魔術師だけど、召喚される側のサーバントがサーバントを召喚するとは思いつかなかったものだから。しかも竜堂寺に繋ぎとめられていた、というのも二重で驚かされた。人間でなくても魔力があればいいんだ……と。
ギルガメッシュみたいな出鱈目に強いサーバントに唯一対抗できるのが士郎というのは複雑な思いだった。アーチャーがやられてさえいなければ、この場に立っていたのは彼だったのになぁと。まぁ、主人公だものね。この時点でさえ士郎が格好いいとは思えないという自分に苦笑してしまうな。アーチャーと決着後のことだし、彼の技も理解して使えるようになったのだし適任ではあるとは解る。解るが感情の部分で納得いかなかっただけなんだけど。
そうそう、この話でギルガメッシュはアーチャーや士郎のことを偽物とかフェイクとか蔑んでいたんだよね。そしてそんな格下だと思っている人間に見事に敗れ去る王様(笑) 固有結界の中での士郎の奮戦っぷりは見事だったと思うよ。しかし彼はいつも傷だらけだな……。
しかし止めを刺したのは士郎じゃないんだよね。彼は聖杯がギルガメッシュを取り込もうとしてなかったらどうしたんだろうか? アーチャーは自分自身だから殺してもいいと言っていたから例外として、人を殺さないを信条としているのだから、完膚なきまでに叩きのめすだけに終わっていたんだろうか?
聖杯がギルガメッシュを取り込もうとしたのは、依り代となる慎二が助け出されたしまったからだったかな。終わったのか、と思ったら突然黒い丸が現れて引きずりこもうとするあの絵はとても気持ちが悪かった。
セイバー対アサシン戦。絵は全般にわたって綺麗なんだけども、短いのが残念だったな。でも、長々と説明文を読んでいなかったら、剣の勝負というのはこんな風に一瞬で決まってしまうのかもしれないね。アサシンの台詞はちょっと笑ってしまうものの、これも印象的なものはカットされていなかった。他に感想は……ないかもしれない。言葉にするならゲームをすればいいし、そうでないなら映像を堪能すればいいし。
そして上記したけどあっさりと慎二を助け出していた凛。確か、あの肉の塊の中へ入る前と入ってからと慎二を見つけるまで、色々と説明があったはずなのにね。でもまぁ、省いてもいいところなのは確かかな。何せ慎二を担いで外へ出るところが一番大事だから。ただ、どれだけ時間が経過しているのかが分かりにくいかな。学校へ行っていたときは、数分前は朝だったのが、次のシーンで屋上で話しているときには夕方になっているという実に解りやすい映像だったのだけど。その時間の経過が解りずらいので、凛が挫けそうになるというのにも彼女が忍耐力がないように見えてしまうのが残念だった。
それはともかく、挫けそうなときに凛を助けたのがアーチャーだったというのがまたいい。対士郎戦では死んだと思わされたので。アーチャーはマスターを失っても二日間は地上に残ることができると言っていたっけ。ギルガメッシュや聖杯のことは士郎たちに任せ、もしものときのために待機していたんだね。
で、自分から解約したのに凛の危機を救うというのがまたいい。士郎はもともと凛に憧れていたし、命の恩人だしで、アーチャーはずっと凛のことが好きだったんだろうな。だからマスターがいなくても彼女が大事だったと。そして感想の始めに書いた凛の好きな台詞から、凛にとっても苦楽を共にしてきた以上に思い入れがあったんだなと知られて嬉しい。
「私のアーチャー!」
本当にこの台詞は嬉しかったよ。もともと単体で二人のキャラが好きだったというのもあって、この台詞で私の中では弓凛が好きになった瞬間だったのかも。
ああ、そういや、映画では一切語られていなかったのが残念だったのが、凛の夢。記憶が混乱していると嘘をついて凛に真名を教えていなかったアーチャーだけど、凛には彼の心象風景?記憶?を夢で見ていたのにね。映像としてはあの地面につき立った無数の剣とかその先で何本もの剣に刺し貫かれて立ったまま絶命しているらしきアーチャーの後ろ姿も描かれていたのだけど、その映像は士郎も見えていたしなぁ。凛がいつアーチャーが士郎だと知ったのか、という独白もなかったし……。物語全体から見たら不要と判断されてしまったのはとても残念。
とまぁ、こんな感じかな。思い出せるのは。もっと短く書くつもりだったけど、長々と書くのがこのブログだったので、これでいいんだろうと思うことにする(笑)
ラストの30分はゾクゾクしていたと書いたけど、凛とセイバーの契約シーンとか、拳で決着をつけた凛とか、アサシン対セイバー戦とか、アーチャー対ランサー戦とか士郎対ギルガメッシュ戦とか、アーチャー対士郎戦とか、本当に続々しっぱなしだったよ。
1800円だったら嫌だけど、1000円だったら見てもいいかというに気にさせられる。次は「ハルヒ」にしようかなーと思っているけど、150分も椅子に座りっぱなしというのがネックだな。「なのは1」でもいいかもしれないと上映時間を見て考え中〜。