2006.10.10 Tuesday
桜蘭高校ホスト部 最終話「これが俺たちの桜蘭祭」
とうとうこの日が来てしまった。安定した作画で楽しませてもらったけど、最終話の絵はとても綺麗だと思った。
ホスト部は一般公開営業中だけど、そこに環の姿はなかった。解散すると宣言しただけでなく、もう自身は出てこないという事なのだろうか? そう思っていたらエクレールは客として顔を出していた。接客する鏡夜に今さらな事を今さら言っていた。対する鏡夜はその話題には完全に無視(笑) 相手にされないと知るや、今度はハルヒについて……彼女の借金について質問してきた。代わりに払ってやって、ホスト部というか環から遠ざけるつもりなんだね。
ハルヒを指名したエクレールだけど、対するハルヒは最初から機嫌が悪そう。そして、環が出てこないワケが判った。何と、エクレールがホスト部には顔を出すなと命じたそうな(汗) 命じてって……何様だよ。伯爵令嬢だけどさっ!
この最終話では、ハニーとモリが美味しい役どころだったと思う。環の解散宣言に納得がいかないと、すっかりやる気をなくしている双子に対し、ハニ−とモリが連れていく所が良かったなぁ。
そしてハルヒの方は、鏡夜によると1000人のノルマが達成したようで、ルネの花瓶を割った借金が全てなくなったと言っていた。それを聞いた時の驚いたハルヒの顔が印象的だった。最初の頃、イヤイヤやっていたとは思えない表情だなぁ。ホスト部をいつでも止めていいという鏡夜を呆然と見ているハルヒは、これからどうするのだろう、なんて考えるまでもないか(笑)
と、そこへ再び鏡夜の父がやってきた。文句を言いつつも二日続けて顔を出すとは、言動と行動が一致していないのではないのか? ……何だ、嫌味を言いに来たのか。嫌な父だなぁ。「価値のない事で、時間を無駄にするんじゃない」と言うと、父はそのまま先に進もうとしていた。価値ねぇ。つまりは自分の価値こそが絶対だと言いたいのか。価値なんて人の数ほどあるというのに、それを認めない時点でこの父は終わっているだろう。もう喋るなと言いたい(苦笑) 言えば言うだけ小さい人間なんだと思われるだけだから! それとも鏡夜を試しているのか?
そんな鏡夜の父の発言に、我慢できずに抗議したのはハルヒだった。
「皆を楽しませる事は、そんなに価値のない事なんですか? 自分は、鏡夜先輩は立派だと思います!」
ハルヒがそう言っている間、視線だけでハルヒを見ている鏡夜の驚いたような顔が珍しいなと思った。言われた鏡夜の父は黙って歩いていったけど、「あれが鏡夜の言っていた特待生か」と呟いていた。……鏡夜はハルヒの事を父に話していたのか。それは一家団欒とはほど遠く、単に報告していただけだったのかな。
シャワーを浴びている間もあのオペラグラスを外さないエくレールって……。祖母の思惑はよくある話だけど、話している時の理事長の机の上を見て、環がちゃんと愛されているんだなぁというのがわかって嬉しかったな。いや、逆に祖母だけが彼を嫌っているのかもしれないね。
その頃、エくレールと共にいる環はずっとピアノを弾いているようだった。すると彼の携帯が鳴り始めた。環が取るよりも先にエクレールが取ったのだけど、あんな風に不愉快そうな顔をしたのは初めてなんじゃないだろうか? そこへ鏡夜父がエクレールを訪問してきた。どうやら鳳家の医療機器会社がエクレールの家に買収されかかっているらしい。しかもその会社は鏡夜にあげるつもりだったと父は話していた。
なかなか繋がらないので鏡夜はシマさんへ連絡をし、環が夕方にフランスに戻る事を聞き出した。桜蘭祭が終わるのと同時に日本を発つとシマが言っていると、環が車に乗って学園から去ろうとしていた。……って、学校にいたのか。
去っていく環を見て次にホスト部がする事は、勿論環を追い掛ける事だよね。鏡夜がうちの車がまだ止まっている筈だからと、コスプレ衣装のまま飛び出していった。
待機している運転手にすぐに出すように命じるが、運転手は言葉を濁していた。それを訝っていると、皆の背後に鳳家のプライベートポリスが彼らの行方を阻んでいた。先ほどエクレールが鏡夜父に何やらお願いをしていたけど、鏡夜たちの行動を先読みしていたんだね。ここで咄嗟にハルヒを自分の背後に隠す光がとても良かった。
迫ってくるプライベートポリスの隊長らしき人物が、自分たちを雇っているのは鏡夜父だら残念ですと言っていた。いくら知略に長けていようとも、自分の命令が通じない以上、何もできないのは明らか。「クソッ!」と車のボンネットを叩いても状況は変わらない。誰も行かせるワケにはいかないと隊長は尚も続けるが、そこへ馬車を操るモリとそれに乗るハニーが現れた。やっぱりいいとこ取りな二人だなぁ。とても格好いいよ!
二人が現れるなり動揺するプライベートポリスの面々たち(笑) ハニ−一人でも充分倒せてしまえるものね。双子は既に乗り込んで、馨がハルヒに手を差し伸べていた。事態に着いていけていないのか、呆然とするハルヒを鏡夜が「あの馬鹿を頼む!」と言って彼女を押し出した。ハルヒたちを行かせようとプライベートポリスを引き受けたハニ−とモリの格好いいこと! しかも手加減して一瞬で片付けてしまったよ(笑)
先回りしようと猛スピードで馬車を駆る光だけど、馨が心配した通り光が馬車から放り出されてしまった。でも、光がどんなに環の事が好きなのかが判るシーンだなと思う。放り出された光を馨が追いかけたので、馬車にはハルヒが一人残されていた。「本当にこんな風に終わってしまうのか」と呻く光を見ていたハルヒは、朝の出来事を思い出していた。
食べたくないと言って朝食を食べずに家を出ようとするハルヒを、蘭花が「お父さんに話してみても力になれない事?」と聞いてきた。食べたくないからと言っても父にはお見通しだったらしい(笑) それは母の葬式の後で、ハルヒが食べられるようになるまで時間がかかった事があったから。だから何かあったのだと感じ取ったらしい。そして父は「世の中には頑張ってもどうにもならない事が確かにいっぱいある。だからこそ、頑張らなきゃいけない時は躊躇ったりしちゃ駄目なのよ」と言って娘を抱き締めてあげた。それを思い出したハルヒは、ウィッグと上着を脱いで身軽になると、馬車を駆って環を追いかけ始めた。
環の乗る車に追いつき、戻ってきてくれとハルヒが言うものの、環はホスト部で迷惑していると思い込んでいてハルヒの手を取ろうとはしなかった。あの鏡夜の発言と、エクレールの言葉でそのおもいが強くなってしまったのだろうね。そんな環を見て、ハルヒは環を大馬鹿だと詰った。「こんなに長くつき合っていて、冗談か本気かもわからないんですか!?」確かにそうだね。だけど環は馬鹿だから額面通りに受け取ってしまったワケだ(苦笑)
皆ホスト部が好きなんだと叫ぶハルヒは、最後に自分もホスト部が好きだと言って環に手を差し出した。……うわぁ、危ないよ(汗) そこまで言われてようやく環も手を伸ばしたけど、その手をエクレールが掴んだ。行かせまいとと掴んだ彼女の表情からは、先週までの余裕は消えていた。環に本当に行ってほしくないと思っているような表情をしていた。しかし、片手を手綱から離した事によって馬が制御を失い、バランスを崩したハルヒは馬車から放り出されてしまった。それを見たエクレールは悲しげな表情を浮かべて環から手を離した。口パクだけだったけど、そのエクレールの行動に環は「ありがとう」と微笑んで車から飛び出した。……二人とも危ないよ(汗) まぁ、そこが河だったからできた事だよね。
一段落すると、エクレールは車を出すよう命じていた。環は会ったばかりの男と結婚するなんて云々と言っていたけど、エクレールは知っていたんだね。行方不明と言われていた環の母は、エクレールの家政婦となっていたらしい。せっかく母親に会わせてあげようと思ったのにと彼女は言ったけど、最後にやっぱり「ありがとう」と言っていたんだね。そう言って笑ってくれたと言うエクレールの顔はもう見えていなかったけど、その声は満足そうだった。
エンディングではダンスを踊る桜蘭生たちを見て、理事長と鏡夜父が語らっていた。その間は皆と踊るハルヒが描かれていたけど……いくら女装しているという名目だったとしても皆本当に誰も気づかないのか?(苦笑)
親父たちの語らいは、買収されかけた鳳家の会社をKOなる学生投資家が、トネール社より先に買収しただけでなく、経営権を全て譲ると言ってきたらしい。……まぁ、それが誰かなんて視聴者にはすぐに判るよね。そして息子が大物であるのをようやく父は知るのだね。と思ったら、兄よりも優秀なのを父は知っていたらしい。すると、兄たちがやってきた事をするだけでは満足しないと言っていたのは、やはり鏡夜に期待しての発言だったのかな。
鏡夜の父が環を褒めているところで、ハルヒにダンスを申込む環の姿があった。ギャラリーの女生徒は皆ハート目になってそれを見ていた(笑) ハルヒが環の手を取ろうとした瞬間、鏡夜が彼女の手を握り、そのままダンスをしていたシーンが良かったなぁ。まぁ、最後に鏡夜は環に渡すつもりなんだろうけど。
息子たちと同じように仲良くやりたいと離す二人の父は、しかし、鏡夜の父がハルヒを鏡夜の嫁にと言い出した事から仲良くやりたい発言を撤回した二人に笑った。父親公認で本人たちよりも父親たちがハルヒを巡って火花を散らす事になるのか(笑)
まぁ、最後は連載が続いている作品の終わり方としては無難なラストだったんじゃないかなぁと思う。それでもこれまでの数々の話が霞む筈はなく、とても素晴らしいアニメ作品だったと思う。少女漫画のアニメ化って、成功するパターンが多いのではないかと思ってしまった。
来週からはもうないのかと思うと寂しいなぁと思っていたら……「DEATH NOTE」の予告が始まった。月よリュークの声……うわぁ、最悪だと思ったのは私だけではないだろう。ドギーや環は良かったと思うけど、月のような捻くれまくった難しい役を果たしてこなせるのだろうか? リュークの方は「ワンピース」でのアレでもういいと思ったもので。あの作品では更に酷いのがいたからマシに聞こえてしまったけど、さてどうなるのやら。まぁ、これも感想を書く事になるだろう。
日曜に友人に会ったのだけど、最終話までの二話は終わらせるためのアニメオリジナルだったそうな。それを聞いて原作を持っているのを知った私は、彼女から原作を借りる事にした。やっぱりれんげはあんなに出てくるキャラではなかったようだ。そして笠野田はレギュラー入りっぽい事を聞いた。今度会う時が楽しみだなぁ。
ホスト部は一般公開営業中だけど、そこに環の姿はなかった。解散すると宣言しただけでなく、もう自身は出てこないという事なのだろうか? そう思っていたらエクレールは客として顔を出していた。接客する鏡夜に今さらな事を今さら言っていた。対する鏡夜はその話題には完全に無視(笑) 相手にされないと知るや、今度はハルヒについて……彼女の借金について質問してきた。代わりに払ってやって、ホスト部というか環から遠ざけるつもりなんだね。
ハルヒを指名したエクレールだけど、対するハルヒは最初から機嫌が悪そう。そして、環が出てこないワケが判った。何と、エクレールがホスト部には顔を出すなと命じたそうな(汗) 命じてって……何様だよ。伯爵令嬢だけどさっ!
この最終話では、ハニーとモリが美味しい役どころだったと思う。環の解散宣言に納得がいかないと、すっかりやる気をなくしている双子に対し、ハニ−とモリが連れていく所が良かったなぁ。
そしてハルヒの方は、鏡夜によると1000人のノルマが達成したようで、ルネの花瓶を割った借金が全てなくなったと言っていた。それを聞いた時の驚いたハルヒの顔が印象的だった。最初の頃、イヤイヤやっていたとは思えない表情だなぁ。ホスト部をいつでも止めていいという鏡夜を呆然と見ているハルヒは、これからどうするのだろう、なんて考えるまでもないか(笑)
と、そこへ再び鏡夜の父がやってきた。文句を言いつつも二日続けて顔を出すとは、言動と行動が一致していないのではないのか? ……何だ、嫌味を言いに来たのか。嫌な父だなぁ。「価値のない事で、時間を無駄にするんじゃない」と言うと、父はそのまま先に進もうとしていた。価値ねぇ。つまりは自分の価値こそが絶対だと言いたいのか。価値なんて人の数ほどあるというのに、それを認めない時点でこの父は終わっているだろう。もう喋るなと言いたい(苦笑) 言えば言うだけ小さい人間なんだと思われるだけだから! それとも鏡夜を試しているのか?
そんな鏡夜の父の発言に、我慢できずに抗議したのはハルヒだった。
「皆を楽しませる事は、そんなに価値のない事なんですか? 自分は、鏡夜先輩は立派だと思います!」
ハルヒがそう言っている間、視線だけでハルヒを見ている鏡夜の驚いたような顔が珍しいなと思った。言われた鏡夜の父は黙って歩いていったけど、「あれが鏡夜の言っていた特待生か」と呟いていた。……鏡夜はハルヒの事を父に話していたのか。それは一家団欒とはほど遠く、単に報告していただけだったのかな。
シャワーを浴びている間もあのオペラグラスを外さないエくレールって……。祖母の思惑はよくある話だけど、話している時の理事長の机の上を見て、環がちゃんと愛されているんだなぁというのがわかって嬉しかったな。いや、逆に祖母だけが彼を嫌っているのかもしれないね。
その頃、エくレールと共にいる環はずっとピアノを弾いているようだった。すると彼の携帯が鳴り始めた。環が取るよりも先にエクレールが取ったのだけど、あんな風に不愉快そうな顔をしたのは初めてなんじゃないだろうか? そこへ鏡夜父がエクレールを訪問してきた。どうやら鳳家の医療機器会社がエクレールの家に買収されかかっているらしい。しかもその会社は鏡夜にあげるつもりだったと父は話していた。
なかなか繋がらないので鏡夜はシマさんへ連絡をし、環が夕方にフランスに戻る事を聞き出した。桜蘭祭が終わるのと同時に日本を発つとシマが言っていると、環が車に乗って学園から去ろうとしていた。……って、学校にいたのか。
去っていく環を見て次にホスト部がする事は、勿論環を追い掛ける事だよね。鏡夜がうちの車がまだ止まっている筈だからと、コスプレ衣装のまま飛び出していった。
待機している運転手にすぐに出すように命じるが、運転手は言葉を濁していた。それを訝っていると、皆の背後に鳳家のプライベートポリスが彼らの行方を阻んでいた。先ほどエクレールが鏡夜父に何やらお願いをしていたけど、鏡夜たちの行動を先読みしていたんだね。ここで咄嗟にハルヒを自分の背後に隠す光がとても良かった。
迫ってくるプライベートポリスの隊長らしき人物が、自分たちを雇っているのは鏡夜父だら残念ですと言っていた。いくら知略に長けていようとも、自分の命令が通じない以上、何もできないのは明らか。「クソッ!」と車のボンネットを叩いても状況は変わらない。誰も行かせるワケにはいかないと隊長は尚も続けるが、そこへ馬車を操るモリとそれに乗るハニーが現れた。やっぱりいいとこ取りな二人だなぁ。とても格好いいよ!
二人が現れるなり動揺するプライベートポリスの面々たち(笑) ハニ−一人でも充分倒せてしまえるものね。双子は既に乗り込んで、馨がハルヒに手を差し伸べていた。事態に着いていけていないのか、呆然とするハルヒを鏡夜が「あの馬鹿を頼む!」と言って彼女を押し出した。ハルヒたちを行かせようとプライベートポリスを引き受けたハニ−とモリの格好いいこと! しかも手加減して一瞬で片付けてしまったよ(笑)
先回りしようと猛スピードで馬車を駆る光だけど、馨が心配した通り光が馬車から放り出されてしまった。でも、光がどんなに環の事が好きなのかが判るシーンだなと思う。放り出された光を馨が追いかけたので、馬車にはハルヒが一人残されていた。「本当にこんな風に終わってしまうのか」と呻く光を見ていたハルヒは、朝の出来事を思い出していた。
食べたくないと言って朝食を食べずに家を出ようとするハルヒを、蘭花が「お父さんに話してみても力になれない事?」と聞いてきた。食べたくないからと言っても父にはお見通しだったらしい(笑) それは母の葬式の後で、ハルヒが食べられるようになるまで時間がかかった事があったから。だから何かあったのだと感じ取ったらしい。そして父は「世の中には頑張ってもどうにもならない事が確かにいっぱいある。だからこそ、頑張らなきゃいけない時は躊躇ったりしちゃ駄目なのよ」と言って娘を抱き締めてあげた。それを思い出したハルヒは、ウィッグと上着を脱いで身軽になると、馬車を駆って環を追いかけ始めた。
環の乗る車に追いつき、戻ってきてくれとハルヒが言うものの、環はホスト部で迷惑していると思い込んでいてハルヒの手を取ろうとはしなかった。あの鏡夜の発言と、エクレールの言葉でそのおもいが強くなってしまったのだろうね。そんな環を見て、ハルヒは環を大馬鹿だと詰った。「こんなに長くつき合っていて、冗談か本気かもわからないんですか!?」確かにそうだね。だけど環は馬鹿だから額面通りに受け取ってしまったワケだ(苦笑)
皆ホスト部が好きなんだと叫ぶハルヒは、最後に自分もホスト部が好きだと言って環に手を差し出した。……うわぁ、危ないよ(汗) そこまで言われてようやく環も手を伸ばしたけど、その手をエクレールが掴んだ。行かせまいとと掴んだ彼女の表情からは、先週までの余裕は消えていた。環に本当に行ってほしくないと思っているような表情をしていた。しかし、片手を手綱から離した事によって馬が制御を失い、バランスを崩したハルヒは馬車から放り出されてしまった。それを見たエクレールは悲しげな表情を浮かべて環から手を離した。口パクだけだったけど、そのエクレールの行動に環は「ありがとう」と微笑んで車から飛び出した。……二人とも危ないよ(汗) まぁ、そこが河だったからできた事だよね。
一段落すると、エクレールは車を出すよう命じていた。環は会ったばかりの男と結婚するなんて云々と言っていたけど、エクレールは知っていたんだね。行方不明と言われていた環の母は、エクレールの家政婦となっていたらしい。せっかく母親に会わせてあげようと思ったのにと彼女は言ったけど、最後にやっぱり「ありがとう」と言っていたんだね。そう言って笑ってくれたと言うエクレールの顔はもう見えていなかったけど、その声は満足そうだった。
エンディングではダンスを踊る桜蘭生たちを見て、理事長と鏡夜父が語らっていた。その間は皆と踊るハルヒが描かれていたけど……いくら女装しているという名目だったとしても皆本当に誰も気づかないのか?(苦笑)
親父たちの語らいは、買収されかけた鳳家の会社をKOなる学生投資家が、トネール社より先に買収しただけでなく、経営権を全て譲ると言ってきたらしい。……まぁ、それが誰かなんて視聴者にはすぐに判るよね。そして息子が大物であるのをようやく父は知るのだね。と思ったら、兄よりも優秀なのを父は知っていたらしい。すると、兄たちがやってきた事をするだけでは満足しないと言っていたのは、やはり鏡夜に期待しての発言だったのかな。
鏡夜の父が環を褒めているところで、ハルヒにダンスを申込む環の姿があった。ギャラリーの女生徒は皆ハート目になってそれを見ていた(笑) ハルヒが環の手を取ろうとした瞬間、鏡夜が彼女の手を握り、そのままダンスをしていたシーンが良かったなぁ。まぁ、最後に鏡夜は環に渡すつもりなんだろうけど。
息子たちと同じように仲良くやりたいと離す二人の父は、しかし、鏡夜の父がハルヒを鏡夜の嫁にと言い出した事から仲良くやりたい発言を撤回した二人に笑った。父親公認で本人たちよりも父親たちがハルヒを巡って火花を散らす事になるのか(笑)
まぁ、最後は連載が続いている作品の終わり方としては無難なラストだったんじゃないかなぁと思う。それでもこれまでの数々の話が霞む筈はなく、とても素晴らしいアニメ作品だったと思う。少女漫画のアニメ化って、成功するパターンが多いのではないかと思ってしまった。
来週からはもうないのかと思うと寂しいなぁと思っていたら……「DEATH NOTE」の予告が始まった。月よリュークの声……うわぁ、最悪だと思ったのは私だけではないだろう。ドギーや環は良かったと思うけど、月のような捻くれまくった難しい役を果たしてこなせるのだろうか? リュークの方は「ワンピース」でのアレでもういいと思ったもので。あの作品では更に酷いのがいたからマシに聞こえてしまったけど、さてどうなるのやら。まぁ、これも感想を書く事になるだろう。
日曜に友人に会ったのだけど、最終話までの二話は終わらせるためのアニメオリジナルだったそうな。それを聞いて原作を持っているのを知った私は、彼女から原作を借りる事にした。やっぱりれんげはあんなに出てくるキャラではなかったようだ。そして笠野田はレギュラー入りっぽい事を聞いた。今度会う時が楽しみだなぁ。