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ツバサ・クロニクル 最終話「明日へのツバサ」

 1期の、一番最初の画面が出てきた。インタビュー記事を読むと、原作ではあの場面に行くために今描いているという……。決して交われない空間にいる二人。それは、小狼とサクラがこの先その意思に反して分たれてしまうという事なのだろうか。二人には幸せになってもらいたいのになぁ。
 しかし小狼自身も謎が多いけど、サクラもそれは同然だよね。発端は飛王が時空を超える力を得るためだったっけ? ちょっと忘れてしまったけど、まぁ、サクラにどうしてそんな力があったのかというのが謎だし、どうして彼女にツバサが現れたのか、そして記憶が羽根となって飛び散ったのか、そしてどうしてそれが他の次元だったのかと謎ばかりだし、未だそれは解明されていない。
 ……関係ないのだけど、最近「xxxHOLiC」のひまわりの謎が明らかになったらしい。私は雑誌を読んでいないので、早くコミックスでそれを読んでみたい。

 先週の予告で、カオスの正体がどうだとか言っていたけど、偽物の羽根を作る事ができたんだし、強い力を持っている事から、彼が羽根を持っているのは明白。そして予告に正体はと持ってくる事から想像は難くない。
 鳥に変化して小狼にだけ攻撃をしかけてくるカオスだけど、自分の城や街を破壊し始めた。もしかして、理性を失っているのか、それとも力が暴走しているのか……。

 ちょこちょこ出てきては、思わせぶりな事を言ってきた飛王。彼の目的は、最初から小狼たちの旅を操る力を再び手にする事だった。ふ〜ん。あっ、そう? しかしそんなのは侑子さんにはお見通しみたいだよ。って、それも解っているんだろうけど。また侑子さんの力であっさりその操る力を失ったら、また戻そうとするんだろうか? 本来の目的はそんな事じゃないだろうに。
 しかも時が満ちたと言って、もう一人の小狼を見ていた。……えー。そんな事しちゃっていいのか!? 最新刊は一度しか読んでいないので、既に記憶があやふやなんだけど何で彼が水槽に入っているのだとか、何のためにそこにいるのかとか、どうして小狼と反対の目に眼帯をしているのとか、知っていてやっているのかな。……制作していた時には連載でそれらがクリアになっていた筈なんだけども。……嫌だなぁ。勝手な展開にされてしまうのは。

 一方、凍りづけにされてしまったサクラに、カオスが助けてくれと頼んでいた。……あのぅ、自分で招いた事なのに何を言っているのだ? まぁ、絵が綺麗なのでいいよ。お約束な展開だろうと。別に隠さなくても、カオスがサクラの羽根そのものだったなんて想像できるから。実現を予測できる力を羽根が持っていると納得できるからね。
 倒れた小狼の元にサクラが現れた。どうして、と問う小狼にサクラは「カオスが力を貸してくれたの」と答えた。……力を貸すも何も、閉じ込めたのはカオスなのに、何を言わせているのだと正直思った。音楽で色々と盛り上げようとしたり、修理された刀が戻ってきたりとやってくれているてど、正直何をしているんだと思った。でもまぁ、小狼が格好いいし、小狼とサクラがラブラブだったからいいよ(笑)

 カオスが負けを認めて戦いが終わった。サクラがカオスを抱き締めた時の皆の表情、特に黒鋼が呆気に取られている顔が面白かった(笑) しかもサクラも「この人は私なの」と言い出すし。小狼たちに意味は伝わらないって!
 カオスが光に包まれたと思ったら、そこにはたくさんの羽根が現れた。しかし、モコナによればまだまだたくさんあるらしい(笑) それを聞いて、思わず黒鋼が「俺たちの旅は終わるのかよ!?」と聞くのも仕方がないか。黒鋼は最後までつき合う気満々なんだねー。
 ところで、カオスを形作っていた多くの羽根たちが空へと消えていったのは何故だ!? しかもカオスは最後に「待っているぞ」なんて言っていたし。ここでサクラに全て回収されるのではなかったの!? 実際、あれだけあったのにも関わらず、回収したのは一つだけだったし……。しかも最後をまとめたのは飛王だなんて(苦笑)

 1期と同じく、予告に使ってた時間はお別れの挨拶に使われていた。しかし、台詞を聞いているとここで打止めのような感じだったな。2期はやはり不評だったという証なのかな? で、来週から何が始まるのかなぁと思っていたら、再放送みたいだね(笑) だとすると、もしかしてまた半年後に始まる可能性もあるのだろうか?
 1期でも色々と文句を書いていたけれど、2期は前よりも酷かったと思う。原作にあった話をした時は良かったというのに、オリジナルになった途端に面白くなくなったのは致命的だと思う。声の方は問題なかったというのに、キャラを知った筈のスタッフの力不足は否めないと思う。もし、次があるのだとしたら原作が終了するのを待って、オリジナルを交えずに原作のみでやってほしいなと思う。あー……でも内容的にNHKで放送できない展開だったような(汗)

at 20:12, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 25話「凍てつくミタマ」

 誰の魂が凍るのかと思っていたら、サクラのことだったのね。……というか、まだ引っ張るの〜?

 カオスに対してすっかり心を閉ざしてしまったサクラ。まぁ、当たり前と言えば当たり前か〜。しかしあんな広い部屋でたった二人で食事だなんて寂しいな。。

 一方小狼たちは、カオスから退治するように頼まれていた鳥が、実は国を作ったと言われている伝説の鳥と似ている事を知った。そしてカオスのあの力は、伝説の鳥の力を受け継いでいると民は信じているらしい。それでも民は、王が何をしようとしているのかを見届けるらしい。確かに小狼たちから見たら敵だけど、これまでカオスによって平和に暮らしてきたのは事実だものね。
 刀が元に戻ると知ってホッとしたところで、小狼は黒鋼と特訓を始めていた。

 食事をしないサクラに、カオスは渡したいものがあると言って、羽を渡していた。気を失ってしまったサクラが取り戻した記憶は、カオスとの別れの日のものだった。待っているから迎えに来てと記憶の中のサクラは去っていく背中に言っていた。その気持ちは、カオスと一緒に旅ができるなら他に何もいらないほどだった。他に何もいらない……父や兄と離れ離れになってもというくらいの。
 ……いくら助けてもらったからといって、そこまで言い切れるものなのかなと思っていたらサクラの様子が変だった。変というか、自分はそんな風に思わないと気づいた。確かに恋愛が全てで、他の何をおいても男を取る人もいるかもしれないけど、サクラはそうじゃないだろう。
 そしてサクラはこれが本当に自分の記憶なのかと疑問に思った。すると眠っていたサクラは突然苦しみだした。黒鋼のように自分たちにも何かできる事はないかと考えて、モコナとファイがタイミングよくサクラの部屋に侵入していた二人はそれを目撃した。するとサクラの身体から羽が出てきた。しかも黒い? モコナは「めきょ」と反応していたけど、よく似せた偽物だったらしい。つまり、記憶も偽物……。何故そこまでしたサクラが欲しいのだろうか? 本当に惚れていたらこんな事はしないよね。
 これにはさすがのサクラも怒ってしまった。自分に記憶がなくて、飛び散った羽根を回収する旅をしているのだと話した。嘘の記憶で操ろうとするなんてとても卑怯な事だと真直ぐな目でカオスを断罪した。言われたカオスは辛そうな顔をしていたけど、彼の真意がよくわからないな。しかし何かを決めたようで、カオスはファイとモコナに自分と勝負をするように伝言を頼んだ。
 カオスからの伝言を伝えると、モコナがサクラからの伝言を小狼に伝えていた。自分は大丈夫だから無茶はしないでと。……そりゃ無理だろう(笑) 誰だって好きな子のために頑張るのは止められないもの。無茶を無茶だと思っていないんだし。黒鋼からもOKをもらって、明朝の勝負への準備は万端のようだった。

 押されっぱなしなのを見てモコナが心配するが、黒鋼はそうでもないと否定した。言われた通りにモコナが小狼の顔を見ると、彼はいつも通りの顔をしていた。ああして相手の出方を見ているんだと黒鋼はすっかり解説役(笑) 「黒さまだったらどうるする?」とファイに問われると、自分だったら「向こうがあと三回打ち込んできたら反撃だ」と答えた。見守っていると、さすが弟子といったところか(笑) 小狼も三度目で反撃を開始した。
 その戦いを飛王や星火も見ていた。何かを仕掛けようとしているけど、彼らの目的は何だったっけ? カオスの力の源とかそんなのなのかな?
 前回負けたのが嘘のようにカオスを押している小狼は、サクラと見つめ会って心を通わせていた。カオスは楽勝するとでも思っていたのだろうか? なかなか勝てないので苛立っているように見えた。そして小狼がサクラを見て微笑んでいるのを見て怒りを爆発させていた。……感情があまり伝わってこないのだけど、目が変わっていたので怒ったと見て間違いないだろう。
 カオスの雷撃をそのまま返したけど、着ているものが汚れた程度で彼は無傷だった。二撃目を放とうとするが、そこへサクラが小狼を声援していた。小狼を気遣うサクラにカオスも苛立ちを隠せずに「黙っていろ」と命じていた。それに「できません!」ときっぱり拒否するサクラを見て、ファイが戦っているのは小狼だけではないと言って……言って見ているだけなのね。
 記憶を操ろうとしたり、サクラの大事な仲間を傷つけて……。カオスに対して好感情なんてサクラがもう抱く筈がない。「もはや、これまでか」と言って諦めたのかなと思ったら、カオスは光を放ってサクラの目前へと転移していた。……あんな近距離で転移しなくてもいいんじゃないかなぁ。
 サクラの危機に彼女の元へ向かおうとする小狼だけど、カオスの二人の部下にあっさりやられてしまった。……カオスには余裕で相対していたのに、いくら二人がかりだからといってあっけなさ過ぎ! ファイと黒鋼が撃墜された小狼の元へ駆け付けたとき、サクラがカオスに術をかけられていた。
 「許せ」といいながら術をかけ、「我が姫」だとまだ言っていた(汗) 記憶を操っていたのは、小狼たちへの思いを消すためだったらしい。小狼たちというより、自分以外の記憶といって間違いないよね。手に入らないなら心を凍らせるって事なのね。モコナによれば、身体だけでなく魂までもが凍らされたらしい。カオスに問いたい。本当にサクラが好きなのか?
 驚く小狼に、凍らせたサクラを見ながら「勝負はこれまでだ」とカオスは言った。サクラを連れて旅に出るらしい。勝負に負けたらサクラを返すと言っていたけど、やっぱり自分が負けるとは思っていないからこその提案で、サクラの目の前で小狼を倒してサクラに諦めさせるのが目的だったのね。

 小狼が妬ましいと言った後で翼を広げるカオスだけど、時空を越えようとしているのかな? それを見ていた星火が「いよいよだわ」と言い、飛王も「そのようだな」と言っていたけど何をするつもりなのかな。おまけに小狼に似た少年が何度もクローズアップされていた。
 時空を飛ぶのではなくて、本体を現しただけだった。伝説の鳥と言われているのがカオスの正体だった。……うーん。何というか、ラスボスと戦って勝てたと思ったら変身してパワーアップされてしまったってやつか? 卑怯だなぁ……もっとも、ゲームにおいては私の場合はそんな変身されても影響があまりないくらいに強くなってしまっている状態なのだけどね(笑)
 まぁ、来週倒して、凍らされたサクラを小狼が温めて終わりなんだね。飛王たちが何をするのかが気がかりだけど、それによってカオスがサクラを庇って命を落とすのかな〜。

at 23:17, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 24話「決意のナカマ」

 とても納得できないのだが、黒鋼もファイもカオスに倒されてしまった。そして小狼と対峙するところで前回は終わった。小狼にはカオスも勝てないだろうと思っていたら……勝っちゃったよ……。

 サクラを被っていたバリアを解くと、カオスは「剣も魔法も、そしてそなたを想う心もこの私が勝っている事がわかっただろう?」と言って、自分と共に羽を探す旅に出ようと手を差し出した。……勝っているからという事じゃないってのが解ってないんだねぇ。大切な仲間を酷い目に遭わせた人間を拒絶するのは当然ではないか。カオスにとって価値のない人間でも、サクラには大切な人たちなのに。それを解ろうとしないで自分の気持ちだけを押しつけてくるなんて、ウザいだけだ。
 拒絶されて悲しそうな顔をしたので、自分のやった事に気づいたのかと思ったら……あろう事かサクラの心を操ろうとしたよ(汗) 本当に愛していたらこんな事はできないと思うぞ?
 そうとは知らない小狼は、カオスの手を取るサクラを見てショックを受けていた。サクラの方は、心を操られていながらも涙を流していたのにね。カオスが別の世界へ行こうとしたとき、その背中に羽が生えたんだけど、それを見たモコナの反応のしかたに笑った。たくさんの羽の気配を感じるとああいう反応をするのか。
 ゲートを開いて今まさに行こうとすると、小狼がサクラの名を叫んだ。それに反応を示して涙を流すサクラを見て、カオスは「心が変わらなければ一緒に旅をする意味はない」と言ってゲートを閉じてしまった。……だから、心を操っている時点でそらは知っていたんじゃないのか? やっている事がおかしいのではないか?

 後半になって急に絵が綺麗になったと思った。

 ずっと様子を窺っていた星火が、カオスの正体を訪ねると、飛王は何か知っているようだった。さっきもそうだったけど、サクラと手が触れた途端に出ていたあの効果音は何を示しているんだろうね。あれだけの羽を保持しているのは、それだけないとあの姿と力を維持できないって事だったとして。やっぱり既に死んでいるキャラなのかな?

 落ち込んで諦めようとしている小狼を諭してみたり、傷薬を作ったり、小狼のために侑子さんに頭を下げたり……。黒鋼とファイが彼のために何かしてあげようとしている姿がとても良かった。また、サクラと小狼が、離れた場所にしても同じ事を考えている姿とか……。

at 22:00, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 23話「歪んだネガイ」

 先週は時間がなかったのが大きな理由ではあったが、感想を書く気が起きなかったのも確か。では、今回はどうだったかと言うと……絵は綺麗だったね! だけで終わりそうなものだったなぁ……って終わらないけど。

 サクラはカオスと小さい頃に会っていたようだ。これが何年前なのか知らないけれど、再会したカオスがどうして昔と変わらぬ姿なのかが大きな疑問。どう見ても10代でしょ? だったらサクラが成長した年数分、彼も成長しているんじゃないのだろうか? 無表情なのは変わらないけど(笑)
 タイトルの歪んだ願いとは、この小さい頃のサクラとの約束に固執してしまったカオスの頃なんだね。それにしても、こんなに小さな頃のサクラとの約束に固執するとは、カオスってロリコンだったの? 彼の年齢を知りたいなぁ(苦笑)
 つまり、カオスの依頼で蓬來山に行った小狼たちは、サクラと引き離すためだったのね。しかし、そんな事をサクラが受け入れる筈がないよね。自分の思い通りにできると思っているあたり、このカオスはダメだね。

 その小狼たちは怪物に襲われ戦っていると、急に霧に包まれて離ればなれにされてしまったようだ。そしてそれぞれ自分と関係の深い人物が目の前に現れていた。……誰がどう見ても偽物。それなのに小狼たちが驚くのが違和感を覚える。小狼には星史郎、ファイには阿修羅王、黒鋼には父親が現れた。
 小狼に関しては謎の部分が大きいとはいえ、ここでは星史郎しか出せなかったのかな……。黒鋼の場合は父よりも知世姫のような気がするんだけど、ここで関係の深い人物をどういった意図で出したのかが判らないので何とも言えないな。最後にファイに関しては大いに言いたい事がある。ファイは阿修羅王から逃げないといけないと本人が言っているだけで、本当の事とかその背景というのはまだ判っていない。それなのにこのアニメは安易に阿修羅王を出し過ぎだと思う。前もちぃが出てきてファイが表情を変えている話があったけど、あれだっていいのかと疑問に思う。後々ファイの事が明らかになったとき、矛盾してしまったらどうするつもりなんだろうか?
 まぁ、今回の事で言えば黒鋼の父親の声が誰なのかハッキリしたのでいいか。何せ過去話のときは録画をミスってしまって判らなかったし。

 カオスが見せたいものがあると言って、サクラを城下の街へと誘った。小狼たちの帰りを待つと言って断ろうとするサクラを、モコナが昔に出会ったカオスと同じ人物なのか、魂が同じの別人なのか確かめる機会だと提案したので彼女は一緒に行く事にした。
 城下では、カオスを見かけるなり国民が喜んで迎えていた。カオスが見せたかったものとは、サクラの国を訪問した際に記念として作られた場所だった。そこで小さい頃の約束を持ち出すカオスだけど、小さい頃の約束を本気にするなと言いたい。一度しか会った事がない人間ならなおさらだと思うなぁ。その約束をずっと果たそうとサクラとの再会を待っていたカオスはかなり変。何だか少女漫画的発想だなぁ。これが性別が逆であればそういう風には思わなかったのだけど。
 これからは小狼たちに代わり自分がサクラと一緒に旅をすると言うカオスに、モコナが小狼たちはどうなるのかと抗議した。それに対し、カオスは彼らがサクラとは何の縁もない人間だが、サクラの事を思って身の危険も顧みずに共に旅をしているのだと、サクラが気にしていた痛い所を突いてきた。彼らを本来の生きる道へと戻せるのはサクラだけだとカオスは諭すように話した。……でもさ、最初はどうであれ皆自分で選んだ道なんだよね。今は仲間としての絆だってあるんだし。それを何も知らない人間にこうせよと言われる筋合いはない。
 そしてやっぱりサクラにはそんな手は通じなかった。それまではサクラが自分の申し入れを断るとは夢にも思っていなかったんだろうね。約束していたのだからと。拒絶されるや態度を豹変させるなんて幼稚な奴だな。今までそれだけの為に生きてきたとでもいうのだろうか?
 突然モコナがサクラに「逃げて!」と忠告した。何でもカオスの心が変わったらしい。サクラと旅をするためだったらどんな悪い事も平気でするように変わってしまったんだと言っていた。……いや、あのぉ……本当にそんな事のためだけに生きてきたとでもいうのか? それにしても、人の心が解るというモコナが今まで大人しかったのは、サクラに拒絶されるまでは本当に優しかったというんだろうか?
 心が変わってしまったカオスは、サクラが逃げ出すと笑って彼女を術を使って束縛した。そんな事をしてしまったら、もう絶対に彼は望みを叶えられないね(苦笑)

 サクラが拒否した途端に小狼たちを襲っていた偽物たちが姿を消し、その元となっていた光が飛び去ってしまった。それを追いかけた小狼たちは、カオスとサクラのいる場所へとやってきた。これは誘導されたといった方が正しいかな。
 黒幕が誰なのを知った小狼たちに対し、カオスはサクラが自分の願いを受け入れてもらえなかったから戦うと言った。サクラに小狼たちの無力さを知らしめるために戦うと。……根本的に間違っているよカオス(苦笑)
 まずは黒鋼と対峙したカオスは、黒鋼は強いが自分はもっと強いと言って彼を蹴飛ばした。というか、それおかしいだろ。黒鋼とは体格も力も違う。それに黒鋼は力押しで剣を奮う人間ではなくて、ワザも持っている。知世が別世界に飛ばした時は心が欠如しているためだったけど、今は心技体全て揃っている。そんな黒鋼にカオスが適うとは到底思えないのだけど。可能性があるのだとしたら、術を使ってズルをしているとしか考えられない。いや、そんな理屈云々ではなくて単純に黒鋼を負けさせたのが許せん! だって、黒鋼って今まで負けた事ってなかったんじゃないの? アニメで負けさせたのが許せーん!
 次に向かっていったのがファイ。でも彼は魔術は使わないから何と比べるのかなと思った。やっぱりそれを比較してきたか。自分の方が強いとは言わなかったけど、使わない力は無いのと同じだと言ってワザを放った。……でも、魔力は自分の方が勝っていると言い切るんだね。
 最後は小狼。どんなにカオスが強くても、小狼には勝てないだろうなぁ。だって彼は諦めないキャラだもの。

 それにしてもカオスが黒鋼より強いと言い切る事ができたのは、先週モコナやファイから旅の話を聞いた事と関係があるのかな。また、飛王が星火を使って調べさせていた大いなる力ってのも関係があるんだろうな。関係のない事とは思いつつ気になるのがカオスの肌の色。死人のように見えてならない。死人ならサクラとの約束に固執するのも頷けるのだけどどうなのかなぁ。
 予告を見て、まだ引っ張るのかと正直思った。次々回で終わらせて、最終話ではおまけ的なものを放送して終わるんだろうか?

at 23:54, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 21話「はたらくサクラ」

 先週で「BLOOD+」が終わってしまったので、ちゃんと最初から録画する事ができたよ(笑) いつも時間をずらしていたからねー。

 今回もまたオリジナルのようだ。今回のシリーズはこのままオリジナルばかりをして終わってしまいそうだね。
 次の世界に着くなりモコナが羽根を見つける事ができた。驚いた事に羽根が売られていた。何の騒動も起きていないのは、モコナによればこの世界では羽根の力が弱められていているらしい。何故だか解らないなんてすごい言い訳だ(苦笑)
 その店は織葉の店だった。何でも散歩をしていたときに木に引っかかっていたのを見つけて、綺麗だったからブローチに仕立てたとか。値段は10万ユールするらしい。まぁ、10万円するって事なのね。既に売り出しているものだから、羽根だけ欲しいと言っても無理があるか。なるほど、それで「はたらくサクラ」なんだね。
 10万円するけど働いて買い取ると言う小狼に対し、織葉は三日間だけ誰にも売らないと約束してくれた。そのときに、ブローチを見てサクラが「綺麗〜」と言っていたのがおかしかった。

 早速仕事を探しに行く小狼たちだけど、この世界はどうやら治安が悪いらしい。だからサクラには部屋を出ないようにと言いおいて出かけてしまった。しかしサクラはとっても不満そう(笑)
 ハローワークのような場所へ向かって仕事を探す小狼たちだけど、換金した店の絵里衣によると、仕事がない状態らしいから見つけるのは難しいらしかった。当たって砕けろと黒鋼が言って中に入ったけど、本当に何の仕事もなかったらしい。仕方がないから小狼たちは自分の足で探し始めた。
 一方、留守番組のサクラとモコナ。先週手に入れた羽根は秘術の力が残っていて、すぐにはサクラの体内には入らないようになっていた。しかし、それが今回その力がようやく消えたらしい。サクラが思い出した過去は、トウヤとユキトと共にお忍びで市場に出かけた時の事だった。
 目が覚めたサクラは仕事を探しにでかけた。小狼たちとは違い、サクラの方はすぐに仕事が見つかっていたのが凄いなと思った。彼女ってとても運がいいんだったっけ? それにしてもどうしてアイキャッチが侑子さんなんだ? 思わず出てくるのかと期待してしまったではないか(笑)
 せっかく見つかったお仕事なのに、トラブルが発生して一日で失業してしまった。再び赴いたお仕事紹介センターで、またしても仕事がみつかったらしい。最初に行ったときにカフェで働いていたという事と、モコナによってレース経験者だという事に(笑) それで次の仕事が見つかったとは。しかし、それもすぐに駄目になってしまい、またもやお仕事紹介センターに。小狼たちは全然仕事が見つからないというのに、本当に運がいいなぁ。しかし、窓口のお姉さんによると、次の仕事はあまりお勧めできないらしい。……だったら紹介するなといいたいけど(苦笑)
 お勧めできないのは、店の客層が関係していたのかな? でも、最初はこわごわしていたサクラも、お客が普通の対応だったのでそれで緊張がほぐれたらしい。それにしても、今回は懐かしい面々が出てくるなぁ。その店のマスターはカルディナだった。
 客層は問題なかったけど、店を狙うヤクザが頻繁に来ていたらしい。口で言っても駄目なら力づくで〜と、お約束な展開になったという事は、ここでお約束通りに助っ人が参上しそうだなぁと思っていたら、小狼たちが現れた。……ちょっと忘れていた。てっきりずっと仕事を探し続けているものとばかり思っていた(笑) なるほど、用心棒として雇ってもらっていたのかー。

 ブローチを無事に入手して、早速サクラが身に付けたけど、羽根はすぐにサクラの中へと消えていった。最初の羽根で思い出せなかった部分は、立ち寄った店のおばさんに頼んで売り子をさせてもらった事だった。
 う〜ん。別に面白いワケでもなかったけど、つまらないとまでは言えないかな。ゲストキャラが懐かしかったのは良かったけどね。来週もまたオリジナルみたいなので、やっぱり第2期はオリジナルで無難に終わらせるのかな? 第3期があるのなら、原作が終わってからにしてほしいかなぁ。

at 23:59, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 20話「秘術のゴクイ」

 なるほど。何で予告にあの息子が出てきたのかと思ったら、キイシムの世界に連れて来られた時にサクラの羽根を手に入れていたのか……。
 人間を忌み嫌っているこの世界の住人が、どうして領主の息子の命令を聞いていたのかと思えばそういうカラクリだったのか。皆がキイシムのような力を持っているのではなく、空汰たちと変わらないんだね。
 キイシムの世界に行ったのは小狼と黒鋼と春香と空汰の四人。じゃあサクラたちの出番なんてないのかなと思っていたら、そんな事はなかったのね。そしてあの橋は特別なものだったんだね。水が綺麗なそこは、キイシムたちにとっては害のあるものらしく、だから誰も近づかないので安心なのか。一方、サクラたちは、羽根の波動を感じたモコナの言葉に従ってその感じた場所まで移動していた。同じ橋のある場所へ。

 羽根を取り戻しに行く小狼たちについて行くと春香は言ったけど、危険だし足手まといだと言われ小狼と黒鋼に駄目だしされていた。鏡さえあればと落ち込み悔しがる春香を見て、キイシムは彼女の母親も自分との術比べに負けたときはそんな顔をしていたと話した。勝負は五分と五分だったが、最後にはキイシムが負けた。どんな秘術を使ったのかと聞く春香に、キイシムは最高の秘術を使ったのだと答えた。更にそれがどんなものかと問う春香に、術士であるなら自ら学ばねばならないとキイシムは教えなかった。でもまぁ、どんな術なのかはだいたい想像がつくな。秘術は人を傷つけるためにあるのではないと娘に諭していたのだから。

 さて、小狼たちは領主の息子の居住に向かったが、正面突破を仕掛けていた。まぁ、これもあっさり決着は着くだろうね。以前キイシムが操られていたのと同様に、額に付けられて石によって操られているのを黒鋼は覚えていたんだね。攻撃はその石を斬るにとどめていた。人間の魂が入っていたのだから、斬られたら持ち主の身体に戻っていくのね。
 橋の下で隠れていた春香たちの前に、鏡を持ったサクラが現れた。ファイたちも普通についてきたけど、こういう場合そんな事が可能なんだろうか? 置いていかれそうな気がするのだけどなぁ。まぁ、鏡があればと悔しく思っていたところへその鏡が現れたのだから、もう足手まといじゃなくなるね。
 小狼たちを追いかけて領主の息子の居住地まで春香たちも移動していたのね。しかし、住民たちに追い込まれていた。一人彼らの前に降り立った春香は、鏡を持ってはいたけどただ立っているだけだった。鏡を使えと言う空汰に対し、術を使えば彼らを黙らせる事はできるけど、本当にそれでいいのかと自問していた。それを黙って見守るキイシムは、彼女が母親と同じ結論を導き出すのを待っているようだった。
 その期待を裏切らず、春香は両手を広げて彼らに話を聞いてくれと訴えた。戦う意思がない姿勢を示した春香の話を聞いた住民たちは、自分たちが騙されていたのを知った。それでも、人間である春香の話など信じられるかと言う意見を言う者はいた。微笑みをたたえ、どうしても行くというのなら自分を倒せと言う春香に、住民たちはどよめいた。心で対話すれば通じるんだなと思える瞬間だった。キイシムによれば、力は使わずして初めて真の力となるらしい。そしてそれが秘術の極意なんだそうな。

 戦いが終わって、キイシムは春香に二つの世界の掛け橋になれと話していた。春香は快諾したものの、そもそも二つの世界は頻繁に行き来できるものではないと思うんだけどなぁ。キイシム以外で行ったり来たりした者が果たしているのだろうか? その辺りは疑問に感じたけど、まぁめでたしめでたしで終わったからいいか。

at 22:02, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 19話「二度目のクナン」

 うーん。またオリジナルか……。しかも面白くないよ。無理にオリジナルを入れるくらいなら、放送をもう半年後にしてくれたら良かったのになぁ。

 木曜日に原作の最新刊を買ってすぐに読んだのだけど、まさかあんな展開になるとは思っていなかった。読んでまっ先に思ったのは、NHKじゃ放送は無理だ! という事だった。無視するワケにはいかない内容だったので、放送されてもかなり改竄されてしまうんじゃないかと不安で仕方がない。あ、でも、二期でやるかどうかわからないけど。
 あとは、もう一人の小狼の声を誰が演じるのかなぁ。くまいもとこさんがやってくれないかなと密かに思った(笑) だってあっちの小狼は正真正銘の小狼だったワケだし。

 そんなワケで原作が強烈だったので、昨日のアニメは見ても感想書く気が正直起きなかったなぁ。キイシムってあんないい奴だったかという疑問と、予告を見てあの領主親子が何か企んでいそうな雰囲気だったけど、連れ去られた後に普通に生活できていたのがおかしいと思うもの。虫ケラの分際で自分を今まで操っていたのにキイシムは怒っていたんじゃなかったのか?
 それと、春香の声だけど前から不満に思っていたのがわかった。「ホリック」のひまわりと同じ声だったのね(苦笑) 棒読みの域を出ていないので不満だったんだなー。この話は何話で終わるのだろう? 来週でもう20話なのになぁ。こんな話が続いて適当に終わらせてまた半月後、なんて事をしてほしくないと思ってしまった。

at 23:57, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 18話「ケロちゃんとモコナ」

 今回はメルヘン?(笑)
 今夜は誰と一緒に寝ようかな〜と歩いているモコナ。それを聞いて面倒臭いといいながらもモコナを迎入れようとした黒鋼がよかった。そしてサクラが寝相が悪いと言われてショックを受けている姿は可愛かった(笑)

 寂しいのではなく切ないというモコナは、眠れなくて侑子さんと話をしていた。気分が落ち着いたのか、ようやく眠れたようだけど、山が何やら光っていた。翌朝、目覚めたら小狼たちは姿が小さくなっていた。
 う〜ん。しかし今回の話は特に感想jはないなぁ。羽根のために小狼たちの姿が小さくなったのは分かった。そしてケロちゃんはモコナを救世主と言って、自分と一緒に行って何とかしてくれと頼んでいた。そして小狼たちは、自分たちが小さくなる事によって、モコナの気持ちを知るという感じかな。
 やっぱり原作本編の話がいいなと思った。



 以下日記。
続きを読む >>

at 23:11, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 17話「五つ目のチカイ」

 移動したと思ったらまだレコルト国だったというので先週は終わったんだったね。具合が悪いの〜と、モコナが黒鋼の肩に止まったのを見て、黒鋼って以外と動物に好かれるタイプなのかもしれないと思った。モコナは動物じゃないけど(笑)
 黒鋼の頭の上で具合悪そうに寝そべっているモコナが帽子に見えてしまった。それでも突っ込み入れるのは忘れないんだね。これはもう突っ込まずにはいられない体質なんだろう。先週だったかな。小狼が黒鋼に「優しいんですね」と言っていたのは。照れて速攻で否定していたかに見えたけど、普段だったらすぐにムキになる黒鋼が「寝ていろ」と言っていたのでやっぱり優しいなと思った。
 国王自らが探査魔法を使ったらしいが、相当の腕を持っているんだね。それはいいとして、この国では司書が警察まがいの事をしているのか?

 一時図書館に避難した小狼たちだけど、図書館だけに小狼は読書に夢中だった(笑) それを見て、ファイは本を読みふけっている小狼はいつもと別人みたいだと本人に言っていた。そしてそんな体験を最近よくしているために、小狼の顔は強張りそれを間近で見ていた黒鋼も反応していた。ただ、先週の、そんな別人のようになってしまった小狼の姿はあまり説得力がなかった。確かに小狼は本を放り投げるような人間ではないけれど、もっと残虐な性格を見せても良かったんじゃないだろうか?
 二人で小狼について語っていたけど、ファイの提案で記憶の本を使い小狼の過去を見ようという話になった。発案するだけして自分で何もしないのは、黒鋼の言った通り自分の過去を話したくないから他人の過去には介入しないという意思の現れなんだね。それを聞いていた時のファイの表情は普段見られないものだった。こういう、自分を偽っている人の本音って見てみたくなるな。物語りが進むにつれてそれも明らかになっていくのだろうけど、第二期ではそこまではいかないだろうな。原作はクライマッックスが近づいているのは明らかだけどまだ終わりそうにないみたいだし。第三期ってやってくれるのかなぁ。
 それはともかくとして、そこからの黒鋼の行動が愉快だった。後ろめたいからこその反応だけど、サクラの丁寧語につられてですます口調になったり、慌てて本を開いてしまったり(笑) そしてまた小狼は黒鋼の過去を見る事になってしまうんだねー。「ようしこれでいい」って黒鋼、さっき本を開いてしまった事を忘れているよ!(笑) その後の「あ〜〜」と自分の失敗に気づいた顔が面白かった。

 今回の黒鋼の過去は悲惨なものでなくて何よりだった。あれから数年経った黒鋼だね。小狼と同じくらいの歳かな?
 銀龍がようやく完成し、知世がそれを見せるためわざわざ黒鋼の元へ赴いていた。無条件で知世がそれを渡すはずもなく、黒鋼に五つの誓いを立てさせた。

一つ、仲間とは和もって接すること
二つ、今後は場内で乱暴を働かぬよう
三つ、たとえ敵でも慈悲を忘れぬよう
四つ、誰の命も粗末に扱うことのないよう
五つ、その強さを愛する者を守るために使うよう

 最後の五つ目を誓わせる際に、術を用いて黒鋼の両親を出したのがよかったな。さすがに喋りはしなかったけど。そしてそこから真綾ちゃんの歌が流れたのが良かったなー。単なるイメージかと思ったけど、全て誓った後に笑顔で消えていったのがいいね。その時黒鋼は何を叫んでいたのだろうか? そして、最初に冗談で知世は自分に従いなさいと言っていたけど、黒鋼はこの時に知世に仕えると心に決めたのかなー。あ、そうなると罰を受けて侑子さんの元へ送り込まれるようにはならないかな。

 歌が終わると過去話も終わり、とうとう司書たちに見つかってしまった。そこで黒鋼が応戦しに行ったけど、先のシーンで知世との誓約を、モコナはキラキラしたものと表現していた。
 小狼も正気に戻り、黒鋼の横に並んだけど……襲いかかってきた守護獣が小さくなって黒鋼の顔に尻尾を振って懐いていた(笑) 指名手配が解かれたらしい。まぁ、国に災厄を呼び起こす羽根を消滅させたワケだから、追い掛ける必要もなくなるのは当然だよね。しかし、最初に訪問したときにそう申し出ていたというのに納得がいかないなぁ。勲章なんて用意されてもそりゃいらないだろう(苦笑) まぁ、小狼たちは単に先を急ぐだけしか理由はないのだけども。それにしても、やっぱり黒鋼は動物に好かれるらしいな。
 時空転移する前に、歩いて移動しているときに、レコルト国に来た感想を話していたけど、黒鋼の過去がここで見られるとは思っていなかったので、この話は好きである。また、黒鋼の優しさをここで知る事もできて、小狼もとても彼に対して以前より親しみを覚えたんじゃないだろうか。

 さて来週は、予告を見てとても楽しみにしている。何でケロちゃんが出てくるんだろう!? しかし、あちらのさくらとこちらのサクラは全くの別人だからなー。声違うし。

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at 21:26, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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ツバサ・クロニクル 16話「望郷のカナタ」

 クロウ国らしき国に来た一行だけど、モコナは移動していないので本物の国ではないもよう。それに誰もいないし。それでもサクラの中では小狼の記憶はないものの、彼が住んでいた家は記憶に残っているんだねー。思い出の場所は覚えていても、そこで誰と過ごしたのかサクラが思い出す事は一生ないんだね。それを見続けないといけない小狼は見ていて切ない。ファイに問われて小狼が思い浮かべたのは、一期シリーズの第1話の、事件が起こる前の場面だった。あの時サクラは「さっき言いかけた事、この次会う時に言うね」と言っていたけど、それは永遠に失われてしまったんだなぁ……。

 このクロウ国は、サクラの記憶で作られたものなんだそうな。羽根を探してるけれど、旅のきっかけを思い出しているように見えた。簡単に言えばおさらい?(笑)
 仕組みを見破ったファイの説明を聞いていた時の黒鋼の表情が気になるなーと思っていたら、ファイが自分から聞いていた。ファイはあくまで魔術の勉強をしたら解る事だと言っていたけど、黒鋼には通用しなかったようだ。仕掛けを見破るには、仕掛けた以上の力がいる。……黒鋼はそうやって自分を偽っている人間が好きじゃないんだろうなー。

 小狼が調べていた遺跡に羽根があるようだ。そこで一つの謎が解けた? 黒鋼の記憶を見てしまった小狼は、彼の母を殺したのがクロウ国を襲った者たちと同じだと気づいた。しかし、黒鋼はとっくにその事に気づいていた。……私、原作を読んでいた時も全然気づかなくて、慌てて見直したような(苦笑) そういった細かい箇所を見ていなかったんだろうなぁ。
 ちょっとずつ謎が解け始めているので、先が気になって仕方がないなぁ。でも、今回の二期シリーズでも終わる筈がないんだよね。あのコウモリのデザインっては飛王の衣装にもあったのね。小狼たちが彼に近づくのはいつになるのかな。

 さて、羽根をようやく見つけたものの、本の守護者たちが飛び込んだ小狼と黒鋼を襲ってきた。小狼は傷つけずに羽根を手に入れたいと言っていたけど、そんなの難しいだろうなぁ。と思っていたら早速小狼がやられてしまった……。ところがすぐに復活。でも、表情が変わっている。容赦なく蹴りを放っていたけど、傷つけずに〜と言ったばかりじゃないの。それに何だかとても重い蹴りに見えた。そしてあっさりと一体を片付けてしまった。そんな小狼を見た黒鋼は「おまえ、誰だ!?」と聞いていた。つまり、小狼は気絶していて、飛王の元にいるもう小狼そっくりのキャラの意識が入り込んでいたという事なのかな? ここ、アニメではあっさりと片付けられているのだけど、原作ではもっと容赦なく小狼は攻撃をしていたと思うんだよね。そこが残念だった。画面の説得力が乏しいというか……。
 まぁ、それで羽根は手に入れる事ができたから、結果オーライだね。一部始終を見ていた黒鋼は、今後どう動くのかな〜。

 羽根を手に入れたのだから、さっさと移動しないと捕まってしまうものね。ところが、移動しようとしたモコナに衝撃が走った。ファイによれば魔術が働いているらしい。でも前回は難なく武器を出していた気がするのだけど、あれはどうしてなんだ?
 でもまぁ移動できないのでピンチなのは変わりない。走って逃げようとしたけど橋は無くなっていたんだよね。渡ろうにもファイが投げた帽子を瞬時に溶かしていた。それ見てファイが口笛を吹いていたけど、それまで口で「ひゅー」って言っていたのにね。
 いよいよピンチって時に、魔法を使わないと決めていたファイが魔法を使っていた。そのおかげでモコナがようやく移動の魔法を使えたんだけど……。黒鋼が面倒臭がらずに小狼に協力していたのを見て、ファイも自分も何とかと言っていたよね。それはこの事だったんだね。魔法を使ったと言っても、それまでの系統とは違うらしい。系統が違えば大丈夫なのかは判らないけど、使わないと決めた魔法を使ったファイが魔法を使ったのは、彼も旅をしていて心境に変化がでてきた証なんだろうね。
 移動したのはしたけど、次元を移動したのではなくまだレコルト国だったらしい。ではまだ追われるという事なのかなー。

at 23:41, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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