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ネオアンジェリー 3巻 感想


 今回もやっぱり低い評価だ(苦笑) しかし今回の評価が低いのは今まで書いた文章がどうのとか、アンジェリークがどうのということではなくて別のところでやってはいけないことをしてくれたからだ。それが何かといえば、盛大なネタバレをしてくれやがりました〜!
 ゲームのノベライズとあとがきにはあったのだけど、実際にはアニメのオリジナルキャラを交えての物語だった。それぞれにファンがいるのだったら、ファンサービスとしてそれはまぁいいだろう。
 問題なのはあとがきである。この小説は「マティアス救済計画」と作者が別名を付けて書いたことだ。読んでみると、マティアスのあまりの壮絶な人生に作者は泣いてしまったそうだ。それは別に個人の感想だからいいよ。しかし自分なりに「彼の人生に光を当てようと思い……」と書かれているのを見てちょっと待ったと思った。それではアニメのマティアスの人生に光はないとしか思えないんだけど? 救済ということは救われなかったということではないのか?
 そして実際に放送されたアニメでは、マティアスは小説とは全く違う展開となっていた。読めてしまう展開だったとはいえ、小説のあとがきを読んで私はああ、マティアスは死んでしまうのだなと率直に思った。発売日が近いからってそれはないだだろう(汗) これでますます私はこの作者に対して悪感情を持ってしまった(苦笑) まぁ、チェックしているはずのコーエーがそのまま発売したんだったら、罪は作者だけということではないのだけど。
 しかし彼の人生に光を当てよう、ねぇ……。彼はアニメでは亡くなったものの、直前に生きる目的を見出した(思い出した)ものの、彼なりに満足して死んでいったように見えたのだけどなぁ。ちょっとあとがきの感想に違和感を覚えてしまった。

 さて、内容に関してだけど話はさくさくと進んでいってあれよあれよという間にラストを迎えていた(笑) まぁ展開が早いのはゲームのメディアミックス化としては避けられないことなのかもしれないね。
 女王の卵であるアンジェリークには、女王となるという運命が待っているのだけど、女王になるということがどういうことなのかを知って彼女は迷っていた。で、最後に女王として宇宙を統べるほどの力にまで成長したアンジェが選択したのは、女王にならないというものだった……。これ、公式ノベルとしてはどうよ?というのが正直な感想かなぁ。
 私はてっきり女王となるものだと思っていたので、このラストには拍子抜けしてしまった。しかしこの選択は、あとがきによれば作者が選んだものだという……。うーん。これもコーエーは許可したということになるんだよね? やっぱり公式というよりも同人レベルとしか思えなかった(苦笑)
 ゲームには女王になるならないの選択、誰かと一緒になる選択と選べる未来は複数あったのかもしれないけど、「アンジェリーク」というゲームの公式の小説でそれでいいのかなぁと思う。オーブハンターの皆と離れたくないという気持ちはわかるし、彼女は女王になるべく教育を受けてきたワケでもない普通の女の子だ。だから女王にならない選択を選ぶ確率は大きいと思う。ただ、作中で最初の方で言われていた「ノーブレス・オブリージュ」という言葉は何だったのかなぁと思わざるを得ない。個人的にはどうせ仲間たちは守護聖になるんじゃないの〜なんて気持ちもあるんだけど(笑) ……もしかして守護聖は誕生しないんだろうか? ゲームをプレイする時間がなくてとても残念だ。

 最後まで作者には好感持てなかったのは残念だが、これはあくまで私の感想である。違う感想を持っている人の方が多い、というかここまで気にしたのは私だけなのかもしれないね(苦笑)


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at 23:37, 真神恵, アンジェリーク

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ネオアンジェリーク 2巻 感想


 1巻は珍しく低評価になってしまった。で、続巻が上がるかというわけでもなく、相変わらずの文章にやれやれと思いながら読んだ。まぁ、そんな文章だからすぐに読めてしまうという長所もあるけどね(笑)
 内容に関してはゲームをやっていないからか、どう書いていいのかなぁというのが正直な気持ちかな。ただ、アニメとは展開が異なっているんだとは思う。ただ、これが本当にゲームと同じ内容だったとしたら、ちょっとプレイする気がしないなと思った。アニメのオリジナルキャラが普通に出てきているからよけいに混乱しているのかもしれないね。あるいはエレンフリートに代わるキャラがゲーム内にはいたと考えたらいいんだろうか? 結構重要な役どころだし。

 笑えるのがロシュだな。情報屋としてネタを追いかけるのはいいんだけど、どう見てもアンジェリークのストーカーなんだもの(苦笑) しかも彼女にくっついていたらネタにありつける、という動機よりも彼女に惚れているからますます危険(笑) 本人はまだ自覚していない様子だけれども。

 それでまぁ、一番気になるのがアンジェリークが綺麗過ぎるということかな。これは「ネオアンジェリーク」に限らず、アンジェリークシリーズの主人公に共通しているのかもしれないんだけどね。この小説ではその純粋さが鼻につくのはやはり私がこの作者に対してマイナス感情を持ってしまったからなのかもしれないね(苦笑)

 読み終えての感想は「あと一冊」とそれだけだった。しかし本当にゲームのノベライズだとしたら、全3巻でも短いんじゃないのかなぁと思った。まぁ、「遥か2」は更に短くて一冊で終わらせたという前例があるからまだマシなのかもしれない。後は作者の力量によるのかな。

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at 23:49, 真神恵, アンジェリーク

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ネオアンジェリーク 1巻 感想


 引っ越したのでTV東京系のアニメも見られるようになったのが嬉しい。嬉しいが、ただでさえ時間がないのに、見たい番組が増えてしまってとうとう視聴打ち切りをする番組が今期は出てきたなぁ。で、「ネオアンジェリーク」は毎週視聴している。

 もともとゲームの「アンジェリーク」をプレイしていたし、映像化したものもDVDで買っている。コミックスだって買っているのだけど、この「ネオアンジェリーク」が由羅カイリさんの作画でなかったからガッカリしたっけ。今はもう見慣れたけど。「彩雲国物語」一本以外は描けないんだろうね。
 そして今度は文庫本が発売されていた。……このgamecity文庫が創刊されてから、ネオロマシリーズはすべて買っているなぁ(苦笑) この文庫はゲーム版のノベライズらしいのだけど、ゲームには出てこないキャラが思いきり出ているので、そこは「??」と思わざるを得ない。私はてっきりアニメ版の小説かと思っていたもの。

 数ページ読んで私はため息をついた。いやね、一文で段落を変えるって同人誌じゃないんだからと思ったもので。明らかに行数を稼いでいるとしか思えないんだよね。わざわざ段落を変える意味がわからないような文章でも、句点が来たら別の段落になっているんだものなぁ。「小説」を読むつもりで買った私としては興ざめ。せっかく完結するまで待ってから読み始めたというのに流し読みだものなぁ(苦笑) 作者は作家ではなく脚本家だそうだから、その点を差し引いて読んであげなければならないのかもしれない。でもまぁ、買ってしまった以上は最後まで読むさ。

 ところで、「ネオアンジェリーク」も例に漏れず未プレイソフトである(苦笑) というか、買ったのに未開封のままだったネオロマンスゲームはこれが初めてだったかもしれない。ネオロマンスだからというので買ったのだけど、守護聖が出てこないんだもの。それに攻略キャラの声もシリーズの中で一番魅力に感じなかったしね(汗)
 そういうわけなので、話に関してはまったくわからないじょうたいである。アニメも一期の最後の方しか見ていない。だから、さっと読んで見て内容はアニメと同じなんじゃないかと思う。作者はアニメの脚本もしているようだしね。
 だからまぁ、上記したような文体でも構わないと思った人以外、「小説」を読みたい人にはお勧めできないなぁ。私はあまり文章表現に関しては特に言わない人間なんだけど、行数稼ぎが明らかな今作はかなりいただけないなと思う。だって、薄いのにこの値段だしね。しかも後書きでは謙虚さがないのがまた苦笑してしまうところかな。ここまで辛口な感想を書くのは初めてなんじゃないだろうか。それだけ私はガッカリしたんだよね。


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at 23:59, 真神恵, アンジェリーク

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ネオアンジェリーク 4巻 感想



 前の話をあまり覚えていないのだけど、アニメ化されるとなると今までとは違う視点で見てしまうなぁ。「遥かなる時空の中で」はコミックスを原作としてTVアニメとなっていた。だとしたら、こちらもそうなるんだろうか? もとよりゲームを全くしていない身であるので、このコミックスがゲームにきっちり沿って展開されているのかわからないのだけど……。
 ただ、この作品が今までのアンジェリークシリーズと全く異なっているのは明らかだ。長くシリーズは続いているけど、そうそう何度も女王試験が行われるのもどうなのかと思っていたら、今度は女王の卵なるキーワードが出てきて驚いたっけ。
 主人公の名前はやっぱりアンジェリークだけど、今回の彼女も優しく穏やかな人柄のようで……。水色の髪というのに一番驚いたっけ。この4巻ではハンター仲間の4人の内、三人がアンジェリークに想いを寄せるまでになっていた。まぁ、一人は人間ではないからその気持ちがどうなのかよくわからないけど、残りの二人は明らかに恋愛対象としてアンジェリークを見ていた。
 しかし、最後の一人であるニクスは何を考えているのかがわからないキャラだった。アンジェリークたちが暮らしている屋敷の主で、篤志家だとキャラ紹介にはあるけど、紅茶が好きで穏やかな人柄としか描かれていなかった。それが、今回のラストであんな風になってしまったので驚いてしまった。仲間4人の結束というのがまだしっかり築けていないということになるのかな? その辺りがクリアになって初めて女王の卵としての使命が云々という話になっていくのかなぁ。
 なんにせよニクスに関しては導入部分となってしまったために次の巻が楽しみでならない。それ以外では、新聞記者がアンジェリークと意外な繋がりがあったというのと、アンジェリーク自身の気持ちが定まったのかなと思ったら何やら揺れているようにも見えてハッキリしたようなしなかったような……?
 由羅カイリさん以外の人が漫画を描くと知って正直がっかりしたけど、今ではそんなことは全然気にならなくなったなぁ。

at 23:55, 真神恵, アンジェリーク

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アンジェリーク〜かがやきの明日 完結編「愛がめざめる時」

 なんてこった! ようやく週末を迎えたというのに、「おお振り」が放送してなかった! 「地球へ…」も休みだし……。そんなワケで何を書こうかと困ってしまった。無理に書く必要はないと思うのだけど、ストックしておこうかなと思っていた感想を書こうかな。

 「アンジェリーク〜かがやきの明日」のDVD最終巻が今月に届いた。本編は見たからいいと思っていたら、なんと未放映の話があった。前のシリーズ同様に全5巻で時間があったら通して見ようかなとは思っていたのだけど、今は無理なので諦めたんだよね。放送版と若干違うと思っているので、いずれ通して見ようとは思っているけどね。
 未放映の話は13話でも最終話でもなく「完結編」とついていた。タイトル通りにエンジュの中に愛が目覚めるというのものだった。と言ってしまうと感想が終わってしまうので、もう少し書こうかな。

 TVシリーズ通してエンジュはゼフェルとフランシスとチャーリーに告白を受けていたんだっけ。どちらの守護聖も彼女に対して好感を持っているけど、「恋」という感情をハッキリと見せてくれたのはこの三人なのかも。ルヴァもエンジュが好きだったけど、ゼフェルや、当のエンジュから相談を受けてしまうし、それに答える感じだったし。オリヴィエは彼の気持ちを知っているから「損な役回り」だと言っていたけど、そこで諦められる思いなのだったら強い思いではないんじゃないかと私は思う。彼が大人だからということはあまり言いたくないかな。
 
 で、その三人に絞って考えるとゼフェルは最初から守護聖だったからなのかもしれないけど、エンジュには恋愛対象とは見てもらえてなかったような気がする。まだ好きだと言ってもキョトンとされてしまうし(苦笑)
 フランシスは告白して使命が終わるまで返事を待つと言ってたんだっけ。で、エンジュも思い出して意識しているんだけど、彼は返事は急がなくていいと言っているんだよね。チャーリーの説得に時間をかけて、他の守護聖よりも長いこと会っていたから、フランシスはもう望みはないと思っていたのに、エンジュが意識して彼のことを考えているようだったので、これはもしかしてとちょっと期待してしまった。

 このときのエンジュは聖天使として宇宙の発展のために頑張っていて、そのことで頭がいっぱいなんだよね。ゲームで出てきた宇宙船もちゃんと出てきてホッとしたよ(笑) で、メルがまたエンジュが自分でも気づいていない感情に気づいてアドバイスしてしまうんだよね。別に言わなくても自分で気づいたらいいじゃないと私は思うのだけど。そしてセイランがまたエンジュにアドバイスしていた。ここのシーンはTV放送のときと同様に良かった。
 以前は頑なに否定していたエンジュも、それを受け入れて自分を見つめなおしていた。彼女がそれだけ成長したということなんだなと思えなくもない。そして自分の気持ちに気づいてその人物が好きだと心の中でハッキリとエンジュは言っていた。それは誰なんだと思って見ていたけど、相手の顔はとうとう最後まで見せてもらえなかった。
 手を差し伸べている相手にエンジュが手を差し伸べるのだけど、その手だって影だものね。しかも袖を見たら誰なのかわかると思ってみても、特定できないように描かれていた。まぁ、こういうゲームだから誰か特定の相手ではなく、プレイヤーがそれを決めるような終わりになるのはわかっていたことなのかも。ただ、アニメはアニメで別にくっつけてくれても構わなかったのになというのが正直な気持ちかなぁ。まぁ、私の中ではお相手はフランシスとしておこうか。あんなに頑張ったのに、前世からの想いなのに結ばれないなんて可哀相だもの!

 フランシスで思い出したけど、DVDの中にはスタッフのコメントが書いてあるんだよね。その中で男性の脚本家が、風呂上りの奥さんにフランシス風に言ってみたら「キモッ」と言われたと言っていたのには笑えた。いやぁ、あれは二次元でするから許されるのであって、現実にあんなことを言う人間がいたら皆引くと思うよ(笑)
 もう一つ嬉しかったのがキャラデザの由羅カイリさんのコメントがあったこと。最終巻だったかな。

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at 22:00, 真神恵, アンジェリーク

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恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日 最終話「輝ける明日へ」

 えっ!? そんなオチだったっけ!? そう思った最終話だった(笑)

 さて、囚われの炎の守護聖候補・チャーリーを助けるために、影の国への入口があるという神殿にやってきたエンジュ一行は、ようやくチャーリーを見つける事ができた。おまけにモイラもその近くに倒れていた。エンジュたちが駆け寄ろうとした瞬間、周囲は青い炎に包まれて行く手を阻んだ。迷わず飛び込んだエンジュを、真っ先にフランシスが追いかけたのがとても良かったよ!
 しかし守護聖たちよ。特にティムカ! 水の守護聖だったら水の力で何とかしようと思わなかったのだろうか? 素朴な疑問を感じたよ。水で消える炎ではないかもしれないけどね。
 エンジュがチャーリーの元へ辿り着いたのはいいけど、汗一つかいていないんだね。という事は幻の炎だったという事なのか? おまけに女の子に簡単に解く事ができる鎖だったなんて……。いろいろと突っ込みどころの多い最終話だ(苦笑) おまけに二人の世界に入ってチャーリーの告白大会となっているし! あ〜あ。フランシス……。これ、絶対他の守護聖も見ているんだよね!?
 エンジュが解放できたのは片腕だけだったので、ヴィクトールがもう一方の鎖を剣で叩き斬った。その途端に光となって消えてしまった鎖……。何だかなぁ。

 メルの力でサクリアの精霊の本体の場所が判明した。一番最初に攻撃をしかけたのはアリオスだった……。本当に便利屋だなぁ。それで皆が次々と攻撃を仕掛けるのかと思ったら、ヴィクトールがエンジュに力を貸してくれるように頼んでいた。……はて? そんな事しなくてももう皆は正式に守護聖になったのだから別にエンジュに力を借りなくもいいんじゃないの??
 とても疑問に思ったけど、何の事はなかった。単なるサービスシーンだったのね(笑) おまけに最後には魔女ッ子エンジュも出そうという魂胆だったのか。……バトンの先がクルクル回るのを見たのは初めてだったような? ここでエンジュが一言も声を漏らしていなかったのは、やっぱりプレイヤーキャラとして描いたという事なんだろうね。とはいえ、相思相愛なチャーリーとは少し時間が長かったような気がする。ヴィクトールとは親子だな。
 最後がフランシスだったので、何か特別な意味があるのかと思ったら……「レディ、その熱い瞳で私に力を。ロマンティックウェーブ!だって! ロマンティックウェーブってあんた! 笑わせるにもほどがあるぞ!(笑) い、いや、それでこそフランシスなんだね。ありがとう! たくさんの笑いを提供してくれて!
 それにしても、チャーリーはまだ正式に守護聖になっていないのに何ともなかったのが不思議。で、結局モイラはちゃんと普通の女の子だったのね。

 モイラがサクリアの精霊の声を聞いた頃、マルセルもその声が聞こえていた。……結城さん、14歳だったっけ? マルセルの声を演じるの大変だろうなぁ。あ、声を聞いたのではなくて感情を感じ取っていたのね。神鳥の宇宙の守護聖たちは、石版の周囲にいつの間にか集まっていたんだ……。
 モイラはサクリアの精霊が影の国にエンジュを呼んでいると言って、突如コレットと共に現れた門の向こうへ先に行ってしまった。……何でコレットが影の国に行くように勧めるのだろうか?
 エンジュが影の国に入ると同時に扉が閉じてしまった。フランシス、ここでも真っ先に駆け付けている。なのに報われないとは不憫……! ヴィクトールがこれが女王の思し召しだと言っていた。だから危険な事はないと言っているんだろう。そしてセイランがこの間にチャーリーの拝命式をする事だと続けていた。メルとエルンストの4人は冷静だなぁ。
 ヴィクトールがアリオスにレイチェルを連れてくるよう頼んでいた。……やっぱり便利屋。そしてレオナードではなく、守護聖の首座はヴィクトールなんじゃないかと思った。だって、いつも仕切っているんだもの! 年長だからなのかな?

 最終話だけあって、全員登場してくれるのが嬉しいな。台詞はその分少なくなってしまっているだろうけど。そして絵も綺麗だ。
 突然光り出した石版には新たな文が刻まれていた。ルヴァがそれを読み上げたが、そこには「聖獣の宇宙は試しの時を終えた」と始まっていた。……ええと、今までのは全て何かの意思によって試されていたという事なのか? もしかして一連の出来事はコレットの自作自演なんて言わないだろうね(汗)

 影の国には何もないようだった。先を歩くモイラは、精霊の言葉をエンジュに伝えているようだった。長い旅をするのはエンジュでなければならなかったと言っていた。特別な誰かじゃない、普通の女の子だからこそ選ばれ試されたのだそうだ。
 いったい誰にとエンジュは尋ねたが、直後モイラの姿が消えてしまった。それと引き換えのように前のシリーズの最初に現れた三つの扉が再びエンジュの前に現れた。過去の扉を開くと、まだ自分に自信が持てず、後ろ向きな思考でグルグル迷っていた頃のエンジュの姿が映し出されていた。次は現在の扉が開いて、聖獣の宇宙の守護聖を説得する旅の映像が流れていた。ここで、セイランが、ティムカがエンジュに述べた言葉が聞こえていた。あのセイランの台詞があった話は、この作品では短かめだった感想を長々と書いたくらいお気に入りの回だったなぁ。
 エンジュの後ろにコレットが現れた。そして真実を語り始めた。サクリアの精霊は、愛する事にも愛される事にも慣れていない少女が何を見つけるのか、見届けようとしたのだという。なんと、サクリアの精霊は敵ではなかったらしい。で、冒頭の感想に戻る(笑)
 コレットが言うには、サクリアの精霊は創世記の宇宙に現れるサクリアを司るものらしい。いずれはその役割を人間に渡して消滅していく運命だったという。……そうではなかったような気がするんだけどなぁ。神鳥の宇宙ではリュミエールが知っていたらしく、ランディたちに説明していた。
 リモージュも実は知っていた……というのは女王だからわかる気もするけど、それならば今までのは全て演技だったという事なのか? 補佐官のロザリアが知らなかった事を、リュミエールが何で知っていたのかという疑問が残るな。
 まぁ、とにかくエンジュの使命とは守護聖を見つける事ではなくて、心を開いて変わる事だったのね……。ごく普通の未完成な少女が真実に目覚めれば、全ての人間が目覚める可能性を持つからだとリモージュは言っていた。……えらい言われようだな(笑)

 チャーリーの拝命式が終わって、最後の戒めが解かれた瞬間エンジュは涙ぐみ、コレットに「ありがとう」と言われて涙を零した。その一滴の涙が地面に落ちた瞬間に、世界が輝き始めた。
 何もない暗黒の空間だった影の国は草原へと様変わりしていた。そして消えた筈のモイラが再びエンジュの目の前に現れた。駆け寄ったエンジュはモイラを抱き締め、もう独りぼっちじゃないと伝えた。悲しみや苦しみは乗り越えられる。心から求めれば、必要としてくれる人がきっといる。誰もが一人一人愛して愛されて生きる。長い旅で知った事をモ教えるエンジュを見て、モイラは「忘れないで、その事を」と悟ったように話じ始めた。「私も、貴女と繋がった生命」そう言ったモイラの姿が金髪の少女に変わった。それはエンジュにそっくりの少女になり、再びモイラの姿に戻ったかと思うと、「忘れないで!」と言って彼女は未来の扉へと消えた。……ええと、未来から来た生命だったというのはわかったけど、エンジュにそっくりなあの少女は娘とでもいうのだろうか? ここはよく解らなかったかな……。

 石版にサクリアの精霊が戻ってきたらしい。聖獣の宇宙を見届けたので役目を終えたからだという事だけど……クラヴィスの台詞がまた少なかった……。

 大団円で終わったこの作品だけど、作り物っぽい話だったな。でもまぁ、前作に比べたら断然良かったと思う。それは主人公が動いて生きていたからだろうね。主人公のエンジュのウジウジさに何度も文句を書いたけど、あれもちゃんと理由があったのだとこの最終話で説明があって上手くまとめたなと思った。「恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日」に関してはそんな感想かな。短いけど。

 さて、最後にまとめの感想を少し。このアニメ化は正直失敗だったと私は思う。まずキャラクターが多すぎるのが問題だったんじゃないかな。そして1クールごとの構成というのも無理があった。ゲームのアニメ化というのが難しいというのは、「ひぐらしのなく頃に」で知ったのだけど、同じネオロマシリーズの「遥かなる時空の中で」はこんな事はなかった。また、現在放送中の「金色のコルダ」も、見たのはまだ1話と2話だけだが、無理な話とは思わなかった。
 原因はやっぱり、アンジェ初のTVアニメ化だというのに、内容的にはアンジェ世界ではだいぶ話が進んでから始めてしまったからだと思う。
 これまでアンジェシリーズは何度かOVAになっているが、これは「遥か」も同じである。しかしTVアニメになったとき、「遥か」はコミックスをベースに最初から描いていた。アンジェも「1」をまず放送して、手応えがあったのなら「2」、そしてアリオスが出てきた「天空の鎮魂歌」で……「トロワ」までしてとは言わないけど、その上で「エトワール」が始まっていたならゲームファンだけのために作られたなんて言われなかったと思う。最初から落とす対象のキャラが19人なんて、頭がパンクしてしまうと思うし(苦笑) まぁ、そんなの夢物語なのは承知の上で書いているのだけど。
 これだけ長く続いた恋愛シュミレーションゲームなんて今もないんじゃないだろうか? しかしアンジェの出演声優が、TVアニメ化に際して遅かった事について苦言を言っていたらしい。その気持ちはよくわかる。わかるが、アニメ化が最後だった理由も見当がついているんだよね。敢えて言わないけど。
 ずっとシリーズを買い続けている身としては、先に述べたように順番にしてほしかったなぁ〜。何年もののシリーズになるんだよと言われそうだけど、普通に続けられるような気もするんだよね。今となっては仕方がない事だけど。いっその事最新シリーズの「ネオアンジェリーク」をアニメ化したなら、コンパクトにまとめる事ができたんじゃないかと思うのだけど……。私はこれは封も切ってなかったような気がする(笑)

 今、えんえんとOPを流してこれを書いているけど、歌だけは文句なしに素晴らしかった! 映像も良かったしね。
 ちゃんとゲームを全てクリアしたいけど……ま、無理な事は書かないでおこう(笑) 本当に終わってしまったんだなぁ。

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at 23:59, 真神恵, アンジェリーク

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恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日 11話「最後の試練」

 今回はまたガラッと違う絵柄だなぁ。最近のアニメにしては絵が統一されずにバラバラである。クセはあるけど嫌いな絵じゃないのでいいんだけど、こうも絵が変わってしまうのはよくないんじゃないかなぁ。

 チャーリーとエンジュが光に飲み込まれてしまった事なんて知らない他の守護聖は、姿を現さないのでちょっと苛ついているようだった。そこへユーイが建物内のどこにもチャーリーとエンジュの姿が見当たらないと報告していた。そこへ現場近くで二人の姿を見ていたセイランが更に報告していた。
 炎のサクリアの高まりが検出できればチャーリーの居場所が判るとエルンストは言うが、高まりは見つからない。探しあぐねているとアリオスから通信が入ってきた。アンシャンヌ星系の惑星メビュアにいるというアリオスは、かつて栄えていた文明の廃虚となった神殿に奇妙な時空の歪みを感じると言っていた。しかし、神殿は迷宮となっていて何もわからないそうな。
 集めた映像を転送したら、アリオスの傍を光が通過していった。そしてそれは最上部に吸い込まれていった。直後にエルンストの端末にも反応があった。炎のサクリアの反応が。
 神殿の一室にあった鎖が、何もないのに音を立てていた。光が鎖をなぞるように移動した後、左右の腕を鎖で捕らえられたチャーリーの姿が現れていた。

 チャーリーがエンジュとモイラの心配をしていたが、エンジュは神殿から少し離れた場所で倒れていた。目覚めてすぐにチャーリーとモイラを探すエンジュのブレスレットが反応していた。その先に見えた神殿にチャーリーがいるのだとエンジュにはすぐに判ったようだった。
 聖地でもチャーリーとエンジュを救出するために、残りの守護聖が集まっていた。ベルナール一人が元気だったな(笑) そして難なくエンジュと合流し、なかなか神殿に近付けずにいたエンジュも楽に辿り着く事ができた(苦笑) しかし、いつもはおっさんくさいベルナールが今回は格好良く描かれていたなー。
 サクリアの精霊が行く手を阻んでいるので、エンジュを行かせるために守護聖が食い止めようとするのはまるでRPGだなーと思いつつ、エンジュは守られるばかりで何もしないんだね。前みたいの魔女ッ子エンジュとなって戦うと思っていたのにな。それとも雑魚は相手にしないって事なんだろうか?(苦笑) しかしアリオスって強かったのね。すっかり忘れていたよ。
 ベルナールとユーイの他にやってきたのはヴィクトールとメルとフランシスだった。エルンストは王立研究院で探査しているだろうけど、残りの二人は何をしていたのかというと、文献を漁っていた。うーん。メビュア文明を調べたら影の国の手がかりなんて見つかるのだろうか?

 一人になったらしきエンジュが、モイラの姿を見つけた。しかし顔を映さないのは何故だ? おまけに彼女の周囲には光があって、まるでエンジュを誘っているようだった。……って誘っているのがバレバレだよね(苦笑) しかしエンジュは疑いもしないで彼女が向かった方向へと走っていった。
 ティムカが見つけた記述は、呪われし扉というものだった。扉の中でメビュア王家の暗殺が行われ、それを封印したらしい。その扉があるのは最上階で、炎のサクリアが吸い込まれていったのも最上階。扉が影の国への入口なのでは?とティムカは言うが、最初からそこが怪しいとアリオスは言ってなかったっけ?
 その頃、神鳥の宇宙でもずっとあの石版について調べていたルヴァが何かを見つけたかのようだった。しかし、ここでのルヴァは綺麗に描かれていたなぁ。オスカーやジュリアスの顔は少し手抜きされた感じだったけど。浮かび上がった文字には「その扉を開く時、最後の時来れり」と記されていた。最後の時って、どう考え立ってサクリアの精霊の方だと思う。だから別に心配しなくてもいいんじゃないかなぁ。

 アリオスが入ってきた地下通路を抜けてようやく神殿内部に到達したヴィクトールたち。メルが水晶球を見ていると、ものものしい扉にエンジュが呼ばれている様子が見えてきた。
 雑魚を片付けたアリオスはレイチェルにサクリアの精霊の力が弱まっていると報告していた。守護聖が8人揃ったのだから打撃となったのだとセイランは納得したように言っていた。だから9人目を誕生させないためにチャーリーを攫ったのだろうと推測していた。つまり、戦わなくてもチャーリーが守護聖に就任したらそれで終わるって事なのね。チャーリーを守るために自分たちもかの地へ行こうと決心し、レイチェルはアリオスに迎えに来るよう頼んでいた。……今度はタクシー代わりか(笑) 何の道具も使わずに時空を移動できる力を持っているアリオスは何でも屋なんだなーと見ていて思った。

 扉の前に到達したエンジュは何かを感じていた。セイランたちもアリオスに連れてもらっていきなり扉の前に現れた(笑) なんて楽なんだよ。ところで、エンジュが扉を開けるシーンを見て、OPで彼女が決意の表情で開いていた扉はここだったのね。OPの方は大きかったけど、こんなに重々しい模様はなかったな。……重々しいと思ったけど扉事態は少女の力でも簡単に開くものだった。
 影の国に繋がっていると思いきや、中はシンと静まり返っていた。そこには玉座のみが鎮座しているだけで他には何もないようだった。そこへ聖獣の女王の声が響いた。途端に守護聖の間に緊張が走るのだけど、誰もこの声が女王本人のものではないと思っているのが、口で言わなくてもハッキリと判るシーンでもあった。
 ……と思っていたのに、女王の声で告げられた「衰弱していたサクリアの精霊は、私との最後の戦いに破れたのです」という言葉に、エンジュが精霊が滅んだのかと確認したところ、「そうです」と返ってきたのをホッとしたような笑顔を見せていたよ(汗) その中でヴィクトールだけがその言葉を信じていなかったようだけど、いつもなら神々しい姿を見せていた女王が姿を見せないのをどうして誰も奇妙に思わなかったのだろう?
 そう思っていたら、戦いに精魂を使い果たして宇宙を維持する力が残されていないと語る声が聞こえた。……守護聖が8人も揃っているし、役目がまだあるのにそんな事はないでしょ(苦笑) そして守護聖の誰か一人に自分の力を全て託す事にしたと、彼らを試すかのような発言を始めた。この時点で信じる者は一人もいないのに気付かないサクリアの精霊が滑稽だな。まぁ、この文明が権力争いをしていたという事実に、人間は権力に靡くと精霊が思い込んでいるからそういう発想になったんだろうけど、この中の誰も玉座を望んでいる筈がないから本当に馬鹿じゃないの?としか(苦笑) 逆に皆怒っているのに気付いていないようだし?

 そこで玉座に歩み寄るヴィクトールを見て、エンジュが愕然としていた。しかし、彼の答えは「ノー」だった。当然である。子どもじゃあるまいし、そんな見え透いた手に引っかかる守護聖なんて一人もいないさ。でも、エンジュが愕然としていたのには不満だったな。ちゃんと信じていろよ。
 サクリアの精霊はもう力尽きる寸前だと指摘するアリオスに、カチンときたのか(笑)、精霊はまだ終わりではないと言った。そして捕えたチャーリーの姿を見せていた。でも、これもあっさりと片付きそうね。

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at 23:59, 真神恵, アンジェリーク

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恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日 10話「九人目の守護聖」

 その能力で自分が夢の守護聖候補なのだと知っていたメルは。ティムカの一件でようやく心を決めた。説得に向かったエンジュたちを迎え、メルはその意思を告げた。笑顔で手を差出すエンジュに応えて、メルが自分の手を重ねると夢のサクリアが眩い光を放った。
 後は炎の守護聖のチャーりーを迎えるとコレットを捕え檻が解放される。喜ばしい事だというのに、サクリアの精霊もあと一つと何やら待ち遠しい様子。これは復活するのは間違いないようだね。
 その頃、ユーイも異変を感じていた。風の流れが変わったのだと言っていた。そしてエルンストはサクリアが一つの場所に収束している現象を発見していた。

 夜になって、エンジュは何か書き物をしていた。そしてふとこれまでの事を少し振り返った。エトワールの使命に出会ってなかったら、意固地で臆病で自分では何もできないと思い続けていたかもしれない。そう考えたとき、外で靄がかかっていたのだけど、最初見たときは何も考えなかったなぁ。その後エンジュがうたた寝をしてしまったものだと思い込んでいたよ。
 暗い場所を歩くエンジュに、彼女の名を呼ぶ声がそらから降ってきた。立ち止まって誰何すると、その声は「過去の幻から抜け出した。本当の自分を見つけるときが来たの」だと続けた。戸惑うエンジュは地面に倒れてしまい、彼女の名を呼び続ける声に「誰なの!?」と返していた。
 そうして次に現れたイメージは、木漏れ日の中で自分に手を差出す男性のようだった。…これはいったい何を指しているのか? 目覚めたエンジュは机に突っ伏していた。私は最初リモージュが話しかけていたのだと思っていたけど、どうやら違っていたようだね。そこにレイチェルが慌てたようにやってきて、すぐに王立研究院へ来るように伝えていた。

 エルンストが見つけた現象を見て、レイチェルは以前にエンジュに倒されてバラバラになってしまったサクリアの精霊の欠片が集まっているのではという結論に達した。対抗するためには一刻も早く炎の守護聖を迎える事だとレイチェルは続けた。そして場所の特定をエルンストに急ぐよう言っていた。

 エンジュと約束した日の前日、チャーリーは社長室で考え事をしていた。そこから見える景色を見納めなのだと、いつの間にか姿を現していた前回保護した少女に話し掛けるでもなく呟いていた。その様子を無言で聞く少女の目がサクリアの精霊の視線と重なっていた。
 まぁ、出てきたときからサクリアの精霊と関わりがあるか、精霊そのものなんだろうなと誰もが判る展開なんだけど……。実体化したり、その後足が透けていったあの描写は何なのかがよく判らないなー。

 またもや登場したアリオスは、遂に辿りついたと呟いて遺跡の中へと躊躇いなく入っていった。……影の国の入口がそこにあるらしい。

 異変が検知されたものの、聖地は穏やかだった。ベルナールなんてバイクに乗って遊びに行くようだった。……ここにジュリアスがいたらまたもや「そなたには守護聖の首座として云々」と説教を始めそうだ(笑) 聖獣の聖地は彼のようなタイプがいないから新鮮だな。あ、神鳥の宇宙にもいないか。聖地を抜け出す守護聖は二人いるけど。
 そんな聖地にm何かが起きたようだった。あの光りの群れはいったいなんだろう?
 エルンストの解析が終了し、アンシャヌ星系内にサクリアが集まり、そしてあるポイントでゼロになっているという。空間に吸い込まれて消えていると言うと、レイチェルが影の国へサクリアが吸い込まれているのかもしれないと推測を述べた。根拠は、アリオスが影の国について調べるためにアンシャンヌ星系に行くと言っていたからだった。……アリオスがどうやって影の国について調べていたのかが気になるなー。まぁ、聖獣の宇宙に守護聖が誕生して、サクリアが満ちてきても、エンジュとの対決で力を失ったサクリアの聖獣の回復に座れていたって事なのね。倒したと言っても欠片となって飛び散っただけだったので、次に対決するときは完全に倒してしまわないとね。

 さて、先ほどの光りの群れは、よく見たら蝶の形をしていた。リモージュに伝言を託していたときも光の蝶だった。つまり、これはコレットが起こした事だったのね。でも、まだ折から出る事ができないのでまたもやメッセージを送ってたのね。……今回のは絵が微妙なので全然神々しくないのが残念だ(苦笑)
 最後の試練があって、守護聖が心を一つにして乗り越えると信じてる、そう言って女王は姿は消えてしまった……。彼女はどこまで力を回復しているんだろう? 言われた守護聖たちの中央にベルナールがいたので、ちゃんと首座の扱いを受けていたんだと思った(笑) しかし心を一つにしてって、就任して間もないのにそれが可能なのかという疑問が浮かぶのさけど……時間がないから結束してしまうんだろうなー。ちょっとつまらない。

 チャーリーを迎えに神鳥の宇宙へ向かったエンジュを出迎えたのはオスカーとオリヴィエだった。そしてチャーリーも待っていた。一ヶ月後にと約束していたのだものね。でも……互いの姿を認めるなり走り寄る二人を見て笑った。そのまま抱き締めるのかと思ってしまったよ(笑) でも、あの女の子まで一緒に行くとはねー。記憶が戻らないし、家族も見つからないのでチャーリーは彼女をモイラと名付けた。そして聖獣の宇宙で里親を見つけるのだと言っていた。自分が引き取ったからウォン家に預けずに最後まで面倒を見るつもりなんだね。
 聖獣の宇宙へ向かう舟の上ではとっても和やかな会話が繰り広げられていた。エンジュにも身寄りがないと聞くと、チャーリーがエンジュの家族になると言い出したときはプロポーズかと思ったけど、兄さんに従兄弟に父さんと言っていた……。そう来たか(笑) そんなチャーリーを優しいとエンジュが思っていると、モイラも「優しいね」と呟いた。しかし、エンジュは彼女の声をどこかで聞いた事があると違和感を覚えていた。
 郎着するなり炎の守護聖の拝命式の準備をするように急かされた。……メルのときは拝命式のシーンに入っていたのに、チャーリーに至っては準備しているシーンになっていたよ。つまり、彼はまだ炎の守護聖にはなれないんだね。あ、でもOPを見たときも思ったけど、スーツ姿よりも炎の守護聖の姿の方がチャーリーは断然いいと思った。

 ところが、モイラが一人で外に出て行ってしまった。とうとう本性を現すんだね(苦笑)彼女を追い掛けるチャーリーとエンジュの姿をセイランが見ていた。立ち止まったモイラの後ろに空間が広がり、そこに二人が吸い込まれてしまうのだけど、セイランが気付いたので後から他の守護聖も駆け付けるんだろう。
 モイラを庇い、エンジュを庇ったチャーリーを見て思った。……どうしてその場で踏ん張っているのだろうか? さっさと影響のない場所へ移動する事もできたのではないのだろうか? 結局三人とも空間に飲み込まれ、画面が切り替わったときにはモイラの姿はもうなかった。
 さて、引き離されてしまった二人は、次に気付いたときにはどこにいるのだろうか?

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at 23:59, 真神恵, アンジェリーク

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恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日 9話「若き王」 

 今回はティムカがメインの筈なのに、メルが出てきたので何故だと思った。彼は自分が夢の守護聖候補である事を、その優れた占いの能力によって知っていたんだね。しかしその表情は否定的なものだった。それを「運命」という言葉で無理矢理自分を納得させようとしているようにも見えた。何よりも、いつも明るい彼がこんな表情を見せるなんて……。

 度々出てくるあの石版だけど、重要なものだと意識してなかったよ(笑) 度々出てきたというのに。エンジュと共に神鳥の宇宙に来ていたエルンストは、セイランが加わってシュミレーション上ではサクリアのバランスが取り戻されつつあると報告していた。守護聖はあと3人。全員が揃ったら聖獣の女王の身に何が起こるのか、その石版に書かれているのかと期待していたのにと言っていた。
 ルヴァはまだ判らない事が多く残されていると話した。いつ誰が作ったモノなのか、何故予言を可能とするのか。何かが起こった時は光っていたしなぁ……。ここまで引っ張るという事は、その謎も最終話までに開明されるという事なんだろうか?

 次はティムカを説得に行くとエンジュから聞いたルヴァは、彼についてエンジュに教えていた。彼はセイランと同じく教官をしていたんだったよね。……品性の教官だったっけ? 細かい事はもう忘れてしまったなぁ。「アンジェ2」では全員落とした記憶がないからなぁ……。
 そこへゼフェルがやってきた。これからティムカの説得に行くのだとエンジュが説明すると、快く守護聖になる奴の気がしれないとゼフェルは吐き捨てるように言った。……ゼフェルは最初から守護聖にさせられた事に文句を言っていたよね。クラヴィスが守護聖として連れてこられたシーンは見たけど、ゼフェルもあんな風に引き離されてしまったのかなぁ。まぁ、神鳥の宇宙の守護聖たちはレイチェルが最初に言っていたように「召し出された」のだろうから、決心する時間なんて与えられなかったかもしれないね。

 白亜宮の惑星に向かったエンジュは、すぐに王ティムカの前に通された。……確か18歳だったっけ? 話を聞いたティムカは、しばらく考えた後で「これも運命なのでしょうね」と言ってエンジュに聖地に行くと言った。……え? こんなに簡単に決められるものなの? しかも、自分が去った後の事を頼まないといけないから数日ほしいと申し出ていた。数日ですんでしまうのか……。しかし、こんなに早く決まるという事は何かあるに違いない(笑)
 臣下に話すときは「天の意思」だと言って受け入れてもらえないかと言い、父は病で退位したので弟が王位を継ぐ事になるからと、弟の事を頼んでいた。とても憂えた表情を浮かべていたので、やっぱり守護聖になりたくないんじゃないだろうか。
 家族に報告している時はそれが顕著だった。何かを言おうとしたが口を噤み眉間に皺を寄せていた。その後でティムカの口から出てきたのは、今生の別れの言葉だった。弟のカムランは、とても幼いがティムカがもう戻ってこないのだと察して嫌だと言い始めた。そりゃそうだ。カムランは幼いから自分の気持ちに正直なだけ。逆に溜め込んでいるティムカの方が心配である。
 弟と即位させるまでは宮殿に泊まるように言われたエンジュは礼を述べた。そしてあてがわれた部屋に入るなり言った言葉は「凄い。本当に王宮って感じ……」って、王宮なんだよ! 独り言とはいえ、とても失礼な言い方じゃないだろうか。
 これまでの説得って、独り身ばかりだったんでそれほど苦労していなかったものね。最初の守護聖説得はユーイで、初っ端から家族と離れるという問題にあたってしまったけど、それ以後は順調だったもの。チャーリーは特殊だけど彼もあっさりOKしたし、気持ちの面でも決めていたし。しかし、ティムカは本心を隠して「運命」という言葉で納得しようとしているものね。ユーイの時と違うのは、弟がいたって事か。先ほどのように連れて行くなとハッキリ言われたのは初めてだったっけ?

 教官の時とは違って、守護聖になったらもう一生国には、家族の元には帰ってこれない。雨の中、ティムカは自分の大切な者たちを考えて頭を押さえていた。教官だったときは王子だったけど、今の彼は王で、描かれてはいないけどその背には国民を抱えているんだものね。そしてティムカは大事に思っている。そりゃ、行きたくないって思うよ。だけど、守護聖がどういったものなのか知っているから、嫌だと言えない。
 翌日、再度カムランを説得しているけど、彼は王の仕事だって大切な仕事なのにどうして連れて行くのかとエンジュに食ってかかった。カムランの素直な物言いに、苦悶の表情を浮かべるティムカこそ、弟のように言いたいんだろうな。カムランは「あっ」と驚いたようにティムカを見ていたけど気がついたのかな?
 ティムカは国民にカムランを王にすると宣言したが、弟は嫌だと言って走り去ってしまった……。それをティムカとエンジュは追いかけた。

 その頃、ゼフェルはリュミエールの元を訪れ、エンジュがティムカを説得に行くと教えていた。そして、自分が守護聖になる時にエンジュがいたらどうだっただろうかと呟いていた。それを聞いたリュミエールは自分も同じ事を時々思うと言い、それを聞いていたクラヴィスも同意見のような表情を浮かべていた。
 昨夜の雨で川の水位が上がっていた。これからの展開は……思った通りだった(笑) 川に落ちたカムランを捕まえるのには成功したものの、ティムカは流木にあたって滝へ落ちてしまったらしい。
 弟は目覚めたが、兄はまだ目覚めなかった。エンジュは改めてカムランに説明を始めた。断る事はできないから自分は納得してから来てほしいのだと。宇宙を心から守りたいという気持ちで聖地に来てほしかったのに、こんな事になるなんてと言い今はティムカが目覚める事だけを望んでいるようだった。
 そのティムカは夢を見ていた。王座に座っている自分に気付くと、自分は何処にも行かなくてもいいのだとホッとしていた。そして「僕はずっとここにいます。何処にも行きたくはなかった」と本心を述べていた。夢だから言えたんだね……。そんなティムカの前に、かつての自分とコレットの姿が現れた。それは女王試験が終わって役目を終えたティムカが故郷に帰る前の時だった。新しい宇宙の女王となる彼女を励ます言葉、そして故郷で祈っていると告げたとき、コレットの表情は憂えているように見えた。それを無邪気に応援するティムカ。……この時って彼って15歳だったんだっけ?
 ティムカが驚いて立ち上がると、彼の背後にあの石版が現れた。そこに浮かんだ文字を読める事にティムカは驚いていた。そして読み上げようとすると、エンジュの声で語りかけられた。……つまりは、あの石版はエンジュの思いによって綴られていくものなのだろうか? しかもここでメルが出てきたよ! 彼はずっとエンジュの行動を見ていたって事なのかな? それはもう占いのレベルではないよ(汗)
 彼の目覚めを必死に祈るエンジュの言葉が、夢の中にいるティムカに聞こえていたという事なのね。そしてそれは守護聖の任に就いてほしいという説得よりも効果があったと。おまけにそれメルも聞いていた。彼もティムカと同様に本心では望んでいないけど、「運命」という言葉で自分を無理矢理納得させようとしていたものね。ここでメルも決心したと見ていいだろうね。

 ……それにしても、髪を下ろしたティムカは女性にしか見えなかった(笑)

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at 23:46, 真神恵, アンジェリーク

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恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日 8話「恋と使命と」

 チャ−リ−を守護聖として連れ帰る事はできなかったけど、先週の焼肉パーティでの写真と手紙がエンジュの元に届いていた。それを読んでいるエンジュはとても嬉しそうだ。古い幼馴染みだと言っていたのにイヤリングをプレゼントしちゃっているよ! まさか一度で聖地にやって来なかった事でこういう展開になるなんてねー。
 そこへ「ごきげんよう」とフランシスが現れた! 先々週はアリオスと会っているのを見て薔薇を握り潰していたというのに、エンジュが慌てて落としてしまった写真を、他の男と映っている写真を拾ってもその笑顔が崩れないのが逆に怖いよ(笑)

 話したい事があると言って泉に場所を移したフランシスとエンジュ。「フランシスさま」と、守護聖になった途端に敬称がさま付けになってしまったのエンジュに、フランシスは二人きりの場合は前のように呼んで下さいと言っても、そうはいかないとエンジュは断ってしまった。フランシスが守護聖で、エンジュがエトワールだからというのがその理由だった。しかし、突然さま付けされてしまう方は寂しいと思うんだけどなぁ。そういうエンジュに恋人同士になれば「さま」は無しにしてもらえるのかとフランシスが問えば、守護聖になっても全然変わらないと答えるエンジュは鈍すぎる! まぁ、フランシスの事を恋愛対象として全然見ていないのだというのが解ってしまうので、フランシスが哀れだ……。
 しかし、フランシスの顔が曇ってしまったのを見て、エンジュもようやく彼が本気なのだと気付いた。翌日に緑の守護聖候補のセイランの元へ旅立つ前に、フランシスはエンジュにどうしても伝えておきたいと前置きして……プロポーズしちゃったよ! 付き合ってくれとか、好きだではなくていきなり愛している発言だよ! 自分が言われたら殴り倒したくなるような恥ずかしい台詞の数々だった(笑) まぁ、前世からフランシスはエンジュに惚れていたって事になっているものねー。しかし、使命を全うしようとしているエンジュには困った行為だろうな(苦笑) でも、フランシスも解ってて言っていると言っていた。我慢できないくらい想いが深いのがよく解るよ……。

 返事は使命が終わった後でいいとフランシスは言ったけど、エンジュはセイランの説得に行った筈なのに心ここにあらずだった。……セイラン相手にそれはひじょうにマズい展開だよ〜。気難しいというか気分屋なのに。
 まぁ、ボーッとしていたのだから追い出されて当然だよね。でも感性の教官を勤めていたくらいの才能ある芸術家であるセイランは、エンジュを一目見たときから彼女に何かを感じていたのだろうね。立ち去る彼女の後ろ姿を見て、とても残念そうな顔で「とんだ期待外れ」だと呟いていた。

 説得に失敗した一日目。宿のおかみさんにセイランは気難しい人だから気にするなと慰めてもらうが、エンジュは自分に非があると解っていた。フランシスが告白をしたからと言い訳しているけど、そんなエンジュの脳裏に浮かぶのはチャーリーの姿や言葉だった……。ああ、可哀想なフランシス!! でも、闇の守護聖ってのは振られる運命なのかと少し思ってしまったよ……。

 翌日。雨の中、セイランの家へ向かうエンジュは大きな荷物を抱えていた。……ってセイランの食事の世話をしに行ったのか。ハンカチを取り出そうとするポケットから、チャーリーから贈られたプレゼントのイヤリングが落ちてしまった。その箱を拾ったセイランは、イヤリングを見てそれがプレゼントだと見抜き、贈った相手を分析した。
 高価な品だが嫌味がない。何よりエンジュに似合いそうなので、そのイヤリングを選んだ人間はかなりの美的センスを持っているか、或いはエンジュを強く想っている。そう言われて、最後の部分でエンジュが反応したので図星だとセイランは指摘した。ついでに言うならセイラン、君の知り合いだ(笑)
 エンジュがぼんやりしていた原因を、送り主を想っての事なのかとセイランが問うと、エンジュは否定した。まぁ、嘘じゃないか。フランシスに告白されてボーッとしていたのだから。そしてエンジュは送り主が自分を強く想っているのではないと更に否定した。「古い幼馴染み」みたいなものだとチャーリーが言った言葉をそのまま使って誤魔化そうとしているエンジュを見て、セイランは「ふ〜ん?」と楽しそうな顔をしていた。

 CMに入る時の音楽が変わっていたのがちょっと意外だった。

 セイランをチラッと見てから鏡の前に立ってイヤリングを付けようとしていたエンジュを見てオイオイと思った(笑) しかし首を振って「何しているの私!? バカだわ本当に!」と止めてしまった。そんなエンジュをずっと見ていたのだろう。セイランは「ふ〜ん。付けないんだ?」とエンジュに声をかけた。エンジュが起きていたのかと聞いていたので、あれって眠っている姿だったのね。考え事をしているのかと思ってたよ(笑) しかし、眠っているからって仕事しに行っているくせに何をやっているんだか……。エンジュの行動は私だったら責めるかもね(苦笑) というか、プライベートならともかく、仕事に行くのにイヤリングなんか持っていくなよ。しかも箱ごと。

 ようやく真面目に仕事をしようと決めたけど、セイランの態度は全く変わらなかった。朝方彼が出かけるのを追いかけたエンジュは、その道中眠ったときに夢を見た。フランシスを追い掛けるものだったのであれと思っていたら……やっぱりチャーリーが出てきた(苦笑) 後ろから抱き締めるあの絵を見たとき、チャーリーが女の人に見えてしまった。今回の作画は綺麗なんだけど、そこがちょっと残念だった。やっぱり長髪キャラはダメだなぁ。まぁ、炎の守護聖になったチャーリーの姿は好きだけどね。
 翌朝、エンジュはセイランにイヤリングを預かってほしいと申し出た。どうして自分にと問うセイランだけど、理由なんてある筈がない。ただ逃げようとしているだけだよ。自分の気持ちに気付いたというのにね。それをエンジュは自分はおかしいのだと言っていた。逃げているのではなくて本当に混乱していたのか……。エンジュは気付かないけどそんな彼女を見てセイランは微笑んだ。
 帰り道なのかな? 何も話さないエンジュにセイランが話しかけてみたが反応はなかった。そして橋を歩いているときに、セイランは箱を捨ててしまった。

お使いの邪魔になる。
いっそ無くなった方がせいせいするのでは?
誰かが好きだの、誰かに好かれただのは宇宙の危機に比べたら小さな事だ。
もっと大切な使命がある。

 そう言われてわなわなと震えるエンジュに、セイランは更に続けた。
「おっと、爆発する前に計算した方がいい。僕の機嫌をとって気持ちよく聖地に行くように仕向けるのが君の仕事の筈だよ? 赤い服のお人形さん?」
 セイランらしい言葉の数々だ(笑) そしてエンジュはどう出るのかと思ったら……最初はセイランの言う通りだと認めちゃった。怒るのかと思ったのにそうじゃなかったので残念だった……。まぁ、もともとエンジュは自分を責めるタイプだしなぁ……。
 しかし、自分は人形じゃないと反論を始めた! 涙を流しながら痛い、苦しいのだと訴え始めた。自分には使命がある事、それがどんなに重要な事なのか解っているのに、一人の男性の事が頭から離れない。気付いたらその人の事を考えている。どうしたらいいのか解らない。
 黙って聞いていたセイランは、そういうエンジュが見たかったのだと静かに告げて右手を開いた。拳の中には箱の中身が握られていた。謝罪するセイランに、エンジュは微笑んで答えた。絵のモデルになっていた時に、あれこれ喋って静かにできないのかとセイランに言われた後、エンジュはイヤリングに目をやって微笑んでいた。
 この作品、セイランが箱を捨ててからと、ここまでは前作も含めて一番いいシーンだと思った。

 完成した絵をセイランはエンジュに見せて解説した。翼を持つ天使でありながら、ささやかな風に心を揺らす人間でもあると。そして興味があるのは人間だけだからお使いは描かないとも。最後にセイランは、エンジュが何を選ぶのか興味はないが、人を愛し愛される事を恥じる必要はないと示唆した。命を燃やして魂を息吹かせるエンジュは魅力的なのだから、そのままでいいんだと優しく言った。……セイランはコレットとレイチャルだけでなく、エンジュの先生にもなってしまったなー(笑)

 最後の、マルセルとセイランとの会話はとっても微笑ましいものだった!(笑)

 守護聖に就任したセイランを笑顔を浮かべて見ているエンジュを、フランシスは寂しそうに見ていた。ああ、可哀想なフランシス!!
 ネオロマンスシリーズなので、フランシスはエンジュとチャーリーを見て、エンジュが笑顔でいるのならと身を引いてしまうんだろうなぁ。……しかしそれって拷問に等しいのではないか(汗) 身を焦がすほど想う女性が他の男と一緒に入る姿を見続ける事になるのだから。フランシスにとってエンジュ以上の女性が現れるなんてあり得ないとは思わないけど難しそうだしなぁ……。サクリアの力がなくなるその日まで、フランシスはどんな思いで生きていく事になるんだろうか。
 ……あっ、そういやゼフェルはどうなるんだろう??

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at 23:59, 真神恵, アンジェリーク

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