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少年陰陽師 最終話「焔の剣を研ぎ澄ませ」

 とうとう迎えた最終話。OPなしでいきなり本編が始まるのかなと思ったけど、普通に流れていた。また、今回の話に関わるあらすじも今まで通りに流れていた。高淤の神に何かを尋ねていた所と、晴明に何かを願い出ていたシーンが。昌浩は何を思って決戦に望んだのだろうか?

 最初は騰蛇と対等に戦っているように見えた守護妖も、やっぱり炎に包まれていた。しかも倒される寸前!? そこへやってきたのは青龍だった。なるほど、水を操る彼の技によって、守護妖を襲っていた火を消したというワケだね。しかし、見た感じでは騰蛇の方が圧倒的に強い気がするのだけど(苦笑) 殺してやると息巻いていたワリには頼りない感じだな。まぁ、実力はともかく青龍がとても怒っているのはよく伝わってきたけどね。……勾陣の方が強いじゃないの。
 そこへようやく昌浩が到着した。朱雀の剣を依代にしろと言われて受け取ったのはいいけど、そこまでずっと引き摺ってきたのか……。予告を見たら剣が変わっていたので、それはこれからなのだろうね。
 軻遇突智の力をどうやって使うのかと思っていたけど、気合いで剣に依り付かせたのね。説明がなくても使いこなせるというのも昌浩の能力と見るべきなんだろうか?

 何か、もっと台詞の応酬でもあるのかと思っていたけど、いきなり戦いに入ってしまった。ここで騰蛇が何か昌浩を動揺させるような事でも言い出すのかなぁとも思っていたけど、全然そんな事なかったね(汗)
 勾陣が「覚悟を定めた人の意思は、我らが考えている以上に強い!」と言っていたけど、その言葉通りだった。昌浩には迷いが一つもないんだね。次々と技を繰り出して、騰蛇と封じた姿は格好良かった。騰蛇が炎を放っても、あっさり防いでみせたところも。
 そんな昌浩に手も足も出ない騰蛇は、とうとう「来るな! 近寄るな!」としか言えないところまで追い詰められていた。しかし昌浩は本当に迷っていないんだね。剣で刺すときだってそうだったし。それが紅蓮を救う事だと思っているからというのもあるんだろう。
 その覚悟は凄いとは思ったけど、そこまでの覚悟があるとは思っていなかったので驚いた。また、騰蛇を倒した後で昌浩の両親が出てきたのが不安を駆り立てた。母は「あの子はちゃんと帰ってきます」と断言していたけど、顛末はどうなるのやら。

 倒れていた昌浩の前には、紅蓮ではなくもっくんで倒れていた。昌浩はもっくんを抱き締めて泣いていたのだが、何やら術を使い始めた。辛い事を覚えていなくていいよと言っていたけど、神将は死んだらそれまでの記憶や思いをリセットして甦ると言ってなかったっけ? そうして昌浩は「帰っておいでもっくん。俺の命をあげるから」と言って微笑んだ。……え? マジで!? 直後に彰子に預けた匂い袋の紐が切れていた。彰子に帰ってくると約束していたのに破るつもりなの?

 アイキャッチは十二神将全員集合な絵だった。でも……やっぱりアニメの絵の方がいいなと改めて思った。Bパート開始の方の昌浩がもっくんを抱き上げている絵はまだいいけど。

 俺の命をあげるからと言った後、昌浩はそのまま倒れてしまった。晴明たちがようやく追いつくのだが、晴明だけは彼が何をしたのか知っていた。つまり、お願いした時に自分の命を紅蓮にあげると言っていたんだね。
 高淤の神の元へ天空が現れた。そして晴明の身体を守る残りの神将たちも姿を現した。これでアニメで十二神将全員が喋った事になるのかな? でも、単に説明するためだけに出てきたので、この三人はアニメで無理矢理出したのかなぁ。
 高淤の神は今のままの騰蛇を甦らせてほしいと願う昌浩に、自分の命と引き換えならばと条件を出したらしい。そして昌浩は躊躇いもなくそれを実行してしまった。それを高淤の神は面白いと言っていたけど、死んでしまっても構わなかったのかなぁ。それとも、周りの人間がそうさせないと踏んでいたのかな。
 そして意識を失った昌浩の身体を抱えた晴明は、約束は守るが、そんな願いを聞くのは嫌だったよと悲しそうな顔で孫の顔を見ていた。この後で昌浩が関わったキャラたちが次々と出てきた。……敏次って、すっかり爽やか好青年になってしまったなぁ(笑)

 そして昌浩の魂は三途の川の手前まで来ていた。そこで昌浩に声をかける声があった。晴明の妻・若菜が再登場……という事は、ここで彼女が昌浩を現世に返すんだね。そのために存在しているのかな。
 どうしても叶えたい願いがあって、それを成就させるには自分が川を渡ればすむ事だからと俯いて言う昌浩に、若菜は優しく「心残りがありそうだけど?」と尋ねていた。昌浩の心残りは、皆に悲しい思いをさせたくないことのようだけど、それを祖父に頼んできたのだと告白していた。
 若菜がそこへとどまっている理由はそれもどうかと思うけど、昌浩の気持ちにも私は同意ではなく怒りを覚えた。自分が始めからいなかったように記憶の操作を晴明に頼んでいただなんて。確かにそうすれば昌浩が死んでも誰も悲しまないかもしれないけど、人の記憶を勝手に操作するなんて、どんな理由があってもやってはいけない事だろう。本人が了解してもしてなくても!
 そして昌浩は辛い事は覚えていなくていいと自分の命を差出してもっくんを甦らせた時に言っていた。これも、紅蓮の記憶を操作したという事だよね? 高淤の神に今のままの紅蓮で甦らせてほしいと言っていたのに矛盾しているではないか。紅蓮は、その神気が赤子にまで恐れられるというのに深く傷付いていたし、晴明や昌浩を傷つけてしまったけど、それを消していい筈がない。そんな苦しみや悲しみがあって、昌浩によって少しずつ癒されたというのが大事なのではないだろうか? それに、仮にその辛い記憶をなくして復活したとしても、自分を甦らせるために昌浩が命を犠牲にしたのだと知ったら、それ以上に悲しむんじゃないだろうか? 昌浩は紅蓮がそう思うとは思わなかったのだろうか? それとも、晴明が自分に関する記憶を消してくれるだろうからそれでいいと思っていた? 正直に言わせてもらうとそんなのは昌浩の自己満足である。他人を悲しませないためと言っているけど、そんなの自分勝手な考えである。私がこの世界の住人ならば「ふざけるな!!」と言って昌浩を殴っていただろう。どんなに辛い記憶であっても、それはその人にとって欠ける事などできない記憶だし、大切な人が死んだからって勝手になかった事にされてはたまらない。それに、そんな願いを祖父にするなんて言語道断である。それでも晴明は昌浩の覚悟に願いを聞き入れたんだろうけど、よくもまぁそんな願いが言えたものだと私は思う。
 それに、神将が死んで甦って記憶や思いをリセットすると聞いても、また一から築きあげようと考えるのが正しいのではないのか? それ以外に方法がないのだから。後から言っても仕方がないけど、そうなりたくなかったのなら夢を見たときや敏次に忠告された時に気を配っていれば良かったのだ。まぁ、大事なものは失ってから気付くものだのだけど……。

 しかし、それは昌浩も解っていたのかな? 若菜の話を聞いて昌浩は泣きそうな顔をしていた。「やっぱり貴方はここに来るのが早すぎたみたいだわ」と言って昌浩の胸元に触れ、大事な物が入っていると指し示した。昌浩が慌てて懐を探ると、彰子の匂い袋が入っていた。彰子に渡した筈なのに? 若菜が「その心は、いつも貴方を想っているのね」と言うと、昌浩は堪えていた涙を零して泣き始めた。声を殺して泣く昌浩に、若菜が「子どもはそんな風に声を殺して泣くものではないわ」と言うと、ようやく昌浩は声をあげて泣いていた。つまり、昌浩を戻したのは彰子の気持ちだったのね。良かった〜。だって、紅蓮のために自分の命を差出したのを見て、正直彰子をどうするのだと思っていたのでこの結末は喜ばしいものになったよ。
 光のある方を示し、若菜は昌浩に戻るように言った。背中を押してあげるからと言われた昌浩は「うん」と言って光の方向へと歩み出した。と同時に若菜は「さ、帰りなさい。昌浩」と孫の名前を呼んだ。昌浩が驚くのも無理はないけど、初めて孫と語り合えた若菜は嬉しいかっただろうね。
 昌浩が息を吹き返す直前に、晴明も若菜の存在を感じていた。ここで桜が突然生えてきたのは何故と思うけど、まぁ、皆で家に帰れて良かった良かった。風音を失ったのは残念だけどね……。

 あれから昌浩は家に戻っていなかったのか。何処かの一軒家でしばらくは勾陣ともっくんとで暮らすという事なのかな? もっくんは、自分の姿を訝しんで勾陣に何故かと尋ねていた。自分がここにいるのも何故だと。勾陣の答えは「晴明の命だから」というものだった。そう言えばもっくんも従うんだね。
 あれは誰だ? この質問はとても痛いね。解っていたこととはいえ。そして勾陣もそう思っているような顔をしていた。「晴明の孫だよ」という勾陣の答えにもっくんはどういう感想を持ったのかなぁ。晴明は、ここで少しでも二人の距離が縮まればと思って残していったのかもしれないね。リセットされたとしても昌浩の思いは変わっていないのだし、二人の絆が本物であれば、また信頼関係は持てると私は思う。

 エンディングは最終話だけが違っていた。窮奇編/風音編・完と最初に出ていたけど、そういう風に出られると、いつか続きがあるんじゃないかと期待してしまうなぁ。それでも原作を読もうとは思わないんだけどね。だからこそアニメで見たい。原作を読んでいる友人は、知っているだけにカットされているのが不満に思いアニメを見なくなったそうだけど、原作は原作で本当に終わらせる事ができるのだろうかと心配していた(苦笑) 何だかややこしいというか、敵がどんどん強くなっていって神将でさえも適わない存在が出てきてヤバい状況だと聞いたのだけど(汗)

 あ、エピローグもあったのね。昌浩が、彰子と二人でかつて約束した螢を見に行っていた。ここにもっくんも一緒に行っているという事は、あれから少しは信頼関係を築けたといいのかな? ただ、OPのように二人が仲睦まじくしているのを見て笑顔になっていなかったのは、まだ昌浩という人物を見極めようとしている段階なのだろうか。

 最初は何となく見ていただけだったけど、回を追うごとに面白くなっていて毎週が楽しみになっていた。それはキャラクターの魅力だけでなく、アイテムを効果的に使っていたり、伏線の張り方なんかが良かったからだろう。また、ご都合的な展開でなかったのが何よりもいい。話が完結していない限り、昌浩はまだまだ辛い経験をしていくのだろうけど、それが見られないのが残念である。
 続編。続編ないのかなぁ〜。でも、関連商品を私は買わないのだけどね(汗)



 続きは日記〜。
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at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 25話「禍気の渦に伊吹舞う」

 いよいよ笠斎……ではなく、智鋪の宮司と相対した昌浩たち。今回は出てくるキャラクターが多いなぁ。おまけに主役はまるで若晴明ではないか。まぁ、今回は智鋪の宮司対若晴明で、来週が紅蓮対昌浩なんだね。晴明は自身が智鋪の宮司と決着をつけたいというのもあるだろうけど、昌浩を先に行かせるのを優先していた。
 この時に、勾陣はともかく青龍が文句一つ言わずに昌浩につけという晴明の命令に従ったのはちょっと意外だった。だって、彼にとっては晴明を守る方が大事ではなかったっけ? でも彼は今回紅蓮を倒す事を目的に来ているようだから、何も言わずに大人しく従ったのかな〜。
 また、この時の昌浩の反応が可愛かった。先に行けという晴明の袖を掴んで不安そうに見上げていた昌浩が。ここでの祖父と孫のシーンには和んでしまった。昌浩があんな反応をしたのは、自分一人で紅蓮と相対して戦う不安と、ここで祖父とはぐれてしまう不安と、智鋪の宮司と対決する祖父の身を案じてという事だったのかなー。希代の陰陽師と言われる晴明に対して三番目はないかな(苦笑) 昌浩の心中をちゃんとわかってでこピンした晴明がいいなぁ。あの時の晴明の「困った奴だな」的な笑顔が最高だよ。姿は若いけど、これが実年齢の晴明がやっていたらまた違う感想を持っていただろうな(笑)
 青龍……「遅れずについてこい!」だなんて、彼ももう昌浩を晴明の後継として認めているって事なのかな!?

 智鋪の宮司と対決する晴明のシーンは全てが素晴らしかった! しかし、反面あんなに術を使って大丈夫なのかという不安も……。
 式神が邪魔だと言うので何をするのかと思ったら、智鋪の宮司は黄泉の化け物たちを術を使って地中から外へ送ってしまった。それを晴明は察知して、その場に残っていた太陰と玄武と白虎に瘴気を浄め、化け物を全て討てと命じた。ここで玄武が残ると言い出したが意外だったけど、理由を知って納得。確かに主人を守るのが役目だものね。しかし晴明の「私はまだ天命ではないよ」に不承不承ではあるが頷いた。
 それにしても本当に晴明は強い。化け物たちを一気に退治したシーンは見ていて気持ちよかったなあ。神将たちは単発の攻撃しかしていないようだけど、あれは晴明ではないとできない事なんだろうか? 見ていてまどろっこしいんだよね。もっとパパッと片付けられたいいのにな。
 途中で太陰が脇道を見つけた。玄武に後は任せてそこへ入っていくと、地返しの守護妖がそこにいた。つまり、ここに地返しの巫女が封印されていたんだね。意外とあっさり見つかったなー。

 智鋪の宮司ってどれほど強いのかと思いきや、晴明が圧倒的ではないか(笑) 老いたりとは言え云々と本人も言っていたけど、本当に晴明って凄い陰陽師なんだなぁと改めて思った。
 さて、そんな昔も今も強い晴明に、智鋪の宮司は笠斎の声で話すという精神的に揺さぶろうとし始めた。しかし、そんなのが通用するんだろうか? 昌浩だったらあっさりと引っかかるだろうけど、見た目は若くても何十年も生きている人間に対してそれはいくら何でもバカじゃないかと言いたくなる。20代の人間でも引っかからないんじゃないかなぁ。それに老人だろうと20代の人間だろうと、相手は晴明なんで滑稽にしか見えないよ。
 そう思っていたのに、晴明……驚いているよ(汗) え? そんな、晴明ともあろうものが、こんな子ども騙しな手に引っかかってしまうというの!? おまけに後ずさっているよ。私だったら怒るよ。友人の死体を利用して、声色まで使ってきたら。あ。晴明も怒った。良かった〜。あと、智鋪の宮司は笠斎の声色で「助けてくれ」と晴明に懇願していたけど、それもバカだなぁと思うよ。だって、この場合笠斎を助ける方法って結局は智鋪の宮司から解放してやるって事なのだもの。晴明は笠斎を死んだって知っているのだから、その訴えは効果ないと思うなー。
 ……晴明は攻撃の手を休めていた。この間が時間にしてどれくらいなのかは不明だけど、晴明は昔の事を思い出していた。出雲で狂気に蝕まれていた笠斎の姿しか見ていなかったので、本来はどんな奴だったのかあまり知らないのでこれまた意外だった。なんて爽やかな好青年なのだ。そういや、一人で出雲に行こうとする晴明について行ってたので、本来は友人思いの青年だったのね。
 あの笠斎はもういない。そう言った晴明は、友人の亡骸を弄ぶ智鋪の宮司を「許さん!」と術を唱えた。揺さぶりが効かないと知るや、宮司も「ならば!」と攻撃を仕掛けようとしていたけど、そんなの当たり前じゃないの(笑) 通用すると思っていた事が驚きである。
 さて、何やら大技を放ったのにそれが見事に弾かれてしまった(汗) しかも離魂の術がかなりの霊力を使う事を知っている宮司は、晴明に限界が来ているのを知って余裕の表情を浮かべた。……それをしても尚あんな大技を使える晴明は本当に凄いよ。また、完全無欠でなくて、ここで膝をついてしまうというのもまたいい。
 しかし、宮司が化け物を呼び出した時に、晴明が珍しくマズいという顔をしていた。……それほど危機的な状況だと思ってなかったよ(汗) 神将もいないし、術を唱えられないくらい疲弊して……さてどうなる!? と思ったら、六合がようやく合流した。風音はどうしたのかと問おうとして、彼が彼女の勾玉を身に付けているのを見て、風音が死んだのだと理解した。
 六合、怒りマックス状態だー。そりゃそうだね。風音を殺したのだもの。ここで宮司はまたもやバカな事を言っていた。人である自分を殺すのかと不敵に笑っていたけど……六合の言う通り、生きていないのに何を言っているんだか(苦笑)
 少し休んだから落ち着いたのか、晴明は智鋪の宮司に企みもここまでだと言って、地面に手をついた。最後の大技を放つつもりなんだね。長い呪文を唱えないといけないけど、六合がいるから心配はないし。発動した術は、禍つ風を吹き払うと言った通りに随道全てを浄めるものだった。タイトルはこの事を言っていたんだねー。
 こんな大技を使ったのに、さっきピンチに陥ったときより平然としている晴明には「?」だけど、まぁこれで落着したんだね。智鋪の宮司は六合にとどめを刺されて完全に消滅したし。この時勾玉が光ったのは、風音同様に利用されてしまった笠斎の魂を救うためだったのかな? 最後の別れができて何よりだ。

 太陰の報告により、地返しの巫女の居場所を知りその封印を晴明が解いた。……ええと、晴明こんなに術を使い続けて大丈夫なの? どれも必要な事だったとはいえ、そっちの方が心配だよ(汗)
 目覚めた地返しの巫女は、50年以上も封印されていたなんて最初は解らなかっただろうな。目の前にいる晴明が昔と変わらぬ姿なんだもの。しかし、目覚めた彼女が一番に考えたのは娘の安否だった。そんな彼女に告げられたのは残酷な現実……。
 嘆き悲しむ巫女から離れ、晴明は後は六合と守護妖に任せ昌浩の元へ向かうと言った後でようやく画面が昌浩へと映った。……主人公なのに最初と最後しか出てこないなんて。そして来週はいよいよ最終話。でも、こんな状態だと後日談が描かれる事はなさそうだなぁ。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 24話「黄昏の風、暁の瞳」

 タイトルを見て、風音が危ないんだなというのが判って何だかなぁと思う。タイトルがネタばれという作品が最近本当に多いよね。

 さて、出雲へと向かった昌浩たちはどうなったのだろうと思っていたら、冒頭は風音の子どもの頃の話が流れた。あんな場所で智鋪の宮司と共に育っていたのか……。一応、親代わりだった彼を信じるしか風音には生きる道がなかったんだね。でも、声が笠斎のままだな……。中尾さんが智鋪の宮司の声で、笠斎の死体は消えていたと言っていたので、恐らくは彼が笠斎の死体に乗り移ったのだろうね。
 ところで、「強くなれぬのならば、そなたには生きている意味などないぞ」なんて、子どもに言う言葉ではない。まぁ、はなから利用するために生かしているのだから、仕方がないのかもしれないけど、親と引き離されて利用されて……風音の人生っていったい何だったのだろうね。
 怖くなんかない、寂しくなんかない、と自分に言い聞かせるように呟く幼い風音を見て泣きそうになった。あんな過酷な状況下で今まで生きてきた事に褒めてあげたいよ。

 今回、昌浩の出番ってあまりなさそうね。
 一方、晴明は出発する前に何かを仕掛けていた。大量の式神を放ち、役目は済んだと言っていたけど、これがラストに何か効力を発揮するのかな?
 出雲に到着した昌浩一行だが、六合が言うには地返しの気配が感じられないらしい。智鋪の宮司によって掻き消されているとか。あ、なるほど。彼らの今回の出番は説明役なのね(苦笑) 50年前に智鋪の宮司は地返しの聖域を襲った後、洞穴を術で封じたとは玄武。そして太陰たちが地返しの巫女が戻って封印が守られたと思ったのは智鋪の宮司によるまやかしだったのかと悔しそうに拳を握っていた。
 勾陣が太陰に風読みを頼んだ時の太陰のあの驚いた表情はいったい何なのかな? 風使いだけど、風読みが苦手とか? 風の息吹で風音が戻っているか感じられる筈という勾陣の言葉にも困惑の表情のまま「やってみる」だもの。戦い方を見ていると大雑把な子みたいだから、神経使いそうな風読みは不得手なのかもね。……しかし今さらなんだが太陰って可愛いね(笑)

 風音はずっと眠っていたのかな。そして生きていたカイは何と言葉を発していた! 首がもう一つあったために今まで封印されたと本人が言っていた。あれが本来の姿だったのね。烏だし、頭が良さそうと書いたけどただの烏ではなかったんだね。そして彼(?)は真実を知っているのだから、風音もカイの言う事ならば信じられるのではないだろうか。
 カイは風音が目を覚ました事を喜んでいたけど、風音の具合ってそんなに悪かったの? カイに導かれて、智鋪の宮司が入るのを禁じていた場所へ向かうときの風音の姿は歩くのもままならない様子だったので驚いた。
 そして、入ってはいけないという事は、智鋪の宮司にとって風音に知られては具合の悪いものがあるのだろう……って、そこに地返しの巫女が封印されていたのか。カイの言葉を聞いても風音は「どちらが本当なの」と混乱していた。……無理もないか。幼いころからずっとそう説明されて育ってきたのだもの。……あれ? あれから50年経っているって事は、風音の実年齢って50歳以上なの??
 そこへ現れた智鋪の宮司。風音を守ろうとカイは彼女の前に移動するが、智鋪の宮司に手で払われてしまった(汗) 言葉を話せるけど、彼には術は使えないという事なのかな。
 ここで突然声が笠斎に戻ってしまった。巫女を求め叫んだ後で智鋪の宮司が自身に話しかけていた。この奇妙な光景に風音が引いてしまうのは当たり前だ(笑) その後の智鋪の宮司は顔が怖いというか異様だったなぁ……。

 風音が智鋪の宮司の手に落ちてしまい、このままでは殺されてしまうと太陰が今起きている事を読み取った。これに一番反応するのは六合だろうなと思ったら、案の定一人先に進もうとしていた。
 地引きの岩の封印を解くために今まで風音は生かされていた。そしてようやく本人の口から真実が語られた。智鋪の宮司は智鋪の智の神を崇め、この世を黄泉の力で滅ぼす事を望む者と、自らの存在意義を語ってくれたけど……私の疑問への回答ではないなぁ。そもそもこの世を滅ぼす動機が解らないのだもの。でもまぁ、死体を乗っ取るなんて芸当ができるのだから、人間ではないのは確かかな。いくら術が使えるとは言っても、そこまでの力を人間が持っているとは思えないのだもの。
 風音の疑問に「この身体は借り物」だと、胸に大穴の開いたままの身体を見せる智鋪の宮司は、その経緯を話し始めた。……って、どう見ても人間にしか見えない(汗) ええと、そういう事が許される世界と解釈しないといけないって事なのかな……。でも、身体が晴明によって一旦滅ぼされたからって、死んだ身体に乗り移ってもあまり意味がないような気がするんだけどなぁ。それとも、片腕しかない身体のままは不便だったって事? あと、死体に魂魄を移したからといって、肉体が生き返るなんて事もないよね? よく腐らなかったなぁと思う。

 風音は地返しの神とその巫女の間に生まれた子どもだった。笠斎とは何の関わりもなかった。しかし、紅蓮が彼を殺していたのは事実だった……。先週は神将が人に手を出してはいけないという理由が明かされたけど、禁じているだけであって禁忌を犯したからといって何らかの神罰が下るとかそういう事ではなかったんだね。まぁ、紅蓮は50年以上ずっと苦しみ続けたので罰は下ったと言えるかもしれないけど。
 真実を知って激昂した風音は、智鋪の宮司に術を放とうとしたが簡単に抑えられてしまった。本調子だったら何とかできたのだろうか? それとも本調子であっても彼女は智鋪の宮司には適わなかっただろうか? ともかく、風音は簡単に捕まって封印を解かれた。子どもの頃の記憶を封じられていたんだね。後はその力も。それができるという事は、やっぱり智鋪の宮司は風音よりも強かったのか……。
 封印を破った智鋪の宮司は、呪文を唱えて紅蓮を呼び出した。……紅蓮ではなかったね。姿は紅蓮だけどあれはもう別人だ。身体を贄にするためだけに存在しているに過ぎないのだもの。声が同じだけど、すっかり悪役な声だ(笑) この作品は、登場人物に本当に優しくないな。まぁ、あれだけ激しく戦って死んだかと思っていたのに、実は全員生きてましたーとかいうふざけた作品に比べたらずっといいよ。

 封印を破ったために黄泉の鬼たちが地上へと溢れ出した。自分のせいだと風音は責めるものの、もう動く力も残っていないらしい……。そこへカイが最後の力を振り絞って彼女を守り外へと転移させた。その末路は……食事時に見るような状況ではないなぁ。……食べてないけど。
 カイの犠牲の上で生き長らえた風音は、誰かに知らせねばと気力だけで歩き始めた。しかし、黄泉の鬼の一つによってその胸を貫かれてしまった(汗) これはもう助からない? おまけに刺された後の扱い方が本当に容赦ないなぁ。地面に叩き付けられた風音は、近寄ってくる鬼たちを見る事しかできなくなってしまったらしい。となると、このままだとさっきのカイのようなスプラッタな末路が待っているのね……。昌浩はまだ追いつかないのか!?
 でも、ここで間に合うのは当たり前の展開(笑) 彼女の視界に真っ先に入ったのが六合だった。まさか自分を助けてくれるとは風音は思っていなかっただろうな。駆け寄ろうとする昌浩を止める勾陣は、六合と風音の関係に気付いていたんだろうね。彼女の命がもうないのを悟ってというのもあって。天一が五体満足だったらなぁと思うけど、風音相手だったら朱雀は許さないかな。
 ようやく心を通わせたのが死ぬ時だったなんて悲しすぎる(泣) そんな彼女に、六合は誰も知らない自分の名前を教えた。誰も知らないという事は、晴明も? 真っ先に思い浮かんだ字は「彩輝」だったけど、まぁ、また違っているのだろうね。黄昏の風に暁の瞳。暁の瞳って六合の事なのかな? 暁の瞳ってのがよく判らないけどね。ああでも悲恋は嫌だ……。

 昌浩よりも晴明の方が先に来たのは、彼が一度来た事がある場所だったから? まぁそんな細かい事はおいといて、ようやく決着がつくんだねー。と思ったら、あと2話しかなかったんだった……。
 太陰が騰蛇も風音も救われないじゃないかと晴明に訴えた時、晴明は「一つだけ言える事は、この先、何があろうとどんな事になろうと、私は紅蓮を友だと思う。永遠に」とだけ答えて洞穴の中に入ってしまった。つまり、これは先週昌浩が高淤の神から聞いた話に例外はないと表しているんだね。どんでん返しをそれでも期待しているけどね。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 23話「軻遇突智の焔は厳かに」

 先週、タイトルを見たときから心配していたけど、思った通りレコーダーには「軻」がなかった……。仕方がないのでカグツチとカタカナで書く事になってしまった。タイトルが打てないだなんて話にならないよ。次に買うレコーダーにはもっと漢字が入っていたらいいけどなぁ……。

 どうしてもっくんがいないのと彰子は言っていたけど、彼女には今何が起こっているのかは知らされていないんだね。心配させたくないから知らせる必要もないって事なのかな。でも、今の昌浩にはそんな余裕もないのかもしれないね。
 まだ怪我が治っていないのに、何処に出かけるのかと思ったら高淤の神の元へ向かったのね。雑鬼たちとのやりとりには和んだけど、車之輔の走る姿を見てあんなに揺らしたら怪我に響くのではないかと心配してしまった。中はそんなに揺れていなかったんだねー。
 昌浩が到着するなり出てきてくれるなんて優しい神様だー。あそこって神が降り立つ場所なのかな。人と同じ位置には降りてこないんだなぁというのが最初に見た印象だった。誰も教えてくれないから紅蓮の事を神様に教えてもらいに行ったらしい。
 紅蓮を助けたい一心で訪れた昌浩だったけど、その内容は衝撃的だった。自分に攻撃を仕掛けた紅蓮は術をかけられていたんだと昌浩が言っていたので良かったと思った。まぁ、昌浩の性格だったら疑うなんて事しないだろうけど。そして私も術を解けば助かるものだろうと思っていたので、高淤の神の「もう遅い」発言には信じられない思いだった。……どこまでも過酷な運命を背負う主人公なんだな。

 やがて紅蓮は異形の者に変貌する。都に瘴気が渦巻いたときに変化した妖たちのようになると高淤の神は言った。そしてその時に紅蓮の魂は完全に死んでしまうとも。あまりの事実に愕然とする昌浩はもう見ていられなかったよ。怪我が完治していないのにこの精神的ダメージ……。昌浩が倒れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤして見ていた。
 もう遅い発言に続き、紅蓮を助ける手立てはと縋るように尋ねた昌浩に、神は「ない」と無情にも答えるだけだった。さすがの昌浩も後ずさって木にもたれかかるように立っていた。……もう自力で立っていられないんだろうな。でも高淤の神は事実を告げただけだものね。だから昌浩には誰も教えようとはしなかったんだね。

 神将が人を傷つけたり殺めてはいけないのは、彼らが人の願いで形になった者だから。神の子でありながら人の子でもある。だから人を手にかけてはならない。しかし、神将は人の思いで生まれた存在だからたとえ死んでも甦る。甦るだけでそれまでの思いや姿は失われると神は説明した。……なるほど、リセットされるという事か。
 昌浩に紅蓮と呼ばれていた事も忘れるし、彼をずっと見守っていたのも孤独な心が癒された事も忘れてしまうって事なのね。でも、そんな事よりももっくんの姿には二度とならないと言われた方がショックだったよ……。
 ここで昌浩は敏次と晴明に「失せモノの相が出ている」という言葉を思い出していたけど、昌浩自身も夢でもっくんが自分の手の届かない場所へ行くのを見ていたではないか……。しかし、これは後から言える事であって、夢を見たときはもっくんは傍にいたから判りようがないよね。気をつけていたとしても、結局は同じ展開になっていただろうし。

 呆然とする昌浩に、神は二つの選択肢しかないと告げた。異形に変貌する前に騰蛇をその手にかけ新たな騰蛇を生まれさせるか、そのまま黄泉の瘴気に飲まれて消えるのを待つか。しかし、このまま放っておいたら智鋪の宮司によって黄泉の扉が開かれてこの世のものは全て滅んでしまう。言葉もなく見ている昌浩に、高淤の神は覚悟があるなら力を貸そうと申し出た。その力とは神殺しの力。
 とうとう昌浩は座り込んでしまった。自分は誰も見捨てない、最高の陰陽師になると約束したのにと。そしてもっくんも力を貸してくれると言っていたのに、どうしてそのもっくんがと。ここでの昌浩は絶望して気力も湧いてこないんだね。意識を保つのも精一杯といった様子だった。そんな彼に高淤の神は慈悲だと言ってもう一つの方法を示した。曰く、全てを自分に委ねて昌浩は何もしないでじっとしていろと。
 ……そっちの方が楽だろうけど、そうしたら昌浩は一生後悔するんだろうな。しかし、黄泉の扉を破るのは難しいから新月の夜まで猶予がある。だからすぐに答えを出さなくてもいいから、それまでじっくり考えろと。本当に彼女は昌浩が気に入っているんだなぁと思った。
 二人のやり取りを見ていた勾陣は、昌浩が気を失うと姿を現した。そして気を失うまで追い詰める事もないだろうと高淤の神に言っていた。別に責めるような口調には聞こえなかったのだけど、責めていたのだろうか? しかし、神は勾陣たちが言えないのを自分が言ってやったのだ答えていた。

 久しぶりに出仕してしまった昌浩だったが、敏次に帰るように言われていた(笑) 敏次はもう昌浩に対して悪感情は持っていないんだね。それどころか気にかけているように見える。
 帰るところを成親に呼び止められ、自分の家に寄れと一緒に歩き出した。滋養にいい薬を届けようと思っていたからというのがその理由だったけど、彼は次の新月に何かが起こると見抜いていた。そして昌浩に何が起こるのか聞いていた。
 成親の子どもたちは、昌浩が来てくれて大喜びしていたけど、昌浩が元気ではないと判っていた。子どもというのは本当によく見ているんだね。

 帰り道、太陰と六合がついているのが判っていた昌浩は、彼らを呼び出して先に帰るように頼んでいた。車之輔と話したいという昌浩に、太陰は晴明から目を離さぬように言われているからと言うが、六合が言う通りにしたのを追い掛けるように戻って行った。
 そして昌浩は、再び貴船へと赴いた。そして高淤の神に力を貸して欲しいと申し出た。決心を述べた昌浩に、神は軻遇突智の焔を貸し与えた。白い焔が右目から昌浩の身体の中に入っていったのには驚いたなぁ。私はコンタクトを入れるのも嫌な人間なので、見ていてヒエエッと思ったよ(笑) コンタクトも異物を体内に入れるワケでしょ? 慣れの問題なのかもしれないけど、あんなの耐えられないよ。とは言ってもコンタクトや眼鏡はいらないのだけど。呆然としているだけだったので、痛みは全くなかったんだねー。
 軻遇突智の力を使うには依り代が必要だと高淤の神は説明していた。更に全てを洗い浄める力を持つものが最も相応しいと、依り代と聞いて躊躇した昌浩に朱雀の太刀を借りるといいとアドバイスまでしていた。必要な事を言い終えた高淤の神が去ろうとすると、昌浩はもう一つ教えて聞きたい事があると言っていた。……確か彰子の呪詛を祓う時も晴明にお願いしていてそれを見せずに次のシーンに行っていたなぁ。ラストでそれが判るまで待つとするか〜って、そうしかできないんだけど(笑) しかしそんな昌浩を高淤の神は険しい表情で見据えていたので、あまり喜ばしい話ではなさそうだな……。

 早く帰るようにと言ったのに、夜遅く(?)に帰宅した昌浩を遅いと怒る太陰は、彼を心配していたんだねー。もうすっかり昌浩贔屓になっているように見える(笑) それを軽く受け流すと、昌浩は晴明の部屋を訪れて、神殺しの力を高淤の神から借り受けたことと、紅蓮を討つ決心を述べていた。そうかと短く答えるだけの晴明に、昌浩は一つお願いがあると言っていた。……前回と同じパターン? 昌浩は終番になるとこうやって秘密のお願いをして伏線を張っているのだろうか?
 敏次……嫌味を言わないだけでなく、なんてフレンドリーな態度なんだ! どうやって倒しに行くのかと思ったけど、兄を隠れみのにする事になったのかー。しかし、昌浩を見ていると死ぬ気なんじゃないかと思ってしまうよ。死ぬつもりはなくても命をかけている感じ。
 それが朝の彰子と別れるときでやっぱりと思った。だって、彼女がいつ戻って来られるのかと聞いたときにキョトンとしていたもの。帰るつもりがなかったんじゃないだろうか? しかし、以前に交わした螢を見に行くという約束を彰子が言ったから、彼は死ねなくなったとか? でも、その後彰子に大切な匂い袋を渡したり、彼女を抱き締めているのを見て再び不安が……。でもまぁ、帰りを待つ人がいるのだから死ねないかな。あと、昌浩って彰子より背は高かったのね(笑)
 墨染めの衣を身にまとっただけで大人に成長したかのような錯覚を覚えた。怪我の癒えぬ天一と、それを見守る朱雀は出られないから、昌浩と共に出雲に向かうのは六合、太陰、玄武に勾陣か。そういや紅蓮がまた人を手にかけたら殺すと息巻いていた青龍はどうしたのだろう?(苦笑) まぁいいや。晴明も後から行くと言っていたからその時一緒について行くんだろうし。後は早く若晴明が智鋪の宮司を華麗に倒す姿を見たい。

at 23:57, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 22話「すべては巫女の御為に」

 前回のあらすじのところで、そういや青龍ってそんな事を言っていたっけと思った。せっかくいい声でも、青龍の性格があんななのであまり覚えていなかったよ(苦笑)

 高淤の神のところへ地返しの守護妖たちが現れた。会話を聞いていたらどうも地返しの巫女って生きているような話ぶりだなぁ。彼女は人間ではないの? それにしても、彼らはどうして高淤の神の元へとやってきたのだろう?

 画面変わって暴れている紅蓮……いや、今回は騰蛇と呼んだ方がいいかな? でもまぁ、実は朱雀がたくさん出てくれたからそっちで満足してたりして(笑)
 それにしても、最初見たとき騰蛇が「この身体は強い。人を嬲り殺すにはちょどよい」なんて醜悪な顔をして言っていたので「??」と思った。しかし、前回分のコメントを読んで納得できた。解説してもらわないと判らないアニメはかなりマズいのではないかと思うのだけど、尺がないという事なのだろう……。コメントのレスは週末にならないと難しいと思うので、それまでお待ち下さい。
 それにしても晴明は強いなぁ。自分だけでなく六合や朱雀もちゃんと守れるのだから。笠斎が風音に自分の方へ来いと命令したとき、風音の表情は今までと違って迷いが生じている顔だった。その足を止めたのは六合の言葉だけど、迷わせたのは脩子の言葉みたいだね。それでも彼女を眠らせて結局風音は笠斎の元へ行ってしまった……。何が足りないのだろう? 全て遅すぎるって。六合はまだ間に合うと言っていたというのに。
 六合と自分とどちらを信じるのか。勝ち誇った声で風音に問いかける笠斎だけど、彼女は聞いてはいないような顔だったなぁ。もう解っているけど諦めきった顔のようにも見える。驚いたのが六合が激昂していた事だった。彼がここまで感情をあらわにする姿を見たのは初めてだった。それほどまでに風音の事が気になるのだね。そして放たれた一撃は、烏に生えたもう一つの顔にクリーンヒットした。何でそこで晴明と騰蛇が驚いているのか解らなかったけど、風音がショックを受けたのはよくわかった。
 風音が登場した時から一緒にいたあの烏は、ずっと独りだったと思われる風音と共にい続けてくれた存在なのだろう。でなければ風音があそこまで嘆き悲しむ筈はないもの。見ていて悲しみが怒りに変わって六合に向かうのかと思ったけど、自分が騙されていたのを知ってもうそんな気力もないのか、唯一心を許せる友(?)と失った悲しみの方が大きかったのか、そうはならなかった。
 風音が涙を零した直後、彼女の身体が光りだした。晴明はその霊力に驚いていたようだけど、あれはカイを救おうとして放たれた光なのかな。その瞬間、高淤の神と話していた守護妖たちが「瘴穴の中に地返しの巫女が」と言って消えてしまった。……ええと、風音は巫女の娘でもあったのか。
 守護妖の一体が瘴穴の中に入って、晴明たちの危機を救ったけど、あれは不意打ちだったから上手くいったのね。守護妖は、風音が巫女ではないと知ると「まさか姫か!?」と言っていた。その言葉から彼女を見たのは初めてという事?

 高淤の神と晴明との会話で、黄泉への扉が二つあって風音と紅蓮がその鍵となるのは解ったけど、そもそも智鋪の宮司は何故その黄泉への扉を開く事に固執しているのだろう。智鋪の宮司って人間ではないのだろうか? 黄泉の軍勢が地上に溢れると言っていたけど、人間界を混乱の陥れる事が目的? 京の支配とか?
 高淤の神にどうするのかと問われ、晴明は今度こそ必ず智鋪の宮司を倒すと明言していた。それはいいのだけど……もしかしなくても昌浩、またもや蚊屋の外? ラストまであと数回しかないのに晴明が大活躍するのかな?(笑)

 さて、智鋪の宮司が姿をようやく現したのだけど、風音を見ている彼をカイが見ていた。……あの光はカイを癒すものだったのかな。風音の頬をつついていたけど、あれは早く逃げろと伝えようとしていたのかなぁ。その後上を見上げていたし、頭が良さそうだ。
 地返しの巫女が行方不明とずっと言われてきたけど、彼女を捕えていたのは智鋪の宮司だったのか。おまけに巫女が歳をとっていない! ……ずっと人間だと思っていたのだけど、彼女も人間ではないという事なのか? であれば風音が若い姿なのも納得がいく。

 さすがの昌浩も、騰蛇に危害を加えられてショックだったんだねぇ。そんな昌浩を見て彰子が泣いていたけど、泣かない昌浩の代わりに泣いているように見えた。ところで、最初、臥せっている昌浩を見て驚いてしまった。傷を天一に移しても元通りというワケではなかったのね。大量の血が流れていたし、傷が塞がっただけでダメージは大きかったという事なのかなぁ。ここもよく解らないシーンの一つだった。
 またもや現れた勾陣は、奪われたら奪い返すと言ったときの顔は怒っていたけど、声があまり怒っているようには聞こえなかったなぁ。それにしても、神将でも死ぬ事はあると言っていたのには驚いた。そうか、歳を取らないだけで普通に死んでしまう人たちなのか。
 太陰が昌浩を心配していたけど、いつの間にか神将たちも彼の事を認めていたんだねぇ。昌浩は心ここにあらずで騰蛇が心配ではないのかと、辛いときは我慢しないで泣けばいいのだと焦れったいとばかりに怒っている太陰は可愛かった(笑) しかし、そんな昌浩を勾陣は泣かないのではなく、泣けないのだと呟いていた。……昌浩を害した身体は確かに紅蓮だけど、あの中には紅蓮はいないらしいのだし、そのカラクリが早く解ればいいのだけど。……って、解っても何にもならなかったらどうしよう(汗)



 続きは日記。
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at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 21話「罪の焔に絆絶え」

 前回は今まで引っ張ってきた紅蓮の罪というのが明らかにされたんだったね。それから笠斎というのがどういう男だったのかと、風音が彼の娘だったという……年齢を考えたら腑に落ちないのだけど、まぁ、そういう事が語られた。そして突如現れた瘴穴に、昌浩たちは飲み込まれてしまい、紅蓮だけが風音のいる場所に移動させられて縛魂の術にかけらたんだよね。タイトルもとても不安を誘うものだし、どういう展開になるのかとても気になる。

 神将たちと離れ離れになったものの、昌浩はどうにか合流する事ができた。しかし、紅蓮だけは見つからなかった。一方、晴明も朱雀、天一と共に昌浩たちの後を追っていた。

 しばらくして昌浩は六合たちを見つけたが、そこにもっくんの姿はなかった。どうやってここに辿り着いたのかと問うと、六合は人の気配を探していたら自然と引き寄せられたと言って見た視線の先には脩子の姿があった。
 瘴穴を作ったのは脩子だと言い、無理矢理にでも連れ戻すかと聞く太陰に少し話してみると答えた昌浩は脩子に近づいた。脩子はずっと泣いていた。帝と中宮が心配しているから帰ろうと優しく話しかけてみるものの、脩子は中宮が自分を心配している筈はないと頑に拒み泣き続けた。そこで昌浩は玄武に水鏡で内裏を写せないかと聞いてみた。瘴穴の中からだとどこまで力が届くのかは判らないがと前置きはしたものの、中宮の心を脩子に見せてやりたいという昌浩の要請に答えた。
 それが本当なのかと疑う場合もあるのだろうけど、脩子はそう考えるにはまだ幼く、純粋だったので、目の前で母親が自分を心配する声を聞いて、脩子は弟宮が生まれる前の母との会話を思い出していた。どちらもかけがえのない大切な子どもだと優しく話していた母の姿を。瘴穴を開く事になってしまった脩子の寂しさがようやくクリアされたと思ったら、昌浩たちの前には黄泉の瘴気によって姿を歪められた怪物が現れた。……なかなかすんなり終わらせてもらえないようだね。

 おまけにこの化け物は、傷を負ってもすぐに再生してしまうという厄介な相手だった。昌浩も戦いに参加するが、結果は同じですぐに傷が再生されてしまった。太陰の技も通じず、六合は岩に叩き付けられ、昌浩に危機が迫ったときに現れたのは紅蓮の炎だった。圧倒的な火力で化け物を滅した紅蓮は無言で駆け寄る昌浩の前に降り立った。
 紅蓮だけが見つからなかったので、姿を見て良かったと近づいた昌浩は。紅蓮の額にあった封印の金冠がなくなっているのに気付いて表情を強張らせた。その直後、昌浩の身体を紅蓮が貫いていた……。なんの躊躇いもなく人を傷つけた紅蓮の様子は、誰がどう見てもおかしかった。
 床に臥せっていた彰子は、昌浩の危機を察したようだった。力があっても見えるだけの彰子は、今後も昌浩を心配するしかできない自分をもどかしく思うのかなぁと、今回の彼女の表情を見て思った。
 紅蓮は、人は脆くて手応えがなくてつまらないなどと言って、まるで物を扱うかのように昌浩を放り投げた。玄武が慌てて血の流れを抑えようとするが、傍目から見たらどう考えても手後れのようにしか見えない(汗) それに、緊急事態に玄武は脩子の事を放置しているし……。
 心配する太陰の言葉に「無駄よ」と言って現れたのは風音だった。しかし、彼女の様子も何やらおかしい。相当無理をしたのか、すぐに膝をついてしまった。風音は自分を囮にして紅蓮を昌浩たちのいる場所まで導いたと言っていたけど、それにしては疲労しきっているような……?
 それにしても縛魂の術って神将でさえも手玉にとる術なんだね。まぁ、紅蓮が心に傷を抱えていて、それがとても深くて癒えない傷だったから成功いたのかもしれないね。いくら娘だからと言っても、笠斎と同等の力を風音が使えるとは限らないのだし。彼女の疲労がそれを物語っているのかもしれないし。でもまぁ、神将も人と変わらないんだなぁというのが、操られた紅蓮を見ての感想だった。
 風音の「あれは黄泉の屍鬼。根の国の生き物。もう誰にも止められない」という台詞が意味不明だった。後で六合が説明してくれなかったらさっぱり理解できなかったよ(汗) 術で紅蓮の意思を奪い、その身体に黄泉の式神とやらを依り憑かせ、風音の霊力を餌に脩子のいる場所までおびきよせた、と。
 昌浩を討たせ、再び紅蓮に罪を犯させるという風音の目的を知って六合は何故だと問いかけると、あっさりと答えてくれた(苦笑) 自分の父を殺されたのだからと。しかし、ここで風音の新たな面が見られるとは思っていなかった。
 風音を心配し彼女を頼る脩子に、こんな目に合わせた事を謝罪していた。そして脩子の寂しさを利用したものの、彼女はその寂しさをちゃんと理解していたという事が判明した。それは風音も知っている寂しさだったんだね。幼少期、風音は両親の愛情を知る事なく育ってきたのね。昔の自分と同じだから、脩子だけは元の世界に返そうと力を使おうとするが、そんな彼女に紅蓮は攻撃を仕掛けてきた。

 自分を助けた六合の神気を感じて、以前に自分を助けたのが六合だと知った風音だったが、智鋪の宮司と手を切れと言われても、彼が人の心の弱さにつけ込み操ると聞いても、騙されていると言われても彼の腕から逃れようともがいた。今ならまだ間に合うという六合の言葉に耳を貸さず、自分の意思で復讐を遂げたと言うのは、操られたのではないと言いたいのね。六合の腕から逃れたときにそのまま倒れてしまったのを見て、風音の疲労がかなりの状態ではないのかなと思った。それでも脩子を離そうとせずにしっかり抱き締めていた所が好感が持てる。
 風音にとっても、六合はかなり気になる存在になっているのね。でなければ自分の思いを言葉にする筈がないもの。そして風音は自分の意思である事を強調し、復讐を遂げたのだと告げた。何故なら自分は笠斎の娘なのだからと。風音の言葉に驚愕している六合だけど、彼は笠斎について何をどこまで知っているのだろうか? それによって、この驚きがどういう類いのものなのかが別れるものね。彼女が笠斎の娘ではないと知っていた? それとも、彼女が笠斎の娘だと聞いて驚いた? どっちなのかな?
 そんな無防備は状態の二人に邪悪な笑みを浮かべて攻撃しかけようとした紅蓮に、若晴明が攻撃をしかけた。間に合って良かったよー。しかし、昌浩の状態を見てさすがの晴明も驚き、朱雀と天一に昌浩の傍へ行くよう命じた。天一が来たのならもう安心だね。また罪を犯してしまったのかと晴明は言っていたけど、かつて彼の身体に大穴を開けたときって、昌浩と全く同じように無防備状態だったという事だったのかな……。そしてその時も天一が直した?
 玄武に状況を聞いて、天一は昌浩の傷を自分に移すという術を使うと言っていた。途端に朱雀が心配して彼女の名を呼ぶのだけど、この術を使う事によって天一が苦しむ姿を朱雀は見たくないんだね。神将とはいえ、どう見ても他の神将たちのように丈夫には見えないし(汗) しかし、天一はこれは自分にしか出来ないことなのだと決意の眼差しで朱雀を見ていた。……芯は強い女性なのね。
 紅蓮と晴明の対決を見てハラハラした。だって、見た目は若くても晴明はおじいちゃんなワケでしょ? 力比べなんてしたらブが悪いに決まっているじゃないの。しかも神将たちは傍にいないし! 案の定、晴明は吹き飛ばされていたし! 地獄の炎を従える凶将(?)・騰蛇と晴明はさすがだと言っていたけど、それだけではないだろうというのが正直な感想だ……。でも、だからこそ、前にも書いたけど神将たちを式神にした経緯を知りたいなぁ。紅蓮のときなんてどうやったんだろ?

 そこへ舞い降りたのはあの烏だった。笠斎の声に驚いた晴明だったが、次の瞬間躊躇いもなく術を放っていた。それは相手が智鋪の宮司だと見破っていたからなんだね。ここで風音が真実を知るのはありがちな展開だけど……って、他にどうしようもないのだけど、やっと本当の事を知った彼女のこれからの行動に注目したいな。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 20話「黄泉に誘う風を追え」

 メールでVDの事を打っていて、サイトでアップするファイルがあったのを思い出した。帰宅してからそちらの作業をしていたため、感想を書き始めるのが遅くなってしまった……。せっかく早く帰れても、結局はいつもと同じか(苦笑)

 初っ端から晴明の夢のシーンとは。しかし、笠斎ってあんな顔をしていたんだね。何も言わない友人に問いかけていると、後ろには晴明の今は亡き妻の姿があった。漢字は若菜でいいのかな? 妻の名を呼ぶ事で、晴明は自分が夢を見ている事を理解した。二人とも生きていないのだから。
 そして晴明は思った。あの時笠斎が生きていてくれたらと何度も思ったと。それは何よりも紅蓮のためだと晴明はまた思い返していた。しかし、彼が唯一の友人であったと晴明は言っていたけど、その力故に友人を作れなかったのだろうか? そういや晴明って、史実ではともかく、その力のためにどちらかの親が人間ではないという話もあったっけ?
 何かを悔やむ晴明に対して、若菜は「貴方のせいじゃない」と話しかけた。こちらは話してくれるんだね。「もう自分を責めるのは止めて」と、夫の頬に手を触れてから、若菜も徐々に消えていった。その直後に目覚めた晴明は、若菜の事をまだ自分を気にしているのかと苦笑混じりに呟いていた。……でもそれって成仏できていないって事なのでは? それと若い姿だったけど、随分昔に死んだのか単に若い頃の姿で現れているのかどちらなんだろう?

 その頃、昌浩は呪詛に倒れた彰子の傍で見守っていた。自分だって苦しいのに、彰子は自分の身代わりで入内した章子の容態を気にしていた。
 翌日、もっくんが中に入って様子を見ると、章子も呪詛を受けて床に臥せっているが、見鬼の才がないため症状は彰子より酷くはないとの事だった。つまり、酷くならなかった分、見鬼の才に優れている彰子の方へと呪詛が流れ込んだというカラクリらしい。……彰子は今後も何かにつけてその能力のために苦しい思いをしてしまうのだろうか。
 もっくんが章子が本当に彰子とそっくりだったと感想を述べていた。一卵生双生児なみにそっくりなんだね。もっくんは「確かにあれでは見分けはつかん」と言っていたけど、昌浩は見間違えないという展開になるんだろうね。

 帝が病に臥せってしまったために都が荒れているという。特に右京が荒れていると、行成は武装して見回りの指揮をとっていた。途中、出会った昌浩が帝の容態を尋ねると、道長の命を受けて晴明が参上していると行成が答えていた。
 その頃の晴明は何者かの視線を感じたため、先導する女房に帝に会う前に邸内の気の流れを見定めると言って伝言を頼んだ。その視線の主人は内親王良子だった。その良子は晴明が自分に気付いたと知るや、風音のいる方へ逃げてしまった。
 晴明は風音に黒幕について尋ねようとするが、六合たちが聞いた声を友人だと言った事で風音が激昂した。良子を人質にとって、風音は怒りに燃えた目で睨み、晴明たちを絶対に許さないと叫ぶように言ってどこかへと消えてしまった。
 障気が及ぶのを玄武に結界を張るように命じて食い止めさせた晴明は、今回の一連の出来事をあの時と同じと呟いていた。そしてそれができるのはただ一人と、犯人に見当があるようだった。

 今回の話って、昌浩は蚊屋の外だったなー。帰宅した晴明は、昌浩に障穴を開いたのが良子の心の闇で、風音の術がその介添えをしたに過ぎないと説明していた。さっそく出かけようとする昌浩だったが、晴明がそれを止めた。昔語りという事は、若晴明が見られるって事なのね! と、気持ちは既にそちらに向かっていたりして(笑)
 50年と少し前に、北辰が翳り黄泉への風穴が開いた事があったという。占術で西の地に呪詛を行う者がいると知り、晴明は出雲の地へ赴く事にしたという。その時に笠斎も一緒について行ったのかー。危うい事が起きる気がすると言う晴明を説得するためか、笠斎は晴明より一つだけ勝る術があると自信満々で言っていた。意味を考えたら縛魂の術と書くのかな? 晴明はその術を嫌っているが、笠斎は相手の心を自在に操れば、無用な争いを避ける事が出来て便利な術だと言うが、こういう術っていいように使われた試しがないと聞いていて思った。しかし、あんな服装で雪道を旅していただなんてなぁ……。

 出雲の聖域へと招かれた先で出会った黄泉の封印を司る巫女に、笠斎が心を奪われてしまってから悲劇が始まったんだね。……特殊な言葉が多くて書くのに困るなぁ。地返しでいいんだろうか? 地返しの巫女は、地返しの神の妻だと名乗った。……人じゃないけど、他人の妻に笠斎は手を出してしまったのか。……若かったのね。
 笠斎が巫女を連れて姿を消すと、黄泉の封印が弱まり抑え切れなかった障気が溢れだしてしまった。晴明は二人を必死で探したが、見つけられたのは笠斎一人だった。巫女の行方を尋ねると、笠斎は巫女が黄泉の封印へ戻ったと答えた。……ええと、つまり、笠斎は振られてしまったという事か。そもそも一緒に姿を消したと晴明が説明していたけど、合意の上での事だったのだろうかという疑問が湧いてくる。晴明を振り向いたときのあの血走った目を見て特にそう思った。
 自分が神になったら、巫女が自分を選んでくれるのではなかったのかと問いかけていたけど、やっぱり合意の上ではなかったんじゃ……。こんな野望を抱くようになってしまったのは、彼女が神の妻だったからなのだろうか? しかし、女でも男でも恋愛に狂う人間の事は理解できないな。それだけ一人の人間を愛していたと言えば聞こえはいいけど。

 晴明は止めようとするが、既に狂っているとしか言い様がない笠斎は晴明に攻撃をしかけてきた。そこを主人を守るために現れたのが紅蓮だった。そして繰り出されたのは縛魂の術だった。神将って神さまなんだっけ? その心を操る事ができる笠斎の術って本当に強力なものだったんだな。しかし、そのために50年以上も紅蓮は苦しみ続けてきたのか……。 
 紅蓮に術をかけた後、笠斎は立ち去ってしまったらしい。そして駆け付けた他の神将たちはそういう事情があるなんて知らないから、立ち尽くす紅蓮と身体に大穴が開いて倒れている晴明で状況を判断するだけだったのね。しかし、あの状態でよく晴明は助かったものだなぁ。あ、天一がいたから彼女が晴明の傷を癒したのね。
 昌浩の問いに晴明は笠斎はもう死んでいると答えた。そして風音を裏で操っている黒幕は、知識の宮司……って、これ、漢字違っているんだろうな(汗) 後で判ったら直して置こうっと。
 かつて笠斎を使って巫女を連れ出し、黄泉への封印を砕こうとした者と今回の事件は同一犯だったという事なのね。前回の冒頭に出てきたあの怪しい奴がそうだったのか。声は笠斎だったけど。そういえば、死体がなくなっていたと言っていたから、それを利用して何かしているのかもしれない。

 障穴の中にいる良子の声を聞こうと昌浩は術をかけた。しばらくして声は聞こえてきた。太陰によって、声のした方向へと移動した場所は大内裏の清涼殿の前だった。都でもっとも神の息吹が色濃く、幾重にも結界が張られた場所だったため、誰もが最後まで調べようと思わない盲点を風音はついていたって事ね。それを六合は「風音の思いつきそうな事だ」と言っていたけど、そこまで彼女を理解できるほど知り合っていたっけ?
 しかし途端に足元から障穴が開いて昌浩たちを飲み込んでしまった。しかも、紅蓮一人だけは別に。紅蓮だけが風音の前に移動させられていた。昌浩を気にする紅蓮にかけられたのは縛魂の術だった。どうして風音がその術を使えるのか。そして風音は「この時を待っていた」と言っていた。そういえば、風音は紅蓮に対しても憎しみを持っていたんだっけね。
 その理由がようやく判明した。何と、風音は笠斎の娘だと名乗っていた。そして笠斎は紅蓮が殺したとも。……あれ? しかし晴明は、術をかけた紅蓮と自分を残して立ち去ったと言ってなかったっけ? 50年以上前の記憶だとしても、その場に居合わせた人間の記憶の方が正しい筈。風音は聞いただけだろうし。何より年齢が合わないではないか。笠斎と巫女の間に生まれた娘だったら、あんなに若い筈がないよ。つまり、風音は嘘の情報で晴明を憎むように仕立て上げられて、かつての恨みを彼女を使って晴らそうとしているという事なのかなー。そして、そもそも黄泉への封印を解いて何をするつもりだったのだろうか?

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 19話「北辰に翳りさす時」

 まず始めに、先週分にコメントを下さった方へ。今日こそ書けるかなと思っていたけど、週末にならないと無理のようです。きちんとお返事したいと思っているので、それまでお待ち下さい。2/11 レスを完了しました。

 翳りという漢字が、HDDには登録されていなかった……。北辰はあったのにな。ちなみに
PCでは変換できなかったよ。

 冒頭に、フードを被ったいかにも怪しい奴が何やら寝言を言っていた(笑) 王の座ってあんた……。「遥か」のアクラムの時にも言っていたのだが、世界は京だけじゃないんだぞと言いたいよ。あれ? そういえば、舞台は京だというのに皆標準語で話すんだねー。あら不思議。と今さら書いてみる(笑)

 風音があんな場所にまで入り込んでいたのに驚いた。あの内親王のおちびさんは、弟が生まれたというのに喜ぶのではなく、自分が構ってもらえなくて拗ねてしまったのね。まぁ、普通の家庭ではないから仕方がないかもしれないけど、そうならないように周りの大人が気を配っていれば良かったのに……。甘やかし過ぎて我が儘になってしまっているかもしれないのかな?

 彰子の代わりに入内した章子の事を話していたとき、彰子が一度は会ってみたかったと言っていたけど……思えばその章子とやらはとても可哀想なのではないだろうか? 呪詛のおかげで入内を免れた彰子は、好きな男と一緒に暮らせて幸せだろうけど、面ざしが似ているというだけで送り込まれた章子は今何を考えて過ごしているんだろうか。

 出仕した昌浩に風邪をひいてしまった敏次が話しかけていた。もう嫌味を言うのではなく、普通に話し掛けるようになったのかな。無理して来たのは受けたい講義があったからと言って立ち去った敏次だが、昌浩の元へと戻ってきた。「失せものの相」が昌浩に出ているからと忠告しに戻ってきたらしい。……嫌味どころかいい奴になっているじゃないの。もっくんだけが毛嫌いしているだけ??
 しかし、敏次の見立ては正しいのだろうか? 昌浩は失って困るものは彰子からもらった匂い袋だけだろ不思議そうだったが、もっくんは晴明に言われたのならともかく、敏次の言った事など気にするなと言っていた。
 その頃、晴明は自分の占が乱されていると青龍に話していた。そして、そんな事ができるのは一人しかいないとも。度々出てきた紅蓮が昔やってしまった事がまたもや話題に登っていた。知識の宮司と青龍が言っていたけど、笠斎と一緒に悪巧みをしていたのね。何か、まらラスト辺りで痛い展開になりそうだなぁ。

 後半は、昌浩の夢から始まった。そうか、失せものとはもっくんの事だったのね。走るもっくんを見つけて追い掛けるけど、途中で見えない壁が昌浩が追い掛けるのを妨げて……という展開が今後待っているんだろう。この作品、紅蓮を虐めるのがよほど好きなのね。そしてそれを最終的には昌浩が救い絆を深めていくというパターン?
 壁に行く手を阻まれた昌浩の目に、もっくんが何か白い得体のしれないものに覆われていくのが見えた。行くな紅蓮と叫んだ途端に目が覚めたけど、嫌な夢だよね。もっくんは、陰陽師の夢には意味があるが、ただの夢もあると言った。だからその時になるまでどちらなのかが判らないと。……意味ないじゃん!
 翌朝、見事に寝坊したらしい昌浩は、しかし朝食をしっかりとっていた。偉い! 私は最近ギリギリすぎて抜くようになってしまって仕事にも影響が出ているよ。頭を使う仕事なので、糖分を採らないといけないというのに……。それはともかく、慌てて出かける昌浩を晴明が呼び止めた。顔をじっくり見ると失せものの相が出ていると、敏次と同じ事を言っていた。もっくんが腹立つなぁと悔しがっていると、晴明はそれほど強く相が出ているのだから気をつけろと忠告していた。……なるほど。敏次にも何か取り柄があるのかと思ったのに、そうではないらしい(笑) しかしそうなると、昌浩の夢の通りになると見て間違いなさそうだね……。
 昌浩はまだ大事なものを匂い袋だと思っていたようだけど、もっくんをじっと見ていたので何が大事なものなのか気付いたのかな? それでも、その時にならないとどうなるのか判らないんだよね。ああ気になるなー。

 そういや風音って宗主から門を開けろと命じられていたんだっけ、あの小さな姫に取り入って何をどうするのかと思っていたら、彼女の寂しい気持ちに付け入ろうとしていたのか。子どもだから誘導するのは楽だものね。
 今度は何だ? どうして百鬼夜行は爬虫類の姿なんだろう? それと、晴明がポニーテール姿で現れた! じいさまの姿でなく、若晴明で見たかったよ。昌浩も異変を感じて飛び起きていた。そして北辰が翳っていくのを見て、帝の身に何かが起こる兆しだと説明してくれた(笑) 普通に考えたら何でやねん!の世界だけどね。
 障気がどこからか吹き出ていた。それに気付いた晴明は、太陰と玄武と六合にその出所を探るように命じた。そこへやってきた昌浩には、急いで仕度をして参内しろと命じた。今夜は吉昌が宿直をしている筈で何かに気付いているだろうと言うと、昌浩は何かが判ったらすぐに知らせると言って仕度しに部屋に戻った。その頃、彰子の身にも異変が起きていた。これはいったいどういう事なんだろうか?

 一方、晴明に命じられて原因を探りに来た六合たちの前に、障気に取り込まれた妖が姿を現した。さっそく攻撃を仕掛ける六合を阻止したのは風音だった。六合が玄武たちをチラっと見て風音と対峙したのは、あの妖を退治できるのとそれを阻止しようとするだろう風音の意識を自分に向け続けるためだったのね。あの二人じゃ風音にあっと言う間にやられてしまうもの。
 風音が言うには、障穴を開いたのは一つではないらしい(汗) ここでも彼女の人間離れした能力が証明されたワケなんだけど、いったい彼女は何者なんだろう? どうしてああも晴明たちを恨むのだろう?
 しかし太陰は乱暴な攻撃をするなぁ。まぁ、対象を倒す事しか頭になくて周りがどうなるか考えられないんだろうな。そしてそれを考えられるのは玄武って事かな。その太陰の攻撃で風音と六合も吹き飛ばされてしまった!(汗) その拍子に風音が落としたのは赤い勾玉だった。気付くや必死に取り戻そうとしていたので、よほど大事なものなんだね。形見なのかな。攻撃をかわされ腕を掴まれて「離せ!」と抵抗している風音の手に、六合は勾玉を返してあげた。この行為は風音にとって意外なものだったんだろうね。思わず六合の顔を見ていたもの。
 敵に情けをかけるのかと問う風音に、六合が敵だと思っているのはお前だったらそうすると聞き返した。笠斎を知っている六合にしたら、風音が利用されているのは明白という事なんだろう。そしてどこかから見ていたのだろう。風音が疑問に思うような言葉を六合が言った直後に、それを打ち消すような事を言ってあの烏が舞い降りてきた。しかし逃げ去るときに風音が六合をちらっと見ていたので、風音が真実を知る日も近いのかな。その真実がどれほどのものなのか楽しみだなと書くと不謹慎かな。

 吉昌の元にやってきた昌浩は、帝と中宮が倒れたという一報を聞いた。それを伝えに自宅に戻ると、晴明は既に事態を見抜いていた。呪詛を書けた者がいるのだと。つまり、構ってもらえなくて寂しいと感じたあの小さな姫が、風音の言葉に導かれて呪詛に至ってしまったんだろうね。呪詛の対象は帝と后だけでなく、その子どもたちにまで及んでいるらしい。
 とんでもない事態だというのは判ったが、ここで現れた彰子が倒れてしまった! さっきも何か具合が悪そうにしていたけど、もしかして彰子も呪詛のかかってしまったのだろうか? 偽って入内した章子には呪詛が及んでいないという事なのかな?

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 18話「その理由は誰知らず」

 前にも書いたけど、この作品はただ先週の内容を長すのではなく、ちゃんと意味のあるあらすじを流してくれるのでとてもいい。いつ放送されたのかまでは覚えていないけど、名前が重要である事や、兄が二人いる事、生きているものは全て変わるという晴明の言葉が放送されていた。それは今回の話に関係しているんだよと教えてくれているんだね。本当にこういう作りだったらあらすじ放送も許せるかな。

 もっくんと話しているのだけど、端から見たら危ないやつと昌浩は思われてしまうんじゃないかと思った。しかし、ここは陰陽寮で皆が皆敏次のように見鬼の才がないワケじゃないよね。つまり、もっくんの姿が見えている者もいるんじゃないだろうか? なのになんて堂々としているんだもっくんは(笑)
 吉昌に呼ばれて赴けば、兄の成親が帰ってきたという。昌浩がとても嬉しそうだったな。二人兄がいるそうだけど、これまで出て来てなかったんだっけ? そう思っていたら彰子と天一が仲良くお話をしていた。まぁ、説明役なんだけどいつの間に仲良くなったんだろうか?
 朱雀も混じって和やかに会話しているシーンから一変して不穏なシーンへと変わってしまった。何だあのヒヒみたいなのは? 風音が送ったとでもいうのだろうか? そして狙われていたのは成親の家だった(汗) 調伏は得意ではないと言いつつも、術はしっかり使いこなせているんだね。しかし、この成親とはどちらの兄なのだろうか? 昌浩とかなり年齢が離れているように見えるので上の兄なのかな?
 成親の元へ寄るように父親に言われて向かっていた昌浩も異変を察知して駆け付けようとするが、もっくんが突然行けないと言い出した。昌浩がどうしてと聞いても答えようとしない。先に向かった昌浩は、ヒヒの妖を調伏しようとしたが術を唱える間に逃げ去ってしまった。そこを外にいたもっくんが食い止めようとしていたが、結局逃がしてしまった。
 成親には子どもが三人いて、一番小さいのはまだ赤子だった。そしてもっくんはその赤子の鳴き声が聞こえたためにヒヒを逃がしてしまったように見えた。その声を聞いたときのもっくんの顔がおかしかったけど、本人はいたってシリアスだったんだねー。そういや赤子は皆自分を恐れて泣くと言っていたっけ。だから赤子の鳴き声に敏感になっていたのかもしれないね。

 一人落ち込んでいる姿を見ているのは玄武と太陰と白虎だった。そして玄武だけがもっくんが落ち込んでいると言っていた。その通りなのに太陰にはそうと見えないんだね。そこへもっくんが勾と呼ぶ神将が姿を現した。
 子どもは嫌いだともっくんは言う。子どもは泣いてしまいには熱を出して、弱いから嫌いだと言う。それは自分を見て子どもが恐れ泣くのにもっくんが傷付いてきたという事なんだね。

 狙われたのは成親の娘。つまりあの赤子だったのね。何故なんだろう? 実は霊力が一番高いとか? ヒヒは夜行性だから今夜にまた来ると言って、晴明は昌浩に、六合と勾陣を連れていっていいから成親と共にヒヒを倒せと言った。車乃輔は皆のタクシーになってしまったなぁ。さて、車内では昌浩が勾陣の事を勾と呼んだ事に関してもっくんに尋ねていた。ここがアバンのあらすじの名前は大事にかかるんだね。そう言っていた本人がどうでもいいなんて言うんだもの。そりゃ昌浩が文句を言うのは当然だ。
 成親の家に着いたとき、あのヒヒの妖と成親が対峙していた。一人で持ちこたえているのは、やはり彼も安倍家の人間だからなのかな? 晴明の言う通り兄弟の連携でぱぱっと倒せるのかなと思ったけど、本当にこのヒヒってば動きが早いな。おまけに今度は一匹だけで来たのではなかったのね。
 勾陣はもっくんを抱えて子どもたちのいる方を守りに行ったけど、もっくんは昌浩のいる方へ行くと言って、どうあっても子どもに会うのが嫌らしい。そしてモタモタしていたためにとうとうヒヒの親玉が赤子を連れ去ってしまった。
 自分のミスだと言って、ヒヒを追いかけた紅蓮は難なくヒヒから赤子を取り返すが、腕に抱いた赤子はすぐに泣きだしてしまった。でも、ショックを受けるというよりは、困り果てたようにしか見えずにちょっと和んでしまったよ(笑) そして紅蓮はこんな目に会うのはヒヒのせいだと言って、妖を焼きつくしてしまった。八つ当たりする姿にも笑った。

 泣き止まない赤子を昌浩があやすとすぐに泣き止んだ。そして中に入るのを嫌がっていたのを昌浩が再度尋ねると、もっくんは無視して立ち去ろうとした。そんなに言いたくない事なのね。しかし傍に勾陣がいたので逃げる事ができず彼女に子どもが嫌いなのだとばらされてしまった。そして、もっくんはすぐに泣くし、喋れないから何を考えているのか解らないから嫌いだと白状していた。それを聞いた昌浩は、すぐに嫌われるのが怖いんだねと言い当ててしまった(笑) そう言うと昌浩は赤子を止めろと焦るもっくんに構わずに近付けた。「見える?」と言われた赤子は、「もっくん、もっくん」と名前を呼んで笑った。つまり、彼女には見鬼の才があって、その霊力を狙ってあのヒヒはやってきたんだね。
 さて、もっくんを見て笑った赤子を見て、勾陣が意外なものを見たという顔をしていた。……何だ、あの赤子が昌浩のように騰蛇を恐れなかったのではなく、昌浩のおかげだったとは……。まぁ、昌浩のおかげで騰蛇の雰囲気も変わったという事なのね。太陰ももっくんの姿なら怖くないと言っていたが、赤子が笑った事実を勾陣が教えると、さすがに驚いていた。そしてここアバンの晴明の言葉にかかるんだね。そして昌浩の呼びかけに皆でお餅を食べていた。それを見る勾陣が、昌浩のおかげで皆の騰蛇への接し方が変わったと呟いていた。彼女は紅蓮に対してマイナスの感情を持っていないんだろうか? 寧ろ心配しているように見えたな。晴明が呼ばない限りは出てこないともっくんも言っていたし。
 そんな勾陣のつぶやきに、青龍は一人自分は忘れないと言っていた。かつて晴明を襲った事実をどうしても青龍は許せないんだね。再び同じ事があればと言う青龍に、勾陣は昌浩がいる限り再びはないと言い切った。

 何だかとても穏やかな回だったな。この成親の娘が狙われた事と、風音は何か関係があるのかな? 何気ないシーンでも伏線が張ってあるこの作品だからそう思えてしまうな。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 17話「立花に抱かれて眠れ」

 高淤の神が初めて人の姿で現れた。でも、昌浩に憑依した姿の方がいいと思ってしまった(笑) しかし、迷い込んだ霊を助けてくれるだろうからと昌浩の方へ誘導していたとはね。もっくんは大激怒していたけど、昌浩が素直な性格云々よりも彼の力を認めているからそうしたんだろうね。
 防人の霊の憑依されたままの昌浩は、もう少しで危険な状態になるらしい。晴明は防人の心を正しく読み取れなければ浄められないと言っていた。でもまぁ、あの夢を見ているから大丈夫なんじゃないかなぁ。防人の任って、命じられたらもう一生故郷には戻れない過酷なものだったんだよね。昔に防人の歌を読んで、悲壮なものしかなかったような覚えがある。

 車之輔はすっかり昌浩のタクシーになっているなぁ。それにしても、彰子と昌浩はもう殆ど夫婦ではないか(笑) また、貴船が寒いからと色々世話を焼いている姿は、藤原家の姫とは思えないくらいだな。
 貴船にやってきた昌浩は、さっそく百鬼夜行に出会う。しかも、一体がもう一体を食べて合体してしまったよ〜。おまけに昌浩と紅蓮の術が効いていない!? 炎を弾いて、お札を剥がしてペッと捨てちゃったよあのカエルもどきが!

 昌浩だけでは荷が重い……つまりは、自分たちも行く必要があると六合が言っていたけど、それは若晴明も含まれていたのか。そして神将たちが舞い降りるのと一緒に、若晴明もふわりと降りてきたのを見て、魂魄の存在だったのだと改めて思った。
 晴明が言うには結界が破られているという……。そして彼らの前に現れた百鬼夜行と相対して、六合は中に誰かがいると言っていた。誰かって先週風音が飲み込まれていたから彼女なんだろうね。誰かがいるという事は、彼女はまだ生きているって事なのかな? あれだけ強い術を使えるのだもの、簡単に死ぬ筈もないか。
 風音を取り込んだ事で、この百鬼夜行も力が増しているのかな? しかし、晴明側に現れた百鬼夜行も強いのだろうけど、晴明の方がもっと強かったと見て間違いないかな。連携して六合が妖の身体を切り裂くと、中には風音が取り込まれていた。あんな中にいて気持ち悪かっただろうな。
 見殺しにするわけにもいかないと風音を助けた晴明だけど、気絶している彼女にそれは判らないよね。自分を助けたのが、憎んでいる者だと知ったとき、彼女はどう思うのだろうか。前にも書いたけど、そもそもどうして彼女は晴明を憎んでいるのだろうか? そして、立ち去る最後に風音を見る六合が映っていたのが少し気になる。もしかして、この話では六合が活躍するんだろうか?

 カエルもどき強すぎ! 紅蓮の力が全く効かず、とうとう昌浩も食われてしまった(汗) 防人に憑依された状態で取り込まれて無事に脱出できるのだろうか? 紅蓮が必死に攻撃を仕掛けているが、まったく効かないどころか、難なく跳ね返しているよ! なんて強いカエルなんだ!
 それでも攻撃を止めない紅蓮に、とうとう高淤の神が姿を現した。山を焼き払ってでも昌浩を助けると唸る紅蓮に対し、高淤の神は昌浩がそれほど弱いかと尋ねた。確かに、紅蓮は過保護すぎるな。彼がピンチになると先週のように我を忘れてしまうし。彼が昌浩を助けたいと思う気持ちは本当だけど、失うのが怖くて必死なんだなぁとも思う。保護者と思いきや子どもなのかも。
 弱いならここで命を落とした方が幸せだろうと高淤の神は続けた。つまり、今後も昌浩は危険な目にあうって事なのか。しかしそんな事を言われたら紅蓮が怒るのは当然だ。
 予告で何処にいるのかと思っていたら、取り込まれていた後の映像だったのね。そこで見えてきたのは防人の心だった。雪景色の中に立っていたのは、愛する者を最後に見た風景だからというのもあるけど、防人の心そのものを指していたんだねー。
 悲しいのはもう会えないから。切ないのはどれほど願っても叶わないから。苦しんでいるのは約束を守れなかったから。「無事で帰ってきて」という約束を。昌浩は自分も同じだと防人の心を理解できたようだった。そしてもう一度会えるから悲しまなくていいと言いながら、昌浩が指差した方向から光が溢れたかと思うと、そこから花畑が広がっていった。
「辛いのももう終わり。強く願っていれば叶うものだから」
 昌浩がそう言って、防人の目の前には彼の家族が姿を現した。……これは彼の妻がずっと夫を待っていたという事なんだろうけど、彼女のと子どももほどなくして死んでしまったという事なのかな? そして彼女も夫との約束を守ろうとして今の今まで成仏できていなかった?
 防人を見送ったものの、昌浩は膝をついてしまった。力を使い過ぎてしまったかと呟くものの、彰子との「早く帰る」という約束を思い出してカエルもどきの中から浄化の術を用いて脱出に成功した。……って、さっきは息もできないとか言っていなかったっけ? しかしカエルもどきが膨らんで弾ける様は、食事中にはあまり見たくないものであった。今日は朝食を取りながら見ていたので特にそう思った(笑)
 自力で脱出できたものの、力を使い果たしたのか、紅蓮の呼びかけに昌浩は答えなかった。風音と同じ状態という事か。しかし、紅蓮の「晴明の孫!」という言葉に反応して復活するところは喜ぶよりも笑いそうになった。そうか、そこまで言われるのが嫌なんだね。

 気付いた風音は自分を助けたのが宗主だと思い込んでしまった……。しかし、術をかけられたならそれが誰のものかなんて、風音なら解りそうだと思ったのになぁ。しかし、最後に「この神気」と言っていたので、宗主ではないと気付いたのかな?

 先週、六合に紅蓮の過去を聞いたら本人に聞けと返されてしまった昌浩は、早速尋ねていた。どう答えるのかと思ったら、素直に話し出したので少し驚いた。昌浩の願いごとは叶えてしまうんだね。自分の心の傷を抉る事になっても……。しかし、何も言わなくてももっくんの心の叫びを聞いただけはある。昌浩は、もっくんが晴明を自らの手にかけたと話したところで「もういいよ」と話を止めるように言った。そうしてまたもっくんは癒されるんだねー。それを見守る晴明たち。六合は既に昌浩を認めているからいいとして、太陰や玄武も昌浩の心根をこれで気に入ったに違いない。そして高淤の神はとても満足されたようだった(笑) しかし、このシーンでは先週のルルーシュを思い出したな。
 面白い間は気に止めておいてやると去ろうとする高淤の神に、晴明が「タカオカミの神」と呟くと、彼女は自分を高淤と呼ぶ事を許すと言い、それを昌浩にも知らせておけと言い残して今度こそ去ってしまった。この時、太陰が自分の身体を抱き締めていたのがちょっと気になるな。誕ん意寒かったから? 神将たちに寒暖なんて関係あるんだろうか?

 昌浩が目覚めると彰子が自分を見ていた。あれから彼は気を失ってしまったのかな? 力を使い果たしていたんだものね。そこへ太陰と玄武が現れて、初対面の彰子に自己紹介を始めた。部屋の隅で小さくなっていたもっくんは、太陰に静かにしろと注意した。そのとき、太陰が玄武の後ろに隠れていたけど、彼女はもっくんというか紅蓮が怖いのかな?
 最後の「ただいま」と「おかえりなさい」で終わるところがとても良かったと思う。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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