一週間開いたからかなかなか書く気になれなかった(苦笑) 編集ページを開いたのは18時過ぎだというのに、書き始めたのは23時以降だものね。いやいや、今日は極度に疲れてしまっているからだと思うことにしよう。気を抜くと瞼が落ちてくる〜〜。
さて。舞台が中華連邦に移って……というより、今回のポイントはなんといっても
待ちに待った彼が登場したという一言に尽きるな!
日本を脱出した黒の騎士団一行は、中華連邦から貸与された人工島に到着。早々にナイトメアも届いたとか。インドがここまで協力的だと裏でもありそうと朝比奈は言っていたけど、そりゃそうだろう。中華連邦から独立したがっているというのなら、目的はそれだと考えるのが普通だと思う。
ガウェインは結局駄目になってしまったらしい。だから斑鳩と蜃気楼にガウェインのシステムを移行したと藤堂とラクシャータが話していた。オレンジが乗っていた機体は探してみたが行方知れずということらしい。つまりブリタニアが回収していると見た方がいいよね。
しかしこのシーンで気になったのは、彼らの後ろで料理をしている千葉のエプロン姿とラクシャータの口元だった。今回だけでなく、二期に入ってからキャラの口元が変だと思っているのは私だけだろうか?
幹部候補の人材ピックアップを終えたと報告するディートハルトに、ルルーシュはさらに内政担当者を追加するよう命じていた。本当に彼は手際がいいなぁ。本当はゼロと再会したときの顔が見たかったのにな(笑) 組織を再構築する様子だね。
カレンは信用できるのかと疑問をぶつけていたが、ルルーシュは逆に読みやすくなったと答えていた。ディートハルトはゼロという記号を神にしようとしているらしい。だからそこから行動は推測できると。ではゼロが神になるまでは大丈夫だけど、神となってしまったら裏切る可能性があるということだね。それが二期で起きるかどうかは不明だけど。
侵略者にならない方法で洛陽さえ落とせば、ブリタニアを倒す条件はほぼクリアされるとルルーシュはカレンに説明していた。その様子にカレンは彼がもう大丈夫みたいだとホッとしていた。
ここでカレンがバランスを崩してルルーシュの上に落ちてキスしそうになっていた。
残念! しているのかと期待したのになぁ。これはルルーシュ×カレンもまだ消えていないのかな?
どうして戻ってくれたのかと教えてと尋ねるカレンに、ルルーシュは「全てが終わったら一緒にアッシュフォード学園に帰らないか」と話していた。幸せな世界にはカレンももちろんいるということで、ルルーシュにとってはカレンもその中にいなくてはいけない人間なんだねー。それがどういう意味なのかをカレンに早く知ってほしいな。
そこに聞こえてきたのはC.C.の声。中華連邦に来てまでピザを食べてるとは(笑) これは単に二人だけの会話を邪魔したかっただけなんだね。しかし本当にいつからいたんだろう?
更に大変なことが起きたと神楽耶から緊急連絡が入った。何でも天子がブリタニア第一皇子と政略結婚するとか。神楽耶が天子と友人となったから招待状が彼女に出されたようだった。用意していたこちらの計画は間に合わない。
この手を打たれる前に天子を押さえるつもりだったが、先手を打たれてしまった。オデュッセウスではないのは確実。彼でないならそれはシュナイゼルしかいないだろう。
朱禁城の迎賓館にはミレイも来ていたのには驚いた。スザクから婚約者らしいことをしろと言われたロイドが読んだらしいね。そしてラウンズ三人組とセシルも。食に関してのセシルのことは何も言わない方がいいかもしれない。暴力の次は味オンチでいくらしい(苦笑) 二期になってパワーアップしていないだろうか? それにロイドってカノンと知り合いだったんだね。
そこへシュナイゼルがニーナと伴って登場した。……なんでニーナなんぞを連れて歩いているんだろう?
大宦官とシュナイゼルの間には密約が成立していると話しているのは星刻一派。天子との婚姻と領土の割譲。それによりブリタニアから爵位を手に入れることになっているらしい。形だけでももう天子に仕える気はないということか。政略結婚させて人質にやりだなんてねぇ。しかも相手は年齢的には釣り合わないヒゲ皇子だし。政略結婚に歳云々なんて言っても無意味なのはわかっているんだろうけど。
そこで星刻は天子に助けられた時から約束を交わした過去を思い出していた。朱禁城から出たことがない天子は、そこから出ることに憧れていた。天子を守るべきか、平和のための同盟か。天子のあの表情を見れば前者しかないと思う。可哀そうで見ていられない。
そこへ神楽耶の来訪が告げられて天子は沈んだ顔から一転して明るい表情を浮かべていた。唯一の友人だものね。しかし現れた神楽耶はゼロとカレンを伴っていた。
一方、バルコニーではミレイとニーナが語らっていた。でもねぇ、ここでのニーナの言葉は不愉快以外の何ものでもないね。
「安心?」
「うん。困ったことがあったら相談に乗るから」
「止めて」
「え?」
「私、ミレイちゃんのことは好きよ?
でも、上辺だけの女は嫌い。
ユーフェミアさまは逃げなかった。
命を懸けて私を助けてくれた。
ユーフェミアさまだけが私を救ってくれたの」
「私だって……」
「口だけの同情ならやめて!
ミレイちゃんはいつも遊び気分で、
困ったらアッシュフォードという楯を使うのよ!
ロイド先生との婚約だってそういうことでしょう!?
私をいつも下に見て、保護者の顔をして偽善に浸って、もう違うの私は!
私を認めなさいよ!」
なんじゃそりゃ? じゃあ何? ユフィのように命懸けで守ってくれる人間以外は認めないということ? 認めてもらいたいなら人から守ってもらうんじゃなくて自分で自分を守れるようになってからにしたら? ミレイの傷ついた顔が気の毒でならない。
神楽耶たちの周囲を衛兵たちが囲んだ。天子は神楽耶の身を案じるが、宦官たちは神楽耶を死罪となるべき女子だから忘れなさいと諭していた。そこへシュナイゼルが止めに入った。
目の前にシュナイゼルが現れたので、ここは母の死の真相を知るのには絶好の機会ではないか。そう思ったらスザクが割って入った。しかし神楽耶は二期で大活躍だな。こんな緊迫したシーンでも動じずにスザクに話しかけているし。京都六家の生き残りはスザクと神楽耶だけになっているとか。桐原も処刑されてしまったんだ……。そりゃそうか。
「お忘れかしら? 昔、ゼロさまがあなたを救ったことを。
その恩人も、死罪になさるおつもり?」
「……それとこれとは、」
「残念ですわ〜、言の葉だけで人を殺せたらよろしいのに」
神楽耶、笑顔でザックリ(笑) 素敵過ぎる!
そこにゼロはシュナイゼルにチェスの勝負を挑んだ。自分が勝てばスザクをもらうと。
「神楽耶さまに差し上げますよ」
「まぁ! 最高のプレゼントですわ」
確かにスザクさえいなければギアスはかけられる。でもいいの? だってルルーシュは唯一シュナイゼルにチェスで勝てなかったんだと言ってなかったっけ?
シュナイゼルはそれに応じ、自分が勝ったら仮面を外すよう要求していた。楽しい余興になりそうだ。そう言って彼らは別室でチェスの勝負を始めた。しかしこの勝負でシュナイゼルにはゼロの正体の見当がついてしまうんじゃないかと心配だな。
見守る面々で興味深いのはアーニャとジノに紅蓮のパイロットがカレンと知ったときの反応だなぁ。早速写真に撮っているアーニャはブログに恨み事を綴るんだろう。更新が楽しみだ。ジノはタイプらしい。それはそれで良い(笑) しかしその後の彼女を見るアーニャの目が怖い。つまりアーニャはジノに……?
チェス勝負はシュナイゼルが押されているようだった。しかし彼はゼロに勝ちを譲るような手を打つが、それを良しとしないゼロは進めたキングを後退させてしまった。ここで皇帝だったら取ると発言したシュナイゼルは、うすうすはゼロの正体に気づいていて、今回のこれで確定させたのかもしれないなぁ。
さて、ニーナはとことんまでやってくれた。ユーフェミアさまを殺したにっくきゼロが目の前にいてナイフで切りつけようとした。それをスザクが止めた。ここでのニーナの台詞は聞いていられない。
スザクを認めていたように見えたのは、彼がユフィの騎士だったからという理由だったかららしい。だから仇討ちを止めたスザクはユフィの騎士ではなくてただのイレブン。そしてブリタニアに血が半分流れているカレンだから友だちだったのに、それを否定して自分を日本人と断言したカレンももう友だちではないそうだ。
ミレイに対して劣等感を持っていたくせに、イレブンは見下しているんだね。いやぁ、すごいすごい。見苦しいことこの上ないね。ただ、騒ぎに気づいたミレイが、カレンを見て微笑んでいたシーンは良かったな。彼女が変わっていないのを見て安心していたというのがいい。
シュナイゼルの声で余興は終わった。そして彼は式典に出ないようにゼロに釘をさしていた。
しかし式典にはゼロではなく星刻が妨害に現れた。結局彼は天子自身の身を思って行動したらしい。衛兵を退けながら、星刻は飢えた民を救いたいと願いつつも、自分は天子のことを考えていると笑みを浮かべていた。そりゃ、仕えると決めた人を思っての行動だものね。
「不忠なり! 天子さまを我が物にしようとは!」
……っ!
そうだな、この行動が天子さまの御心に沿っているかはわからん。
天子さまは6年前のことなど、覚えておられんかもしれん。
それでも! 私は命を救っていただいた代わりに!
永続調和の契りを交わしたのだ!
私の、心に誓って!
「天子さまに外の世界を!」
「星刻! 星刻!」
天子の言葉に振り向けば、彼女は涙を流しながらあの日約束を交わした小指を親指を立てた手を振っていた。それは彼女も約束を覚えているという証。覚えておられた。そして「我が心に、迷い無し!」と天子の元へ駆け寄ろうとすると、彼女は両手を広げて彼を待っていた。
……主と騎士というより、姫と王子にしか見えなかった(笑) なんて感動的なシーンなんだろうと思ってたら、お邪魔虫が入った! その名はゼロ! あらら〜。
「感謝する、星刻! 君のお陰で、私も動きやすくなった」
って、無抵抗な少女に銃をつきつけるなんて(汗) ゼロには考えがあるんだろうけど、いくら前に進むのみって言ってもそれは反感を買うだけではないか。ここをどうやって切る抜けるのかは楽しみではあるけどね。
一方、どこかの砂漠ではのどかに会話をする者が二人いた。
「うん。ゼロの本当の目的。それがここなら厄介だから」
「ああ、それでわたくしのために手配を?」
「そうだよ」
「ありがとうございます。
調整さえ済めば、C.C.もルルーシュも敵ではありません。
このジェレミア・ゴットバルト、ご期待には、
全力で」
何か普通に喋っているので元に戻ってしまったのかなぁと残念に思うんだけど、彼の場合はもう登場しただけで笑えたんで、そんな心配は不要だろうと思った。