2007.01.21 Sunday
BLACK BLOOD BROTHERS 最終話「我が血統の永遠なる鼓動がためこの血の全てを捧げんことを」
1クールは13話だと思っているのだけど、最近は1クールといいながら12話で終わり、2クールといいながら24話で終わる作品が多い。不思議である。そしてこの作品も12話が最終話だった……。まぁ、始めから12話で話を考えられていて、それが上手くまとめられているなら問題はないんだけどね。だらだら続けられる事を思えば遥かにいい。
未だかつて、こんなに長いサブタイトルのついた作品を私は見た事がないよ(笑) ああ、それと、最終話でありがちなんだけど、どうしてOPやEDを省いてしまうんだろうね? この作品のOPはとても好きだったので残念でならない。
とある雑貨屋に入るアリスとジロー。欲しいものを見つけてジローが驚いていたけど、ぬいぐるみが欲しいと言ったから驚いたんだろうか? それはちょっと失礼ではないか? アリスが何年生きている吸血鬼が知らないけど。
しかし、窓側に飾られていた熊のぬいぐるみは売り物ではなかった。日本にいるという孫娘へのプレゼントだからと申し訳なさそうに言う店主にアリスは落胆を隠せなかった。カーサによれば、アリスは欲しいものがあったら手放さない性格だったらしい。ジローもそれを知っているのか、アリスにあまり無理を言ってはいけないと釘を差していた(笑) ジローの言葉に「わかっているよ!」とむくれたものの、アリスは店主に大事にしてあげてねというメッセージを添えてくれるように笑顔で伝えた。
さて、本編はミミコとコタロウを庇って銃弾を受けたジローが河へ落ちてしまい、それをザザがとどめを刺そうと追いかけた。始めは目の前で起こった出来事に愕然としていたミミコが、意を決して河へ飛び込んだんだよね。ジローは「来るな!」とミミコに視線で訴えるが、それを察したミミコはニッと笑って更に近づこうとしていたという所で先週は終わったんだよね。ミミコがとても格好いい女の子なんだなぁと感動した話でもあった。
しかし、ザザも気付いていたので、ミミコが襲われてしまうではないかと心配もしていたけど、それはジローが必死に阻止してくれた。やれやれ。だけど、それで力を使い果たしてしまったのは確かで、すぐに戻ってきたらアウトである。
ミミコはジローに近づき首元を晒した。自分の血を飲めと言うミミコに驚愕するジローだけど、相当消耗しているのか驚きながらもフラフラと彼女の方に近づいていったのにはちょっと笑った。まぁ、ミミコに近づこうとして躊躇したのをミミコがジローを抱き締めて、微笑みながら頷いてから血を吸ったんだけど。しかし、二度も血を吸われてしまってミミコは大丈夫なのだろうか?
吸われた直後は感応しあっているんだっけ。ジローがミミコに語ったのは予想外の事だった。二人が特区にやってきた理由は、コタロウが先週ミミコに話していたけど、その通りだったけど、まさかそんな真実が隠れていたとは……。食べられるために存在しているなんて、本人の意思に関係なく転化したのによくそれを受け入れられたものだ。たとえアリスを愛していたとしても普通はそこまでできないと思うぞ。
それから、コタロウの正体は予想通りだったね。直接的な描写はなかったけど、アリスが殺されてコタロウに生まれ変わったのを見届けたカーサは、何もしないで去っていった。それがどうしてなのかが気になる。
あと、ジローがカーサに追いついたと同時にザザも、船を操縦していた方の人間の身体に戻ってきた。そして絶妙のタイミングでカーサに刀を渡していたのだけど、そのとき「カーサ!」と呼び捨てにしていた? 普段はお姉ちゃんと言っているのに、マジになると呼び捨てだなんて、色々と想像してしまうではないか(笑)
復活したジローは格好良かったけど、私はそれよりもカーサ姉弟たちの方に興味がいっていたよ。カーサがジローに押されていたのは、3ヶ月血を吸っていなかったからとザザは言っていた。吸っていたらジローよりも強かったのかな? ミミコと会ったときにカーサは彼女を気に入ったと言っていたけど、好みがうるさいというカーサはミミコの血なら飲んでいたのかもしれないな。
またヤフリーがカーサを助太刀しようと二人の方へ行ったのを見たときは、彼らの絆も強固なものなんだなぁと思った。そしてカーサも弟たちがやられた時は本当に心配しているようだったし。刀を折られたカーサを助けようとヤフリーが割って入った時、ヤフリーを殺そうとするのを阻止するためにジローの腕に折れた刀を投げ付けて狙いを外させたしね。深手を負ったけどヤフリーは助かったのかな……。
自分たちの血統に降伏という選択がないという。それは血の根絶を意味するからとカーサは、最後まであがくと言って再び剣を取った。そんな危機的状況であっても笑っているカーサが素敵だ。それでも息が上がっているので心配していたら、タイミングよく雨が降ってきた! カーサとの因縁はここで決着がつかずに持ち越すって事なのね。
う〜ん。それにしても水に濡れてダメージを負うのはジローだけなのか。ケインに至っては河からあがった後は着ているものまで渇いていたし!
雨が降って、特区との境界まであと少しだとホッとしたようにザザが言っていた。しかしジローは逃がす気はないらしい(汗) カーサに襲いかかるジローをザザは銃で撃つが、とどめを刺されてしまった……。宿っている肉体が死ぬと別の身体に移動するザザだけど、近くに人がいないときはどうなるんだろうか? 遠く離れた位置であっても移動は可能なのかな? カーサがザザの名を叫んでいたからちょっと心配である。それでも直後に襲いかかってきたジローに相対したときの表情は楽しそうなんだよねー(笑) ジローと戦っているときのカーサはとても楽しそうだった。今後自分たちに近づくなというジローに対して「嫌だね!」って言うし! この作品はカーサが一番好きになったかもしれないな。
今回のゼルマンは「ま、こんなもんだろ」とあっさり立ち去ってしまった(苦笑) コタロウを助けるときは容赦しなかっただろうけど、普段の彼は滅多に本気にならないキャラなのね。今回動いたのも自分たちが暮らす場所を騒がせた輩をちょっと懲らしめてやっただけで、本気で戦うつもりはなかったらしい。カーサに勝てると豪語したゼルマンだもの、その気になれば滅ぼす事も可能だろうね。
目覚めたミミコは、コタロウから「家賃」を貰ってうれし涙を流した。特区を出ていくなら払う必要のないもので、それは望月兄弟が特区に残るという意思だもね。そして住処が見つかるまではミミコの家に厄介になる気らしい(笑)
コタロウに家賃を渡すように言ったジローは、陣内と話していた。彼はかつてのジローとコンビを組んでいたらしい。驚いたことに、ミミコの部屋を爆破するように指示したのは陣内だった。ミミコとコンビを組ませる為にとはいえやり過ぎではないかと私も思った。でも、そこまでしないとジローが特区に残らないというのは、かつてコンビを組んでいた陣内だから解った事なのかもしれない。
そこまでしてジローを特区にいてほしいのは、ク−ロン王の灰が特区のイレブンヤードにあるからだった。イレブンヤードそのものがク−ロン王の墓所だったとは……。そしてカーサたちの目的は王の復活だった。かつてク−ロン王を倒したのはジローで、その実績のあるジローにいてほしいと陣内は言った。また、セイやケインがジローを迎え入れようとしなかったのは、その重責を負わせないためだったらしい。なるほどね。
特区に残って働いてほしいと言う陣内に、ジローは墓守りをしろというのかと尋ねていた。しかし、陣内の頼みたい仕事とは、ミミコの護衛だった。……何故? それだけコンプロマイザーの仕事が危険という事なのかな? でもそうなると、彼女が今まで無事だったのは何故だという疑問が湧いてくるんだよね。
陣内が三人で住めと言っていたカンパニーが所有している倉庫は、ミミコが住んでいたアパートの目の前にあった。……あれ? そういえば、ミミコが自宅で寝た2話だったっけ? そこにトラックが止まって棺桶を運んでなかったっけ? 止まったのはこの倉庫だったって事なのかな? そして運び込まれたのはク−ロン王の棺? このク−ロン王の灰がイレブンヤードに持ち込まれたのはいつの話なのだろう?? カーサたちが周到に計画を練っていたのだっら、その線はないかもしれないけど……。
ジローはミミコにコタロウに関する話は内密にするように頼んでいた。コタロウに血を返したら、全て飲み込まれてしまうというジローに、ミミコは悲しそうな顔をした。そんな顔をしないで下さいと言われたってそれは無理だろう(苦笑)
そこにコタロウが凄いのを見つけたと言って二人のところへやってきた。それはアリスが欲しがっていたぬいぐるみだった。こんな所に繋がるとは全く思ってなかったよ! 店主が言っていた日本にいるという孫娘ってミミコの事だったのかと思ったのに、カンパニーの荷物の中にあったというミミコの言葉に拍子抜けしてしまった。巡り巡ってコタロウのものになるなんて縁があったんだなぁ。
そこへミミコの携帯に連絡が入った。引っ越し作業では無理しないでと言っていたのに、仕事が入るとミミコの言動が一変したのは笑えたな−。お世話になるのだからと日中でも頑張ろうとしていたジローが、仕事の話になるとこんな真っ昼間になんて恐ろしい事をと文句を言う所にも。
そんなジローを見て、何かできる事があるはずだとミミコは思った。ジローがいずれコタロウに全てを飲み込まれてしまうという宿命についてなのかな? そして原作が完結していないのは、まだその方法が見つかっていないという事で、見つかったときが終わりって事なのかなぁ。
初回はそんなに面白いとは思っていなかったけど、どんどん話に引き込まれた。作画もとても綺麗で、お勧め(欲しいもの)リストに全巻の画像を貼ってしまうくらいにははまっていた。友人は先日買うと決めて全巻を購入&予約をしたんだよね。私も買うって言うかもよとメールで言っていた彼女には、最終話を見てから決めると答えたけど、「サクラ大戦」と「時をかける少女」が発売されるのを知って気持ちが少し萎んでしまったかもしれない。
1クールで終わって、全6巻で終わると最初から知っていたけど、まだ何も解決していないものね。DVDのレビューを読むと、原作を知っている人からも好評だし悪い評価なんてなかった。あるとしたら、オーディオコメンタリーに櫻井さんが参加していないという事だけだった。……ここまで高い評価を受けた作品が、これっきりなんて事があるだろうか? 普通だったら続編が始まると思うんだよねー。だって、あの「アンジェリーク」ですら続編が制作されたんだよ? ないと考える方があり得ないじゃない。それを考えると買うのに尻込みしてしまうんだよね。ああ困った。 とか言いつつあっさり買って原作にまで手を出してしまいそうだ。
絵も綺麗で声優陣もなかなか良かった。コタロウの正体は簡単に読めてしまうものではあったけど、この作品は謎解きがメインではないからマイナス要素にはならない。キャラクターも魅力的だったし、話も面白かった。まぁ、主人公の魅力が他のキャラより低いというのが残念だけど(苦笑)、とても楽しめた作品だったと思う。さて、来週からは何を書いていこうかなー。
未だかつて、こんなに長いサブタイトルのついた作品を私は見た事がないよ(笑) ああ、それと、最終話でありがちなんだけど、どうしてOPやEDを省いてしまうんだろうね? この作品のOPはとても好きだったので残念でならない。
とある雑貨屋に入るアリスとジロー。欲しいものを見つけてジローが驚いていたけど、ぬいぐるみが欲しいと言ったから驚いたんだろうか? それはちょっと失礼ではないか? アリスが何年生きている吸血鬼が知らないけど。
しかし、窓側に飾られていた熊のぬいぐるみは売り物ではなかった。日本にいるという孫娘へのプレゼントだからと申し訳なさそうに言う店主にアリスは落胆を隠せなかった。カーサによれば、アリスは欲しいものがあったら手放さない性格だったらしい。ジローもそれを知っているのか、アリスにあまり無理を言ってはいけないと釘を差していた(笑) ジローの言葉に「わかっているよ!」とむくれたものの、アリスは店主に大事にしてあげてねというメッセージを添えてくれるように笑顔で伝えた。
さて、本編はミミコとコタロウを庇って銃弾を受けたジローが河へ落ちてしまい、それをザザがとどめを刺そうと追いかけた。始めは目の前で起こった出来事に愕然としていたミミコが、意を決して河へ飛び込んだんだよね。ジローは「来るな!」とミミコに視線で訴えるが、それを察したミミコはニッと笑って更に近づこうとしていたという所で先週は終わったんだよね。ミミコがとても格好いい女の子なんだなぁと感動した話でもあった。
しかし、ザザも気付いていたので、ミミコが襲われてしまうではないかと心配もしていたけど、それはジローが必死に阻止してくれた。やれやれ。だけど、それで力を使い果たしてしまったのは確かで、すぐに戻ってきたらアウトである。
ミミコはジローに近づき首元を晒した。自分の血を飲めと言うミミコに驚愕するジローだけど、相当消耗しているのか驚きながらもフラフラと彼女の方に近づいていったのにはちょっと笑った。まぁ、ミミコに近づこうとして躊躇したのをミミコがジローを抱き締めて、微笑みながら頷いてから血を吸ったんだけど。しかし、二度も血を吸われてしまってミミコは大丈夫なのだろうか?
吸われた直後は感応しあっているんだっけ。ジローがミミコに語ったのは予想外の事だった。二人が特区にやってきた理由は、コタロウが先週ミミコに話していたけど、その通りだったけど、まさかそんな真実が隠れていたとは……。食べられるために存在しているなんて、本人の意思に関係なく転化したのによくそれを受け入れられたものだ。たとえアリスを愛していたとしても普通はそこまでできないと思うぞ。
それから、コタロウの正体は予想通りだったね。直接的な描写はなかったけど、アリスが殺されてコタロウに生まれ変わったのを見届けたカーサは、何もしないで去っていった。それがどうしてなのかが気になる。
あと、ジローがカーサに追いついたと同時にザザも、船を操縦していた方の人間の身体に戻ってきた。そして絶妙のタイミングでカーサに刀を渡していたのだけど、そのとき「カーサ!」と呼び捨てにしていた? 普段はお姉ちゃんと言っているのに、マジになると呼び捨てだなんて、色々と想像してしまうではないか(笑)
復活したジローは格好良かったけど、私はそれよりもカーサ姉弟たちの方に興味がいっていたよ。カーサがジローに押されていたのは、3ヶ月血を吸っていなかったからとザザは言っていた。吸っていたらジローよりも強かったのかな? ミミコと会ったときにカーサは彼女を気に入ったと言っていたけど、好みがうるさいというカーサはミミコの血なら飲んでいたのかもしれないな。
またヤフリーがカーサを助太刀しようと二人の方へ行ったのを見たときは、彼らの絆も強固なものなんだなぁと思った。そしてカーサも弟たちがやられた時は本当に心配しているようだったし。刀を折られたカーサを助けようとヤフリーが割って入った時、ヤフリーを殺そうとするのを阻止するためにジローの腕に折れた刀を投げ付けて狙いを外させたしね。深手を負ったけどヤフリーは助かったのかな……。
自分たちの血統に降伏という選択がないという。それは血の根絶を意味するからとカーサは、最後まであがくと言って再び剣を取った。そんな危機的状況であっても笑っているカーサが素敵だ。それでも息が上がっているので心配していたら、タイミングよく雨が降ってきた! カーサとの因縁はここで決着がつかずに持ち越すって事なのね。
う〜ん。それにしても水に濡れてダメージを負うのはジローだけなのか。ケインに至っては河からあがった後は着ているものまで渇いていたし!
雨が降って、特区との境界まであと少しだとホッとしたようにザザが言っていた。しかしジローは逃がす気はないらしい(汗) カーサに襲いかかるジローをザザは銃で撃つが、とどめを刺されてしまった……。宿っている肉体が死ぬと別の身体に移動するザザだけど、近くに人がいないときはどうなるんだろうか? 遠く離れた位置であっても移動は可能なのかな? カーサがザザの名を叫んでいたからちょっと心配である。それでも直後に襲いかかってきたジローに相対したときの表情は楽しそうなんだよねー(笑) ジローと戦っているときのカーサはとても楽しそうだった。今後自分たちに近づくなというジローに対して「嫌だね!」って言うし! この作品はカーサが一番好きになったかもしれないな。
今回のゼルマンは「ま、こんなもんだろ」とあっさり立ち去ってしまった(苦笑) コタロウを助けるときは容赦しなかっただろうけど、普段の彼は滅多に本気にならないキャラなのね。今回動いたのも自分たちが暮らす場所を騒がせた輩をちょっと懲らしめてやっただけで、本気で戦うつもりはなかったらしい。カーサに勝てると豪語したゼルマンだもの、その気になれば滅ぼす事も可能だろうね。
目覚めたミミコは、コタロウから「家賃」を貰ってうれし涙を流した。特区を出ていくなら払う必要のないもので、それは望月兄弟が特区に残るという意思だもね。そして住処が見つかるまではミミコの家に厄介になる気らしい(笑)
コタロウに家賃を渡すように言ったジローは、陣内と話していた。彼はかつてのジローとコンビを組んでいたらしい。驚いたことに、ミミコの部屋を爆破するように指示したのは陣内だった。ミミコとコンビを組ませる為にとはいえやり過ぎではないかと私も思った。でも、そこまでしないとジローが特区に残らないというのは、かつてコンビを組んでいた陣内だから解った事なのかもしれない。
そこまでしてジローを特区にいてほしいのは、ク−ロン王の灰が特区のイレブンヤードにあるからだった。イレブンヤードそのものがク−ロン王の墓所だったとは……。そしてカーサたちの目的は王の復活だった。かつてク−ロン王を倒したのはジローで、その実績のあるジローにいてほしいと陣内は言った。また、セイやケインがジローを迎え入れようとしなかったのは、その重責を負わせないためだったらしい。なるほどね。
特区に残って働いてほしいと言う陣内に、ジローは墓守りをしろというのかと尋ねていた。しかし、陣内の頼みたい仕事とは、ミミコの護衛だった。……何故? それだけコンプロマイザーの仕事が危険という事なのかな? でもそうなると、彼女が今まで無事だったのは何故だという疑問が湧いてくるんだよね。
陣内が三人で住めと言っていたカンパニーが所有している倉庫は、ミミコが住んでいたアパートの目の前にあった。……あれ? そういえば、ミミコが自宅で寝た2話だったっけ? そこにトラックが止まって棺桶を運んでなかったっけ? 止まったのはこの倉庫だったって事なのかな? そして運び込まれたのはク−ロン王の棺? このク−ロン王の灰がイレブンヤードに持ち込まれたのはいつの話なのだろう?? カーサたちが周到に計画を練っていたのだっら、その線はないかもしれないけど……。
ジローはミミコにコタロウに関する話は内密にするように頼んでいた。コタロウに血を返したら、全て飲み込まれてしまうというジローに、ミミコは悲しそうな顔をした。そんな顔をしないで下さいと言われたってそれは無理だろう(苦笑)
そこにコタロウが凄いのを見つけたと言って二人のところへやってきた。それはアリスが欲しがっていたぬいぐるみだった。こんな所に繋がるとは全く思ってなかったよ! 店主が言っていた日本にいるという孫娘ってミミコの事だったのかと思ったのに、カンパニーの荷物の中にあったというミミコの言葉に拍子抜けしてしまった。巡り巡ってコタロウのものになるなんて縁があったんだなぁ。
そこへミミコの携帯に連絡が入った。引っ越し作業では無理しないでと言っていたのに、仕事が入るとミミコの言動が一変したのは笑えたな−。お世話になるのだからと日中でも頑張ろうとしていたジローが、仕事の話になるとこんな真っ昼間になんて恐ろしい事をと文句を言う所にも。
そんなジローを見て、何かできる事があるはずだとミミコは思った。ジローがいずれコタロウに全てを飲み込まれてしまうという宿命についてなのかな? そして原作が完結していないのは、まだその方法が見つかっていないという事で、見つかったときが終わりって事なのかなぁ。
初回はそんなに面白いとは思っていなかったけど、どんどん話に引き込まれた。作画もとても綺麗で、お勧め(欲しいもの)リストに全巻の画像を貼ってしまうくらいにははまっていた。友人は先日買うと決めて全巻を購入&予約をしたんだよね。私も買うって言うかもよとメールで言っていた彼女には、最終話を見てから決めると答えたけど、「サクラ大戦」と「時をかける少女」が発売されるのを知って気持ちが少し萎んでしまったかもしれない。
1クールで終わって、全6巻で終わると最初から知っていたけど、まだ何も解決していないものね。DVDのレビューを読むと、原作を知っている人からも好評だし悪い評価なんてなかった。あるとしたら、オーディオコメンタリーに櫻井さんが参加していないという事だけだった。……ここまで高い評価を受けた作品が、これっきりなんて事があるだろうか? 普通だったら続編が始まると思うんだよねー。だって、あの「アンジェリーク」ですら続編が制作されたんだよ? ないと考える方があり得ないじゃない。それを考えると買うのに尻込みしてしまうんだよね。ああ困った。 とか言いつつあっさり買って原作にまで手を出してしまいそうだ。
絵も綺麗で声優陣もなかなか良かった。コタロウの正体は簡単に読めてしまうものではあったけど、この作品は謎解きがメインではないからマイナス要素にはならない。キャラクターも魅力的だったし、話も面白かった。まぁ、主人公の魅力が他のキャラより低いというのが残念だけど(苦笑)、とても楽しめた作品だったと思う。さて、来週からは何を書いていこうかなー。