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評価:
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コーエー
¥ 4,690
(2010-02-25)
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一番最初は響也にしようと思っていたのに、他校のキャラになってしまった! いや、思っていたのと少し違っていたからというのもあるけど、一番は声なのかもしれない。福山さんよりは谷山さんだった、ということかな。
最初は一途に響也を狙っていて、星奏の他キャラには真剣になっていなかったので、全員を一度に落とせるという情報がゲーム内に表示されてしまったと思った(笑) しかしまぁ、最初はやさしいレベルでやってしまったので、ふつうレベルにしたときに狙ってみようかな。
主人公はそのまま小日向かなでにした。何故かというとプレイヤー=主人公とは思っていないからというのもあるけど、そうすると攻略キャラたちが名前で呼んでくれると説明にあったから。台詞の途中に名前の部分が切れてしまうのは不自然極まるからねー。
最初からよく喋っていたから機嫌よく遊んでいたら、プロローグが過ぎるとただの口パクになってしまい、ちょっとやる気が減少してしまった。今どきフルボイスじゃないなんて……と正直思った。こういうのって喋ってなんぼのゲームじゃないの?
前作までのキャラたちは、火原と衛藤だけが出てきた。ビジュアルだけじゃなくて声も。今回は系統の違うキャラをあてているから、同じ声だ〜とは思わなかったかな。あ、冥加はちょっと微妙かも。他のメンバーは、生徒たちの噂話にのみ登場のよう。その後の彼らがどうしているのかが少しわかった。加地が公務員になっていたとは思わなかったなー。
その中で一番気になったのはバイオリンロマンスについて。結局、日野は月森と一緒になったと解釈すればいいんだろうか? 確定されてしまうのは残念だけど、コミックスもそんな流れになっていることだしまぁいいか? 今回はバイオリン奏者が星奏だけでも二人いるし、他校でも三人いるんだっけ。各キャラとそうなれるのか、はたまた一人だけなのかが気になるところ。
最初はね、本当に響也しか狙っていなかったから、他のキャラと親密度を上げようとさえ思ってなかったんだよね。同時に攻略できるとは思わなかったから。だから途中で大丈夫らしいと知ったときには既にイベントが起きる時期は過ぎていて手遅れだった。だから、新たに登場したキャラも狙ってみることにしたんだよね。新たに、と言っても最後に出てくるキャラだったけど(苦笑)
でまぁ、響也以外を対象にしていなかったら技術レベルとか完成度とかは余裕を持って上げていくことができたのは良かったかなー。結局攻略対象は二人だけにしたものだから、最後の方は時間が余ってしまった……。
神戸の二人は、神戸、というだけあって好印象だった。たっだし、土岐は別(笑) 何せ私が好きではないとよく言っている長髪キャラだから。また喋り方もあまり好きではない。神戸というより京都だね。ねちっこい喋り方も嫌かな。反対に千秋は神戸っ子のくせに標準語で喋るのがちょっと不満だったかなー。
神南はお金持ち学校のようで、かなでが目覚めて部屋の外に出ると、寮の様相が一変していたのには笑った。最初は響也曰くお化け屋敷の体だったからね(苦笑) ええと、内装を変えたのは……どんな理由だったかな。快適に過ごすためだったか、自分たちに相応しいものに変えたかそんな感じだったかな。まぁとにかく羽振りがいいのだけは分かった。
あと、かなでは料理もお菓子作りを頻繁にしているのだけど、皆が楽しみにくらいの腕はあるらしい。望美とは大違いだ(笑) で、菓子折りの一つでも持って来いという千秋の言葉に素直に従ってみたら、絶賛してくれるんだよね。しかもお茶もいれるのが上手いらしい。千秋はかなり舌が肥えているのに、そんな彼にパティシエになれるとまで言わせていた。まぁ、その後でバイオリニストよりもそっちの方が才能あるんじゃないかと揶揄されてしまうけど。
ただ、親密度が高くなるにつれて甘い言葉を多発するのは良かった。あの声でそんな事を言われたらたいへんだよ〜。
今回のコルダはとても高校生とは見えないキャラもいて、イベントもここ、笑うところ?っていうのもあって最初は楽しめるのかなぁと思っていたのだけど、どうしてどうして、これはこれで楽しいのではないのかとも思えるようになったかな。で、その中でもキャラが埋もれてしまうことがないというのもいい。千秋ももちろんその一人。最初の地味子発言では笑わせてもらった。そうか、かなでは地味子なのか。親しくなるにつれて、かなでの選択肢に地味子は嫌というようなものがあったと思うけど、かなで以外の名前でプレイしている人はプレイヤー共通に呼ばれる名前はある方がいいのかも?
響也と大地以外は最初はライバルキャラとして登場するのだけど、一つの大会が終わる毎に二人で演奏が可能になったりアドバイスしたりしてくれるようになる。まぁ、二人で練習が可能になるには、大会でボタンを押して心の壁とやらを壊す必要があるんだけどね。あ、でも天音のキャラたちはちょっと違うパターンだったな。でないと最後まで何もできなくなるものね。
設定として美味しいのは、如月兄弟が同じ寮にいるということ。そして他校のキャラも大会が終わると夏休みの終わりまで同じ寮に入ってくるということかな。星奏、太っ腹だなと思った(笑) でも、男子と女子の部屋は自由に行き来ができないらしい。この夏に「3」の本がどれだけ出るかは分からないけれど楽しみだなー。
一番最初のプレイで困るのはスキップできないこと。一度は見ておかないといけないとは思うけれど、冗長だなぁと思えるシーンもあって、そういうときは本当に早く終わらないだろうかと思ってしまう。喋ってくれたら聞いているだけでいいけど、自動送りにしていたらずっと見ていないといけないのが困りものだ。まぁ、途中でかなでのモノローグも入っているからあまり変わらないのだけど。
かなでと言えば、選択肢以外でも心の中で思っている台詞がよく出てくるのだけど、その口調というのがおよそ女の子らしくなくて吹き出しそうになる(笑) でも、結構怖がりな選択肢もあるので、その辺のギャップが面白い。顔は優しそうでおっとりした感じなんだけど。
ああ、千秋エンディングの感想なのに最初にやったからか他のことも書いてしまう(笑)
千秋は学校としては最後に登場してくるので、果たして本当に攻略できるのかと心配してしまった。今回は響也と千秋だけだったから落とせたのではないかと思えてしまう。しかし、遅れて登場したキャラだと親密度の上昇が大きいような気がする。
ちなみにBPは練習アイテムや楽譜購入に費やしたので、今回コンビニは一切使っていなかったりする。誰がどのアイテムなのかは色を見ればわかるようなんだけど、同系色はどっちなのかがよくわからなかった。イメージカラーなんかは全体図を見たときに色で各キャラが表示されているからそれを目安にすれば良かったのだけどね。
情報欄でイベントを起こすヒントが表示されているのだけど、最初のとき以外は「親密度が足りない」というコメントは見かけなかったような気がする。
8月15日には花火大会があって、恋愛イベントが進行しているキャラと過ごせることになっている。それで、今回の場合は当然響也か千秋かということになるんだけど……私はすぐに千秋を選んでしまった! 落ち込みモードはいかんよ、本当に。
その花火大会での千秋の台詞が好きだなー。そしてボケボケのかなでも。というか、地味子地味子と言っていたというのに、いつからそんな風に想ってくれるようになったんだ〜? とニアばりにニヤニヤしたくなるのだけど、あの会話は良かった。
また、千秋編で盛り上がるのは当然、大会での冥加との一騎打ち。アンサンブルでは当然ながら星奏が勝ってしまうので(笑)、純粋に千秋を応援できるのはソロのときになるんだね。それで勝利の女神云々ってのが出てくるのだけど、くれと言ったからあげたというのに、本当にしてもらえるとは思っていなかったからか、その後の狼狽ぶりがなかなか良かった。いつも余裕ぶっているんだけど、ああ、高校生なんだなーと思えるところが本当にいいよ。あれで私は完全に千秋のことが好きになった。でも、どうせなら頬じゃなくて口にしてやればいいのになーと思ったけど、かなでのキャラではあれ以上は無理か。頬でもかなりの勇気がいっただろうし。
恋愛イベントの段階も最後の方なので当然といえば当然なのだけど、千秋がそこまでかなでの事を好いているというのが見られるシーンでもある。
千秋にはエンディングが二つあったのだけど、今回は一つしか見られていない。だから、彼をもう一度攻略する必要がある。素直に行ってしまったので、他の選択肢を選んだ場合の反応も見ていないから、今からそれが楽しみだ。
今回見たのはムービーが流れる方だった。ムービーと言ってもアニメではないけど。ちょっとアップになった千秋の顔が映って、モノローグがそこの入っていた。かなでは冥加に敗れたファイナル大会の相手校の、これも高校生には全く見えない女生徒からプレゼントされたドレスでパーティーに出席していて、一人噴水の傍に佇んでいた。それを千秋が見つける、という流れになっていた。一度見ただけなので、実はあまり記憶していないけど、まぁ甘い言葉を吐いていたのは間違いない(笑)
アニメと言えば、マエストロフィールド(MF)というものがあって、演奏中のボタン押しが上手くいくと使えるようになった。これを出すのが必須の大会もあったな。必須でない場合は、ボタン押しさえ上手くいけば勝てた。これ、キャンセルできないから勝てるならあえて見る必要はないかなと思う。
最初見たときは何コレと思ったもんだよ。大地だけはな何故かかなでの後ろ姿が描かれているし〜。「3」からなのか、無印以降でこんなシステムができたのかはわからないけれど、一度見たら充分だね。何よりアニメの絵があまりよろしくない。スチル並みに綺麗だったらまだ見る楽しみというのはあるのだけど。
一応、このMFを出したら画面上方に出るゲージが増えるけど、星奏の青ゲージがから相手校側の赤を全て消すまでにはならないなぁ。半分を超えると勝てるんだけど、成績が「SSS」であって、ほぼノーミスでボタンを押したとしても5cmくらいしか伸びていなかったような……。レベルを「やさしい」に設定したため?