このサイトを検索
カウンター

現在の閲覧者数:
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
リンク
新着記事
話題
トラックバック
コメント
回顧録
その他
無料ブログ作成サービス JUGEM
携帯
qrcode

薄桜鬼 碧血録 13話「焔の如く」

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 リアルタイムで見ていたのだけど、PCに電源を入れることなく……というか入れる時間がとれなかった。一期のときのように視聴後すぐに書くというのは、少なくとも今月は無理かなー。何せ毎日残業しているんで帰ると23時前後に帰宅する毎日なもので(汗) 今月だけと聞いているんんだけど、来月の私のスケジュールは未定なんだよね。

 それはともかく、待ちに待った二期である。「碧血録」とタイトルも変わっているのに、番組表には13話となっていた。いやまぁ続きだからいいんだけどね。だったら何も「碧血録」なんてつけなくてもいいんじゃないのかなーと正直思った。
 そして見終わった後で思った。ゲームするんじゃなかったなーと。予備知識なしで見た方が断然楽しめると思ってしまった。本編をクリアしてしまった後だから言えることなんだけどね。でもゲームは面白かったので、やって良かったとも思っている。
 随想録の方がまだクリアできていないのだけど、沖田と斎藤と藤堂を攻略してからまたパッタリと止まってしまった。もう本当に時間がない(汗) 時間も30分早く家を出ないといけないんで朝もゆっくりできなくなったしね。流石に毎日を2時まで起きていることは辛くなるかもしれない。今のところは起きているんだけど(苦笑)

 「生徒会役員共」にて宣伝のあった後で予告が流れていた。それを見て絵がそんなに綺麗ではなかったので残念に思っていたのだけど、始まってみたらまぁ視聴に耐えうるレベルではないかと思う。物語として気になるのはやっぱり沖田かな。土方ルートでは斎藤もいつの間にか羅刹となって出てくるけど、沖田に関してはゲームでは完全に後半は出てこなくなったものね。また、土方ルートに進む以上、彼が何のために戦うのか、というのも非常に気になる。だって、千鶴が傍にいないんじゃ、彼が戦う意味ないもの。それにどこへ向かうのかと気になる。薫との戦いのみで終わってしまうんだろうけど、どう話を運んでいくんだろう。
 早くも険悪なムードが漂っていたのが残念だ。原田と永倉が新選組を離れるのは決まっていることなんだけど、後半は全く出てこなくなるのかなー。私は原田が好きなので、登場数が減るのが残念でならない。でも、このルートは山南がいい人で終わっているのがいいよね。まぁ、始まったばかりで先のことを憂えても仕方がないかな。

 今回から洋装になった。攻略対象キャラだけ特別扱いだったのが笑えた。全身像を入れてくるとは〜。斎藤のボタンの掛け違いイベントもしっかり入れてくれていたのも良かった。それぞれのキャラに対して千鶴がコメントをしていたのがまた良かったな。更に、土方の洋装を見惚れていたのがいいねー。一番いいのは皆髪を切って短くしたことだな。うん。

 土方が吸血衝動に苦しむシーンもあったね。根元から髪が白くなって、治まると毛先から元の色に戻っていくのかーと思いながら見ていた。今はまだ我慢できるレベルだけど、これからもっと酷くなっていくんだよね……。先に羅刹となった藤堂が、土方を気遣って薬を渡すシーンはオリジナルだと思う。ゲームをやっているときも思ったんだけど、攻略対象でなかった場合、彼らは気休めにしかならない薬で独り耐えていたということになるんだよね。そんなシーンがアニメでは描かれることになるんだろうか。でも、千鶴が供血するのは土方だけになるんだよね。
 とはいえ、療養中の沖田のところへ斎藤に案内してもらってお見舞いに行っていた千鶴に驚いた。そんなシーンがあると思わなかったので。沖田が彼女の淹れたお茶を美味しいと言うと、頬を赤らめていたのも、え、何で?と思ってしまった。でも、その後で土方の名前を出すのもなんだかなーと思う。というか、この手のゲームで一人に絞って描かれてしまうと、他のルートのイベントを入れられてしまうと複雑な気持ちになる。ノーマルエンディングもとても良かったので、それでもいいじゃないのかと思ってしまう……。

 甲府鎮撫隊と名を変えて出立した千鶴たち。1クールしかないので、またサクサク進んでいくんだろうなー。

 EDのイラストは綺麗だと思う。綺麗ではあるのだけど、土方の顔が定まっていないように感じた。何枚かあったけど、顔がころころ変わっているような気がしたのは私だけだろうか? あと、ラストの土方と風間のイラストを見て笑いそうになってしまった。いや、刀を持ってはいるんだけど「あはは」「うふふ」な駆けっこをしている姿に見えてしまったんだもの。戦っているのなら、風間はこちらに背中を向けているものだと思うんだけど、サービスとはいえ不自然な絵だなー。沖田もバックのイラストがまるで女の子みたいだった……。でも、永倉と原田、それと斎藤の絵は良かった。
 他には、歌詞が「儚く」と歌っているところにこちらを振り向いた格好の藤堂と山南が本当に儚げで、この先の展開を表しているんだなと思うと泣きそうになる。藤堂の表情がまたいいだけに。
 最後は恋人らしい雰囲気な千鶴と土方に、ラストでは幸せな姿が見られるんだなと楽しみだ。やっぱり動いている彼らが見られるというのはいいね。

ブログパーツ
続きを読む >>

at 23:59, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 随想録沖田ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 もうすぐ「薄桜鬼」のアニメ二期が始まってしまう〜。とはいえ、既に全キャラ攻略は諦めてもいる。それでまぁ、時間ができたときにチョコチョコやっていたんだけど、随想録って本編と違ってそんなに時間はかからないようだね。本編の何章と何章の合間にこういうことがあったと、千鶴が随想していく物語。

 それでまぁ、最初は本編と同じく気の向くままにやってみた。いやまぁ、これは誰々かな〜と予想してはいたんだけど。そうして進めていったら沖田だった。まぁ、今回は土方が最後になる、というのもいいかもしれない。
 随想録ってもともとファンディスクだったんだよね? だからなんだろうか、イラストが少ないと感じてしまった。もっとあったらいいのになー。それでも沖田にはこっちでもキスしている絵があったのが良かった。しかも私が好きなシチュエーション。やっぱり女の子が背中を見せていて、男の子がこっちを向いていて目を閉じている、という絵が好きだ。しかも今回のは無理やりチュウだったし。いやまぁ、千鶴も抵抗していたのは最初だけだったんだけどね。沖田の目が真剣になると抵抗をやめていた。
 この時のやり取りが好きだなー。初めてキスした後だったので、千鶴が沖田を意識しまくってて黙っているのを沖田が意地悪してくるんだよね。で、慌てる千鶴をからかいながらもう一回してもいい?な感じのことを言い出すんだもの。本編のは軽いのだけど、二度目は濃いのをしている様子だった。しかしこんな場所でそんなキスしちゃったら沖田の方が大変なんじゃないだろうか。千鶴に触れたくてたまらないんで止められなかったらしいし。
 でも、沖田が本当に不安だったのは未来のために戦うことが初めてで、しかもそれが千鶴の家族を殺すことなんで当然といえば当然か。近藤を亡くした沖田にとっては、本当にもう千鶴しか生きる理由がないんだものね。でも、千鶴はそんな沖田の口にしない不安を殺し文句で吹き飛ばしてしまうんだからいいよ。

 他には二人千鶴の出身地に向かっている途中で抱っこしているところとか。ここは羅刹になってしまった千鶴が昼間に移動するのが辛くて、自分の体力の無さに沖田の足を引っ張っていることを悔いているんだったかな。
 話が前後するけど、沖田が羅刹になる前にご飯を食べない沖田を心配して千鶴が頼んでいるシーンがあった。それで、駄々をこねて好きなものを作ると言った彼女に、沖田はおかゆだったら食べられるといいつつあれこれ注文つけていた。そして出てきたのはお粥を千鶴に食べさせてもらうという沖田の絵! この頃ってまだ千鶴に心を開いていない状態だったので、こんなシーンもあったのかーと思った。

 後は最後に出てきたプロポーズのシーンかな。あのエンディングから2年後も沖田は存命だった。しかし結婚はしていなかったらしい。まぁ、千鶴の故郷には千鶴と沖田しかいないので、結婚式を上げても祝ってくれる人は誰もいないんだよね……。でも、沖田はそうやって式を挙げることで家族になろうとしていたんだね。というか、式を挙げていないだけで、夫婦生活はもうしていたんだよね? でも2年経っても子どもがいない、ということは何もしていないということなんだろうか……。
 とにかく、沖田は他に花冠を作って千鶴の頭にかぶせていた。この時のイラストでは、沖田が千鶴の手に口づけていた。そうして互いに「愛している」と誓い合うんだけど……。

 エンディング曲が流れた後で、沖田からの手紙が画像コンテンツに現れたと告知が出て早速読んでみたら……。こっちでは千鶴を千鶴と沖田が声付きで呼んでいた! プレイヤーが千鶴以外の名前でも関係ないのかなと思ってしまった。
 その手紙には、千鶴への想いに溢れていて、彼女と会って起こったことを思い出していたり、どう想っているのかが綴られていた。でもこれって自分の死後に読まれることを想定して書いているってことなんだよね。だからあのエンディングの後、何日後か何年後かは知らないけれど沖田は確実に死んでしまったということになる。果たして千鶴はその時どう想ったんだろうかと考えてしまった。少なくとも2年以上二人で幸せな毎日を送っていたんなら、その思い出を胸に千鶴は生きているんだろうね。しかしそんな手紙を読んでしまったら涙が止まらなくなるんじゃないだろうか。ただ、芯は強い女性だからその後も強く生きていくとは思うけど。いやいや、誰もいない土地で一人きりで過ごしていけるんだろうか……。

 随想録は本編以上に甘い展開ではあったと思うけど、確実に沖田が死んだ世界もあるんだと思わせられる何とも切ないお話でもあったな。

ブログパーツ

at 23:20, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 原田ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

「左之助、だ…」

 まさか、こんなシーンがあるとは思わなかった原田ルート。他の新選組のキャラたちが羅刹となっていたので、原田もなるのかと思いきやそれもなかったし。今までが波乱万丈な物語だったので、少し拍子抜けしたのは確かだけど、この原田ルートって、千鶴が一番幸せになれた物語なんじゃないだろうかと思った。いや、今までのキャラたちだって本人たちは納得しての人生だったけど、彼らには遠くない未来で永遠の別れが確実に用意されてしまっていたワケだし、いくら人間はすぐに怪我を負って死んでしまうか分からない、と言われても土方たちよりは長く生きるのは確実だもの。

 最後の最後にとっておいた大本命の原田ルートはとても満足のいくものだった。羅刹にならなかったので、二人は孫たちに囲まれてお爺さんお婆さんになるまで生きて天寿を全うできるんじゃないかと思えるラストだったというのもいい。あの時代で日本を出て暮らすのは相当たいへんなことだとは思うんだけど、好いた相手と添い遂げるという互いの夢を叶えることができたんだから、彼らにとって苦労は苦労じゃないだろうし。

 思えば原田は最初から千鶴を女の子として扱っていたんだよね。で、このルートでの千鶴は自分の気持ちにハッキリ気づいていたというのも新鮮。今までのルートってそこのところをあまり明確にしていなかったような気がするので。
 驚いたのはキスのイラストが意外と早かったということ。でも今までのキャラは気持ちが通い合ってからしていたんで、シチュエーション自体が違っていたんだよねー。泣いている女を泣き止ませるにはこれしか方法は知らない、だなんて、この時点では原田は千鶴のことをまだ惚れてはいなかったということだよね。さすがに新選組を出たときは完全に千鶴のことを想っていたとは思うんだけど。

 千鶴の鈍感さがまたいいなぁと思った。あんなに強く抱きしめられているのに原田が惚れた女というのが自分だと気づいていないなんて可愛すぎると思った。またそのときに原田が苦笑していたというのもいいよね。しかしあれだけの筋肉質の男に抱きしめられちゃうと、千鶴のか弱い腕で逃れるなんて到底無理。逃げようとするけどそれを許さないというシーンが何度かあったと思うのだけど、そのシーンが悉く良かった。私が今まで見てきたのって、ちょっと強く抵抗すると女の子を尊重して解放してやるというのが多かったので物足りなかったんだよねー。私は強くて優しくて強引な人が好きなんで。原田の行動がいちいちツボだった(笑) しかもここぞという時に弱さを見せるというのがまた……! そのときの声の掠れ具合がまたいいんだよねー。
 そんで冒頭の名前を呼ぶように言うシーン。18禁ではないので、具体的なシーンは一切ないんだけど、そういう見せ方がまたいいよ。攻略キャラの中でディープキスしたのって原田だけってことになるんだよね。いやキスどころか最後までしちゃっているんだけど。最後の最後でちゃんと確認とっていた原田はやっぱりいいなと思ったよ。本当に恋愛メインのルートという感じだった。

 このルートは今までにないシーンというのが多かったのだけど、人間と鬼を比べるというのも多かった。千鶴が自分は鬼だから、原田と一緒にはなれない、迷惑がかかると思い悩むところはじれったいとは思いつつも千鶴が不憫でならなかった。原田はそういうのを感じさせないキャラだろうと思っていたのだけど、千鶴に誤解を抱かせてしまうような素振りをしてしまったのでちょっと驚いたし。その誤解は後で解けるのだけど、そりゃないわーとその時思ったのも確か。千鶴から見れば大人の男性に見える原田だけど、自分がいっぱいいっぱいの時は普通の男だなーと思えるシーンでもあったので、更に原田がいいなーと思ったけれど。

 誤解させると言えば、土方にもチラッとあったな。千鶴は「まさか…」と愕然としていて原田は殺気まで放っていたんだけど、見ている方はわかりやすいなーと思った(笑) いやだって、今まで千鶴を守り続けてきた土方がそんなこと本気で言うワケないじゃないのよと。でもまぁ、あのときの原田の態度でそこまで千鶴に惚れていてくれていたのかというのがわかったのは嬉しいことではあったけどね。
 この時は永倉が近藤に最後の話し合いをしていたときなので、このあと千鶴たちも一緒に出て行くんだけど、プリプリ怒って荷物をまとめていた永倉が、原田の自分たちも出て行くことにしたからという台詞に「え? えっ!?」とポカンとするところが良かったな。シリアスな話の中で永倉というキャラにはホッとしていた。
 近藤が亡くなったときに虫の知らせが来たというシーンで、私は他のルートで土方がそのことを話しているシーンを思い出したりしたな。新選組を出てしまった原田と永倉がそれを聞くことはないのだけど、彼らが新選組の楽しかった頃のことをああだったこうだったと話すシーンは泣きそうになった。

 だけど、原田のルートって一番短く感じてしまった。そう感じたのって私だけなんだろうか? だから終わってからも気に入ったシーンを見返したりしていた。おまけの画像観賞時にシーンが再生される機能をこのとき初めて使ったよ(笑)

 あ、そうそう、もちろん原田ルートでもバッドエンディングもしっかり見たよ(笑) ただ、今回は後でバッドエンディングを見ることにしていた。一気に原田ルートをクリアしたかったもので。
 で、一つは屯所に不知火が来たときのこと。逃げろという原田の言葉通りに逃げたら、不知火が自分だけ逃げようとしたのが気に入らないからと心臓を打ち抜いて終わってしまった。でも、このときの千鶴が殺されたときの原田の激昂した声がとてもよかった。千鶴としては意識はまだあったけどもう音だけの世界となっていたんで、画面は真っ暗なままだったんだけど、あの声聞くだけでも収穫はあったなーと思った(苦笑)
 バッドエンディングはもう1つあって。それは一人で出て行くと原田にキッパリ言ってしまうところから。このときもね、千鶴が自分を頼ってくれないということで原田がショックを受けているというか、諦めているという声音がまたいい。
 バッドエンディングなんて一度見ればいいと思っていたんだけど、原田ルートに限って言えばもう一度くらいは見ても聞いてもいいなと思えるものだった。

 他には不知火が最後まで敵ではなかったというのが良かった。何故彼が長州に協力していたかというのもわかったし。最初はその名前を言わなかったけれど、あれだけのキーワードを貰えれば少し歴史を知っている人ならばすぐにわかるよね。最後近くになってちゃんと高杉と言っていたけど。でもまぁ、相手が高杉なら彼が長州に協力していたというのもすごく納得できた。
 天霧と不知火って最初は風間側について出てきたけれど、別に彼が鬼の頭領だからという理由だけで一緒にいたワケじゃなかったんだね。初登場時はなんて好戦的なんだろうと思っていたけれど、詳しく知るにつれて不知火というキャラは気持ちのいい奴だなと思えるようになった。特に綱道がやろうとしていることに対して本当にブチ切れていたところとかね。人間が嫌いだと言いつつ、長州の人間に対しての行いに激怒していたところとか。最後の方で原田と協力して事にあたっているシーンなんて特に良かったよ。
 しかし風間はこのルートでは最後にちょっと出るくらいで、しかも極悪非道だったらしいね(苦笑) 千鶴がその後に何があったかなんて口にしたくないというほどのことを千鶴にしていたようなので。本当にルートによって扱いが天と地ほどに違うキャラだな……。

 終わったら「よくできました」のトロフィーを入手したと画面の右端に出てきたんだけど、何のことかと思ったら画像が一つ追加されていたんだよね。これが、原田と永倉が酒を飲みながら新選組の楽しかった頃の話をしていた内容が描かれていたのが良かった。沖田が土方の句集を持ち出して、それを追いかけている土方の絵があったんだよね。
 共通部分は最初に見たきりで、今回に至っては原田ルートに入る直前くらいでセーブしていたところから始めたんだよね。それで、そのときセーブしていのが7月13日。二ヵ月弱薄桜鬼どころかPS3すら触っていなかったということに……はならないか。ダウンロードコンテンツを入手するために電源入れていたから。
 それでもゲーム自体が久しぶりだったのは確か。そこから初めて4時間くらいだったかな。まぁ、久しぶりに楽しむことができた。本編をクリアしての感想は、やっぱり面白かったの一言に尽きるかな。残りは随想録。長時間プレイするのは難しいので、今度はちょこちょこ進められたらいいなと思う。

 ダウンロードコンテンツは、一昨日に公開されたもので無料のものだけは入手してみた。有料のものはどうしようかなと検討中。特に羅刹の絵姿はなぁ。たとえ100円でも躊躇する。有料のコンテンツについて感想を書いているサイトがあればいいんだけど、ちょっと調べたところ見つけられなかったし。でも、300円のものは購入しているかもしれない。
 一番嬉しいコンテンツは、雑誌に掲載されたものやCDのジャケットイラストだった。大きい画面で見られるというのもいいし、拡大して見ることも出来るというのもいい。ただ、雑誌に掲載分ってもっとあるはずなので、少ししかなかったのが残念かな。シナリオ?があるものは、随想録をプレイしてからじゃないと見ない方がいいかなと思ったので、まだ目を通してはいない。

 トロフィーっていまいちよくわかっていないのだけど、普通にプレイしていたら全部入手できるのかな。そうだったらいいんだけど。まぁ、取りあえず、アニメの二期が始まるまでには随想録の方もクリア出来ていたらいいなー。

ブログパーツ

at 23:59, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

夢花車 感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 最初は買うつもりはなかったんだけど、特典につられて買ってしまった(笑) しかしこの人は本当に「薄桜鬼」の歌ばかり歌っていたんだねー。私が聞いたことがあるのは、TVアニメのOPと「巡想録」のOP・EDのみ。だからフルコーラスを初めて聞いた。やっぱりいいなーと思った。
 でもこれ買ってからずっと未開封のまま放置していたんだよね……。CDに関しては買っていながら未開封のものが本当に多い。一年以上経っているのに未開封のものもあるし(汗) だから、この前の「鋼の錬金術師」のコンプリートボックスは異例中の異例だったのかも。

 歌に関してはフルコーラス初めて聞いた。薄桜鬼の歌はいい曲が多いなと思ったくらいかな。
 つられて買ったという特典は、薄桜鬼のゲームのOPムービーが収録されているDVDだった。色んな機種であれこれと出しても、ゲーム内容は同じなんだよね。でもOPムービーが違うというのが悔しい。だから、こういう風にまとめて収録してくれるのは本当にありがたいよ。
 最初はPCで見ていたんだけど、やはり大画面で見た方がいいだろうと思いなおした。使われている画像なんかはもちろん同じなんだけど、曲に合わせて見せてくれるので新鮮な気持ちで見られるね。
 一番気に入ったのは「花びらの刻」かな。随想録のOPだったのかと知って早くプレイしたいと思った。いや、それまでに本編の方を終わらせないといけないけどさ。何が気に入ったのかと言えば、羽織を羽織った攻略キャラの後ろ姿が次々と出てくるところ。最後に近藤が出ていたのがいいよね。後はパッケージイラストなのかな? 永倉の笑顔が流れていたところも良かった。

 それにしてもDSのOPムービーを最初に見た瞬間は「ちっちゃい!」と思った。PSPのも小さいけど、DSは更に小さかった……。携帯用ゲーム機はDSしか持っていないので、PS3で出ると知る前はDSで買おうかと少し考えたこともあったけど、買わなくて正解だったかなと今では思う。DVDで見ているから、映像はまぁ綺麗だとは思うけど、DSだったらもっと荒い映像になっていたんじゃないだろうか。PSPはDSに比べたらまだマシかなと思うけど、やっぱり小さいよね。PS2だったら大画面で見たら滲んで見えるかもしれない。などなど思いながら見ていた。
 遊戯録だったっけ? あれは絵がガラッと変わっていたね。可愛くていい。可愛いけど、声はそのまんまなんでギャップが凄いかもしれない。黎明録もあるしちょっと興味はあるのだけど、携帯用ではDSを買ってしまったんでPSPを購入する予定はないんだよね……。黎明録に関してはPS2で出るようなのでそちらで買えばいいかな。あーでも、PS3であとあと出るなんてこと、あるんだろうか。

 なんてことを考えつつ映像を見ていた。DVDは全部で20分くらい?? これがセカンドアルバムなら、一枚目も買ってみようかな。

ブログパーツ

at 23:03, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 斎藤ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 残りは斎藤と原田になった。薄桜鬼の中では原田が好きだと以前に書いたと思うのだけど、だから最後にしようと決めていた。だから次は斎藤となる。もし、思うままにやった最初が土方ではなかったら順番は変わっていたのかもしれないけど。

 今までのプレイで斎藤のイベントを見ることができたのは、松本が沖田に病気のことを告げるのを千鶴が聞いてしまうシーンでのこと。花が開いたのを見て、斎藤のイベントだったのかと驚いたっけ。他には土方の使いで斎藤のもとを訪れたときに、もう少し話していたいと選択したときだった。
 それ以外では、今まで選択していないところを辿れば斎藤ルートへ入るんだろうなと思いながら進めていた。

 土方ルートではいつの間にか斎藤が羅刹となっていて驚いたものだけど、斎藤ルートではかなり衝撃的な展開だった。風間は本当にルートによって扱いが天と地ほどに違うなぁ(苦笑)
 その前には天霧とも戦っていたけど、彼は風間と違いどのルートでも理性的だね。そして彼の本当の姿を見たのはここが初めてだった。ということは、不知火は原田ルートでそれが見られるということなんだろうね。天霧が斎藤の前で本当の姿を見せたのは、それだけ斎藤の剣技が優れていたから。

 斎藤が居合の達人であることはこれまでも描かれてきたことだけど、鬼である彼らが本性を現さないとマズイと思わせるほど強いというのがわかり、その辺りは嬉しいエピソードだった。また、どうして斎藤があそこまで盲目的に土方たちの命令に従うのか、ということも語られてなるほどなと思った。
 平成の今の世はどうかわからないけど、少なくとも昭和年代でも左利きの人は右手を使うように強制されていたからなぁ。左利きなら別に左をそのまま使わせてあげればいいじゃないかと思うんだけど、一般的には違うんだね。でもまぁ、日本って右利きが前提で者が作られていたりするので、細かいところではかなり不便な思いをしている人っているんだろうね。
 斎藤は誰に何を言われても、利き手を変えなかった。それが通っていた道場の人間から反感を買ったりしてたりもしたんだけど、それでも曲げなかった斎藤は本当に強い人だと思う。今まで自分を認めてもらえなかったから、彼が左利きというのを当然のように受け入れた近藤たちを信じているんだということがわかるエピソードはとてもよかった。また、そんな彼だからこそ、後半になって自分の意志で動くというのが活きてくるんだよね。

 またどんなにボロボロになっても心を折らない斎藤の姿は、イラストは痛々しいものだったけど見ていて感動した。そういや、流血イラストで一番痛々しいのってこの斎藤のイラストなんじゃないだろうか?

 このルートでは、屯所内で今まで見られなかったエピソードも描かれていた。つまり永倉と原田。結局史実通り、彼らは新選組を出て行くんだけど、もう駄目なんだろうなというのがわかる様相だったかなー。詳しいところは次にする原田ルートで明らかになるんだろうね。
 斎藤は最終的に土方たちについていかないで会津に一人残った。千鶴も当然そこにとどまったんだけど、この時の土方が「聞かない方がいいんだろうな」という感じの台詞を言っていたので、周囲にはバレバレだったんだなぁと思った。
 しかし彼の前に立ちはだかるのは鬼たちで。不知火に行く手を阻まれたところに現れたのが永倉と原田だった。これにはビックリした。場内に入ってから次に出てきたのは綱道。そこで羅刹化が自身の寿命を削って得られる力だというのが語られていた。でもそんなことはどうでもいい。一番良かったのは、孤軍奮闘していた斎藤に永倉と原田、そしてここで藤堂が来たこと。今までのルートって、進むにつれて千鶴と攻略対象だけになってしまっていたんだけど、こんな風に幹部が現れたというのが嬉しい。でもまぁ、近藤の死は絶対に避けられないんで、そこを語る土方は見ていられないんだけどさ……。

 順番がバラバラなのは、攻略したのが随分前なので思いだした順に書いているため(汗)

 斎藤ルートは本当に驚かされることが多いのだけど、残虐非道な風間に対して天霧がもう付き合っていられないと風間から離反したことかな。これまでも天霧はとても潔いし礼節をわきまえているキャラだったので、そんな彼がどうして風間みたいなキャラにつき従っているのかと思っていたのだけど、このルートに至っては我慢ならなないくらい風間が酷いキャラだったということだよね。
 羅刹化して人間の姿をしている風間とは互角に戦えていたけど、鬼の姿の風間に斎藤は全然叶わなくて……。しかも頭に血が上っている風間は残虐で(汗) だから天霧は彼を殴ったのだけど、その天霧も怒り狂った風間に斬られてしまった(汗) 絶対絶命というときに、永倉・原田・藤堂が駆けつけたときは心底ホッとした。というか、藤堂はともかく、永倉と原田はどうやって不知火から逃れたんだろう? そこがとても気になる。

 彼らの援護のおかげで斎藤は風間に勝つことができた。藤堂は再び土方と行動を共にするべく北へと向かった。残り二人とはどうだったかなー。ああそうそう、斎藤が永倉を本気で斬りつけようと刀を手にしていたシーンがあったんだけど、その様子が微笑ましかった(笑) そうか、斎藤の照れ方はこうなのかと。永倉ってそういや千鶴が男装していたことに気づいていなかったんだものね。斎藤と千鶴がいい仲になっていることなんて気づけるはずもないか(笑)
 天霧は風間に斬られたものの、傷が塞がったんだろうね。意識を取り戻して北の地の水が羅刹の毒を抑える効果があるんだと教えてくれて、そのまま立ち去っていた。

 さてさて、今までも供血シーンとかイベント見てて思ったんだけど……。斎藤ってむっつりだったのね(笑) いやいや、別に嫌いでないよ。エピローグで、千鶴が「斎藤さん」と何度呼んでも無視していたら、「一さん」と呼んだらあっさり答えたところなんてツボだったし。というか、懐に入ったら結構わがままな人だったんだなーと微笑ましく思ったよ。
 何度目かの供血シーンでは、発作も血も止まっているのにずっと千鶴の耳から離れなかったところには驚いた。しかも自分で気づいてなくて、千鶴に血が足りないのかと問われて初めて気づくシーンなんかなかなか良かった。既に千鶴の存在が自身の中で大きくなっているのに、それを言葉ではなくて行動で示す斎藤がいいよ。いや、あれはまだ本人に自覚はなかったのかな? でも、その次の供血シーンでは明らかに自分の意志でこのままでいたいとか何とかそんな事を言っていたと思う。言葉でも言ってほしいものだけど、こうやって行動で素直に感情表現するというキャラはかなり好き。

 また、無口なキャラだと思っていたけど、斎藤はよく喋った。それにとても仲間思いだったし。細かいところまで見ていたようだしね。原田ルートをまだ攻略していないので、ハッキリとは言えないのだけど、斎藤って一番いいんじゃないかと思えるくらいにこのルートは良かった。
 実は、この斎藤までは立て続けにプレイしていて、原田のみ手をつけていない状態でゲームから再び遠ざかっている生活をしているんだよね。始めるならガッツリやりたいし。しかしあれだけの期間、よく毎日頑張ってプレイしたなぁって思う。もちろん、その分たまりに貯まった録画の消化で毎晩夜更かしする羽目となってしまったんだけどさ。

ブログパーツ

at 23:05, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 藤堂ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 次は藤堂ルートをやってみた。そして以前土方ルートに入る前に見たイベントがあって、これは藤堂ルートのものだったのかと思った。
 攻略対象の中で、実は彼は一番好みではなかった。だからこの順番になったというのもある。うっかり風間&ノーマルエンディングに入っていなければ、沖田の後になっていたかと。私は楽しみは最後にとっておこうと思う人なので、それは順番に現れるんじゃないかと思う。まぁ、一番目は思うままにやっていただけだから違うけど。

 どのルートに入っても生き延びさせるために藤堂は羅刹にならざるを得ないんだよね。それで、他のルートで出てくる吸血衝動はもちろん彼にもあるワケで、他のルートではどうやって抑えているのかが気になるところ。山南に関しては度々推測できるような情報が出てくるのだけど、藤堂はないものだから。千鶴にアドバイスしてあげても、あまりこの話は振らないでほしいといったことを彼女に言っていたような気もするし。
 ただ、これまでやってきた中ではキスシーンは藤堂のものが一番いいかなーと思った。横顔で実際に口づけしている映像よりも、千鶴は後ろ姿で藤堂の顔が見えるような絵というのが良かった。そのときの藤堂の表情が好きだ。

 いきなり後半の感想を書いてしまったけど、絵的にも洋装した方が良くなったので仕方がない。男の髪は長いより短い方がいいんだものー。それに、前半はうだうだやっている感じだし、あまり魅力に感じなかったんだよね。まぁ、力不足ながら千鶴を守ると言ってくれた通り、頑張ってくれた姿には大いに好感が持てるものではあった。
 意外だったのは風間たちの行動かなー。というか、藤堂が絡むと殺伐とした空気にならないから不思議だ。あと、千姫たちってあれだけしか出てこないのかと思ったら、藤堂ルートでたくさん出ていた。沖田ルートと同じく、史実では既に亡くなっている存在なのでオリジナルの展開が見られるという点で物語としては面白かったと思う。また、推測の域を出なかった山南の行動がここでは確定的になっていただけでなく、ラスボスになっていた、という点でもまた面白い。声が飛田さんだし、今までの言動からあるんだろうなーと何となく思っていたら本当にあった、と。まぁ、風間が味方になった時点で最後に倒す敵が誰なのか、と考えたなら彼しかもういないんだけど(笑)

 また、これまで見てきて疑問に思っていたこともここで解消……とは言わないけどそうだよねーと思うことも起きていた。
 風間って執拗に千鶴を着け狙っていたワケなんだけど、理由が女鬼は貴重だからというだけだったよね。でも、千姫も君菊もいるのに、どうして千鶴だけを標的にしているのかと思っていた。千姫は千鶴と同じ年くらいなので、年齢ということもないだろうし。そして今回の藤堂ルートでは千姫が女鬼ならここにもいる、自分を妻にすればいいと千鶴を藤堂と結ばせるためにそう風間に申し出ていた。
 鬼の姫を娶るのは悪い話ではないと交渉が成立したものの、当然千鶴は千姫を心配する。でも彼女は自分にとってもこれは悪い話ではないのだと話していた。確かに姫と呼ばれる身分なら、子孫を残すことが大事だと育てられてきた筈だものね。そして風間の血も自分と釣り合うものだったようだし。そして結ばれるなら好いた相手の方がいいでしょ、と彼女は千鶴の背中を押してあげていた。本当にいい子だ。
 ところが、その鬼の姫という身分が山南に狙われることとなって、このルートでは千姫が羅刹にされていた(汗) 沖田ルートでも思ったんだけど、鬼だったとしても簡単に羅刹になってしまうんだねぇ。最初見たとき、私は鬼の血が変若水を打ち消すものだと思っていたのだけど、あっさり千鶴が羅刹となってしまったので拍子抜けしたっけ。
 それでまぁ、捕らわれのお姫さまを助けるために藤堂と風間が手を組む、という流れになっていたような……。この二人の会話は面白くて笑えた。

 結局、ラスボスになってしまった山南を倒すのは藤堂なんだけど、互いに昔からの知り合いなので考え方とか手口とかを知り尽くしている、というシーンに見ていて苦しくなった。だって、藤堂も山南も互いのことを嫌いではないのだから。しかし、人の血をすすり過ぎたことによって山南はとっくに羅刹の毒に正気を失っていて、それを見ていた藤堂は辛かっただろうなと思った。また、山南が倒されたときの台詞がねぁ。グッとくるものがあった。
 エンディングでのスチルの藤堂の表情もまたいい。彼は羅刹になるのが対象キャラの中で一番早かったので、ひょっとしたら沖田より寿命が短いのかもしれない。だからそんな顔、というより本当に千鶴が大切なんだなーという表情なのが良い。

 攻略してからすぐに感想を書けばいいんだけど、なかなかそんな時間が取れなくてかなり記憶が怪しくなっているため印象に残ったところしか書けなかったなー。

ブログパーツ

at 23:54, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 ノーマルエンディング感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 風間ルートへ行く選択肢とは別のものを選ぶとノーマルエンディングだった。これ、かなり良かった。とくに皆の後ろ姿のイラストが!
 というよりも、風間ルートってこのルートにちょっと付け足した程度のものなのではないだろうか?

 風間に護衛してもらいながら江戸へ、さらに北上する、というのは同じ。恋愛対象でもないのに、風間が最後まで千鶴についていてやっているのはある意味感動するなー。ま、気持ちに出していないだけど健気な千鶴を見ていて何かしら感じるものはあったということなのかもしれないけど。でなければ、船を出してやるなんてことしないだろうし。風間本人が新選組に対して思うところもあったみたいだけどねー。

 一番泣けるのは、誠の旗。それを抱きしめて泣く千鶴の姿だった。足跡をたどったものの、皆はもう既にいなくて最期まで武士として生き続けた彼らを思う千鶴の姿は感動する。また、皆の後ろ姿が描かれているんだけど、順に人数が増えていく、という演出が更に良かった……。

 ノーマルエンディングなので誰とも結ばれていないため、千鶴はこの後一人で生きていくことになる。それはちょっと寂しいなとは思う。千姫たちとともに暮らしていく、という選択肢もあるのかなーと少し思ったりして。

 話自体が短いのとクリアしたのが前になるので細かいところが忘れてしまったのでこれ以上の感想が書けないのが残念なところ……。

ブログパーツ

at 23:59, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 風間ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 思うままやって最初に行ったのが土方ルート。そして土方ルートへの選択肢で選ばなかった方を選択すると沖田ルートへ行った。完全に各キャラのルートへ行ってしまうのは第4章からだったので、それではと、そこへ行くまでに全員の好感度を一度も上げなかったら、次回からは最初からやらなくてもそれぞれのルートへ簡単に行けるのかなと思ってやってみた。やってみたら……意外な方向へ行ってしまった。というか、風間ルートがあったんだね。まぁ、エンディングで明らかに数が多かったので多分そうだろうなとは思っていたけど。

 これまでの風間は完全に悪役だったので、いざ攻略対象と言われても正直困った(苦笑) でも、そこからは風間ルートしかないようなので仕方なく進めていくことにした。それで風間が気に入るだろう選択肢を選んでいたらあっさりエンディングを迎えたなー。
 話は短かったと思う。そして新選組の皆は史実通りの人生を歩んでいた。あ、藤堂だけは違っていたか。多分、というか藤堂はどのルートへ行っても羅刹となって生き延びるしか選択しはないものね。そして風間ルートのおいての千鶴は、鳥羽・伏見の戦いで受けた攻撃で新選組から一人離れてしまって、彼らの後を追うだけの話だった。と書くと身も蓋もないのでもう少し。
 新選組を追いかけるので、当然ながら戦争をしているところへと進んでいくことになる。千鶴が最後の一緒にいたのは井上だったかな。離れ離れになって最後に耳にした情報を元に追いかけていたと思う。そこで戦場には……というかいつの世にもいる下種たちの手にかかるってときに千鶴を助けたのが風間だった。このエピソードを見てようやくTVアニメで井上が殺されるシーンの千鶴を助けた風間というのは原作にもあったシーンだったということを知った。

 新選組が出てこない代わりと言っては失礼だけど、このルートでは風間はもちろん、千姫の出番も多かった。あ、鬼の血族が、と言った方がいいかな。不知火と薫は出ていなかったと思うけど。しかしプレイすればするほど天霧がいいキャラになっていくなー。風間はルートで落差がありすぎる(苦笑)
 一人ぼっちになってしまった千鶴を心配する千姫に対して、江戸へ向かうところでの選択肢で風間を頼るものがあった。風間ルートだと当然それを選ぶしかないワケで、内心複雑に思いながら選んでいたよ(笑) そして選んだ後の千姫と、それから風間の反応が……。千姫は思った通りのものだったんだけど、これまでの経緯からまさか自分を頼ってくるとは思わなかった風間の反応が面白かった。それでも頼られたら悪い気がしないらしく、素っ気ないながらも了承していた。
 しかしその道中であれこれと何かあるんだろうかと思っていたら、何もなくてあっさり江戸まで着いてしまったのには拍子抜けだった。おまけ的なルートだったということなのかな。ラスボスだった風間が攻略対象となってしまったので、敵らしい敵も存在していなかったような。
 笑ってはいけないのだけど、笑えるのが風間。他のルートと違って優しすぎるんだもの。でまぁ、多くを語らないというのがまた良かったと思う。蝦夷へ行くという千鶴に対して船の手配までしてくれるとは思わなかったので、これには正直驚いた。意外と世話焼きなのね。そして天霧は本当にいい人だ。

 しかし、単なる新選組の足跡をたどるだけの旅の中で、風間がどう千鶴に惹かれていったのかが不明なんだよね。だった最初は女鬼というだけで千鶴をつけ狙っていただけだし。これまでの発言からは本当に子どもを産ませるためだけの扱いだったもの。それが、最後では突然キスしていたんだからねー。千鶴にとっては嫌な人だと思っていたけど、優しいところもあるんだな、くらいの認識止まりだったと思うので、あのラストの突然のキスは天地がひっくり返るくらい驚かされたことなんじゃないだろうか。新選組の皆のことで頭がいっぱいなのに、何やっとるんじゃ!とイラスト見たとき真っ先にそう思った(笑) あっさり江戸へ、蝦夷へ着いてしまったとはいえ作中ではかなりの時間が経過しているので、一緒に旅をしている内に愛着がわいたということなんだろうけど釈然としないというのが正直な感想かなー。

 新選組の最期を知って泣く千鶴に対して、風間は「気が済んだか」と静かに尋ねていたシーンは良かった。そして彼が語った新選組に対する言葉も。風間らしい評価の仕方だなぁと。この戦いで鬼という存在が表に出てしまったのだけど、今後は人の世から姿を隠して生きていくと彼は言っていた。そして千鶴に一緒に来るかと言っていた。
 千鶴はもう少しこの蝦夷に残って心の整理をしたいとか言っていたと思う。ちょっと記憶があいまいかな。風間は落ち着いたら自分のところに来たらいいと言った直後に迎えに行くとまで言っていたような……。結局千鶴が気に入ってしまった風間は心から彼女を嫁にしたいと思ったらしい(笑) それでそう思ったら是が非でも手に入れずにはいられない、と。

 まぁ、これはこれでいいんじゃないかとそう思える話ではあったと思う。

ブログパーツ

at 23:58, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(1)

薄桜鬼 巡想録 沖田ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 さて、土方ルートを攻略したので彼のルートへ行く選択肢で選んでいないものをしていこうかなと思い進めてみた。そうしたら沖田ルートに入っていた。切ない物語ではあったけど、話としてはこちらの方がいいかなーと思った。多分、土方だと最後の最後にならないと恋人らしい会話がないからかもしれない(苦笑) 反面、こっちは恋人らしい会話がちらほらあるんで楽しめたかなー。
 でもちゃんと告白して一緒に行動するというのではなかったかな。一番好きなのは洋装になったところ。千鶴が見惚れてしまって言葉もなくぼーっとしていると、沖田が千鶴の口から聞きたいのか何か言っていた。しかし結局は「惚れ直した?」とストレートに聞いていた(笑) 一緒にいた山崎が我関せずな態度をせざるを得ないのが気の毒だったかなー。

 TVの方では最後の方で薫から羅刹になっても病は治らないと残酷な事実を知らされていた。しかしゲームの方ではそんな台詞がなかったので、アニメだけだったのかなーと思っていたのだけど、その設定は同じようだった。ただ、それを言ったのは薫ではなかったので、アニメは適宜変えて放送していたということなんだね。おまけに攻略対象のルートに入ると藤堂を除く対象のみが羅刹化しているので、二期ではどうなるのだろうと落としどころがとても気になる。
 それにしても史実では既に死んでいるためか、史実ではこうだったああだったと比較しなくて済むんで楽と言えば楽だったなー。

 死なずにすんだ沖田がこの後どう生きていくのか、というのが気になったけど土方たちと合流することはないだろうなというのは容易に想像ができた。また、近藤が撃たれたときの沖田の激情っぷりには驚いた。それだけ彼にとっては近藤が大切な存在であるのだというのがわかる。また、そのことに対して彼が土方に食ってかかっていたことも。沖田にとって二人は兄貴分というのは変わらなくて、土方に食ってかかるというのはそれだけ彼に対して信頼の気持ちがあるということ。近藤の死を知ったときに、あんたがいながらなんで、と土方を責めていたけど、沖田にとって土方は万能の人と思いこんでいたんだなぁと思った。普通に考えたら一個人の力なんて微々たるものなのに。まぁ、分かっているけどその気持ちをぶつける相手が土方以外にいなかったということなんだろうね。もし本気でそう思っていたのなら、ただの子どもってことになるけど、それまでの振る舞いとか言動を見ていたらそうと思えないので。

 沖田に絡んでくるのは薫。ゲームでは千鶴本人に自分が兄だと名乗り、千鶴と離れ離れになってからどういう人生を歩んできたのかを恨みがましく語っていた。ただ、TVアニメと違っていたのは、千鶴を憎んでいると言っているのに千鶴を自分の側に引きこもうとしていたっけ。
 薫の行動は自分と同じ苦しみを与えることだった。だからこのルートでは千鶴にとって一番大切な存在である沖田にちょっかいをかけてきた。アニメとは随分違っていたんだなぁと楽しめることはできたけど、薫は歪み過ぎているなぁ……。ものすごく憎んでいるとか言っていたのに、千鶴が自分と同じ苦しみを知ったと知るや自分たちの元に来るよう誘ってくるし。
 ただ、アニメの時にも思っていたんだけど双子の兄妹なのに、それを綺麗さっぱり忘れている千鶴に対して疑問に思う。自我を守るために記憶を封印するというのはよく聞く話ではあるけれど、再会したときに全く気付いていないのはいくらなんでも、と思う。薫が女装していたからと言って、スルーするのはどういうことなんだろうかと思った。

 沖田は、普通に格好良かった。千鶴が危なくなったらすぐに来てくれたし。土方たちと別れてからの沖田は、本当に千鶴しか目に入っていないようで、それがまたいい。依存しているようにも見えるけど、それもまたいいのだ。スチルはどこをどう見ても綺麗。ゲームをスタートするときは最初に画像をじっくりと見てしまう(笑)
 この話で一番驚いたのは薫の報復。最初、薫は千鶴本人ではなく、彼女の大切な人間に手を出すことによって妹が苦しむ様子を見たいと言っていた。しかし彼の目的はそれだけではなかった。と言っても、薫自身も、そして綱道も千鶴と同じになっていたんだけど。
 ただ、それによって沖田と千鶴が互いに苦しんでお互いに施し合うシーンはうっとりするくらい絵が綺麗だったなー。多分、普段と色が真逆になっているからというのもあるんだけど、鬼と言われても傷がすぐに塞がるくらいしか特徴がなかった千鶴が、本当に鬼なんだなーと思えるイラストだった。

 結局千鶴は薫の手を取ることはなく、沖田と共に生きていく道を進んでいくわけだけど血を分けた兄妹なのに解り合えないという結果は悲しいなと思った。女鬼ではなかったから、いくら貴重だといっても、たったそれだけの理由で薫を虐げるなんて、南雲家ってどんだけ酷い奴らなんだと思わずにはいられない。だから彼によって始末されても仕方がないんじゃないかと思ってしまった。

 うーん、他には何だろう……。今回も敢えて先に色んなパターンのバッドエンドを見た上で本当のエンディングを見た。バッドエンドは、自分で選んだ選択肢にちょっと笑ってしまいそうになるけれど、一度で全て見ておきたいのでこれは絶対に違うだろうというのを率先して選んでしまうなー。沖田の性格だとこうだろうなと思いつつ選んでいるので。スキップ機能って本当にありがたい。
 しかし他のキャラとだったら寿命が尽きるまで一緒に暮らしていけると思えるんだけど、羅刹になっても病は治らないと断言されたので、沖田ルートの場合素直に喜べない。最後最後、あれってやっぱり沖田はそのまま眠るように息を引き取ったということんなんだろうね……。せめて子どもが出来てから逝ってほしかったと思うけど。語られていないだけで実は千鶴に宿っていると願ってしまうなー。まさか病気だから行為そのものを止めていたなんてことはないかなとか色々と悶々としてしまった(苦笑)
 二人が幸せそうに寄り添っている絵を見ているだけで泣いてしまいそうになる……。

 あ、そうそう書き忘れていたんだけど、この沖田ルートで好きだったのは千鶴が小太刀を手に本当に戦っていたシーンだったかな。守られてばかりだったけど、ここでは自分から動いていったというのがいい。まぁ、沖田が強いからといっても多勢で来られたら無理だものね。戦力にならないレベルでも、ただぼーっと立たれているよりはマシだし。

ブログパーツ

at 23:44, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)

薄桜鬼 巡想録 土方ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 ようやく土方ルートをクリアできた。最近帰りが遅くて再び帰ったら寝るだけの生活が続いたので、あともう少しで終わるというところで滞っていた。ということで、土曜日の夕方からガッツリプレイしていた(笑)

 とりあえず、何も考えずに思うままプレイしていたら土方ルートに入っていた。しかしバッドエンディングもあると聞いていたので、まずはそっちを潰していくことにした。攻略本は出ていないようなので、スムーズにいかないかもしれないなと思っていたのだけど、このゲームはどうやら攻略対象キャラの好感度と羅刹度を見ていたらいいらしい。そして羅刹度に関するイベントが数回あるのでこれを高くなるようにすればバッドエンディングの道に繋がるということは分かった。ただ、それがどれくらいあるのかが分からなかったので土方を楽にさせない選択をしていたら、あっさりバッドエンディングに到達した。
 千鶴は鬼なので怪我はすぐに治るとTVアニメを見て知っていたのだけど、あっさり死ぬエンディングがあって正直驚いた。そういえば、心臓をやられたら鬼でも死ぬと言っていたっけ、とその時になって思い出していたりした(苦笑)

 選択肢は多くないので、どれを選べば土方の好感度が上がるのかが分からなかったけど、まぁ、思うままにプレイしていたら土方ルートに入っていたので、ここは同じように思うまましていったらいいのかな、と考え素直に進めていった。多分、バッドエンディングはこれで終わりかなと思っていたら、最後の最後でそれ以上行かなくなってしまったので、残していた途中のセーブデータからやり直すことにした。まぁ、まずは羅刹度を上げない選択をし直せばいいんだろうなと思ったので。それでエンディングは見られたのだけど、スチルが全部埋まっていなかったので再びやり直していた。

 当然ながら初回プレイは全ての文章を見ながらしなくてはいけなかったので、本当に時間がかかってしまった。既読分はスキップできるので、二度目のプレイはとても簡単だったなぁ。それで、途中から前回選択しなかったものを選んだりしていたし。アニメで見たイベントはここだったのかと思いながら進めていった。
 アニメの感想の時にも不満を言っていたんだけど、やはり主人公の声がないのが不満だった。このゲームって「ひぐらしのなく頃に」のように延々と読み進めていくだけだったので、これで主人公の声がないのは痛い。「ひぐらし」は主人公の声もあったので、余計に不満が大きかった。ネオロマシリーズのようなものならまだいいんだけど、これはいけないだろう。おかげでゲーム中は迂闊に席を外せなかった。本当にゲームをするためだけの時間が必要だった。ナレーションのように全てのボイスが入っていたなら本を読みながらでもプレイできていたのになぁ。
 あと、デフォルトの名前を選択した場合はやっぱり「千鶴」と呼んでほしかった。今のこれ系のゲームってそれが普通になってきていると思っていたんだけど、これが出た当時はそうでなかったんだろうね。そしてそれをそのまま何の手も加えずにPS3化した、そんな感じかな。あの、名前を挟んだ辺りの台詞の空白が不自然すぎて本当に残念だ。
 声優さんの演技は流石である。とはいえまだ土方ルートしかクリアしていないので、全ての声を聞いているわけではないのだけど。でも、攻略対象キャラはまぁ、名の知られた人たちばかりなので大丈夫かなと思う。サブキャラでは誰これ、という人が多いんだけどアニメを見た限りでは大丈夫そうだし。

 おやと思ったのは、アニメの最後で土方が羅刹化した辺りの話が全く違っていたこと。井上が死んだのは浪人にやられてというのがTVでは描かれていたのだけど、ゲームでは違っていた。風間は本当に色々と残念なキャラだったらしい。後半なんて単なる変質者じゃないかと。でもまぁ、最後の最後では違っていたんだけどね。
 主人公が死んだらゲームオーバーになるのは当然なんだけど、助かっても親しい人が亡くなるというのも嫌だなぁと思った。
 それから、土方ルートの場合は当然ながら五稜郭の戦いまで話が進んでいくんだけど、隊士たちがどんどんいなくなっていくのが寂しく感じられた。やっぱり最盛期のときのあの賑わいのシーンが良かっただけに。永倉・原田は隊を抜けるし、近藤は死ぬし、沖田に至っては療養している、という説明があっただけで出番が全くなかった。羅刹化した藤堂や山南が出ていてくれたのは良かったんだけどね。斎藤はわりと最後の方まで出てきたんだけど、え、あんたいつの間に!?というシーンもあったし、史実とは違って死んだと聞かされるし。あ、個人的に嬉しかったのは榎本武揚が出てきたことかな。まぁ、出てくるのは当然なんだけど。

 コンテンツを見てみたら、画像の他に動画というのもあった。オープニングは既にあったので、では残りはエンディングなのだろうなと少しだけ期待していたんだけど……単に今まで見たスチルをバックに歌が流れているものでちょっとガッカリした。そうかー、あんなのでも動画になるのかー。
 オープニングは何度も見た。まだ見ていないスチルなんかも出てきていたんで、それはあまり嬉しくなかったかな(苦笑) あと、それはないだろうと思ったのがアニメの映像が織り込まれていたこと。いや、アニメの絵が入るという点ではいいんだよ。いいんだけど、それが既出のものだったというのがね……。アニメのオープニングの絵がそのまま使われていたんだよね。何故新規ではないの? どうせやるならエンディングを描き下ろしでやってほしかったなと思う。
 そこかしこと手抜きという文字が浮かぶ商品だなと思った。

 そうそう、PS3で追加要素としてあったシステムなんだけど……あれは正直言っていらないものだったんじゃないかと。口パクとか瞬きなんかはPS2でも普通にあるものなんで「さりげない瞬き」なんて宣伝されてもあんまり……。呼吸しているように動くというのも、不自然だなと思うだけで。呼吸をするように胸を上下するのはいいし、刀を持つてが微妙に揺らいだりするのは悪くないと思う。しかし、顔が歪むのはどう見ても変だろう……。それがなかったなら70点くらいはやっていいかなと思うけど……。

 物語に関しては普通に楽しめたと思う。細かい点で突っ込んでも仕方がないし。こういうものだと思って受け入れたら楽しめる。しかし、主人公のしつこいくらいの状況説明はいらないかなと思う。どれだけ歴史を知らなくても、そんな説明はいらないだろうし、言葉の裏にあるものを深読みしなくてもいいだろうに。そのせいで初回のプレイはいつ終わるんだ〜と思うこと数回(苦笑) これが桑島さんの声で聞けるなら充分なんだけど、延々と文字を追うだけなんでうんざりする。読書をしたいんじゃなくてゲームがしたいんだってば、と思う。

 次は原田か斎藤か。「薄桜鬼」に関して言えば原田が好きなので、最後の楽しみにしてしまうのかもしれない(笑) とりあえず、こっちの方が先に終わりそうなんで、フルコンプしてから「FF13」に戻そうと思った。本当はそっちを終わらせてから始めようかと頑張ったんだけど、まだまだ終わりそうにないので再び放置してしまったんだよねー。

ブログパーツ

at 23:59, 真神恵, 薄桜鬼

comments(0), trackbacks(0)