2008.06.09 Monday
ONE PIECE 50巻 感想
JUGEMテーマ:ONE PIECE
スリラーバーク編がようやく終了。……そういやアニメもこれに入っているんだったね。つまりまた追いついてきているということか(汗) でも私は実は時間が変更されてから一度も見ていなかったりするんだよね。録画はしているし残しておくんで問題はないんだけどね。そろそろサンナミシーンなので、それまでにまとめて見ておきたいのだけど。
ええと、1000体もの影を吸収してしまったモリアは自滅を待つのみで、あとは時間の勝負だとゾロが言っていた。しかし朝日を浴びて頭が消えていたサンジやロビンの姿はホラーだったな……。
決着する直前にローラが自分の影に対して戻ってこいと声をかけていた。それを真似て彼女のクルーたちも戻ってこいと口ぐちに叫んでいた。面白かったのが、それを聞いていたルフィ、自分の影にも言いたいことがあると言った台詞だった。
「お前っ! 海賊王になりてェんなら
しっかり、おれについて来い!!」
ええと「!」が少ないのはワザとである。それはともかく、皆が「戻ってこい」と言うのに対して、ルフィは「ついて来い」なんだよね。この言い方が好きだ。
モリアから影が解き放たれて、ウエストブルーの各所でも影が戻って朝日を見られることに歓喜する者が多数いた。その中で出てきた女の子が何故あんなに描かれていたのかと思ったら……彼女がシンドリーの中に入っていた影だったんだね。お皿が嫌いな子だったのか(苦笑)
気になるのはホグバックと消えなかったアブサロムがどこへ行ったかということだな。また扉絵連載で見る日が来るんだろうか? というか、どうして彼はああも嫁がほしいんだろう?
ラスボスを倒してホッとしているときのシーンでは、ルフィのことを心配するウソップが一番良かった。この先もっと強い敵が現れたら、彼がずっと無茶をし続けるということに。
いやぁ、物語が終わるまではこの先は倒した敵よりももっと強い敵が現れ続けるのは確実だろう。だって掲載誌はWJなんだから(苦笑) いろいろとアイデアを練って面白い話にはしてくれているけど、結局この作品もその呪いには抗えないんだなぁと思う。
ナミがくまのことを切り出す前に本人が現われてしまった! しかし攻撃を無効化するなんてなぁ。しかもサンジの蹴りが通用しないし。
しかしくまが言っていた「麦わらのルフィの船には腕の立つできた子分が『数人』いる」という台詞が引っかかる。世界政府は麦わら海賊団の正式な数を知らずにゾロたちを指してよくできた部下が数人いると言ったのか、それとも7人の中で数人いると言ったのか……。
言われて照れていたサンジたちを、ローラが突っ込んでいたけど、ロビンは素のままだったので一人残らずではないじゃないかと見ながら思っていた(笑) あと、くまが衝撃を弾き返したときの音が「ぷに」というのが緊張感がなくておかしかったな。これ、アニメだとどんな音がつくのかなぁ。頭に思い浮かんだ通りの音だったら嬉しいな。
フランキーが出た時点でサイボーグもありなんだなと思ったものだけど、くまも生身の人間ではなかった。パシフィスタという人間兵器だと話したとき、真っ先に思い浮かべたのはポーネグリフだった。そこに人間兵器の製造方法でも書かれていたのかと。
しかし何やら天才的な科学者が存在していたらしい。サンジの蹴りでもゾロの斬撃でもビクともしなかったのは、その身体が鉄以上の硬度を持っていたからだったんだね(汗) いやもう本当に限度がないのかと言いたくなるくらいに強い敵が出現するなぁ……。でもまぁ、作りものであるのなら、ネジの一本でも奪えばいいんじゃないかとも思えなくもない。
気力体力も使い果たした状態で、そんな絶対的な力に対して抵抗できるはずもない。しかしくまがルフィの首一つを差し出すだけでいいと言ったのに対し、その場にいる全員が即答で断ったシーンはとても良かった。結局、そのためにくまが作り出した空気の爆弾でその場は破壊されてしまうんだけど(汗)
で、意識を失わなかったゾロがルフィではなく自分の首を差し出すと言っていた。その後で同じく意識のあったサンジが、くまにゾロと同じことを言っていた。結局ゾロがそれを妨害して彼は今度こそ気絶してしまったのだけど、あのゾロが「後生の頼みだ」と言って剣を手放すとは思ってもみなかった。
そういえば多分誰かの感想で、ゾロの行動について何か書いてあったと思うのだけど、それはこのシーンのことだったんだね。結局くまは命は取らず、ゾロに地獄を見せると言って、ルフィが今回の戦闘で被った疲労や痛みを対外に取り出していた。立つのもやっとな状態のゾロが、ルフィが受けたダメージを全て受けば死ぬとくまは断言していた。少し触れただけでもあの苦しみよう(汗) 自分が苦痛にのたうつ姿は誰にも見られたくないんだろう。ゾロは場所を移すよう頼んでいた。
これを言っては仕方がないんだけど、くまって見届けずにスリラーバークを去っているよね。あの苦痛を受けたらゾロは死ぬのは間違いないから、結果を見届けなくてもいいとでも思っていたのかな。それとも、それでも耐えたなら見逃すとか?
ドラゴンの息子であるルフィに対して、くまは何か思うところがあるようなので後者なのかもしれないけど、あえて前者としての考えだったらと考えてみると、物語の敵というのはどうしてこうも甘いんだろうなと思う。だいたいね、何度死ぬ死ぬと言われても、今まで怪我はしても全く死ぬ気配がないのだから、そんなことを言われてももう何とも思わないんだよね。しかも五体満足だし? これでシャンクスやゼフのように身体の一部を失う、なんて事態になったならまた違うけど、なんだかんだ言っても皆助かってしまうし、それが解っているので何をどう思えばいいのやら……。寝ていたら治るってそれもう人間のレベル超えているから(汗)
だからメインキャラに関しては、死んでしまうという心配はもうする方が難しい。本当に危なかったとチョッパーが言おうとも(苦笑) しかしだからこそ、反対にそうでないキャラが心配である。だって、今回エースはまだ生きていることがわかったけど、インペルダウンという大監獄に幽閉されてしまっていた。
しかしナミとローラが友人となったことでエースと会ったときの伏線が開かされた。あの紙はただの紙ではなかったんだね。しかもローラは新世界で生まれたという驚きの設定だったし! ただ、持ち主の生命力も示すというそのビブルカードで、ルフィがエースから貰ったものは小さくなって焦げていた。つまりそれはエースの生命力が弱っているということ。そして彼はメインキャラではないのでどうなるか分からない。だからとても心配である。
今回でブルックが正式にルフィ海賊団に仲間入りしていた。小さいラブーンはとても可愛かったなー。そしてクロッカスさんが若かった! そしてブルックが歌っていた歌。あれって歌詞が掲載された時点でもう曲はできている状態だったなんて。つまりアニメはまだまだ続くと考えても大丈夫ということかな? ともかく、一番問題なのはクロッカスさんの声が変わらないかという心配だけかなー。
歌もそうなんだけど、聞きたいと思ったのでもう一つある。それはブルックがサニー号を「ライオンちゃん」と呼ぶところ(笑) その呼び名でもいいかも〜と思ってしまったよ。あの声でライオンちゃんって! とってもいいよ!
グランドラインを半分進んだと言っていた……。ええと、入ったのって何巻からだったっけ? 少なくともそれと同じくらいの時間がかかるということになるんだよね(汗) それまでに終わってしまうことがなければいいんだけど……。
ようやく本来の航路に戻っていたが、空島のときと同様に魚人島の行き方が解らない様子。そこへ現れたケイミーを見て、サンジだけでなく、ゾロまでがココロさんの人魚姿を忘れようとしていたのには笑った。ゾロも人魚に対してイメージしているものがあったんだなぁと(笑)
しかしこの新キャラのケイミーって、扉絵連載で出ていた子だよね。となるとはっちゃんも再登場するということか。サンジは彼だったら助けないとか言っていたけど、当の本人だと知ったときにどう反応するのかが楽しみだ。ただ、聞き覚えがあるとナミが考えていたのが意外だったな。
で、クロッカスさんと同じく、はっちゃんの声も同じであってほしいと思う。森川さんのああいう声を聞けるのは貴重だからなぁ。格好いい役が多いから。
最後に。夏に参加するのは当然このジャンルで。どれだけの人が来てくれるのかはわからないけれど、本を作るのも半ば記念だし、在庫を抱えるのも嫌なのであまり刷らない予定だったりする。事前にわかっていたらいいんだけど、今の自分のサイトにどれほどの人が来ていて、手にしていたいと思っている人がいるか分からないものね(汗)
以前にある方が予約をとって本を作っていたけれど、そうした方がいいのかなぁ……。本を作ることと、未読の人が多い裏用の話を納めるということ以外は、実はまだ何も決めていないのである(汗) さて、どうしたらいいものか。
ああ、後は毎年企画してきたオフ会もやりたいなぁ。今月はオフで立て込んでいるのだけど、8月が楽しみでならない。
以下、日記。