2010.06.05 Saturday
テイルズ オブ ヴェスペリア〜The First Strike〜 感想
JUGEMテーマ:テイルズシリーズ
映画は見に行ったので、いきなりコメンタリーを見ていた(笑) 最近本当にBDで買うようになってしまったなー。だんだんこっちが主流になりつつあるんだろうか。だって、DVDが驚くほど安くなって発売されているんだもの。
それはともかく、この劇場版は最初DVDで買うかBDで買うかとても迷っていたんだよね。しかしダウンロードコンテンツが特典にあると知ってあっさりBD購入に決めていた(笑) 本編は一度見たから、特典から見ようと思っていたのだけど、一番最初にやったのはダウンロードだった。というのも、「FF13」をやる時間が取れなくなったため、PS3を片付けてしまっていたんだよね。それでPS3で観ようとしていて久しぶりに本体を出してきたから、じゃあ忘れないうちにダウンロードしておこうと思ったの。レコーダーは持っているのだけど、HDMIで繋いでいないから一番綺麗に見られるのはPS3でだったりするんだよね(苦笑)
で、ダウンロードしようとしてソフトを出してきたら、未だに未開封だったので驚いた。取りあえずPS3買うんなら一緒に買っとけというので買ったんだよねぇ。プレイできないからそのままってのはここ数年そんなのばっかだな。アビスだってまだ未開封さ(笑)
それが先週の話。それでオープニングムービーを見て驚いた。歌が映画と一緒だったし。そして映画のラストでこのシーンあったなーと思った。ラピードとユーリが歩いているシーンは覚えていたので。しかし結局先週は見られず、今日やろうと思っていたことがやらなくても良くなったので見ることにしたんだよね。
コメンタリーのメンバーは鳥海さんと宮野さん、そしてゲームプロデューサーの三人。本編は110分もあるのに正直少ないなーと思ってしまった。しかも最初やっていたのが花見の話だったのでがっかりした。こっち聞いているより本編をもう一度見た方がいいんじゃないかと思った。宮野さんは「エウレカセブン」のときのコメンタリーが面白過ぎたので期待していただけに落胆は大きかったなー。コメンタリーが初めてと言っていたゲームプロデューサーの樋口さんが、コメンタリーがってこういうものなんですか、と尋ねたときの鳥海さんの回答が、中身と関係ない話をしたこともあったというので更にガッカリした。演じてる人にとっては真面目にコメントしようとすると、作品に見入ってしまってコメントしなくなるから、と説明していたけどね。
始まりはそうだったものの、話が進むにつれてちゃんと中身の話もしてくれたので本当に良かった。何でもスタッフからお題を6つ貰っていて、それらに答えつつこのシーンがいいとか、ちょうど流れているシーンの感想を言ったりして、そういうのがちゃんとあって本当に良かった。宮野さんが、ここは駄目だ〜と言っていたのがランバートのシーン。これには皆頷いていた。私もこのシーンはキた。そして、ここでユーリが「ゴメン」と言わせるかどうかと議論があったという裏話も聞けてよかったな。未開封と言っていたので、当然ゲームは未プレイなのでその後のユーリがどういう人物なのか分からないのだけど、青いという言葉を何度も聞いていたのでじゃあゲーム本編では成長しちゃっているんだな、と想像はしていた。さっき攻略本を開いたら21歳だったし。でも、そうなるとゲームでは彼の成長物語ではないのかな?とも思ったけど。
コメンタリー収録当時、鳥海さんはゲームをプレイ中だという話をしていた。でも、ネタバレを避けて今はこの辺りとぼかして話をしていた。ただ、公開できない文言にはピー音ではなくて技の名前を流していた。中には鶏の鳴き声もあったけど。
途中でマーボーカレーの話になって、鳥海さんはこれを食べたと言っていた。しかし宮野さんは発売されていることも知らなかったらしい。実は私も食べた(笑) お店に行ったら「マーボーカレー」というパッケージが眼に入って、マーボーカレー?聞いたことあるなと思って手に取ったら、テイルズシリーズの云々と書いてあって、それで思いだした。商品化するとはと驚いた記憶がある。もちろん買った(笑) 食べてみた感想は……そこはかとなくマーボーの味はしていた。そして辛い方を買ったので辛かった。しかし一度食べたら充分かな、というものだった。それで、まだあるかなとお店に行ってみたらもうなかった。面白い試みだったので、また何かやってほしいなと思う。それにしても鳥海さんはカレーが好きだったのか。知らなかったよ。というか、声は知っているけど、それ以外は全く知らない声優さんなんだよね。
付き合いたいキャラは誰という質問に対して、樋口さんと鳥海さんは映画に出てこないキャラを上げていた。こういう話をされるとますますゲームがしたくなるので困った(笑) 宮野さんはエステルが可愛いと言っていたっけ? 逆に自分が女だったら誰と付き合いたいという質問もあった。それで、これが付き合いたいか結婚したいかで変わるというか重大だ、みないなことを言っていたな。聞いていて誰もがそう思うだろうと思った。最初、おっさんと言われていたキャラが誰なのかわからなかったけど、樋口さんは大人のキャラが好きとのことでレイブンを上げていた。宮野さんもそうだったかなー。で、鳥海さん、これには気を遣ったのかフレンと答えていた。……ゲームではどうかわからないけど、映画のフレンはラスト以外は駄目だなぁと思った。そういや眉間に皺!と最初の方に何度も言われていたな。
コメンタリーで実は一番面白いのは制作スタッフの話。しかし、裏方の仕事をしている人たちはこういう場に出たくない人が多いらしい。普通に考えたらそうなのかもしれないのだけど、せめて監督さんにも出てほしかったな。声優さんたちの話も面白いけど、どうしても脱線した話も入るから。私は中身について語ってくれるコメンタリーが好きなんだよね。だから、ここのシーンではどういうことをやったのか、どういった話し合いがあったのか、という話を聞いてみたかった。
作画に関しては、モブキャラの動きが細かいとか、酒場の乱闘シーンでのことで話があった。あとは、町のすぐ外に魔物が現れたときのシーンで、スローモーションでユーリが戦っていたシーンのことを宮野さんが好きだと言っていた。そういえば、ユーリが剣を持ち替えるところで空中に放り投げて、というのが何度かあった。これは彼の癖なのかな? 真剣で平然とそういうことができるなんて凄いことだよね。
あと、ファンタジーの世界を見ていつも羨ましいなと思う。ああいう世界で生きてみたかったという気持ちが少なからずあるので。自分だったらすぐに死ぬという話をしていたのは宮野さんだったかなー。
隊長との別れのシーン辺りでは、ユーリがこのとき既に背中で語っている!と鳥海さんが指摘していた。あとは、ユーリとフレンの10年後、20年後の話を想像していたのが面白かった。フレンはエリートだから出世していくという話になって、20年後にはアレクセイのようになっていたりして……なぁんてことを言っていた。そしたらユーリが退治しにやってくるんだよと更に話は続いていたなー。
印象的だったのは制作時の苦労話について語っていたときのこと。宮野さんは自分自身の苦労はなかったと言っていたの。気持ちを台詞に乗せて発しているけど、苦悩したり葛藤したりしているのはフレンであって自分じゃないんだと言っていたのが印象に残った。そういう宮野さんの言葉に鳥海さんも同意していので、演じる側としてはそういった心持ちなんだと知ることができて嬉しかったなー。
他には、アレクセイに謁見しているときにフレンが俯いているので楽だと思っていたら、音響監督さんに口は見えているからね、と宮野さんが慌てたと話していた(笑) 床がピカピカなので口もハッキリ映っているたんです!と話していた(笑) 見たら確かに映っているし、口も動いていた。他にはラストシーンを何度も取り直したと話をしていたかな。
細かい部分は忘れてしまったけど、時間が経つにつれてちゃんとコメントらしいコメントをしてくれていて、裏話も聞かせてくれて満足できるものとなっていた。あ、それから他と違うなと思ったことが、コメンタリーに音声を設定して見ていたら、本編の音が殆ど聞こえなくなっていた。こういうのも初めてだったなー。
映像特典には映画の予告映像が何種類か収録されていた。TVCMは何度も見たのだけど、予告編は映画館で一度見たきりで殆ど覚えていなかったのでいろんなパターンが入っていたのが嬉しかった。
また、サンドピクチャーなるものが収録されていた。何かドラマも入るのかなと思っていたのだけど、BGMが流れる中にイラストが何枚か映っているだけのものだった。何でもゲームのエンディングイラストを担当された人のイラストだった。本編でもフレンの回想シーンでこの人のイラストが使われていたなと思った。イラストは、映画の後とゲームが始まるまでの各キャラが描かれていて、最後にゲームのスタート画面のフレンの後ろ姿となっていた。本当にそのままゲームが始まる、という感じで。
時間を計算して見ようと思っていたというのに、特典映像のことをすっかり忘れていて最初はそれを見始めてしまった。しかも予告編は二度も(笑) それで終わったときは日付を越えてしまっていた。早く寝ようと思っていたのになと思いつつ、少し迷ったものの私はそのまま本編も見始めていた(笑) 何度見てもいいものはいい。そういうことだ。
私は平日は2時に寝ているのだけど、あと30分で終わるところでいつもの時間になったのでそのまま眠ることにした。やはり三度目となると、途中で切ることもできるのかなと思いつつ、朝食を食べながら残りの30分を見ていた。そしてまた予告映像を見てサウンドピクチャーまで見ていた(笑)
そしてエンディングで、ゲームのオープニングを見たときに何故綺麗に忘れていたのかを思いだした。最初、ユーリとラピードが歩いているシーンはフルスクリーンだったんだけど、その後はスタッフロールの横で画面が小さくなってしまったんだよね。それのせいじゃないかと思う。まぁ、ゲームをしていなかったから、というのが一番大きいのかもしれない。
ゲームのオープニングと映画のエンディング曲は同じだった。これはPS3用の歌だったということだったんだろうか? それが少し気になるけど、本当に、そのままゲームを始めたいと思った。アビスからテイルズが好きになった友人Kに、このオープニングのことを話して早く映画を見るように勧めた。彼女はゲームは全くしていない人なのだけど、知らなくても楽しめるのは自分で立証済みなので、本当に早く見て感想を語り合いたいなと思った。
そうそう、コメンタリーでもう1つ。ヴェスペリアの映画化って最初から決まっていたらしいね。それが、Wii版なのかPS3版からの話なのかまではわからなかったけど、最初にそういう話があったので整合性を合わせるのに苦労したと樋口さんが話していた。……でも、レビュー見たらフレンの行動が違っているという指摘があったような。それはゲームをして自分の目で確かめる他ないかな。
今止まっているけど「コルダ3」と「FF13」と二つプレイ中のソフトがある。これに「ヴェスペリア」を加えてもまた途中で止まることになるので、「FF13」のプレイを再開した(笑) 取りあえず、これを終わらせてからじゃないと「ヴェスペリア」を始めることはできないかなーと思って。
以下、久しぶりの日記。