冒頭から涙だよ……。しかもロックオンの姿が出るたびに。
なぁんて前回の感傷に浸っていて……今回もやられた。
前回のラスト刹那の雄叫びで終わっていた。しかしその前に彼はロックオンと出会ったときのこととか、これまでのことを思い出していたんだね。その上でのあの叫びだったんっだ……。刹那、ソレスタルビーイング(CB)に入ったのは2年前だったんだ……。では他の3人はどうなのかと気になる。ティエリアは生まれたときからMS操縦の訓練を受けていたかもしれないだろうけど。ロックオンとアレルヤの腕も刹那より上で、だから彼は訓練経験も短かったから腕が未熟なのも当然だったのだと。14歳でCBに入るまで、彼はどう生きてきたんだろう。
アレルヤは、スメラギが刹那を紹介すると「まだ若い」と言い出した。そう言うアレルヤだって17歳じゃないかと私は思った(笑) ティエリアの「信じられない……」という台詞にも笑いそうになった。ヴェーダが刹那を選んだとしてもティエリアは不満なんだ。多分、刹那はティエリアより若いからなのかなぁと思ってしまった。
そして……最初の涙腺の緩み(苦笑) それと14歳の刹那は本当に顔が幼いなぁ……と思った。毎回OPを飛ばさずに見る作品が最近多いなと思った。
留美も宇宙に上がっていたんだ。国連軍とCBとの開戦を知ったけど、アレハンドロと直接会って話している彼女の身も危ないんじゃないだろうか(汗) どちらが勝つのだろうかと呟いていた留美は、国連軍が勝ったらどう思うのだろうか。
トレミーではティエリアが刹那を責めていた。「地球に降りたばかりに戦力が分断された」と。……そもそもこれはロックオンを死なせるために地球降下エピソードが入ったようなものだからなぁ。まず死ありきなのでどうあっても彼の死は避けられないものだったのだろうね。
そしてこれが八つ当たりだと理解してくれる人はもういないんだよね……。しかし、刹那の表情を見ると、彼もティエリアがやり場のない怒りを自分にぶつけているのだと解っているようにも見える。更に言えば、刹那こそ間に合わなかった自分を責めているんじゃないかと。ティエリアの表情があまりにも悲痛だから、自分と同じ気持ちだからあえて受け皿になっている、ようにも見える。……って、彼はそこまで達観はしていないか。
そこへやってきたスメラギがティエリアの頬を叩いたことに関心してしまった(笑) 実は一番心が強くなったのが彼女なのかもしれない。お酒を飲むシーンが今のところないし。「泣きごとを言う暇があったら手伝って!」というスメラギはちょっと格好良かった。ビリーと会うシーンをもう一度見たいので、彼女にはぜひ生き残ってもらいたいと思う。
スメラギはティエリアを叱っていたが、フェルトには何も言ってないんだなぁ。前回も書いたけど、彼女の泣く姿は胸が締め付けられるので見たくない……。一緒に泣いてしまうし。また、彼女に抱きしめられていたハロが「フェルト、ゴメン。フェルト、ゴメン」と謝るものだからこちらも涙が堪え切れない! 本当にサポートメカなのかと言いたくなるくらいに人間の感情に適格な反応というか敏感というか……。
27機中、帰還したのは12機。コーラサワーが戻ってきたときに、カティがそれまで指揮官として厳しい表情をしていたのに、ふっと和らいでいた。しかも「バカ者が」とい言葉には無事を喜んでいる気持ちがこもっていた。これはひょっとするとひょっとするかもしれないね。
セルゲイもカティも撤退という一致した意見であるのに対し、司令部は増援を送るので到着次第第二次攻撃をするよう命令が来ていたらしい。アレハンドロは国連軍の勝利は必須だと言っていたものね。例えジンクスが全滅していたとしても、その増援で何とかなればいいと思っているんだろう。
「私は完全体の超兵。出来損ないの、被験体E-57に負けるわけにはいかない!」
パイロットの控え室で、ソーマのモノローグを聞いて
サクッとやられて反省しろっ!と真っ先に思った。傲慢にしか聞こえなかったな。逆に言えば、ソーマには完全体であることしか自分に価値を見いだせないんだろうね。これはまだまだセルゲイに人間としての教育をしてもらう必要があるね。ジンクスに乗っていてもダメージを負わされていたというのに、しかもセルゲイのサポートがあるから生き延びてこられたというのに、被験体であるという理由で「出来損ない」なんてよくもい言えたものだ。今回の彼女のこの台詞には本当に
何さまだと思った。
8時間かかるところを6時間に短縮して、キュリオスは飛行ユニットを取り外し、ヴァーチェではなく専用武器を用意してナドレで出撃か……。溜息をついたスメラギは、現戦力で期待できるのは強襲用コンテナとエクシア、GNアームズで、トランザムには制限時間があると困窮していた。そこへティエリアが通信を入れてきて、次の作戦プランを提示するよう要求してきた。息を飲んだスメラギが戦おうというのと返すと「もちろんです」とティエリアは即答した。
ティエリア「敵の擬似GNドライブ搭載型を殲滅させれば、世界に対して
我々の力を誇示することができ、計画を継続できる」
スメラギ「リスクが大きすぎるわ。敵の援軍が来る可能性も……」
ティエリア「わかっています。ですが、これは
私だけの気持ちではありません。
マイスターの総意です」
スメラギ「! アレルヤと、刹那も……」
ティエリア「頼みます」
スメラギ「生き残る、覚悟……」
ティエリアの一人称が「
私」だった。CB内では自分を偽るのを止めたのか、それともロックオンを失った悲しみで取り繕っている余裕などなくなってしまったのか。前者であってほしいんだけど……。
刹那は自室でデュナメスの戦闘記録を見ていた。そしてロックオンを殺したのがアリーであることを知った。そして刹那は、自分の家族のこと、KPSAに所属していた自分に「家族の仇を討たせろ、恨みを晴らさせろ!」と銃を突きつけたロックオンを思い出した。
「命を投げ出して、仇を討ったのか……ロックオン」
次に刹那は年上の少年兵に「死ぬのが怖いのか!? それは神を冒涜する行為だぞ」と怒鳴られた幼い頃の記憶を思い出していた。
「……死の果てに、神はいない!」
そして「CBは、俺たちは、存在することに意義があるんじゃねェかってな」と言ったラッセの台詞を目を瞑って反芻した後に、何かに気づいたかのように目を見開いた。
「存在すること。それは生きること。
亡くなった者たちの思いを背負い、世界と向き合う。
神ではなく、俺が、俺の意思で!」
刹那、立派になって……。この台詞を聞いた瞬間にそう思った(笑) 彼はこの世に神はいないと気づいたが、それより先がなかった。しかし、ここでようやく自分がどう進むべきかに気づいたようだった。その思いを胸にどう動いてくれるんだろうね。
カティとセルゲイの息はぴったりだなぁ。そこへ接近する機影ありという報告が入ってきた。モニターに映ったそれに、最後の最後でそんなものを出すのかと驚いた。あっ気に取られたと言った方が正しいのかもしれない(苦笑) これもCBから接収したのかと呟いたセルゲイの表情は苦々しい様子だった。
トレミーのブリッジではフェルトが手紙を書いていた。両親とロックオンに、「私は、生き残るから。当分会えないから、ごめんなさい」と書いていたらしい。以前に慰めてもらったときも、ロックオンに生き残ろうと約束していたんだっけ。ロックオンは死んでしまったけど、フェルトはあの時の約束を守る続けることを改めて誓ったんだね。
そこからクリスティナとリヒテンダールが家族のことを話していた。今まで話さなかったのは守秘義務があったから。クリスティナの言った通り「今さら」だなと思う。見ていて仲間というかもう家族みたいなものなんじゃないかなと思ったもの。またここで沙慈とルイスの別れの場面で流れた挿入歌が聞こえたのがいい。……そういや彼らの出番ってもう一期ではないのか? 沙慈、あんな暗いまま一期は終わりなの!?
機体の整備が終わったのか、アレルヤとティエリアが話をしていた。ここでもティエリアの「私」が出た。「私」というのが本当のティエリアで、自分を偽るのを止めたで正解でいいのかなー。
ティエリア「それでもやるさ! 私は、ロックオンの仇を討たなければならない!」
アレルヤ「あまり、熱くならない方がいい」
ティエリア「そうはいかない」
トライアルシステムもない、粒子貯蔵量も少ないナドレでは不利だとアレルヤは言いかけたのか……。しかしティエリアは強い口調で言い切った。う〜ん、何だかロックオンと同じ末路を辿りそうで不安だなぁ。ロックオンはそんなこと望んではいないのに。
刹那はハロを抱いてデュナメスの前にいた。そこへフェルトがやってきて、コックピットの中にロックオン宛ての手紙を置いていた。そしてここで突っ込んだ。
何で日本語なの!?
シリアスなシーンなのにギャグしたいのかと思った。フェルトって日本人だったのか?? 作画ミスとしか思えないんだけど。せっかくいいシーンなのにぶち壊しだよ。
そこへ敵が現れた。数は13機。その中に大きいのがいる。焦るクリスティナがモニターに映像を出したそれは、金ピカのMAだった。何で金ピカなんだ? 大きさとかMAというより金ピカなことに驚いた(笑) リヒテンダールが戦闘艦なのかと言うと、スメラギはMAだと言っていた。見たことがあったんだろうか?
それにしても擬似太陽炉が7基もあるよ(汗) ……えーっ!? パイロットはアレハンドロだって!? 見た瞬間、操縦できたのかと思った。あー……でも彼はこの日を夢見て密かに特訓していたのかもしれないねー。
そして、とうとうトレミーが敵の攻撃で損傷してしまった(汗) 二発目は回避できたのでホッとした。強襲コンテナはMAを攻撃、トレミーは近くの衛星の影に移動させ、キュリオスとナドレはトレミーの防御。
セルゲイが言った「アルバトーレ」というのがMAの名称なんだね。11対2でどこまで行けるのだろう。ここから先はもうハラハラしっぱなしだった。
ハレルヤが俺は死にたくないんでなと言って表に出ていた。アレルヤ、いつも詰めが甘いものね。ソーマがアレルヤをナンバーで呼ぶと「はいな〜」と言って銃を構えていたのがいいね。しかしそのまま撃墜できなかったのが残念。ま、完全体云々と言っていたけど、あんな致命的な隙を敵に見せてしまってはね(苦笑)
セルゲイが守ってくれて良かったね〜。
データがないから、MAに擬似太陽炉が7基あると知らないんだ……。攻撃が全然効いてないよ。おまけにトレミーを狙って発射された粒子ビームに、キュリオスが損傷してしまった(汗) これさえなかったらハレルヤは余裕だったのに……。それにしてもアレハンドロ……ジンクスもいるというのになんて攻撃の仕方だ。
トレミーに直撃し、メディカルルームの影も形もなくなってしまった。出てきたばかりだというのにモレノさん死んじゃった。仮にロックオンが治療していたとしても、結局死ぬことに変わりはなかったんだなぁ……。おまけにGNフィールドが使えなくなってしまった。スメラギは迎撃のために強襲コンテナへ移動していた。
ナドレはトランザムシステムを起動し、ジンクスを次々と撃破していった。しかし再びMAのビームが襲ってきてナドレも損傷……。咄嗟に回避して直撃は免れたものの、その直後からジンクスの攻撃に晒されることに。
「
まだだ……。まだ、死ねるかっ!
計画のためにも……そして、ロックオンのためにも!!」
ティエリアごめん! 前回の感想で戦えなくなるかもと書いてしまったけど、全然そんなことなかったね。それどころか、ロックオンのためにも死ねるかと思ってくれていたのがとてもとても嬉しい。ヴェーダ第一だったティエリアが、計画だけでなく彼のことを大事に思っているのがよく伝わるシーンだった。
ティエリアによくやったと思う反面。コーラサワーの死も残念に思った。しかも自分がやられた自覚もなく死んでしまうとは。威勢のいいことばかり言っていたのは、自分が今までどんな状況であっても生き残れたからなのかもしれない。ギャグキャラ要員だったからと言って、ロックオンさえ死んでしまう作品だもの。生き残るのは簡単ではなかったんだよ。だとしたら、ソーマ……というよりセルゲイも危険だな。
しかし大破してしまったナドレでこの後どうするんだろう。
まだ生きていたのかというセルゲイのモニターには奮戦しているトレミーの姿が映し出されていた。しかし強襲用コンテナからの攻撃はジンクスになかなか当たらない。彼らは非戦闘員だものね。
ブリッジではクリスティナがデュナメスの太陽炉に不具合があると嘘をついてフェルトをブリッジから退出させた。「フェルトにもう叱られたくないもの!」と生き延びる覚悟のクリスティナのこの言葉は、以前私が苛立った、彼女が戦闘中にパニックになってしまったことだろうね。しかし、被弾したジンクスがブリッジを攻撃してしまった。
リヒテンダールがクリスティナを咄嗟に庇おうとしていたけど……あれじゃあ二人とも蒸発してしまっただろうなと思った。そのジンクスが死角に行くのを阻止するために、強襲用コンテナをトレミーから切り離したのに、スメラギとイアンと、切り離す直前に状況を尋ねるためにコンテナにやってきてそのまま乗り込んだフェルトは、ブリッジが爆破するのを目の当たりにしてしまった。
クリスティナを庇ったリヒテンダールの身体は……右側が生身ではなかった。両親は太陽光発電紛争に巻き込まれて死んだと言っていたけど、彼はそのとき身体の半分を失っていたんだね……。フェルトは「皆、いろいろあるんだ」と全員が自身の過去を打ち明けたときに言ってた通り、彼は単に親を失っただけではなかったんだね。こんな身体になってまで生きてきたのは世界を変えるためだったんだ。
喋るたたびに皆の顰蹙を買っていて、惚れているクリスティナに見向きもされなかったリヒテンダール。最後の最後でいいところを見せてくれたね。
「リヒティ……。バカねぇあたし。
すぐ近くにこんないい男、いるじゃない……」
「……ホントっすよ」
「見る目ないね、あたし」
「……ほん……と」
最後に想いが通じて、好きな人に抱きしめられて死ねたのがせめてもの救いだったのかもしれない。そしてクリスティナは助かったようだから、早く合流してと思っていたら……。
「リヒティ応答して! クリス!!」
「スメラギ……さん?」
「クリス! 無事だったのね!? リヒティは!?」
「………………」
ようやく通信が繋がりスメラギは安否を確認するものの、クリスティナの無言の回答に三人はリヒテンダールの死を知った。
「フェルト……いる?」
「います!」
「もうちょっと……お洒落に、気を遣ってね……」
「そんなこと……」
戻ってから言えばいいことをわざわざ言うということは、クリスティナも助からないということ(泣) 背中に刺さった大きな破片が致命傷を与えていた。
「ロックオンの分まで……生きてね……」
フェルトは、お洒落のことを言い出したときは、その意味するところに気づいてなくて戻って言えばいいと思っていたんだろう。しかし、その次のクリスティナの言葉でそれが遺言であることに気付いて涙を流し始めた。そして吐血するクリスティナの声が聞こえた。
「お願い……世界を……変えて……! お願い……!」
そして二人がいた場所が爆発した。スメラギとイアンがそれぞれクリスティナとリヒテンダールの名を叫び、爆発に声もなく喘いでいたフェルトは、二人よりも遅れてクリスティナの名を絶叫した。
MAへの攻撃は全く効かなかった。ならば懐に飛び込み直接攻撃をしかけると突撃したものの、先端が突入したところで中からアームが出てきて先端を掴んできた。アレハンドロはここで高笑いをした後で名乗っていた(笑) つまり、自分が勝つと信じて疑っていないということだろうね。ラッセと刹那はコンテナからドッキングを解除して脱出した。
「エクシア、刹那・F・セイエイ、目標を駆逐する!」
自分の意思で世界と向き合うと言っていたからだろうか。エクシアの次に自分の名前を入れていた。つまり、俺がガンダム、ガンダム=自分ではなくて、ガンダムに乗っている自分という認識にようやくなれたということかなー。
次回はアレハンドロを倒して一期のラストを迎えるのかもしれないね。もうこれ以上誰も死なないでほしいと思うけど、この作品は何が起こるかわからないからなぁ……。
アレハンドロについて言えば、名乗ってしまったんだし、その時点でもう死は確定なんじゃないだろうか。それと、彼が出てきたときは必ずと言っていいほどリボンズが傍にいたよね。それが今回全く出番がなかった。なぁんか、リボンズが何かしそう〜。アレハンドロの元にいたのは、リボンズはリボンズの野望を叶えるためなのはもう明白だよね。ヴェーダを掌握したならアレハンドロの利用価値はもうないってことで始末しそう。自分以外は駒だと思っていた自分が駒だったという結末。
松本さんの声をもっと聞いていたかったなぁと思うが、それも来週までか。まぁ、「スレイヤーズ」がまた放送されるようなので、声の楽しみはそっちで味わうことにしようかな(笑)
