コードギアス 反逆のルルーシュR2 6話「太平洋奇襲作戦」
どう切り抜けるかと思ったら……ロロの手助けがあったのね。あらかじめ何かがあったときのために後をつけてくるように言っていたのかな? しかし、ロロを見たときのルルーシュの驚きを見るとそうではなかったのかも。
ロロのギアスの弱点が時間制限であるというのが確定したね。指を5本折っていったから5秒ということなんだろうか。では今まで5秒以内で何とかできるように仕事をしてきたとか。対象が複数人いたら大変だったろうなー。……あれ? でもあれだと5秒以上あったっけ?
そんな短い時間で状況を説明するワケにもいかないから、ルルーシュはナナリーにこの場で話を合わせてくれる頼むしかなかった。電話を切った後でナナリーは兄とスザクの間に何かあったのかと疑念を抱いていたけど、スザクは兄がクロヴィスとユフィを殺したゼロだと話していないんだね。
しかし、スザクが友人と呼んだのはルルーシュだけだし、その親しい友人にナナリーと電話で話させようとするからには、それはルルーシュ以外にない筈だと彼女は思い至らないんだろうか? 皇女と直接話させようとするからには、スザクの友人という以上に、彼女の兄であるからという理由しか考えられないもの。そのスザクを前にして、偽装するということは、二人にマイナス面で何かあったんだと考えられると思うんだけど……。何より、ルルーシュがナナリーに言った「愛しているナナリー!」という悲痛な叫びに聡い彼女が何も解らない、なんて思わない筈だ……と思いたい。
一方で、本当の妹に対して「必ず迎えに行く」「愛している」なんて言っているのを目の前で見てしまったロロはどう思うのかなぁと思ってしまった。仮にナナリーがルルーシュの元に来たとしたら、嫉妬してしまうのかなぁ。そうなると、あっさりとルルーシュを殺してしまうかもしれないなー。
アバンでそんなことを考えた。何より、兄を兄と呼べないばかりか、最愛の兄から「皇女殿下」とか「イエス、ユアハイネス」なんて言われたときのナナリーの悲しそうな顔が見ていられなかったなぁ……。
そして、ルルーシュを試すためだけにこんなことをしたスザクを殴りたい。スザクの大切な友人と言われたらナナリーがルルーシュと思うのはわかっていただろうに。彼は、ルルーシュが記憶を取り戻していたとしたら、死ぬ前に会話させてあげた、なんて考えていたんだろうか。また、ルルーシュの記憶が戻ってなかった場合にナナリーがどう思うのか考えもしなかったんだろうか。一年間も離れ離れにさせられて、何故自分が攫われたのか、そして兄の安否がわからなくて不安だったナナリーに対して! ……まぁ、スザクにとってはルルーシュは大切な友人だったので、その妹がどう思おうと関係ないんだと思っておこうか!
スキップしてターンしていたのはロイド伯爵30歳! おまけに「皇帝ちゃん」って。……いやまぁ、ロイドだから許されるんだろう(笑)
新総督の動きは報道されるものの、名前や経歴は伏せられているようだった。……まぁ、ナナリー皇女殿下なんて言われたら、カレンにはルルーシュが皇子だったと知られてしまうんだろうな。だからってゼロへの忠誠が変わるとは思えないけど。
中華連邦の首都は洛陽なんだ。そして神楽耶たちはそこで厄介になっていたんだね。お暇すると言っていたので、ゼロと合流するんだね。それにしても、天子と神楽耶が仲良しになっていたのには驚いた。かなり重要な位置に彼女が立っていたなんてね。星刻が宦官たちを一掃できたとして、神楽耶から助けを求められたら天子は力になってほしいと頼むのは当然の展開かもね。……しかしゼロを夫と言い切るとは(苦笑)
今回、一番驚いたのがV.V.の正体だった。C.C.はV.V.を皇帝の最初の同志と言っていた。「神を殺す」とその後のシーンで言っていたので、そのために手を組んでいるということなんだろう。その神というのがC.C.なのかなと思うけど、皇帝は彼女を魔女と呼んでいたから違うのかもしれないね。C.C.よりも上位の存在がいるのかどうかはわからないけど、彼女を探しているのはその手がかりを得るためなんだろうか?
一番驚いたこと、それは皇帝がV.V.を兄さんと呼んでいたことだった。V.V.がC.C.同様に歳を取らない存在だというのは名前が酷似していることとか、何よりもギアスを与える存在であることからわかっていたことだった。しかし、皇帝の兄だったとは……。
最初の同志、ということなので義兄弟の契りを結んでいると言えなくもない。それに彼は目が紫ではなかったし。人ではない存在になって目の色が変わってしまったならわからないけど……。後はいつ頃から彼らが手を組んだのかということかなぁ。V.V.がギアスを与える存在となったのがいつだたのかということにもなるんだけど……。仮に、外見年齢が止まったときからなのだとしたら、50年以上前? C.C.は火あぶりの刑にされていたシーンもあったことから、400年以上は生きていると思われる。C.C.を基としてV.V.が生まれたとかそんなことがあったのかなと思ってしまった。
ルルーシュはC.C.に総領事館に戻る方法がないと言われて、黒の騎士団を移動させたんだろうね。星刻はスザクたちに事実を話して、自分たちがブリタニアに対する敵意はないのだと言っていた。事実は話したけど、真実は話していない、そんな気がする。この場所から移動するとC.C.に言われていたとして、見て見ぬふりをしていた可能性の方が高いし。
聞いたスザクは黒の騎士団は新総督を狙っていると気づいて、ナナリーを守りに行くんだろうなぁ。そしてルルーシュは今度こそイレギュラーの可能性も考えて対策を練っているだろうか? 何せ今回からイレギュラーはスザクだけじゃないものね(汗)
ナナリーの後見人に当たるのかな? 戦闘シーンに流れていた音楽がいいなぁと思っていたので、武勲を焦るあのおじさん……将軍だったのね……などどうでもいい(笑) あとはギルフォードが死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしていた。
東京租界からの援軍は1時間かかると言っていたのに、ロイドの助力でギルフォードが黒の騎士団に攻撃を仕掛けていた。カレンが驚いていたのと、ロイドが量産は愉快だと言っていたので、あれはランスロットと同型機でいいのかな? メカについてはあまり関心がないからなぁ。色で識別しているだけだし(苦笑) でもまぁギルフォードがそれに乗っていたら確かに厄介だなぁ。
あと、月下があっさりとやられていたのも心配だ。ナイトオブラウンズ相手では四聖剣も敵わないのかな……。おまけに一人やられてしまったしね。そのナイトオブラウンズにしても、アーニャがそれに就いているというのがいまいち納得できないなぁ。今回の戦闘でも火力の大きい武器で攻撃しているだけにしか見えなかったし。他にも何か能力があって、それをまだ出していないだけ?
ナナリーはゼロに対して「貴方は間違っていると思うのです」と言い切った。知らないから「お兄さま、私に勇気をください」とナナリーは震えながらそう祈っていたけど、目の前にいるゼロが兄だと知ったら、ナナリーはどうするのかなぁ。人間はやり直せると言った通りに兄にも考えを改めるよう説得するんだろうか。
ただ、ここで疑問なのがゼロの声を聞いてもナナリーに何も反応がなかったことかな。目が見えないならば、なおさらそういう部分で敏感になっていると思うんだけどなぁ。一年間離れていたからと言って、ずっと傍にいた兄の声がわからないなんてことがあるのか? 私が単に声好きだから特にそう思うのかもしれないけど、いや、それでも目が見えないという点で気付かないとは思えないんだよね。
もう一つ気になったのが、ナナリーが自分を「わたくし」と言っていたことかな。これ、皇女として振る舞うようにと教育されてきたんだろうね。しかも彼女は総督になるのを自分の意思で決めたと言っていた。ルルーシュとしてはそう言われたら手だしできないよねぇ……。それだけでなく、彼女はユフィの行政特区日本を復活させ、ゼロに協力してほしいと手を差し伸べていた。
手を差し伸べたときにユフィの映像が重なった。これはルルーシュにはキツイ。でも、ナナリーはあの時何が起きたのか何も知らないんだろうか? そんなことを宣言してしまったら、日本人の憎しみが全て彼女に向ってしまうではないか(汗)
スザクがランスロットで出撃し、その攻撃にやられてカレンの紅蓮二式が落ちてしまったときはまさかと思ってしまった。ただ、この時のスザクの台詞には反感しか持てない。
自分はナナリーを守らなくてはならない。心を傷つけておいてよく言うなと。しかもカレンに対して赦しは請わないって……?
落ちていくカレンは脱出ができないと言っていた。それを心配している千葉の後ろにモルドレッドが現れたときもゾッとしたなぁ。千葉までやられてしまうんじゃないかと思ったよ。このときアーニャの目が光っていた。これって何か意味があるんだろうか。黒の騎士団はナイトメアを次々と失ったものの、皆上手く脱出してくれたのにはホッとした。
最初、カレンが何に謝っているのかわからなかったよ(苦笑) 「ごめんね、紅蓮」と言っていたんだね。このまま海に転落かと思ったら、そこにラクシャータから連絡が入った。紅蓮可翔式への換装シーンはとても良かったなぁ。ただ、カレン頼みというのが今後の展開に不安を覚えるなぁ。彼女並の技術を持ったパイロットがもっといればいいのに。
今回のポイントは、スザクの忠告に対してジノが「あのオレンジにかよ!」と驚いていたところかな。ブリタニア内で彼をジェレミアと呼んでくれるのはスザクとヴィレッタしかいなくなってしまったんじゃないだろうか? 名前はともかく、ジノの言い方からすると操縦に関してはナイトオブラウンズも認めるレベルではあったということなんだね。
他には、ロイドの表情(笑) 紅蓮の活躍に最初は「へえぇ」と顔を少し歪ませていたものの、まだ余裕があった。しかし、次はちょっと真面目に驚いていて、最後、ランスロットに紅蓮の攻撃が当たったときには「痛ぁ〜〜!」と頭を抱えていた(笑) これだけ破壊されてしまったら、雪辱を果たそうと打倒ラクシャータで頑張りそうだなぁ。
それから、ジノが本気を出しておけば良かったと言っていた。ラウンズ並の実力をカレンが持っていると認めた上でのこの発言とは。よほど自分の腕に自信があるんだろうね。彼は3だそうなので、実力は7のスザクよりは上なんだろう。しかし仮に本気で相手をしたとして、それでカレンを負かすことができるのかどうかなんてまだ分からないだろう。一番見たい展開としては、カレンとジノがパイロットと知らずに会うというものだけど、スザクが教えているだろうからそれはないかな?
そしてそのスザク、今回はカレンに圧倒されていたねー。カレンにはもっと頑張ってもらって、スザクの性根を叩き直してほしいと思う。
ゼロとしてナナリーを迎えに来たルルーシュは、ナナリーの言葉に迷っていた。強引に連れていけばナナリーの意思を捻じ曲げてしまうと。しかしそこランスロットが来てしまった。おまけにナナリーはスザクの名前を呼んでいた。
ゼロの正体を明かせない以上、ナナリーがスザクを頼りにするのは当然のことだよねぇ……。そこにルルーシュが立っていたなら、ナナリーは兄に手を伸ばしていただろうね。スザクが嘘をついているんじゃないかと少し思っていたなら。しかし彼女の前に立っていたのはゼロだから、当然ナナリーはスザクに助けを求める。ルルーシュがショックなのはとてもよくわかるけど。
ただ、吹き飛ばされたゼロが自分の名前を絶叫したのをナナリーは聞いたようだった。それを聞いて彼女はゼロの正体をルルーシュではないかと考え始めるんだろうか。
冒頭のこともあって、スザクはゼロがルルーシュであるという確信をまだ持っていないと思う。でも彼にはゼロの正体がルルーシュ以外にあり得ないと思っているんだろうね。また彼を見る目の冷たいこと。
ナナリーは自分の知らないところで起こっていたこと全てを知ってしまったとき、それでもスザクを選ぶのかなぁ。彼女はもともとスザクに惚れていたようだったしね。兄を取るのか男を取るのか。スザクの手を取ってしまったら嫌だと思うけど、スザクの性根を矯正してくれたらいいなとちょっと思った。
今回はルルーシュが可哀想だった。黒の騎士団は合流したけど、新たな指令を出さずに項垂れているのかもしれない……。
テロップだけでなく、30秒のCMまで流れるとは……。“武道館がアニメの聖地となる”とゆかなさんのナレーションが流れていた。……いやぁ、同日別の聖地に行っているからなぁと思いつつ、行ってみたいなぁという気持ちもあるんだよね。友人が一緒に行ってくれるとは思えないので足踏み中だったりする(苦笑)
しかし17日はともかく、16日は早々に引き揚げるサークルさんが多いんだろうな。今回は日程が今までと変わってしまったし。二日目はアニメ・ゲーム系になってしまったから大変だなぁ。17時に開場だったら15時には完全に撤収しているんだろうなぁ……。

