2010.04.09 Friday
おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜 2話「埼玉」
JUGEMテーマ:おおきく振りかぶって
先週は時間が少し早かったために見られたが、今週からはリアルタイムで見るのは無理だろうな(苦笑) 今日は出勤前に見てこられたので、今後も朝に見れたらいいなと思う。
この作品は、選手たちの母親が出てくるのがまた面白い。今回は試合をビデオに録画してもらうために、各試合に散らばって観戦しているそうで。しかし前回呂佳が保護者に頼んだらボールを追っているために使い物にならないと言っていたっけ。だからここでもそうなるんじゃないかと心配したのだけど、ボタンを押すだけと言って位置を固定していたからその心配はないってことかな?
母親同士も仲がいいよね。しかも今回は初登場だった阿部の母と花井の母はよく野球観戦をしていたらしいね。あと、花井母の台詞に、いちいち反応する花井がいいなー。モモカンや仲間の前では立派にキャプテンを務めていても、母にとっては息子以外の何者でもないものね。今後も外でああいうコミュニケーションを取られて不貞腐れた顔を見せてくれるんだろうか(笑)
タイトルは次の対戦校の名前になっていたけど、中を見るとどう見ても阿部が三橋に対して自分の意思を伝える話にしか見えないなー。
今回で一番は阿部の顔だった。
いつものように三橋がなかなか言葉を続けないので怒鳴っていたのを、近くにいた沖が驚いていたんだよね。で、その後彼は阿部に突然大きな声を出されるとビックリすると言っていた。気が弱いと大きな声を突然出されると、それが笑い声でも驚いてしまうのだと。だから三橋と話すときに気をつけてほしかったんだろうね。そう言いだせない自分を沖は恥じていたようだけど、阿部には伝わっていたようだった。だからその後の三橋との会話で、彼が言いだすのを根気よく待っていた。その我慢しているときの顔が面白くてふき出した。彼の爽やか笑顔にも笑ったけど、普段しないような顔がどうしてこんなに笑えるのだろうか。
そして、三橋の答え(バッターのバの字だけだったけど)を聞いた後で阿部は、三橋を肯定していた。他校の試合において、三橋が見るべきなのはどこと問われて三橋がちゃんとわかっていたようだ。阿部は三橋に埼玉戦で気をつけるのはキャッチャーだと言っていた。田島が言うには彼はこの大会での打率が10割で、決勝点を取っていた。だから阿部が彼を敬遠するといい、歩かせるのは嫌かと尋ねると、三橋は「打たれる方が嫌だ」とキッパリ答えていた。この三橋の返答に、阿部は満足そうだった。
埼玉のメンバーというか、キャッチャーもまた面白いキャラだね。また、彼の先輩たちも扱いを心得ているようで、微笑ましかった。うっかり弱音を吐いてしまった後にしまったという表情を見せたピッチャーもいいね。また、打率10割のキャッチャー・大地は、先輩たちの言葉で奮起してまたしても得点していたのには驚いた。次回から彼らとの対戦が始まるようだけど、これは何話くらいで描かれるんだろうか?
戻ってからのミーティングでは、阿部の提案からコールドを狙うこととなった。大地を歩かせて相手のやる気を削ぐ、という阿部の立てた作戦に、モモカンは高校一年の発想じゃないと考えていた。……確かに。阿部が頭脳派であるというのがよくわかるシーンでもあった。
しかし、コールドを狙うと皆が士気を上げる中、花井だけ反応が違っていた。そりゃね、各回で2点だったっけ? そんな得点をするんだから、当然4番の役割は大事だものね。桐青戦では打者としてはいいとこなしだった花井は、次回はいいプレイをしてくれるんだろうか? もの凄いプレッシャーでたじろいでいるように見えた。
他には……何故か「4番先輩」と言っていた水谷。彼が花井に「うぜぇ」と言われたときにも吹いたな。阿部だけでなく、花井も彼に対してはそういう扱いなんだね。
他の感想を読みに行くと、今回のアニメ化は1クールしかないとか。現在原作は13巻までで、今描かれているのが9巻目らしいので、確かにそうかもしれないね。というか、原作がどれくらい進んでいるのかがわからないけど。単行本化するのが遅いとは聞いたことがあるけどね。
帰宅してからもまた見た。そして今回もまた3回見ていた(笑) どんだけ好きなんだろう。
また、今日は本屋に寄ってから帰ったのだけど、平積みされていた「おお振り」を見て気がついた。OPって表紙のイラストを元に動きをつけたものだったんだねー。