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劇場版 とある魔術の禁書目録−エンデュミオンの奇蹟−



 公開してから日が経っていないと人が多いので、なるべく上映が終わりそうな頃を見計らって観に行くことにしている。しかし最近は入場者特典があるものばかりで、モノによっては早めに観に行くことが増えた……。
 そして今回観に行ったこの映画では、ネットで見たら公開して二、三日しか経っていない段階で品切れする上映館が出たという記述を見かけた。それなら翌週の水曜に行くかなと思い席を確保。ここのところ仕事が忙しくなってしまったので、月曜と火曜に頑張り、水曜はとっとと職場を出た。とはいえ開始時刻は余裕があったので、何か月ぶりかの外食までしてしまった。いつもギリギリのタイミングで入館していたので、開始10分前に着席するのも随分久しぶりだったなー。
 特典本は何とか入手できた。読めるのは何カ月か先になるけど、これは映画に関する内容だったんだっけ? 知らないキャラが表紙に描かれているので早く読みたいんだけどねぇ。あれから3日経過したけど、あの映画館でも特典本は品切れしてしまったのかなー。第二弾の特典告知がサイトにあったしね。でもグッズ類は最もいらないものなので、思いきって観に行って良かった〜。

 上映から一週間経過したとはいえ、まだ見ていない人は内容の感想部分でネタばれに注意。直接的なことはなるべく書かないようにするけど。

 いろんなキャラが出てくる作品なので、全員を出すのは無理だろうなーと思っていたけど、メインのキャラたちは出てきていたな。

 「とあるシリーズ」に関しても、私は例によって例のごとく原作は未読。コミックスすら見ていない。アニメのみ全話見たという程度。そのアニメに関しても、2月に4週にわたって一挙放送があったから復習できたのであって、あれがなかったとして過去に録画したのは見ていなかったと思う。
 でも、当時はチンプンカンプンだった内容がある程度理解した状態で見たので内容は頭に入ってきた。それと人格が入れ替わった一期終盤は見た記憶がなくてとりあえず保存しておこうとダビングしていただけだったらしい(汗) で、二期にその時のキャラが出てきていたので、あの一挙放送は本当に助かった。今月末は二期が始まるので一期が再放送されるため、これも見ると思う。……ダビングしているのは見ないで再放送分を見るというパターンが最近多いなぁ。
 あ、アニメしか見ていないと上記したけど同人誌で知ってしまったという内容もあるかなー。まぁ、それは今後アニメが放送されるのを待つことにしている。既刊が多すぎるのできっと原作には手を出さないだろうね。

 劇場版でのゲストキャラでは、アリサの喋り方が最後まで好きになれなかったな。合ってないということではなく、何か嘘っぽい喋りだなと思ったもので。何だろう、何か喋り方が浮いているなぁと始終思ってた。
 物語全般に関しては、かなり早い段階でレディリーがどういう存在で何の目的でアリサに近づいたのかというのが分かってしまい、アッと驚かされたというのがなくて物足りなかった。いやそれ、当麻の右手に触れられたら解決するんじゃないの?って思ったんで。それともそれで解決できないものなのだろうか。
 エンデュミオンの存在に関して、当麻がインデックスに「あのときも、あのときも、あのときも」見えていたじゃないかと説明していたシーンの数々では、直前に復習してきた身にとっては「いや、そんなのなかったよ」と断言できてしまうなぁと苦笑交じりで見ていた。後付け設定って困るよねー(笑)
 設定で違和感と言えば、ステイルとその弟子たち。年齢14歳と知ったときは驚いたけど、14歳で弟子って……ヘビースモーカーという設定なのでアニメではワンピースのサンジのように20歳設定に変えられたのかということなんだろうか? それとも魔術師としての地位が高いってこと? ……せいぜい先輩なのかなと思っていたので、三人の「師匠」発言には違和感を覚えたもののまぁいいか。ステイルのことだし。

 キービジュアルではアリサではなく、シャットアウラという聞き慣れない名前のキャラが大きく描かれていた。PVには当麻にアリサに関わるなと忠告していたが、その言い方がキツくて声が日笠さんくらいという印象しかなかったのに、ここまで深く関わってくるキャラとは思わなかったなー。というか、この子がメインヒロインじゃないの。アリサばかりが取り上げられていたのでこれには騙されたなーと思った。
 アリサに関しては私が一番関心を持つ部分、「声」が上記した通りなんであまり関心が持てなかったというのがあって、正直どうでもよくなっていた。だからなのか、他のキャラの方に興味が向いてしまったのかもしれない。
 何曲か歌っていたように思うけど、これは裏事情が絡んでいるのかな……。歌はともかく何これと思ったのがライブシーン。突然動きがおかしくなって薄っぺらくなった。最近よく見かける映像表現だよね、これ。「ラブライブ」でもライブシーンになると突然カクカクするのでいつも残念に思ってる。
 どれだけ凄い技術なのか知らないけど、時折挿入される普通の絵との違いが浮き彫りになるので、違和感がないように映像になるまで使わないでほしいなぁと思う。
 あ、驚かされたことがないと言いきってしまったのに、一個だけそうだったんだと驚いたことが一つだけあった。それは最後の最後のシーン。それ言ってしまうと物語の謎をバラしてしまうので書かないでおこう。冒頭に死者が出たのに、乗員全員が無事だったので奇跡と呼ばれていたこととか、何故このキャラはそんな症状を抱えていたのか、というのは最後に繋がったのはなるほどねと思ったということは書きたいので書くけど。
 他には……歌はアリサよりシャットアウラの方が断然上手いと思ったことだった。日笠さんの歌は「けいおん」の頃から好きだったので、もっと歌ってほしいなと思う。歌と言えば、我慢できずに川田マミさんのベストアルバムを買ってしまった。「ヨルムンガンド」の一期オープニングが一番好きなので気になっていたんだよね。で、このシリーズの歌も収録されていたのでつい。でもまだ聞けていない。聞く時間が作れない。そして新たに欲しいCDが発売されて積まれていく〜。
 ついでに「ヨルムンガンド」でいえば、二期もこの人だろうと思っていたのに変わってしまったのが残念でならなかった。やはり私は「声」にこだわってしまうと思った。歌声も然りだった(苦笑)

 さて、いつものメンバーに関してはそれぞれが絡まないように配置されていたように思う。でも、妹たちが無線で連絡するのって大丈夫だったんだろうか? 特に黒子。非常時だからと前置きを言っていた気もするし、そういう状態だから気付かなかったような描写だったけど、「ミサカ」という名に明らかに反応していたもの。そういう細かいところはいいのか?なんて思うわ。あとは通行止めコンビが好きな私としてはもうちょっと出番がほしかったなぁと。
 黒子が車椅子で登場しているのはPVで何度も見ていたというのに、彼女が怪我をした話の後の話だったんだね、と後で気づいた(苦笑) 美琴は特に言うことは何もないかなー。でも能力的には一番格好いいので、それを大画面で見られたのは満足満足。ステイルの炎もそうだけど、電撃も画面に映えるよね!
 当麻は……彼はどうしてあんなにも間が悪いのか、と気の毒に思ってしまう。ラッキースケベと言われているけど、あれはどう考えても女子たちの方が悪いだろうと言いたいね。いくら歌詞が閃いたからと言っても全裸で書き始めることもないだろうと思う。第一男子学生の部屋に無理に居候しているんだから、何をするにもその辺を気をつけて行動しろと言いたい。で、自分が恥ずかしく思うような場面となったら、相手の男の子を責めて攻撃するというのがどうにも不愉快なんだよね……。インデックスが人気がないのってその辺りもあるんじゃないだろうか? いや、あの素直になれない美琴の性格もあるんだろうけど。TVシリーズでのあの噛みつきは毎回嫌だなと思う。なので、カップリングに関しては私は美琴を応援している。
 それから神裂。この世界の「聖人」って何でもありなの? 生身なのに宇宙空間にいても平然としているのはちょっと人間離れしすぎていると思うんだけど……。最初に彼女が「聖人」だというのを知ったときに、現実の世界とは随分違うんだなぁと思ったもんだけど、生身で宇宙って……。しかしそんな彼女を上手く扱っている土御門はかなり好きかもしれない。シスコンってところは置いておいて(笑)

 観に行く前に他の人の感想をちょっと見てたら、世界観の説明が何もなかったので、初見の人には敷居が高いのではないのか、という記述があった。ほとんど記憶になくったものの、私は幸いにも直前に見られたから良かったなとそのとき思った。
 それで先ほどまでパンフレットを読んでいた。そうしたら最初の方に軽く説明がされていた。だからそれは厳しいことを言わなくてもいいんじゃないかなぁと思った。とはいえ、予備知識のない人にとってはそのパンフレットの説明文でもわからないのかもしれない……。ただ、長く続いているシリーズものだったり、TVアニメが映画になった、というのなら、観る前にネットでさらっとでもどういった内容なのか、というのは見てから行くんじゃないかなぁと個人的には思う。
 とはいえ、私はパンフレットを見て「アンチスキル」が「警備員」で、「ジャッジメント」が「風紀委員」のルビだと今日初めて知ったよ! 何で先生がアンチスキルという別の仕事もしているんだろうとか学生が警察みたいなことをしているんだろうと思っていたんだけど、知らなくても話が分からなくなることもなかったんでそういう名称の仕事・役職なんだとしか思っていなかったんだよね。そして見ていれば今までアニメでサブタイトルになっていないカタカナ用語にも同じようにこういう漢字にルビを振ってあったのだというのを他にも色々今日知った。
 パンフレットは800円。でも表紙裏表紙込みで68ページもあってかなり分厚かった。こんなんで1000円もするの!?と思うものもあるので、これは嬉しい。上記した通り、最初に軽く世界観の説明があって、次にキャラクター紹介、スタッフコメント、映画の内容と続く。最後は広告になるけど、他には用語集やシリーズの年表もあって、アニメしか見ていなかった私にはちょっと嬉しいページだった。他には合間に雑誌に掲載された版権絵が収録されていた。

 なかなか面白かった。しかし来場者特典が第何弾と続いたとしても一度観れば充分だと思う。次は4月からの「超電磁砲」の二期が楽しみでならない。

at 23:27, 真神恵, 漫画・アニメ

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