このサイトを検索
カウンター
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
リンク
新着記事
話題
トラックバック
コメント
回顧録
その他
無料ブログ作成サービス JUGEM
携帯
qrcode
拍手
自己紹介
現在プレイ中
三国恋戦記~オトメの兵法! ~ 新装版 【Amazon.co.jpオリジナル特典 4コマ漫画ペーパー「玄徳軍のひみつA(翼徳、雲長)」付き 】
お勧め
<< 今日も日記 | main | 恋する天使アンジェリーク 7話「命の泉」 >>

桜蘭高校ホスト部 20話「双子があけた扉」

 一卵生双生児というのが皆こういう悩みを持っているとは限らないと思うけど、間違えられて嫌な思いをした人はかなりいるんじゃないかなと見ていて思った。だからといって、告白してきた女の子をからかうのは許されないと思う。まぁ、どちらでもいい、なんて答えてしまう彼女たちにも問題はあるけどね。ここで拒否していれば良かったのに、どうして皆々反応をしてしまうんだろうね。そりゃ、ショックを受けるに決まっているじゃないの。それはつまり光、もしくは馨本人を見ていなかった事になるのだから……やっぱからかわれても文句は言えないか(汗) というか声が全然違うのだから見分けられなくても聞き分けろよと言いたい。
 けどまぁ、自分たち以外に興味のない双子にとっては、女の子たちが告白してくる事もゲームにしてしまうんだね……。勇気を奮って告白したというのに目の前で手紙を破かれてショックだろうなぁ。まぁ、そんな人間だったと見抜けなかった彼女だってどうなのと聞きたくなるけどね(苦笑) だって、光に告白したのに馨でもいいなんて言っているのだもの。だったら光のどこが好きだったのかと思ってしまう。
 それはともかくとして、恐らくは最初からそれを見ている人物がいた。環だろうね。

 いつも二人の世界にいる双子。前回も世界は二人とそれ以外でしかないという説明があったっけ? 周囲が言っているように、双子は周囲を見下しているかもしれないけど、そんな双子を奇異の目で周囲は見ているんだよね。とはいえ、元より見下しているのだから、双子がそういうのを気にしてはいないだろう。また、自分たち個人ではなく常陸院の名前目当てに群がってくる人間たちなんて、双子にとってはつまらないものにしか見えないだろうな。
 クラスメイトが色々囁いていた中で、馨がそれは違うと否定した事柄が一つあった。それは自分たち以外は誰も好きになった事がないんだろうなという囁きだった。なるほど、そうだったのか。昔に世話係のお姉さんを気に入っていたのね。実は盗みに入ってきたお姉さんだったらしい(笑) 金庫を開けようとしていた彼女を翻弄する小悪魔っぷりが良かったな。しかし、10年前、彼らはどうして女の子の服を着ていたのだろうか?? あと、あんな判りやすい場所に金庫なんて置くなよとも言いたい。
 目的を果たして逃げ出すお姉さんとの最後の会話で、一生見分ける人間なんて現れないかもねという言葉は、二人にとってはショックだったろうな。見分けてほしいと思っていた人から言われたのだから更に。あの時見分けてくれていたら、彼らが捻くれて育つ事もなかったんだね……。

 すっかり捻くれて育ち、なおかつ他人を寄せつけないバリアを張っていた二人。しかしそれに気づかない鈍い人間がごくたまにいたらしい。うん、ズバリ環なんだね(笑)
 環は双子の素行を知っているのに、それでも話しかけたのは何故なんだろう? ハニーやモリの時と同様に、そうさせる何かが双子にはあったのかな。彼は昔から全然変わらずおバカさんだったのね(笑)
 誘っては見たものの、最初は撃沈。多分、ホスト部のメンバーの中ではこの双子が一番時間がかかったんじゃないかなぁ。お近づきになるには「どっちが光くんでしょうゲーム」で当てればいいと条件を出されたので、まずはその案に環は乗る事にしたようだ。常陸院の名前を加えたいだけなんだなと思っている彼らは手強いだろうな。
 二人の前では明るくマイペースに振舞っていたけど、教室に戻ってきたときはさすがの環も落ち込んでいるようだった。そして選んだ基準というのが語られていた。なるほど「仲間」なんだ。どういう意味なのかなぁ。

 誰も近づいて来なかったためか、めげずに話しかけてくる環を面白いとは思っていたようだ。環を「殿」と呼んだ始まりはここから始まったんだねー。あんなに大受けしたのに「飽きた」なんて言う双子。やっぱり見分けてもらえないのが一番大きかったんだろうな。
 一ヶ月と言っていたのに、もう終わりだと宣告した双子に当然環はくってかかる。そう来ると見越していたのか、双子は言ってはならない事を周りに人がいるにも関わらず環が私生児である事を暴露していた。うーん。でも、環にそんな過去があったとは思わなかった。屋敷の使用人たちにとても愛されているように見えたのだけど、そこに至るまでに色々あったのかな。それでも捻くれずに真直ぐに育った環はやはり愛されるバカなんだなー。
 ここまで言われたら、どんなに脳天気に見える人間でも今後は近寄ってこないだろうと踏んでいたからこそ言ったんだろうな。本当に人の心が解らない、解ろうとしなかったんだんぁ。環は怒ってもいいのに、立ち去る彼らをただ見送るだけだった。それは、彼らの本心を感じ取っていたからなのかな?

 もうガッカリさせられるのは嫌だから、これまでもうっかり近寄ってきた人間をそうやって予防線を張って弾いてきたんだね。でも、本心では近寄ってくる人間を待っていたとも見える。自分たちが傷付くのが嫌だから……今まで何度も傷付いてきたんだね……。
 大人しくなるとこの頃の双子は思っていたけど、ならないのが環だよね。不意打ちで現れた環に、どっちが光なのかを当てられてさすがの双子も驚いていた。でも、理由が勘だったので脱力していた二人がおかしかった。
 環は正直に見分けられないと告白したが、そこまでそっくりなのは才能だといい、考え方を変えて二人で一つの常陸院ブラザーズを極めていけと提案した。もちろんそれは二人が別個の存在であるとちゃんと認識しての発言だった。自分も見分けられるように努力すると言って去ろうとする環に双子が矛盾していると抗議した。しかし、環はそれがお前たちだろうと、それが個性だろうと返した。
 その回答が不服なのか、双子は更に噛みついた。そんな事をしていたら永遠に自分たちはセットでしか見てもらえないと。彼らは諦めているんだね。環がいくら頑張っても絶対に自分たちを見分ける事なんてできないと断言していた。そんなの最初から解っているんだと叫ぶ馨に、環は「だったら外したとき、なんでいつも寂しそうな顔をする?」と尋ねた。自分たちがそんな顔をしていたなんて夢にも思っていなかったんだね。
 しかし、馨はそこで何かを思い出した。何度も回想で出てきた女の子。二人に話しかけてきた女の子。彼女もどっちがどっちかを当てる事はできなかったけど、その後に当てられなかった事を謝り「泣かないで」と最後に言ったのを馨は思い出した。間違えられて悲しくない筈がない。
 環の誠実さが双子に届いた瞬間はとても感動した。見分けてほしいけど、見分けてもらえないに決まっている。そう叫んだ双子に、環は自分では無理だとしても、二人を見分ける人間が現れるかもしれないと言った。でも、ずっとこれからも二人だけの世界にいたら、永遠に二人を見分けられる人たちには出会えないのは確かだと環は告げた。だから一緒に部活を始めようと手を差し伸べた環に双子の心を揺り動かされたようだった。こんな風に言ってくれる他人が今までいなかったのなら尚更心に響いただろうな。勘だったとはいえ、確かに環はどっちが光なのかを当てた直後だったし。それまで曇っていた空が、環の言葉によって取り払われ、暗い闇を抜けて最後には綺麗な青空が二人の背後に現れていた。この辺りの演出は素晴らしいとしか言い様がなかった。

 一ヶ月後のミーティングのその日。第三音楽室の前に現れた双子。ここで光が「あのおバカな殿に感動してワケじゃないぞ!」と念押ししていたのが素直じゃないなぁと思えて良かった。それでこそ光と馨だもの。
 「単なる暇つぶしだ」と言っているけど、ここまで来たのは環の言葉に感動し、諦めているけど諦めたくない、自分たちを見分けられる人間なんていないけどもしかしたら……という相反する気持ちが鬩ぎあった上での結論なんだよね。もしかしたらという思いが強くなってやってきた。だって、二人の世界からちょっと踏み出してみないと会えないのは確かだと、環に言われて目からウロコが落ちたんだろうから。だからこそハルヒに会えたのだものね。
 扉を開けたその後に、最後の最後でタイトルが出て来たのが秀逸だと思った。そして改めて思った。双子が好きだと。

人気blogランキング

at 21:52, 真神恵, 桜蘭高校ホスト部

comments(0), trackbacks(0)

comment









trackback
url:http://takewings.jugem.jp/trackback/463