コードギアス 反逆のルルーシュ 20話「キュウシュウ戦役」
報道では黒の騎士団との関係性を疑っているかのような事を言っていたけど、本当にマスコミっていい加減だな。そして根拠もないのに専門家先生という輩が好き勝手にお話をしてくれるんだよね。あ、先生というか○○おたくか?(笑) 専門家=おたくだものね。
CMを見て思った。「乙女のためのニュータイプロマンス」と言っていたけど、ターゲットは乙女じゃないだろう(苦笑) 「解読不能」なッ思考回路な人のための雑誌なのではないか?
え? スザク、騎士を辞退してしまったの? というか、辞退なんてできるの!? その言い分は、自分に騎士たる資格がないからというものだった。……資格がないねぇ。あのさ、そういうのって自分で決めるものじゃないって知っているかい? またもや自分の考えが正しいって思っているんだね。おまけにカレンに続いてユフィにも自分が父親を殺した事を話してしまったし。こうも簡単に話されると、そういう事で相手に何も言わせないようにしているとしか思えない。
さて、九州を占拠した中華連邦は、コーネリア率いるブリタニア軍と交戦していた。暴風雨のおかげで戦局は彼らを優位にさせていた……って元冦そのままだね(笑)
シュナイゼルは東京租界にいた。ユフィが自分に何かできる事はないかと尋ねると、ダールトンがコーネリアが何もさせるなと命令していると答えていた。……本当にお飾りなんだなぁ。コーネリアはユフィが何もしなくても、自分が全部してあげるつもりなんだ。危ない事とか難しい事とか。しかしそれってユフィを無能にさせているようなものではないか……。愛情あっての事だとユフィも解っているだろうけど、いつかは爆発してしまうのではないだろうか?
学校ではミレイたちが学園祭の準備に大わらわ(?)だった。スザクは軍隊、カレンは病院、ルルーシュは雲隠れ。三人分の作業をしているリヴァルには、本当にお疲れさまとしか言えないなぁ……(苦笑) ミレイがニーナに美術館から借りる屋外ブースの事を尋ねていた。今日その手続きに行くと言うニーナが、後で科学庁に寄りたいと言っていた目つきが怪しかった(汗)
ミレイとリヴァルのやり取りを聞いていたシャーリーが何か考え事をしていた。机の隙間に落ちた用紙には、ルルーシュがゼロである事が綴られていた。しかし、ギアスの力でルルーシュを忘れるように命じられたシャーリーには覚えのないものだった。自分の筆跡で書かれているのだから、何故自分がそれを忘れているのかと疑問に思うのは当たり前だね。あ〜あ。
セシルに騎士を辞めようと思った理由を尋ねられて、スザクは自分が迷惑をかけると、ユフィが自分を嫌ってしまう気がすると言っていた。……ここはちょっと意味が判らなかった。何でそう思ったのだろう? ユフィはコーネリアが敷いたレールに従わないで日本人であるスザクを騎士に任命したというのに。
美術館を訪れたユフィはクロヴィスの絵の前で、自分がお飾りである事は解っているが、自分なりに頑張ろうとしていたのだと思っていた。そしてゼロに会ったが仇が討てなかった事、ルルーシュとナナリーを救う方法も思いつかない事、自分には姉や兄のような力がない事を心の中でクロヴィスに話しかけていた。
これまでもずっとそう思って自分をもどかしいというか……好きになれなかったんだろうな。おまけにせっかく自分の意思でスザクを騎士に任命したというのに辞退されてしまうんだもの。立ち直れないくらいのショックを受けていたんだね。涙する姿にユフィが可哀想で可哀想で……。スザクはスザクなりにユフィを思って騎士を辞退したのだけど、それはユフィが自分をますます嫌いにさせる行為でしかなかったんだね。互いの行動が裏目に出てしまった、これからどうなってしまうのだろう……。
黒の騎士団の方針……ゼロの口から発せられたのは東京に独立国を造るというものだった。扇を始め、黒の騎士団が大きくなったからといって、そんな事ができるのかと騒然としだした。そこでゼロがまたもや頷く事を言っていた。
「では聞こう。お前たちは誰かがブリタニアを倒してくれるのを待つつもりか? 誰かが自分の代わりにやってくれる。待っていればいつかはチャンスが来る。甘えるな! 自らが動かない限り、そんないつかは絶対に来ない!」
まさしくその通り。そしてそう思ってしまうのは日本人の悪いところだよね。或いは民衆。身近な例で言えば選挙にもいかないで政治批判している人間とか(苦笑) まぁ、ゼロの言葉だと選挙に行くのではなくて、出馬して当選して変えていけとなるんだろうけど。25歳以上の人にはね。まぁ、やってもみないで無理だというのは論外って事よね。一人だけ嬉しそうなディートハルトには笑ったけど。
美術館にやってきたニーナは、皇族が観覧していると聞いて誰かと尋ねていた。それがユフィだと知って出待ちしていた(笑) 警備員に取り押さえられ、涙を流しながらお礼が言いたいだけなのだと訴えているニーナだけど……嘘ではないが目的はそれだけじゃないだろうと思った(苦笑)
車内から困惑の表情で成り行きを見ていたユフィは、取り押さえられている者がホテルジャックで自分が助けた者だと思い出した。……って、よく顔を覚えていたもんだなぁ。まぁあれだけ狂ったように喚いていたら印象に残るか。……私だったら顔までは覚えていないだろうけど(笑) おまけに友人だと言って、車から降りてしまった。
ニーナは、ユフィの部屋に通されて自分を助けてくれた時に「女神さまに見えた」と告白していた。光り輝いていたとその後で言っていたけど……そんな女神さまの事を考えて、女神さまの写真を見てお前は何をしていたんだ? オカズにしていたのによくもまぁそんな事が言えたものだ。あの借りた服、返す前にまた何かしそうでかなり怖い(苦笑) いや、そもそも返そうとするのだろうか? あ、会う口実を作れるから返しに行くか。
でも、このニーナとの出会いはユフィにとってはプラスとなった。ユフィもニーナと同じで劣等感の塊だったのを、ニーナがそれを否定してくれて、必要だと言ってくれたから。そしてニーナも同じく自分がダメだと言っていたら今度はユフィがそれを否定して、綺麗じゃないと言うと可愛いと肯定してくれた。もう一つ言えば、ロイドも認めるくらいの頭脳の持ち主ではないか。
この二人は似た者同士だったんだね。これは本当に友人関係になりそうだなぁ。自分を否定し続けるニーナの言葉にスザクの名前が出てきた事で、ユフィはスザクも自分の事が嫌いなのだと気付いた。「貴女に会えて良かった」と微笑んで言われてニーナは目を見開いていたけど、そのときユフィの心の中にはスザクの事しか考えてないんだぞーと言いたくなったよ。この出会いをニーナはどう解釈してどんな妄想を始めるんだろうね〜って、もうそんな事で遊ぶ時間はないか(苦笑)
再度シュナイゼルの元へ現れたユフィは、明るい声でプライベート通信の許可を願い出ていた。さて、何を始めるのだろうか?
その頃のスザクはフクオカ基地を叩く命令を実行していたが、危機に陥っていた。澤崎は投降を呼びかけていたが、スザクはこれを拒否。そして、そんな追い詰められる状況でユフィからの通信が入った。
戦闘中の通信に困惑するスザクにお構いなしに、ユフィは唐突に「私を好きになりなさい!」と命じた(笑) あの「えっと……えっと……」と言葉を探しているところが可愛いな〜と思った。それに反射的に「はい!」と答えてその後「えっ?」とキョトンとしたスザクも最高だったね! このシーンだけ何回も見てしまったよ(笑)
ルルーシュにはナナリーがいて、彼女の幸せになるまでは死のうとはしないだろう。それと同様に、スザクにとってユフィが大事な人になったら……生きようと思い直してくれるかもしれない。ギアスがかけられた時は他者からの押しつけだったけど、自らそう思うようになったらもう大丈夫だものね。あのギアスがどれくらい有効なのかは判らないけど……。
ユフィは続けた。「その代わり、私が貴方を大好きになります!」スザクの頑なところも、優しいところも、悲しそうな瞳も不器用なところも、猫に噛まれるところも全部大好きになるから「自分を嫌わないで!」と。全てを肯定してくれる人の存在が、どれほど自分の支えになることか……。スザクはハッと目を見開き、そしてとても嬉しそうな顔をしていた。
スザクはユフィに返した。「貴女って人はいつもいきなりです。出会ったときも、皇女だって名乗ったときも、学校を決めるときも、僕を騎士に選んだときも。いつだって!」
スザクの言葉を嬉しそうに聞いていたユフィは「そうですいきなりです! いきなり……気付いちゃったんですから……」と、最後ははみかみながら返していた。閉ざされていたスザクの心を、ユフィのいきなりが開いてきたのね。この二人はこれで公式って事よね。スザク×ユフィは望んでいたカップリングだったので、これは嬉しい展開である。
しかし、そんな幸せな気分は次の言葉で消えてしまった……。最後のお願いって!? ここまできてもまだ死にたがるのか!? 自分の気持ちが通じたと喜んでいたユフィにそれはないだろう……。
スザクは自分がいなくなっても、ユフィに自分を嫌いにならないでと願った。そして自分がいなくなったときは自分の存在を全て消してもらいたいとも。友人に対しては迷惑をかけたくないから転校した事にしてもらいって……自分は親を殺したから悲しまれていい存在じゃないとまだ思っているんだろうか。友人ならば悲しむのは当たり前だというのに。本当に独りよがりだよ……。
そんな事を言ったのはエナジーが尽きてしまったからだった。スザクの言葉が聞こえてくる時、ユフィの愕然とした表情がずっと映っていた。ここで画面がゆっくりと回っていたのが彼女の心情がよく伝わる表現だったと思う。最後だと言いながらも声は穏やかだったのが、スザクがこの瞬間を待っていたかのように見えてやるせない思いだった。さっきまでのやり取りはなんだったのかと、諦めるなよと思った。
いよいよスザクの命が危うい状況になったとき、ユフィが悲痛な表情で「スザク死なないで! 生きていて!!」と叫んだ。彼女の叫びを聞いた途端にスザクの目が赤く光っていた。ルルーシュの「生きろ!」という命令は、効力を失ったワケではなかったのね。効いているのなら、ユフィの言葉の効力と相まって今後彼が死のうとはしないのだと思いたい。……といっても、今はエナジーが尽きてしまっているので動きたくても動けないのだけど(汗)
そこへ現れた黒い機体はルルーシュが先週奪い取ったものだった。しかもC.C.と一緒に乗っているよ! これはまたカレンが嫉妬しているだろうなぁ。こちらはもうルルーシュ×C.C.で決まりか〜。ところで、C.C.のパイロットスーツはゼロとお揃い??
ハドロン砲と言っていたのかな? 先週はそれが未完成だったけど、ラクシャータがそれを完成させたんだねー。それを知って自分が完成させる筈だったのにと悔しがるロイドは本気で悔しがっていたねー。ちょっとイッちゃっているようにも見えたけど(苦笑)
一方、ラクシャータはゲフィオンディスターバーで何とかなったと言っていたけど、フロートシステムは自分の負けだと素直に認めていた。この辺の反応の仕方が違うので面白いね。そしてそれを見てラクシャータの方が上手なんだろうなとも思った(笑) おまけに一つの謎を明かしてくれたよ! プリン伯爵って言っていた!! そうか、ロイドはプリンが好きだったのか。そしてあんな危機的な状況でスザクが「パスワードは僕の好物!」と言われてすぐにそれを押せたってのがまた凄いよ。
ガウェインの登場に勝ちを確信していた澤崎が、パイロットがゼロと知って驚愕していた。ゼロはスザクにエナジーフィラーを差出して、自分はこれから敵の指令部を叩くがどうするかと尋ねていた。しばらく考えたスザクは、不敵に微笑むと剣を納めてそれを受け取りながら、その願いは叶わないと言い出した。自分が先に指令部を叩くのだからと言って。……初めての共同作戦か。前の挿入歌には吹き出したけど、ここでかかっていた挿入歌の前奏はとても合っていた。
攻撃を受けた澤崎は、日本を憂える同士ではないのかとゼロに訴えていたが、ゼロは不等な暴力を奮う者全ての敵だと教えてあげた。……黒の騎士団の名乗りを上げたときにもそう言っていたのに、亡命していた彼はその放送を見ていなかったのだろうか?
不当だと言われて、澤崎は日本のためにと言いかけたが、スザクに「日本のためならどうして中華連邦に逃げたのです!? 残るべきだった。皆のためにも!」と言われて返す言葉が見つからず「子どもが!」と叫ぶだけだった……。底の浅い人間だな。よくもまぁ、こんな人間が官房長官になれたものだ。一体どんな方法を使ってなったのやら。亡命して時期を見ていただなんて。自分の身しか考えていなかったという事ではないか。おまけに中華連邦に日本を侵略する口実を与えてしまったなんて気付いていないみたいだし? 何せ中華連邦なので、不要になったら日本人なんて殺されるだけなんじゃないの?
「二人が組めばできない事はない」と前に言っていたっけ。それが今回も立証された。
スザクの帰還を「おかえりなさい」と迎えたユフィの表情はとても穏やかだ。スザクが表情を変えたのは「おかえりなさい」と言う言葉に反応したから? 目上の者が迎える態度ではないものね。ユフィはあの告白劇の後に会うものだから恥ずかしそうにするのは判る(笑) ここで雲に覆われて日陰になっていたのが、明るくなっていくところがとても良かったな−。これからの二人の関係を表しているようだから。その後はお約束な展開だったけど!(笑) うん、やっぱり公式みたいだね。
ユフィは、理想の国家とか大義とか難しい事は判らないけど、判った事があると言った。ただ自分は笑顔を見たいのだと。今大好きな人と、かつて大好きだった人の笑顔が見たいのだと。前者はスザクで後者はルルーシュなんだね。そして「私を手伝ってくれますか?」と言って、返された騎士のエンブレム(?)を差出した。それを見たスザクは迷うことなく「イエス、ユアハイネス」と答えてユフィの手を自分の両手で包み込んだ。
とても面白かった! 今回の話では最後にどうしても言いたい事がある! それは……C.C.はルルーシュよりナイトメアの操縦が上手いってことだ!(笑) だって、澤崎に説明していたときってルルーシュは偉そうに座っていただけだったもの〜。
続編が決定したとかで、雑誌では最初のページにそれが書いてあった。雑誌そのものについては日記に書くとして、その続編の媒体はまだ決まっていないという……。え? TVで2クールするんじゃないの? ユフィが決意してようやく動き始めたのだから、その辺りを描いてほしいと思うのだけどな。
そのTさんが、面白いものを発見した。休憩しているときに「シティーハンター」の香の100トンハンマーが出品されているらしい! 終了は来週の金曜の17時頃なので、ウォッチリストに加えようとしたら、既に人員オーバーでリストに入れられないとのエラーが返された(笑) 仕方がないのでTさんはお気に入りに入れていた。
18時に見た時点での入札価格は801000円!! 見た瞬間、私とTさんは「アホや……」と呟いた。でも、新規入札だから冷やかしで入れているかもしれないのだけどね。
その話でしばらく盛り上がったよ(笑) 私は100円なら入札してもいいけど〜って言ったけど、あんなの部屋に置けない〜と言うとTさんに「部屋に置くんか!?」と突っ込まれた(笑) ドアを通るか微妙な大きさだった。何せ原寸大、1/1スケール。しかし重さは32kgなので、それで殴ったら人が死ぬかもしれないね。まぁネタになるねーで会話は終わったけど。
今週はなかなか充実していた。残業続きなのは相変わらずなのだけど、昨日は自分で仕事を作っていたよ(笑) だって楽しい作業だっただもの! でも、人員不足で一人の仕事量が多いので、残って進めないと片付かないんだよねー。上司は連続で土曜出勤だと言っていたし。