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とりとめのない話

 サードログが出るのは金曜日なんだねー。今回は発売日に買えないけど、まぁ売り切れる事はないかな? それにしても12月は買う本が9冊もあって困る。

 今日は買い物をしたのだけど……感謝デーだからってまたやってしまった。下着ばかり買ってどうするよ私。今くらいの気温に合うジャケットが欲しいなぁと思っていたのに。買った後で下着買わずにそっちにすれば良かったかもと後になって思うんだよね。しかも、またばかりだわ。

 朝と夜は冷える。今朝は車のフロントガラスが凍っていなかったので、0度ではなかったけどね。歩いているだけで充分温かくなったし、手袋はいらなかったし。そして空気が冷たくて綺麗。帰る時間はもう日が暮れて、今日も晴れていたので夜空に星が瞬いていた。
 いつもは走り抜ける100m強の小道がある。ただ、今日は荷物が重かったので走るのは困難だった(笑) そして、その道でふと空を見上げると、星があまりにも綺麗だったのでちょっと感動してしまった。保育園の側にあるその小道は誰も通る人がいなかったので、ずっと上を見上げたまま進んでいた。ただ、仕方がないとはいえ、街灯の明かりはこの時ばかりは不粋だなと思ってしまった。
 まず目に入ったのはカシオペア座。そこの中心から辿った先に北極星。後は北斗七星はどれだったかなと視線を動かしていた。北斗七星って、小熊か大熊座のどっちかだったっけ? 小学生の頃は星座の話が大好きでいろいろ読んでいたのに、ここ数年は夜空を眺める事なんてなかったから記憶がすっかり薄れてしまっていた(笑)
 小道を過ぎるてから歩道を歩いていたけど、車のライトが邪魔だったなー。駐車場がある場所だったので、次は視界が開けて更に満天の星が見る事ができた。そして綺麗な空気を思いきり吸い込んでゆっくりと歩いていた。家の近くにまで帰ってきた時、北の空ばかり見ていたなぁと今度は南の空を見ようとしたが、既にそこはさっきまでの開けた場所ではなく、見上げたら視界に家が入ってきたのでちょっと興醒めしてしまった。
 冬で南の空といえばもちろんオリオン座。そして夏は蠍座。私は蠍座なので、小さい頃は夏になるとアンタレスを眺めていたっけなぁ。今は虫が入るから、夏の夜はもう窓は開けられないけど(笑) オリオンは蠍の毒にやられて死んでしまうから、蠍から逃げている。だから夏は蠍がいるから現れないけど、出てこない冬に出てくるんだというお話を聞いてすごく納得していたな。それを言うと、射手座の友人が「でも蠍は後ろから狙われてるんよ?」とすぐに突っ込みを入れてきた。
 今通っている所の隣の突っ込みさんも昨日が誕生日で射手座だ。今日は知人が誕生日だったなー。今月は私以外にも知人友人の誕生日があったんだよね。確か14、15、17、20、25、29、30日だったかな。内一つは双子だったし。ま、それはともかく、今日は席が変わってしまったので、突っ込みさんと天然さんとはお別れする事になってしまった。楽しい一ヶ月だったな。そういえば、最後だからだったのか、昨日は天然さんにイジメられてしまったな(笑) 更に突っ込まれてたしー!
 私は自分では突っ込み役だと思っているのだけど、天然だと周囲に言われている人に突っ込まれる事がある。それを不思議だなーというと、かつての弟分は「姐さんかって天然なところあるでー?」と言われて……言われてすごく凹んだ記憶がある(笑) こ、この私が天然ボケ!? まさかっ!と反論したが、他にも頷いていた野郎どもがいたので、知らなかったのは本人だけだったのかもしれないかな、と過去の自分に対して思った。これを読んだ今の友人は、そんな事は思わないだろう……思わないと思いたい!(笑)

 「なのはA's」を見ていて思った。無理だと言わずにこっちの感想を書けば良かったぁ!! 9話でこの展開という事は、1クールで終わる話のようなので、今さら感想を書いても遅いかなー。「GPO」書くよりこっちの方が書きがいがあったなぁと沸き上がってくる衝動にワナワナ震えてしまった。面白いアニメってちゃんとあるんだね。
 そういえば、某サイトにて年末に種デスの総集編+後日談が放送されるという情報を知った。本当に放送されるのだろうか? と同時に今さら総集編してどうするつもりなんだ!?と思った。でも、後日談見たさに絶対に見ているけど……。それが何分あるのか知らないけど、そんなものを作るより本編で描けよと思う。

 本当にとりとめもない事を書いたけど、それでもこんなに書いてしまうのは何故だろう?(笑) 思いつくままに打ち込んでいたら、こんなになっていた。

at 22:54, 真神恵, 徒然日記

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サイトに関する呟き

 今日、見かけたので迷わず購入した! その後はご機嫌で帰宅して、早速ケーキを食べた(笑) うん、本当にバクバク食べてやるつもりだったので。
 待ちに待ったケーキを食べた感想は……あまり美味しくなかった。おおお……なんちゅうオチだ〜。多分、これは私の舌が肥えてしまったのが原因だと思う(笑) 最近、ネットで高額のチーズケーキばかり食べていたからなぁ。その通販で買ったケーキは、やはり値段が高いだけのモノだったのだな。
 今日食べ切れなかったので明日残りを食べるけど、帰るまでのあの幸せな気持ちのままでいたかったなぁ〜。ま、まぁ、美味しくないとはいえ、ものすごく不味いってワケじゃないので、そこは妥協して食べようではないか、と自分に言い聞かせてみる。つまり、そんな味だったのだ。更に店員の対応も悪かったので、幸せな気持ちから覚めるとすぐに思い出してしまった(苦笑)

*  *  *

 さて、後日書くと言っていた、前回書き切れなかったサイトに関する呟きだけど、忘れてしまわない内に書いてしまおうかな。

 メル友から、秋になると閉鎖するサイトが多いねと、閉鎖するというサイトを教えてもらった。秋ってそうなの? それを教えてもらうまで全然知らなかった私……。何故秋は閉鎖するサイトが多いのだろうか? そして教えてもらったのは大手サイトと言われているサイトだったようなのだが、すみません、私、殆ど行った事のないサイトだったよ。
 何故殆ど行ってなかったのか、というのには理由がある。誰もがそうだと思うのだけど、内一つは取りあえずお気に入りに入れていつか堪能しようと思っていたんだよね。でも殆ど更新されていないのでそのうちお気に入りから外してしまって、以来、全く足を踏み入れる事がなかったんだよ。後ね、重い所は通信速度の遅い私にとっては見向きもしないものでもあるんだよね。だからイラストサイトでお気に入りに入れているのは数える程度になるかなー。早く高速回線に変えたいよ〜(泣)
 大手と言われてもそこが大手とは思っていなかったので、最初何処のサイトなのかさっぱりわからなかった。そしてそれをメル友にレスしたら、老舗かもと言っていた。そしてそれで納得した。……まぁ、大手とか老舗とかは見ている人によって判断が違うのだろうけど。

 それで改めてそのサイトに行ってみて、閉鎖をする理由を読んでみた。そして納得した。優先する事があるならそちらを優先しないとね。そしてそれが管理人が決めた事なら誰にも止める事はできない。生活を犠牲にしてまで続ける事ではないと私も思う。私だって、今も時間がないといいつつ何とかやって行けてるのは単にストックがあるからで、これがなくなった時は本当にどうなるのか判らない。まぁ、考えている事はあるけど、今どうこうしようというものでもないし。
 止めていく人の理由として一番に挙げられるのが、更新できないので申し訳ないという気持ちからだと思う。それは自分を取り巻く環境が変わって、今までの生活を続けられなくなったというのが多いよね。たいていが学生から社会人になった人かな? 思った以上に忙しいと実感しての事なんだろう。
 そうやって、無理なら無理とケジメをつける人はいいよね。こっちも、そうですか、今まで素敵な作品をありがとうございました、という気持ちで送る事ができるもの。……まぁ、日記ばかり読んでいるので、作品を読んでいない私がそう言える人は数えるほどしかいないのだけど(苦笑) だから、メル友が教えてくれたサイトもそういう意思表示をしたという点でいい事だと思った。

 ここで私が言いたいのは、ずっと放置していて更新がまったくないサイトはどうなの?って事なのよね。日記が続いているならまだいいけど、それすらないサイトは何なの?と。また、きちんと自分の気持ちに結論をつけて、期日にサイトを閉鎖したとしても、登録したサーチや同盟、ランキングその他関連サイトへの退会処理をしないでいる所! どうしてそのまましておくの? クリックしたのにリンク切れしていた時は、退会処理していないなんていい加減な人が運営していたのねと思ってしまう。或いはいついつまでにこうすると宣言しておいて、全く行っていない所とか……。
 オフの事情があるからというのは言い訳にならないと思うんだよね。気持ちだけでなく、行動にもきっちりケジメを付けてもらわないと。また、何ヶ月とか何年も放置って、そんな事があり得るのかとさえ思ってしまう。日記で何か書いてるのかなと思っても何も書いていないし……。また、できない事は公言しない方が望ましいよ。ジャンルに興味がなくなったからとか、サイト続けるのに疲れるとか、そういう事ではなく、これは品性の問題ではないかと思うんだよね。

 なんて事を書くと、固いとか、結局は自己満足の世界だからうるさく言うなよって思われるんだろうなぁ。でも、これが上記のようなサイトを見かけて私が思う正直な気持ちだから、それは変えられるものではない。自分がそういう状況に立たされた時も、そうしないだろうとハッキリ言えるしね。特に、いついつにこうしますよ、と明言しておいてやらないのは問題があると思う。自分が勝手に言い出した「約束」かもしれないけど、約束は約束だ。
 それを楽しみにしている人が一人でもいるのなら、言った以上は実現すべきだ。しかし、それを取り違えて更新できなくて申し訳ない、サイトを閉鎖します、というのはまた少し違うと思う。自分が言い出した約束が果たせないのであれば無責任と言われても仕方がない。また、実現不可能なら約束なんてしなければいい。自分で自分の首を絞める事はないだろうに。
 ここでも判らないのは、そういう行為を繰り返した挙げ句の更新できなくて申し訳ないって思う気持ちかなー。何で義理立てして、自分を追い詰めるような考えになってしまうんだろう? その人を本当に作品であれ人柄であれ好きだという人は、強要しないと思うんだけどなー。心の中では新作を見たいって思っているだろうけど、それを臭わせるような事はしないだろうし……。

 うーん、やはり忘れているのか上手くまとまってないな……。ま、まぁ、私はのんびりと気侭にやっていくけどね。日記は家にいる限りは毎日書くし、という事でまとめておこう。

at 23:27, 真神恵, サイト関連

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251話「裏切りの真相! ロビンの哀しき決意!」

 待ちに待ったこの日! サンジスキーさんはその瞬間歓喜していたに違いない。ナミが目覚めるのと同じ回に描かれるという演出がサンナミ的に嬉しいところだよね〜。
 と言いつつ、今回のツボはご主人様を案じるネズミの姿だったりする(笑) あんな風に懐かれてるアイスバーグが羨ましいなぁ。なのにいつも通り名前は覚えていない……。何回もクローズアップされていたのが嬉しかった。

 ああっ! とうとうメリーがっ!(泣) ウソップの「止めろー!!」の叫びがとても痛くて辛かった。降りてしまったルフィたちが、この事を知ったらどういう表情をするのか楽しみにしているのだけど、それはロビンが戻ってからだろうからまだまだ先なんだろうなぁ。

 ようやく目覚めたナミだけど……今日のナミは顔が可愛くない(汗) その代わりではないだろうけど、アイスバーグのポケットに嬉しそうに入っているネズミが可愛い。あ、ナミだけでなくロビンも顔が変だった……。回想シーンのロビンが綺麗だっただけによけいにそう思ってしまうよ。
 アイスバーグの考えは一貫してるよね。それでも他人の行動を止める事はできないんだよ。彼にできるのは、後になって「だから言ったじゃないか!」と叱責する事だけ。詰めが甘い。本気で相手を説得するんだったら、口だけで言うんじゃなくて行動していたら良かったのに。
 原作を読んだ時から楽しみにしていたのがロビンが声を荒げるシーン。ずっと穏やかな物言いをしていたので、彼女の心が判るこういった叫びのシーンはすごく衝撃的だ。でも、声が山口さんなので、どんな風になるのかは予想していた通りだったな(笑)
 しかしここで疑問と言うか不満が。どうして「願い」を「夢」と変えたのだろう? この場合、願いと使わないとおかしいじゃないの。彼女の夢ってのは歴史を知る事だし。何で変えなくていい所を変えてしまうのだろう? 変える事に何の意味があるのだ?
 などと考えている内にロビンの告白が始まってしまった! 過去の彼らとの冒険の日々を思い出しているところでは、彼女が本当にルフィたちを仲間だと思ってて、その中にいられた事を嬉しく思っていたんだと伝わってくるようだった。絵が入った事で効果倍増! しかし、“自分を除く仲間6人が、無事にこの島を出港すること!”と願いを口にしたときのロビンの顔が崩れてた! 大事なシーンなんだから、もうちょっと綺麗に描いてよ〜(泣) すごく勿体無い!
 それはともかく、普通は世界がどうとか人の命はどうとか言っていても、やっぱり一番優先するのは自分の大切な人の事だよね。改めて思うけど、ロビンて真直ぐで純粋なキャラだよね。過酷な人生を生きてきてこんな風になれるなんて素晴らしい事だよ。普通だったら捻くれてしまうだろうに。その点ではナミも同じだね。いや、そういう世界を生きてきたから仲間が何よりも大事なんだと思えるのかな。

 自分たちを裏切ったんじゃなかったと知った時のナミの安堵はどれほどのものだったろう。倒れ込んでしまうくらいだものね。でも、これでロビンがかつての自分と同じなんだと解ったんだから、ナミが彼女と対面した時にどんな言葉をかけるのかが楽しみでもある。
 真相を知った途端になんて頼もしいんだ(笑) すっかり調子を取り戻しちゃってるよ。ただ、重症のチョッパーを強烈なチョップで起こそうとするのは可哀想だから止めてあげてーッ!(汗)
 復活する度に何で彼はこうも格好つけるのか。周囲のサンジスキーたちが喜んでいる中、そうでない私はやっと出てきたか、ってくらいにしか思わないのよ。でも、これからの活躍ぶりはもちろん楽しみにしているんだよ。ラブレターとか伝電虫の会話とか。次回の鼻を伸ばした王子様はいらないけどねー(笑) とにかく、サンナミシーンをたくさん頼むよ!

 「夢のサッカー王!」って、何で今頃になってそんなのを放送するんだよ。オチが見えてる作品だよねー。それでもラストに一緒にいるシーンがあったのでそれだけが嬉しいけど。ゴールが決まった時にナミがなんて言ってるのか何度聞いても判らない……。
 来年の映画のメインの作画監督は舘さんなのかな? まぁ、今年のような手抜き作画ではないようなので、それだけで見に行ってもいいと思えるよ(笑) ルフィとウソップとチョッパーの三人が目をキラキラさせている所が楽しみだ。……そういえば、今はそれどころじゃないので、別れる前の状態の彼らが見られるという点でも必見なのかもしれないね。

*  *  *

 実は途中までは昨日に書いていたんだけど、感想を二つに分けて良かったのかもしれない。どうしても我慢できなくて書いた事があったのだけど、それは心の中にとどめておこう。メールでは正直に言ってるだろうけど(笑)
 「パイレーツカーニバル」……結局注文してしまった! テイルズの新作と一緒に注文したので届くのは来月だけど、クリックした途端にやってしまったと思った。テイルズもベストになってから買おうと思っていたんだけどね……。でもまぁ、タダ同然で手に入るからいいか!(笑)
 「パイレーツ〜」は始め買おうと思ったのだけど、節約しないといけないから止めようと決めていた心を変えたのは、ある人の日記だった。サンナミで色々あるようなので本当にそれだけが目的で買ったようなものだよ(笑) 早くOPムービーが見たいなぁ。

 WJを読んだ。
 ロビンの過去編はするだろうとは思っていたけど、見た瞬間「もう?」と思ってしまった。もっと先なのかなぁと思っていたんだよね。でも、これで彼女が完全にルフィたちと仲間になるんだって事が明らかになったね。最近、ちょっと気になる感想というか、ワンピに対する意見を読んで不快になったものだからとても嬉しい。自分が望んだ展開ではないからといって、穿った見方で判断するその意見は鼻であしらうレベルの低いもの。でも、不愉快さは拭えなかった……。
 しかし、この過去話はルフィたちも聞いてるものなのだろうか? もしそうなら、ナミの過去は聞かなかったのでルフィの反応が楽しみだ。今回の場合、ルフィはロビンの過去を知らないと彼女の心は変えられないなと思う。魂に刻み付けられた恐怖を克服するなんてロビン一人じゃ無理だもの。でも、ルフィには、ルフィだけがそれができるのだろうな。でもそれは難しいものじゃなくて単純な言葉で言っていそうだ。チョッパーへの「うるせー! 行こう!」だとか、サンジの時の仲間になるのが当然という言葉とか、そんな感じで。あ、一度アラバスタでロビン自身にも言ってるか(笑)
 多分、というか願望だけど、その時のルフィや今目前に来ているルフィの言葉で、ロビンはもう観念してるといいな。何を言っても彼は自分を仲間にするのを諦めないってのを。仲間を失う恐怖の方が勝っているけど、そこから助けてくれとルフィを求めているのだろうなって。この過去編でそれがどんなものなのかがようやく判るんだね。
 でも、地図から消えるほどの攻撃って何なの!? 名目を掲げて行われた事だけど常軌を逸している。自分たちのものになればよし、そうでなければ滅びてしまえ。つまりはそういう事でしょ? 世界がどうのってワケじゃなく、自分たちの意に沿わぬから暴力に訴えたとしか思えない。某国を彷佛とさせてしまう蛮行だな(笑) まぁ、想像してあれこれ言うよりも、今後の展開を楽しみに待つ事にしようか。

 今日読んだ時、既にロビンは能力を持っていたので、どういうきっかけでハナハナの実を入手したかの謎がとても知りたい。そして、彼女の境遇を見て、家族の温かさを知らずに育ったのならナミよりも過酷だと思った。でも、そうであるならば上記の感想で言ったように真直ぐに育つのはおかしいんじゃないかなとも思った。同時に、裏切りを繰り返して生きてきた彼女の人生に納得していた。
 ページを捲っていくと、最後に彼女が家族の温かさを知らないのではなかったのを知ってホッとした。これならば彼女が優しい人である事に違和感はない。ワンピースでは血の繋がりは重視されていないようなので、彼女にとっての家族はあの人たちなんだなと思った。これが今後どのような悲劇的な最後を迎えるのか……。
 それと、アニメのEDでロビンがメインのものがあったけど、その時の彼女の少女時代の描写が間違っていない事が証明された。というか、やっぱりチェックしてもらってからオンエアしたんだろうなー。

 気づいたら物凄い長さになってしまった(汗) WJ感想は書かない意向だけど、今日のは昨日のアニメの感想も相まって書かずにいられなかった。そして普段は一言程度だからサイトに収録していないのだけど、今回のは載せていようかな。全てが明らかになった時にどうなるのか心配だけど(笑)

at 22:28, 真神恵, ONE PIECE

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250話「伝説の男の最期! 海列車が泣いた日」

 新iQテストがやりたかったけど、結局ワンピを見ていた(笑) そしてその後は「義経」と、いつもと変わらない番組を見ていた……。テストの方は録画しておいて、週末にでもするつもりさ。先週してくれていたら良かったのに。
 やっぱりスペシャルは止めてほしかったなぁ。この話で37巻がとうとう終わってしまったじゃないの。

 そしてアバンで引っぱり過ぎ! ルフィやゾロが吹っ飛ばされるシーンなんて何度も流さなくていいよ。と思っていたら、ナレーションが入っていた! そうか、これからまた現状位置とかの長ったらしい説明入りが始まるって事なんだね(苦笑)
 おおっ! 待ってました! やはり時間稼ぎのためにゾロがどうやってイソギンチャクになったのかのオリジナルシーンが(笑) しかし……いやまぁ、風に煽られてというのは状況から読み取れるけど、かなり無理があったんじゃないかと。それにしても、能力者でもないのに何であんなに跳躍力があるんだ!? しかもゾロだよ!? 軽々と飛ぶのに不満が残る(笑)
 また流れた先週のハイライトシーン。アイスバーグの声にはどうにも必死さが感じられない。そして彼を制止するトムさんももの足りないんだよね。ずっと調子が同じなんだもの。もっとゼェゼェと息をしながら言ってくれた方がリアルだと思うのになぁ。だから安心して見ていられない。でも、ココロさんは良かった。矢尾さんはちょっと無理して若く演じようとしているなと勝手に思ってた。

 ロジャーの船を作ったのを誇りに思っているという台詞は、もっと腹に響くくらいにドンと言ってほしかったなぁ。それにしても、住民の無責任な言葉に腹が立つ。この10年間の……というか、それまでの彼らの暮らしを知っているというのに、「海賊王」の船を作っただけで評価を一変させてしまうなんてどういう了見をしているのだ? いや、品位も教養もないから卑俗な思考しかできないのか? 理解はできても納得はできん! 大衆ってどうしていつもこんなに流されやすいんだよ!? 自分の頭で考える事ができないのか?

 アニメではよく、原作とは反転した構図になっている事が多いのだけど、今回は同じものが殆どだったので違和感を感じる事はなかった。
 見れば見るほど間抜けな顔なスパンダム。間抜けというか貧相だね(苦笑) なのに声が爽やか……もったいない。あ、ガヤの中にルッチの声が〜。他の人のはちょっと判らなかったけど、関さんの声は判りやすいなぁ(笑) 放送コードに引っかかるんだろうねぇ。若干の台詞の変更が残念……。
 フランキーが海列車に立ち向かう所は涙ぐんでしまった。上記でそう言ったものの、ここの演技は素晴らしかった! とうてい適う筈がないのだけど、彼の気持ちが痛いくらい伝わってくる。大切な人を自分が作った船で傷つけたしまったために、もう作りたくない。それでも夢の船を作りたいという夢がある。相反する心に彼は今後どうやって己の道を見い出すのだろうね。

 などとシリアスなシーンで次回に続くのかと思いきや、スパンダムの声に合わせて表情を変化させる伝電虫に笑ってしまった。ウソップが「なんなんだ?」と不思議そうに言うのも無理はない(苦笑) あと、「コーヒー零した」って台詞が関西弁になっていたと思ったのは私だけだろうか?

at 22:35, 真神恵, ONE PIECE

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BLOOD+ 8話「ファントム・オブ・ザ・スクール」

 ミズ・リー……やはりロッテンマイヤーさんにしか見えない(笑)

 カイとリクはあのまま一緒にヴェトナムに行ったのかな? 行ったら小夜の弱点として狙われてしまって彼らの命が危うくなるのではないかと、OPを見ながら考えていたんだけど、Aパートが始まってホテルの一室で目覚めたカイを見て、やはり一緒に来たのかと今後の展開を考えてしまってハラハラしてしまった。リクの寝顔を見て微笑む所はお兄ちゃんの顔をしていて良かったのだけど。
 ところがルイスの手紙に「何じゃそらー!」と突っ込んだ。いや、確かにもう高校生だから何とかやっていけなくはないと思う。リクも年齢の割りにはしっかりしてるし。でも、勝手に連れてきておいて、カード一枚残してそれで何とかしろとはあまりにも無責任ではないか? 金だけあげたら大丈夫だろうという考えとは何たる身勝手! それが大人のする事か!? それだけで済ませるなんてかなり反感を持ってしまった。しかも言葉はどうするんだ?
 と思ったら、現地の人が日本語だった(笑) そうだよ、先週も突っ込まれたところじゃないか……。アニメでは日本語は万国共通だと! しかし違和感を感じるのは仕方がない! これはカイとリク、それに小夜も最低限英語は話せると思っておこう……って、ヴェトナムだったら英語じゃ意味ないか。ヴェトナム語は無理だろうからフランス語……ますます無理じゃないか。いやいやそれよりもカードが全財産なんだから、スリにあったらお終いじゃないか〜と思ったけど、着たきり雀の彼らを見て、日本人だからといって誰も狙わないかもしれない。言葉を話せるしね! などと勝手に先走って考えてしまった(笑) アニメなのにね!

 今回ジュリアは出番なしか。彼女はどこにいるんだろう? デヴィッドの台詞に反して、外は鳥のさえずりが聞こえる爽やかな陽気が笑える。しかし彼の携帯は本当に大活躍だなー。
 うーん。やはりロッテンマイヤーさんにしか見えないよミズ・リー。というか、小夜の行く先々で言葉をかけているため、季節外れの転校生の彼女を見張っているようにしか見えないね。
 何で悪霊が恋をしたり、涙流したり、その涙で豊かな土地になるんだとか突っ込み所満載な昔話だなー。青いバラなんて自然に存在しない物だってそのファントムは知らなかったのか? 拒絶されてるって解らないのかと思った。……修道院だった頃の話って何年前だっけ? まぁいいか。

 ハジに憧れる女学生たち。うーん……あんな青白い顔をした男のどこがいいのだ?(笑) 小夜の「あれが?」って呆れた台詞にまったくだと思ったのは私だけではあるまい。

「彼のバラを持った姿、すっごく決まってるじゃない!」

 いやぁ、あれは単にボーッと見てるだけにしか見えないよ(笑) しかも庭師のおじさんに切っちゃだめだろって怒られてるし。今のところは彼の行為に吹き出しそうになるんだけど、これからは彼が出るだけで笑ってしまう確率が高くなってきたなー。まぁ、声だけ聞いておこう。ひょっとしたら「BLOOD+」では好きになるキャラはいないかもしれない(笑)
 小夜の食べるシーンはかなり好きかも。作品自体が暗い内容のために、彼女のこういう健康的なシーンにホッとする。部活してる姿も好きだったけど、潜入捜査が目的のために、彼女が高飛びするシーンはもうないのかもしれないな。それはちょっと残念。沖縄の事を考えてたと言っていた所では、私はその視線を辿ってみて、ダイエットしてるというミンの分が貰えないかなーと彼女が思っているとばかり思ってた(笑)

 現役高校生のカイ君? ヴェトナムの首都くらい知ってなさい! 弟に聞いてどうする(笑)
 しかし日本での自分の無力さを嫌というくらい解った彼は、今一番成長しているキャラかもしれないね。自分ができる範囲で最大限努力していこうという姿勢はとても好感が持てる。まずそう考えて動く事ができるようになったなら、今後何が起こっても大丈夫だろうね。それにリクという守る存在がいるんだし。私も長女だからそうなのだけど、兄弟の一番上というのは、周囲がパニックになるほど自分がしっかりしなきゃと冷静になるんだよね。本当は小夜も守りたいって思っているだろうけど、今の彼には精神的に彼女を支える(守る)という意識はまだ持てないかもしれないね。
 今日はリクのお腹が鳴ったな(笑) しかし、カードしかないのに屋台で食事ができるのだろうか? ヴェトナムで現金を持たずに旅をするのってかなり難しいのでは?

 ハジは声だけはいいな。小夜に「似合ってるよ!」って言われた彼はいったい何を思ったのか(笑)
 私にとっては一人だけ金髪という点が気になるアンナマリー。小夜がハジと話して怒っているとミンが言っていたので、学園にありがちなイジメなんてのが起こるのだろうかとちょっと考えてしまった。でもあの顔だとやりそう……。「品のない事をすると思って?」なんて言うお嬢様に限って、手下を使って何かやらかすんだよ(苦笑) 青いバラは確か新聞に写真に載っていたのを見た記憶があるなぁ。

 やはりミズ・リーは小夜を疑っているように見える。
 今回から新キャラがたくさん出てきたけど、説明役のミンというキャラは苦手だなー。自分もお喋りだけど、今日初めて会った人間と同じベッドで寝るなんてしないよ。というかそんな人はお断りだ! しかもこれから寝ようというのにもう少し話したいだと? 早寝早起きの私としてはこういうのはとても迷惑! これから毎日一緒に過ごすというのに……。小夜は笑顔で応じたけど、私だったら絶対に断るだろうなぁ。だって話されてもすぐに寝るよ? そして「感じわるっ!」って思われてしまうんだ……。
 苦手だと思ったのはそれだけでじゃなくてもう一つある。恋愛とか結婚に必死な所も苦手。それしかないのか!?と思ってしまう。結婚できなかったら不安という考えも私には理解できない。子どもの頃、夢はお嫁さんと小学校の記念アルバムに書いていた子がいたけど、正直変だと思っていたなぁ。他にやりたい事がないのかと思ってしまうんだよね。誰と誰が付き合ってるとか男の話とか、私は昔から聞いても興味が持てなかったな。というかそんな話しかしない人との会話は正直つまらない。もっと実のある会話をしたいって思うんだよね。だから今日見た限りではいくら親切で優しい人間であっても、ミンというキャラクターは苦手だ。というかウザい。

 真面目に語ってしまった(苦笑)

 舞台説明が終わってようやく本題に入ったかー。小夜が塔に上るときに、ミズ・リーが現れたらホラーだなと思ったけど、そんな事にならなかったか。しかし小夜はもう少し用心して行動した方がいいんじゃないかって思う。無防備すぎる。でも、心を決めたからなのか、ただ怯えていた頃の彼女じゃなくなっていたのでそれは良かったかな。
 あの……もう少しわかりにくく扮装した方がいいのでは?(笑) 面識がないから良かったものの、もし昼間に会っていたらこれじゃあバレバレじゃないの。しかも何興奮してるんだこいつは! 昔話のように一目惚れでもしたってのか!? 昼間彼女を見た時に近づこうとしたのはそうなのかなと思ったんだよね。腕が反応したので違う目的ができたのかもしれないけど、少なくともその前は近づこうとした理由が不可解。季節外れの転校生だからって、理事長なのにわざわざ挨拶しに行こうとしたとは思えないしね。
 昼間のハジはお笑いキャラだけど、小夜のピンチにやってくる姿は素直に格好良いと思った(笑) そしてやはり戦闘バージョンでなければ小夜は戦わないのか。いつになったら一つの人格になるんだろう?
 変態には違いないが、このファントムはいったい何しに現れたのだ? 次のターゲットは小夜だと言いたかったの? 10年前に起こった事件を頼りに調査しに来た二人の前に初日から現れるとは親切な変態だ。そして青いバラ。どこかの製薬会社が今回関わっているという事もこれで判ったというワケだ? あれ? でも先週飴男と会ってそういう感じの会話していたっけ? ……まぁこれから色々判ってくるだろうから見直す必要もないだろう。理事長はカールという名前なんだね。
 そういや、今回飴男は出てこなかったな。新章が始まったので、EDが合わないなーと思った。でも変わるまでまだあと5話もあるんだね。

*  *  *

 再放送の種デスを見て、この頃はまだ楽しんで見ていたなぁというのを思い出した。そして1話から感想書こうかなと思ってしまった。でも、展開を知ってるから止めた方がいいかもとも思った。そしてCM見て「暁の車」が聞きたくなってしまったので、録画した無印の方の総集編の2のラストを見ていた。やはりあの宇宙に上がる時の「お父さまぁ!!」のシーンはいいなぁと思った。最初から見直そうかと思ってしまったけど、時間がないので無理だろうな(笑)

at 21:32, 真神恵, BLOOD+

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ガンパレードオーケストラ 7話「春不遠」

 ううう。あったのに……あったのに……あったのに! チーズケーキが買えなかった(泣) 新刊を買いに行ったら、CLAMPの画集が出ていた。告知されたのは見ていたけど、今日だと全然覚えていなかった。今日は買い物をして帰ろうと思っていたのが、鞄が重すぎて断念。チーズケーキを持って帰るのも無理なくらいの重さだった。よって今日は坂道を100mほど走っただけで歩いて帰った。あの荷物を持ったままはやはり無理だった。来週こそはあのチーズケーキを買うぞー!

 そう意気込んでみたものの、Aさんからのメールでそうかもしれないと改めて思ってしまった。つまり、ケーキは買うなという天の声だと……! でも、負けない! 負けないわ! 買ってあのケーキをばくばく食べてやるぅ! 

 というワケで以下から感想。

*  *  *

 今日は小島がメインなのだろうか? と思ったら、どうしたんだ乃恵留!? すっかり改心した様子だね。先週の咲良の暴走が功を奏したのだろうか?(笑) そして先週あえて突っ込まなかったのだけど、咲良の脚力は人間離れしているのだろうか?

 などと疑問ばかり言っても仕方がないか。それにしても、平穏な時間の多い話だなぁ。前作の「ガンパレードマーチ」は戦闘もあったりキャラにもスポットを当てたりと、わずか13話しかなかったのに色々楽しませてくれた気がする。
 でもまぁ、中隊メンバーの気持ちがまとまっていた事が見られたし、それは良かった事だろうな。それが咲良が来た事によって起きたんだと、彩華の微笑みは物語っているように見えた。というか見せたかったのかな? でも、彼らはそれまで出撃した事がないようだから、まとまりも何もないよね。

 えっと、馬が逃げたので探せという要請が来た時に今回の話はそれだけかと思った。後は小島が絵を描きたかったが描けない状況であると。ベッドの下に画材を置いていたのは諦めていないって事だと言ってるんだね。
 今回は咲良と小島お話するの巻きでいいんじゃない? クリスマスの時も二人の間に通じるものができたようだけど、この話でそれが確定したと。誰よりも信頼できる間柄になったのかそれ以上の関係に発展するのかは知らないけど、咲良が本音をぶつけたのは今のところは小島だけだよね。それが来週どうなるのやら。予告を見る限りでは、また乃恵留と何かあるんだろうか?
 ああ、やっぱり偶然二人の前にお馬さんが現れるのね(笑) そして「本当にやりたい事があるならいつでもできるという」という感じの咲良の言葉に「そうか」と思った小島がお馬さんの絵を描いて終わる、と。……いったい何がしたいのか解らない作品だなぁ。ずっとこの先もこんな話が続いていくのだろうか? ただの学園ものしか見えないよ。それとももともと青森は寒いので幻獣もそんなに暴れないって事なの? 他の部隊がどうなっているのか殆ど描かれていないのでそんな風に思ってしまう。

at 21:03, 真神恵, 漫画・アニメ

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ハウルの動く城<本編感想>

 理由も判らず、いきなり老婆にさせられたら、普通の若い娘さんだったらその姿を見てそれが自分だと認識した時は叫ぶんだろうなぁ。そして何とか元に戻る方法を探したり、それが無いと知ったら絶望したり最悪なら発狂するんじゃないだろうか?
 しかし、ソフィーはそのどれでもなかった。最初、慌てつつも「落ち着かなきゃ〜」と自分に言い聞かせている姿を見て、彼女は強い人なんだなと最初に思った。それでも夢なんじゃないかともう一度鏡を見に来た所は普通の反応だったけど。美人(?)で器量良しな妹と違って、自分はそうでないと思い込んでいるソフィーにとって、この理不尽な出来事は恨むに相当するものだよね。
 それなのに、夜が明けたら既に現状を受け入れているばかりか、今自分が何をすべきか考えてすぐに実行する。今までの生活からは想像できない事態に素早く対応する実行力は、肝が座っている証拠。もし見知った人間が彼女のそんな姿を見たら驚いているだろうな。
 行動する度に年寄りはどうたらと言っている姿は、そうやって現状を把握しているんだなぁと思いながら見ていた。そして、杖代わりにしようと棒切れを引っこ抜いたらカブがいるのを知って、そのまま去ろうとする場面では彼女の優しい人柄が判った。原作を読んでいないので、それまでの彼女がどういう状況で暮らしてきたのかは知らない。でも、映像特典の英語版の監督が語っていた「周りが優しくないのに彼女は優しい」という言葉で、恵まれた境遇ではなかったんだなと推察した。普通なら捻くれてしまうだろうに、彼女は綺麗な心のままで真直ぐだよねー。
 でも、老婆になってから生き生きとしだしたと思ったのは気のせいじゃないだろう。カルシファーが喋った事には驚いていたけど、すぐに取り引きしようとしたその姿は本当に肝の座った子だなぁと思った。いつの間にかマルクルもカルシファーも彼女を受け入れていたのが嬉しかったなぁ。
 ここで面白かったのがソフィーが掃除を始めたところ。追い出されている虫たちの他に、ネズミの親子が荷物を背負って出ていっていた場面に和んでしまった。ヒンの動き方といい、こういう細かい所も描かれているのがジブリ作品の温かいところだよねー。

 初めてハウルと出会ってした空中散歩。空中でも歩けというのはこの後ずっと使われていたので、最初のそれは伏線だったのだなぁと今さらだけど思った。美人は心臓を捕られてしまう巷の噂は、彼が魔法使いであるのと美男子であるためにできたものなんだね。心臓云々はともかく、冒頭の彼は紳士そのもの。女の子がポーッとなってしまうのは仕方がないか(笑)
 それなのに、どんどん彼が弱虫で泣き虫で臆病な魔法使いだってわかってくるのが面白かった。そしてソフィーに弱音を吐くほど彼女に心を許しているのが嬉しく思った。
 
 始めから相思相愛なんだなと思っていたけど、それでも「愛してるのよ!」というソフィーの叫びは唐突だなと思った。「好きなのよ」だったらすんなり入ってきたんだけど……。だからそれを聞いた時は「エッ!?」と驚いてしまって一瞬物語から関心がそれてしまった(苦笑) それだけが残念だったなー。
 気づいたら皆を引っ張っていくソフィーは格好良かった。しかし、カルシファーに水をかけても彼らは死ななかったり、ハウルを蘇生させたり、時空を越えたりと、次々に起こる不思議な現象を見て不思議に思った。彼女にも魔力はあったという事なんだろうか? 説明というのが一切なかったので、これは? あれは? と考えそうになる事がままあった。それでも画面に次々映される出来事に目が釘付けになっていたけどね。

 とまぁ、全般的に面白かったというのが感想だが、一つだけ不満に思う事がある。
 この物語では戦争が起こっている。しかしラストでサリマンは「馬鹿げた戦争を終わらせましょう」と言っていた。ここがずっと引っかかって仕方がない。馬鹿げた戦争だと判っていながらどうして戦争を起こしたのかという事だ。王様は自国の利益の為とか言いそうだけど、あの口ぶりからサリマンには簡単に止めさせられる力があると思える。ならば何故馬鹿げた戦争を始めさせてしまったのだ?
 しかも、ヒンが最後になって報告したのを受け、彼らの気持ちを解ったのか諦めたのかどうかは知らないけれど、それを見てそう言ったのがおかしいと思う。これではあの戦争はハウルを自分の側につけるために起こったものだとしか見えない。というかそうなのか? ソフィーの母親を脅したのか行かせて覗き虫(?)を残そうとしたり、執拗にハウルの家を嗅ぎ回ったり……。サリマンがただのハウル狂いしか見えない(苦笑)
 そして手に入らないんだと認めるとあっさり戦争を終わらせる。……やっぱりハウルを手に入れるために始めたとしか思えなくなってきた。そんな理由で始めて終わらせて国民を戦争に巻き込んだ事に対して、いったいどう申し開きをするのだろうか? もしかして、国民は隷属するものだからそんな事をする必要はないと思っている? そういう世界のような気がする。
 というワケで、とても面白くて最後は幸せな気持ちにさせてくれた作品だけど、この点だけが不満だ。そして、今後も見る度に不可解な気持ちでそれらのシーンを見ていくのだろうな。

 ところで私はハウル×ソフィーの本を数冊買った。その本が面白くて、まるで本編にあったんじゃないかと誤解してしまうくらいの面白い本だった。19日にDVDで見てそのシーンが本編になかったので、本当に「あれ?」と疑問に思ってしまった(笑) その内容は、ソフィーがハウルの子ども時代に行った時の創作。彼女が涙ながらに「未来で待ってて!」と言ったのに、本編ではハウルとカルシファーがそれに気づいた描写があって、ソフィーはそのまま落下してしまっていた。彼女の事を例の髪のたとえで呼んでいて、詳しいところまでは覚えていないのだけど、その時名前がなかったらしきカルシファーが、彼女の言葉で「俺はカルシファーと言うのか」と言って彼の名前が決まったというエピソードだった。上手く説明できないのがもどかしいのだけど、それがとても良かったので本編にあったものだと混同してしまっていた(笑)
 同人誌でもう一つ面白かったのがあった。それは上記のようなものではなくて完全なギャグ。ハウルがソフィーにドレスをプレゼントするのだけど、彼女は自分には似合わないからと言っておばあさんになってしまって沈み込んでしまうんだよね。きっかけは何だったか忘れたけど、彼女のドレス姿を見た皆が彼女を褒めるので、プレゼントしたのは自分なのに、ドレスを着て皆にもててる事に拗ねてしまうハウルという話。とにかく皆から好かれているソフィーが心配でヤキモチ妬いて拗ねるというハウルというのが面白くて面白くて! 最初の格好いい姿なんて微塵もない彼の姿を見るのが好きだ(笑)
 だから、ラストで皆のいるところでソフィーがカルシファーとキスしているシーンを見て、拗ねてしまったハウルとそれに呆れているソフィーの図が頭に浮かんでしまった。
 上記で不満を述べたが、そのギャグ本を読んで納得してしまった作品があった。その本の作者は原作も読んで映画を見た人で、映画と原作のサリマンが別人だとコメントしてあった。やはり映画のサリマンはハウル狂いだったようだ(笑) しかも映画を見た時は気づかなかったのだけど、サリマンの世話係らしき少年たちはハウルそっくりだった! ちょっと怖いよこの人。で、そのコメントの次のページに落書き調の漫画が描かれていた。それはソフィーが彼女の前で決然と言い切った後で、「あの小娘生意気だから町を攻撃して!」と書いた王様宛てのメモを最後のコマにしたものだった。そして私はその創作に納得してしまった(笑) そう思ってしまうほど、ハウルへの執着で戦争が始まったんじゃないかと見えた。


 最後、ハッピーエンドで家族皆でお城で過ごしている様子が描かれて、ハウルとソフィーがキスをして終わるラストは本当に素敵だった。欲を言えば、二人がもっといちゃついている姿を見たかったけど、映画の目的はそれではないので仕方がない。同人誌で楽しむ事にしよう。おっと、その前にいい加減に原作を読まないと〜。買ったのはいいのだけど、時間がないと言いつつ今日まで来てしまった。DVDが発売される前までに読もうと思っていたくせにな……。原作を読んだ上で感想を書いたらもっと違う事を書けたかもしれないけど、読んでいないものは仕方がない。となると、読んだ後でも感想を書きたくなるだろうから、サイトに移す時は専用のページを作ろうっと。
 最後に最後のキスシーンが好きなんで、頑張って描いてみた。描き上がってからサイトの方の絵を描けば良かったなと思ったけどまぁいいか(笑)
ハウルの動く城ラストシーン

at 22:00, 真神恵, 漫画・アニメ

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ハウルの動く城<声優編>

 三度見たけど全然飽きない。もう一回見たいって見る度に思う。こんな風に思う事ができる作品なんてそうそうないよね。ジブリ作品では「耳をすませば」「千と千尋の神隠し」「ラピュタ」が好きなんだけど、「ハウルの動く城」が一番好きな作品になってしまった(笑)
 豪華版には韓国語や中国語でも収録されていて、できるなら買ってみたかったけどあっさりと通常版を買ってしまった。英語とフランス語でも収録されていたのでそれで充分だろう。

 始めは日本語版でもう一度見て、映像特典を見てそれでしまおうと思っていたんだけど……Nさんにメールしたらフランス語のハウルが素敵だというレスが来たので、それだったらフランス語版と英語版も見ようと決めた。確かにハウルは英語よりもフランス語が似合うなと思った。そして先に見たのはフランス語だった。
 感想は……素晴らしかった! こんなに良かったのだから、英語版もいいんだろうなぁと思っていたのでNさんに聞いてみたところ、声が低くて途中で見るのを止めてしまったというレスが来た。とても気になったけど、一日に何度も見られる時間はないので今日に見ようと決めた。
 英語版は、Nさんの言った通り声が低くてハウルの華やかな外見に全然似合ってなかった。いや、ハッキリ言えばおっさんの声だった……。だから、ハウルが出ていない時は普通に見ているのだけど、ハウルが出てきた途端に私の顔は歪んでいただろう(笑) 一人で見たので誰にもそんな顔は見られる事はなかったけど。

 さて、次は声について。日本語・フランス語・英語と三回見ての感想は、総合的に見たらフランス語が一番!だった。
 各々のキャラで見たら、
ハウルはフランス語>日本語>英語。
ソフィーはフランス語>日本語>英語。
カルシファーは日本語>フランス語>英語。
荒れ地の魔女は日本語>フランス語>英語。
隣国の王子は英語>フランス語>日本語。
王様は日本語>英語>フランス語だった。
 マルクルはどれも同じくらい良かった。ヒンは吹き替えしてなかったんだなぁと、英語版の後半になって気づいた(笑) サリマンは特に印象はなかった。因みに「>」の間にはかなりの隔たりがあるものもある。

 ソフィーに関しては、当たり前だけど倍賞さんの演技力は全く問題なかった。俳優が声のみで演じる場合、舌足らずな喋りになったり演技も全くできてなかったりする事が多い。でも、やっぱり倍賞さんクラスの俳優はそんな事は全くなくて、それに関しては心配してなかった。監督は一人の人物を複数が演じるのがおかしいといった発言をして今回のキャスティングにしたとどこかで読んだ記憶がある。でもね、演技が上手くても18歳の少女の声と言うにはかなり無理がある。30代以上のソフィーは文句はないんだけどね。あの、段々と若返っていく時の声の替え方は見ていて好きなんだけど、やっぱり18歳とは思えない……。まぁ、こんな事を未だに言っているのは私のような声フェチだけだろうけどね(苦笑) 改めて、七色の声と賞賛される声優って凄いなぁって思う。
 パッケージの中には主要人物のキャスティングが掲載されている。しかし、それ以外には何も書いてないし、フランス語や英語を誰が演じているのか見ても判らないので見ていなかった。だから私はソフィーは同じ人が演じているのかなと思っていた。でも聞いてみたら全然違っていたので、それを見たら二人で演じられていた。だからなのかと納得した。
 フランス語版のソフィーはとても可愛い! 英語版は……こっちも18歳というには老け過ぎている。でもこれは日本人の感覚なので向こうの人にとったら全て違和感なく聞けるのだろうな。あ、でも英語版ではラスト近くのヒンと共に落ちていく時の叫び声が良かった。
 それでも、何度も見ていたら慣れてしまうのが不思議だ。英語版を見終わり、映像特典を見ているのだけど、こちらにも本編が収録されているので、今は日本語版を流しながら打ち込んでる最中(笑)

 次にハウル。私はSMAPでは実はキムタクが一番好きではない。だから映画を見に行った時も全然期待していなかった。ところが、一声聞いて今までの評価が一変してしまった(笑) それくらいハウルの声は合っていた。そして自身に起こった現象を顧みて、改めて自分は声フェチなんだと認識した……。つまりメンバーの中で云々というのも、声が多分に含まれていたのかもしれない。まぁ、今後声優として活動する事があるのならば応援できるだろうな。演技力はまずまず。普通に見られる事ができた。しかし舌足らずな喋り方だったのが残念。
 フランス語のハウルが一番すんなり受け入れられた。……他に言う言葉が見つからないや。と、とにかくフランス語版のハウルが好きだー!(笑)
 さて英語版。Nさんの感想を聞いてどんなものかと思っていたけど……一声聞いてとてもショックだった! 冒頭出てきた時はダメージは少なかったのだけど、上記したように登場を重ねるにつれて顔が歪んでいった。ハウルをこんな声で喋らせるなんて酷 す ぎ る。引っ越し前にハウルが笑っているシーンがあるのだけど、とても爽やかに笑っているシーンなんだけど、英語版は何を喋ってもおっさん声なんで全然爽やかじゃなかった〜(泣) しかし、外国語では英語が一番聞き取りやすいので、ヒヤリングという目的を持って最後まで見ていた。フランス語版も英語版も日本語字幕を設定していたんだけど、今度見る時は字幕は付けないで見てみよう。

 カルシファーは、日本語版が印象的だったのでそれが基準になってしまって、他の言語では普通の声だったので物足りなかった。日本語版は突出して良い。こういう、声に特徴のある人は声だけで演じるとすごく映えるよねー。英語版であてていた人は、カルシファーだと普通なんで印象はそんなにないのだけど、こっちの声の方が格好良かったので、ハウルの声は寧ろこの人があてた方が良かったんじゃないかと一声聞いて思った。
 マルクルは、変身後の声の変化が英語版が一番上手かったと思う。でもまぁ、どれも良かったと言えるかな。
 荒れ地の魔女。美輪さんが演じた時は聞き慣れた声でずっと喋ると思っていたので興味はなかった。あの人の声は好きではないので。でも、階段でソフィーと罵り合っているところが面白くて、映画を見た時は吹き出したよ。そして魔力を失って老婆になった時の声が想像できないくらいの声に変化していたので感動した。しかも荒れ地の魔女が可愛く見えた(笑)
 隣国の王子。日本語版は何とか淀みなく言えたなという感想かな。フランス語版はあまり印象がなくて、英語版は王子様って感じの声だった。カルシファーよりもこっちの方がハウルに良かったかも。
 王様は言わずもがな。大塚さんだもの! この人が演じている事に不満などある筈がない。英語版は豪快に笑っている声が良かったなー。

 というワケで、最初はまぁ普通に日本語版で見る人が多いだろうけど、もう一度見ようと思ったのならニ度目はフランス語版で見る事をお勧めする!
 本当は今日の分だけで物語の感想を書こうかと思っていたのだけど長くなってしまったのでそちらの感想は明日に。声だけでこんなに語りたい事がある私は本当に声フェチだなぁ……って今さら文字を小さくしても遅いか(笑)

at 18:48, 真神恵, 漫画・アニメ

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サイトに関しての呟き

 今日こそ買うぞー! と店に行ったら、昨日より置いてあるケーキが少なかった……。休み前だからなくなってしまったんだろうなぁ。手に入らないとますます欲しくなってくるではないか!
 最近お好み焼きが食べたくて仕方がない(笑) お腹が空いたので何か食べて帰ろうかなとジャスコ内の飲食店に行ったら、そこのお好み焼きはお持ち帰りができるとあったので、買い物を済ませて行ったら「焼き物はもう終わったんです」と言われて買えなかった。
 昨日に引き続いて無駄遣いするなという天の意思だとでも言うのか!?(笑)

*  *  *

 最近、更新履歴に記載するのを忘れる事が多い……。でもまぁ、平日は単に日記に書いたアニメの感想、サイトに関係のないアニメの感想を移動させてるので、特に後者は必要のないものかもしれないな。サンナミサイトなのだから遊びに来てくれる人は殆どがサンナミストだものね。それでも興味を持った人が読んでくれているみたいなので嬉しい。他のアニメ感想はともかく、日記を読まない人もいるだろうからワンピースの感想は絶対に移動すべきかなと思う。
 まぁ、随筆というコンテンツ名からも推察してもらえると思うけど、そこはワンピースに限らず、自分が書きたいと思う事を掲載する場にしている。感想以外にもサンナミに限らず真面目に語っているものもあるし。
 日記をブログにしたので現在の状況になっているけど、私はそれがとても楽しいのでこのスタイルはサイトを続けている限り変えないと思う。本音を言えば、アニメの感想はもっと増やしたいなと思っているけど、いかんせんそこに割ける時間を作るのが難しい。だから、「BLOOD+」「GPO」のようにタイトルを作品名にして感想を書くのはそんなに増えないかな。

 先日、友人Oの家に遊びに行った時、サイトに関して少しだけ話した。私はお気に入りに入れるならindexページにしてほしいと思っている。某所ではそういう事を言う管理人がいたら、誰がどこをお気に入りに入れようと文句を言われる筋合いはない。そんなに煩く言うのなら、そんなサイトにはもう行かない。と発言されていた。
 知り合いの管理人さんは、どこにしてもいいけどページが消えても知りませんよというスタンス。Oは、その人の日記だけを読む場合は、入口から入ってメニューから日記に、それも毎日だったら煩わしいなと言っていた。Oは全く別のジャンルで活動しているのでそれもそうだなと思った。
 ところで、サイト開始してから、始めはこの日記を同一ウィンドウで見られるようにしていたのだが、現在は別窓で表示するように設定している。理由は二つあって、その一つがサンナミに興味があるわけでなくて、日記を読みたいという人に対してお気に入りに入れてくれても構わないという意思表示なんだよね。それを言うとOは驚いていたけど、私にとって別窓表示というのはそういう認識。だって、別に表示するのならわざわざ入口から入らせる事もないと思ったんだもの。だから、index―入口のページをお気に入りにしてほしいと言っているけど日記は別なんだよね。……説明しておいた方が良かったのかな(汗)

 もう一つの理由は、日記からサイトに来てもらいたくないから。サイトを開始してから一ヶ月間は、実はサイトへのリンクを貼っていた。そしてブログという媒体が検索しやすいものだと解っていなかった私は、試しにやってみて仰天してしまったのだ。ブログにリンクを貼ると、検索避けしている意味がない(笑)
 検索ワード見て凍りついてしまった事があった。私はサイト名やHNは変えていないんだけど、以前とは微妙に違っている部分がある。その、変える前の書き方で検索されていたのを見てしまったのだ。つまりそれは以前のサイトを知っている人が検索したという事だ。以前のサイトでは閉鎖する前に一ヶ月前に「閉鎖」と告知していたので、既に亡きものの筈。媒体違うし。そうまでして調べるのは何か別の意図があっての事ではないかと思ってしまったのだ。そしてそれに気づいてからすぐにリンクを外し別窓指定にした。
 見てもらいたくない人から逃れる為にサイトを移転したのに、一ヶ月間のあの期間に覗かれたかもしれないと思うと不快な気持ちになるなー……って、暴露しすぎかな?(苦笑) 暴露ついでにもう一つ。外すのを決めたのは解析にあったあるホストを見つけたからだったんだよね。そしてそれは上記の言葉で検索していた人物のものでもあったのだ……。
 隠し事ができない性格だからとはいえ、何も万民が見る事ができるこの場に書く事もないだろうと思う人が多数だと思うけど、これは該当の人物に対しての発信でもあったりする。それでも見る人は見て、想像だけど影で悪口雑言を言い合っているのかもね。後で知った事なのだけど、痛いので有名のようだし。でもまぁ、最近は開始当初に見たあの記録の主は現れていないようなので、無関係の人たちにはちょっと吐き出してみたかったんだなと思ってもらえたらなと思う。
 幸か不幸か、それに関しての質問や、元に戻してと言われていないので、ここもずっとこのままだと思う。

 ……他にも書きたい事があったんだけど、既に長いのでその話はまたいつか。

at 22:42, 真神恵, サイト関連

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鋼の錬金術師 12巻

 ああ、ランファン! 生きてて良かった! 11巻のラストがすごい所で終わっていたので気が気でなかったよ。

 実は昨日、本屋に行って買うものがなかったと書いたんだけど、目当てはこの12巻だったんだよね。鋼錬もワンピ同様に一日早く発売されるのは知っていたんで。確かに12巻は置いてあったんだ。でも、通常版しかなかったんだよ……。田舎で困る事はこれだよねー。だから「買うものがなかった」なんだよね。幸い今は毎日神戸まで出かけているので昼休みに限定版を買う事ができた。

 まずは4コマを読んだのだけど、どうしてこういう事するかなーと思ってしまった。DVDで描き下ろされた4コマが収録されていたんだよね。まぁ、これに限らず、やれ限定版だ、特典だと宣伝しておいて後でこのように出すなんてズルいと思う。DVDを買った人間にとっては見る所がないよ。しかも他にも見た事のある4コマもあったしなぁ。限定版を買ったけど、かなり不満の残る特典本だった(苦笑)
 微妙なお年頃の中尉はいったい何歳なんだろう? そういうデータは作られていないようなので、結局最後まで不明のままかもしれない(笑) 微妙な年頃って、四捨五入すると30歳なのだろうか? でも、中尉はあまり気にしなさそうに見えるけどな。あのコマは面白かったけど。
 なんだかんだと不満を言いつつも笑った特典だったよ。しかも、DVD買ってたクセに読んだ記憶のない4コマもあったような……?

 さて本編、開けてすぐの……総扉という名称で合っているのかな? 大総統が腕を持っていたので殺されてしまったのかと思ってしまった。この漫画は、女の子だからとか味方だからとご都合的な展開にならないのがいいなと思う。ランファンは生きていたとはいえ、片腕を失くしてしまったのだからそんな評価にはならないだろう。でも、これでウィンリィに機械鎧を作ってもらって、身体の一部となるまでにはどれくらいかかるか判らないけど、生身の腕ではできなかった技を使って強力な戦力になえうのかなーと勝手に期待している。ロス少尉と同様に、ラスト近くで戦列に加わるのかなと思っているけど。
 リンが今回始終真面目なキャラになっていた。真面目にならないといけない状態なんだけどねー。そして表紙がとてもいいよね。私は鋼錬ではロイアイなんだけど、リン×ランファンもいいなぁと思った。でも、そういう漫画ではないので王族と臣下の一人という関係で終わるんだろうな。……どうなんだろう?
 リンは覚悟していた筈だと言い、しかしそれは「筈だった」というように足りない覚悟で甘かった。ランファンという戦力の喪失はとても大きかった。エドはそれをまた自分たちのせいでと思っていたようだけど、リンはそれをキッパリ否定し、そして今回の件を自分が甘かったからと認めたんだよね。ランファンの方が覚悟があったと言っていた。いっざとなったら女の子の方が精神的に強いって事なんだろうなと思った。男の子は土壇場になって弱さを露見させるんだよ。
 それは多分、守るべき人がランファンにもいたからなんだろうなって思う。中尉もそうだし、グレイシアだってエリシアがいるから頑張る事ができるのだろうな。強い女の人は素敵。大総統に「見事なり」と言わしめたランファンはとても素敵だった。

 そしてああ、ウィンリィ〜!(泣) 両親が殺された事を知り、その犯人を知ってしまった。その衝撃に彼女がああいった行動をとるのは人として当たり前の感情の発露だろう。でも、彼女に銃は本当に似合わないと思った。読んでて涙ぐんでいた。
 ムカついたのがスカーの発言だな。ウィンリィに自分を撃つ権利はあるといいながら、撃ったら敵とみなすだなんて……。それでもその直後の発言に納得してしまったのも事実だな。先に引き金を引いたのはアメストリ人だし、イシュバールの民だというだけで殺されてしまったんだもの。敵味方分け隔てなく治療したロックベル夫妻に感謝したイシュバール人もいただろうけど、そう思えなかった人もいたって事なんだよね。……スカーが殺した理由って語られていたっけ? まぁ、一般市民とか非戦闘員あとかいう概念はなくて、イシュバール人がイシュバール人であったために殺されたように、アメストリア人だったから殺されてしまったのかもしれない。そんな言葉にウィンリィは納得できないだろうけど。カガリの「殺されたから殺して、それで戦争が終わるのかよ!?」という叫びが思い浮かんだよ……。
 今回ウィンリィを守ろうとしたエドがとても良かった! エドウィン好きな友人Yはどう思ったのかな? 驚いたのが、エドウィンやロイアイを嫌いだと言う人がいた事だなぁ。そして、その人らの発言によると、エドウィンやロイアイが好きな人は痛いんだそうな……。「痛い」と言われてしまう人がそのカップリング支持者にいたというのを知ってショックを受けてしまった。サンナミでもいないと思っていたのに「痛い」人がいるのを知って悲しくなってしまったもんなぁ。えーと、自分で痛いと自覚している人ならいいんだよ。私もサンナミに関しては痛い人なんで。自覚がない人が一番困る。

 話がそれてしまった(汗) ええと、エドが格好良かったんだよ。それとアルの「バカ兄」発言も久しぶりに聞いたなー(笑) 彼らがウィンリィをとても大切にしているのがよく判る展開だった。身を呈して守ろうとするなんて、なかなかできる事じゃないよね。
 そこにスカーが、自分を守ろうとした兄を思い出していたけど、彼の兄を殺したのはアニメと同じ人物みたいだねぇ。設定が同じ所と違う所があったのは残念だな……。
 涙ぐみながら読んでいたのは、特にP66辺りかな。銃を握ったまま強張っているウィンリィの手から、一本一本指を外してやっていた辺りなんか、もうウィンリィの悲しみとエドのやるせなさが伝わってくるようで……。
 ラッシュバレーに帰るウィンリィを送るエドの言葉と、彼女が自分の気持ちを自覚したのを見て、彼らは恋愛に発展するのかと少し驚いた。エドの気持ちが家族以上の感情なのかは判らないけど、そうなってくれるならそれはそれで嬉しいかなと思った。

 髪を下ろした中尉の姿を見られたのが嬉しかったなぁ。エドとアルも一拍おいてからでないと気づかなかったのに、一瞬の遭遇だったのにも関わらずそれを中尉と判った大総統に驚いてしまったけど、「最強の眼」を持つ彼だから判った事なんだと後になって気づいた。
 凄惨なシーンや、悲しいシーンやハラハラばかりの12巻だったけど、ロイが出てきただけで何故に和むんだろうか?(笑) 「本気で役に立ってません」とキッパリ言われて、キノコが生えるほどへこんでいたロイに苦笑した。アルにもついて来ないでて言われてしまうし〜。確かに全然役に立っていなかったなぁ。
 グラトニーの豹変も驚いた。ラストに執着していたのはアニメだけではなかったんだねー。本気でビビッていた三人の気持ちが解るよ!(笑)
 ところでシャオメイは自分より強いと愕然としていたけど、このままアルに懐くのだろうか? あの指をガブっと噛みつかれてウフフフと笑っていたアルはそざかし恐怖の対象だったろう(笑)

*  *  *

 昨日やらないと言っていたけど、結局テトリスに夢中になっていた。封を切ったのが運のツキ(笑) 22時には布団に入っていたんだけど、さすがに早すぎたなと思って始めたのがいけなかったよ。本当は、30分ほどあそんで「十六夜記」をしようと思っていたんだけど、何度もやっていたら1時前になっていた。
 23時頃、友人HとAさんから続けてメールが届いたので驚いてしまった。こんな時間にどうしてメールが来たんだろうと思って、一時中断して読んでみたら……お祝いメールだった。とても嬉しかったなぁ。そして今日、またチーズケーキを買って帰ろうと思ってしまった(笑) バス停までの道中にあるケーキ屋さんで、これまた前から食べたいなぁと思っていたケーキがあったのでそれを買おうと思ったんだけど……今日に限ってそれがなかった! これはもう食うなという天の声なのだろうか。しかし、明後日は祝日だし、明日あったら買っていそうだなー。

at 23:45, 真神恵, 鋼の錬金術師

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