何とも後味の悪い結末だったな……。
視聴者はあくまで圭一視点で物語を見ているので、レナたちがおかしくなっているようにしか見えない。しかし見方を変えてみたらどうだろうと今回の話を見ていて思った。これまでレナや魅音は急変したように見えたけど、圭一自身はどうだったろうかと。
素の状態の彼女たちから見たら、いきなり表情を変えて詰め寄ってくる圭一はどうだったんだろうかと。圭一がレナたちの変貌を見るのと同じ恐怖を持ったのじゃないだろうか……。そうでなければ自分の中で納得できないんだよね(苦笑) かなり端折ったアニメ化だろうけど、これは最後まで見ないと真実は見えないのだろうな。
両親が東京に追い出された(ようにしか見えない)夜に大石と電話で話している時にやってきたのはレナだったのか。あのドアの開け方と彼女の表情とか言い方が一致しないよ(苦笑) 親がいない事、夕食をカップラーメンで済ませた事までならいいけど、
どこで何を買ったかまでを詳細に知っているなんて、傍で見ていないと判らない。なのに何故レナは知っていたのだろうか。単にストーキングしていたとは思えない。
不思議なのは、レナも魅音も圭一に豹変した姿を見せているのに翌日にはケロッとして話しかけている事だな。普通に考えたら
どういう神経しているんだ?と思うよね。だからあれは何かに取り憑かれているんじゃないかとしか思えなくなる。でも、二人同時におかしくなるという点でやっぱり自分の意思があるのかと思えてしまう。希望は前回も書いた通り操られている事だな。
カップラーメンだけじゃなく、野菜も食べなきゃというのは仰る通りとしか言えないんだけど、中に入ろうとチェーンを握って「開けてよ」と言う言い方が
尋常でないのが怖い。あんな風にされたら誰だって拒否するって(笑) しかも圭一は既にレナたちを信用できないどころか疑っている状態なんだし……。
でも、必死なのはわかるけど、指を挟んでいるのに強引に閉めようとするなんてちょっと酷いと思うのは、私がついつい女の子を庇ってしまう性格だから(笑) 指を挟まれた途端に普段の声に戻っているのと、「悪ふざけが過ぎたなら謝るよ」と泣きながら言っているのはどういう事なんだろう? あれが
悪ふざけのつもりだったなんてとても思えない。上記の思い込みで考えたら、あの瞬間に正気に戻ったのかな? 顔が見えないのでこの時レナがどちらの目をしていたのかわからないので判断できないな。しかし、ずっと謝り続けている声がしていたので可哀想と思ってしまった。
レナたちだけでなく、村の人たちも信用できなくなっているように見えるので、刑事だったからというだけで、圭一は大石だけを信じているのは解る気がする。でも、本当に村全体を疑っているのだろうか? 梨花や沙都子は? 大石の話から彼女らは被害者であるようにしか聞いていなかったと思うんだけど、その辺りはアニメでは描かれていないけど原作ではあったんだろうか? その辺りが釈然としない所だ。
それはともかく、私もまぁ二面性を見せるレナや魅音よりは事件を調べている大石の方が信用できるのかなぁと思っていたりする(笑) ところが、今回冒頭で圭一と電話をしている大石はちょっと変だと思った。だって、刑事なのに何故“オヤシロさま”を疑っているのだろう? 響きからそれは人ではない存在だというのは明らか。なのに
刑事である大石がそんな非科学的存在を信じているという発言はどうなの?
レナたちの事を語り始めた時にタイミングよく停電になるなんて、これは偶然だとは思えない(汗) それと、電話口の大石の「“オヤシロさま”の祟りって本当にあるのかな……
なぁんてなぁ……」と言った後に雷まで鳴るし! しかも最後の
「なぁんてなぁ……」の部分はこれまでの大石の口調と明らかに違うと感じたのは私だけだろうか? また、最後の「なぁ」の部分がくぐもった声になっていたのがとても気になる。まるで壊れたテープから発生する音のような感じと言ったらいいんだろうか。朝に一度見た時は時間がないのもあってサラッと見ているだけなんだけど、この部分だけがドキッとした箇所でもあった。圭一も何かおかしいと感じたのか驚愕した表情をしていたし。その後話題が切り替わったら圭一も我に返っていたし、やっぱり大石だったかどうかは怪しい。
レナってあの後もずっと外で圭一の部屋の窓を見ていたのか……。彼が窓の外を見なかったらどうするつもりだったのだろうかと考えるのは野暮な事かな(笑) それだけでなく、ずっとあそこで謝り続けていたのかな。レナの事を聞いていたのに、その話よりもレナの方に関心がいったのは上記の事と何か関係あるのかなとまで思ってしまう。それとこの時に電話口で大石らしき人物が圭一を呼んでいたけど、この時「前原くん聞こえてますか?」としか私には聞こえない。何度聞いてもボリュームを大きくしてもやっぱりそう聞こえてしまう。大石は「前原さん」と呼んでいたので、誰が電話の向こうにいたんだろうか? この推測が外れていたらいらぬ考えなのかもしれないけど、もう
全てが疑わしいのでそう思って書いていこう(笑) 登場人物の中で彼を「前原くん」と呼んでいたのはあの四人の中にはいなかった。だからその他の誰かって事か……。人物が特定できないのに考えるのはやめようっと(笑)
レナはずっと「ごめんなさい」と謝っていたようだった。あの目になった時は性格が一変していたのに、このシーンに限って言えば悲しそうな様子だった。そして何に対して謝っているのだろうか? さっきの事で謝っているとは思えない。仮に彼女が操られているのだとしたら、あの痛みで正気に戻って自分ではどうする事もできないからこれまでの事とこれからの事を謝っているのかなと思ってしまうなぁ。でもこれは仮定の話だから本当は違うのかもしれないね。
あれ? 最後の方はちゃんと「前原さん」と呼んでいたよ(汗) やっぱり聞き間違いだったのか??
さすがにあんな事があったらもう気楽には話しかけられないか……。魅音はその代わりなのかなぁ。しかしやっぱりこっちも
どのツラ下げて話しかけてるんだよと普通なら思うぞ(苦笑)
しかし知り得た情報をベラベラ話すのは危険だ〜と思った。だけどさ、何も告げずにただ「止めて」と言っても誰も聞かないと思うな。レナは圭一にどうして嘘をつくのかと問いつめていたけど、最初に嘘をついたのはレナと魅音じゃないかと思う。何故隠そうとしたのかそれが解らない……。真実を知ったら圭一の身に何かが起こってしまうという事なのか? しかしそうだったら何故あんな風に徒に恐怖心を煽るような事を言い続けてきたんだろうかと当然の疑問が浮かんでくる。
魅音が圭一の言葉の暴力に愕然としていたけど、針入りのおはぎはどう考えたって言い訳できないよね。あの時の魅音の表情はその事を知っていてやったと物語っている。だとしたら、考えたくないけどこれまでの事は全て彼女らの意思で行われたという事になる。……だんだん頭が混乱してきたよ(汗)
圭一にダム工事現場の監督と取っ組み合いのケンカをした事を知っていると告げられた後に、魅音が泣き出したのには驚いた。しかしその後豹変した事から圭一は
地雷を踏んでしまったと見るべきか。ただ彼女の怒りの鉾先が“じじい”に向かっているからちょっと違うのかな。しかし定年前の“じじい”っていったい誰の事だ? うっかり圭一が言ってしまったけど本当に大石なのか? でもそれだったらレナが“知らないおじさん”と言う筈がないので違うかな。何よりも驚いたのは魅音の口調がかなり変わっていた事だけどね(笑)
う〜ん。レナはもうあの目のまま戻ってこないのだろうか? しかも
無表情で鉈を持っているよ(汗) バットを振り回して何とか強気でいられた圭一も身体が震えているよ! しかし何より怖かったのはちょっと視線を外したら彼女の姿が消えていて圭一の背後に立っていた事だなぁ。どうやって移動したんだ? しかも気配消していたみたいだし。
ずっと謝られた事と、“オヤシロさま”とどういう関係があるのかよく解らない。でもそう言われた圭一の脳裏に浮かんだ
ずっと謝るレナの姿が視聴者が見たものとは全く違っていた。あんな表情していなかったぞ? しかもレナの言い方も変だ。誰かに謝られた事ないかと聞いていたけど、それって
自分の事じゃないか。つまりあの夜のレナとこの時のレナは別人だったのか??
鉈を突き付けて「悩みごとを聞かせて」って何を考えているんだ? 悟史が転校したのもレナが転校して戻ってきたのも全て“オヤシロさま”絡みなのは解ったけど、脈絡がどうなっているのかはさっぱりだなー。でもいきなり笑い出して、突き飛ばされてからも笑っているレナは異様だ(汗)
前回圭一のひき逃げに失敗して「チッ!」とあからさまに言って逃げていった作業服姿の男たち。こいつらも謎の存在だな。いったいどこから湧いてきたんだ? またCM前にバットで殴られる音が入っていたけど
嫌な音だ……。って、まだAパートだったか!
そしてまたおかしな場面になっていた。さっきのやり取りは何処に行ったのかと聞きたくなるくらい普段の二人がそこのいた(汗) しかし家に入られてしまったよ圭一……。あの作業服の男たちもそうだけど、監督というまた新たな謎の存在が。そうしてまた肝心な事を教えようとしないレナと魅音はいったい何を考えているのだ?? あの笑っている姿はもう異常としか言い様がないなぁ。そしてそれがまた恐怖を助長するんだよ。一時は威嚇して優勢に立てたかもしれないけど、結局また怯えている圭一が可哀想だよ(泣)
罰ゲームだからと注射器を出した魅音の笑いが怖い怖い! 高校生ともなればいくら羽交い締めにされたとしても簡単に振り払えるだろうになぁ。しかも足は自由なんだし、何故されるがままなんだよと思っていた。怯えているから力も入らないか……。殺されたあのカメラマンも本当に同じ事をされたのか?
ああ、そこから1話の冒頭のシーンに繋がるのか……。しかし圭一は「止めろ!!」と叫んでいたけど結局何かの薬物を注入されてしまったのだろうか? あの撲殺シーンはその薬のせいでと見えなくもない。レナと魅音はこれで死んでしまったのは確かなのか?とそこまで疑ってしまうなぁ(笑) しかしバットで殴った後、彼らは圭一に何をしたんだろうか? 家に運んだのは彼らなのか? その説明が一切なかったので困る。彼らが運んだのだとしたら、レナと魅音を始末するために圭一の傍にやったように見えるんだけどなぁ。監督を呼んだと言っていたからやって来たのはその監督とやらなんだろう。しかしそこにあの作業服の男たちがいたよね。やっぱり全て仕組まれていたと考えていいのかなぁ。
最後の圭一と大石の電話での会話で、圭一が“オヤシロさま”がいると思うと言った後の怪訝そうな大石の言い方で、上記した事は間違いじゃなかったのかなと思った。しかしずっとつけてくるという“オヤシロさま”とは一体何なのか? すぐ後ろにいるという事は実体化したもの? 誰なのかと聞く大石の言葉を否定しなかった事から人の姿をしていると見て間違いないのだろうか? 圭一にそんな余裕がないと言われたらそれまでだけど。後、誰なのかと大石が聞いたので、やはり非科学的なものを犯人だなんて思う筈がないんだと確信できた。
もう間に合わないと大石に言っていた事から、圭一も死んでしまうのはわかった。それでも後ろを振り返る事はできないんだね。怯えて怯えてもう疲れてしまったのかなぁ……。再び喉を引っ掻いて人が死んだ。あの注射器の中には何が入っていたのだろうか?
圭一の背後に忍び寄っていたという“オヤシロさま”って何なのか? 勝手に予測したら梨花だったりして……。根拠はOPの映像から(笑) レナと魅音と沙都子とは違う雰囲気で描かれていたのと、彼女が巫女さんの衣装を着ていたから。前回指摘してもらって“オヤシロさま”と書き換えたけど、やっぱり“お社さま”だと思うんだよね。そしたら関係者って梨花しかいないんじゃないかなぁと。四人の中で唯一何の変化というか怪しいと思う所がなかったというのも却って理由になるのかもしれない。と言っても沙都子の変化は兄のバットを圭一が持っていたからというものでしかなかったんだけど。
しかし圭一も死んでしまうとは思わなかったなぁ。あとどうして彼も「ごめんなさい」と最期に言葉を残していったのか……。
直筆のメモって大きなミスがあったらしいのだけど、私は何が書かれていたかを見ていなかったので気づかなかったよ(笑) 省かれたのは証拠がどうとかと言っていた部分なのかな? 警察に薬物を使用していないと思わせているって事だもんね。これが薬物投与だと明らかになったら“オヤシロさまの祟り”ではなくて単なる殺人事件になるし。そう見せたくはないって事か。時計の裏じゃなくて畳の下に隠した方が良かったんじゃないかなぁと思った。しかし何もかもお見通しだったら何処に隠していようと結果は同じなのかなぁ。あ、でも人がやった事だったとしたらそうとも言い切れないか?
良かったとは思うけど、やっぱり展開が早いなぁと思った。来週からは魅音がメインのお話が始まるようだけど、どんな話になるのか楽しみ〜。時間軸はもちろん昭和58年6月以前に戻って再びその日に向かって進んでいくのかな?
……うーん。明日こそ遅刻するのかもしれない(汗) やっぱりダラダラ書くのは止めた方がいいかもしれない。短くした方がいいですか?と、結局は自分からは短くする気がないかのように聞いてみたりして……。
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