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DEATH NOTE 3話「取引」

 ふと思ったのだけど、勝平はLよりも月を演じてくれた方が良かったんじゃないかなぁ。だったらもっとこの作品が面白くなったと思う。やっぱりね、月のあの棒読みが残念でならないんだよ……。新人よりはもうちょっとこなれた人に演じてほしかったなぁ。

 最初は凶悪犯を殺し、少しレベルを下げて犯罪者を殺していた月だけど、先週は「悪だ!」と言われてカッとなり、Lと名乗っていた人物を殺してしまった。ここで彼の「正義」ってのはもう壊れてしまっているんだよね。何を言われても悪事を働いた人物のみを殺していれば、一貫しているから私もここまで言わないさ。
 Lは彼なりの正義感に基づいて行動していると評していた。しかし、それは幼稚な心理だとも。神にでもなろうとしているのかと、月が言った事をピタリと当てていた。幼稚だと言われているのを知ったら、またカッとなるんだろうな。本人は冷静だと思っているようだけど、先週のアレといい、Lの言う通りだな。月は少し違うのかなと思っていたけど、やっぱり彼もオベンキョのできる人間でしかなかったという事か?

 可哀想なのが局長だなぁ。自分の息子が殺人鬼だと知ったら憤死してしまうんじゃないだろうか? この時点で徹夜続きで憔悴しているように見えるのに、自慢の息子の本性を知る日は来るのかな。……10巻くらいまでは原作を読んだのだけど、細かい部分はあまり覚えていないのよね(笑)
 さて、辞表を出した三人の刑事は、何故と問う局長に「命が惜しいから」と答えていた。そりゃそうだ。自分らが捜査しているのを知られたら、消されるかもしれないと思うのは当然の事だよね。事実、Lと名乗らせた人物は殺されてしまったのだから。
 月は正義のために犯罪者を殺していると言っているけれど、になるなどと言っているような人間だ。自分にとって都合の悪いものは消しにかかるのは実証済みだし、今後も自分に捜査の手が回ってきたらバレないように殺すに違いない。
 彼ら三人を責めるなんて誰にもできないよね。事実、彼らが言っていたようにLは匿名性を保ったまま捜査しているのだもの。ああ、しかし、Lは顔は見せていない今のままの方が良かったかな。OPで既に顔は知っているけど、初めて顔を見た時はちょっとガッカリしたもんだよ(笑) ま、月の読んだ通りに事は運んでいるんだよね。

 リュークは月の味方でも、ましてやLの味方でもないと断り、自分が気持ち悪いから言うのだと前置きして伝えたのは、誰かが月をつけている事だった。警察関係者を疑うという月の読みはあたったという事だね。しかし、局長以下の刑事たちはそんな事をしているような話はしていなかったので、別の機関が動いているのは間違いない。つまり、これが発覚すると、Lと警察の関係は悪化するという、月にとっては喜ばしい展開になるんだね。
 成績がいいとはいえ、月は普通の人間だからリュークに教えてもらえなかったら気づかずにいたんだろうな。そうすると月がキラだという証拠が掴まれてしまうって展開になって物語が終わってしまうか。
 リュークは自分が気持ち悪いから教えると言っていたけど、月が気に入っているから教えたようにしか見えないなー。前置きが長いのがその証拠だと思う。いや、この作品はそもそも字が多くて読むのに時間がかかったんだっけ。月の言ったように本当に回りくどいと思った。ま、確かに後ろにつかれるってのは気持ちが悪い事だけど。

 自分が疑われる可能性は低いとはいえ、何ヶ月も放置していたら可能性がゼロではなくなる。だからまずは尾行者の名前を知らねばと、隠れているであろう場所を見ながら月は考えていた。そんな月を見て、リュークが死神とデスノートを持った人間の違いを教え始めた。曰く、死神は人間の寿命を貰っているらしい。天寿を全うする筈の人間をそれより早く死なせると、残りの時間が死神の寿命に加算されるそうな。……迷惑な話だな。人間との違いは人間がデスノートで人を殺しても、デスノートの所持者の寿命が伸びるワケではないという事。
 二つめは、死神の目は人間の顔を見ただけで対象の名前や寿命が判るそうだ。しかしリュークって顔が大きいんだなー。間近に近寄られた月が引いていたのがちょっとおかしかった。あの顔をアップで見る耐性はまだ月にはなかったのね(笑)
 さて、今回のタイトルである「取引」とは、リュークが月に持ちかけたものだった。死神の目には人間の名前と寿命が見える。見えるけど、それは口が裂けても言えない。しかし、ノートの所有者だった死神が、入手した人間の目を死神の目にしてあげる事ができるそうだ。もちろん代償があっての事で、それが寿命の半分。死神の目の値段が残りの寿命の半分だなんて凄いなぁ。そして死神は取引に応じた人間の寿命分が自らの寿命に加算されるシステムなんだね。しっかし、リュークの目には月の寿命が見えているなんて、今思うと彼は知っていたんだなぁと思った。結末は友人がポロっと言ったのを聞いてしまったんだよね……。でも、具体的にはどうなったのかは知らないけど。

 今回の絵も綺麗だった。絵に関してはもう心配する事はないかな? それから、予告の後にあったあのコーナーが無くなっていた! あまりにも不評だったから止めたのか、それとも時間枠が足りなくて関西ではカットされてしまったのか……。あ、でも不評なのは私とその友人たちだけで、他の……あの二人の声優のファンはそうは思わないかな? いずれにせよ、なくても困らないのでするならする、しないならしないで統一して欲しいものだなー。

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at 23:57, 真神恵, DEATH NOTE

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BLACK BLOOD BROTHERS 1話「黒き血の兄弟」

 放送してくれるとは思っていなかった作品。吸血鬼ものだという以外は何も知らないのだけど、絵を見て草河さんなのかなと思っていた。当たっていたのでやっぱりと思った(笑) もちろん、原作は読んだ事はない。ある事さえ知らなかった。小説でいいのかな?
 OPを聞いて驚いた。高橋さんは最近声出しではなくて歌を歌っているのかな? 私が知っていて、今もやっているのっていったら「遥か」くらいしか知らないもの。初めて聞いたときは歌が上手いのでビックリしたなぁ。本編では今後出てくる可能性はあるんだろうか? それから、歌っているだけでなく作詞もしていたのねー。
 色んなキャラが出ていたので、今後本編で現れるのが楽しみではあるのだけど、2クールものなのだろうか? あの黒髪の女性キャラがラスボス?

 香港で何やら暴動が起きているけれど、どう見ても人間じゃないよね(笑) 彼らは、彼らも吸血鬼なんだろうか? しかし何かに阻まれて進めないでいた。最初に出てきた時は暗い奴だなぁと思ったけど、声が高いなと思った。櫻井さんは好きだけど、イメージと違うなと言うのが最初の印象だった。
 目を瞑った彼が、名前を呼んだ時は驚いた。だって、ジローって! 日本名ではないか! 無礼者とあの白髪が言っていたので身分の高い人なのかな? 剣で嘆きは拭えないと言っていたので、ジローは大事な人……一瞬出てきた金髪の女性を死なせてしまったばかりで自暴自棄になっているんだろうか。
 そして、自分で言っていた通り強いね。相手が雑魚だからなんだろうけど、一撃でやっつけてしまうなんて凄いなぁ。と思ったら金髪の女性が現れた。しかし、守る者を亡くしたばかりだと言っていたから、これは罠、なんだね。と思ったらOPでラスボスかと言ったキャラが出てきた! ……でも、あのぅ、Tシャツにジーンズってなんちゅう格好をしているんだよ(苦笑) OPではらしい格好をしていたというのに、そっちが気になって話に集中できなかったよ。いや、ジーンズは好きなんだけど、彼女の容貌には合っていないなと一番最初に思ったもので……。
 ジローの攻撃を難なくかわしているのでとても強いのだろう。そしてジローのあの怒りっぷりから、金髪キャラが死んだのは彼女のせいらしいね。そして彼女には新しい家族がいるらしい。また九龍王を目指しているらしいが、九龍王って何?

 いきなり10年後から話が始まった。金髪の男の子の声は、さっき出てきた金髪女性と同じだった。何か関係があるんだろうか? OPでも何やら気になるカットがあったしね。コタローという名前なのね。おまけにこちらも思いきり日本名だよ(笑) しかもジローの言葉使いが違う! 10年でこうも変わってしまうものなのか?
 そのコタローくん。何ともマイペースなキャラらしい。遊んでほしくてジローを起こそうとするも、水の上が苦手な彼はコタローを殴りつけると再び眠ってしまった(笑) 密航しているのだから大人しくしていろという兄の言葉を無視して、退屈なコタローくんは外へ遊びに行ってしまった。……いろいろトラブルに巻き込まれてしまうキャラらしい。
 外では何故か銃撃戦が始まった。そこで会ったサラリーマンは、コタローくんを知っているようだった。あんなに激しくドンパチしていたら、そら眠れないだろう(笑) どうやらこの世界では吸血鬼は普通に存在しているものらしい。しかしどうして吸血鬼って棺桶で眠っているんだろう?

 出てきたのはやはり全く同じ人物だった。地はどっちなのだろう? 10年前のあれは自暴自棄になっていたから? 普段はこんな感じのキャラなのだろうか? ……そんな事はないか。穏やかなフリをしている方が正しそうだ。
 不敵な顔をしているなと思ったら、開口一番「おはようございます」だったので拍子抜けした(笑) でも、嬉しそうに兄に駆け寄るコタローくんに気づいた時に表情が変わったので、丁寧なのは口調だけなんだね。叱っていると見えなくもないけど、いたぶっているようにしか見えなかった(笑) この二人はこういう関係なんだね。なかなか楽しそうな兄弟だな。マイペースなところはそっくりだね。銃を向けられているとは思えないのんびりさ! まぁ、彼らには銃なんて効かないんだろうけど。

 事態が飲み込めていないのは視聴者も同じ。そんなワケで始まった説明タイム(笑)
 カンパニーというのは吸血鬼と人間との仲を取り持つ所らしいけど、裏では吸血鬼狩りをしているらしい。まぁ、人間というのは自分以外の存在は認めないからね。同じ人間でもそうなのだから、異なる存在の、しかも人間より強い生き物を放置していたら安心していられないというところかな。しかし、吸血鬼といっても皆が皆強いワケではないのね。どこの血統とカンパニーの鎮圧チームの隊長らしき人物が言っていたので、どうやら吸血鬼の中でも序列があるらしいね。というか、吸血鬼の血って黒いのか……。
 協定血族でいいのかな? それの紹介があれば歓迎されるけど、なければ100年以上生きたオールドブラッドでも駄目なんだそうな。知り合いがいても駄目なのか。やっぱり、銃でジローは倒されないんだね。
 冷静そのものだったのに、爆風でコタローくんが飛ばされると表情が変わっていた。迷わず海に飛び込んでいたけど、水が苦手だと言ってなかったっけ? それを見ていたあのサラリーマンが「ヤバい」と言っていた。

 ドアの外へ出て初めて会った女の子も吸血鬼だった。この子を吸血鬼にしたのはあの女性だったんだね。しかも頼まれて血を飲ませたのか。病気だった女の子はそれで長らえる事はできたけど、今その女性と一緒にいるという事は、母親に捨てられたって事なんだね。自分から頼んだというのに、自分と異なる存在となってしまった娘はもう娘ではなくなってしまったんだろうなと想像してみる。でも、もしかしたら女の子の方が母親を殺してしまったのかもしれないね。お腹が空いたと言っていたし(汗)

 十字架のついた鎖に巻き付かれたときも白い煙りが出ていたけど、海に潜ったジローの身体からも白い煙りが出ていた。力というか溶けているという事なのかな?
 最後になってようやく出てきた早朝に起こされてしまった彼女。ミミコはたったあれだけしか出てこないのに、EDでは二番目だった。電話の相手は部長と言っていたけど、それがあのサラリーマンなのかな?
 それから、目を開いて結界を解いたあのキャラの名はセイというのか。かっこ付きで十年前なんて書かれていたので、十年後に出てくるときの声は宮田さんではないという事なのだろうか? ……まだ何とも言えないけど最後まで見ているだろう。

 EDは特に印象はないのだけど、カーサとあの金髪女性とジローは一時期一緒に暮らしていたようなので、その頃の様子が描かれていたのが興味深い。ジローとデキていたんだね。

 始まったのは先週からなんだけど、書く時間がなくて少し遅れてのアップになってしまった。

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at 23:21, 真神恵, BLACK BLOOD BROTHERS

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ツバサ・クロニクル 25話「凍てつくミタマ」

 誰の魂が凍るのかと思っていたら、サクラのことだったのね。……というか、まだ引っ張るの〜?

 カオスに対してすっかり心を閉ざしてしまったサクラ。まぁ、当たり前と言えば当たり前か〜。しかしあんな広い部屋でたった二人で食事だなんて寂しいな。。

 一方小狼たちは、カオスから退治するように頼まれていた鳥が、実は国を作ったと言われている伝説の鳥と似ている事を知った。そしてカオスのあの力は、伝説の鳥の力を受け継いでいると民は信じているらしい。それでも民は、王が何をしようとしているのかを見届けるらしい。確かに小狼たちから見たら敵だけど、これまでカオスによって平和に暮らしてきたのは事実だものね。
 刀が元に戻ると知ってホッとしたところで、小狼は黒鋼と特訓を始めていた。

 食事をしないサクラに、カオスは渡したいものがあると言って、羽を渡していた。気を失ってしまったサクラが取り戻した記憶は、カオスとの別れの日のものだった。待っているから迎えに来てと記憶の中のサクラは去っていく背中に言っていた。その気持ちは、カオスと一緒に旅ができるなら他に何もいらないほどだった。他に何もいらない……父や兄と離れ離れになってもというくらいの。
 ……いくら助けてもらったからといって、そこまで言い切れるものなのかなと思っていたらサクラの様子が変だった。変というか、自分はそんな風に思わないと気づいた。確かに恋愛が全てで、他の何をおいても男を取る人もいるかもしれないけど、サクラはそうじゃないだろう。
 そしてサクラはこれが本当に自分の記憶なのかと疑問に思った。すると眠っていたサクラは突然苦しみだした。黒鋼のように自分たちにも何かできる事はないかと考えて、モコナとファイがタイミングよくサクラの部屋に侵入していた二人はそれを目撃した。するとサクラの身体から羽が出てきた。しかも黒い? モコナは「めきょ」と反応していたけど、よく似せた偽物だったらしい。つまり、記憶も偽物……。何故そこまでしたサクラが欲しいのだろうか? 本当に惚れていたらこんな事はしないよね。
 これにはさすがのサクラも怒ってしまった。自分に記憶がなくて、飛び散った羽根を回収する旅をしているのだと話した。嘘の記憶で操ろうとするなんてとても卑怯な事だと真直ぐな目でカオスを断罪した。言われたカオスは辛そうな顔をしていたけど、彼の真意がよくわからないな。しかし何かを決めたようで、カオスはファイとモコナに自分と勝負をするように伝言を頼んだ。
 カオスからの伝言を伝えると、モコナがサクラからの伝言を小狼に伝えていた。自分は大丈夫だから無茶はしないでと。……そりゃ無理だろう(笑) 誰だって好きな子のために頑張るのは止められないもの。無茶を無茶だと思っていないんだし。黒鋼からもOKをもらって、明朝の勝負への準備は万端のようだった。

 押されっぱなしなのを見てモコナが心配するが、黒鋼はそうでもないと否定した。言われた通りにモコナが小狼の顔を見ると、彼はいつも通りの顔をしていた。ああして相手の出方を見ているんだと黒鋼はすっかり解説役(笑) 「黒さまだったらどうるする?」とファイに問われると、自分だったら「向こうがあと三回打ち込んできたら反撃だ」と答えた。見守っていると、さすが弟子といったところか(笑) 小狼も三度目で反撃を開始した。
 その戦いを飛王や星火も見ていた。何かを仕掛けようとしているけど、彼らの目的は何だったっけ? カオスの力の源とかそんなのなのかな?
 前回負けたのが嘘のようにカオスを押している小狼は、サクラと見つめ会って心を通わせていた。カオスは楽勝するとでも思っていたのだろうか? なかなか勝てないので苛立っているように見えた。そして小狼がサクラを見て微笑んでいるのを見て怒りを爆発させていた。……感情があまり伝わってこないのだけど、目が変わっていたので怒ったと見て間違いないだろう。
 カオスの雷撃をそのまま返したけど、着ているものが汚れた程度で彼は無傷だった。二撃目を放とうとするが、そこへサクラが小狼を声援していた。小狼を気遣うサクラにカオスも苛立ちを隠せずに「黙っていろ」と命じていた。それに「できません!」ときっぱり拒否するサクラを見て、ファイが戦っているのは小狼だけではないと言って……言って見ているだけなのね。
 記憶を操ろうとしたり、サクラの大事な仲間を傷つけて……。カオスに対して好感情なんてサクラがもう抱く筈がない。「もはや、これまでか」と言って諦めたのかなと思ったら、カオスは光を放ってサクラの目前へと転移していた。……あんな近距離で転移しなくてもいいんじゃないかなぁ。
 サクラの危機に彼女の元へ向かおうとする小狼だけど、カオスの二人の部下にあっさりやられてしまった。……カオスには余裕で相対していたのに、いくら二人がかりだからといってあっけなさ過ぎ! ファイと黒鋼が撃墜された小狼の元へ駆け付けたとき、サクラがカオスに術をかけられていた。
 「許せ」といいながら術をかけ、「我が姫」だとまだ言っていた(汗) 記憶を操っていたのは、小狼たちへの思いを消すためだったらしい。小狼たちというより、自分以外の記憶といって間違いないよね。手に入らないなら心を凍らせるって事なのね。モコナによれば、身体だけでなく魂までもが凍らされたらしい。カオスに問いたい。本当にサクラが好きなのか?
 驚く小狼に、凍らせたサクラを見ながら「勝負はこれまでだ」とカオスは言った。サクラを連れて旅に出るらしい。勝負に負けたらサクラを返すと言っていたけど、やっぱり自分が負けるとは思っていないからこその提案で、サクラの目の前で小狼を倒してサクラに諦めさせるのが目的だったのね。

 小狼が妬ましいと言った後で翼を広げるカオスだけど、時空を越えようとしているのかな? それを見ていた星火が「いよいよだわ」と言い、飛王も「そのようだな」と言っていたけど何をするつもりなのかな。おまけに小狼に似た少年が何度もクローズアップされていた。
 時空を飛ぶのではなくて、本体を現しただけだった。伝説の鳥と言われているのがカオスの正体だった。……うーん。何というか、ラスボスと戦って勝てたと思ったら変身してパワーアップされてしまったってやつか? 卑怯だなぁ……もっとも、ゲームにおいては私の場合はそんな変身されても影響があまりないくらいに強くなってしまっている状態なのだけどね(笑)
 まぁ、来週倒して、凍らされたサクラを小狼が温めて終わりなんだね。飛王たちが何をするのかが気がかりだけど、それによってカオスがサクラを庇って命を落とすのかな〜。

at 23:17, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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天保異聞 妖奇士 4話「生き人形」

 朝方、往壓はアトルと再会した。通り過ぎようとしたとき、彼女は馬の名を往壓に教えていたけど、その時に馬がアトルの言葉に反応していたね。かなり賢い馬なのかな?
 そして彼女は妖夷の気配を感じ取る事ができるらしい。何かカタカナ言葉を言っていたけど、何を言っていたのかよくわからなかった。ディアブロ? 悪魔がどうとかって言っていたのかな?
 雲七は本当にいきなり現れるので心臓に悪いな(苦笑) そして彼は往壓に異界とは関わってほしくないと再三言っていつよね。往壓にしいか見えていないようだし謎の存在だなぁ。

 アトルが寝床にしているのは何処なのだろうか? 戻ってきたらしく彼女を見て、人形が何やら話しているようだった。龍の気がどうとかと。アトルの事を言っているのだろうか?

 奇士となったのだからもう浮民ではない。間違えられては困るからと、放三郎から身分を証明する書面が渡されていた。帯刀も許されたらしい。しかし往壓はどちらも受け取らなかった。刀を受け取らなかった往壓に、放三郎は「漢神の御加護がある」と嫌味ったらしく言っていた。それに対して往壓は、異界を呼ぶような気がするからと、その力を使わないと言うけど、それは無理だろうな(笑) まぁ、とにかく番所設立の条件だから往壓を奇士にしたに過ぎないのだと態度に出てしまっているよ。そんなのでまとめ焼くが勤まるのだろうか?
 もう浮民ではないのに、玉兵の姿を見ると逃げてしまうのはもはや条件反射? 走り去った往壓を一緒にいた宰蔵は追い掛けるのだけど、いくら何でもボーッとし過ぎではないだろうか?

 しかし誰がどうなのか判らない作品だ……。
 放三郎は蘭学を学んでいたと紹介されていたというのに、学んでいた理由はそんなものだったのか。それに往壓には「あんたは若いから」なんて言われちゃってるよ。さすが39歳だ。普通は主人公は言われる側なのに、言う側になってしまっている……。
 20歳から見たら、39歳というのは年寄りに入ってしまうものなのか。冒頭では引退する年齢だとも彼は言っていた気がする。

 往壓がアトルを気にかけていたのは同情からだったのね。それはアトルから見たらキツいなぁ。異国の人間というだけでこんな目にあうなんて。でも、人間って異質なものを排除しようとしてしまうんだよね……。
 前番組で、言葉を喋る妖夷もいると紹介されていたけど人間が使う妖夷というものがいたなんて思わなかった! 結局今回の妖夷は人形だったというワケか。……いまいち状況が飲み込めない(汗) しかも目の前で暴れている妖夷には漢神がいないらしい。ではどうやって始末するのだろう? そう思っていたら、自分の刺青から武器を出していた。自分の漢神を使って倒す事にしたのか。冒頭では刺青を消せと言われていたけど、武器にして戦うのなら消す必要もなくなるのかな?
 手にした武器で妖夷に向かっていくところで今回は終わった。しかし何を書けばいいのだろうかと思う内容だったなぁ。気になったことは、どうして往壓には脛毛がないのだろうか?

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at 23:37, 真神恵, 天保異聞 妖奇士

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コードギアス 反逆のルルーシュ 4話「その名はゼロ」

 アバンのナレーションからいきなり気になる言葉が! 母の敵討ちをし、ナナリーが幸せに過ごせる世界を作るためにルルーシュはブリタニア帝国の破壊を決意する。それは日本が占領された日に誓ったこと。力を得るまでは燻っていたルルーシュだけど、子どもの頃の思いをずっと抱き続けてきたのだから、ルルーシュも純粋なんだなと思った。
 問題はそこではなく、その後の「それが当時のルルーシュの願い」だったところだね。何がどう変容していったのか、また楽しみが増えたな。でも、お約束な展開だったらどうしようなんて心配もあったりして……。

 いきなり尋問シーンから始まった。殴られた頬が痛々しいスザク。しかもまた拘束具……。ブリタニア人というのは、自分ら以外は人間ではないと思っているのが判るシーンでもあるな。だって、誰もスザクが犯人だとは思っていないんでしょ? スケープゴートにするためにスザクを槍玉にあげたとしか考えられないものね。しかもジェレミアは純血派だし。
 認めれば、今なら名誉ブリタニア人として裁かれるとジェレミアは言うけれど、もとより純血派だと言っている人間がそんな事を露ほども思っていないのは明らかではないのか? その純血派とやらが、ブリタニア軍はブリタニア人によって構成されるべきという思想という、軍に関して主張しているけど、結局のところは一般の人間にだって差別しているとう事だものね。それにその裁判だって公平とは言えないのではないか?
 しかしスザクって総理の息子だったのね。子どもの頃、どういった経緯でルルーシュと出会ったのかが知りたいな。

 ニュースを知って、動揺するナナリーを励まし、優しく見つめるルルーシュがいいな。自分が犯人だからというのではないけど、もし他の人間がクロヴィスを殺していたとしても、ルルーシュはスザクを疑わないだろうね。昔からああいう少年だったんだなぁ。

 前回、カレンは電話で言われた通り旧東京タワーの展望室に来ていた。CLAMP作品には欠かせない東京タワー(笑) ここで使ったのは監督のCLAMPへの配慮なのかと少し思ってしまった。それにしても無惨な姿になってしまったなぁ。私は東京タワーを見に行った事はないけれど、一昨年に宿泊したホテルが近くだったので部屋から見上げたっけ。あとはまだ店を探しに彷徨い歩いていた時に、月下にそびえるタワーなんてのも見て携帯で撮ったっけ。
 展望台にった日本が占領された時の展示品の数々や、当時を語るアナウンスは屈辱的なものだった。まぁ、日本政府が蒙昧なのは言い返せないけどさ(笑) 「よりによってこんな所に」とカレンが思うのも当然だ。
 インフォメーションで落とし物としてカレンに手渡された携帯に、「ZERO」なる人物から電話がかかってきた。彼らはルルーシュの指示によって、スザク救出を手伝う事になるんだね。先頭車両に行くときに、混雑する車内を進むカレンたち。しかし、乗客の目が赤かった。もしかして二両目の乗客全員に力を行使していたの!? ギアスの力って同じ人物に一度しか使えない以外は何の制約もないものなのね。使い過ぎて倒れてしまうなんて事もないのか……。

 ようやくお披露目されたゼロの扮装をしたルルーシュ。だけど、ゴメン。振り返るときに流れた効果音に笑った。メルマガには「ゼロの登場によってエンターテイメント性を持ったマンガ映画になった」とコメントがあったけど、エンターテイメントというよりこのシーンはギャグにしか見えなかったよ! やっている本人は相対するカレンたちは大真面目なんだけど、それだけに笑えた。
 しかしルルーシュの言う事は正しい。テロではブリタニアは倒せないのは事実だ。子どもっぽい嫌がらせというのを聞いていい例えだと思った。他のテロリストたちは過敏に反応していたけど、リーダーは違っていたね。呆然とルルーシュの言った「倒す……」という言葉を呟いていた。それはそんな事を意識した事はなくて、ただ自分たちの不満を暴力行為という手段でまき散らしていただけだと気づいたという事なのかな。
 ルルーシュに「やるなら戦争だ!」と言われてカレンは「ふざけるな!」と言い返していたけど、それはつまりそこまで考えていなかったという表れでもあるよね。現状に不満があるから暴れる。そんな事をしたって鼻先であしらわれるだけだし、ブリタニアが本気で排除にあたったら、あれだけの人数しかいないテロリストは掃討されてしまっていたんじゃないだろうか。少なくとも、この世界では米軍のような戦い方はしていないようだしね。

 どうしてここまで真直ぐでいられるのだろうかとスザクを見て思う。新たな事実として最後の日本総理の息子だというのが判ったけれど、そんな事はこの状況では何の関係もないことだ。真実が明かされない事が多いなら、そんな世界に未練はないってそれは言い過ぎだ(汗) だから自分が何とかしようと彼は思うのだろうけど、ルルーシュが目指すものよりスザクの目指す世界の方が前途多難な気がするな。
 このロイドってマッドサイエンティストって、スザクを最高のパーツだと言っていたから、何とかできないかなと思ったけど、研究者にはそんな力はなかったか……。セシルは何とかならないかとロイドに言っていたけど、ブリタニア人って皆が皆日本人に対して差別をしているワケではないんだね。ナナリーもイレブンではなく日本人と言っていたし。シャーリーやリヴァルやミレイはどうなのかなぁ。
 ロイドが言っていた、「あの人」って誰の事なのだろうか? 連絡が取れないから諦めるしかないと言っていたので、第一皇子か第二皇子って事? 彼らのボスってどっちだったっけ?

 ルルーシュの申し出に乗ったのはカレンと扇だけだった。しかしルルーシュは三人でも充分だと言っていた。ラジオを聞いていて「スザクさん!」と悲痛な声をあげるナナリーの願いを汲み取ったかのようにゼロとして動きだすルルーシュの描かれ方が良かったな。しかし、扇たちには「不可能を可能にする」と豪語していたルルーシュは、何を根拠にとも思う。いくらギアスの力があったとしても、有効範囲があるんじゃないかなぁ。
 そう思っていたら、ルルーシュは変装している時に汗を流していた。クロヴィスを殺した事を思い出して吐いてしまったときに自分の事を「細い神経だ」と言っていたし、本当は自信なんてないんじゃないかな。それでもこれが自分がやりたい事なんだと「引き返すべき道はいらない!」と覚悟を決めていた。 逆にカレンがガタガタだった(笑) 粋がってはいるが普通の女の子なんだね。
 冒頭で1話に出てきたあの老人に命令して作らせたものだったのね。いったいどんな老人なのだとちょっと気になった。あと、「オレンジ」って何の事だろう? 来週になれば明らかになるのかな。

 いきなり仮面が開いて左目が見えていたけど、あれってディートハルトが近くでカメラを回しているのにとても危ないのでは? あと、次々に力を使っているけれど、一度しか使えない制約が後々ルルーシュを追い詰めるのではないかと今から心配。それをどうやって切り抜けていくのかも楽しみではあるのだけど。
 ジェレミアに自分たちを全力で逃がすように命令したルルーシュ。この場において、一番優秀な護衛になるね(笑) 昼間はスザクを逃がそうとする勢力が出てきたらその場で処刑すると言っていたのに、態度を急変してしまった彼を見てヴィレッタはさぞや驚いた事だろう。正気に戻った時はジェレミアは覚えていないのだから、この後どうなるのかが楽しみだ。
 彼は純血派のリーダーだけど、この一件でジェレミア派とキューエル派と真っ二つに別れるか、もしくはジェレミアを消そうとする動きがあるのかもしれない。そしてそんな他の純血派も、次々にルルーシュの力によってその命令を実行したために内部崩壊していくとか。あるいは、ルルーシュの持つ力に気づいて対抗策をとってみるとかね。まぁ、誰もギアスの力の前では絶対服従なので、その辺りがどうなっていくのか、もしそんな展開になったとしたら見ごたえがありそうだ。
 それにしても、ジェレミアの「全力を持って奴らを逃がすんだ!」には笑ってしまったよ。

 さて、スザクを見事に救出したルルーシュに対して、他のレジスタンスははったりが何度も通用するかとまだ信じていなかった。しかしカレンと扇はもう信じる事にしたみたいだね。日本解放戦線にだって無理だとルルーシュの功績を認めていたけれど、さっき旧に本軍人たちが何処かに集まって何やら話していたけど、彼らがその「日本解放戦線」とやらなんだろうね。クロヴィスが2話で言っていた「トウドウ」というのはあの刀を持っていた彼なのね。意外に若いので驚いた。
 一方でルルーシュとスザクの対面。スザクはゼロがルルーシュだとは知らないのだけど、まぁ、ここで二人の考え方とか生き方が違うのだと、目指しているものは違うけど、その方法が違うのだというのが明示された。そう言えば、放送前の情報ではスザクが内部から変えようとしているという設定が語られていたけど、作中でスザクが話したのはここが始めてなんだったっけ? クロヴィスを殺したのが事実なのかを確かめたスザクは、その時点でこのゼロとは相容れないと判断していた。 
 せっかく助け出されたのに、間違った方法で手に入れた結果に価値はないとルルーシュをきっぱりと拒絶してしまったよ……。そして自分の意思で法廷に戻ろうとしているスザク。「馬鹿かお前は!?」と思わず声を荒げるゼロに対して、それがルールなのだと、自分が行かないとイレブンや名誉ブリタニア人への弾圧が始まるから行くのだと答えた。ちゃんとそこまで考えての行動だったのね。しかしスザクはカレンと違って、自らイレブンと名乗っているんだね。そこはちょっと残念に思った。
 ルルーシュにとって、スザクの言葉全てが信じられないものだっただろうね。しかも「君を捕まえたいが、ここでは返り討ちだろうからね」とまで言っていたし! 真実が明かされない事が多い世界なら未練はないと言い切っていたスザクなので、「どうせ殺されるなら僕は皆のために死にたい」と言えてしまうのだろうか。生きようとあがいてほしいな。……自分の命を大事にしない人間に理想を語られてもなぁと正直思った。なんでそこまでキッパリと言い切れるのかが判らない。彼ならば口だけでなく、本当に人のために死んでしまいそうだし……。

 ラストシーン。ラジオで色々とナントカ専門家やらセンセイと呼ばれる存在が語っているのを聞いてナナリーがスザクが逃げた事にホッとしていた。無罪放免だとコメントしていた彼らは、スザクが法廷に現れたのを知ると、今度はどう語ってくれるのだろうね(笑) そして、この、ゼロの登場で次回から世界がどう動いていくのかが楽しみだ。
 ドアを開いて入室してきたので、ナナリーは「咲世子さん?」と聞いていた。つまり、彼女は女性がいるのだと感じ取っていたんだね。闇の中からぼうと現れたC.C.は、今まで何をしていたのかな。傷が完治するのを待っていただけ? ルルーシュが何を始めて、ギアスの力をどれだけ知っているのかを知っているのかな。帰宅したルルーシュが、どんな反応を示すのかが楽しみ。ナナリーしか信じていないから、警戒心を露にして噛みついていくのかなー。

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at 23:58, 真神恵, コードギアス

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ワンピース 280話「男の生き様! ゾロの業・ウソップの夢」

 また同じシーンを見せるのかと思っていたら、先週と少しだけ違っていた。そうやって毎週少しずつ変えていくのね。

 くいな! 久しぶりに見た。そういやゾロの話は見直す事が殆どなかったなぁ……。しかし、これも新録ではないのね。中井さんの声が初々しい(笑) 見ると決めてはみたものの、この頃は取りあえず見ていたにすぎなかったなぁ。出会って間もないというのに、ルフィとゾロのコンビネーションは見ていて気持ち良かった。

 ……う〜ん。総集編なので言う事がないな。だって、私がはまったのはアーロン編からなので、真剣に見ていなかったのだもの。特に、ウソップが仲間入りする話は見てなかった回もあったような気がする。
 あ、でも立ち上がる力もないのに「村を守る!」と言っていたウソップには感動したり、それを笑う海賊たちにルフィが怒っていたシーンは好きなシーンの一つだな。でも、やっぱり二人分を一話に詰め込んでしまったので、活躍らしい活躍シーンがなかったような気がする。二人で一話だから、サンナミが一緒になると思ったけど、予告でナミしか喋らないと思ったら、来週はナミだけで費やすのね。うん、でもそれは大歓迎。またあのシーンで涙ぐんでしまうんだなぁ。でも、順番で言うなら次はサンジなのではないのか?

 今回のワンピース劇場はリポートタイム。「サンジ」が仲間入りするまでのルフィの食生活・リポートだった。あの悪徳リポーターの喋り方というか、声が最高に合っていた(笑)
 ルフィとゾロの食生活は全くといっていいほど同じだったのね。ウソップの場合はカヤの名前が久しぶりに出たのが良かったかな。ルフィも覚えていたんだなと(笑) ウソップが魚を釣っているのを食べていたと言っていたけど、ルフィとゾロは釣りはしなかったのか? と思ったけど、ルフィがウソップは釣りが上手いと言っていたので、挑戦してみても釣れなかったのね。しかしゾロはサンマやイワシが小さいからと文句を言っていたけど、自分では釣れないのに文句を言うなと思ったな(苦笑)
 ナミが加わってからの食糧管理については特に言うことはなかったけど、GM号を手に入れてからはキッチンがあったから彼女が料理をした事があったらしい。この話の一番の収穫は、ウソップの言っていた家庭料理がけっこう美味いというところにある。その腕前を知らないから、同人では絶望的に下手なんていう漫画もあったっけ? しかし美味しくても有料なので二度と頼まなかったそうだ(笑) いったい幾らふっかけたんだろうか? サンジならお金を出しても食べて見たいと言うだろうなぁ。

 そして二つめはやっぱりサンジの「趣味はナミさん!」発言(笑) ここまでキッパリ言ってくれるとは嬉しいではないか! 言うまでもなく彼の本命はナミなんだなと普通に思うよね(笑) 更にナミがサンジを褒めている! しかも満面の笑顔で! こんな事、今まであっただろうか?
 まぁ、とにかくこのワンピース劇場はサンナミストを喜ばすためにあるんじゃないかと思うくらいのサービスが多くてとても嬉しい。この漫画だけでも総集編漫画は買っても損はないと思った。そして早くナミで昇天するサンジの姿を見せてもらいたいなぁ。
 それでも書く気がおきないのは、これだけでは足りないって事なのよね……。サンナミであれば何でもいいワケではないと、読んでしまった作品を見てその気持ちに拍車がかかった後になって思った。あれは酷い。あんなのサンナミだなんて言わないでと心の底から思ってしまった。そのサンナミを見てサンナミが嫌いになってしまったという人がいたけど、その人の気持ちが痛いくらいに解る……。嫌いになったりはしないのだけど、実は気持ちはそれに近いのかもしれないという状況だったりして(汗)
 というワケでちょっと私信。サンナミらしいサンナミを読みたいので、次作を楽しみにしております〜。

 今回は「妖奇士」と放送時間が被ってしまったために、仕方なく「ワンピース」をビデオ録画に回した。だって、総集編なのにHDDで録画してもねぇ……。しかし、さっき見たら一箇所だけテープにノイズが入ってた!! これだからデープは……! まぁ、ワンピース劇場や新作カット部分になかっただけマシだと思う事にしよう……(泣)

at 23:59, 真神恵, ONE PIECE

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少年陰陽師 4話「異邦の影を探しだせ」

 先週、主人とやらに昌浩を献上するとか言っていた牛の化け物は、紅蓮の炎にも燃え尽きないで何処かへと消えていった。全てを燃え尽くす炎だと言っていたのにそれができなかったとなると、今までとは種が違うとかそういう事なのかな?
 秘められた霊力は極上だとあの牛は言っていたので、今回の話でその力が開花するって事なんだろうな。そしてそれは清明も知ってないわけがないよね。

 しかしテンポの悪い話だな。前にも書いたけど大した動きもなくて、真面目すぎるので面白みにも欠ける。DVDの発売スケジュールを見たけれど、どうやら2クールするようだった。しかしこんな調子で続けられてもなぁというのが正直なところだ。

 さて、仕事が終わったら急に眠気に襲われた昌浩は、そのまま書庫で眠ってしまった。そしてそこで彼は夢を見ていた。夢で立っていた場所は、道長の屋敷だった。昌浩が彰子の事を考えると映像は彼女の部屋を映しだしていた。夢なので都合がいいな(笑)
 しかしそこに犬の鳴き声が聞こえてきた。それと共に2話で払った妖の気配もしてきた。妖気が溢れる中、彰子が外の様子を窺っていたけど、途端に妖気が強くなっていた。彰子を狙っていたあの妖はまだ諦めていなかったらしい。これももっくんは知らない妖だと言っていたので、牛と同じように主人のために霊力のある子どもを献上しようと機会を窺っていたという事か……。しかし先週に清明が強い結界を張っていたはずなのだけど、もう通用しなくなったのだろうか?
 夢なのにリアルだけど、昌浩は陰陽師なんだよね。しかも見鬼の才も封印が解かれたワケだし。だったらこれは予知夢なのではないだろうか? 前は黒い霧状の妖だったけど、今回はその姿を現した。何とも不思議な物体だ。吠えると犬の鳴き声だけど、人間の言葉も話すのね。しかし聞き取りにくいので何を言っているのかよく判らなかったよ……。霊力の高い子どもを狙っているのは判ったけど、力をためてその主人とやらは何を企んでいるのだろうか? まさか京を支配するとかそんな事じゃないよね?(笑)

 もっくんの呼びかけよって目覚めた昌浩は、見た夢の内容をもっくんに話していた。そしてやっぱりただの夢ではなかったようだ。陰陽師の、見鬼の才のある者の見る夢には意味があったのね。
 どんな妖なのか昌浩は口で説明していたけど、こういう場合は絵に描くと一番いいんじゃないだろうかと思った。だって、身体がネズミで亀の頭、声は犬が吠える感じって言われても判らないよ……。そしてもっくんもそれだけじゃ判らないと言っていた。そりゃそうだ。清明に聞きに行こうと提案すると、露骨に嫌がる昌浩がおかしかった。そんなに嫌なのか?(笑) 大先輩なのだからそれが一番近道だと思うのに。
 その拍子に昌浩が机にぶつかったので、乗っていた本が落ちてしまった。取り上げたその本は「山海経」といって、海を越えた遥か西、唐の国から伝わってきた本だった。何でも向こうの妖怪や仙人を山や川ごとのまとめたものらしい。異邦の化け物ならば知らなくても無理もないともっくんも納得。続きがあると知るや、全部探して読むと言い出した。
 両手に抱えて書庫から出ると、そこへ父親が通りかかった。調べたい事があるからと伝えた昌浩はさっさと移動してしまったが、後から出てきたもっくんは昌浩父に本をワザと置いたのはお前かと確認した。なるほど、そういう事だったのね。清明だけでなく昌浩父も気づいていたという事か。
 礼を述べて去ったもっくんを見送った昌浩父は、もっくんについて語っていた。なるほど、もっくんは神将の中で最も忌み嫌われている存在だったのか……。彼が昌浩が光を与えてくれたというのも、この辺りが関係しているのかな〜。

 どれくらい経ったのかは不明だけど、牛の化け物と夢で見た亀頭の正体をようやく見つけだした。亀頭は蛮蛮というらしい。……誰が名前をつけたのか気になるなー。これで昌浩が見た夢が意味のあるものだと判明し、また西からやってきた化け物だと確定した。しかし目的は霊力の高い子どもを摂取して何をする事なのだろうか?
 探しだすと言った昌浩にどうやってともっくんが聞くと、その辺の雑鬼を捕まえて聞いてみると昌浩は答えた。都の外れのあばら家まで来て聞き出すと、昌浩が見たもの以外の情報も得られた。更に火事の原因も知る事ができたけど、そこへ蛮蛮が現れて、雑鬼たちを殺し始めた。ちょっと驚いたのは、彼らも赤い血が流れていたという事実だった。そして蛮蛮は緑なのかと思ったら、色は茶系だったのね。しかも二本足で立っているのを見たときは吹きそうになった(笑)
 しかし昌浩……。「止めろ!」と言わないで、雑鬼たちに頼まれる前に術を何故放たないのだ? 言われてようやく攻撃を開始したけれど……戦闘シーンもパッとしないなぁ。「遥か」の泰明の方が数段格好いいもの。それが残念だー。

 手傷を負わせたものの、蛮蛮を逃がしてしまった昌浩ともっくん。先ほど昌浩が知らない化け物の情報を持っていた雑鬼から、それがどこにいるのかを聞き出すと、その足で居場所へと向かった。……何だか殆ど休まずに行動しているようだけど、身体は大丈夫なのか心配だなぁ。
 教えてもらった右京の外れの馬鹿でかい屋敷へとやってきた昌浩ともっくん。……何故妖が人間の考えた地名にそって説明してくるのかを突っ込みたい。かれらにはそんなの関係ないだろうに。
 寂れた大きな屋敷の敷地は、虫の声一つしていなかった。しかもあの牛の化け物の頭が落ちていた。昌浩が献上できないから自分を献上すると言った通りにしていたんだ……。と、突然屋敷の中が光りだして、それが昌浩たちを襲った。

 少しずつ話は進んでいるけれど、このテンポの悪さはどうにかならないものかな。

at 23:57, 真神恵, 少年陰陽師

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DEATH NOTE 2話「対決」

 日曜に友人と会って、「デスノート」について話をしたのだけど、私が月は好きではなくてどんな悲惨な死に方をするのかという事だけに興味があると言うと、彼女は最初は月を応援していたと言っていた。そりゃあ、月自身が言っていたように、凶悪犯や法では裁けない人間のみだったら私もここまで言わないけど、殺したのはそんなのだけじゃないだろう?

 私は、悪人には人権がないと思っている人間で、だから人を殺した人間が、15年で時効を迎えるとか懲役では20年が限度というのは許せないと思う。無期懲役なんて刑になったとしても模範囚でいたら確か、7、8年で出てきてしまうんだよね。終身刑を作ればいいという声があるけど、それだって税金で罪人を養うって事になるのでしょ? 正直、我慢ならないね。だって殺された人の人生はそこで終わっているのでしょ? 人を殺した人間は、一生その罪悪に苛まれるという人もいるけれど、戦場で人を殺し続けられるのだから殺人犯だって同じなんじゃないのかな。まぁ、精神を病んで軍を辞める人もいるんだろうけど、人を殺しても何とも思わない人間はどうするのだ?
 だったら月と同じで悪い奴は殺したらいいという考えではないかと言われるかな(苦笑) なのにどうして上記のような事を思うのだとも。残念ながら拷問は禁止されているのだけど、私は生きながら地獄を味あわせるのがいいんじゃないかなと思っているのよね。生きながら地獄を味あわせるなんて具体的に何をすればいいのか判らないんだけどさ(笑) 遺族の方が死刑を望む気持ちにだって賛成だけど。まぁ、要するに法によって死刑にしても結局は殺人で、人が人の命を奪う事では同じだと言いたいのよね。一番いいのは対象が死にたいと思う目に遭わせて、生かさず殺さずに扱う事。しかし、そんな事は誰にも許されていないから困ったものだ。それに、その間も税金で養う事になるのだからジレンマだな(苦笑) ……かなり危険な考えかな?

 危険な思想を披露してしまったが(笑)、今回の話は「対決」という事でLの登場だ。Lだけでなくて妹に父親に松田に……あと誰だっけ? あ、ワタリか。声が小林さんだったんでビックリ。キャスティングが豪華だ。そして妹の声は、ラストのあの不要なコーナーに出ていた工藤さんだったか……。日曜に家に来た友人は二人で、上記の彼女とは別の子が録画を忘れていたので見ながらダビングしていたのだけど、ここを見るなり「いらない」と言っていた(笑) 上記の彼女も同じく消したと言っていた。……まぁ、その内他の声優の紹介なりコメントなりをしてくれると思うので私は一応残すつもり(笑)
 Lって勝平が声をあてていたのね。さすがに上手い。声は新一と同じだね。月の棒読みにはちょっと困るけど、Lの方は安心して見ていられるな〜。

 先週、月が言っていた通りに世界は動いていた。彼にとっては警察の動きも想定通りだったようだけど、Lなんて存在がいるなんて初めて知ったし、彼が入手できない犯罪者がいたのだって大きな誤算だよね。最初は見ていただけだったのに、Lに「悪だ」と言われた瞬間にLとして話しているキャラを殺してしまった。
 友人と話していたとき、私は今後出てくるFBIの人間を殺したからそう思い始めたと言ったけど、今回の話でそう思ったのだと思い出した。だって、自分を捕まえようとしている人間で、それが自分を「悪」だと言ったから殺したのでしょ? 何にも悪い事をしていないのに、自分を「悪」だと言っただけで悪い奴になってしまうんだ? しかも自分に逆らったらどうなるか云々と言っていたよね。それのどこが正義なんだよ! まぁ、自分で「神」なんて言っている時点で万民が思う正義ではないのだけど。
 そうして殺してしまった画面に移ってLと名乗っていた人物は、その時間に死刑になる筈の人間だった。カッとなって殺してしまったけど、それまで月は自分以外の人間は全て見下していた事になるよね。自分と同じくらい頭がいい人間がいるなんて思いもよらなかったのかな。狭い世界しか知らないから仕方がないかな……。

 この「デスノート」に関しては、好きなキャラってのは特にいなかったのだけど、誰かを言えというのならLって事になるかな……。しかしこの作品の主人公は月なので、彼の未来というのはもう決まっているんだよね……。
 殆ど忘れているとはいえ、おおまかな展開を知っているとあまり書く事がないね。とはいえ原作に忠実に沿っているのか、あるいはオリジナル要素があるのかなんて全く知らないけど。

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at 23:59, 真神恵, DEATH NOTE

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xxxHOLiC 外伝「ツイオク」

 外伝なんて付けなくても、普通に24話でいいのにと思った。

 小学生時代の四月一日の話。しかし相変わらず手足がヒョロ長いなぁ。普通の人には見えないものが見える四月一日は、木から手が生えているのをクラスメイトに言って笑われていた。……子どもってのは残酷だからなぁ。言う事に容赦がない(苦笑)
 帰り道にもその手に遭遇した四月一日はマネキンだと思っていたが、その手が動いたので違う道から帰ろうとした。学校で四月一日が見たから狙いを彼に定めたのね(汗) 違う道から帰ろうとしたのに、その手は四月一日を追ってきた。しかも手招きしているよ〜。良くないものであるのは間違いない。しかも動いたときの音が無気味だった……。普通の人には見えないけど、あの通行人たちがうっかりあの手に触れたらどうなっていたのだろうか? それとも、狙いは四月一日のみで何ともならなかったのかな。
 逃げ出した四月一日に相変わらず手招きしてジワジワと迫ってくるときはゾゾッとした。そのとき、上から「こっち!」と声がした。木の上にいた少年が、四月一日を自分のいるところに来るように手招きしていた。間一髪登った四月一日に、彼を助けた少年は「あいつらは桜の木の上までは追ってこない」と説明した。……そうなんだ。しかも塩をまけば追い払えるらしい。何で少年がそんな事を知っているのだろうか?

 四月一日には友だちがいないのか、その日から学校が終わると少年のお気に入りの場所へと通うようになった。やっぱり学校に友だちがいなかったんだね。少年が友だちと言うととても嬉しそうな顔をしていたのもの。
 家に招いた四月一日は、既に両親を亡くしていたんだね。アパートの管理人さんが家族のように面倒を見てくれているらしいけど、四月一日は早く自立しようと部屋を一室借りていたらしい。この時から料理は上手かったんだね。
 四月一日の姓の通り、四月一日が誕生日の四月一日。少年は自分もその日が特別な日だと言っていたけど、四月一日に友だちだからプレゼントをあげたいと言っていた。やっぱり友だちという言葉に凄く反応している四月一日は、このアヤカシを見る力によって友だちが一人もいなかったんだなというのが良く判る。
 せっかくだから花見をしながらお弁当を食べようと誘う四月一日に、少年はにっこり笑った。その後も毎日会っている二人は、見つけたアヤカシを覗き込んでいた。この時の二人に見られて怯えているアヤカシが可愛いと思った。皆が皆、アヤカシが悪いものではないんだねぇ。しかし少年はどうしてこんなにも詳しいのだろうか? 四月一日よりも困難な目に遭っていたのかなぁ。しかも、体力がつくからいい事もあると考える事が前向きだ!(笑)

 花見までカレンダーに×印を付けて、その間も毎日遊んでいる二人の少年。そしてとうとう前日までやってきた。四月一日は中学校の入学式でもあるらしい。終わったら花見をしながらお弁当を食べようと言う四月一日に、少年も「うん!」と頷いていた。
 翌日、早く来過ぎた四月一日が少年を待っていると、あの手が久しぶりに現れた。じっとその手を見据えつつ、慌てぬよう桜の木の上に登ろうと移動しかけた四月一日だったけど、手はそうさせぬように桜の木の前で手招いていた。何と、今度は一つ以上の手が四月一日を狙ってきた(汗) なんだろう? 塩をまかれたのを根に持っていルのだろうか? 何としてでも四月一日に害を与えたいらしい。後ずさってはみるが、二つどころか十以上の手が現れて四月一日を囲み、逃げ道を完全に断たれてしまっていた。しかも塩は持ってきてないらしい。まぁ、あれから何にもなかったから常備している事もなくなったんだろうね。
 手が一斉に四月一日を襲ったとき、光が現れて無数の手を一掃してしまった。それと同時に現れた少年の身体からは何かの気体が発生していた。彼も人間ではなかったという事なのか。だったらアヤカシに詳しいのも頷ける。そして彼はあの手がときどきこの辺りに現れること、そしてこの川沿いの桜並木には神隠しの噂があるのだと話しだした。
 「もうこの辺りに出てこないと思うよ」と少年が言った後、彼の身体が宙に浮くばかりか薄くなって全身が見えなくなっていた。この少年も7年前の四月一日にあの手に連れていかれたのだと説明した。……なるほど、あの手は異界……ではなくあの世に引き摺り込むんだね。捕まったら最後だったのか……。
 四月一日と初めて会ったあの日、姓と同様に四月一日が誕生日だと知った少年は、自分もその日は特別な日だと言っていた。それは成仏できる日だったんだね。……でもあの手は魂ごと人間をあの世に連れていくのではないだろうか? こうやって地上にとどまっていられるなんて不思議だな。しかもどうして7年後の四月一日に成仏できるのだろう?

 呆然と自分を見ている四月一日に、少年は「さっきはこれを使ったんだ」と言って何かを手渡した。それは少年の骨だった。消えてしまう前に渡せて本当に良かったと言っている間にも、少年はどんどん薄く消えかけていた。せっかく仲良くなれたのに、突然に別れを告げられて俯いてしまう四月一日に、少年は「ごめん」と謝るしかできなかった。最後に友だちになれて嬉しかったと言う少年に、四月一日は「ずっと友だちだろ!?」と強い口調で言い返した。そんな四月一日の言葉に、少年は「うん」と頷き満足そうな表情で成仏していった。
 誕生日にプレゼントを渡したいと言っていたけど、この骨の事だったのね。でも誕生日に骨か……。まぁお守りだったようだから良かったけど、何でもない状況で渡されたら引いてしまうだろうなぁ(苦笑) 桜の花びらを巻き上げて、高く高く空の上へと登っていく描写はなかなか良かった。
 そして画面は現代の四月一日へ移った。あの日から今まで自分を守ってくれた少年の形見は、もうすり減ってずっと前になくなってしまったらしい。四月一日は毎年、彼が昇天した日にこの場所にやってきて少年の事を思い返していたんだろうね。
 そこへ突然現れた侑子さん。今日は四月一日の誕生日なのだからとバーベキューパーティーを企画していた。俺のためにと感動している四月一日。しかし彼女が準備をする筈もなく、当然四月一日はこき使われるのだった(笑)
 ふて腐れながらも言われた通りに用意する四月一日に、マイペースな百目鬼。そしてその会話を聞いて「仲良しだよね」と笑顔で言うひまわり……。最後の最後までこのパターンかとがっくるうなだれる四月一日に、美味しい肉が食べられてお酒も最高だとご満悦な侑子さん(笑) ついでに四月一日の誕生日も祝えるしと付け加える侑子さんに、四月一日は寂しそうな顔を見せた。
 その後はモコナに狙っていたお肉を取られた侑子さんは、モコナがキープと言った肉に名対してルール無用の残虐焼肉バトルには通用しないと睨み合っていた。追加の肉を持ってきてと言われた四月一日は、ちょっとどころか見ていて可哀想なくらい落ち込んでいた。しかし、美味しそうに食べている皆の姿を見て微笑んでいた。それに気づいた侑子さんは、「一緒にご飯を食べられる人が傍にいるって、いいもんでしょ?」と優しい声で言った。自分が思っていた事を侑子さんが言ったのに驚いた四月一日は、再び皆を見て満面の笑顔で「はい!」と答えた。

 原作が終わっていない悲劇だなぁ。まぁ、無難なラストだと思うけど、四月一日が侑子さんに出会って百目鬼や他のアヤカシとも知り合って、どんどんいい方に進んでいるというのをもっと見せてほしかったな。特に雷獣と会ったり、蜘蛛の恨みを買って片目を失う辺りの話とか是非見たかった……。
 この「ツイオク」もそうだったけど、原作では二つの話を一つにまとめて見せたのは別に良かったと思う。でもどうしても座敷童子との元はバレンタインの話だとか、雨童女を何度も出してきたりしたのが未だに納得がいかない。特に雪合戦の話では、初登場時の紫陽花を助けるように依頼したときはひまわりをあんなに離れた場所からしか見ようとしなかったのに、近くに平然といたり、かまくらの中で一緒に食事をしたところとか。そして何より、悲惨なラストを迎える筈の話を大幅に変えてしまったり……。それによって説得力がなくなってしまったあの話は本当に残念だったと思う。
 作画についてはバラつきが大きかったなと思う。最初にアニメ化された時からあんな風に腕や足がヒョロ長かったけど、明らかにおかしい回はそれだけで話を台無しにしていたと思う。それに、この特殊な絵がCLAMP作品全般の絵のように思われている感想を「コードギアス」で見かけるのでそれが残念だな。作品によって絵柄をガラリと変える作家さんなんて、知らないから言えるのだろうけど……。
 文句のある回もあったけど、いい話はとても良かった。感想でも書いたけど、あの女性の話では泣いてしまったくらいだからね。毎回あんな風にクオリティの高い話だったらどんなに良かった事か……。でも、面白かったのは間違いない。

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at 23:52, 真神恵, xxxHOLiC

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ツバサ・クロニクル 24話「決意のナカマ」

 とても納得できないのだが、黒鋼もファイもカオスに倒されてしまった。そして小狼と対峙するところで前回は終わった。小狼にはカオスも勝てないだろうと思っていたら……勝っちゃったよ……。

 サクラを被っていたバリアを解くと、カオスは「剣も魔法も、そしてそなたを想う心もこの私が勝っている事がわかっただろう?」と言って、自分と共に羽を探す旅に出ようと手を差し出した。……勝っているからという事じゃないってのが解ってないんだねぇ。大切な仲間を酷い目に遭わせた人間を拒絶するのは当然ではないか。カオスにとって価値のない人間でも、サクラには大切な人たちなのに。それを解ろうとしないで自分の気持ちだけを押しつけてくるなんて、ウザいだけだ。
 拒絶されて悲しそうな顔をしたので、自分のやった事に気づいたのかと思ったら……あろう事かサクラの心を操ろうとしたよ(汗) 本当に愛していたらこんな事はできないと思うぞ?
 そうとは知らない小狼は、カオスの手を取るサクラを見てショックを受けていた。サクラの方は、心を操られていながらも涙を流していたのにね。カオスが別の世界へ行こうとしたとき、その背中に羽が生えたんだけど、それを見たモコナの反応のしかたに笑った。たくさんの羽の気配を感じるとああいう反応をするのか。
 ゲートを開いて今まさに行こうとすると、小狼がサクラの名を叫んだ。それに反応を示して涙を流すサクラを見て、カオスは「心が変わらなければ一緒に旅をする意味はない」と言ってゲートを閉じてしまった。……だから、心を操っている時点でそらは知っていたんじゃないのか? やっている事がおかしいのではないか?

 後半になって急に絵が綺麗になったと思った。

 ずっと様子を窺っていた星火が、カオスの正体を訪ねると、飛王は何か知っているようだった。さっきもそうだったけど、サクラと手が触れた途端に出ていたあの効果音は何を示しているんだろうね。あれだけの羽を保持しているのは、それだけないとあの姿と力を維持できないって事だったとして。やっぱり既に死んでいるキャラなのかな?

 落ち込んで諦めようとしている小狼を諭してみたり、傷薬を作ったり、小狼のために侑子さんに頭を下げたり……。黒鋼とファイが彼のために何かしてあげようとしている姿がとても良かった。また、サクラと小狼が、離れた場所にしても同じ事を考えている姿とか……。

at 22:00, 真神恵, ツバサ・クロニクル

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