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大晦日と年内終了のアニメ

 荷物が届いたのは朝の9時ちょうどだった。でも、最近ちゃんと掃除していなかったし大晦日だしというワケで、片づけと掃除を始めた。すぐにでも買った本を読みたかったけど、読み出すと止まらなくなるのは明らかなので我慢した。しかし、結局夕方までかかっていたかなぁ。まぁ、その間は録画していた番組も見ていたのだけど。
 同人誌以外にも、未読の単行本と封も開けていないCDがあるんだよね……。CDは4枚だけど、内2枚は2枚組なので実質は6枚か。休み中に聞けるのかは怪しいかも(笑)

 お風呂に入っていて、サンナミの話が突然浮かんだ。すぐに形にしたいと思いつつ、眠気に負けそう〜。いや、これ書いたらもう寝てしまうだろうな(笑) チョッパー誕の話も考えていたのに、結局時間がなくて書けなかったっけ。こういう時にすぐに書けたらいいのになぁと思う。友人の友人は携帯で小説を書いたらしいけど、私は通勤時間も貴重な睡眠時間なのでそれはできないんだよね。
 年末年始休暇は4日までだけど、次は三連休が待っているんだよね! とはいえ、新作は後回しで、まずは年賀状を描いてしまいたいな。文字だけの人の分はポストに投函済みなんだけど、絵入りの人がまだだったりする(汗) 今の時点でも何を描くかなんて決めていないしね……。
 賀状が済んだら冬コミ旅行記だな。そしてそれが終わったら今さらな夏コミ箇条書き旅行記。書くとしたら新作はその後かな。でも、外出してしまったら難しいのかも……。何で書いたのかというと、忘れないためである!(笑)

 年内に終わってしまったアニメは「今日からマ王」「乙女はお姉さまに恋してる」「BLACK LAGOON」「働きマン」……くらいかな?

今日からマ王
 そっち系の同人誌があったし、友人が作品自体がそっち系なんじゃないかと見ていなかった作品なのだけど、私は例によって例のごとく声目当てに初回から見ていた(笑) それに教育TVで放送されるのだし、変なものは流さないはずだもの。実際、妄想しようと思えばいくらでもできる話の数々だったけど、普通に見て問題なかったよね。絵もよかったし。
 それなりに毎回楽しみに見ていたのだけど、予告で最終回と言われたときに「え!? もう終わるの!?」と思ってしまった(笑) 結局全部で何話だったのだろう。一年は放送されていたんだよね。一度中断されてしまったけど……。今は総集編をしているけど、懐かしいなと思いながらそちらも見ていたりする。
 これが終わったら、次は何を放送してくれるんだろうか。一番見たいのは「彩雲国物語」という原作が小説のアニメだったりする。

乙女はお姉さまに恋してる
 何だか普通に女子高の物語だったような……。瑞穂が本当に女の子にしか見えない。最後は生徒会長に男だとバレてしまうのだけど、さらっと終わってしまったような……。
 この作品の何処が好きかと問われたら、デフォルメキャラが可愛いからとしか答えられないような気がする(苦笑) エンディングの絵もそうだけど、何よりBパートに入る相キャッチが良かったかもね。特に、女の子しか見えない瑞穂にヒゲが描かれていた絵はかなり衝撃的だった(笑)

BLACK LAGOON
 1クールずつやるというスタイルは別に構わないと思うけど、歌が変わらなかったのが残念だ。好きだけど、やはり一度終わらせたのなら変えてほしかったなぁというのが本音だ。
 話は悪くはなかったかな。絵も綺麗だったし。最初はレヴィの声を聞いた時は無理に押し殺したような声に聞こえて苦しく思っていたけど、それももう慣れてしまった(笑)
 そして最後に日本を舞台にして話が展開していたけど、あれを見て最近の声優は大変だな−と思った。何故って、英語を喋っていたんだもの! 小山さんは留学していたと思うのだけど、英語に関しては高乃麗さんの方が良かったかなぁとは正直思う。他に高木渉さんが喋り方が上手いと思った。声優で英語が話せる人ってどれくらいいるのだろうか?
 その日本を舞台にした話では、あんなラストは辛すぎるなぁと思った。原作を読んでいないので、これが原作とどうであったかは知らないけど……。双子が出てくる話でも切なかった。精神がどこかイってしまっているキャラが多かったかな。
 ……これ、また続きが放送されたりするのだろうか?

働きマン
 あまり期待していなかったのだけど、意外に面白かったのは自分が働いているからか?(笑) まぁ、最初主人公が田中理恵さんだと知ってとても驚いたけど。
 しかし最悪な事に「少年陰陽師」と共に録画に失敗していたので、最終話を見ていなかったりする。まぁ、友人が録画できていたので借りられるようになって一安心だ。
 1クールで終わってしまうのが勿体ない作品である。

 その他の年内に終わって自分が見ていたアニメの感想を書いてみたけど、書き忘れているかもしれないなー。それはともかく、1月から始まるアニメで確実に見るのは「アンジェリーク」の続きかな。これも「BLACK LAGOON」同様に1クールずつ続きを放送していくのだろうか。他には何が始まるのか情報を集めていないので何とも言えないな。

 今年は最初の方ってまだサイトの日記として使っていたような気がするけど、もうどうだったか覚えていないなー。まぁ、アニメ感想ブログとして書いていく事にしてから訪問者数がとても増えた気がする。気付けば8万台だものね。2007年はどれだけ増えるのかなぁ。

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at 23:20, 真神恵, 徒然日記

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プチ旅行記(三日目)

20061230_274057.jpg

 早く起きなくてもいいのに、目覚めたのは4時半だった(笑) いくら何でも早すぎると思って寝直すが、その後一時間ごとに目が覚めていた。予定の時間は7時にしていたので、それから準備にとりかかった。

 ゆりかもめは行きも帰りも座れた。目指すサークルは数箇所だけなので、買い物はすぐに終わった。しかし、予想したようなのんびりした買い物でなく、駆け足で済ませていたと思う(苦笑) おまけに10冊程度の筈が、それ以上買ってしまったし! やはり大阪で使い切ってしまいそうな気が(汗)

 新幹線に乗ったのは、発車の5分前。新橋に戻って今回こそ買おうと思っていたチーズケーキを買ってすぐに駅へ戻った。しかし、昨夜せっかく書いた賀状をポストに投函するのをすっかり忘れていた! 聞いてみたものの、東京駅構内にはポストはないと言われ、結局三ノ宮で投函してたなぁ。

 今日は雲一つなく晴れ渡っていた。だから私は帰りも見られるだろうと期待して待っていた。そして思った通り、しかも行きで見た時よりも綺麗な状態でなく見られたよ!
 写真は携帯で撮ったものだけど、デジカメでも帰りはたくさん撮ったかなぁ。 まぁ、ようやくクリアな状態で写真が取れたので、今回の旅行はたいへん満足できた(笑) ただ予想外に本を買ってしまったために、それを持って帰るのがしんどかった。肩が凄い事になってるし!

 現在、バスで地元に向かっているが、本当にあっという間だったなぁ……。そして帰宅したのは20時過ぎだった。

at 19:58, 真神恵, イベント

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プチ旅行記(二日目)

 一度書いたのが消えてしまうと、かなり痛い…。昨日の分はうっかりタイトルを書くのを忘れていた。上書きしようにも、携帯から修正すると本文に文字数制限があるため、途中で切れてしまうんだよぬ。だから帰宅してからしか修正できないのだ。
 モブログ機能だと、メールで送れる文字数と同数が送れるのに、どうして携帯から管理画面に入ると制限が設けられるのだ!?

 いよいよイベント初日である。道中は一人で寂しいと書いた。しかし、イベントになるとそんなものは吹き飛んでしまった!(笑) やっぱり楽しい。

 新橋に着いたのは、17時頃だっただろうか。最初は一度ホテルに戻ってから食事に行こうかと思っていたが、荷物が重いのと19時からマッサージの予約をしていたため、駅地下でそのまま食事をしてからホテルに戻った。マッサージの間は、強めにお願いしたにも関わらず、熟睡してしまった〜(笑) 今回、食事に関しては悉く写真を撮るのを忘れてしまった…。半分食べてから気づいても後のまつり。

 ホテルに戻ったのは18時前だったかな。戻ったらやろうと思っていた事があったのに、結局できなかったなぁ……。しかし、寝たのは1時半だったりする(笑) ジャンル分けして本を数える時にちょっと読んだのがいけなかったに違いない!(笑) それに宅配用の箱に荷物を詰めていたしね。
 まぁ、イベント二日目は一般参加なんで、遅くに寝ても問題ないんだよねー。早く行って並ばなくても、チェックした本は確実に手に入るんだし。

 昨日は消すかもしれないと書いたが、感想書こうにもアニメの放送は休みなんだった……。だから、他に書く事もないし、このまま残そうと思う。また、タイトルに「プチ」と書いた通り、こちらは簡略版である。これに詳細を追記して、サイトの方には冬コミ旅行記を書けたらいいなと思っている。
 書くと言いながら未だに書いてない夏コミ版は、もう記憶も曖昧だけど、この休みの間に覚えている事だけを列挙したものにしようと思う。もちろん、今回の方を優先するので、時間がなくなったら今年は冬コミ版のみになる予定。……と言っても、誰もというか、特定の人しか待ってないんでいちいち断る事もないかな?(苦笑)

at 18:55, 真神恵, イベント

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プチ旅行記(一日目)

20061228_273233.jpg

 ようやく撮れた! デジカメと携帯とで撮ったけど、携帯の方がまだマシだったなぁ……。帰ったらデジカメで撮った方もアップして並べてみるか。
 しかし、さっきから隣に座っている親子連れがうるさい。起きたらずっと泣いているのだもの……。まぁおかげで富士山を見られるポイントで起きる事ができたのだけどね。それはそれでいいけど、半端に寝たものだから眠気がなくならないなぁ。今回は常宿ではないので、こんな状態の頭だと迷ってウロウロするかもしれない(苦笑)

 現在、品川へ向かって走行中〜。

 新大阪から乗るので、早めに出て会社に寄ってみた。同期は皆出向しているし知ってる人らもそうなんで、社内には知らない人ばかりだった。今月末までに出さないといけない書類を提出して、後は総務のお姉さんとお喋りしてた。やっぱりこの会社、というより、社内の人らが好きだなぁ。そろそろ出ようかって時に、マネージャーが帰ってきた。開口一番「アネゴ、久しぶり〜」だった(笑) すっかりその呼び名が定着してしまったようだ。今から東京行くねんと言うと、連れてけと言われた(笑) 本当に楽しい人たちだ。しかし、社内にはノロウイルスが蔓延していたらしい(汗)

 早めに出すぎたのか、新幹線の発車時刻(13:19)まで30分余ってしまった。お昼ご飯がすぐにやってきたんだよね。だから本屋に行って時間を潰していた。そして、帰りに買うつもりだったコードギアスの漫画を買ってしまった! 通販で注文していたのだけど、品切れでキャンセルされてしまったんだよね。
 まだ一話しか読んでないのだけど、アニメとは少し違っていた。そしてやっぱり絵はCLAMPで見たかったなーと正直思った。あと、シャーリーの見た目が可愛くなかった。設定で驚いたのはカレン。成績優秀なのはアニメでも言っていたけど容姿淡麗だったんだね。

 携帯からつらつらと打っているが、後日書き換えるかもしれない。それは明日も同じだ。
 更新はないと思っていたけど、とりあえずは二日間は日記になるかな。

 30日の21時からチャットを予定しているが、もしかしたら22時からになるかもしれない。そして、今回はサンナミは関係なく、普段アニメの感想を読んでくれている人たちと、アニメについて語り合えたらなと思い開催するのだ。
 リンクを貼っていたのは、いつかそんなチャットを開催するためで、ようやく実現できた。ただし、スパム関係はもちろん退室してもらうけどね。

 長々と打っていたら、品川に着いてしまった(笑)

at 16:03, 真神恵, イベント

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少年陰陽師 13話「辻風が運ぶ禍歌」

 ま、またしてもやってしまった……。うっかりタイマーを解除してしまい、気付いて慌ててセットしたものの、既に半分以上の時間が経過していたよ……。でも、録画がちゃんとできていたとしても、何やら途中で二度三度画面が途切れていたので満足できるものではなかったな……。もしかして、私だけに起きた事なのだろうか? 他の番組でも同様の事が起きていた気がする。
 なので感想も後半のみ。前半に何があったのだろうか。そして一番録画していそうな友人に聞いてみたところ、初回を失敗してしまったために録画するのを止めたなんてレスが返ってきた……。となると、他の人に頼むか、彼女が言うように再放送を待つしかないかな。

 ええと、藤原一門の若いキャラに嫌味を言われてしまって落ち込む昌浩のシーンから見られた。七光りと言われて出仕してから今までで一番こたえたと言った昌浩は、家に戻ると膝を抱えて落ち込んでいた。それを見た彰子は、もっくんから少し説明をしてもらっていた。まぁ、いつの世の中でもそういう輩はいるという事だね。幸いにも昌浩には彰子がいるから大丈夫だよね。
 それにしても、敏次ってそれが世の中というものだ、なんて言っていたけど見た感じどう見たって10代にしか見えないよね。しかも、身分は高くないとはいえ藤原一門の人間なんでしょ? そんな奴が世の中を語れるほど何を知っているというのだ?(苦笑) それに親の七光りなんて、昌浩の実力を全く知らないのによく言うなぁ……。
 しかし、私も先々週、先週と二週続けて金曜日を休んでしまったために、ちょっと上司に小言を言われてしまったよ。有給休暇を使ってしまったし、あまり使うと来年まで持たないぞーと言われてしまった。まぁ、心配しての事なんだけどね。だもんで、敏次の言葉にちょっとだけチクチク来てしまった(笑)

 彰子の慰めは効果抜群だった。元気を取り戻した昌浩が、藤原の人間の誰かが怨霊に遭遇したという場所へ向かった。当時の帝の怒りを買って左遷された貴族の家らしいが、廃虚と化していた(汗) 中に入るなり「あの男はどこだ!?」と尋ねてくる怨霊が現れた。あの男とは家の主人の事かと昌浩が尋ねると、自分が家の主人だとその怨霊は答えた。
 晴明はの占いを邪魔をしていたのは黒髪の女性のようだ。怨霊の事も、この女性も、今後起こる騒動に深く関係してくるのだろうか?

 半分どころか7分しかなかった……。それはともかく、EDのバージョンが変わっていたね。OPはどうだったのだろうか? それは来年まで待たなくてはならないんだよね。そしてEDを見て若晴明だけでなく朱雀が出ていたなんて……。悔やんでも悔やみきれない。



 以下、お知らせ&日記。
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at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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DEATH NOTE 11話「突入」

 さくらテレビがキラの報道をしていた。確か先週にビデオテープが届けられたんだっけ? しかしあの番組、音楽が怪しすぎる!(笑) 音付きになるとこんな感じになるんだねー。この辺りはだいたい覚えているかも。
 ビデオでキラと名乗る人物が、警察を味方だと言っている時のLは、珍しく感情を露にした顔だったな。爪を噛んでいるから余計にそう見える。実際そうだったのだけど。
 宇生田がさくらテレビに迂闊にも向かってしまい、そして殺されてしまった。相沢もまたさくらテレビに向かおうとしたが、それをLが止めた。仲間の死を目の当たりにして頭に血が登っている相沢は、止めるLを詰った。しかし、彼が食ってかかろうとLの肩を掴んだとき、Lの手が怒りに震えていた。命を賭けることと命をやすやすと奪われる可能性のある事をするのは正反対の事だとLは相沢に言ったけど、彼もそう言って自分に言い聞かせていたのかもしれないね。
 その間もキラと名乗る人物は警察に対して自分に協力するか否か、日時を指定して返事を待つと言っていた。……最初から協力するワケがない。この怒りに震えるLを、ビデオの声の主は知らないので当然だけど。警察関係者を殺してしまったら逆効果だって事を考えなかったのだろうか。

 一方、局長はTVを切って休むように言った月の母・幸子に対し、自分はキラ事件の捜査員だと言ってTVを見ていた。そして彼女が少し病室を離れている間に、局長は護送車でさくらTVに突入してしまった。……突入って、局長の行動だったのね。しかし、生放送をしているレポーターがあまり演技が上手くないのが不満だなー。
 警備員にスタジオへ案内させた局長は、今すぐ放送を止めろとプロデューサーの出目川に命じていた。しかし、止めたら自分たちが殺されてしまうと出目川は抗議した。ところが口で言ってもダメだと知った局長は、今度は銃を手にして脅していた。出目川は正気か!?と言っていたけど、さっき視聴率がどうのと言っていたので、さっさと言う事を聞けと思った。
 次長に電話をしたLは、上に統制をとってもらわないと惨事nなりかねないと言ったが、次長はそれを渋っていた。しかし、Lの言った通り放送を見て自己の正義感で動いた警察官が死ぬのを目の当たりにして、次長も心を決めたようだった。その警官が死ぬのを目前で見てしまったレポーターが、自分たちもここから避難すると言って撤退していた。しかしね、さっきも言ったけど演技がダメダメ過ぎて切迫感が感じられなかったのが残念だな。まぁ、そんな役まで突っ込んでいたらキリがないか(笑)

 証拠品を手にした後、局長はLに連絡をした。そしてLはこの突入を局長が行ったものだと見抜いていた。姿を見せないようにしているなんて、キラが何を手がかりにして人を殺しているのか知っている証拠だものね。しかし、このキラ騒動のおかげで捜査本部の結束力が強固なものになったのは間違いないね。
 しかし、緊迫したシーンだと言うのに、ポテチに続いて笑えるシーンがやってきた! Lは携帯を両手に持って、一つは局長、もう一つは次長に指示を与えていた。それを切り替えるときのあれは一体何なんだよ〜(笑) オーバーアクションにも程があるぞ。全然予期していなかっただけに吹き出してしまったよ!
 正面から出るように指示された局長がそこへ向かうと、武装した警官が隙間もなく並んでいた。そして車の前で待っていたのは、一度は捜査本部を抜けた伊出だった。今回の事件で宇生田を失ったけど、伊出が戻ってきたので最悪の結果とは言えないかもね。
 捜査本部に戻ってきた局長から、Lは証拠品を確認した。テープ以外のものは鑑識に顔がきくという相沢に任せて、Lはビデオを確認していた。警察が協力してもしなくても、要求していたのは同じだったらしい。そして協力する場合は、警察幹部とLをTVに出演してキラに協力すると発表させろと言っていたようだ。

 勿論、この騒動の主は月ではなかった。最初にちらっと出ただけだったので、今回はもしかして出番がないのかと思ってしまったけど、最後に出ていた。そしてTVを見て笑っていた。第二のキラが自分の味方であると判断した月は愉快でたまらないのだろうな。
 第二のキラも自分と同じようにデスノートを所持していて、死神の目を持っていると見破った月は、今の状態なら放っておいてもいいだろうと考えた。もしかしたらLが葬られる可能性もあるしとも言っていたけど……自分で倒す事に意義を見い出していたのではなかったのか。やっぱり保身に走ってしまった月はダメだな。まぁ、最初はそう思ったものの、第二のキラのやり方には不満を持っていた。卑劣なやり方でキラの品位を落としたのは許せる事ではないと怒っているようだった。まぁ、そこからデスノートの存在が知られてしまったら、月も危なくなるものね。あまり野放しにはしておけないと考えた月は、自分が理想とするのは捜査本部に協力してLと第二のキラの動きを把握する事だと決心した。
 一方、Lも今回の騒動の犯人が今まで相手にしていたキラとは違う人物だと解っていた。根拠は自分がキラだと証明するために殺した人間が女性週誌やワイドショーでしか報道されていなかったからだと説明していた。本物のキラだったらそんな事はしない、第二のキラにしてみれば、本物のキラが殺す可能性のある犯罪者を予告には使えなかったという事らしい。局長はその推理を聞いて、第二のキラがいるという可能性を聞いてみると、回答は70%以上という数字だった。
 ただ、そういった根拠があるというだけでなく、L自身もやり方が気に入らないとも言っていた。そう言えば、自分はキラと似ている部分があると言っていたっけ。キラらしくないと言い、追う者以外は罪のない者の犠牲は避けていたと説明していた。しかし、それはそれとして、片方のキラを捕まえたらもう片方のキラを捕まえるヒントが少なからず生まれると考えたLは、局長に月を捜査協力を依頼した。とはいえ、月がキラではないかという疑いが晴れたワケではないらしい。その推理力、つまり第二のキラを捕まえるのに役立つからだと局長の質問に答えていた。……局長、登場した頃に比べて格段に白髪が増えたような……。

 最後のもう一人の死神が現れた。こちらは実写版と違うんだね。女性が演じていたものね。で、ようやくミサが登場した! 私はレイラや委員長よりも、ミサの声の方が好きかなー。特に委員長……ギャグシーンでないときの委員長の声の出し方は嫌いといってもいいかな(苦笑) 涼宮ハルヒの声の出し方の方が好きなので、ミサは好きになれそうだ。まぁ、もともとミサの事は嫌いじゃないし。
 でも、最後に振り向いて目がアップになった所で終わったのだけど、急に切れてしまったような感じだったのが残念だったな。

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at 23:57, 真神恵, DEATH NOTE

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ワンピース 288話「フクロウの誤算! 俺のコーラは命の水」

 チョッパーマンのテーマソングのCMがやっていた!(笑) バックにちょっとだけ流れているのを聞いただけだが、なかなか楽しそうな歌である。必殺キューンスパークで、悪の心もメロメロらしいけど、メロメロにされているのはロビフラワンだけなのでは?(笑) でも、使われている映像は総集編の時のおまけにあったワンピース劇場のものなんだよね。
 まぁ、買わないけど。と思っていたら、「ワンピース」ベストアルバム発売決定!!だと!? ……また主題歌集を出すのか? 毎年出していないか? DVDも付いていると喜んだのも束の間、既に持っているものだったしな……。他の作品はそんな事していないのに、全く同じ曲を収録していて真新しいものはなかったしな。客をバカにするもの大概にしろと言いたくなる代物だったなぁ。……で、またそれを今回もするのだろうか?

 ついでに今回流れた他のCMについて。ずっと書くのを忘れていたんだよねー。まぁ、幽遊白書のゲームがまた出るとは驚いた。そして相変わらず佐々木さんはラ行が言えないんだなぁと思った(笑) そういやTVシリーズのLDは売ってしまったんだよね……。でもDVDを買う気にはなれない。
 ずっと忘れていたCMとはドラゴンボールだ。べジータ編、フリーザ編と来て、今度はセル編。しかも最初は粋がって本編で言っていた台詞を言っているけどゲームで子どもに負けて愕然としているんだよね。これが面白い! 二つあるのだけど、同じパターンなんだけど、三編とも初めて見たときは笑ってしまった。セルの次にはブウが来るのかな? それとも意表をついてミスターサタン?(笑) しかしどうして今になってDBのCMがこんなに流れるのだろうか?

 今回は長ったらしい前回のあらすじも良かった。何せ、サンナミシーンをこれでもかってくらいじっくりたっぷり見せてくれたから!

 ギア3、あの時は何をしたのか判らなかったけど、小さくなったルフィが声まで変わっていた。チムニーが、破壊された扉を見ていて小さくなったルフィに最初気付かなくて、ふと下を見た時の「え?」と、仰天する時の間はまぁ良かったのではないかと思う。また、スパンダムの事をルッチのお供と言っていたのは原作でもちょっと笑ったかな。子どもとペットが付けていたからと報告すると、何故消さなかったというスパンダムの問いに「司令が出ませんでしたから」と言った時のルッチの表情は凶悪だった(汗) いや、凶悪というよりも不細工だったな……。原作は確かとても悪そうな顔をしていたと思うのだけど、こっちは人相まで変わってしまったような気がする(笑)

 クマドリの相手をチョッパーに頼み、上の階へ登ったナミがサンジが負けたのは本人のせいだとして、あんなツルツルになってしまったのは何故かと考えていた。しかし、何かに気付いてドアを開けると、カリファがお風呂に入ろうと服を脱いでいるところだった……。さっきサンジとやり合ったときに汗をかいてしまったのね。
 ナミがドアを開けたときはストッキングを脱いでいる所だったけど、思わずコマ送りしてしまった(笑) しかし、すぐに終わってしまったのは残念だー。もっとしっかり見せてくれてもいいじゃない? なんて思ったけど、超子ども向け番組になってしまったのでそれは無理か。あと気になったのがドアの開く音。いくら何でも軋みすぎではないだろうか?

 フランキーとフクロウの戦いは、本人たちは大真面目なんだけど遊んでいるようにしか見えなかったな−。血は飛んでいるんだけども。へなちょこパンチ、ふにゃたれパンチ、ほにゃぱらパンチ、ぺらぺらパンチ、のらくらパンツの言い合いで、久しぶりにお腹が痛くなるくらい笑えた。最後にフクロウがのらくらパンツと言ってしまったのを、フランキーが突っ込むまでは少し間があき過ぎたんじゃないかと思うけど、フランキーが「パンツ?」と言って、フクロウがしまったと思っているシーンはそれはそれで面白かったかなー。
 コーラが尽きかけて髪も垂れてしまってピンチなフランキーは、転がり込んだ部屋が給仕室だったのを知り、また冷蔵庫を見つけた。そこへクマドリとチョッパーも転がり込んで来た。ランブルボールの効果が切れてしまってどうなる事かと思っていたけど、襲いかかってくるクマドリを冷蔵庫に閉じ込めてしまった。しかもロックつきらしい(笑)
 フランキーの存在に気付いたが、この時のチョッパーはまだフランキーをウソップの事で許せないと言っていた。泣いちゃってるよ〜。

 チョッパーとフランキーの会話を聞いていて、フクロウは「いつまで漫才している気なんだ!?」と怒って言っていたけど、さっきまで自分も漫才していたではないかと突っ込みたくなった(笑) チョッパーはコーラで強くなるバカがどこにいるとフランキーに怒っていたけど、フクロウは戦闘中にお茶しようなんて無礼だぞとこちらも怒り心頭だった。まぁ、確かに知らないので二人の言う事も尤もだな(苦笑)
 フクロウに攻撃しようとしたが、フランキーにはもう力がなくなっていたのか、やられるままだった。チョッパーが我に返り、今はフランキーも味方なのだから言う通りにしようと言っていた。クマドリを冷蔵庫に閉じ込めているけど、一瞬で開けて閉じれば出てこないと冷蔵庫を開けた。クマドリって、閉じ込められている間何をしていたんだろうか? せっかく開いたというのにとても暢気だな(苦笑) まぁ、あんな喋り方をしているからだけど、チョッパーとしてはそれは大助かりだよね。
 一瞬で開けて瓶を取り出してフランキーに渡したけど……フレッシュって言って髪がオールバックじゃないよ!(笑) 次のお茶を入れてしまった所も、再びお腹が痛くなるくらい笑った。「ワンピース」でこんなに笑ったのって何年ぶりだろう? またフクロウが呆気に取られて何も攻撃しないのが抜けてて笑える。こういう時こそ敵を倒すチャンスだろうに。
 ああしかし、今度はねぇぞと言われて最後にコーラが投げられてしまったのでギャグシーンも終わってしまった……。もうちょっと遊んでほしかった(笑) でも、復活したフランキーの攻撃力に驚いているチョッパーが可愛かった。チョッパーとフランキーもなかなか面白いコンビだよね。次回も笑わせてもらえそうだ。

 ところで、グランドジパングの2がするんだってね。あの設定だとサンナミは夫婦設定しかありえない(あの時代で一つ屋根の下に住んでいて何もない方が不自然である!)ので、またもやラブラブっぷり、しかも本編ではあり得ないナミ→サンジなシーンも拝めるのでとても楽しみである。しかし、WJでは24日って掲載されていたんだよね……。では関西ではいつするんだ? 全く、何で時間帯を変えてしまったんだよ! リアルタイムでお話できないではないか! でも、前回以上にサンナミシーンがある事を期待しているぞ! ああしているとも! 最近はあのOPといい、サンジに対するアニメスタッフの認識がおかしいので、ここで真っ当なサンジを是非見せてくれ。まぁ、膝枕して耳掃除している図なんてのが希望かな……あり得ないのは重々承知の上さ!(笑)

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 以下、日記。
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at 23:59, 真神恵, ONE PIECE

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BLACK BLOOD BROTHERS 9話「第十一地区」

 これは先週家を飛び出したカーサがアリスと会ったという事なのかな? そして、この時のジローは何も知らないようだ。カーサとアリスが元々知り合いで、ジローは始め人間だったの? よくわからないなぁ……。

 ミミコに会いに行くと言って出て行ったのに、コタロウはどうやら迷子になっていたようだ(笑) 悪ガキに絡まれたのを助けてくれたのはゼルマンだった。何を考えているのか解らないキャラではあるけど、コタロウには優しいように見える。しかも腹が鳴ったコタロウを連れて行ったのがラーメン屋というのが親しみを持てる(笑)
 コタロウがミミコに会いに行こうとしたのは、ジローを説得してもらうためだったらしい。何故ミミコに頼もうとするのかとゼルマンが問うと、コタロウは上手く言えないけどそんな気がしたからと答えていた。このままじゃいけないんだと。それを聞いたゼルマンは、コタロウを凝視していたが、コタロウは気付くことなく自分が間違っているのだろうかと言い始めた。しかしゼルマンは、自分たちの本質は血であると話し始めた。血の積み重なりだと。受け継がれる血こそがブラックブラッドの真実であると。その声を聞くのは難しいが、道に迷ったときに血の流れに耳を傾ける事は間違っていない。血は自分をウ滾らない。自分の血を信じられなくなったとき、その血統は絶えてしまう。だから血を信じろとコタロウを諭していた。
 ……それがラーメン屋だというのがちょっと間抜けに見えるが、今までマイペースな奴としか思っていなかったけど、ゼルマンに好感を持った。なかなか良い兄貴ではないか。おまけにコタロウに「ありがとう!」と言われて赤くなっているゼルマンが可愛かった(笑) 本人が思っている以上にコタロウの事を気に入っているんじゃないだろうか? そして素直にお礼を言うコタロウの事をますます気に入ったように見えた。だからと言って必ずしも味方というワケではないのだろうけど。
 その証拠に一緒にミミコを探すと言い出した! ゼルマン自身もまたミミコに会いたいからと言っていたけど、コタロウがさっきのような目に合わないためについて行っているようにしか見えないなー。コタロウもすっかりゼルマンに懐いてしまっているね(笑) カーサより強いの?と聞いた時の顔は、彼に全幅の信頼をおいていたよね。一拍おいてゼルマンは「楽勝だ」と答えていたけど、果たして本当だろうか?

 一方、ミミコはウォンと共にジローを探していた。イレブンヤードが都市伝説だと聞いたものの、ウォンは釈然としていないようだった。何故こだわるのかとミミコが問い、ウォンが答えかけたとき、ひばりから連絡が入った。それを待っている時、ウォンが何気なく視線を巡らすと、コタロウが現れた。それを見るなりウォンは「アリス」と呼び、そして大声を出して笑いながら「なんだあいつ。本当にそのまんまじゃないか」と心底おかしいといった様子だった。情報屋の住所が判明したと報告しかけたミミコは、ウォンがいきなり笑いだしてそんな事を言うものだからワケが判らない様子だった。
 昔の事を思い出しただけだとウォンは言っていたが……何だかおかしくないか? 何故彼女がアリスの事を知っているのだろうか?
 そのコタロウは、舟に乗っているのがミミコとウォンとは気付いていないようだった。ゼルマンがカンパニーの制服を着ていて、体格がミミコと似ていると言うとコタロウは慌てていた。ゼルマンと共に彼女らを追いかけていくのだけど、のんびりしているなぁと思った(笑) コタロウは、やっぱりウォンだとは気付いていないようだった。しかし、よく知っている人かと思ったんだけどと何者なのかを感じ取ったようだった。

 ジローはケインのアドバイスに従いリンスケの元に尋ねていた。頭を下げて助力を請うていたけど、どうにかなってしまいそうとは大袈裟な言い方だなぁ。リンスケもコタロウだってブラックブラッドなのだから、ダンプカーに轢かれたくらいじゃ死なないと言うが、カーサが特区にいるかもしれないのに放っておけるワケがないと怒鳴り付けていた。本当に必死なんだな……。
 カーサの狙いが自分たちではないと聞いて、彼女の本当の狙いは何だとジローはリンスケに問いただそうとした。しかし、リンスケは白目を剥いて気絶してしまった(汗) そこまでして秘密にするなんて、一体何が起こるのだろうか? ジローは聖戦時の香港だと今の状況を語っていた。それを聞いてリンスケが困っていたので、ジローの読みは正しいようだね。
 気付いたリンスケは、ケインに暗示で口を封じられているのだと告白した。そして協力する代わりに条件があると言い出した。それはミミコに会って謝るという事だった。……ミミコって実は皆に慕われているのか?(笑) しかしジローは自分は吸血鬼だから人の害になると言い訳がましく言うと、リンスケはそれまでの飄々とした態度を一変させて、特区の人間を舐めるなと言い放っていた。

 一方、ケインは鎮圧部隊と共にヤフリーを追いかけていた。単独でヤフリーを追いかけて捕縛したものの、カーサの居場所を突き止めようとして失敗してしまった。ケインがヤフリーの意識を探っていると、何とカーサが現れてケインを逆に精神ダメージを負わせていた。それだけカーサが強いって事なのか。
 ヤフリーとの戦いでもダメージを受けているので、彼は本当に強いのかと疑問に思った。しかし、本人が鈍っているだの油断しているだのと自己分析していたのでなぁんだと思い直した。確かに最初から強かったら物語りが盛り上がらないか(苦笑)

 ミミコたちはひばりから教えてもらった住所で情報屋を訪ねていた。しかし、声をかけたものの返事はなかった。中へ入ると人がいたのでミミコは慌てて勝手に入った事を謝罪して身分を明かすが、その時座っていた部屋の主人が動いた。……ザザって、確か先週後ろにひっくり返った状態で止まってなかったっけ? 誰かが後で座っているように首を正したのか?
 それはともかく、ウォンが見ると彼は死んでなく意識を失っているだけらしい。吸血鬼の仕業かとミミコは危惧したが、噛み後はないらしい。そして「こいつは元からこうなんだ」と呟いていた。……謎だ。
 そしてミミコが昨日ひばりがザザに会ったと言っていたと言いかけたとき何かに気付いた。木箱の中に入れられていたのはブラックブラッドの血液パックだったらしい。そういや何か実験していたっけ? 特区で密売なんてとミミコは衝撃を受けていた。そして周囲に積まれている他の木箱を見て、これが全部ブラックブラッドの血なのではないかと気付いたミミコは、カンパニーに報告しようとするが彼女の携帯はバッテリーが切れていた。すぐにウォンが自分の携帯を使えと放り投げたが、その後の彼女の様子が明らかにおかしい。口元が笑っているよ。
 あのアリスと呟いた時からカーサではないのかと思ったけど、だとしたらウォンはどうなったのだという心配もあった。陣内に人を回すように要請すると、ちょうどいい人物がいて、ミミコにも会いたがっているという。ミミコが怪訝に思っていると、電話の向こうからウォンの声が聞こえてきた。つまり、今ミミコと共にいるのは偽物でカーサが彼女に化けた姿だった。……もしやウォン自身がカーサの化けた人物なのかとか、殺されてしまったんじゃないかと思ってしたのでホッとしたよ〜。しかし、ホッとしたのも束の間で、今カーサと共にいるミミコの身が心配になった血液パックの事を知ってしまったのだから、宜しくない展開になるのは間違いないよね!? ヤフリーやザザたちと話しているときは豪気な姉ちゃんだけど、身内以外が相手の場合はどうなのだろうか? 最後に見せた表情はミミコの心配をせずにはいられないほどの怪しいものだった(汗)

at 21:29, 真神恵, BLACK BLOOD BROTHERS

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天保異聞 妖奇士 12話「駁竜、月に吠える」

 このOPも後一回で見納めなのかな?

 いきなりアビがナレーションをしているので驚いていたら、次は元閥が話していた。しかし放三郎の事を呼び捨てにしていたので、キャラとして話しているのではないのかなぁと思っていたら、往壓の事は竜導さんと呼んでいた。……どういう事? と思っていたら、二人が酒を飲みながらカメラ目線で話していた!(笑) 「以上! 前話までのあらすじ! 今日の仕事は終わりだ! 飲むぞ!」って……アビ、拗ねてるの?
 その後画面が変わって往壓たちが映し出された。往壓が呆れた顔をしていたので、アビたちの事に対してそんな顔をしていたのかと思ってしまったよ(笑) そういえばアソベたちに追いかけられていたんだっけ? 雪輪の力で何とか追い払ったが、雪輪はこのまま江戸へ戻ろうと言い出した。何でも西から嫌な風が吹いているらしい。それにこれは始まりだとも気になる事を言っていたなー。
 先週から出てきた変態仮面軍団(笑)は、殺生石を使って何やら悪巧みをしているようだ。今後、往壓たちの敵となるのだろうか? 一瞬で姿を消したり、走る早さもとても早いようだ。……彼らは人間なんだろうか?

 老中から問いただされては答えないワケにはいかないよね。殺生石とは、九尾の狐が射殺され、岩に変じた後も毒気を放ち、周囲を悉く滅ぼしたと説明したのは放三郎だった。彼は本当に物知りだなぁ。花井はその欠片だと何やらムキになって答えていた。何でも強力な妖夷が封印された姿で、欠片であっても力を持つものだから分析するのは奉行所として当然の勤めだと主張したのを本庄が咎めるように花井の名を呼んでいた。
 話が殺生石を奪った賊へと向かおうとしたその時、ソテが本庄を狙った加納の事を切り出した。まったく余計な事を、と思いつつ、女が老中の前で面を上げて意見をしても大丈夫なのかとも思ってしまったなー。おまけに放三郎の友人だと暴露するし……。
 奇士は加納を追えとの命を受けてしまった放三郎たち。そして籠に乗った老中は、放三郎に加納を斬れと命じた(汗) 洋楽を学んでいた者は水野に付け狙われないように身を慎んでいる。加納が本庄を狙った事で、小笠原の仕業だと鳥居ならばそんな濡れ衣を簡単に着せるから、口実を与えないためにも始末しろという事だった。友人を斬らねばならないなんて……でも上の命令だという事はもちろん、放三郎の今後を思えば老中の言い分も正しい。嫌な世の中だなぁ。
 宰蔵が無口だなぁと思っていたら、放三郎がかつての仲間を裏切った事を「嘘だ」と言って嘆いていた。漫画チックな涙を流して鼻水まで垂らしていたよ(笑) しかし私はやっぱりアトルの方が可愛いと思う〜。

 何だか変だと思っていたら……本庄が目を見開いていた! 加納と放三郎の師が捕縛された件だけならば本庄だけを狙うワケがないと問いつめているが……放三郎、本庄に対して敬語を使っていないぞ? 今までは敬語で話していたのにどうして!? それはともかく、放三郎の問いに本庄は目を見開いて「俺はな、あいつが嫌いなんだ! あいつだけじゃない。お前も! お前も! 異界だの異国だの、こことは違う別の場所の事ばかり語る輩はよぅ!」と、怒りを露にして吠えた。……嫌いなんだって子どもか!(苦笑)
 異界と異国は全く違うと放三郎が言っても、本庄にとっては同じ事らしい。自分たちだけが本当の事を知っているような顔をするのが気に入らないらしい。……何だ、羨ましいのか? 学がない自分にコンプレックスを持つのは勝手だけど、だったら自分から学べば良かったのではないか? まぁ、そうしていたら捕まっていただろうけど。何とも子どもっぽい理由だなぁ。

 一方、老中たちは日光東照宮に立っていた。そこにはたくさんの赤い札が貼られていた。それは家康が下されるかもしれなかった別の神の名前が書かれていた。祀ろわぬ者たちの魂を、家康を神格化する事で押さえ付けていたのだが、その札は家康の神としての力を消し去ろうと意図したものだった。つまり、呪いであった。
 その頃アトルは往壓たちのために妖夷の肉を焼いていた。それを手にしようとした加納には、食べない方がいいと言って違う肉を渡していた。放三郎と加納が言い合っていると、アトルが異変に気付いた。
 あの変態仮面軍団は漢神を使えるのね。陽が草葉に暮れようとした様を示した「莫」という漢神を引き出して、そこにムジナを加えると言って、狢を放り投げていた。何て可哀想な事をするんだ! 朱松が指を弾くとムジナは弾け飛んで漢神を現した。つまり「獏」という漢神にしたのね。そんな事もできてしまうとは、もう本当に何でもありなんだね……。仕上げに奪った殺生石を投げると妖夷が完成した。しかし彼らは家康によって封じ込められた者たちを呼び起こして一体何をしたいんだ? あと、あの朱松はやっぱりアクラムにしか見えなくなってきた。あんな酷い事をするキャラだったとはね。声が置鮎さんだったらもうそのものになるのになぁ(笑)
 眠っていた妖夷を呼び起こして作り上げた「獏」にそれらを吸わせるって事なのかな? まぁ、まっ先に飛び出した往壓がそうはさせないだろうけど、周囲の色までが変わってしまったのには驚いた。それにしても、あの一瞬で往壓が何を武器として使ったのかを見たあの老中の目って凄いのではないか?

 竜となった雪輪の背にのって妖夷たちを斬っていたが、獏の力に弾き飛ばされてしまった。墜落したものの、雪輪が何とか往壓を拾っていた。しかし様子がおかしい。大丈夫かという往壓の問いに「もう無理かもしれません」と弱音を吐いていた。ケツアルコアトルを抑えていたが、周囲一帯には物凄い妖夷が渦巻いているため、好物を前にしたケツアルを抑えるのはもう限界らしい。すると往壓は俺を食えと言い出した(汗) 自分の姓は竜を導く者だからと言って。
 そんな事をしたら往壓が異界の化け物になってしまうと危惧する雪輪に、往壓はだから妖夷と戦うと決めたのだと言って雪輪を促した。眩い光りと共に再び空へと舞い上がった往壓は自分の中から竜導の漢神を引き出し、次に雪輪と東照宮の建物から何やら文字を引き出していた。そうして組み合わされた文字は「駁」だった。放三郎によれば、駁とは竜を凌駕する優れた霊獣らしい。
 しかし戦闘が長引けば、往壓は駁に飲み込まれて二度と人には戻れない。だから戦いを終わらせようと放三郎は妖夷の源である殺生石を砕こうと銃を構えた。あんな化け物を助けるのかと言う加納に、放三郎は迷いなく自分の部下だと言い切った。今まで奇士の定義って何だろうと思っていたけど、妖夷の肉を食べずにはいられなくなってしまった者たちを言うのだなと、放三郎の言葉を聞いて思った。

 駁が出てきて驚いていたのは仮面の集団もだった。しかし厳密には違うらしい? ところで彼らは興味深い言葉を残していた。「この時代に現れるとは……」と言っていた。この時代? では、違う時代にも彼らは行き来できるという事なのか!? 何だか話がややこしくなってきたような……。もしかして、OPで現代から天保に遡っているのもただの効果でなくて意味があるものだったのだろうか?
 射撃は元閥の専門なのかと思っていたけど、実は放三郎の方が狙撃手として優秀だったの!? とにかく、彼の精確な射撃によって殺生石は砕かれ、妖夷は駁となった往壓に真っ二つに裂かれてしまった。それを見届けた仮面の集団は引き、朱松は「いる。地の神はまだいる」と呟いていた。地の神?

 最後に放三郎と加納の斬り合うシーンでは、避けられない展開だからああいう表現で少しでもぼかそうとしていたのかなぁ。しかし、自分で殺しておきながら、加納が死ぬとその名を絶叫するのは何故? 今回に限らずアニメではよくあるシーンだよね。殺すつもりで攻撃したのだから、自分が生きているという事は相手は死ぬのは当然でしょ? なのに名前を叫ぶというのがよく解らない。後で往壓が気を利かして退室していたけど、友人を失って涙を流すのは理解できるけど……。
 しかし宰蔵の崩れっぷりは凄かったなー。来週も何やら暴走しているみたいだし(笑) まぁ、あまりシリアスすぎるのも疲れるからの処置なのかなぁ。

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at 23:17, 真神恵, 天保異聞 妖奇士

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コードギアス 反逆のルルーシュ 11話「ナリタ攻防戦」

 アバンが今回から変わっていた。しかも長い! また、「視聴者が選ぶ名シーン」には納得できなかったなー。あのラストシーンが一位になるものだと思っていたので、まさか猫の扮装がそうだとは思ってもみなかった……。

 信号の返りが20%を切っているという報告に、これでは指揮系統が成り立たないと驚愕するダールトン。現場は混乱している中で未だ待機中のスザクたち。緊迫した話の中で、ロイドとセシルの会話が面白かった。出てきた当初とはセシルの性格が変わっているような気がするのは私だけだろうか?(笑)
 本部ではユフィの後ろで話すあの三人に苛立った。自分たちは何もしないのに、現場で戦う人間に対して何という物言いだ! 自分たちこそ現場で敵と戦ってこいと放り出したくなった。「何をしているんだ純血派は!?」と内一人が言った後に映し出されたのはキューエルだった。しかもあっさりやられてしまった……。ジェレミアと違い、彼には運がなかったようだ。散々ジェレミアを虐めた報いなのかもね(苦笑) それにしてもカレンは大活躍だなー。

 「戦争」に参加したのは初めてなのだろう。黒の騎士団へ後から入団してきた彼らの内、肩に怪我を負っていた若者が恐怖で混乱して涙を流していた。死にゆく者もいた。ゼロは「そう、動け。この戦いに生き残ればお前たちは戦士になれる」と彼らを見ていた。汗をかいているし真剣な表情からは、物語りの冒頭で見せていたような彼らを完全にコマ扱いしている様には見えなかった。
 コーネリアの近くにいたのは藤堂らだったようだ。ユフィのみがコンソール上でその存在に気付いたようだが、藤堂はゼロの狙いを理解した上で行動しているんだね。以前はゼロのやり方に反感を抱いているかのような表情を見せていたけど、今は違うのかな? そして動き出した藤堂たち。7年前とは違って自分たちにもナイトメアがあるのだと紅一点の彼女は言っていたけど、厳島の奇跡とはいつの話なのだろうか?
 ヴィレッタたちの攻撃を受けて黒の騎士団は動けなくなっているようだった。カレンを戻した方がいいのではと弱気な発言をしたのは玉城? 指揮官にたいしてなぁなぁで話し掛けるのが気に入らないな。それを配置を変えると作戦が崩れるかだら駄目だとゼロは一喝した。確かに紅蓮の戦闘力は無頼よりも遥かに上だけど、ピンチの度にそうやって頼ろうとしたらカレンの負担にもなるし、作戦行動の意味がなくなるではないか。まだ遊び気分なんじゃないかと思ってしまう。いつか命令に背いてゼロたちを追い詰めなければいいけど……。
 ゼロはそう言ったものの、このままでは危なくなるのは避けられない。ゼロが思案していると、カレンからコーネリアが下から急襲を受けたという報告が入った。それが日本解放戦線と聞いて、自分の狙いを読んで動いたと気付いてゼロは優秀だなと賞していた。……って、これにもお前は何様だーと思った(笑) あまり自分の力を過信するのは感心しないなぁ。

 藤堂は「将軍と騎士の器を持つ者」とブリタニアに思われているのか。そしてその力はギルフォードよりも上らしい。同じ戦力を持った場合、ギルフォードには勝ち目がないのかもね。ダールトンもコーネリアの元へ急いでいた。敵の本拠地が目の前だし、背後から攻撃を受けたら被害が甚大になると言う部下に、コーネリアを失ったらこの戦いそのものが終わってしまうと一喝していた。全くその通りだ。目的は日本解放戦線の本拠地を叩くことだけど、大将を失っては全滅も同じだものね。
 一方、ウザい三人もコーネリアを救うためにG1ベースを動かそうと進言していた。しかしユフィは総督の厳命だから動かせないと叫ぶように言っていた。一時の感情に任せて動かしてしまったら、コーネリアは溺愛しているとはいえユフィにガッカリしていただろうね。まったく、あの三人は使えないね。姉を助けたいとユフィが思わないワケがないではないか。そんな個人的な感情をおさえて戦況を見ているユフィは将来が楽しみだね。そんな彼女の心の叫びを聞いたかのようにスザクから通信が入った(笑) さすがユフィの騎士だ。
 ランスロットのコクピットに三人で覗いている姿はちょっとほのぼのとしていた。ロイドの話し方が緊迫感がないから余計にそう思ったのかも。イレブンと蔑んでいるブリタニア人が多い中、いくらランスロットの適正パイロットだからといってロイドのスザクへの接し方はとても好感が持てるな。
 暇で困っているとはロイド。特派に命令を与えて下さいとストレートにお願いしているのはスザク。それを功績が欲しいための物言いだとか、一機で何ができると文句を言うのはウザい三人だった。自分たちこそその功績が欲しくてたまらないのだろう? ユフィにベースを動かすように進言していたのがその証だね。また、一機で何ができると言っていたけど、彼らはランスロットの戦闘力がどれほどのものか知らないんだね。そしてユフィも迷っているようだった。その背中を押したのは、スザクが「ユフィ」と声に出さずに言ったからなんだね。たった一日しか一緒にいなかったけど、彼らの信頼関係は揺るがないものになっているんだね。
 早速発信準備に移るスザクたちだけど、いつもと違っていた。何よりもスザクが「ランスロット発進します」と言えた!(笑) セシルに今回の任務の説明を受けた後、ロイドがスザクに質問していた。人が死ぬのを極端に嫌がるのに、軍隊にいるのは何故なのかと。スザクは死なせたくないから軍にいると答えるが、ロイドはその矛盾はいつか君を殺すよと言うが、出撃前のパイロットに何を言うんだロイドよ(笑) でも、そんな事よりもその後にセシルに襟首を掴まれて「ゴメンなさい!」と謝っているロイドに笑えた。しかもセシルの表情が無表情なのがたまらない! まぁ、おかげでスザクは自分で発進しますと言えたのだからいいんじゃないか?(笑)

 一方、藤堂たちを誘い込むためにギルフォードに指定していたポイントにはカレンが待ち構えていた。ゼロとコーネリアって思考パターンが同じなんだなぁ。追い詰められたかに見えたコーネリアだが、紅蓮を倒せば活路を開けるとまだ諦めてはいなかった。しかし、ただのカスタム機ではない未知のナイトメアに対して、勝てると思っているのはこちらも自分の力を過信しすぎだと思った。また、後ろから撃った事に「卑怯もの!」と罵っていたけど、戦争に卑怯も何もないだろう(苦笑)
 私はこの作品ではカレン×ルルーシュ、スザク×ユフィだと以前に書いたと思うけど、ここにギルフォード×コーネリアも付け加えたい。だって、「我が騎士ギルフォード」なんだもの〜。しかも今回の話ではダールトンよりもコーネリアの身を案じていたシーンが多かったし、コーネリアもギルフォードに遺言めいた事を言っていたし。……まぁ、それはおいておいて、コーネリアは投降はしないで皇女として最後まで戦うと死ぬ覚悟だった。
 しかし、ここでイレギュラーが起きた。スザクがコーネリアを助けにやってきたのだ。しかし、正直来るなとも思ったなー。その登場の仕方に相変わらず無茶するなぁとはロイド。しかし顔には絆創膏と青アザが……。セシルはあの後彼に何をしたんだよ(笑)
 その登場にギルフォードは一安心したが、ゼロは「またあいつか」と唸るように言うだけだった。しかし、考えられる事態だったのではないだろうか? もちろん、応戦するのは紅蓮弐式で、多分互角に戦えるのって今はカレンだけしかいないよね。スザクもその戦闘力に驚いていた。で、もちろん私はカレンを応援していたのだけど、崖近くで戦っているのを見て落ちてしまうんだなーと解ってなぁんだと思ってしまった。ここで決着がついてしまうのも味気ないけど、せっかくここまでコーネリアを追い詰めたのになぁと残念でならない。でもまぁ、それまで敵知らずだったランスロット、スザクが驚いてばかりだったのが面白かったなー。
 今回大活躍だった紅蓮の右手だけど、崖から落ちた衝撃で壊れてしまったらしい。切り札を封じられてしまったゼロは潔く撤退命令を出した。その身を案じて近づくスザクに、コーネリアはゼロを追えと命じていた。コーネリアとしては不本意極まりない事態だったろうな(苦笑) しかし、コーネリアから直接声をかけられる事は、やはり名誉な事になるんだろうなー。

 撤退命令を受けて脱出ポイントへと向かうカレンたち。玉城が「日本解放戦線を囮にして逃げるしかないってか?」と言うとカレンはそういう言い方は嫌いだと咎めた。また扇は人間はゲームのコマなんかじゃないし、ゼロもそんな事は考えていない筈だと言っていた。最初の頃はともかく、ゼロも今は少しは違う考えだと私は思う。紅蓮がやられると即座に撤退させたのがその証拠だろうし。戦力を消耗させたくないと言っているのも本当の事だけど、扇たちと共に戦うと決めた時から少しは違ってきているのだと思いたい。それにしても扇はゼロの事を理解し始めているようだね。ブリタニアに対するゼロの怒りが本物であると見抜いていたもの。そして、怒りを知る人間は悲しみも知っている筈だからゼロが自分たちをコマとして使っているなんてあり得ないと扇はゼロを信じていくつもりらしい。彼らに対してゼロはちゃんと答えてあげられるのかなぁ。

 CMでまた笑った。「全力で書店に迎え!」って! 嫌だよ〜(笑) だって、本屋に行く時間なんてないんだもの〜。開いている内に行けるのは休日しかないので、私は通販するしかないのさ……。コミックスは、もう一つのスザク視点のも含めて買おうかなと思っている。まぁ、今回宣伝していた方の絵は好きではないのだけど。どうせならCLAMPが描いてくれたら良かったのになぁ……って、抱えている連載を考えたら難しいか……。DVDの四コマで精一杯なのかもしれないね。
 そう思っていたら「コードギアス ナイトメアオブナナリー」って! リアルタイムで見ていた時は、ナナリーという名前しか聞いていなかったので同じ名前だな〜としか思っていなかったのに、見たらコードギアスって言っていたので驚いた(笑) 流れていた映像を見るとルルーシュも映っていた! ……ええと、このナイトメアって、あのメカの事ではなくて悪夢という意味そのものなんだろうか? あと…手前にいた茶色の髪の女の子がナナリーなのかな? 額にはC.C.と同じ紋様がある少女が二人。一体どういう話なのだろうか? このタイトルのナナリーは、ルルーシュの妹のナナリーで間違いないのかなー。こっちもコミックスになったら買っていそうだ(笑)

 CMが明けて、ゼロはスザクに追い詰められていた。メットを被っているから表情は見えないが、中での表情はなす術もなく戦慄くルルーシュがいた。しかし、そこにC.C.が彼を助けにランスロットの前に立ちはだかった。いくら何でも無茶だ(汗)
 どうするのだと問いかけるゼロに、C.C.はお前に死なれては困ると額に紋様を浮かび上がらせた。間接接触だが試す価値はあるとC.C.は力を発動させた。彼女が不思議な力を使うなんて思いもしないスザクは、彼女の言うショックイメージを見せられていた。何を見ているのかは知らないがなとC.C.が言っていた、スザクのショックイメージは父の姿だった。
 最初はルルーシュが見たものと同じだったけど、途中で姿を見せたのは厳めしい顔のスザクの父ゲンブだった。イメージだと解っているけれど、自分の前に素っ裸の息子が現れた時の父の心中を考えてしまった(笑) 変態な息子に嘆くんだろうなー。などと本編とは関係のない事を考えていたらスザクの様子がおかしくなった。夢と現実の区別がないのだろうか。スザクは死んだ筈の父が目の前に立っているのを見て「嘘だ」と言っていた。そしてそのイメージが振り向き自分の方へ近づいて来ると「違う……そんなつもりじゃ……僕は……俺は!」と父に恐怖しているように叫んでいた。興味深いのは、僕から俺へと一人称が変わった事かな。ショックイメージという事は、スザクが一番見たくないものなんで過去に何があったのかが気になる。
 一方、ゼロは逃げろというC.C.にこれ以上借りを作って逃げられるかと彼女の肩を掴んでいた。その途端に「止めろ今は!」と叫ぶと同時にこちらも様子がおかしくなった。ギアス発動中に触れられると駄目なのね。前と違うと言うルルーシュの目には、C.C.の額に浮かぶ紋様と同じ印のある屋敷(?)に石を投げる民衆の映像が見えた。次は修道女姿の、額に紋様のある女性の姿。さらに枢木神社の鳥居。ルルーシュが「これは!?」と驚いていたのは、自分が見知っている景色が見えたからなのだろうか? 枢木神社ってスザクの家?
 「私に入ってくるな!」と言ってルルーシュを拒絶しようとしていたC.C.だけど、ギアス発動中に触れられると心の中を覗かれてしまうって事なのね。しかし、その時に流れた映像は戦時中のもののようだった。そして左目にギアスを宿した少年が恐怖と絶望に涙する姿なのかな? また、カラーとモノクロとが混じった映像だったのが何故なのだろうか。そのカラーの時に、C.C.が水浴びしていたシーンがあったけど、彼女の左胸には額に浮かぶ紋様と同じ……あれは傷? それとも刺青みたいなもの? 止めろと言い続けるC.C.の目には涙が浮かんでいた。そして「私が開かれる」とは奇妙な言葉である。
 そこへ「俺はああするしかなかったんだ!!」というスザクの叫びが聞こえてきた。ルルーシュの母の死について、コーネリアかシュナイゼルが知っているとクロヴィスは言い、だからルルーシュはコーネリアから話を聞き出そうと今回も作戦を練って戦っていたのだけど、知っているのはスザクだったのだろうか? 彼の叫びにスザクへ意識を向けると、彼らは互いの存在に気付いたかのようだった。あの愕然としたスザクの表情は、ルルーシュがそこにいる事への驚愕以上の意味があるように見えた。
 その直後は……手抜きの作画に見えるのだけど、効果と思うべき? まぁ、死霊が見えたり人々の叫び声が聞こえたり、阿鼻叫喚と言ったところか。そこへ頭を抱えて叫ぶスザク。……彼にはよほど後ろ暗い思い出があるらしい。C.C.がハッとした表情を見せると、ランスロットが暴走を始めた(汗) ……何やら二人の友情にヒビが入りそうな予感。

 ゼロの動きが不鮮明だと感じるや、藤堂は少将たちの脱出の手助けをする事に方針を決めた。そしてコーネリアもギルフォードに撤退の命令を告げた。そして今回は自分たちの負けだと認めた。それを知って大喜びするのは黒の騎士団だった。しかしカレンがゼロと連絡がつかない事に一人不安そうな顔をしていた。
 ランスロットの暴走から飛び散る破片から身を呈して守ったC.C.は倒れてしまった。近くにあった洞くつで彼女の手当てをするルルーシュは、傷の再生速度が普通じゃないと彼女が普通の人間ではないと確信していた。しかし、血液サンプル後で調べるだの、傷口を撮影するだのって……。しかし、17歳なのに女の裸を見ても何とも思っていないんだねー。
 そこへC.C.が寝言を言っていた。それを聞いて驚いているルルーシュは一体何を聞いたのだろうか。その直後、「やっと呼んでくれたね。私の名前……」と言う口調は、普段の彼女のそれとは違っていた。嬉しそうに言うC.C.は、一体誰の夢を見ているのだろうか?

 報告を聞くコーネリアは、常に何かを盾にして身を守るゼロの事を彼女は「好かんな」と感想を述べていた。そして「枢木はどうなった?」とスザクの様子も聞いていた。ギルフォードは「エナジーフィラーが尽きて停止するのを待ってたため時間がかかりました」と報告していた。待っていたという言葉にコーネリアが機体の不具合なのかと疑問を挟むが、ギルフォードも知らないのか「かもしれません。暴走状態になっていたようですから」と答えるのみだった。
 兄上の部隊らしくない失態だなとコーネリアが言っていたが、次に流れた映像はスザクの異様な姿だった。C.C.にショックイメージを見せられて絶叫した後、スザクは正気を失ってしまったらしい。機体が停止しても目を見開いたまま操縦桿握ったまま身体を震わせていた……。
 スザクが見たくないものが父の姿で、その父の幻にそんなつもりじゃなかったとスザクは言っていた。目の前に現れたルルーシュを見て驚愕していたので、彼の母の死に無関係ではないのは明らかだ。そして彼は視聴者に顰蹙を買うくらいの潔癖さで中から変えていこうと戦ってきた。ゼロのやり方で喜ぶ人がいるのを知りつつも、そのやり方は間違っているとも言っていた。つまり、彼がここまで潔癖であろうとするのは過去の罪への贖罪だったのかな? であれば誰がどう見たって理想にすぎない彼の言い分も仕方がないかとも思えるかな。
 そして驚愕の目でルルーシュを見ていたスザクだけど、正気に戻った時に何故ルルーシュがあの場にいたのかとスザクは訝しむのではないだろうか。

 洞くつではようやくC.C.が気付いた。破片を摘出して傷口を洗ったと説明するルルーシュに、C.C.は「必要ない」の一言。そして「お前はいつもつまらん所でプライドにこだわる」とバッサリ(笑) それに言い返せないルルーシュは何か言わないと気が済まないらしく、C.C.の名前を知ったと勝ち誇ったように言っていた(苦笑) C.C.よりもずっと人間らしいいい名前だと言うと、彼女は涙を流して「忘れたんだ、全部。何もかも。今さら名前なんて……名前、なんか……」と傷口を押さえて言っていた。
 それまでC.C.に対してはギアスの力を授けた女くらいにしか思っていなかったルルーシュの中に、C.C.への興味が湧いたのかもしれないね。女の涙は無敵なのは本当なのだろうか?(笑) 彼女を元気づけるためなのか、一度しか言わないと前置きしつつもルルーシュは「ありがとう」とさっきの事と、今までと、何よりも力をくれた事を含めて。言われたC.C.は感謝されたのは「初めてだよ」と意外そうな表情から喜びに変化していった。あの少年の映像だけでなく、彼女はこれまでもギアスの力を誰かに授けた事があったのだろうか? その度に自分のたった一つの望みは叶えられることもなく、孤独に陥った授けた相手に恨まれてしまったのだろうか。
 感謝の言葉に対してC.C.は笑顔を浮かべてお礼を返してもらおうかと言った。それは名前を呼ぶ事。大切に優しく心を込めてと要求していたが、さっきのようにと言っていた事からルルーシュはさっきはそのように呼んでいたのだろうか?(笑) 当然のごとく音を出しては言ってくれなかったけど、思い込みとは知りつつ「ナナリー」と言っているように見えてしまった(笑) まぁ、絵での唇の動きだけでは解りようもないのだけどね。
 たった一度と言いつつも、聞いているときのC.C.は嬉しそうな顔をしていた。優しさや素直さや労りの心が足りないとか、発音が怪しいとか温かみに欠けるとか文句ばかりを言っていたけど、それは嬉しいの裏返しだよね。「我が儘な女だ」と呆れつつも、二人の間には新しい絆が生まれたのは確かだね。

 やれやれと思っていたらオレンジが現れた!! 五体満足なのは喜ばしい限りだが、どうやら脳をやられてしまっている様子……。彼が正気に戻って回復したらどのように回復するのかが楽しみである。しかし、左目を隠していたのが気になるし、あの研究者たちのトラックの前に出てきたのも気になる。実験に使われたりしたらどうしよう(汗)

 連絡を受けて駆け付けたカレンはとても嬉しそうだった。しかし、C.C.の存在に気付いて誰何の声を上げる声は鋭かった。
 ゼロからC.C.の事を大事な仲間だと紹介されたとき、C.C.はゼロを意外そうに見ている気がした。そして、先週の問いかけに対して「どうして雪が白いのかは知らない。白い雪は綺麗だと思う。私は嫌いではない」と返していた。しかし、二人にしか解らない会話を目の前でされてカレンはとっても不愉快そうだった。そうして最後の水滴が落ちて広がる波紋が今後の展開を示唆しているようで印象的だった。

 2006/12/23(05:15)追記
 TBされた感想を読みに行くと、ルルーシュが言ったC.C.の名が「マリアンヌ」だと書いていた方がいた。ルルーシュが驚いていたので、身内だろうと思った私は咄嗟にナナリーかと思ったけど、それでは唇の動きが多いなとも思った。そしてその記述を読んで納得できた。再度そのシーンを見てみると、確かに「マリアンヌ」の方が違和感がなかった。そこで私も「マリアンヌ」がC.C.の本名であると思う事にした。まぁ、私がナナリーと思ってしまったのは、あのCMの新連載タイトルのせいかもしれない(笑) さて、彼女の本名が明かされる日はいつになるのだろうか。
 更に、2クール目のOP曲が決まったとか。私のPCでは試聴できないのだけど、「BLOOD+」の悪夢再び……。聞かなくても誰が歌うのかを見ればどれだけ酷いものなのかは想像に難くない。そして試聴された方の感想は、「酷いにも限度がある。」というものだった……。試聴される方はこちらのぷらすまいなす研究所さんからどうぞ。
 せっかく今期最高のアニメだというのに、総集編に続いて歌で躓くなんて……。選曲っていったい誰がするのだろう。そしてどうしてこんな酷い歌い手が業界に未だ存在しているのだろう……。「BLOOD+」の時に思ったけど、声もダメなら歌い方もダメ。ボーカルに魅力がないアーティストなんて終わりなんじゃないだろうか。もし、身内以外にファンがいるなら聞きたい。あのグループのどこが魅力的なのかを。



 以下、日記。
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at 23:59, 真神恵, コードギアス

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