2007.04.30 Monday
彩雲国物語 2話「井の中の蛙大海を知らず」
ああ、起きていたのに見ていれば良かった! そうしていたら悲劇は回避できたというのに……。何と、放送時間が7分ずれていた! NHKなのにそんな事があっていいのか!? そしてNHKなので予約時間分が全て録画内容だったりするから始末に悪い。25分放送だけど、残りの5分間も番組として登録されているために録画時間は30分である。しかし、7分遅れなので2分足りずにEDと予告が入っていなかった……。物凄くショックだ! NHKのクセに時間を遅らすなんてどういう事だ!?
後日、全話録画している友人Hからダビングさせてもらえるようになったけど……画質はどうなんだろうなぁ……。再放送してくれたらいいのになぁ。
毎週池田さんの声を聞けるなんて、とても幸せだ〜。しかし、邵可は閑職に就いていると冒頭で説明されていた。秀麗にはバレバレなのに、劉輝はあくまでも藍楸瑛として振る舞おうとしていた(苦笑) でも、演技も下手だなぁ。で、秀麗も事あるごとに突っ込んでいたので、劉輝の反応を楽しんでいるのかと思った(笑) 会話の中で劉輝の人となりを見極めているんだね。
紅親子と一緒にお茶の時間を過ごして「こういうのもいいな」と言っていた劉輝だけど、秀麗に男を連れ込むシーンを目撃されてしまった(汗) ……本当にいいのかNHK? でも、実際中では劉輝が眠るまでの話相手という役割のような気がする。先ほどお茶していたときに、秀麗にあれこれと叱られているのを見ていたら、本当にまるで子どもなんだもの。
秀麗はとても前向きだな。劉輝が人の話を聞く人物だと知ると彼ならばいい王になると言って、教育係として勉強しようとするんだもの。また、読書だけでは身に入らないと悟ると教授してもらえる人間を霄太師に求めていたし。まずは楸瑛だったけど、武官の彼に普通は頼むものだろうか? でも、ここでの組織体系については視聴者への説明なんだろうな。
武官なのに……と思っていたら秀麗がまさにその質問を本人にしていた。方向オンチの絳攸が到着するまで代わりをつとめる振りをしていたのか(苦笑) 着席するなり自分の主人に対して「バカ殿」呼ばわりする絳攸に苦笑していた秀麗だったが、彼女は二人に「主上は王宮から出たことがないとか?」と疑問をぶつけていた。
そしてここでタイトルの諺を秀麗が呟いていた。この作品は、毎回秀麗が言う諺をタイトルに使っているのかな? でも、だからって王を外に連れ出すとは……。まぁ、静蘭が護衛に付いているとは思うけど、危機感なさ過ぎと思うのは私だけだろうか? だって、王となれば色々面倒なことがあるんじゃ……。心根がまっすぐな人間だから、そりゃ世の中を知れば政治をしようと思うかもしれないけどね(苦笑) しかし、食べ歩きに店番に……って、いいのか?
秀麗の家にやってきた劉輝は、庭にあった桜の木が8年前からもう咲かないと聞いて表情を険しくしていた。8年前に前王が倒れてから朝廷は王位争いで政治が蔑ろにされていたらしい。だから市井の人々はその余波をもろに受けたと秀麗は言っていた。多くの貴族が門を閉ざしてしまい、街には餓死者で溢れるという悲惨な状況だったらしい。その中で秀麗たちだけは自宅の庭に招き入れて庭に生えていた果実や、池の魚を分けていたという。全て食べてしまったために、池には魚はいないし、果実が成るのももう何年か先で花も咲かないという。
恐怖の日々だったと秀麗は言った。しかし、他人に話せるくらいにはなっていたという事なのだろうか? そして秀麗は真剣な表情で劉輝を見て「だから私は王宮に入ったの」と続けた。何もできずにただ無力を嘆くのはもう嫌だからと。
国中の人が幸せになれるような国を作ってほしいといった、夢みたいなことは望まない。幸せも不幸もその人自身の問題だからと秀麗は言っていたが、その人にとって何が幸せで何が不幸かなんて、その人にしか判らないのだから王といえども一個人にできるはずがないものね。いくともある選択肢を自分で選んで生きていくのが人だもの。
しかし、選ぶときもできない事があるのも事実。天災なら諦めるしかないが、人災だったら人の手で防げる。人の力て何とかできることは一杯あるのだと、それで王宮に来たのかという劉輝の問いに、秀麗は微笑みながら肯定した。それでも庶民が頑張ってもできない事モ絶対あるのだと秀麗は言い、それをするのが王の仕事なのだと劉輝に諭していた。
政をしない理由は知らないが、王位に就いてしまったのだからしっかり頑張ってもらわないと。そう言った秀麗は、末の公子で政の勉強をしたことがないなら一緒に勉強するし、不安なときは傍にいるし、愚痴を言いたいのならいくらでも聞く。自分は臣下ではないのだから泣きたければ泣けばいい。子どもを作るためでも貴方をただ叱るためだけに来たのでもない、自分は貴方を支えに来たのだ。王として貴方が立つのを支えるためにと決然と言った。
その秀麗の言葉で劉輝が心を決めたのは明らか。しかし、今目の前にいる人物は藍楸瑛と名乗っているので、秀麗は王になかなか会えないので知り合いなら今の話と、やる気があるなら翌日の午後府庫で待っていると伝えてもらえないかと頼んでいた。その様子を静蘭が心配そうに見守っていた。
お茶が冷えたから入れ直してくると席を外した秀麗は、厨房で静蘭に名を呼ばれると途端に泣き出した。トラウマになっているほどの辛い過去だったのだもの。それでも自分の気持ちを伝えようとその辛い過去を話した秀麗を静蘭は労ってやった。とても前向きで明るい秀麗だけど、彼女が本心を見せるのは邵可と静蘭にだけなんだね。
翌日、約束の時間に現れた劉輝は政をすると秀麗に答えた。満面の笑顔で「ありがとう」とお礼を言った秀麗を、次の瞬間劉輝は抱き締めていた。……劉輝が彼女に惚れた瞬間はここだったのかな? 逆に男好きだからと安心しきっていた秀麗は赤くなって慌てていた。男が好きなのを確認していたのには笑ったけど、あの状況だったら秀麗が好きになったと気付くのではないだろうか?
ようやくやる気になった劉輝を、手ぐすね引いて待っていたという表現がピッタリな楸瑛と絳攸だった(笑) 誰が自分の名を騙っているのかなんて気付かれていないと思っているのは劉輝だけだろうに(苦笑) ……と、場面はここで途切れてしまっていた。ああ残念だ。
後日、全話録画している友人Hからダビングさせてもらえるようになったけど……画質はどうなんだろうなぁ……。再放送してくれたらいいのになぁ。
毎週池田さんの声を聞けるなんて、とても幸せだ〜。しかし、邵可は閑職に就いていると冒頭で説明されていた。秀麗にはバレバレなのに、劉輝はあくまでも藍楸瑛として振る舞おうとしていた(苦笑) でも、演技も下手だなぁ。で、秀麗も事あるごとに突っ込んでいたので、劉輝の反応を楽しんでいるのかと思った(笑) 会話の中で劉輝の人となりを見極めているんだね。
紅親子と一緒にお茶の時間を過ごして「こういうのもいいな」と言っていた劉輝だけど、秀麗に男を連れ込むシーンを目撃されてしまった(汗) ……本当にいいのかNHK? でも、実際中では劉輝が眠るまでの話相手という役割のような気がする。先ほどお茶していたときに、秀麗にあれこれと叱られているのを見ていたら、本当にまるで子どもなんだもの。
秀麗はとても前向きだな。劉輝が人の話を聞く人物だと知ると彼ならばいい王になると言って、教育係として勉強しようとするんだもの。また、読書だけでは身に入らないと悟ると教授してもらえる人間を霄太師に求めていたし。まずは楸瑛だったけど、武官の彼に普通は頼むものだろうか? でも、ここでの組織体系については視聴者への説明なんだろうな。
武官なのに……と思っていたら秀麗がまさにその質問を本人にしていた。方向オンチの絳攸が到着するまで代わりをつとめる振りをしていたのか(苦笑) 着席するなり自分の主人に対して「バカ殿」呼ばわりする絳攸に苦笑していた秀麗だったが、彼女は二人に「主上は王宮から出たことがないとか?」と疑問をぶつけていた。
そしてここでタイトルの諺を秀麗が呟いていた。この作品は、毎回秀麗が言う諺をタイトルに使っているのかな? でも、だからって王を外に連れ出すとは……。まぁ、静蘭が護衛に付いているとは思うけど、危機感なさ過ぎと思うのは私だけだろうか? だって、王となれば色々面倒なことがあるんじゃ……。心根がまっすぐな人間だから、そりゃ世の中を知れば政治をしようと思うかもしれないけどね(苦笑) しかし、食べ歩きに店番に……って、いいのか?
秀麗の家にやってきた劉輝は、庭にあった桜の木が8年前からもう咲かないと聞いて表情を険しくしていた。8年前に前王が倒れてから朝廷は王位争いで政治が蔑ろにされていたらしい。だから市井の人々はその余波をもろに受けたと秀麗は言っていた。多くの貴族が門を閉ざしてしまい、街には餓死者で溢れるという悲惨な状況だったらしい。その中で秀麗たちだけは自宅の庭に招き入れて庭に生えていた果実や、池の魚を分けていたという。全て食べてしまったために、池には魚はいないし、果実が成るのももう何年か先で花も咲かないという。
恐怖の日々だったと秀麗は言った。しかし、他人に話せるくらいにはなっていたという事なのだろうか? そして秀麗は真剣な表情で劉輝を見て「だから私は王宮に入ったの」と続けた。何もできずにただ無力を嘆くのはもう嫌だからと。
国中の人が幸せになれるような国を作ってほしいといった、夢みたいなことは望まない。幸せも不幸もその人自身の問題だからと秀麗は言っていたが、その人にとって何が幸せで何が不幸かなんて、その人にしか判らないのだから王といえども一個人にできるはずがないものね。いくともある選択肢を自分で選んで生きていくのが人だもの。
しかし、選ぶときもできない事があるのも事実。天災なら諦めるしかないが、人災だったら人の手で防げる。人の力て何とかできることは一杯あるのだと、それで王宮に来たのかという劉輝の問いに、秀麗は微笑みながら肯定した。それでも庶民が頑張ってもできない事モ絶対あるのだと秀麗は言い、それをするのが王の仕事なのだと劉輝に諭していた。
政をしない理由は知らないが、王位に就いてしまったのだからしっかり頑張ってもらわないと。そう言った秀麗は、末の公子で政の勉強をしたことがないなら一緒に勉強するし、不安なときは傍にいるし、愚痴を言いたいのならいくらでも聞く。自分は臣下ではないのだから泣きたければ泣けばいい。子どもを作るためでも貴方をただ叱るためだけに来たのでもない、自分は貴方を支えに来たのだ。王として貴方が立つのを支えるためにと決然と言った。
その秀麗の言葉で劉輝が心を決めたのは明らか。しかし、今目の前にいる人物は藍楸瑛と名乗っているので、秀麗は王になかなか会えないので知り合いなら今の話と、やる気があるなら翌日の午後府庫で待っていると伝えてもらえないかと頼んでいた。その様子を静蘭が心配そうに見守っていた。
お茶が冷えたから入れ直してくると席を外した秀麗は、厨房で静蘭に名を呼ばれると途端に泣き出した。トラウマになっているほどの辛い過去だったのだもの。それでも自分の気持ちを伝えようとその辛い過去を話した秀麗を静蘭は労ってやった。とても前向きで明るい秀麗だけど、彼女が本心を見せるのは邵可と静蘭にだけなんだね。
翌日、約束の時間に現れた劉輝は政をすると秀麗に答えた。満面の笑顔で「ありがとう」とお礼を言った秀麗を、次の瞬間劉輝は抱き締めていた。……劉輝が彼女に惚れた瞬間はここだったのかな? 逆に男好きだからと安心しきっていた秀麗は赤くなって慌てていた。男が好きなのを確認していたのには笑ったけど、あの状況だったら秀麗が好きになったと気付くのではないだろうか?
ようやくやる気になった劉輝を、手ぐすね引いて待っていたという表現がピッタリな楸瑛と絳攸だった(笑) 誰が自分の名を騙っているのかなんて気付かれていないと思っているのは劉輝だけだろうに(苦笑) ……と、場面はここで途切れてしまっていた。ああ残念だ。