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DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 21話「粛正の街は涙に濡れて…(前編)」

 全26話だとばかり思っていたのに、全25話だったとは……。それだったらこの話からSPで録画していたのに!

 アバンに出て来たのは新キャラばかり? あの研究者のじいさんはいったい何者なのか。そしてそんな彼の前に全裸で現れた美女は?? 全身じっくり見て「相当たまってるな」と言うじいさんの台詞に吹いた。まぁ、男は元気な人は歳いってても元気だからな(苦笑) しかし幻かと思われたその美女は、じいさんの頬に手を当てるとおでこにキスしてきた。直後、警報が鳴って警備の者が中に入った直後、じいさんの服だけ残して二人はどこかへ消えてしまった。つまり、彼女は契約者で能力は瞬間移動なんだね。服も一緒に転移できたらいいのに……。自分の身体に自信がなかったら、あんな風に泰然と立ってはいられないだろうね。
 受話器を取り上げたのはエリック西島だった。つまりそこはパンドラで、じいさんの名前はシュレーダー博士というらしい。もうすぐ最後なのに、このパンドラってよく出てくるなぁ。西島も一度きりのキャラかと登場したときは思っていたけどとんでもなかったね。

 再びEPRの活動が活発になったらしい。最初は単なる泥棒を追いかけているものだと思っていたのに、契約者だったので驚いた。そして契約者なのにコソ泥?とまで思ってしまった(笑)
 宝来に報告する美咲は違和感を感じると話していた。そして前に起きた大使館爆破事件とは違って、何か別の者の思惑が左右しているのではないかと言っていた。EPRの目的は契約者の存在を公にして正当な権利を獲得すること、人権を認めるよう言っていたっけ。美咲は方法はとももかく目的を理解はできると言っていた。まぁ、契約者を民族に置き換えたら至極真っ当な訴えだよね。能力があるから化け物。そんな力を持った存在が世に知られたら混乱が起こる。だから契約者を見た者の記憶は消去。そういう世の中になっていたんだっけか。契約者には心がない、感情がないと言われ続けてきたけど、前回の話でそれは本当なのか、という話になったんだよね。そもそも、契約者が最初から言われていたような存在だったのならば、人権を保証しろ、なんて要求そのものがおかしいのではと思ってしまう。だから、契約者も人間だということを言いたいんだろうねー。
 捕まえた犯人には共通してい記憶の欠如が見かけられたらしい。それが首謀者に関する記憶が。これは記憶を操る能力を持つ契約者がいるということなんだろうか? 宝来はいずれにしてもアメリカ大使館に警戒レベルを引き上げるよう要請しないといけないと判断し、美咲にセキュリティ担当のハリスに直接会って今後の対応について協議するよう命じた。

 ホウムラン軒は黒のお気に入りなのか? TVを見て超能力者の話して自分にそれがあったらと話す店主の力の使い道はなんとも平和なものだった。皆が皆そういう風に考えるだけだったら良かったのになぁ。力があってもそれをどう使うかは本人次第だものね。科学だって同じことが言える。しかし、店主に混んでるときを見たことないと思ってない?と聞かれたときの黒の微妙は顔(苦笑) そんな店なのに、料理上手な筈の黒は通っているんだよね。それって味はいいということなんじゃないだろうか?
 また、店から出て来た黒を待っていたマオに「飯待ちか?」と言った黒の台詞にも笑った。そういや店の娘に餌をもらっていたんだっけ?(笑)

 アメリカ大使館に斉藤と共に訪れた美咲だけど、まぁマトモに取り合ってもらえる筈もないよね。門前払いされるのかと思ったけど、話だけは聞いてくれたみたい。門を出るとノーベンバー11がいた。アメリカ大使館に絡む別の情報を手に入れたので、美咲にだけは教えようと思って来たらしい。何度か協力してきて美咲を信頼してのことなのかなー?
 ノーベンバー11が美咲に話した情報とは、アバンで攫われたあのシュレーダー博士のことだった。ゲートの謎を解明したとして一時話題になった人物だが、最近その名前は聞かないと美咲が解説してくれた。最近聞かないのは、パンドラの最深部に隔離されていたからだったらしい。EPRが彼を狙っていたが、一昨日の晩に誘拐されたのだと言う。ノーベンバー11の話に美咲はアメリカ大使館と絡んでいるのかと問うが、そこまでは判っていないらしい。ただ、最重要人物であるシュレーダー博士にはド−ルが糸を付けていたのに、その糸が切れた場所がアメリカ大使館であるそうなのだ。
 先ほど美咲はハリスに他の大使館では爆発は中から起きたと話して、大使館内にも警備を置くような話をしていた。そしてノーベンバー11は、EPRのメンバーが中に潜んでいないとは限らないと忠告していた。そしてアンバー……ノーベンバー11と一緒に働いていたころはフェブラリ−か。彼女は自分たちとかつて行動を共にしたエージェントだったと付け加えた。美咲が今は違うと呟くと、ノーベンバー11はどう思います?と尋ねた。
 眉間に皺を寄せて考え込む美咲の横顔がアップで映ったので何だろうと思っていたら、ノーベンバー11が彼女のおでこを指で軽くつついたので笑った。美咲とともに驚いている斉藤の方が笑えたけど。生真面目な美咲にはノーベンバー11のような……それが表向きの顔だとしても、彼のようなタイプが合っているのではないかと思ってしまった。
 深い皺だったのでつい、というノーベンバーは、おでこを抑えて渋面を作っている美咲の名を呼んだ。そしてサングラスを外して「ここから先は敵も味方もない。貴女の直感だけを信じて行動してください」と真面目な顔をして言うと、また後ほどと言って立ち去ってしまった。彼は、いや、彼らは相当美咲のことを信用しているんだなと思えるシーンだった。

 美咲を応対したハリスが話している相手って、アバンで出て来た博士を誘拐した契約者じゃないの。つまり、ノーベンバー11の読みは当たっていたということだね。ハリスはすっかり彼女を信じているんだなぁ。色仕掛けで骨抜きにされたのは明らか(笑)
 書類を出してくると退室したブリータと呼ばれた契約者は、地下にある倉庫のような部屋へと降りていった。そして攫って来た老人が本物のシュレーダー博士であるようだと傍に立っていた男に話していた。公安が動きだし、EPRがアメリカ大使館を標的にしていると言って。しかし彼女らはアンバーからそこを標的にするような計画は聞いていないらしい。つまり、アメリカ大使館に突入するために組織が仕組んだものだと男は言っていた。ま、初めてEPRのメンバーが出て来たときから声を聞いて明らかだけど、ウェイもEPRに参加していたんだねー。
 今度は本物のようだと言っていたけど、これまで何度も偽物だったということになるよね。影武者なんて話も出てきて、それだけ重要人物だったのかと驚いた。植え付けられた記憶かもしれないけど、引き出した情報は本人のものと間違いがないので、アンバーに引き合わす価値はあるというウェイに、ブリータは本物であるなら、どんな手を使ってでも乗り込んで来る筈だろうからもう少し様子を見ようと提案した。「それが、アンバーの意志であるなら」と顔半分を焼かれたウェイの姿が映し出された。……アンバーの命令には従うような言い方だけど、彼ってそういうキャラじゃなかったはずなのにな。何か取引しているのかな?

 さて、今回の黒たちの仕事はアメリカ大使館の爆破のようだった。マオが揺動って適任だねー。誰も猫が喋って大使館爆破に関わっているなんて思わないもの。
 侵入から爆弾の設置までは上手くいったけど、黒が引き上げようと扉に近づくと見張りの誰何の声が聞こえた。侵入者が他にもいたらしい。扉に開いた穴から外を窺うと、その前には腹にぽっかり大穴が開いて絶命している警備の男の姿あった。そしてその先に立っていたのはウェイだった。組織が仕組んだものだったら、黒が来ると思ったのだろうか? ウェイは黒に負けたから復讐しようと思っているに違いないもの。

「こんなに早く君に会えるとは……。やはりアンバーを選んで良かった」

 アンバーは黒を仲間にしようとしていた。だから彼女と共に行動していれば黒に再会する確率が高い。ウェイがEPRに参加した理由はやっぱりそれか。

 大使館の外で張り込んでいた美咲は、マオが起こした揺動を正しく見抜いていた。そしてハリスに掛け合うが、外であったことは日本の管轄だと言ってそれが揺動だと言っても聞こうとはしなかった。このままでは被害者の救出だけでなく、首謀者を追う手がかりも失うかもしれないと言って、美咲は宝来に特別治安処置として突入の許可を願い出た。5分待てと指示した宝来は、ソファに腰かけている西島に「お聞きになった通りです」と言った。
 宝来には官房長官からアメリカとの関係がこれ以上こじれることがなければと既に許可は得ていたらしい。そして西島は、「対外的にこれだけ明確な口実があれば、後はアメリカ国内の友人がうるさ方を押さえ込んでくれるでしょう」と答えていた。そして次のシナリオとも。……ちょっと待って? そこに西島がいたのはいい。しかし何でそんなに偉そうなんだ? 次のシナリオって?? シュレーダー博士がそこにいるから大使館を爆破させるように指示を出したとでも言うのか? でも、それって組織が黒たちに命じたことではないの? 単なる研究機関だと思ってたけど、もしかしてパンドラが組織ってことなのか!? そしてシナリオという言葉に宝来が疑問を抱いていなかったので、彼も関係があるといえる。あの手袋は本当に怪しいものだったのか?

 混乱の最中、美咲は宝来からの指示を待ちながら怪我人を救急隊のところまで連れていくよう指示を出し、我先にと逃げ出そうとするお偉方を「こんなときに自分だけ……!」と憤っていた。門の方へ視線を向けると、ノーベンバー11が悠々と中に入っていくのを美咲は目撃した。そして許可が出ていないというのに彼女も門の中へと飛び込んだ。

 黒とウェイのアクションシーンを、ところどころスローモーションで見せていた。こういう演出は好きだなぁ。互角という感じがまたいい。互いの能力を把握しているから後れを取ることもないし。
 しかしその戦いをブリータが見ていた。「博士を放ったらかして戦えなんて命令。出てなかったと思うけど?」と言って力を発動させた。見た目を裏切らない色の下着だった(笑) そしてウェイの身体にピッタリと貼り付いたブリータは、「彼なんだ? アンバーのお目当ての男って」とウェイに尋ねていた。「残念ながらそのようです」とウェイは答えていたので、さっきまでのは挨拶代わりの戦いだったのね。そうしてブリータは「だったら尚更、この勝負はお預け」と言い、ウェイの頬にキスをして彼を何処かへと転移させてしまった。
 再びシュレーダー博士も元に戻って来たブリータは、そのまま彼をアンバーの元に送ろうとしたが、後ろから話し掛ける声があって驚いて振り向いた。そこにはドアを背に腕を組んだノーベンバー11が待ち構えていた。しかし二人は知り合いだったの? 久しぶりとブリータが言っていたものね。彼も博士を連れ去ったのが彼女だと見当をつけていたようだし。能力を知っていたら犯人が誰かなんてすぐに判るかー。そしてノーベンバー11はフェブラリ−に会いたいとブリータに願い出た。そしてそんな彼の望みにブリータは「もちろん。彼女もそれを望んでいる」とあっさりと答えた。前もそう言っていたっけ? そしてノーベンバー11には頬でなく口にキスしてアンバーの元へ転移させた。やっぱり好みがあるんだなぁと思ってしまった(笑)

 一足遅く美咲が乗り込んだときには、シュレーダー博士が来ていたバスローブと、ノーベンバー11が着ていたスーツだけが残っているだけだった。中に進んで呆然と室内を見ている美咲の背後から、荒々しい足音が聞こえてきた。振り向いた美咲に武装した男たち5人は銃を突きつけ、武器を置いて手を頭の後ろで組めと命じた。自分の所属を言った美咲が男たちの正体を訪ねると、彼らは短く「パンドラだ」とだけ答えた。正体に驚く美咲を、男の一人が後ろから押し倒し、手錠をかけて逮捕してしまった。……なんで単なる研究機関がそんな事をする権利があるのだ?

 一方、黒の戻りを待っていたマオは木の枝に座っていた。欠伸をし、後ろ足で耳の後ろを掻きながら「遅いなぁ。黒の奴……」と言うと、横からこの場には不似合いな明るい声が聞こえて来た。「話せるの? 猫ちゃん」という声に驚いたマオの視線の先にはアンバーが同じく木の枝に座っていた。そしてマオと目が合うとにっこり笑った。マオ、ピーンチ!(笑)



 以下、日記。
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at 22:04, 真神恵, DARKER THAN BLACK -黒の契約者-

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DEATH NOTE 原作 感想

 ようやく原作をラストまで読むことができた。妹が貸してくれたのは7〜12巻までだった。以前に借りたときはどこまで読んだのか忘れていたんだけど、少なくともLが死んだとこおまでは読んでいたのは確かだなと読みながら思った。

 アニメはてっきり原作通りに描かれていると思っていたのだけど、そうではなかったことに驚いた。まぁ、7巻以前がどうだったかまではもう覚えていないのでどうだったかは知らないけど。
 感想としては文字が多くて読み辛い漫画だったなぁというのが一番印象にの残ったことだった(笑) 後半になると相沢もいろいろ頭の中で考えるようになる。それはいい。しかし、何と一コマの間に文字が多くてかろうじて顔に文字がかぶらないようになっていた、なんてコマも存在していたんだよねー。見たときはちょっと笑ってしまった。

 この漫画って、月とLとの戦いがメインになるよね。しかし、正義とか友情とかを謳うWJにはありえない主人公が殺人……しかも大量殺人者で、正義はまぁ月の中ではあっただろうけど、友情なんてどこにあるのだと言いたいくらい見つけるのが難しい作品だ。まぁ、Lとのライバル関係を友情と解釈しようと思えばできなくもないけど、そんな歪んだ友情はちょっと違うだろう(苦笑)
 主人公がライバルに勝つ。それは別におかしくはなくて当たり前の展開である。ただ、この作品のおいて違うのは、主人公の月がLを殺そうと策を巡らしていること。だから、セオリー通りに主人公が勝つと殺人犯が勝者で終わってしまうんだよね。これは少年漫画というのを考えたらこのままでは終われない。だからこそ、Lの遺志を継いだ者が出てきたのかもしれない。
 ただ、Lもニアもメロもどうして普通とは縁遠いキャラだったんだろう。Lに関してはああ見えてもスポーツはできるし、格闘技もできそうだから良かったけど、ニアに関しては引きこもり以外の何物でもによね(汗) だから最後の方は単に読んでいただけかも。殺人という大罪を犯した主人公は決してそのまま順風満帆であってはならない。必ずその報いを受けなくてはならないのだもの。しかしそれを行うのがニアなのかぁ……という感じだったかな。

 結局ニアはニア一人では、メロもメロ一人ではLを越えられない。だからLを超えたキラに適うはずがない。月は二人が手を組むことをまず考えから外していたけど、結局二人でならLを超えられるってことでキラにもようやく勝つことができた。
 アニメではかなりメロ関係って端折られていたんだね。それから相沢が月を疑っていろいろと考えているシーンもばっさり削除されてた。また、SPKの活動も、あそこまで描かれていなかったような気がする。
 何よりも驚いたのは、ラストが違っていたということ! アニメでは奇麗に終わってしまったのが実は物足りなかった。私は原作と同じラストでいってほしかったと思う。あれだけの大罪を犯したのだ、。原作のように無様に這いまわり、悔しさの内に死んでいくラストであってほしかった。美化は必要ない。いくら主人公でも大量殺人鬼なのに。

 アニメとの違いで扱いが全く違ってたのは魅上だね。アニメでは月に「あんな奴は知らない!」と言われて絶望した魅上は、そこで気が触れてしまったかのような表情をしていて、月がもがいているのを見てどうやったかは知らないけど自分の身体を傷つけ大量の血を噴き出していたんだよね。慌てて止めようとしても、その時点で出血死は確実だった。あれは月を逃がすためにしたのかなと思って、否定されても忠義を尽くすなんてすごいと思ったものだ。
 ところが原作では全く違っていた。その忠誠心は本物だったし、機転が利くのも同じだった。しかし、あの倉庫で月の醜態を見てお前など神ではないと否定していた。この時点で月もおかしくなっていたんだけど、その場にいる者を殺せと命じられてノートも偽物で手錠もはめられているのに「できるか」だものね。ちょっとこのシーンはビックリした。でも、原作の魅上はまだ正常な神経を持っていたんだね。留置所に入れられた10日後に発狂して死んだのは正気に戻ったからなのか、神を失ったからなのか、その理由は不明だけど。

 そして月。時計に仕込んだノートの切れ端にニアの名を書こうとして松田に銃で撃たれていた。ここは同じだけど、アニメではどうして月が他の者を殺せと命じているのか意味が分からなかった。しかし原作では彼がキラに賛同する意見を言っていたからと言っていたのでそうだったのかとようやくわかった。あとは、最後のあがきをしているときにミサに命じたり、自分が殺したのに高田の名を呼んでいたり……。その度にニアがどうしたのか教えてあげていた。
 最終的に月はリュークにまで命じようとしていた。しかし、ここでリュークが月にお前の負けだと言って月の名前を書いてしまった。それでも最後までそこにいたのは月がどう切り抜けるのかを楽しみにしていたからだったらしい。しかし、自分に頼るようではおしまいだと言って、アニメでも言っていたセリフを言ってノートに夜神月と書きこんでいた。あの「ちきしょう」と悔しそうに死んでいく主人公なんて前代未聞だったなぁ。
 死にたくない、助けてくれ。キラの存在が公になって殺されていった者も同様に思っていたはずだ。松田は夜神次長を、父親を死に追いやった月を怒りに任せて銃で撃っていたけど、死ぬ間際の月には同情していた。しかし、私は全くそんな風には思えなかったなぁ。月が死ぬことでこの物語が終わるのは必至ではあるけど、あっけなく死んでしまったのが物足りない。

 一番気になったのが後日談。原作では一年後の世界が描かれていた。相沢はどうやら出世したようで、Lとワタリと連携していた。この時のLはもちろんニア。月がいなくなった時点で、ニアに勝るものはいなくなってしまったのかな?
 ただ、松田はニアを「あいつ」と呼んでどうも嫌っているように見えた。井沢はあれこれ推理していた松田に対してそれは彼が月を好きだったから願望を言っているのだと指摘していた。松田が月と同じ年で、もっと……中学の頃から仲良くしていたら、月はあんな風に曲がってしまわなかったのではないかとちょっと思ってしまった。
 その後の世界でどうなってしまったか。それを描いてくれたのはありがたかったけど、肝心な部分が描かれていなかったのが残念だった。自分の息子が月で、夫を、父親を殺してしまったこと、娘を、妹の精神を病ませてしまったことを母親はどう思ったのか。娘がいるから大丈夫だろうけど、もし一人しか残っていなかったらそれこそ精神を崩壊してしまったかもしれないなぁ。……って、あのときに起こったことは現場に居合わせた者たちの胸にしまっておくのだったっけ?

 それからミサ。アニメでは最後に電車に乗って、どこかのビルの屋上に立っている姿が描かれていた。月のいない世界に生きている意味はないとか彼女は言ってたっけ? だとしたら、あの後自分の前から姿を消してしまった月に自分は捨てられたと思いこんでしまってあのまま飛び降りたと考えることもできる。
 ただ、原作ではニアに拉致され解放してもらった後どうなったか描かれてなかった。そういうのはなかったのに、どこかの山中でキラを神として崇めているキラ教なるものができたかのようなシーンがあった。あれはキラの裁きが止まって世の中が乱れてしまったことに対してキラの復活を祈る集団だろうか? まぁ、月は人々の心の中に神として生き続けたとかそんなところか。あの最後にアップで描かれた女性に意味はないと思うのだけどどうなのだろう?

 まぁ、そういうワケで月の最期あ原作の方が断然良いと読んで思った。

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at 22:04, 真神恵, DEATH NOTE

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ワンピース 319話「サンジ衝撃! 謎の爺さんと激ウマ料理」

 さて、今回はサンジがメインの回。何故かチムニーと一緒に行動しているサンジ。この組み合わせは意外だなぁ。そしてチムニーがナミたちを見つけると、サンジは速攻で飛び出していった(笑) ただ、ここでのロビンの髪が変だった(汗)
 記者たちに囲まれたナミとロビン。ゆっくり買い物もできないわと言いつつロビンは楽しそう。記者の一人が水着写真集を出さないかと提案しれきた。途端に目が変わるナミは幾ら出すのかと交渉してきた(苦笑) ロビンが本気なのと聞くと、ルフィがお金を殆ど使ってしまったから、お金を調達しないといけないとナミは言っていた。その輪の外で聞いていたサンジは、最初は水着写真集と聞いて妄想を膨らませていたが、記者たちも鼻の下を伸ばしているのに気づいて何を想像していた!と怒っていた(笑)
 記者たちを追い払った後、ナミとロビンをデートに誘おうとしていたサンジだったが、チムニーがお腹が空いたと駄々をこねた。今からデートできるかもしれないのだからと、サンジはチムニーに小遣いをやるから何か食べて帰るように言った。しかしチムニーは嘘泣きして(笑)嫌だと更に駄々をこねた。それをナミとロビンはサンジが女性にとても優しいから大丈夫だと言って、二人はさっさと買い物に出かけてしまった。
 落ち込んだサンジだったが、ここはナミたちの言った通りだろう。サンジは気を取り直して旨い飯を食わせる店を知っているのかとチムニーに尋ねていた。手を繋いで移動するサンジとチムニーが微笑ましかった。
 ココロさんの知り合いがやっている店に案内したチムニーは、サンジの作る料理は美味しいけど、バンバンジーの作るものはもっと美味しいのだとチムニーは言った。しかし、そのバンバンジーがいる場所からやってきた二人の若者は、酷い味だったと文句を言いながらサンジたちの傍を通り過ぎた。
 大丈夫なのかとサンジは呆れたが、チムニーは気にせずバンバンジーにお腹が空いたから何か作ってと声をかけた。しかしバンバンジーは酒瓶を抱えて眠りこけていた。だからサンジは材料はあるからと調理道具を勝手に使わせてもらってチムニーに料理を作ってあげていた。そこにあった庖丁というのがサンジ曰くマニアックなものだったらしい。しかしそれを難なく使っているサンジはさすがだと思う。その庖丁裁きを見て、目が覚めたバンバンジーは使い方を誰に教わったのかと尋ねた。サンジに教えるといったら一人しかいないよね。するとバンバンジーはゼフの名を口にした。この爺さんから見たらゼフも小僧なんだ(笑)

 酒がなくなったというバンバンジーに、サンジは調理道具を使わせてもらったお礼だと言って彼に酒を渡した。そしてチムニーに帰るぞと声をかけるが、彼女たちのお腹はまだ空腹を訴えているようだった。いったいどれくらい食べたら気が済むんだ(苦笑) それを聞いて今度は酒の礼だと言って、バンバンジーはサンジに自分の作る飯を食べていけと引き止めた。
 ヨロヨロして手元が震えていて大丈夫なのかと思っていたら、作り始めた途端にキビキビ動くのはアニメだからなのか。ともかく出来上がった炒飯を、チムニーは美味しそうに食べていた。見た目は普通の炒飯と同じだが、とサンジは一口食べてみた。すると滅茶苦茶旨かったらしい。何だよあの波は(苦笑) 調理方法は普通なのにどうしてこんなにも旨いのか。食べ終わったサンジはあまりの衝撃に手元が震えていた。その様子を見て、どうしてそんなに旨いのか判ったのかとバンバンジーは尋ねてみたが、そこまでサンジは判っていないようだった。
 多少腕はあるようだが、こんなことも判らないようであってはオールブルーなど見果てぬ夢に過ぎん。そこまで言われてサンジの闘志に火が付いた。チムニーにここで待つように言って、サンジは調味料が何かを探しに出かけた。

 調味料は何かを探して品揃えが豊富な店に入るものの、探しているものは見つからなかった。その途中でナミたちと傍を通り過ぎたが、サンジは全く気づいてなかった。ナミの方が気づいてサンジの名を呼んだが、サンジはそれも聞こえなかったようで素通りしていた。しかし、ナミの私たちに気づかないなんて、という台詞が自信満々なのがいい(笑)
 考え事をしていたら、街の外れにまで来てしまったらしい。そこでガレーラの復興チームがいる所にやってきた。サンジに気づいた彼らは休憩を始め、サンジを呼んで一緒におにぎりを食べていた。そのおにぎりがまた美味しかったらしい。またバックに波が描かれていたよ。サンジの様子にバンバンジーが何か変なものを入れたのではないかと心配する大工の一人に、サンジはこのおにぎりを作ったのがバンバンジーなのかと血走った目で尋ねた。
 調味料は根本的なものだと考えていたサンジ。食べたのは塩むすびでそれがとても旨かった。ようやく何を使われていたのかサンジには判った。しかしバンバンジーはそれだけではまだ正解ではないと言う。それもサンジには判っているのか、自分が今まで使ってきたどの海から生成された塩とも違うと続けた。どうしてこんな特別な塩がこの島で手に入るのか。それはアクア・ラグナだとサンジは迷わず答えた。忌み嫌われる存在ではあるが、アクア・ラグナが運んでくるのは海のミネラルを豊富に含んだ特別な海水で、そこから作った塩は海のミネラルを豊富に含んだ特別な塩。
 バンバンジーはサンジの答えが正解だと言った。しかし、塩を作るには大量の海水が必要である。あの嵐の中で海水を集めるのは至難のワザだから、何か特別な方法があるに違いない。自分は一味の台所を預かる身で、仲間にはいつも最高の料理を食べさせてあげたい。だからとサンジは、バンバンジーに頭を下げて塩を分けてほしいと願い出た。
 しかしバンバンジーはそれには答えず、今日はいい天気だと言い出した。アクア・ラグナが去ってからずっと晴れ間が続いているらしい。そしてバンバンジーは行きたいところがあるので連れて行ってくれないかとサンジに頼んだ。そしてバンバンジーの言う通りに建物の屋上に登ると、そこにはアクア・タグナからできた塩があった。この当たりは水没してしまったらしく、屋根という屋根に塩が生成されているらしい。
 気になるのがバンバンジーの屋台にやってきたとき、二人組の男が文句を言いながら戻っていったことだった。しかしその謎はすぐに解けた。船乗りは船の中ではろくなものが食べられず、舌も曇っている。だから二人に薬膳料理を食べさせたのだという。薬草が効いてくると旨く感じてくるのだと答えていた。
 これからの航海のために多めに塩をもって帰ろうとしたサンジは、途中でウソップを見かけた。ウソップは一人で自分が戻るときのための予行練習をしていた。ここで原作に繋がるんだねー。

 戻ったサンジは早速アクア・ラグナの塩を使って料理を作っていた。今日のは特に美味しいとルフィは言っていたけど、ルフィにはちゃんと味が判っていたのかと思ってしまった。ナミもロビンも絶賛して、ゾロに至っては黙々と食べているのが美味しいという証(笑) ゾロとチョッパー、ルフィだけでなくナミやロビンまでもがおかわりと言っていた。

 今回の話は作画は酷いけど、話は良かったと思う。サンジスキーさんには満足できる話だったのではないだろうか。

at 22:03, 真神恵, ONE PIECE

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ひぐらしのなく頃に解 8話 皆殺し編 其の参「揺らぎ」

 梨花は好条件が揃っている今の世界では前向きになって運命を戦おうと決意した。しかしこれってタイトルが皆殺し編なんだよね。つまり最初から結果が判っているタイトルだったんだよ(汗) それはともかくとして、提供の間に映されている映像もネタばれだよね。沙都子の目が虚ろになっているのを見て、あの話になるのかと判ってしまうじゃないの……。

 リナは組の金を持って逃げようとしていたが、その前に男たちに部屋に踏み込まれてその計画は失敗していた。そして次は梨花が沙都子が帰ってこないと羽入を呼んでいた。しかし羽入は姿を現さなかった。嫌な予感がする。そう思って梨花が駆けて行く先は北条家だった。
 自分の予感が外れていますように。祈るような気持ちでその先を見ていた梨花に沙都子が彼女の名前を呼んだ。その声は先週までの溌溂としたものではなく、暗い声だった。梨花の予感は的中してしまったのだ(汗)
 下ろした買い物袋には瓶ビールが三本と何かおつまみだろうか? いずれにせよ、小学生の女の子にとっては相当思い荷物の筈。その音を聞き付けたのか、北条の家から鉄平が顔を出して口汚く罵った。そして沙都子は今日から叔父と住むと言い出した。梨花は呆然と家の中に入る沙都子を見ているだけだった。
 しかしその後で梨花は大石に電話をして赤坂と話をしたいと申し出た。しかし大石から帰ってきた答えは、赤坂が奥さんと温泉に行っていて今は興宮にいないというものだった。連絡先も判らないと聞いて梨花は愕然とした表情を浮かべ、そして電話を切った。今助けが欲しいのに、当てが外れてしまった(汗)

 しかし、梨花は諦めなかった。今度は監督に助けを求めた。去年の沙都子のようになってしまうと聞いて表情を歪めた監督は、本当に沙都子のことを心配しているように見えて好感が持てる。それに対して鷹野は冷静だった。梨花の護衛を強化してくれたものの、山狗はもともと梨花の護衛のための存在である。だからそれを沙都子のためには動かせないという。警察か児童相談所にまず連絡するのが先だという鷹野の判断は正しい。
 それでは遅い、一生のお願いだ、沙都子を助けてほしいと必死に訴えるのだけど、大人たちはすぐには首を縦に振らなかった。困ったように鷹野が監督の判断を仰ぐと、しばらく思案していた監督は梨花の頼みを聞いてあげるように鷹野に言っていた。困惑する鷹野に監督は沙都子も自分たちの研究にとって欠かせない存在だと理由を作り、責任者として依頼していた。
「リスクばかりで見返りのない仕事ね」
 困ったような表情を浮かべた鷹野はやっぱり冷静だ(苦笑) そして鷹野は山狗に連絡してくれた。これで山狗は監督の下にいる存在ではないと明らかにされた。
 どれくらいの時間が経ったのだろうか? しかし鷹野からの答えは山狗は動かせないというものだった。リナはやっぱり殺されたらしく、そのために鉄平を警察がマークしているためだからなのだという。山狗を動かせば警察に気づかれてしまう……。つまり、警察に知られてはいけないようなことを監督たちはしているということだね。梨花と沙都子で実験している研究は、警察に知られたらヤバい代物なんだね。
 警察のマークが外れるまでは山狗は手を出せない。いつになったら動けるようになるのかと厳しい表情で尋ねた梨花に、鷹野は申し訳なさそうに早くても綿流しの後だと返した。今助けが必要だというのにそれが望めないと知って、とうとう梨花は激昂した。

「それでは遅い! 私はお前たちにずっと協力してきた! なのに……あれだけの力を持ちながら、どうして沙都子を救えないというのか!! もういい!よくわかった! この世界が袋小路だということがよくわかった! お前は山奥で焼かれて死ね!! お前は睡眠薬で自殺しろ!! 死ね! 死ね! 皆死ね!! うわあああぁぁぁっ!!」

 いつも「にぱ〜」と笑顔を見せ、小悪魔的で愛らしい少女が見たこともない表情で怒り狂っている。自分たちを「お前」と口汚く罵る、そんな梨花の姿に監督も鷹野もただただ唖然としていた。それだけ梨花が絶望してしまったに他ならないけど、彼らにそれが理解できる筈もないよね。

 沙都子のいない家でワインを飲む梨花はまるでオヤジのようだ(苦笑) 羽入は梨花の傍に戻っていた。そして梨花に期待すると裏切られたときに辛いとだから言ったのだと目を伏せて言った。しかし、こんなに恵まれた世界は初めてなのに期待するなというのは酷な話だと梨花は返した。
 羽入はもうこの世界に見切りをつけていた。そして今回のような好条件の揃った世界がいつか来るはずなのだからそれまで待とうと梨花に提案していた。しかし梨花はもうやり直す気持ちをなくしていた。そりゃそうだよね。今度こそと思って頑張ったのに、結果は変わらなかったのだもの。そして次の世界がこんな恵まれているとは限らないんだものね。
 羽入は裏切られたとき傷付くのは梨花なのだから期待をするなと何度も言う。でもね、それって本当に梨花のためなのかと疑問に思うんだよね。自分が梨花と一緒にいたいからそんなことを言うんじゃないかと私には思えて仕方がない。

 それからの梨花は本当に世界が終わるまでただいるだけで無気力な存在になってしまった。沙都子が学校に来ていなくて、事情を知っているのではないかと先生までもが梨花から聞こうとしているのを「うるさいなぁ。帰る」と言って帰ろうとするし。素の自分を見せても構わないという調子だし。
 沙都子の叔父が戻ってきて、北条家に彼女が戻ったと話したあと、梨花は「で、あなたには何ができるの?」と聞いていた。……。まぁ、一教師にできることなんて家庭訪問と児童相談所への連絡くらいしかないよね。しかし梨花は過去に沙都子が嘘の通報をしたから、確かな証拠がなければ取り合ってもらえないと伝えていた。それでも先生は「きっとちゃんと訴えれば何とかしてもらえると思います」と言った。……でもさ、何とかしてもらえるって何? 何をどうしてもらえるというんだろうか? ちょっと無責任な発言だなぁと思ってしまった。

 北条家に行ったものの、沙都子の顔すら見られずに先生は戻ってきた。それを詰る詩音は怒りが止まらないという感じだった。校長先生に報告しに行くと先生が出ていくと、詩音も教室から出ていこうとした。自分は悟史に頼まれたのだから、自分が沙都子を救い出すのだと。そのときに鉄平を殺してでもと言った自分の言葉に、それが一番手っ取り早い方法だと今からそれを実行すると仲間に宣言していた。
 沙都子のことを大切に思っているその気持ちはよく伝わってくるけど、それを許してしまえば祟殺し編での圭一と同じで、その先は……。レナは人を殺しても何の解決にもならないし、皆がもっと不幸になるだけだと説得するが、詩音は聞く耳を持っていなかった。
 そして踵を返して再び教室から出ようとすると、今度は圭一が両手を広げてドアの前に立ち塞がっていた。詩音が鉄平を殺してしまったら絶対に後悔する。そういう圭一の言葉は確信に満ちていた。それはかつて自分が辿った道だったから。
 しかし詩音の怒りは納まらない。邪魔をするなら圭一から殺すと椅子を持ち上げた。それでも圭一は怯まなかった。その圭一の態度に自分の敵は何人だって殺せる、自分はそういうことができる人間だと脅すように言っても「だからやれって言ってるだろ!!」と圭一は全く動じなかった。
 詩音が本気だと知って魅音が慌てて止めようとするが、その魅音をレナが止めた。圭一なら詩音を説得できる、大丈夫だと。成り行きを見守っているレナのは、かつて殺人を犯しておかしくなってしまった自分を圭一が救ってくれたときの姿を描いていてた。夢で見ていたと言っていた筈なのに、レナの中には圭一に対しての絶対的な信頼があるように見えた。
 そして、とうとう詩音は持ち上げた椅子を圭一目掛けて振り下ろした。圭一は頭を庇うこともしないでその詩音の激情を正面から受け止めた。血が流れても拭いもせず、「少しは落ち着いたか?」と不敵に笑っていた。そんな圭一に毒気を抜かれた詩音は椅子に座り込んでしまった。
 今はどうすればいいのか判らないが、必ず方法を見つける。絶対に。だから自分を信じろと圭一は詩音に言った。そこへ校長先生と知恵先生が教室にやってきた。校長先生はすぐに児童相談所に連絡して然るべき手を打ってもらうと言うが、詩音は「どうせ無駄です」とそれを否定した。
 この詩音の言葉に対して「“どうせ”という言葉を使った瞬間、戦いは負けなのだ」と諭す校長先生の言葉には大賛成だ。昔から言霊という言葉もあることだし、これは事実だもの。わかりやすく言えば「病は気から」というのと同じだよね。駄目だと思った瞬間、本当に駄目になってしまう。そこで諦めずに続けると本当にやり遂げられるのだから人間って不思議だと思う。う〜ん。簡単に家えば、課題が出て締め切り直前になって焦る事態に陥ったとしても、諦めなければ何とかなってしまうものだしね。……って、これは私だけか? そんなことはないと思うのだけどどうなんだろう?

 あの後、言葉通り校長先生は児童相談所に連絡したようなのだけど、結局は上手くいかなかった。それと言うのも沙都子自身が助けなんて必要ない、自分は虐待など受けていないと相談所の人間を追い返してしまったからだった。
 沙都子が助けを求めない以上、俺たちが何とかしなくちゃ! そう言って拳を握りしめた圭一に、レナも賛同した。そして「どんな難問でも力を合わせればきっといい方法が思いつく」と誰かに教わった気がするとレナは言った。圭一はレナにそれを教えた奴は立派だと笑顔で言うのだけど、これみて知らないとはいえ自画自賛しているよ〜と笑いそうになった。
 自宅の居間で圭一は両親にも相談してみた。父からの答えは明瞭だった。

「世の中にはいろいろな戦いがあるが、ルールに則って戦わなければ周りの支持は得られない。つまり、方法は始めから決まっているんだ」

 母親の「闇討ちとか完全犯罪とか」と言う言葉にも笑いそうになった。そういや圭一は母親に完全犯罪について質問していたっけ。それを覚えていたのかと思ってしまったよ。しかし、鬼隠し編やその他の話で、息子がやってしまったこととか遭遇してしまったことを知ったとき、この二人はどんな反応を示したんだろうか? あと、今回もまた両親の顔が出て来なかったなぁ。キャラ表でも顔がなかったりして。

 さて、父親からアドバイスを受けて圭一は翌日仲間に提案してみた。向こうが事情を知らないのだったら、知っている者が説明しないといけない。皆もそれが正しい方法だと乗り気だった。しかし梨花だけは話に加わらず彼らに背を向けていた。圭一が一緒に行こうと話し掛けると、梨花は沙都子が不幸な運命から救えられるのかと口にするが、圭一はかつて言ったように「運命は自分の手で帰ることができる」と強気の答えが帰ってきた。一緒に行くと答えた梨花に羽入は心配そうに話しかけるが、一緒に行くのは最後の時を迎えるまでの暇つぶしだと答えるだけだった。
 児童相談所へ行ってみるものの、担当者ではなく職員が対応していた。鉄平と沙都子を親子だと言って詩音に訂正させられたところは失笑ものだったなぁ。それから、魅音が民法を持ち出してきたけど、魅音ってお勉強はできない子ではなかったんだろうか? 民法の、親権者に関して調べていたのかもしれないね。
 そしてそのシーンを見てお役所の人間だって法律には全然詳しくないのを思い出した。法律の第何条にはこう定められているのに、どうしてこうなのかという質問を投げたことがあるのだけど、それに対する答えが何だったと思う? 「いきなりそんなことを言われてもわからない」だよ? そして虎の巻と引っぱり出して条文を調べていたんだよね。あれには呆れてしまったよ。このオッサン何しに職場に来ているんだと思ってしまったもの。

 さて、圭一たちの訴えが聞き届けられたとはとても思えない職員の対応に、圭一たちも意気消沈していた。……まぁ、何時頃に圭一たちが児童相談所に行ったのか不明だけど、職印は定時で上がりたいからさっさと切り上げたのかもしれないよね(苦笑) しょせんはそんなところという認識しか持てないよ。名前は違ってもPCには数時間しか触らないとか決まりがあったところと大差ないんじゃないのとまで思ってしまう。
 意気高く乗り込んでみたものの、不発に終わってしまった。公園で愚痴る中、圭一は梨花に謝っていた。
「ゴメン梨花ちゃん。でかい口たたいておいて打つ手なしだ」
 しかし梨花は拳を握って震えていた。そして信じないと呟いた。圭一は運命は打ち破ることができると教えてくれた。だから、圭一がそんなことを言うなんて信じない。身体が震えていたのは泣いていたからだった。

「私、やっぽり諦めたくない! 沙都子を救いたい。圭一、助けて! この運命から沙都子を助けて。お願い!!」

 梨花の切なる願いに、ここが踏ん張りどころだと言って圭一は気合いを入れるために自分の頬を叩いた。そしてここはしょぼくれるのではなく怒り狂うところだと気を取り直して次の手を考えたようだった。
 ……何だか圭一がとっても格好いいんだけど! それと、梨花の泣き顔が可愛かった。更に自分の頬をパチンと叩いた圭一に、皆がキョトンと見ていたが良かった。皆、圭一が次に何を言い出すか期待してジッと見つめていたんだねー。

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at 22:02, 真神恵, ひぐらしのなく頃に

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彩雲国物語 14話「石の上にも三年」

 会試に合格したものの、タイトルから秀麗と影月がどんなに苦労するのかがよくわかる……(汗) 女の受験に反対だったものが殆どで、それが合格して自分たちと同じ官吏になると聞いて不愉快だと思っているんだろう。百歩譲るのも嫌だが、そういう時代は現実にもあったからいい。しかし影月までが攻撃の対象となるとは……。影月が捻くれた子だったら、たちまち歪んで後に後輩に対して同じことをしていただろうなぁ。幸いにも彼は清廉な人物だからそうはならないだろうけど。
 女の嫉妬は恐ろしいとはよく聞く言葉だが、なんのなんの、男の嫉妬だって女に負けてないよ! いやむしろ男の嫉妬の方が恐ろしいものだと思う。何せ昔話を見ればハッキリ描かれているからな(苦笑)

 第二位で合格した龍連は本当に試験を受けるという義務を果たしただけなんだなぁ(苦笑) 進士式と字を書くんだろうか? ともかく秀麗を呼ぶとき、役人の声が小さかったのは意図してのことなんだろうなぁ。しかも呼んだ途端に皆の視線が集中していたし……。

 念願の夢を叶えた秀麗とは違って、まずは胡蝶の様子がおかしかった。嬉しそうに報告しに来た彼女に対して、しばらく姮娥楼には来ないように胡蝶は言うし、街でも買い物をしようとしても店主はよそよそしいし、今まで秀麗と親しくしていた人たちが彼女を避けていた。

 その胡蝶の元に通っているのは出世欲が旺盛なおっさんのようだった。このシーンの後の楸瑛と絳攸の会話は伏線なんだろうね。まず楸瑛が妓楼に通っていて、それに文句を言っている絳攸にちゃんと仕事はしていると言っていた。次に指輪が見つかったがすぐになくなったという報告を受けたのか楸瑛が言っていた。さっきの胡蝶の客が言っていたことそのままではないか。つまり胡蝶が楸瑛に情報を流したということだよね。

 自分は何も変わっていないのに、と疎外感を感じていた秀麗が影月につまづいた。何と彼は道端に倒れていたのである。しかも何やら顔も服も汚れていた。また陽月になって暴れてしまったらしい。
 そこへ秀麗を探していたらしい静蘭が彼女を見つけてかけよってきた。何でも進士は俸禄を貰ったばかりなのでゴロツキの格好の餌食になるからと一人で出掛けた秀麗を注意していた。そして影月の姿を見てもう餌食になったのではないかと心配していた。
 しかし影月は俸禄の銀80両は全て郷里に送ったので違うと答えた。全部送ったと言った影月に、秀麗も静蘭も驚いた。ではどうして暴れたのかと秀麗が聞くと、どうやら彼は貴族の屋敷でお酒を飲まされたようだった。最年少で一位で合格した影月と今から繋ぎを持とうとする輩がいるのは仕方がないと静蘭が言っていた。絳攸も同じ目にあって、それで女性が嫌いになったんだっけ。
 郷里に及第の知らせはしたのかという秀麗の問いに、影月は礼部が連絡の早馬を出してくれるからと先にお金だけ渡したらしい。それを聞いて秀麗はため息をついた。そして今日中に手紙を書くようにと言った。影月が自分で報告した方が郷里の人も安心する……というのは当然として、その後でお金の安全のためには絶対に書かないと駄目と言うのは秀麗らしい(笑) 貴族の娘と言っても長年の貧乏暮らしで金勘定にはすっかりうるさいお姫さまになってしまったんだねぇ。

 配属先がどこになるのだろうと期待していたというのに、早速嫌がらせが始まっていた(汗) 書状に書かれた時刻が間違っていたらしい。仕事を絳攸に押し付けて、何と武官に扮した劉輝が二人に知らせに来ていた。若くして及第した絳攸も似たような嫌がらせを受けたから身代わりを引き受けたのかなぁ。
 ギリギリ間に合ったとはいえ官服が汚れてしまっていた。上位20名は一時朝廷預かりとなり、二ヶ月後能力に応じて正式に配属先が決まると説明したのは礼部の蔡尚書だった。ああ、アニメだと絵が動くだけでなく声も入るので思いっきりネタバレになってしまうなぁと改めて思った。
 蔡尚書の後ろにいた魯礼部官は指導官と紹介されていたが厳しそうな感じだなぁ。魯は一ヶ月半経ったら各々自分が思ったことをまとめて提出するよう課題を与えていた。そこで彼は秀麗と影月を見て、官服を汚したことで早速お小言を言われていた。影月が言い訳しようとしてもピシャリと遮ったしね。官としての自覚が足りないと言った魯は彼らに後で相応しい仕事を割り振ると言って彼らの前から離れた。
 そうして秀麗に割り振られた仕事は厠掃除だった(汗) 影月は靴磨きか……。しかし二人とも前向きだな。文句を言いながらもトイレに花を飾ったりするのは女の子だからだなぁと思っていたら、さっそく嫌味を言う奴がやってきた(苦笑) 言ってて恥ずかしくないのかねぇ。影月を蹴っていた馬鹿役人もいたっけ。

 トイレ掃除と靴磨きの他に、いかにも「マロ」と言った風体の官吏が秀麗たちに仕事を与えていた。二人が頑張ろうと互いに気合いを入れていたけど、トイレ掃除は半月経っても仕事として割り振られたままだったらしい。
 奇人と柚梨は二人を気にかけていたようだけど、奇人は二人がキツイ仕事をさせられているのも指導官が魯官吏だからとあっさり言ってたな(汗) 柚梨が彼らの待遇に不満を漏らしても、奇人は這い上がるものは這い上がるのだから放っておけとまで言ってた。そう言われたら、この二人は間違いなく這い上がっていける人材だろうなと思う。
 しかも奇人は書類の束を柚梨に渡していた。二人が書類の整理もしていると知ってその束を適当に紛れ込ませておけと言っていた。怒った柚梨が書類を見て嬉しそうにしていたということは、その書類の束は秀麗たちにとって吉となるものなんだろうなぁ。直接手を差し伸べたりはしないけど、そうやって気にかけてくれる人がいてくれるだけで勇気が出るものだと思う。ただ、奇人は二人が府庫に来る前に〜と言っていたから、彼らが関与したと知ることはないんだろうけどね。

 以前からの知り合い以外でも秀麗たちを気にかけている者がいた。珀明はずっとトイレ掃除させられていた秀麗に悔しくないのか、と自分がさせられていたワケでもないのに怒っていた(笑) こういう子っていいなぁ。女のクセにとか、自分が秀麗の次に及第したのが不満だと言っていたけど、話しかけた時点で彼は秀麗を認めていると思う。

 あ、自分のことをマロって言ってた(笑) そうか、じゃあマロと呼んでも間違ってないということだね。奴は秀麗たちに自分の仕事を押し付けていた。今までもそうやって他人に仕事を押し付けてきたんだろうなぁ。
 そこへ府庫に絳攸がやってきた。そして机に置かれた書類を見て、これはお前の仕事なのかと尋ねていた。絳攸にはそうではないと解っていたんだろうね。でも秀麗が自分で引き受けた仕事だと言うのならそれでいいと思ったのかも。いつもギャアギャア喚いたり、道に迷ったりと愉快な面ばかり見せてきた絳攸だけど、秀麗にかけた言葉はとても勇気づけられるものだったなぁ。この先自分たちの助けは期待するな、一人で上がってこい。それは対等な立場での言葉だものね。まぁ、助けられるのが当然とか思っていたとしたら、絳攸は彼女に勉強を教えたりと世話を焼いたりはしなかっただろうけど。
 ただせっかく格好良く決めたというのに、最後まで決まらないのはお約束なのか、出口はそこではないと秀麗に言われて絳攸は本の山が邪魔だと喚いていた(笑)

at 22:01, 真神恵, 彩雲国物語

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鋼の錬金術師17巻 & 獣神演武1巻 感想

鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス)

 旅行中、友人Yが新刊の話をして初めてまだ読んでいないことに気づいた……。「まだ読んでなかった!」と言うと、Yは目を丸くしていたなぁ(笑) 買ってからいったい何日経っていたんだろうか? で、旅行から帰って一番最初に読んだ。

 中尉が好きな人間としては、今回も出番がなかったのが悲しいな。ああ、でもその代わりなのだろうか? オリヴィエ少将大活躍! 私も例にもれず彼女が好きになった。

 読んでいて「?」と思ったことが結構あって、前巻の内容を忘れていたことに気づいた。そもそもエドたちが北にやってきた理由とか、少将に事情を話せないワケとか(苦笑) そうだった、彼らはウィンリィを人質に取られていたんだっけ。それで仕方なく軍のいうことを聞いていたんだったね。何か、次の巻でも同じことを書いていそうだ。予約はもうしたけどね!

 しかし、その話せないエドたちの事情を察して、上のものであっても国にとって害であるなら躊躇わずに切り伏せた少将はすごいと思う。軍隊において上官の命令は絶対であるはずなのに、彼女が見ているのは国や民なのかなと思った。
 最大の謎はアームストロング家は、ゴツイの以外で綺麗な人も生まれるということかな(笑) それでも末の妹はあんな顔して怪力だったから只者ではない一族なのは確かだね。そして兄弟の中で一番最強なのは少将なのかもしれないと思った。あのカリスマや胆力だけでなく、肉体的にも実は強かったりして。普通の人間の体力を上回っていると思いたいな。大佐のことはどうでもいいと言っていたけど(笑)、軍の上層部を倒すのに協力しあったらいいのになぁ。
 何にせよ、物語の後半になってもこんな強烈なキャラを用意していたなんて、まだまだ何か面白いものが隠れていそうだな。最近はめちゃくちゃ面白いとは思えなかっただけに、この巻は満足できたと思う。

 さらに後書きの漫画が面白かった。何故少将らがエドたちの上級生なのだというツッコミはあるものの、学校を牛耳ろうと乗り込んだエドが、その学校の番長を見てしり込みして、あっさりやっつけられたあれは面白かった。この作品は女性が強いよねーエドはウィンリィだけでなく、中尉にももちろん少将にだって一生適わないのだろう(笑)

獣神演武 1 (1) (ガンガンコミックス)

 新連載が始まったと知って正直不安に思った。掛け持ちして「鋼の錬金術師」の連載ペースが落ちたらどうしようと。あともう少しだろうに、延々と完結するのが引き伸ばされた嫌だなと思う。そんなワケで、内容以前の話でちょっとだけこの作品には抵抗があったんだよね。勝手な言い分なのだけどね(苦笑) だから原作付きとは全然知らなかった。
 そうなると、話は考えずに済むから漫画を描いていくだけになるのかな。いや、漫画を描くのが大変な作業だというのは知っているけど、ちょっとだけ安心してしまったのも確か(笑)

 画面は黒が多いなと思った。中華系な話だから、キャラの髪が黒なのが多いためなんだけどね。話の方は、パッと見はよくある感じの話かなというのが最初に思ったことだった。でも、キャラが生き生きしているのはいい。これってアニメ化するんだよね。で、主人公と一緒に旅をする青年が櫻井さんだと知って、それだけで見たくなっていたりする(笑) まぁ、あいにくとTV東京系なので実家では見られないのだけどね!
 キャラたちは確かに魅力的なんだけど、出会うキャラが主人公と同じく身体に印を持つものというのがちょっとお約束な展開だなぁと思った。あ、でも荒川さんが描くには珍しいキャラがいたっけ。大佐も女好きではあるけど、あの少年(例のごとく名前は覚えてない)のようなキャラはいなかったものね。それが新鮮だったっけ。

 話が前後してしまうのだけど、実はこちらの方は買って間もなく読んでいたと思う。先に読んだのは、同日発売で同じ作者が描いているからというだけで買ってしまって大丈夫だっただろうかと思ったからだったような……。で、その後に「鋼の錬金術師」の新刊を読むつもりだったんだよね。自由に使える時間が少ないと、ちょっと間をおいてしまうとたった一冊の漫画ですら読めなくなるのを体験してしまったよ。まぁ、この休みで買ったまま未読だった漫画は全部読み、聞いてなかったCDはだいたい聞いたけどね。あとはDVDも片付けてしまいたかったから可能な限り見ていたっけ。

 読んでから時間が経っているし、本が手元にないと感想を書くのは難しいなと思った。

at 22:01, 真神恵, 鋼の錬金術師

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アンジェリーク〜かがやきの明日 完結編「愛がめざめる時」

 なんてこった! ようやく週末を迎えたというのに、「おお振り」が放送してなかった! 「地球へ…」も休みだし……。そんなワケで何を書こうかと困ってしまった。無理に書く必要はないと思うのだけど、ストックしておこうかなと思っていた感想を書こうかな。

 「アンジェリーク〜かがやきの明日」のDVD最終巻が今月に届いた。本編は見たからいいと思っていたら、なんと未放映の話があった。前のシリーズ同様に全5巻で時間があったら通して見ようかなとは思っていたのだけど、今は無理なので諦めたんだよね。放送版と若干違うと思っているので、いずれ通して見ようとは思っているけどね。
 未放映の話は13話でも最終話でもなく「完結編」とついていた。タイトル通りにエンジュの中に愛が目覚めるというのものだった。と言ってしまうと感想が終わってしまうので、もう少し書こうかな。

 TVシリーズ通してエンジュはゼフェルとフランシスとチャーリーに告白を受けていたんだっけ。どちらの守護聖も彼女に対して好感を持っているけど、「恋」という感情をハッキリと見せてくれたのはこの三人なのかも。ルヴァもエンジュが好きだったけど、ゼフェルや、当のエンジュから相談を受けてしまうし、それに答える感じだったし。オリヴィエは彼の気持ちを知っているから「損な役回り」だと言っていたけど、そこで諦められる思いなのだったら強い思いではないんじゃないかと私は思う。彼が大人だからということはあまり言いたくないかな。
 
 で、その三人に絞って考えるとゼフェルは最初から守護聖だったからなのかもしれないけど、エンジュには恋愛対象とは見てもらえてなかったような気がする。まだ好きだと言ってもキョトンとされてしまうし(苦笑)
 フランシスは告白して使命が終わるまで返事を待つと言ってたんだっけ。で、エンジュも思い出して意識しているんだけど、彼は返事は急がなくていいと言っているんだよね。チャーリーの説得に時間をかけて、他の守護聖よりも長いこと会っていたから、フランシスはもう望みはないと思っていたのに、エンジュが意識して彼のことを考えているようだったので、これはもしかしてとちょっと期待してしまった。

 このときのエンジュは聖天使として宇宙の発展のために頑張っていて、そのことで頭がいっぱいなんだよね。ゲームで出てきた宇宙船もちゃんと出てきてホッとしたよ(笑) で、メルがまたエンジュが自分でも気づいていない感情に気づいてアドバイスしてしまうんだよね。別に言わなくても自分で気づいたらいいじゃないと私は思うのだけど。そしてセイランがまたエンジュにアドバイスしていた。ここのシーンはTV放送のときと同様に良かった。
 以前は頑なに否定していたエンジュも、それを受け入れて自分を見つめなおしていた。彼女がそれだけ成長したということなんだなと思えなくもない。そして自分の気持ちに気づいてその人物が好きだと心の中でハッキリとエンジュは言っていた。それは誰なんだと思って見ていたけど、相手の顔はとうとう最後まで見せてもらえなかった。
 手を差し伸べている相手にエンジュが手を差し伸べるのだけど、その手だって影だものね。しかも袖を見たら誰なのかわかると思ってみても、特定できないように描かれていた。まぁ、こういうゲームだから誰か特定の相手ではなく、プレイヤーがそれを決めるような終わりになるのはわかっていたことなのかも。ただ、アニメはアニメで別にくっつけてくれても構わなかったのになというのが正直な気持ちかなぁ。まぁ、私の中ではお相手はフランシスとしておこうか。あんなに頑張ったのに、前世からの想いなのに結ばれないなんて可哀相だもの!

 フランシスで思い出したけど、DVDの中にはスタッフのコメントが書いてあるんだよね。その中で男性の脚本家が、風呂上りの奥さんにフランシス風に言ってみたら「キモッ」と言われたと言っていたのには笑えた。いやぁ、あれは二次元でするから許されるのであって、現実にあんなことを言う人間がいたら皆引くと思うよ(笑)
 もう一つ嬉しかったのがキャラデザの由羅カイリさんのコメントがあったこと。最終巻だったかな。

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at 22:00, 真神恵, アンジェリーク

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コードギアス 反逆のルルーシュ DVD8巻&Sound Episode5 感想



コードギアス 反逆のルルーシュ volume08

コードギアス 反逆のルルーシュ Sound Episode 5


 実は一度書いていたのだけど、またもや直接書いてしまったんだよね。そして……記事が消えてしまったという(泣) 暫く何も書く気になれなかったのは言うまでもない。なので思い出しながら書こうと思う。

 本編は衝撃だったあの話が入っているのだが、今回のピクチャードラマには小さい頃のルルーシュ、ナナリー、ユフィが登場。幸せな頃の幸せな話。もう過去じゃないと明るい話は見られないものね。そう思っていたら、最後は22話の時間にまで戻ってしまっていた(汗)
 ユフィの部屋へ泊まりにきた二人だったが、この頃のナナリーは歳相応に我が儘だった。そしてユフィはユフィだった。ユフィが大切にしているものをナナリーが欲しいと言い出すと、ルルーシュはそれをたしなめて二人でそれを取り合うことになってしまった。そしてそれは真っ二つに割れてしまった。謝るルルーシュにユフィはお揃いだと言って半分をナナリーに渡していた。
 そして舞台は現代に戻り、行政特区日本のセレモニーでの惨劇で現場は大混乱の状態に陥っていた。放送時、ナナリーはどうしていたんだと思っていたら、彼女が聞いていたラジオが途中で放送が中断されていた。だから、彼女はまだユフィが何をしてどうなったかは知らないのだろう。
 ナナリーは姉の晴れ舞台とあって放送を楽しみにしていた筈である。そして幼い頃に半分に分け合ったそれを手に聞いていた。それが……放送が中断された直後にナナリーはそれを床に落してしまう。放送が中断されたことで良くないことがあったのではないかとまず不安に思うだろう。そしてユフィとの思い出の品が壊れてしまうというその描写は、ナナリーをとても不安にさせるという内容だった。
 真実を知ったとき、スザクはルルーシュを否定した。言ってはならない暴言を吐いていた。では、ナナリーはどうだろうか? 自分のために兄が何をしたのか、そしてユフィを殺したのが最愛の兄だと知ったとき、どうなってしまうだろうか。続編が楽しみなピクチャードラマだった。本編が本編なだけに、最終巻のも暗い内容になってしまうのかなぁ。

 次はオーディオコメンタリーについて。今回は終始雑談だったので、前回のように特に感想はないんだよね。まぁ、内容に全く触れてはいなかったんだけどね。一番面白かったのがC.C.が楽しみにしていた巨大ピザの話だったかなー。ユフィの豹変ぶりを話題にしてほしかったのだけど、まぁそんな回もあっていいかもしれない。
 今回は「学園祭宣言!」の話でコメンタリーが入っていた。櫻井さんがアッシュフォード学園の女生徒のスカートが短いと反応していたのに笑えた。そしてユフィがお忍びでやってきたときの服装についても突っ込みを入れていたっけ。
 後は、カレンが演じたお化けについても話題になっていたし、ギアス使用済みのキャラが倉庫に集まったときのことも話していたなぁ。この時にルルーシュが学園の至る所に仕掛けを施しているというのを聞いて、あの仕掛けはそうだったのかと初めて知った。実は何故あんな仕掛けがあったのかなんて、今の今まで全く考えていなかったんだよねー。

 次はドラマCDについて。
 キャラクターソングに関しては、もう触れない方がいいのかもしれない(苦笑)

 一つ目はルルーシュがアッシュフォード学園にやってきたときのものだった。ミレイが案内をするんだけど、ルルーシュは彼女を高校生だと思っていたらしい。だから彼女が中学生と知って驚いていた。中学の頃からもうあんなに成長していたんだなぁ。そして世話焼きなのは昔から変わらなかったようだ。
 しかしルルーシュが素っ気無い態度を取る度に、自分は寛容な人間だと自分に言い聞かせるように言っていたのが笑えた。つまり、ルルーシュの態度は相当なもんだったんだなぁ。会話も必要最低限な感じだったし、学園内を案内しようとすると通っている内に覚えるなんて言い出すし。
 しかし、学園が全寮制で女子寮には男子生徒が入れないと知ってあっさりと転入を止めると言い出すのは驚いた。まぁ、ナナリーの世話ができないのだから、ルルーシュにとっては当然の選択なのだけどね。これにはミレイが慌てていた。そして妹のためだと知って、台詞にはなかったけど、小生意気な子が急にいい奴に見えたのかもしれない(笑)
 それまで歯牙にもかけていなかったルルーシュが、妹のためにできるだけ便宜を図るからと必死に訴えてくるミレイに頼ろうとしたのは、藁にも縋る思いだったんだろうな。しかし、今のミレイとの関係を考えると、ルルーシュはナナリーのことでミレイには相当世話になったんだろうな。だから頭が上がらないんだろうね。

 二つ目はタイトルだけで期待大な話だった。「オレンジ・ピール」って!(笑) タイトル見ただけで笑ってしまえるなんて、オレンジって本当にいいキャラだよ。しかし内容は彼がまだオレンジとしての人生を歩む前のものだった。
 スザクに謝罪するためにやってきたらしく、最初はセシルとヴィレッタが困った上司について共感するという会話をしていた(笑) ヴィレッタって、ジェレミアの恋人なのかと思っていたのに、このドラマではそれをあっさりと否定していた。てっきりデキているものだと思っていたのでこれは意外だった。でも、真偽は謎のままかもね。
 判っているのは、ヴィレッタがジェレミアの扱い方を心得ているということだった。筋を通すというのがテーマで、そのためスザクに謝罪しようとしているのだけど、純血派がイレブンなどと……と渋っていたんだよね。それをヴィレッタが上手く言い包めていた(笑) また、ジェレミアはやっぱりお坊っちゃん育ちだからなのか、根は素直だからなのかも。
 ここで新たに判ったことは、ロイドとジェレミアが知り合いだったということかな。ただしこれはジェレミアが知っていたと言った方が正しい。ロイドはああいう性格だからジェレミアを覚えてなかった。この辺りの違いが面白かったなー。
 そして楽しげに(?)会話していたところへジェレミアが連行されるという所で終わっていた。彼の転落人生が始まる直前のドラマだった。

 最後はルルーシュとスザクの子ども時代の話の続き。相当仲良くなっていた二人が屋敷を出るところから恥待っていた。二人は違う意味で屋敷から自由に出入りできないように監視されていて、それを突破するためにルルーシュが作戦を考え、スザクが車を運転して飛び出していた。しかし、10歳の子どもがよく運転できるものだと思っていたら……。ルルーシュが聞くとゲームで操縦したことがあると何とも恐ろしいことを言っていたなぁ(笑) 今では考えられないやんちゃぶりだ。
 そしてこの話は1話、アバンの子ども時代の二人の姿の直前の物語だった。では、最終巻ではいったい何が描かれるのだろうか?

at 21:59, 真神恵, コードギアス

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ツバサ 20巻 感想

ツバサ―Reservoir chronicle (20) (Shonen magazine comics)

 ファイの過去を描かれるのをずっと待っていた。しかし……ここまでだったとは思ってなかった。それにサクラが、絵としては出てきたけど、小狼たちの前からいなくなってしまったのが残念。というか、彼女の心の中には豹変してしまった方の小狼しかいないんだなぁと改めて思わされたな。それでも今いる小狼には頑張れと言いたい。

 一番の元凶と言えばそれは飛王で、そこまでしてどうして力を手に入れたいのかという疑問に行き当たるけど、今の段階では彼の背景は全く語られていないのでこの際どうでもいい。飛王が干渉してもしなくても、ファイ(本名は違っていたけどここはファイで通そう)の人生は生まれは悪くないのに不幸な人生だったけど、それでもここまでの苦しみを味合わずに済んだのではないかと思う。
 双児は不吉という迷信というのはどこの国にでもあるものだと思う。ファイの故郷でもそんな迷信が信じられていて、そのためファイたち双児も皇族でありながら過酷な生を生きることになってしまった。しかも殺せば更に凶兆が起こるとかで、双児を引き離して幽閉していた。世界が滅ぶまで、死ぬまでそこから出るなってことで、しかもあのやつれようから食事だって与えられていなかったのではないだろうか? 小さな子どもによくもまぁこんな残酷なことができたものだと思う。
 作物が実らないとか水が濁ったとか、そういう不幸を全て双児のせいにして意味があるのか? 弟王、つまりファイたちの父が突然の病に倒れたのだって彼らのせいで、双児を産んだために自殺した弟王の妃、つまりファイたち母も双児のせいで死んだと本気で言っていたのだから大笑いだ。双児を産んでノイローゼになったのだろうけど、周囲がそんな話をするからだろうに。そういう世界に生きていない私には理解できないよ。

 自分よりも魔力が上の者を殺すというファイへかけられた呪い。それはサクラがそうなるから殺されるのだと前巻で描かれていた。しかし、実際にサクラが見た未来は小狼が殺されるというものだった(汗) ええと、つまりは小狼もファイよりも魔力が上ということなのか……。両目が揃っていたらどうなっていたのだろう? それから、後の方で小狼も魔術を使用していたのだけど、あれを見ると「CCさくら」での小狼じゃないかと未だに思ってしまうよ。
 そうそう、ファイにかけられた呪いなんだけど、初めて侑子さんの店に行ったときに、雨が降っていたにも関わらず彼女は雨に濡れていなかった。それは単に濡れるのが嫌でそうしていたのだろうと思っていたのに、あのシーンも立派な伏線だと今回初めて知って驚いた。そういう意味だったのかと、その場面を見るまで思いもよらなかった。

 何にせよ、これでファイにかけられた呪いの効力は消えたのだと思っていたら……何と、彼にはもう一つ呪いがかけられていた(汗) どこまで人の人生を弄べば済むのだろうか!?

 サクラは魂と肉体が離れてしまった。そして肉体はファイの故郷にあるという。そこで一行はそこへ向かうのだが、その国には生きている者は誰もいないのだという(汗) そして魂が離れているとはいえ、サクラはまだ生きている。その生きている者の気配があるところが城だと知り、皆はそこへ向かうのだが……小狼の様子が変だった。
 生きている者はいないとファイは言った。なのに阿修羅王が目覚めてそこにいた。……? 阿修羅王ってじゃあ何者なんだろう? おまけに彼が出てきた途端に小狼の頭の痛みも増したようだったし。かと思ったら、彼はどうやらファイのことを見せていたらしい。小狼の頭痛ってそのために起きていたんだろうか? また、黒鋼も見せられていた。そしてファイが阿修羅王から彼らに見せたと聞かされて、恐る恐る振り返ったときの黒鋼の表情の怖いこと(汗) 小狼は顔も上げられないくらい頭痛に苛まれていたし……。ものすごくいい所で終わったので続きが気になって仕方がないよ。しかし、ファイはどこまで苦しまなければならないのだろうか?

 悲しい物語が描かれていたこの巻の中でも、いいシーンというのはあった。一つは侑子さんの表情かな。黒鋼がぶん殴ってやると言ったときに「そうしなさい」と言ったときの表情、そしてイーグルに「貴方はこれを待っていたんですか?」と問われて見せた表情、最後はイーグルに「じゅうぶんよ」とお礼を言ったときの表情。他には今回あまり出番のなかった黒鋼かな。一人で背負い込むサクラやファイを思っている姿と、頭を抑えてうずくまる小狼の肩に手を置いて気遣う姿も良かった。
 またイーグルが以前侑子さんに叶えてもらった願いというのも気になるなぁ。「レイアース」の世界の彼らとこの彼らは同じなのかそれとも似た他人なのか。更に、ここで四月一日の名前が侑子さんから出てきたのも。「xxxHOLiC」ももうすぐ終わりそうだし。サクラの未来を変えるために出会うというそのときはいつ来るのだろうか?

 次の21巻は……OVAつきになるんだねぇ。

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at 21:59, 真神恵, CLAMP

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ワンピース 318話「母は強し! ゾロのドタバタ家事手伝い」

 ゾロが向かう先はやっぱり刀剣屋だった。確かチョッパーは小遣いが一万ベリーと言っていたので、他のクルーも同じ額しか貰っていないだろう。だとすれば、確かに一万ベリーでは刀は買えないだろうね。
 店を出たゾロが街をぶらついていると、マイケルとホイケルがゾロに兄貴になってくれと言い出した。しかしゾロは速攻で拒否(笑) それでもつきまとう彼らはゾロに道案内をすると申し出た。刀剣屋には今行って断られたところだと言うと、古道具屋へ案内すると言い出した。仕方なしに付き合ってあげている様子のゾロだったが、マイケルとホイケルを見る街の人間の目は迷惑そうだった。それに二人も悪振った態度を取っているし……。

 何とか二人をまこうとするものの、ただでさえ迷子になるゾロに地元の人間をまくなんてことは不可能だった。人をからかうのも大概にしろと言って、マイケルとホイケル、二人の頭をぶつけていると、背後から誰かがゾロに攻撃を仕掛けた。どうやら二人の母親らしい。勘違いしている母に悪いのは自分たちだと慌てて庇う二人に、また悪さをしたのかと怒鳴った。謝った母はゾロが兄貴になってくれてとお礼を言っていた。何とも始終彼らのペースにはまりっぱなしだなぁ。おまけにアクア・ラグナのあと、家の補修に手間取って家事が溜っているのだと言ってゾロに家にくるようにと言い出した。……人の話を聞いてないのか?(苦笑)

 お茶を飲んだら戻るつもりだったゾロは、危なげな行動をする赤ん坊を放っておけなくて彼らの世話をすることになってしまった。子どもたちはそれぞれ役割分担が決まっているようでそれをせっせとこなしていた。赤ん坊におしっこをかけられたゾロはTシャツを借りているのだけど、それがピチピチで伸びてしまうものだった。それにして「MAMA」って(笑)
 すっかり自分の息子扱いなマイケルたちの母は、帰ろうとするゾロに他に家があるのかと聞いてきた。そりゃあるって。仲間が待ってるとゾロが言うと、馬鹿だね、家族と仲間とどっちが大事なのさと言ってきた(苦笑) さすがのゾロもちょっと不機嫌な声になっていた。家族と言われてもマイケルたちの母から生まれたワケでも血が繋がっているワケでもない。至極当然のことを言っているゾロに、マイケルたちの母は「うるさいね! 血の繋がりが何だって言うんだい!」と怒鳴ってきた。……どうにもこの人の話を聞かないで勝手に話を進めていく彼女には不快感を覚えるな。見当違いも甚だしい。ゾロも呆気にとられていた。まぁ、何だ。話に無理があると思うんだよね。家事をするゾロはそれはそれで面白かったけど。

 そこへ借金取りが現れた。借りた金は返したと言っても利子がまだだと言うのはお約束。そしてこの借金取りの台詞を聞いて、ゾロは子どもたちが彼女に全く似ていないとようやく気づいた。今の今まで血の繋がった家族だと思っていたのか。
 借金取りを追い返して、ようやく解放されるかと思ったら、今度は夕食の買い物に付き合わされる羽目になってしまったゾロ。おまけに先ほどベッドに寝かしていた筈の三人の赤ん坊のお守をまたさせられていた。こんな姿をクルーに見られたら……そう思った矢先、よりにもよってサンジの姿が見えた(笑) ここで慌ててゾロは逃げていたけど、そんなことをしていたらまた迷うんじゃないだろうか? おまけに逃げる咲きで知り合いばかり見かけてしまうし! 何とか彼らに見られずにすんだと思ったら、女の声で「たいへんそうね」と話しかけられた。それに参ったぜと愚痴を零してからそれが誰なのかようやく気づいた。よく似合っているわよと言われて立ち去るロビンを真っ赤になってなって睨んでいるゾロなんて滅多に見られない姿だなぁ。
 我慢の限界だとばかりに赤ん坊を渡して帰ると言うゾロに、マイケルたちの母は家の鍵を渡すからトイレ掃除をしておくようにと当たり前のように言っていた。そしてまたしても噛み合わない会話(苦笑) このとき彼女がブロッコリーヘッドと言ったのを、自分でマリモだ!と言っていたので笑ってしまった。マイケルとホイケルと子どもたちが納得していると、何を言わせる!とムキになって言っていたけど、いや、言ったのは自分だろうに(笑)

 さて帰ろうかという時に、またもや借金取りがやってきた。……これを撃退してこの話は終わりなんだね。一人になったゾロは先ほどまでのことを思い返していた。え? 何か思うことがあるの??
 ホイケルがゾロを呼びに来た。あのおばさん一人で大丈夫だろ?と言うゾロに、ホイケルはマイケルや子どもたちも連れて行かれたのだと涙を浮かべていた。それを聞いてゾロは助けに向かった。まぁ、ゾロにあんなチンピラ風情が勝てる筈もなく勝負にもなっていなかった。
 ようやく解放された(笑)ゾロは、ルフィたちの元へ戻ろうとしたが、あのTシャツのままで帰るのか!?と思っていたらマイケルたちの母がそれに気づいて最初に着ていたTシャツを返そうと追いかけてきた。しかしそれを勘違いしたゾロは一目散に逃げてしまった。まぁ、追いつかれて着替えて帰っただろうけど、あのまま帰っていたらそれはそれで面白かったのになぁと思った。

at 21:57, 真神恵, ONE PIECE

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