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ワンピース 326話「謎の海賊ご一行! サニー号と危険な罠」

 ようやく、ようやくあのふざけたOPから変わった。あれになってから「ワンピース」ではOPを見る習慣がなくなってしまったから、今回は危うく見逃すところだったよ(笑) まったく、あれはキャラ的にありえないシーンだった。ふざけるなという感じ!
 さてさてやっとまともになったOPだけど、絵はまぁいつも通りで歌も悪くないという感想。キャラとしては一味に加わったフランキーとサニー号が描かれていた。というよりサニー号お披露目OPかな? 前と違うのは、今回のは何度も見たということかな。前のは一度見ただけだったかも。それすらも記憶の彼方だけどー。

 サンナミというか、やっぱりサンジはナミの傍に配置してくれないとね。カットがそんなになかったのは残念だけど、二人がちゃんと一つのフレームに納まっていた絵があったので本当に良かった。
 カップリングで見ると、一番気になったのがロビンとフランキーだったな。とても目立っていたと思ったのは私の気のせいじゃないだろう。前も書いたと思うけど、やっぱり年齢を考えたらこの二人はそういう組み合わせにせざるを得ない感じがするなぁ。

 他に思ったことは操舵に関してかな。もちろんメインはフランキーだろうけど、彼以外だったらサンジがするということなのかな〜? ただ舵をとるだけだったら他のキャラでもいいだろうけど、船の装備を切り替えるとなるとルフィやゾロでは無理か? ウソップはああいうの好きそうだからいずれは可能だろうけど。ま、それはともかくサンジが操舵するののなら、サンナミシーンが今までよりも更に増えそうなのが嬉しい。
 そして今回から話が変わるので新キャラも描かれていた。最初に出てきたのはアニメのオリジナルだね。そして今原作で描かれているキャラたりがその後に続いていた。……アニメオリジナルは話は一つだけなのかな。内容はともかくもっと他に入れて原作に追いつかないようにしてほしいなぁ。追いつきそうになったら無駄にあらすじを入れ、オリジナルシーンをちょこちょこ入れて誤魔化して、一つの話が終わったらオリジナルを入れてというパターンは本当に止めてほしい。こうなっらだどーんと半年くらいオリジナル続けたらいいのに。話が考えられないのか?
 ブルックがえらく長く描かれていたな(笑) 彼を誰が声を当てるのかが楽しみだ。ああでも脇役で毎度のように出ている人ではなく、この「ワンピース」に出たことがない人を起用してほしいな。

 そしてやっぱりというかもうずっとOPのみでEDは作らないようだね……。コストダウンってやつか? このやり方になって一番不満なのは本編が放送される前からキャストが誰なのかがわかってしまうことだな。新キャラが出たときは誰なのかなと後で見ることが楽しみなのに、これだと楽しみがなくなってしまうし、キャストを見るだけでどうなるのかというのがわかってしまう。ネタばれというのは止めてほしいんだけどな。でもこれって子どもが見ているからそんなの見せても誰も気に止めないだろうとタカを括っているんだろうな。
 で、新シリーズになってキャストが早速載せられていた。そして驚いた。なんて豪華なキャスティングなんだ!
 ドンというからにはアッチーノというのがラスボスなんだろう。それには西村知道さんだった。最近アニメで声を聞いていないので真っ先に懐かしい声だと思ってしまった。松野太紀さんはワンピースにはしょっちゅう出ているな(苦笑) 石川さんは曽我部さんが引退してからシャンクスの一味の副船長(名前は忘れた)の声をしているんだったけ。何より驚いたのは小西さんとか谷山さんとか入野さんだった。最近人気が出てきた人も使うようにしたんだねーと思った。新しい人なんて滅多に使っていなかったじゃない? まさか「ワンピース」のキャラに声をあてるとは思っていなかったなぁ。

 アルビダなんてもう全然出ていないのにまだOPで出てくるのは何故なのだろう? バギー一味はオリジナルで出てきたからまだいいけど。そして今まで本編でちょっとしか出て来なかったのに、父親だと判明した途端に単体で描かれていたドラゴン(苦笑) それはガープも同じだけど、コビーがいるからまだいいんだよね。

 あー……OPの感想を書くだけで力尽きそうだ(笑) でも最後にもう一つ。このOPで笑った箇所がある。冒頭、皆賀振り返ったときのシーンなんだけど、ゾロの肩に乗っているチョッパーが、彼の頭を撫でていたんだよね! あれ、どういう意味なんだろうと思ってしまった。
 そうそう、歌詞に「One piece」が入っていたというのもいいね。これは「ワンピース」のOPにしたいと最初に依頼があったからなのかな?

 さて本編。冒頭に出てきた炎の中を飛び込んでいくのは誰? どうやら傷を負って寝込んでいるキャラの仲間らしい。そしてそれを見ている少年。オリジナルは不安に思いつつも先がわからないので楽しみでもある。後はキャラを壊さないで描いてくれたらいいんだけどね。今回の話はどうなるのかな。
 早速敵キャラが出てきた。西村さんのあのすっとぼけた声がいいなぁ。皆顔が黒く塗りつぶしてあるので、どんな顔をしているのかがわからないな。OPでも小さかったからよく見えなかったし。でも、一つだけ言えることがある。それは松野さんが演じているキャラについて。どんな顔をしていたとしても、あの体型にあの声は合っていないのは確実だ! というかパーパって(笑) 西村さんの役は父親で、後は娘とか息子なのかな?
 看病をしていた少年の声が入野さんだった。てっきり女性が声を当てるのかと思っていたけど、OPには女性声優の名前がなかったので、当てるとしたら入野さんしかいないか。

 サニー号ではナミがお風呂に入ってて、医務室ではチョッパーが御機嫌さんだった(笑) 「どうしました?」と医者っぽく尋ねる真似をした後で浮かれているチョッパーが可愛い。そしてそれを丸窓から覗いているサンジがお父さんのようだったなー。
 アニメだと誤魔化しがきかないので、サニー号の内部がどうなっているのか見られていい。でも一通り見せてほしかったなぁ。甲板に出てきたときにルフィがとても小さかったので驚いた。それだけサニー号が大きいということなんだね。そして見張り台はちゃんと部屋になっていたんだねー。原作のあのラフな絵ではわからないというかじっくり見る気がしなかったので初めて知った……。しかし雪が降ってきたことを言わなかったからってルフィとウソップに阿呆呼ばわりされていたゾロが気の毒だなー。ゾロの台詞には充分に頷けるぞ(笑)

 帆も旗もない奇妙な船が見えた。サンジが尋ねると、敵ならぶっ飛ばすだけだと言ってルフィは様子を見に行くことにした。で、ここでフランキーでなくサンジが操縦するのがいい! 明らかにサンジの役割のようではないか。
 近づいてきたサニー号に気づいたその船の乗り組み員は、海賊船だと知って勘弁して下さいと懇願していた。海賊船だと聞いて他の乗り組み員も甲板に登ってきたけど、その中にあのジローと呼ばれた少年もいた。恐らくあの西村さん演じる敵と因縁があって、それで戦うことになるんだろうね。……と思ったら早速その内の一人が敵と交信していた(汗) どういうこと? まぁ、ルフィたちには賞金が懸かっているので、知らせを受けたキャラが色めき立つのは当然のことだけど。
 治療を受けたあと皆は食事をしていたけど、ジローだけが医務室に残っていた。そしてチョッパーに自分の船に来てくれと頼んでいた。あの寝込んでいたキャラの治療を頼むつもりなんだろうね。それにしても、チョッパーのことを「先生」と呼ぶキャラなんて初めてなんじゃないか?

 連絡をしていた乗り組み員の名前はスタンセンといった。彼は世話になった礼に酒を樽ごと持ってきたけど、どうやら中には毒薬が入っているようだった。そしてそのことは他の乗り組み員も承知していることのようで、彼らは海賊船を見つけるとああやって報告して船を奪ってきたというんだろうか。
 奇妙な味がすると言う酒を飲んでいるゾロ。妙な味というのは薬が入っているからなんだろうね。そして一人陽気に話しかけているスタンセン。彼の仲間である他のクルーが黙り込んでいるのが気になるな。しかしサンジもフランキーも何かに気づいている表情だったなー。結局、彼らの港まで行くことにしたルフィたちだった。

 ジローが案内した場所は、船の奥の、しかも隠すように作られた場所だった。ずっと意識を失ったままだという顔に傷のある男の傷は相当酷いらしく、チョッパーはすぐに手術をしないと駄目だと言っていた。でも、苦しそうな顔をして汗をいっぱいかいていたけど、チョッパーが手術をしてからはそうではなかったな。それでもまだ峠は越えていないそうだけど。

 サニー号では眠り薬入りの酒を皆飲んでしまったからか甲板で寝てしまっていた。……でもまぁルフィやウソップはともかく、他は大丈夫だろう(笑)
 スタンセンたちは海賊船をどこかへ引き渡すという役目があるらしい。しかし他の乗り組み員はルフィたちを気のいい奴らだと言って乗り気ではないと零していた。つまり嫌々やっているかやらされているんだね。
 最初に出てきたがフランキーで、その次がロビン、そしてサンジ。窓から外を見たゾロは、三人いれば充分だと欠伸をしていた。三人いれば大丈夫だから一眠りするつもりなんだな(笑)

at 23:59, 真神恵, ONE PIECE

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ひぐらしのなく頃に解 17話 祭囃し編 其の四「謀略」

 祭囃し編って、本当に今までの謎を全て明かす物語なんだね。PS2版で過去編がなかったことに対して不満の声があるのを見たことがあるけど、なるほどと思った。アニメを見ていなかったら謎が解明されていないにも関わらず「澪尽し編」で満足して終わっていたかもしれない……。
 それから、他のブログ感想を記事を読んで追加要素の入った「カケラ遊び」なるものが出るとか……。最初はアペンド版でいいかなぁと思ったけど、私もやはりあの値段に二の足を踏んでいる口だったりして(苦笑) それに私にとっては「声」が入っている方に魅力を感じているので、もしかしたら通常版を買うかもしれない。でもそれだと最初からプレイしないと追加要素は見れなくなるんだろうか? そうなったら辛いな。とてもじゃないがゲームなんてする時間なんてないもの。ゲームやったのって何ヶ月前だったかな……。

 沙都子の両親が死んだのは事故ということになっていたけど、実際は雛見沢症候群を発症してしまった沙都子が二人を突き飛ばしたからだった。L5なのに喉を掻きむしる症状が出ないのは何故だったのかな? だからこそ鷹野は入江に解剖を勧めていたんだね。私は澪尽し編でしか沙都子の義父については知らないけど、鉄平のようなどうしようもない人間ではないのは確かだったので、その辺りを描ける時間があったら良かったのになぁと思った。

 目に見える結果が伴わなければ研究は認知されない。だからサンプル(沙都子)の解剖は必要不可欠だと鷹野は言う。しかし入江は沙都子の解剖スケジュールの決済を拒んだ。一人既に解剖しているのに、今さら良心の呵責を感じているのかと揶揄する鷹野に入江は何も言い返せなかった。まぁ、ビジュアル面でだけでなく小さな子どもと殺人犯とだったら同等には扱えないわなぁ。
 そこで入江がしたのは古手当主の説得だった。梨花の両親ってあんな顔をしていたんだねー。しかし名前までは設定されていなかったのか……。入江は当主に研究のことを説明して、女王感染者である梨花を研究させてはもらえないかと言っていたんだね。そして梨花は自分が生け贄になることで沙都子が助かるならと快諾していた。
 この頃の梨花と彼女の母との関係って、母親の方がすっかり参っている状態だったんではないだろうか? それでも彼女を研究に利用されるのは反対だと言っていた。……何やら日記で描いていたイメージとは違う人物だったのでここは驚いた。イメージ的にはもっと年がいってる感じがしていた(笑)
 早速父親と共に入江診療所に来ていた梨花は検査後に血をいっぱい抜かれたと言っていた。……それだけなのかな? 前に自分たちをモルモットだと入江に対して言っていたし、非人道的な扱いがどうのと言っていたと思うのだけど……。採血しかしてなかったのでここがちょっと疑問。
 それから、入江の過去までが語られると思わなかった。彼の父は暴力で家庭を崩壊させたと鷹野は言っていた。しかし入江は事故で頭を打って父は精神的障害を持ったのだとそれを否定していた。彼が医師を志したのにはそんな理由があったんだね。精神障害を負ってしまったが、外傷がないから周囲には突然彼の父が乱暴になったとしか見ていなかったんだろうなぁ。父が精神障害を負っていたと入江が知ったのはいつ頃だったのだろうか? それまでは父からの暴力と周囲の心無い言葉に随分傷付いたに違いない。
 ずっと前に、死んでもおかしくないほどの怪我を負った男性が奇跡的に助かったという実際の話があった。その男性は怪我が治ったものの以前とは性格が変わってしまい暴力的になったといっていたなぁ。入江の父も同じ症状だったんだね。しかし、この頃ってまだ精神科に対して偏見があったから病気だと周囲が知ったとしても、今度は違う意味で心無いことを言っていただろうなぁ……。

 梨花の協力で雛見沢症候群の研究は遥かに進んだのは確かだった。鷹野は入江に彼女の両親に事前に許可を取るのは偽善だと言っていたけど、東京で賛辞を受ける入江を見ている鷹野の顔は満足そうだった。許可を得て研究ができて、結果が出せたななんて胸を張れる成果なのは確かだものね。
 採血されている最中に、梨花が沙都子の容態を尋ねていた。10歳にも満たない子どもに対して敬語を使って答える入江には好感が持てる。私だったらできないなぁ。梨花の身体を調べて病原菌を特定できたと言っていたので、症状を抑える試薬も次々開発できるところにまで研究は進展していた。
 まだ試験段階だからと、梨花の沙都子に与えることはできないのかという問いに入江は人にはまだ打てないと答えた。しかし素の声で梨花は医学に100%はないと語り始めた。ここのシーンはとても良かった。梨花が何よりも沙都子を大事にしているというのと、入江への信頼度がどれほどかが知ることができて。これが相手が鷹野だったらこんな風に梨花は沙都子のことを入江に託さなかっただろうね。

 梨花の発熱で三年目の祟りが起きてしまうことになるなんて……。彼女が38度もの熱を出したのは何故なのはは知らないけど、彼女の母はその原因を入江の研究のためだと思い込んでいたようだった。そして父親の方も妻に同意して今後三ヶ月以内で終わらせてほしいと入江と鷹野に言っていた。これからもっと研究が進められると思っていたというのにべ。鷹野の悔しいというか、梨花の母を疎ましげに見ているの視線にはちょっと同情してしまった。梨花の母は好きにはなれないなぁ。
 そして古手家に再度説得を試みるが長くても三ヶ月で梨花に対する研究を終わらせてくれと言われ、入江はわかりましたと言ってしまった。そのときの鷹野の悔しそうな顔! どうしてそこで引き下がるのかと鷹野にはどうしても納得できなかったんだろうね。
 激昂していた鷹野は、少し考えたいからと言って入江に先に帰るように言っていた。……梨花の両親が三年目の祟りで死んだのはこういうことだったのか……。祟りを利用した殺人。鷹野はとうとうここで本当に堕ちてしまったんだねぇ。あれ? でも父親の方は病気で死んだんだっけ? 母親は鬼隠しにあったと言われていたけど、こちらは明らかに殺されているよねー。何しろ彼女が拒絶しなければ梨花の研究は続けられた筈なのだから、仕返しという意味もあったのかも。

 オヤシロさまの祟りが最高の演出だと狂ったように笑っていた鷹野のもとに電話がかかってきた。それは唯一の後ろ楯であった小泉が亡くなったという知らせだった。彼の葬式に参列して涙を流していたことから、鷹野にとって小泉は高野の次に大事な人間だったんだね。
 梨花の両親を消したことで順風満帆と思っていた鷹野だったが、小泉の死によって再びどん底に落されてしまうことになった。雛見沢症候群の治療法を確立したため入江機関の役目は終えたということで、三年後に全ての研究を終えて解散と決定事項として鷹野に告げられた。
 先に触れなかったけど、再び高野の書いた論文を東京の人間に読ませたときには真剣に見ていたというのにねー。小泉が死んだ途端に読み物としては面白いと手の平を返すようなことを言うだけでなく、高野の人格までを否定するようなことを彼らは言っていた。結局また逆戻りしてしまったということか。梨花の両親を殺してから本当に転がり落ちてしまった鷹野は、雨の中を傘も差さずに歩いていた。もうどうでもいいと思っていたんだね。
 強い意志があればと戦ってきた鷹野は、何もかも終わりだと涙を流していた。しかしそこへ車が近寄り、中から女が鷹野に声をかけた。貴女は小泉先生の後釜を狙う派閥争いにまあ着込まれたのだと女は言っていた。そして自分は味方だとも。彼らの目的はプロジェクトのおける権益の独占と保身で雛見沢症候群の研究は、そのためのスケープゴートにされたに過ぎない。だからまだ終わっていない。
 どうでもいいと思いながら女の話を聞いていた鷹野は、研究の本当の目的が高野の研究を認めさせることと、あの論文を踏みにじった連中に復讐することなのではないかと聞かれて表情を変えた。もしそうなら、力を貸しあえる関係になれると言って差出した手を鷹野は迷わず取った。悪魔の囁きに違いないと思いながら。
 神はまた自分を試そうというんだなという鷹野の言い方が、神を敵対する者として見ているとしか思えない。女にも思惑があって鷹野を利用できると思ったから近づいた。それは鷹野にもわかっていたけど、研究が……いや、女が指摘した通り目的が果たせるならそんなことなど鷹野にはどうでも良かった。
 そして鷹野は更に暴走していくことになるんだろうね……。というか、圭一はまだ?

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at 23:59, 真神恵, ひぐらしのなく頃に

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CLANNAD 3話「涙のあとにもう一度」

 終わった世界の話は先へ進んでいるんだね。ガラクタを集めた身体に「僕」の魂が入り、二人は二人だけの世界でずっと仲良く暮らしていくということなんだろうか? しかし「僕」は記憶が淀んでいると言っていた。これはどういうことなんだろう? それにここでの話と朋也たちがどう関係するのかが不明のままだなぁ。考えられるとしたら、朋也が見ている夢なのかもしれない。「僕」が少女を求めていたと言っていたんだし、少女は渚に似ているし……。仮にそうだったとしても、朋也の性格からこんな夢を見るなんて想像できないんだけどね。

 朋也……渚の父と話すのにタメ口とは……。まぁ父の性格がああだからなのかもしれないけど。
 渚はやっぱり前回の雨に打たれたのが原因で寝込んでいたらしい(汗) しかし彼女の母によれば熱は微熱程度だという。念のために寝ているということだった。しかも朋也、母親の方には敬語を使っていた(笑) やはりタメ口なの父親の性格のせいだったか。
 パンが売れ残ると聞いて飛び出すというシーンは、今後も何回かあるのだろうか? その度に店は無人状態になるのに大丈夫なんだろうかと思ってしまった。朋也が一人取り残されているところへやってきた女性の声、なんて懐かしいんだろうと思ってしまった。皆口さんの声をアニメで聞いたのは随分久しぶりだ。

 今回出てきたあの女性キャラと、あの電気工事をしていたキャラ。ただのチョイ役に緑川さんが声を当てるなんて考えられないので、今後も出てくるキャラなのかなぁと思っていたら、彼の名前に春原が反応していた。しかし朋也はトラブルを引き寄せる体質なのだろうか(苦笑)
 電気工の彼は芳野祐介という名前らしい。伝説のMCにカリスマミュージシャンだったのが消息不明になっていて今は電気工……。何がどうなったらそうなるんだろう? 気のむくままな性格だったりして。
 この二人のキャラは今後物語にも関わってくるのかな?

 春原はまだ智代を付け狙っていたのか(苦笑) 彼女を男だと言い出した後の朋也のナレーションに吹いたけど、それが本人を目の前にして言っていたと知って更に笑ってしまった。また猫にそれを言っているし! この二人、いいなぁ。
 智代もよく付き合ってやっているなぁ。しかし今回は正当防衛にはならなかったのだけど、春原にはもう叩きのめしても問題ないと思ったのかもしれないね。この二人の対決(?)はまだまだ続きそうなので、それはそれで面白そうだ。次回の予告を見る限りでは何やらこちらの話がメインになりそうにも見えるし。

 朋也は本当に渚を放っておけないんだなぁ。窓から彼女を見つけて見ていると、渚も朋也に気づいた。そして少し迷うような素振りをしたあと、思いきって手を振っていた。その手を振ったら応えてくれるのかな、無視されたらどうしようと迷っている表情が細かくていいなぁ。
 結局朋也は彼女の傍にやってきた(笑) あの木陰はもう彼らの会う場所に決まっているみたいだねー。今はあんなに離れて座っているけど、今後それが縮まっていくのかなぁ。「一人で泣いてるくらいだったら俺を呼べよ」なんて告白しているようなもんじゃないの。そこで「暇だから」と言ってしまうのは、素直じゃないな(苦笑) こんなことを言うのは自分らしくないと考えているのかも。明らかに渚に好意を持っているのに、自分自身ではまだその気持ちに気づいていないという段階なんだろうな。

 ……ええと、あの彫刻好きの子は意味不明だ。取りあえず出してみたというようにしか見えないし。

 寝起きに朋也にからかわれている春原に大笑い。寝起きだから信じるってありえん(笑) そんなヌケているところが春原のいいところなんだろう。しかし朋也ってば智代を呼び捨てにしていたな……。

 学校にイノシシって(汗) しかも飼っているのが杏とは……。イノシシを虐めていた春原に飛び蹴りした彼女もまた凄いな……。ただ、春原が彼女の下着も見えたという発言をしたとき、杏は朋也を気にしていたな……。なるほど。そうなのか、彼女は最初から朋也が好きという設定なのか。個人的には前回のアレがあるので止めてくれと思うけど。

 渚は本当に団子大家族が大好きなんだなぁ。説明会の練習のために朋也が見学者として質問したことにしどろもどろだったのに、募集のちらしのイラストに関して即答した上に、団子大家族がいかに素晴らしいかを饒舌に話していた(笑) 一人っ子で両親と三人暮しの渚にとっては大家族というのは憧れる対象なんだろうね。う〜ん。でもそうなると、両親の祖父母との縁が希薄なのかなぁと思ってしまう……。
 朋也の励ましを受けて勇気づけられた渚が、説明会について話しながら歩いていると、貼っていたはずのちらしが外されていた。資料室でスピーチの本を探していたときに、朋也と渚に「いらっしゃいませ」と言い、朋也の注文に応えてコーヒーを入れていた宮沢有紀寧が外したのは生徒会だと教えていた。彼女は資料室の管理をしているそうだけど、まるで自室のようにコーヒーを入れていたな……。朋也が言っていた通り、彼らの学校にはユニークなキャラが多いなぁ。あ、学校だけでなく街にまで規模が広がっていた(笑) 渚の両親を始め、芳野にも出会っていたしね。

 話を戻して、生徒会に許可を取ってなかったからちらしを外されたと有紀寧に言われるまで、渚は外された理由が本当に判らなかったらしい(汗) えーっと、許可を得ていたものとばかり思っていたので、私としては渚と朋也の反応に逆に驚いた。そもそも、二人で部を再開させようとしていた時点で指摘していれば良かったな。だいたいこういうのって部員は最低でも5人で、顧問となるべき教師の許可ももらっていないといけないんじゃなかったっけ?
 さて、他にも貼っていたチラシも外されていると朋也が気づいたそのとき、校内放送で生徒会が渚を呼び出していた。……間違った方法を取ってしまったとはいえ、呼び出して虐めないでほしいなぁと少しどころかかなり心配(汗) 泣いてしまったらどうしよう!? 予告を見る限り、正式な手続きを踏んで活動再開という感じなので大丈夫だろうと思うけど。

at 23:13, 真神恵, CLANNAD

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機動戦士ガンダムOO 4話「対外折衝」

 今回参加した声優の数が30人! キャラが多いとその分割り振りが大変だろうなと思った。それと、クリスティナの服に驚いた。後ろがあんな風になっていたとは……。

 刹那は無表情だし無言なので何を考えているのか判らないなぁ(苦笑) イオリアの新聞記事を読んで何を思っていたのか……。しかし、音を消してTVを見ていたら、熱弁をふるっている中革連のエライ人が何を言っているのか判らないじゃないの。言っていることは判っているから聞く必要はないということなのかな? そういえば、この世界でも共通語は英語なのかな? でも……中革連のトップは中国人だから話している言語は中国語なのかな??

 未だに何度もOPを聞いているよ。やっぱりラルクはいい。

 ガンダムに抵抗できるMSは、この世界のどこにも存在しない。セルゲイはそう言っていた。今後はどうなるのかはともかく圧倒的な武力をソレスタルビーイングが所持しているのならそれを奪えという命令が下るのは当然だよね。ガンダムって、よく奪われているし。
 そして出てきたデコちゃん。ユニオンのグラハムたちはあくまで調査隊という名称なのに、こちらは強奪部隊が編成されていた。そしてセルゲイに面倒を見てもらいたいと司令官が言って紹介したのが彼女、ソーマだった。何でも彼女は超人機関の者だと言っていた。セルゲイはこの計画に関しては批判的のようで眉をひそめていた。
 思ったよりもいい声だ。初めて聞くけど落ち着いた声音でいい。そしてセルゲイが若すぎると言っていたけど、見た感じ14歳くらいか?
 超人機関か……。強化人間に最近ではエクステンデットというのがあったな。あれと同じか。それが生身の人間の身体を薬づけにして人間の能力を強化するものだったなら……また悲劇が起きるんだろうな。彼女は刹那とはまた違った意味で無表情な人間なので、感情を覚えたらどうなっていくのかが楽しみだ。そしてメインの誰かと関係するのならば、人格連出身のアレルヤなのかな? だって、刹那にはもうマリナ王女が関わってくるとOPで描かれているもの。ガンダムお約束展開には別のキャラを持ってくるとしか思えない。

 刹那の危険な妄想(汗) 予告で見たときは、目の前にミサイルが落ちてきても微動だにしないのは彼の性格を考えたら納得いくけど、あんな近くにいて彼に害が及ばないなんてありえないものね。平和に暮らしている人たちが一瞬にして命を奪われる。そんなシーンを何故想像したのだろう? そんな風にしないよう戦争を壊滅させようと改めて心に決めたのか? やはり無表情なので何を考えているのか読めない(汗)

 ユニオンに所属するタリビアがウニオン脱退を宣言していた。ソレスタルビーイングが現れたからこその宣言なのだろう。この決定にユニオンが武力行使をすればCBが追い払ってくれるということか。ムシのいい話だなぁ。リアルIRAのように完全凍結するのならいいけど、その逆を行うのならCBも思惑通りには動かないだろう。だってノリエガが予測していたのだから。

 今回は留美だけでなくアレハンドロもが他のキャラの台詞を聞いていたかのような台詞を言っていた。そして彼女たちはまるで会話をしているみたいだな。というか、彼らこそ超人なのではないかと思ってしまうよ(笑)

 刹那だけ何故日本に居住しているのだろうか? その内沙慈と同じ学校にでも行き出すのかな。そしてノリエガがミッションを開始するのでガンダムマイスターたちに連絡を取るように言っていたけど、刹那はあんなに大きなものをどこに隠しているのだ?
 隠していた場所は海底だった。本当にガンダムは何でもありなんだな。まぁ、空を飛べるのはキュリオだけのようだけど。

 操縦者に負担がかかっても構わないと言って教授にフラッグの改良を頼んでいたグラハムは、喜々として出撃していた(笑) また、ガンダム調査隊(仮)に新メンバーが二人加わっていて、彼らも楽しみだと言っていた。グラハムの要請を受けて来たと言っていたので、彼らはもともとグラハムの部下だったんだね。容姿だけだと特に思うことはないけど、彼らがどんな個性を持っているのか描かれるのが楽しみだな。カスタム版はグラハムだけなんだね。黒い機体というのがいいな。

 画面に映っていた軍人たちは、誰もがCBはユニオンと敵対すると思っていたようだった。各国の首脳部は動静を見守っている状態で、ユニオン大統領はどちらを選ぶのかと画面を見つめていた。CBの行動によって世界がどう動くのかが決まる。
 そしてガンダムの攻撃を受けたのはタリビアのMS部隊だった。ユニオンの先制攻撃かと言った一兵士は、ガンダムに攻撃されたことを理解できずに自分たちはまだ何もしていないと叫んでいた。
 そこへまたもや……もはや電波レベルの会話ではないだろうか。留美とアレハンドロがまたぞろ語り出した。イオリアは声明で武力幇助する国も武力介入の対象であると言ったと。
 現状で武力紛争が起きていないのなら、それを乱す行為は認められないということなんだろう。そして自分たちはタリビアと、その後同様の行動を起こそうとする国に対してそんな思惑には乗ってやらないと明確にノーを突きつけたワケだ。
 タリビアの大統領はCBが自国に攻撃をしかけたと報告を受けて額を押えていた。そしてユニオンの大統領に連絡をして、脱退宣言の撤回を申し出ていた。これを見て、刹那たちに殺されてしまった兵士たちのことを思ってしまった。彼らは祖国を守るために命令に従っていたというのに、あっさりと元の鞘に収まろうとした大統領を見て何と思うだろう。ユニオンの大統領にとってはCBの行動を試すことができたので、タリビア大統領には「お疲れさん!」くらいにしか思っていないかもしれない。と、毎回のんびりと話す大統領の姿を見て思ってしまった(苦笑)

 さて、作戦を終了したガンダムたちは予定通り安全圏まで撤退していた。しかしエクシアをグラハムが追いかけていた。スペックの2倍の早さで、パイロットにかかる負担は重力制御をしていても12Gかかるとビリーは説明していたっけ。……12Gってどれくらいの力なんだろう? グラハムは唸ってはいたけど表情には表していなかった。つまり、普段よりもちょっとたいへんなくらい? まぁ、少なくとも、パイロットの腕のみで考えたらグラハムの方が圧倒的に上なのかもしれないね。経験値高そうだし。少なくとも今の段階では同じ機体に乗っていたとしたら刹那は倒されてしまうかもしれない。

 今回マリナがようやく出てきた。眼鏡の女性の名はシーリンというんだね。彼女は王女に対する言葉遣いとはとても思えない。上から目線の話し方をしていた。彼女に解説して問題を出していたので教育係のようだね。でも、EDでも彼女の方が上に書いてあるし(苦笑) 名字を見てロッテンマイヤーに似ていると思ってしまった……。
 マリナの見た目から大人しそうな女性ではあるけど、シーリンの質問に即答できないところから、まだまだ勉強中の身のようだ。そしてマリナは王女だけど、この国は議会制だったのを王制に変更して彼女を担ぎ出したらしい。軌道エレベーターの建設に参加していないと言っていたので彼女の前途は多難だなぁ……。今までこの国を牛耳っていた者たちは化石燃料が枯渇するなんて思っていなかったのだろう。だから太陽光エネルギーと聞いても鼻で笑っていたのかもしれない。そのツケを王女一人に背負わすだなんてなぁ。もっとも、彼女が今までどんな人生を歩んでいたのか知らないので、完全に彼女の味方にはまだなれないけれど。

 ところで、メインキャラたちは決め台詞を持っているようだね。出撃するところはまぁいいとして、作戦開始のときのこと。

   刹那:目標を駆逐する
 アレルヤ:キュリオス、介入行動を開始する
ロックオン:デュナメス、目標を狙い撃つ


 今回出撃しなかったティエリアは何と言っていたっけ……。まぁいいか。来週からはようやくメインキャラにスポットを当てた話になるようなので楽しみだな。

 明日は京都に朝から出かけているので、もしかしたら「CLANNAD」の感想は書けないかも(汗) 早く帰ろうとは思っているけど、自宅からだと大阪より更に30分以上かかるのなら4時間ほどかかるからなぁ。どうなるやら。そうそう、今日は23時までには寝てしまわないと起きられるかどうかも怪しいな……。

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at 21:47, 真神恵, ガンダム

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金色のコルダ 9巻 感想


 前にも書いたのだけど、やっぱり絵がどんどんおかしくなっているように思えてならない。

 恋愛色がますます濃くなってきたような……。そういえばって、毎回書いていたかもしれないけど、このゲームは全然やっていないんだよね(汗) 最近出たのは「2」のアンコールだったっけ? あれも開封というか箱からも出していなかったような。いろいろダメダメだなぁ。

 ダブルデートの続きで日野、月森、土浦と、土浦の元カノが遊園地に行ってから楽器店に入っていたところがいいね。土浦が日野への気持ちを認めるところと、そのシーンで月森のカットが入っているところとか。
 コルダに関しては、上記した通りゲームをしていないのでカップリングに対するこだわりがない。仮にしていたとしても、こちらもどれも有な考えになっているかもしれないけど。そんな私だけど、同人誌でコルダを買うときって何故か月森×日野ばかりのような気がする(笑) 好きな絵柄の作家さんがたまたま土浦×日野だったというだけなのだけど、そのまま染まってしまいそうな気がしないでもない(苦笑)

 それはともかく、土浦は完全に日野が好きだと口にしていた。月森は恋愛によって音が変わるという話をしていたけど、自身がどうかということではないらしい。日野も気になる相手というのはまだいないようだよね。
 火原は日野への気持ちを持て余しているようで混乱しているのが見ていて初々しい。片想いで悶々としていて、それが演奏にも影響が出ているというのがらしくていい。結局、日野の言葉で復活したようだけど、本当にみんな、どんどん日野のことを好きになっていっているよなぁ。
 そういや月森も何だかんだ言いながら日野のことを気にしているよね。大コマでの日野の「好きだよ」には驚いたけど、後にヴァイオリンを弾くことがと続いていたので苦笑してしまった。あの瞬間、月森も「えっ!?」と思ったに違いない。
 志水は恋愛というよりも冬海と同じく懐いているというようにしか見えないなぁ。柚木は……彼の本性を知っているのが日野だけというので、その辺りから進みそうな気がする。

 この巻で進路に関しての話になっていたけど、家を継ぐというので柚木関連のイベントがありそうだ。同人誌で月森×日野に行きそうだと書いたけど、漫画版を読んでいると土浦ともいいなぁと思えてくる。コルダってどこまでするんだったっけ? もうすぐ終わってしまうんだろうか? どうなるのか楽しみだな。

at 23:59, 真神恵, 金色のコルダ

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ワンピース 325話「最凶の能力! エースを襲う黒ひげの闇」

 故郷の次はエース対黒ひげだね。しかし黒ひげを見て不思議なのは、あの身体をどうやったらあの細い脚で支えることができるのかということだなぁ。それと、将来はウソップと対決することになるんだろうか? あの狙撃手の腕は相当のものだったよね。漫画ならではの設定ではあるけれど。射程範囲にいると言っていたけど、これは彼のことを指して言っていたのかなぁ。
 賞金を手に入れるために意気揚々とルフィたちを捕えに行こうとしたところをエースが声をかけた。エースはようやく黒ひげを見つけたんだね。声優って本当にすごいなと思った瞬間だな。だって、エースの声には年寄り臭さが微塵も感じられないんだもの。技を言うときも気合いの入っている声だし。古川さんってもう相当の歳だと思うのに、いつまでも若々しい声でいいなぁ。

 それはともかく、黒ひげはエースが何のために自分の前に姿を現したのか、理由なんて知っているはずなのにそれでも仲間にならないか、なんて言っているなんてな(苦笑) エースの力を認めているからだろうけど、よくもまぁそんなことが言えたものだ。エースもいつになく真面目な顔をしているし。いや、今まではルフィの兄貴とか、本来の性格を描かれていただけで、確実に仕留めるつもりの敵と対峙するのはなかったということなんだろうね。
 エースにとって白ひげは唯一のボスで、彼を海賊王にするのが目的だったはずだよね。弟のルフィの誘いだって蹴るほどの。弟が大事なのと自分が仕える人間が大事なのとはまた別ものだということだね。そんなエースの気持ちを黒ひげは全然解っていないんだろうな。白ひげが強いから彼の海賊団にいるのだとしか思っていそうだ。自分の方が力が上なら、彼は自分につくと考えているのかな。しかし「白ひげの時代はもう終わりだ。海賊王には俺がなる! まず手始めにこの先のウォーターセブンにいる麦わらのルフィをブチ殺して、政府への手土産にする」なんて禁句のオンパレードじゃないか(苦笑)

 エースが敵対する意志を明確にすると途端に攻撃を仕掛ける黒ひげの一味。それを黒ひげは止めたけど、その止めたときの言葉が問題だな。
「オーガー、ハージュス! 勝手に手を出すんじゃねェよ! お前ェらじゃまだあの男には適わなねェ! 引っ込んでろ!」
 黒ひげは「まだ」と言っていた。それっていずれは二人もエースより強くなるようではないか。しかし、まだ適わないと部下に言っておきながら、黒ひげはエースの火拳をまともに喰らって苦しんでいた。
 エースの方が圧倒的だと思っていたのに、身体についた火が消えると黒ひげは笑い出した。そしてエースが自分の前に姿を現した理由も彼はちゃんと知っていた。仲間殺しは大罪だと知った上で何故犯行に及んだのか。黒ひげはその理由を話し始めた。
 彼が求めていた悪魔の実を仲間が手に入れたからそれを奪うために。そして白ひげの船に乗っていたのは悪魔の実を入手できる確率が一番高かったから。最初は慌てて仕方がなかったんだと言い訳めいて言っていたが、黒ひげはそれが理由で殺したのかと問うエースに「まぁ、はずみさ」とニヤリと笑って言い出した(汗) しかも自分がその悪魔の実を手に入れたことによって最強になれたのだと言った顔は凶悪なものだった。

 黒ひげが手に入れた悪魔の実「ヤミヤミの実」の能力は闇。ロギア系では最強で悪魔の実の歴史上最も凶悪だとされる実だという。黒ひげは自分が成り上がるための計画を練っているとかさっき言ってたっけ? そして図鑑でヤミヤミの実の存在を知ってからはそれを手に入れるために白ひげの船に乗り込んでいた。外見からはとてもそうとは思えないくらい計算高いキャラだったんだなぁ。そしてエースにそのことを告げるときは自分の方がエースより勝っていると思っているというのがハッキリと見て取れる表情だったな。
 闇は引力で、あらゆる物体を引き寄せることができるらしい。ただ攻撃を受け流すことはできないというマイナス面もある。しかし、黒ひげがそんなデメリットを抱えても欲しかった力とは、能力者の実体を引き寄せる能力だったらしい。能力が無効化されたら、後は本人の体力や肉体のみで戦わないといけなくなるものね。確かに能力者にとっては最凶の能力だ……。
 エースはとても強い。でも、それは悪魔の実の能力を身に付けているからというのもあるよね。敵意を持った相手にこれまでエースは触れられることがなかったから、拳で肉体的なダメージを与えられるなんてもう何年もなかった筈。引き寄せられたときにエースの帽子が彼から離れたというだけで不安を覚える。
 エースは確かに能力によって戦力は飛躍的に高くなったけど、彼だってDの名を持つ者だもの。簡単にやられることはないだろう。……て、黒ひげもDの名前を持っていたんだっけ?? Dって別に血族ではないんだね、と二人を見て思った。
 確かに最強の能力だと思うけど、エースが放った攻撃をまともに受けていたので、心臓を無くすような事態に陥ったらいくら黒ひげでも死ぬんじゃないかなぁ。結局、エースがどうなったのかは具体的には描かれていなかったので、不吉なナレーションが流れたとしても死んではないだろうと思う。だってあのペルでさえ生きていたんだもの。

 黒ひげに掴まれたら、その間能力者は力を行使できないと言っていた。それはロギア系だけでなく他の系統も例外ではないらしい。デメリットがあるのは承知の上で手に入れた実だから、黒ひげは力だけでなく肉体も打たれ強く、尚且つ攻撃力もあるらしい。そしてあの体格。確かに強いのかもしれない。
 しかし、相手が能力者ではなかった場合はどうなんだろう? エースに対して優位に立った言い方をしていたのを見ていたとき、私が真っ先に思ったのはシャンクスには彼の力は無意味だなということだった。しかも黒ひげって白ひげの船に「何十年」乗っていたと言っていたから、年齢は40代くらいになるんじゃない? だったら年齢の差でシャンクスが劣るなんてことはないはず。
 それにシャンクスだけでなく、ルフィに対しても黒ひげの力って効力あるのかな?? ルフィも打たれ強いし、能力が無効化されたとしても一撃必殺の技を身につけていたなら関係なくなるんじゃないかなぁ。ま、体格があんなに細いというのが唯一の心配ごとかな。

 珍しく満足できた回だった。それは当然絵が綺麗だったからだよね。どうして毎回このレベルを保てないのだろうか?

at 23:44, 真神恵, ONE PIECE

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CLANNAD 2話「最初の一歩」

 前回のラストは演劇部が復活したらやってみたい話だと渚は言っていた。しかし朋也は何故ああも驚いていたのだろうか? この街の願いが叶う場所に本当に連れて行ってほしかったのかな。
 夜に舞い散る桜の花びらが綺麗なアバンだった。

 また終わった世界とやらが出てきた。そこにたった一人で存在している少女は黙々と何かをしていた。ここでの絵がとても丁寧に描かれていたなぁと思った。
 どうやら少女が作っていたのは「僕」のための身体だったらしい。望めば良かったのだろうかと考える「僕」は戸惑っているように感じる。そしてそんな戸惑いに気づいたかのように少女はこちらへ来てと言うように「僕」に手を差し伸べた。次回、「僕」はその手を取っているのだろうか?
 それにしても、こちら側へ手を差し伸べようと手前に移動する少女の足があまり動いているように見えなかったのでちょっと薄気味悪いと思ってしまった(汗) いや、というか歩いてないのでは!?

 あれは誰かが見ている夢なのだろうか?

 登校中の朋也の後ろから、何と杏が原付きで飛び込んできた。痛いと言った後、あろうことか杏は朋也に向かって「ちょっと、気をつけてよ!」と文句を言っていた(汗) 一歩間違えたら朋也を死なせていたかもしれないのに、よくもまぁそんなことが言えたものだ。ゲームでならこれはイベントの一環なのだろうけど、印象最悪である。
 え? 免許を取ったのが先週で運転に慣れていないって? 朋也に「殺す気か!?」と怒鳴られた杏は、うっと一瞬つまったあと、次は笑ってそんなことを言い出した。免許を取って間がなくて運転が慣れていないと言うが、まぁそれはいいとしよう。だからって、普通は歩道で走らないぞ!? 明らかに朋也に近づくための行為で、接触したら業務上過失とは済まされないぞ? そこ、絶対解ってないだろう(汗)
 ついでに言うなら歩道自転車が走るのもアウトだ。自分が通るためにベルを鳴らして歩行者をどかせようとするなんて言語道断である。嘘だと思うなら道路交通法を調べたらいい。もちろん、自転車が走ってもいいと許可されている歩道なら通っても構わない。ただし、文字通り歩道は歩行者の道であるので、歩行者が優先だ。車道は危なくて走れないだって? だったら歩行者を危険な目に合わしてもいいというのか? 車道が危険なのは国と都道府県が自転車のことを考慮しない道路を作ったからだ。だから文句は国や都道府県に言うように!
 一応書いておくと自転車の通行が許可されている歩道で、高校生が歩行者の女性を転倒させて重症を負わせた事件があったらしい。人と接触する可能性があり特に周囲する必要があるにも関わらずそれを怠ったとして、1740万円の賠償が裁判所の判決で求められたそうだ。懲役刑だって課されることもあるので、許可されていない歩道を我が道のように自転車で走っていたら改めるように!

 だから杏の今回の行為はとても腹が立つ。全く反省していないどころか、原付きに傷があったら弁償などと言い出す彼女には殴ってやりたい衝動に駆られる。実際には殴らずに、学校が原付きでの登校を許可していないなら、迷わず訴えているだろう。真面目な優等生だと思われていたので(苦笑) 朋也が報告しなかったのは、脅されたからというよりもどうでも良かったからなんだろうね。ま、この短いシーンで色々思うことがあったけど、彼女の笑い方は好きだなぁ。

 一方、春原は朋也曰く「まともな時間」に登校していた。彼は智代に仕返しをするためにまともな時間に登校してきたらしい。しかし、結果は同じだろうね(笑)
 案の定、彼は前回よりもより強烈な反撃を受けてダストシュートに入れられてしまった……。528Hitsって(笑) これで彼はもう智代にいちゃもんは付けないだろうねー。しかし、あんな小さなダストシュートによく収まったものだ。……でも、よく見たら大きかった。ここの学校はゴミを焼却場に捨てに行かなくてもいいらしいね。
 去り際に言った智代の二人を見ていると懐かしい気がするというのは何を意味するんだろうか? OPでは彼女のカットで車椅子が出てきたけど、あれと関係があるのかな?

 画面がころころ変わるなぁ。今度は幽霊だって? 一眠りしようと入った図書室には裸足の少女が床に座っていた。ハサミでページを切り取ろうとした少女を慌てて朋也が止めたけど、どうも反応が普通ではないなぁ。そもそも図書室の本を切り抜こうとしている時点でおかしいか。
 椋が言うには図書室にいた少女は一ノ瀬ことみという名前らしい。どんな教科でも全国模試で10位以内にいるという天才少女で有名らしかった。しかしね、授業に出ないで勝手に勉強してもお咎めがないのだと椋は説明してくれたけど……あり得ないだろう(苦笑) ま、そういう設定なんだろうけど、全国模試で常にトップではないんだし。それに成績順位がどうだろうと、学校に入学したんだから授業には出ないといけないだろう。学費を親に出してもらっているのだから。それとも、教師の方が彼女に授業するのが嫌で放置しているのかな? 可能性としてはそちらの方が高そうだ。特別扱いという差別か。そんなことをするんだったら海外の大学にでも行かせたらいいじゃないの。国内ではスキップが無理だというのなら。
 まぁ、TVでは朋也の相手役ではないからいいけど。それにしても顔は可愛いのに声が可愛くないのが残念だね。

 さてさて、ようやく渚の登場だ。他の恋愛対象になるキャラの話を盛り込みつつ、渚メインの話にしていくんだろうけど、他の話をちょこちょこ入れてしまったら後々余裕がなくなるんじゃないだろうかと心配だ。2話まで見た時点では一番は渚で二番は智代がいいな。
 EDになっている「団子大家族」は作中で随分前にブームになった歌らしい。「団子三兄弟」のもじりなのかな?? 朋也が呆れているということは相当昔のものらしい。
 そして今度は「トンカツ!」と突然言っていた。あんぱんにハンバーグに今度はトンカツか。別に食べ物は毎回決まっているのではないらしい。自分を励ますときのおまじないで、頑張れたら好きなおかずを自分へのご褒美にしているらしい。そういや前回はハンバーグだったなぁ。つまり、古河家の食事は渚が作っていることで確定か?
 朋也は変ですよねと言う渚に変じゃないと言ってから、トンカツより団子大家族を買って帰ろうと言って立ち上がった。演劇部員募集のちらしを張り終えたらと約束していたけど、結局売ってなかったらしい。

 ちらし貼りの途中でまたもや新キャラが登場した。刃の欠けた彫刻刀で一生懸命に星の形に彫っていた。しかし朋也ってばどうしてそんなに近くにまで行くのだろうか(苦笑) 一生懸命すぎて女の子も全く気づいていないし。しかも大声を上げて逃げ出したと思ったら、朋也の質問に自分の作ったものが「大好きな……」と答えながらうっとりしてしまった。そうか。彫刻が好きだけど、すぐに怪我をしてしまうようなちょっと変な女の子なんだな(笑)
 刃が欠けているから研いだものを使えと朋也が言っても、彼女は「返してください」の一点張りだった。取られた彫刻刀も大事なものだとでも言うのだろうか? 後はこの子は意地っ張りのようだね。彫刻刀を預かると朋也は言っていたので、今度はそれを返すというイベントが発生してしまうんだね……。

 ちらしを貼っていたら今度は春原が寄ってきた。彼はまだ智代を倒そうと思っていたらしい(苦笑) 演劇部員募集のちらしを貼っている朋也に向かって、彼は部活という忌わしいものに興味を持つなんてと言っていた。今は二人とも部活をしていないけど、かつてはそれぞれ何処かに入っていたということなのかな?
 言われた朋也が春原を横目で睨みつけていた。そして春原が言うには、朋也は以前部活をする人間を吐き気がするほど嫌いだと思っていたらしい。彼にそう言っていたのは確かだろうに、言われた朋也は拳を握って震わせていた。これは過去に何かあったということなんだろうね……。本人にとっては辛いことが。関連することを言われることすら我慢ができないくらいなようだから。
 そこへ遠慮がちに渚が朋也を呼んでいた。あらら今の会話を聞かれてしまったんだね……。部活が嫌いなのかと心配そうな顔で尋ねる渚に、朋也は何でもない、つまらない話だと無理に笑顔を作って答えていた。
 そrてにしても渚って字が下手だなぁ。

 帰宅した朋也が売ってないからと三色団子に目を書き込んでいた(笑) 渚のためにそこまでするなんて、約束したからということなんだろうか。意外と義理堅いんだなぁ。演劇部復活のために協力するというレベルを超えているのではないだろうか?
 そこへ朋也の父親が部屋に入ってきた。懐かしいと言った彼は、朋也に目を書いた団子をどうするのかと尋ねていた。気づいたときの朋也の反応が大袈裟だと思ってしまった。そこまで離れるなんて。前回は父親を気遣う言葉をかけていたというのに、この親子には深い溝があるんだなぁ。もっとも、それは朋也が一方的に思っているだけなんだろうけど。
 少なくとも父親は自分にも手伝わせてくれと言い出したので、息子と近づこうとはしているみたいだ。しかし作業をしようと串を掴んだ父親に、朋也は渚との温かい時間を壊されると思ったのだろうか? 父親に向かって「触るな!」と怒鳴った。そして彼は父に不満をぶちまけた。

「いい加減にしてくれ!! なんだよその他人行儀な口のきき方は!? 俺はあんたの何なんだよ!?」

 そうして壁を叩き付けた息子に、父親は「朋也くん」と声をかけた。その瞬間、朋也は団子を入れた袋を掴んで家を飛び出してしまった……。う〜ん。何と言うか思春期だなぁとしか思えなかったな。他人行儀な口のきき方だと朋也は激昂していたけど、以前はどうだったのかな? あんな風に怒るということは、前は普通に話していたのかもしれないね。少なくとも「朋也くん」ではなく「朋也」と呼んでいた?
 悔しくて家を飛び出した朋也は、気が付くと渚の家まで来ていた。今の朋也にとって、一番安らげる場所は家ではなく渚と一緒にいる時間なんだね。

 団子大家族ですと喜ぶ渚。彼女がそんな反応をしてくれるだろうことは、朋也も解っていたんだろうね。そしてその喜ぶ顔が見たくて団子にせっせと目を書き入れていたんだろう。
 そして渚は今日ずっと落ち込んでいたと話始めた。学校で帚を持ったまま座り込んでいた彼女に朋也は声をかけたが、そのとき彼女はなんでもないと笑顔を作っていた。あのとき相当落ち込んでいたらしい。掃除時間にクラスの皆で掃除をしていたのに、気づいたら自分だけになっていたんだという。終了したと誰も言ってくれなかったということなのかな……。クラスに馴染んでいないというか、渚も積極的に話しかけようとはしていないんだろうね。不器用だから昔からからかわれることが多いと彼女は苦笑しながら朋也に話していたけど、高校生にもなってそんなことをする生徒っているのかと正直思ってしまった(汗) だとしたらとても幼いんだなぁ。
 しかし、今は朋也のおかげで元気になったと笑顔を見せていた。そんな彼女に朋也は自分の過去を話し始めた。朋也と春原はスポーツ推薦で入学したんだという。朋也はバスケで春原はサッカー。だからさっき星を彫っていた子に例えでバスケの話が出ていたのか。しかし今は二人とも部活なんてしていないし遊んでばかりだよね。事情があって入ってすぐに止めてしまったらしい。それは朋也だけ? それとも春原も?
 バスケは嫌いになったワケではないらしい。しかしボールにも随分触っていないと朋也は言う。部活特有の空気に慣れなかったのかと思えなくもない。だからなのか、渚は翌日の放課後に自分とバスケをしないかと尋ねていた。こう見えても運動神経はいいのだと言って。しかし朋也は戸惑っているようだった。渚がそんなことを提案するとは思ってもみなかっただろう。笑顔で「バスケ、やりましょう?」と尋ねる渚に、朋也は何も言えなくなっていたようだった。

 翌日は雨が降りそうな空模様だった。春原の住む寮に来ていた朋也は、春原の休もうという提案に同意したが、外が気になってしかたがないようだった。土曜だから休もうと春原が言ってからどれくらいが経ったのだろうか? 外は雨が激しく降っていた。
 もしかしたら渚が待っているのかもしれないと思ったのだろう。朋也は春原に傘を借りて学校に向かった。果たして予想通り渚は朋也を待っていた。傘も差さずにバスケットボールを持って。その姿を見つけた途端、朋也は傘を放り出して彼女に駆け寄り自分のジャケットを彼女の肩に被せた。
 授業が終わってから大分経っていただろうに、渚は怒りもせずに朋也が来たことを喜んでいた。雨が降っているんだから帰ればいいだろうと怒る朋也に、自分がいない間に朋也が来たら会えなくなると渚は答えた。自分が来る保証なんてないだろうと朋也は言うが、渚はでも来てくれたと笑顔だった。
 渚はいつも朋也に助けられていたから、せめて恩返しに一緒にバスケをしようと思ったと言っていた。朋也は雨の中で待っていたことに関してはそれ以上言わず、雨の中をどうするんだとぶっきらぼうに尋ねていた。ならシュートだけ見せて下さいと渚は朋也に頼んだ。バスケ部だった人のシュートを傍で見たことがない、自分とは違って下からシュートするのではなく、構えて格好良く打つんですよねと無邪気に言いながら。
 そんな渚の頼みに朋也は無言でボールを渡すように促した。しかし受け取ったときの朋也の表情がおかしい。単に嫌がっているのではなさそうなんだけど。そして渚が期待した通りに上に構えてシュートを放とうとした朋也だが、ボールが彼の手から落ちてしまった。
 力なく膝をついた朋也は、驚く渚に「右腕が上がらないんだ」と告白し始めた。俯いたその顔には自嘲の笑みが浮かんでいた。中学三年のときに父親と喧嘩して右肩を痛めてしまい、彼の右腕は肩から上に上がらないらしい。これがスポーツものだったら右が駄目なら左を使えという話になるんだなぁと「メジャー」を思い出してしまった(苦笑) 彼の父親が他人行儀な話し方になってしまったのはこのためなんだろうね。
 息を飲む渚に、朋也はもう自分はバスケができなんだと顔を上げて言った。その横顔は視聴者には見えなかったけど、渚にはどう見えたんだろうか? 自分が朋也の過去を抉ってしまい、言いたくもないことを言わせてしまったと優しい彼女は思ったに違いない。震えながら後ずさる彼女は、朋也に「ごめんなさい」と謝っていた。多分、心の中では謝っても許してもらえないと思っていたんだろうね。だから後ずさっていたんだろう。
 しかし朋也は後ずさる渚の様子がおかしいと気づいたのだろうか? 「古河!」と呼ぶが彼女は深い悔恨とともに自分は朋也を困らせてしまったと言いながら倒れてしまった。朋也が彼女を見つけたときから渚の顔は赤かった。そして前回彼女は自分は身体が弱いと言っていた。普通だったらただの風邪ですみそうだけど、あんな風に倒れてしまうということは、彼女の身体は相当弱ってしまったんだろうね。

 しかし予告では朋也と普通に話していたので、普通に風邪を引いただけなのかもしれない(汗)

at 23:02, 真神恵, CLANNAD

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ひぐらしのなく頃に解 16話 祭囃し編 其の参「終わりの始まり」

 今回もCパートがあったんだね(汗) いや、この祭囃し編は全てCパートがあるということなのかな?? 朝はそこまで見られなかったよ……。

 まだ昔の話だった。でも、これで今まで謎だったところが描かれるんだね。ダム戦争時にまで遡っていた。ダム賛成派はこんなにいたんだね。賛成派というよりは単に立ち退きに応じただけにしか見えないけど。暮らしが貧しい人は立ち退きによって得られるお金とか仕事の方が家族を養う人間には有り難いだろうから、その意見も納得できる。しかも先に手を出したのは反対派の方じゃないか。そりゃ反撃されても文句は言えないな。
 それにしても沙都子の父は鉄平と同じ声だったと思うのだけど、アニメでは違っていたんだねー。PS2版でその声で穏やかに話されても、鉄平の声の方を聞き慣れていたので違和感が拭えなかったなぁ(苦笑)

 ああ、これは羽入が見ていることだったんだ。前回、鷹野に宣戦布告した羽入は一人だけ随分昔に遡ってきたんだね。そして過去を見直して改めて戦う決意をするということなんだろうか?

 悟史を見たのは久しぶりだなぁ。これは沙都子が雛見沢症候群を発症……ではなくて再発と言っていたか。おまけにさっきまでダムの反対賛成と言ってた筈なのに、沙都子の両親はもう死んで今は伯母夫婦に預けられているのだという。再発したのは伯母との諍いなんだね。
 ここで鷹野が沙都子を資料扱いしていた。監督が不快そうな顔をしていた。まぁ、彼女はあくまで研究者だからなぁとここは特に何も思わなかった。……あ、一つだけ思ったことがあった。スカートが短すぎる!と(笑)
 そして悟史と監督は野球チームで買い出しに出ていたのかな。そこで監督は沙都子の様子を尋ねる悟史に、彼女が気になることを言っていたと話し始めた。……それ、全て伯母夫婦が沙都子に虐待していたことだったんだね。そして彼女がかぼちゃが嫌いになったのも、このときのことが原因だったのか……。
 一体誰がそんなことをと言う監督に、悟史は色んな人たちだと答えていた。……え? そうなの!? 嘘をつく必要性が感じられないのだけど……。どうして正直に話さなかったのだろうか? 見れば悟史の表情はやつれており、沙都子を庇って疲弊しているのがよくわかる。あまつさえ、沙都子をこのまま入院させてもらえないかと言い出した。ああ、彼もまた限界なんだね。
 そして監督は本当にいい人だ。表情からにじみ出ている。悟史にとって頼れる大人は監督しかいないんだろうなぁ。しかし悟史は沙都子が伯母と折り合いが悪いと言っていたが、そんな言葉で済むレベルではないのではないだろうか。上記の虐待ってどう考えても伯母夫婦がしていたことだし。監督が悟史を兄の鑑だと言うと、悟史は追い詰められた目をしてそんなんじゃないと言っていた。彼ってまだ中学生だったんだっけ。沙都子が虐待を受けてL5を発症するのも解るが、彼女を守ろうとする悟史にも相当のストレスがかかっている筈だよね。まだ発症しないのが不思議なくらいだ……。

皆辛くなっていく。皆……皆……。
それはあのときも、あのときも……僕が無力だったから……。


 そんな羽入のモノローグのあとは再びダム戦争真っただ中のようだった。監督宛に届いた封書は検査結果が入っていた。寄生虫感染症が間違いなく存在するという情報は集まっても、原因となる病原菌が発見できなくて研究はあまり進んでいないようだった。
 病原菌が見つからないのを、死んだネズミにノミが見つからないのと同じだと監督が例えると、それを聞いた鷹野は「生きている内に調べればいいということになりますかしら?」と言い出した(汗) ギョッとする監督に鷹野は何でもないことのように用意させると監督に告げた。生きている内に脳を調べるなんてという監督の表情がいい。また、対する鷹野が平然としているのも二人の違いが見られるし。しかし雇われ所長の監督が何を言っても無駄なんだろうね。

 ああ、そして始まってしまった。雛見沢連続殺人事件が。ダム工事の現場監督って山狗によって、富竹がいつも打たれていた注射を打たれてあのようになっていたのかなぁ。久しぶりに惨殺シーンを見てしまった(汗) それを見ていた羽入が「ごめんなさい」と謝り続けていた。
 現場監督を殺した作業員のリーダー格の男が行方不明だと言われていたけど、事実は鷹野によって生きたまま脳を調べるために攫われてしまったんだね。そして後々の殺人事件を起こしたりするのかな。

 今回意外なものが見られた。ちょっとだけとはいえ、大石の若い頃の姿を見られるとは。そしておやっさんの遺体に復讐を大石は誓っていた。ところで、この時点で彼はもう園崎家が黒幕だと思い込んでいたんだね。最初から間違っているのだから、彼が真実に気づけないのも無理はない。

 羽入が診療所で眠る沙都子の傍に佇んでいた。そして自分はただ見つめるだけと言ってあとは「ごめんなさい」と謝り続けていた。それに沙都子が気づいた。L5を発症しているから聞こえたんだろうね。そういう沙都子の頭を監督が撫でて、そして彼女が目を閉ざすシーンにはホッとする。沙都子は大人を信じないと悟史は言っていたけど、監督だけは違うのかなと思った。

 EDのクレジットを見て、普段だったら富竹なんて一番最初の画面に声の出演として名前を連ねることなんてないんだろうなぁとちょっと笑いそうになってしまった。そしてEDまでしっかり見る人はそこに梨花と魅音の名前を見て後で出てくると解ってしまうんだぁと、そういうネタばれも嫌だなと思ってしまった。まぁ、これは言っても仕方がないか(苦笑)

 一緒に買い物に行っても梨花だけがお駄賃に飴をよく貰う。あるとき梨花は沙都子にそれをあげようとしたが、沙都子はそれを貰ったのは梨花だから、自分が食べたら失礼だと寂しそうに笑って走っていった。……あれ? このときは一緒に暮らしてなかったのか?
 梨花は酷いことをしてしまったと魅音に打ち明けていた。そして、沙都子や悟史が大事な仲間であると魅音に確認していた。だったら仲間のために何かできないのかと尋ねた。そんな梨花の問いに魅音は答えを持っていなかったが、沙都子に味方が現れるのだとしたら、それは村のしがらみに囚われない人なんだろうと続けた。村のしがらみに囚われなくて沙都子の味方になる人。梨花にはそれが誰だか知っていたので、魅音にそんな人が外からやってくると言った。その人と共に村の悪弊を打ち破るのだと瞳に強い光を宿して梨花は圭一が来る未来を待っていた。

 黒幕が鷹野だと知った梨花はここにいる梨花だったのかな?? 圭一が雛見沢に来たときが本当の始まりで、それが全ての終わりになると梨花は思い、羽入に「そうでしょ?」と語りかけた。それを聞いた羽入は、これまで見せた悲しい顔ではなく、その顔は毅然としていた。

はい! 僕は頑張るのです。今度こそ。
信じるその力を持って。


 鷹野に宣戦布告をしたときから、羽入の戦う決意に迷いはないようだ。しかし、彼女が本気で鷹野に挑むということは、これが最後の戦いになるんだね。全身全霊で挑むであろう羽入に注目しようと思う。

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 以下、日記。
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at 23:59, 真神恵, ひぐらしのなく頃に

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機動戦士ガンダムOO 3話「変わる世界」

 どっかで聞いたことのあるタイトルだなー。まぁ、1話と2話がカタカナのタイトルだったので、全話そうなのかとうっかり思ってしまったよ(苦笑)

 グラハムの思考回路はおかしい。

「乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない」

 いや、彼に罪はないか。なんでアメリカ人(?)である彼が星占いに興味があるのだ? 彼は日本人女性なのか!? 日本人であっても男はこんな思考はしないだろうに。グラハムは気に入っていたのに、これで私の中ではキモいキャラに格下げしてしまった。もちろん、その直後にエクシアと遭遇できたのは光の粒子を出していなかったからとちゃんと言っていたからいいけど。冗談でもそういうことが口に出るような人種じゃあないだろうに(苦笑)
 まぁ、ネタを提供してやってるんだろうけどね! 実際、あるメルマガでは、早速メインの4人の本が出ていてげんなりしたけどね。もちろん名前の間に「×」の付く内容の本だよ(苦笑) キャラデザ自ら本を出していたら怖いなぁ。まぁ、女性ファン獲得のためにスタッフとして迎えたんだろうけど。

 手土産の破片の一つも貰っていくとグラハムがエクシアに接触したとき、刹那が「俺に触れるな!」とグラハムの機体を弾き返した。前回も「俺がガンダムだ」と言っていたけど、それは今は自分がガンダムのパイロットだと言っているんだろうと思った。しかし、今回は「触れるな」か……。機体に触られるのが嫌だというよりも、自身をガンダム本体のように言っているその言い方に違和感を覚える。ま、冷たく言うなら触れられたくないなら敵より強くなれとなるけどさ。
 グラハムはすぐに離されてしまったけど、機体に触れたのだから望んだ通り破片を手に入れられたんじゃないだろうか? それとも塗装だけなのかな?? ところで、グラハムはエクシアがビームサーベルを使ったことに驚いていた。うーん。ガンダムだったらあって当たり前な武器だと思うのだけど、この作品では実戦ではまだ使用されていないということなんだろうか? 彼はその名称を知っていたからね。

 ライフルを失ったので始末書ものだとグラハムは言っていた。まぁ、AEUの試作機を見に行くというのが今回の任務で、ガンダムが現れたら捕獲するようにとの命令は出てなかったものね。しかしビリ−は機体を損なってもお釣が来ると言っていた。そしてグラハムの機体に付いていたのは塗料だけだったらしい。あそこで引っ掻いていたら他にも手に入ったかもしれないのに残念だったねー。
 今度はエクシアのパイロットの話題になっていた。若いと言ったのでビリーが話したのかと尋ねたら「まさか」と返していた。MSの動きに感情が乗っていたと言っていたけど……君、機体に触れたじゃないか。少なくとも「俺に触れるな!」という刹那の言葉は聞いたはずなのではないのか? これもガンダムではお馴染みの……ええと、なんて言っていたかな。機体に接触することで会話するのを。そうすることで通話回線が違う敵とでも会話ができていたというのに。ガンダム世代であるスタッフがそれを知らない筈はないと思うんだけど、その設定は使わないということなんだろうか?

 声明を行った老人。イオリア・シュヘンベルグは21世紀後記に出現した稀代の発明王で、太陽光発電システム基礎理論の提唱者だという。いやぁ、顔を見て腹黒そうだと思っていたけどそうではないのかもしれないんだね(苦笑) 既に死んでいるキャラだとは思わなかったよ。いやいや、人を見かけで判断してはいけないよね(汗)
 確かに才能も資金もあるこの老人ならば、ソレスタルビーイングを創設することは可能だろう。しかし、どうして200年後になって動き出したのだろうか? 公の場には出たことがないとはいえ、それだけの有名人が声明で顔を出すことによって、CBが彼と関わりがあるというのは一ジャーナリストが気づくのだから各国が調べられない筈がない。本人は他界しており子孫もいないらしいので、家は途絶えていたとしても彼の遺志を継ぐ者がいたのは確か。だからこそCBが姿を現したのだものね。
 イオリアは太陽光発電システムの基礎理論提唱者だと言われていた。理論を現実にするためには膨大な費用がかかり、そしてそれをなし得るのは一国家では難しいことも予見していた筈だよね。つまり、このシステムの恩恵を受ける者とそうでない者が現れることも予想の範疇だったのかも。太陽ってのは全ての人に等しく降り注ぐもので、同様に誰もがシステムの恩恵を受けることができていたら何の問題はなかったのかもしれない。戦争ってのがエネルギーの争奪によって起きているのならそれはなくなる筈だものね。
 システムが完成して10年だったっけ? しかし戦争はなくならなかった。だから期を見てからそれでも戦争がなくならなかったら行動するようにイオリアが遺書として残したのかもしれない。……とはいえ、戦争というのがそんな単純に割り切れた理由で起こっているとは言えないんだけど。

 AEUの諜報機関本部長はCBが周到だと言っていたけど、CB側だってそんなことは解っているからこそ手を打っているんだろうし。まず始めるのがイオリアを洗い出して犯人探しをすることと、機体の情報を得ようとすることなんて子どもでも解るのだから。
 ああ、でもこのイオリアを利用しているだけだと考えられないこともないんだよね。公の場には姿を現したことがないなら、彼がどんな声をしているのかは不明だろうし。この最大の謎を解くのはいったい誰なのかが楽しみだな。CB側の幹部が語るのではなく、彼ら以外の人間が暴いてくれた方が面白くていい。そうなったらCBが危うくなるのかもしれないのだけど。可能性としてはあのジャーナリストか? マスコミは世間を踊らせるのではなく、踊らされたというオチにしてほしいなぁ。

 改めて見て思った。ティエリアの私服はピンクなんだ……。しかしその視線は冷たい。特に刹那に対してはあからさまだなぁ(苦笑) そしてアレルヤはいい身体をしている。まとめ役のロックオンは一番気苦労が絶えないお兄ちゃんだな(笑) 運ばれたミルクを見てロックオンを睨み付けるシーンは笑いを取るところだったのか? 16歳にミルクって(苦笑) からかっているのは見て明らかだけど、ロックオンの中では刹那は手のかかる子どもでしかないんだね。
 それにしてもアレルヤって口が軽いなぁ(汗) どこで誰が何を聞いているのかわからないのに。そもそも社外で機密事項を口にするなんて、普通の会社でもしてはいけないことだというのに。また、それを刹那にたしなめられてしまっているし……。
 ガンダムを宇宙に上げる方法も何だかなぁ。コロニー開発用の資材に紛れ込ませたと言っていたけど、重量が同じで搬入さえクリアしてしまえば後のチェックはないに等しいらしい。しかしそれは何ごともなく上がれたらという話に過ぎないだろう。軌道エレベーターって守り辛い構造だと前回説明していたばかりじゃないの……。もしもの時はどうするつもりだったのだろう? それも作戦行動の中にちゃんと含まれていたのかな。ティエリアは普通にシートに座っていたけど、もしもの場合はガンダムに乗り込んで何とかするつもりなのか?
 ティエリアは地上が嫌いだと言っていた。それは争いが耐えないから? しかしそれは宇宙に上がっても同じことではないだろうか? コロニー開発用の資材と言っていたから、宇宙にはコロニーもあるということなんだろうし。人間が住んでいる限り、その場所では争いなんてなくならないもの。
 他には太陽炉は4つしかなくて、プトレマイオスはガンダムからエネルギーを貰っているという情報が得られた。4つしかないと言っていたけど、5つ目、6つ目を開発はできないということなのか? 先ほどシステムが実用化されて10年経っても争いがなくならないから云々と書いたけど、それにプラスして武装が万全に整っていなかったというのもあったのかもしれないね。あ、もう一つ気になることができた。ガンダムやプトレマイオスを誰がデザインして製造したのかということだ。どうしてガンダムという名称にしたのか、というのも気になる。プトレマイオスってのは古代のエジプト王の名前だよね。だったらそれ系の名前を使っていそうなのに。

 ユニオンがグラハムならば人革連ではセルゲイが刹那たちに対する敵になるよね。OPのデコちゃんと共に4人の前に立ち塞がる敵となるんだろう。そのセルゲイがティエリアと入れ替わるように地上に下りてきた。ティエリアが地上が嫌いなのに対して、彼は重力が心地いいと言ってまるで対称的だ。
 本部へ戻る前にセイロン島に寄りたいというセルゲイは、自分の目で見たものしか信じないのだと言う。どうやら彼は叩き上げの軍人なのかもしれない。彼の顔にあの傷を付けたのが誰なのかが気になる。または、その傷こそが自分の目で見たものしか信じないという信条を作り上げる元となったことなのかもしれない。

 ユニオンの軍服がいい。ちなみにパイロットスーツはCBがいい。まぁ、単に青が好きだからなんだけどね。
 帰還したグラハムとビリーには「対ガンダム調査隊(仮)」に転属命令が下った。それにしてもあの二人のあれだけの身長差があったとは。これでグラハムは意中のガンダムを遠慮なく追い掛けることができるんだね(笑) ストーカーにならないようにと願いたいが、そういう部隊なのだから無理だろうな……。
 また、ビリ−が尋ねた技術主任になったというレイフ・エイフマン教授は機械工学の重鎮なのか? 上がそれだけ事態を重く見ていると答えていたものね。
 あれ? 廊下を歩いているときの二人の身長差がさっきよりも縮まってないか!? このときのビリーがこうなると予見していたのかという問いに答えたグラハムの回答がすごかった……。
「私もそこまで万能ではないよ」
 ええと、ではある程度までは万能だと思っているのかな? つまり、彼はこれまで失敗なんかしたことのないエリート軍人なのかもね。それが今後エクシアに負け続けてプライドをズタズタにされてしまうとか? この時点でエクシアに敵だからという以上の興味を示しているのだから、そうなったとしたら妄執といったレベルにまでとなってエクシアを追い詰めようとするのかもしれない……って、やっぱ彼の末路はストーカーなのか!?

 歴史の授業を受けている沙慈はつまらなさそうだ。まぁ、工学部に入ったのだからそれも無理はないか。私にとっては一番面白い教科なのにな。ただしカタカナばかりの世界史は苦手だけど(苦笑) ただでさえ固有名詞を覚えない私には、カタカナ表記の名前を覚えるのは難しかった……! あ、でも中国は別。やっぱり漢字はいい。
 不満を述べる沙慈に、ルイスが先生の言葉を言っていた。「これからの技術革新は、軌道エレベータの保持とスペースコロニーの開発が中心。各国との技術者の交流のためにも、歴史観を養う必要がある」これに沙慈が「理解はできるけど……」と言っていた。アスランの台詞を思い出したのは私だけじゃないだろう(笑) その後には「納得はできない」と続いたのかもね。
 そんな沙慈の不満にルイスはそのおかげで自分は留学できたのだと言っていた。ええと、人種の違う人間との交流ということか? でも、工学部だからと言うのは関係ないと思うけどなぁ。海外旅行をするならば、行き先の国の歴史は軽くてもいいから勉強するべきだと思う。日本人が海外で恥を晒しているのが我慢できないよ。ちょっとでも調べていたらそんなことは言えないだろうと思うことを平然と言っているし。そこで戦争が起こっていても自分は大丈夫と思い込んで行く以上に、戦争をしている事実も知らずに行くというんだから呆れてしまう。
 それしてもルイスの前髪がおかしい……。沙慈が漠然と考えている将来に自分はいるか、というルイスの問いに、彼は「漠然とね」と曖昧に答えていた。しかしその表情から見て考えていないのは明らかだ。ま、まだ17歳だし自分のことで手一杯だろうから、そこにルイスがいるとは考えられないんじゃないかなぁ。しかしそこは嘘でもいると答えれば彼女も怒らなかったのに(苦笑) まぁ、ここで嘘をつける人間だったならルイスは彼に好意を抱かなかったのかもしれないね。

 物語とは別にとても気になることがある。それはキャラクターたちの衣装だ。メインの4人とノリエガの私服姿が今回初めて描かれた。設定画にもある衣装だった。軍服やパイロットスーツはもちろん同じでないといけないが、もしかして4人とも着たきり雀なんだろうか? 3話までで同じ服を来ていなかったのは留美のみだ。紅龍もアレハンドロも沙慈もルイスも同じ服のままだ。もっとも、アレハンドロの場合は同じ服を何着も持っていると思えるけど。
 4人の服はずっとあのままなんだろうか? 沙慈も? ルイスも? ノリエガも? 着せ替えしてくれるのは留美のみ?? 一人変えるのなら、せめて女性キャラだけは同じように扱ってほしいなぁと思う。

 グラハムとセルゲイに語らせて、ユニオンと人革連が光る粒子に辿り着いたことが説明されていた。
 セイロン島に落されたパーツは構造上真新しい技術はないし、ミサイルに関しても独自開発ということで目立った成果はなかった。そうでなければ回収していた筈だものね。
 ビリ−が喜々として話していた。ガンダムの質量はフラッグの6倍もあるという。そしてグラハムはそれに機動性についても言及していた。それを実現させているのは光の粒子。機体制御に火器にも転用と……太陽炉は何でもありなのか?
 しかしセルゲイは叩いても埃は出ないと断言していた。見せていい技術は使い捨てていると言って。また、エイフマン教授も同じことを言ったのだろう。だからできればガンダムを捕獲したいと言っていた。仮にそこまでガンダムのどれかを追い込めたとしても自爆して証拠を残さないようにするんじゃないかなぁ……。でなければマイスターなんて称号を使わせていだろうし。

 留美は間もなく始まるサードミッションはモニターを三つで見るようにとアレハンドロに勧めていた。
 その一つは南アフリカ。ロックオンって本当に射撃の名手なんだね。相手のライフルのみ正確に狙っていたもの。弱いものイジメみたいで嫌だと言うロックオンの表情は本当に嫌そうだ。そして攻撃をされている方は、自分たちを嬲り殺そうとしているのだと恐怖していることだろうね(汗) ロックオンが早く武装解除しろと言って足元を狙って撃つと、彼らはようやく撤退してくれた。あのまま抵抗し続けたら殺すように命じられていたのかなぁ。

 ここから近いからと出撃しようとするグラハムを、エイフマン教授が止めていた。何故と問う彼に、教授は麻薬が心底嫌いだと言い、焼き払ってくれるならガンダムを指示したいとまで言っていた。アレルヤの任務は紛争の原因である麻薬を栽培している畑を焼き払うことだったんだね。こういうのならいつでもやると言うアレルヤは、今後人を殺すミッションが続くとどんどんおかしくなっていくのかもしれないなぁ。
 しかし、原因を焼き払ったとしてもそれしか生活する手段を持っていなかったとしたら、また別の場所で麻薬の栽培を始めるんじゃないだろうか? そうせざるを得なかった原因の方こそ取り除かなければいけないだろう。そしてそれは火器で焼き払うだけで解決できるものじゃないんだよね。それが生活の手段とはいえ、人を廃人にさせるようなものを焼き払う行為は悪くないと思うけど、どうせなら全ての麻薬を焼き払ってもらいたかったよ。紛争が起きてなかったら介入しないのは解っているけどさ。

 そしてエクシアは再びセイロン島に現れたらしい。そこでセルゲイは自分の目で確かめるために出撃すると言い出した。予告で刹那を圧倒していたように見えたけど、あれはセルゲイの駆る機体だったんだね。
 彼は少なくともグラハムよりは操縦技術は上かもしれない。不意を突いたのと戦闘態勢であるという違いと、その状態でセルゲイはエクシアの頭部をガッチリと掴んだのだもの。しかしここはガンダムの凄さを見せるためだから、ここで刹那が負ける筈がなかった……。そしてまた言ったよ。「俺に触れるな!」と。

 沙慈がどう物語と絡むのかと思っていたら、何と彼は刹那のお隣さんだったのか。そしてあのジャーナリストは彼の姉だった。なるほどね。しかし気の弱いキャラなのかと思ったけど、刹那の無愛想にムッとしていたので、いたって普通の青年のようだった。
 帰宅するなりルイスから電話が入った。ニュースを見るように促された彼が見たものは、アイルランドの紛争が終結したという報道だった。リアルIRAが武力によるテロ行為を完全凍結したと公式に発表したとニュースは伝えており、これがCBの行動による結果だと誰もが思うという終わり方だった。ルイスがレポートの課題をどうしようと暢気なことを言っていたのに対し、沙慈は「世界が変わった」と呆然とした表情で呟いていた。
 確かに作中ではアイルランド紛争が終結したのかもしれないけど、それはCBがいるからこそだよね。各国がCB探しに躍起となって、その尻尾でも捕まえたら? そして刹那たちを追い詰め全貌を明らかにしたら? 今後もリアルIRAのように武装解除する組織が現れるかもしれないけど、CBがそうなったとしたら再び世界は紛争が溢れるのではないだろうか? しかも以前よりも凄惨な状況になるに違いない。武装解除したって憎しみが消えなければいつまででも繰り返すって。何しろ400年も飽きもせずにテロ行為を繰り返してきたんだから。
 始めた以上は彼らは勝ち続けなければならない。しかし、それはとても難しいことだよね。今はいいよ。技術が圧倒的に勝っているのだから。しかし今後は?

 まぁ、目が離せなくなったのは確かだ(苦笑) そして次回からようやく第三勢力であるマリナ王女が動き出すんだね。今回ないがしろ状態だったAEUはどう動くのかな?
 ……そういや、コロニーはまだ開発段階で一つもできていなかったんだね。あれからEDの始まりが長めだった。何パターンくらいあるんだろう?
 Aパート終了直前に現れたキャラを最初は誰かと思っていたけど、髪の色をよく見たらアレハンドロの部下(?)も緑をしていたなぁ。でも名前は何というのだろう? 二人の主人が同席したので、アレハンドロたちもCBの人間であるのは確実となったね。

 さて、予告ではあのデコちゃんが出ていた。どうやら女の子だったらしい。後は声が誰なのかということかな。イメージ的に桑島法子さんだったらいいなぁと思う。



 以下、日記。
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at 19:48, 真神恵, ガンダム

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おおきく振りかぶって 25話「ひとつ勝って」

 ああ、とうとう終わってしまった……。しかし、最近のアニメは初回と最後をOPかEDのどちらかを変えているというのに、この作品は通常通りどちらも放送されていた。それが良かった。どちらもいい歌だものね。

 突然冬景色になったので驚いた。夏は始まったばかりなのに、何で冬に飛ぶんだと思ったら過去の話だった(汗) 中三の三学期だったのね。三橋が叶に高等部に行かないという話をしていたようだ。そりゃあ高等部に上がっても、野球部に入ったらあのメンバーが待っているのだもの。行きたくはないだろう。
 叶もそれが解っているから三星にとどまらないことについてはそれ以上言及しなかった。ただ、野球は止めるなと言っていた。あれは頼むというよりも懇願に近いのかも。叶は三橋の実力を知っていたから、このまま彼が野球を止めてしまうことに恐怖にも似た感情を持っていたんかもしれない。そして叶は言った。

「絶対野球部入れよ! お前が今までやってたのは違うんだよ! 今止めちゃ駄目だから!」

 叶にそう言われた三橋の肩が震えた。そして彼は涙を流していた。多分、人生のどん底にいて、部員たちの心無い言葉に傷付いていた三橋は、彼らの言う通り自分を嫌な奴だと思っていたのだろう。そんな自分に叶が必死になってそう言ってくれたのが嬉しかったに違いない。……そういや、物語の冒頭では叶って最初は三橋がいい投手だと言ってただけでそんなに印象がなかったというのに、練習試合をしてどういうキャラなのかがわかって、三星戦が終わってから彼が幼馴染みということが判明したし。実は三星と親しいキャラだったんだねー。
 お前がやっていたのは違う。叶のこの言葉を三橋はまだ理解できていないようだ。確かに、三橋が中学にしていたのは野球じゃないよね。言い古されている言葉だけど、野球は皆でするものだもの。投手一人が野球をして、外野が試合を放棄するなんてそんな野球部聞いたことがない。

 勉強をするために西浦の野球部員たちが三橋の部屋に入ったときに呆れていたけど、今見て彼の部屋がこういう部屋だったのだと思い出した。ああ、転がっているゴミやらペットボトルとかを片付けてしまいたい!
 あれ? そういや三橋って叶くんじゃなくて「修ちゃん」って名前呼びしているよ。
 阿部に「投げられないなら代わってくれ」と言われたことは、三橋に相当ダメージを与えたようだ。三橋以外の全員は阿部が本気で代わらせようと思っているとは思っていないと思うんだけどな。……って、沖は嫌だとか思っていたっけ(汗)

 タイトルを見て喜ぶ私はおかしいだろうか? 最終話ではなく「第25話」と書かれていたのが嬉しかったのだ。だって、そのまま26話って続編がありそうな気がしてしまうんだもの!

 三橋は試合後学校に出ていないらしい。阿部に呼び止められた泉の傍を、田島が走り抜けていた。そして「田島ー。阿部だぞー」と泉は田島に声をかけていた。……えっと、泉は田島と三橋のお守役なのか?と思ってしまった(笑)
 田島が駆け戻ってきた。あれが三橋だったら彼は迷わず突進していたんだろうなー。阿部がちょっと驚いていた(笑) 阿部は花井と昼休みに三橋の家に行くと言っていた。すると田島は自分も食いに行くと言っていた。田島の話しに阿部はついていけないらしい(苦笑) 阿部が怒ると三橋はすぐにビクビクしてしまうけど、田島の反応もこれはこれで阿部は苦労しそうだ。堪りかねた泉が経緯を説明してやっていた。
 それにしても野球をしていないときの田島は可愛いの一言に尽きる。泉は彼の天真爛漫なところにはもう慣れっこになっているだろうけど、阿部は彼が何を言っているのか理解するのにとても時間がかかりそうだ(苦笑)

 学校では球技大会だったのかな? 浜田ってバスケ上手いんだねー。しかし泉に怒鳴られていたところから、画面に見えなくなったときにシュートを投げなかったのかな?? しかし、田島たちと一緒に浜田の応援に来た筈の阿部は三橋のことを考えていた。クラスで何を話しているのかとか、田島がメールを送ったと聞けば返事は来たかと尋ねているし……。
 登校したら色んな人に褒めてもらって少しは自信を持つかなと思った直後、いつも通りキモくビクつくだけかと阿部は予測していた(笑) それが無性にムカつくと阿部は言う。田島とかとは普通に喋んのにと不満を言っていた。とかって、田島と泉と栄口のこと?? そりゃ、阿部はいつも三橋を怒っているからなぁ(苦笑) メールの返事がないと文句を言ったあとに、自分が「嫌われてる?」と考えたときに一人だけ色が付いた状態になっていたのには笑えた。

 三橋は本当に具合が悪いようだ。携帯が誰かからのメールを受信したのを見て、阿部だったらどうしようと青ざめていた(苦笑) 阿部のことは信じているが試合以外では彼は三橋にとって怖い存在なんだね。「投げられないなら代わってくれ」発言が尾を引いているようだし。メールは瑠里からで叶に試合のことを話したかという内容だった。自分で話すと返したらすぐにレスが来たらしく三橋は早いと飛び起きていた(苦笑)
 しかし携帯の画面を見るとそこには阿部の名前があった。それを見たあとの三橋のリアクションがおかしすぎるよ! さっきのメールも返していないし……って、すぐに返さないといけない内容だったのか? 本気で怖がっているし……。メールの内容は昼に花井と自分も行くだった。あの怯え方がおかしすぎるよ。
 そてにしても一つ気になったのが、送信者の名前だ。ルリ、お母さん、田島くんなのに、阿部は「阿部隆也」なんだね。何故フルネームの呼び捨てなんだ? 阿部が三橋の携帯に自分で登録したのか??

 この完全なすれ違いの溝は埋まるんだろうか?(笑)

 逃げようと思った途端にチャイムが鳴った。出迎えた三橋を見て阿部は具合が悪そうだと言っていたけど、逃げようとしたのを知ったら怒るんだろうなぁ。そんな具合の悪そうな三橋に追い討ちをかけたのが田島の期末返ってきたという言葉だった。そうか、全然できなかったんだね(苦笑) フラッと倒れそうになった三橋に一番驚いていたのが花井だった。
 戻ったら体重を量るように言われていたのにしていなかった三橋を阿部は怒鳴り付けていた。それを見ている泉が阿部が威張っているという感想を持っていた。田島が右手を痛めていると知って心配そうに話し掛ける三橋は普通なのに、阿部が話し掛けるとまたもやしどろもどろだった。……さすがに阿部も傷付くんじゃないか? いや、全部自業自得なんだけどさ。
 体重が50kg。3kgも減ったと怒鳴り付ける阿部にパニックになっている三橋の傍をうるさいという顔ですぐに離れた泉に笑えた。そして怒鳴っていた阿部は、自分でそうやって怒鳴っているから嫌われているのかと思ってしまった(苦笑) そう思ったときのカットがまたおかしい。また考え始めた阿部を見た泉が元の場所に戻っていたのも。

 何だ? 最後の最後で阿部が三橋と仲良くしようとする話なのか? しかしそんな阿部の努力も三橋には全く通じなかった!(笑) いつもと違う話題を話すと何か怒られるような原因があるとパニックになっている三橋を見て、声に出して笑ってしまったよ〜。
 そんな二人のやり取りなんてもう慣れっこになっているのだろう。泉と田島は完全に無視していた(笑) 皿を取るように頼まれた三橋が阿部の前から移動すると、阿部が拳を握って言った。
「あいつ見てっと、たまにぶん殴りたくなるのは俺だけ!?」
 それに花井が同意を示していた。しかし拳を握りしめて頭には怒っているマークを浮かべているだけでなく、阿部の顔には縦線が入っているし目には涙まで浮かべているよ(苦笑) ぶん殴りたくなるのを我慢しての顔なのか? しかし阿部は三橋が誰かを嫌うことが全然ないから、そこが解っていると何とか耐えられると自分を落ち着かせていた。
 本当に泉と田島と一緒だと楽しそうなのに、そこに花井や阿部が加わろうとすると三橋は途端に緊張してしまうんだねー。

 食べる前のメンタルトレーニングってずっとしているんだね。食べないでキャプテンの花井が言うのをジッと見て待っている皆が可愛いよ。ここでは泉の顔が一番可愛かった(笑) 食べている最中は三橋と田島だな。息もピッタリだ。本当に美味しそうに食べるなぁ。しかしいただきますを言う前に、花井は何故「くそう!」と言っていたのだ? 恥ずかしいから!?

 三橋は心の中では雄弁だなぁ。何かを言いかけて阿部と目が合うとそらしてしまうし。しかもその態度に阿部がまた怒ってたし(苦笑) 泉が先を促さなかったらいつまでたっても何も言わなかったんだろうね。で、俯いたままの三橋を阿部が睨んでいた。予告でのカットはこれだったんだねー。それを見て花井が「下向いた奴を睨んでんなよ」と嗜めていた。
 それにしても育ち盛りの男の子はよく食べるなぁ。あれだけの量のお弁当を食べても足りないなんて。花井もカレーをもらうと言って立ち上がった。そして試合の最後の方で、あの名シーンで花井がどんな気持ちで三橋に怒鳴っていたのかと言っていた。
 あんなのは当たり前のことだ。と花井は言っていた。だからいちいち特別なことのようにビックリしていた三橋を見てすごくムカつくと表情を変えていた。それだけでなく、他にも色々細かくムカつくらしい(汗) 花井がそんなことを考えたと知ったら三橋は泣いてしまうだろうなぁ。そしてそんな三橋を見たとして、阿部と花井はまたムカついてしまうんだ(苦笑) 中学で会っていたら花井はイジメ側に入っていたとまで言っていたし(汗)

 唐突に話題が変わった。言い出したのはもちろん田島。彼は本当に思いつくままだものね。しかもその唐突な質問に三橋が答えようとしているのを見て阿部が彼に注目していた。
 何故西浦にしたのかという問いに「お母さんの学校だから、だよ?」と答えていた。しかし阿部には三橋の答えが理解できなかったらしい。二人の会話を聞いて何とか理解しようとしている阿部の姿がいじらしい(笑)
 三星以外なら西浦だったらいいと親に許可されたからと言っていたけど、三橋の評定は「×」だったそうで、すっごい勉強をしたと言っていた。そんな三橋に田島を除いた三人が、三橋がよほど三星に行きたくなかったんだなと神妙な顔をしていた(笑) 三橋がすっごい勉強をしたと聞いて泉は涙まで浮かべていたし。
 田島が西浦に来たのは近いからという理由だった。しかし阿部が聞いたことは私も思っていたことだったので、最後に答えがわかって良かったよ。しかもいつも明るい田島が、曾祖父が病院に行ったときに田島が一人だけ放っておかれたとき、膝を抱えていた姿が印象に残った。電話の前でハムスターの籠を置いていたのが田島の寂しい気持ちを表しているようで抱きしめてあげたくなったよ。犬は彼が寂しいのを感じ取って傍にいてくれたんだろうね。
 花井は学校のレベルと通いやすさで、泉と阿部はそれプラスグランドで決めたと言っていた。リアルタイムで見たときはブランドと聞き間違えてしまって、何故ブランドなんだと真剣に考えてしまった(苦笑) 栄口が緊張すると下痢をするというのは受験の日に知ったことで、それまでは同じシニアにいても阿部は彼と話したことがなかったらしい。

 そこへTVニュースで三橋の名前が呼ばれていた。確かにこういうときっていつも投手の甘えが呼ばれるんだよねぇ。それを聞いて自分は「打たれたのにたまたまTVで名前を言われたすげー嫌な奴」と青ざめながら考えていた。皆の楽しそうな会話に嬉しそうな顔をしていたというのに、一気に青ざめていた。皆が自分を怒りに来たのだからと震えていた。
 ここで阿部が自分もカレーをもらおうと言って立ち上がったけど、田島が三橋の異変に気づいたのが良かった。しかし彼はどうしたのかと聞くのではなく、泣き始めた三橋を「お、泣いた」と言って顔を覗き込んでいた(苦笑) その後で聞いていたけど。
 泣くと余計にウザがられる。言われる前に謝ろうと決めて謝罪した三橋に花井たちは理解できなかった。試合後に先に帰ったことなのかとさえも言っているし。彼らの疑問に三橋は阿部に代われと言われたのに代わらなかったから……と言おうとして、当の阿部に「あれは嘘だよ」と言われていた。嘘だと言われて三橋はまた泣いていた。青ざめてはいたけどあれは嬉し泣きだったのか?

 田島が病院に行くからマッサージを受けるなら一緒に行くかと聞かれ、三橋は「行く!」と即答していた。こういうことも彼は初めてだったんだろうなぁ。そこへ泉が反省会のノートのコピーを手渡していた。総評のところを見てみろと言われて開いたその用紙には、部員たち全員が桐青戦について思ったことが書き残されていた。

泉 :三橋はよく投げた
栄口:投手はよく頑張ってくれた
巣山:三橋は途中崩れかけたのによくもった
西広:野球のことをたくさん学べた。三橋を始め皆すごかった
田島:三橋は始めから飛ばしていたのに、根性で投げたからいい投手
花井:勝ちは投手の踏ん張りが大きい。五番としてもっと得点に絡みたかった
沖 :マウンドから逃げない三橋を中心にチームがまとまった
水谷:桐青を4点に抑えられたのはすごい
阿部:ギリギリの試合はもう止めたい

 9人の内7人までもが三橋についてコメントしていたのが良かった。その賛辞に三橋が赤くなっていると、泉は「昨日の試合だったらこんなの普通だぞ」と言った。誰も特別いい人ではなく普通なのだと。そうだよねぇ。三橋は自分に優しくしてくれる人は皆「いい人」だと思っていたものね。それだけ中学の頃の傷が大きいからなのだけど。
 花井の「俺たちは普通だよ。普通に野球をやっているだけ」という言葉に、三橋は三星を去る前に叶が言っていた「お前がやってるのは違うんだ! ここで止めちゃ駄目だから!」という言葉を思い出していた。冒頭で見たときはそうではなかったのに、ここでの叶は泣きそうな顔をしていた。野球の本当の面白さを何とか三橋に伝えようとしていたんだね。

 こんなに嬉しいのが普通なのか。

 また明日。皆が帰ったあと、叶が言っていたことをようやく理解できた三橋は、彼と話したいと思っていた。皆の事を話したいと携帯を手にしたとき、その叶からメールが来た。彼の高校も無事勝ったそうだ。「勝ったぞ」という短い文面を見て三橋は再び泣いていた。そして少し長いメールを叶に返信していた。

俺も、勝ったよ。
俺も皆で勝ったよ。
野球やってて良かった。
修ちゃん、ありがとう!


 すぐに返ってきたメールを読んで、叶は怒ったように「何だよ修ちゃんって!?」と携帯に向かって文句を言っていた。しかし、お昼休憩が終わったと畠が呼ばれてグラウンドに向かう叶の顔は、とても嬉しそうな笑顔になっていた。あんな顔を見たのは初めてだなぁ。畠も呆気に取られていた(苦笑) 名前呼びされた叶は、子どもの頃に戻ったみたいだと言って、彼もまた三橋を廉と呼びかけていた。

 ああ、感無量。本当に最終話とは思えない、次からは別の高校との試合が始まるんじゃないかと思ってしまうような終わり方だった。しかし、予告がなかったので本当にこれで終わりなんだね……。でもね、こんなにいい作品がこのまま終わるなんて勿体ないと思う。原作が追いつかれないくらいにまで先に進んだなら、是非とも続編を期待したいな。ただし、キャストは言うに及ばず、スタッフも全く同じ人たちの制作で。しかし、今放送されている作品で見かけるので、仮に叶うとしてもかなり先の話なのかもしれない。DVDの売れ行きはどうなのかなぁ。売れ行きによって続編が決まると聞いたし。

 この作品がこんなに面白いのは、やっぱり試合中の心理描写が細かいからなんだろうなぁ。作り方も上手かったと思うし。聞くところによると、効果音は実際の高校球児たちが打ったり捕ったりした音を拾って使われていたという。そこまでこだわったのが嬉しい。
 ああ、毎回毎回「いい」と書いてしまったために最後の最後で書くことが見つからないよ。この面白さはやっぱり見てもらわないことには伝わらないだろうな。
 それと音楽も良かった、OPとEDの4曲がどれもいいなんて作品はそうそうないと思うんだよね。どれか1曲は好きになれないものがあったと思うし。サントラに関しては単体記事で思いきり書いたので言うことはもうないけど(苦笑)
 それから声優たちの演技が素晴らしかった! 中村さんも、この作品で阿部を演じるまでは知らなかった。新番組でこの人の名前をよく見かけるけど、それはやっぱり「おお振り」効果だったらしい。出演した作品と役を見たけど、知らないものばかりというかメインで演じたのって阿部しかなかったものなぁ。知らない筈だ。あとは私市さんの渾身の演技だね。また、これは友人Kに言われたことなのだけど、桐青の高瀬と河合を演じていた二人は、演技ではなく本当に泣いていたんじゃないかということだ。そうなのかな? DVDに映像特典としてインタビューがあったらいいのになぁ。

 先ほどチャットでも書き込んだのだけど、色んなアニメをこれまで見てきたけど、この作品は5本の指に入るくらい上位に入るという、最高だと思える作品だったと思う。本当に続編が放送されたらいいなと思う。

 来週から同じ時間に「コードギアス」の再放送が始まるそうだ。それはいいのだけど、結構容赦なく人を殺しているシーンがあるのに、それを夕方に流しても大丈夫なのだろうか? それとちょっと期待するのは、この放送が終わる頃の春に続編が始まるという流れになるのだろうか?

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