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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST DVD 9巻 特典感想

JUGEMテーマ:鋼の錬金術師

 本編の感想、書いていなかったことに対しては最近は特に残念に思っていたりする。DVDは買っているものの、開封して見ていたのは最初の頃だけなんだよねぇ。でも、今回は「師匠物語」が新作アニメで見られるとのことで、ようやく見ることができた。本当は最初は「テイルズオブヴェスペリア」見ようと思っていたんだけど時間が取れなかった(苦笑)

 本編にはさすがに入れられないだろうなと思っていたので、こうやって映像特典として見られたのは嬉しい。そういや、最初の巻では「盲目の錬金術師」ってのもあったよね。こういう特典は嬉しい。もっと言うならコメンタリーにしてくれると良かったのだけど。

 時間は15分程度だった。チャプター見たとき、アバン、Aパート、Bパートとあったので、30分あるのかと思ってしまったけど、ボリューム考えたらあれで30分持たせるのは無理だよねぇ(苦笑)
 アバンは、雪山を歩いている師匠の姿から。「ヤバい! 死にそう!」に笑った。死にそうに見えないから余計に。あ、あと、オープニングもあったんだけど、これがまた大河ドラマ風でそれでまた笑った。
 本編で、小さかったエドとアルに過酷なサバイバルを体験させていた師匠は、自分も若い頃に同じことをやったのだと話していた。そのときの話がこの特典映像。
 しかし彼女は最初から強かった。もともと高名な錬金術師に弟子入りするために、一カ月を雪山で過ごすように命じられて始めたのだけど、その錬金術師は御歳89歳という高齢の爺さんだった。その時点で、本気であのサバイバルを言っているのかと思っていたのだけど、耳が遠いだけでまだまだしっかりしてそうな人だった。

 最初はやる気なさそうな感じで、早々に諦めて死を覚悟した彼女も、自分で18歳で死ぬというところに「まだ恋もしていないのに!」と一気に復活していた(笑) こういう危機的状況でも女の人って強いよなぁとか思ってしまった(笑)
 エドたちが体得した「一は全、全は一」というのを師匠もこのときに知ったようで、一カ月後、熊を背負った彼女は山を降りた。しかし、師匠が弟子入りしたかった高名な錬金術師は既にこの世にはおらず、雪山に行くように命じた爺さんはただの格闘家だった。この後の師匠と、爺さんとお店の人たちの顔が笑えた。それにしても師匠、年寄りなのに容赦ないなー(笑)

 で、師匠が過ごしたこの一カ月間のことを、後々オリヴィエの口から話されるんだねェ。

 そこで終わってしまったので、あれと思っていたら、Bパートが始まった。つまり、シグとの出会いが。ベタな出会いが。ただ、笑えるのが「熊、落としましたよ」とアイテムが普通でなかったこと! そしていまどきどの恋愛漫画にもないような出会いをし、熊を渡してもらったときに手が触れただけでズキューン!と恋に落ちてしまったシーンに大笑い! 本当にズキューンって効果音していたよ!
 これは本当に面白かった。本編がシリアスですごく重い展開になっているだけに、この映像特典は満足のいくものだった。

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at 23:48, 真神恵, 鋼の錬金術師

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薄桜鬼 8話「あさきゆめみし」

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 特に進展もなく、息抜きという感じの回だった。

 今回の見どころは、やはり千鶴の芸者姿になるのだろうか。赤い着物に化粧して、伏し目がちに登場したときの隊士たち、特に藤堂の反応に笑った。普段の姿もあれはあれでいいと思うけどなー。
 というか、お座敷で君菊と土方が美男美女で物語の絵のようだと思った後で、自分を比べていたようだけど、女盛りの君菊と、まだ蕾の自分を比べることはないのになと思った。この頃の適齢期って15、16歳かもしれないけどね。そういえば、君菊は何歳なんだろう? 見た目20代前半に見えるのだけど、まさか10代ではないよね? 千姫は千鶴と同じ歳だと言っていたっけ?

 うーん、進展がないので何を書けばいいのやら。私は隊士服を着た姿が好きなので、今回はそれが少なかったのが残念かな。原田たちもやる気が出ないと言っていた制札の守りの任で、浪士たちとちょっとした騒動があったくらいか……。でもまぁ、この時に隊士の一人が背後からやられて、原田が槍を投げたら顔を隠していた頭巾が取れて相手の正体を見て原田が驚愕していた。振り返ったその顔は、千鶴にそっくりだったから。千鶴にそっくりで、女物の着物を着ている、となると南雲薫しかいないじゃない。でも、顔を合わせたのは千鶴と藤堂と沖田だったっけ? だから原田が間違えてしまうのも無理はないか。
 ま、それで何人かは捕えたので制札を守った報奨金を原田が貰い、そのお金で幹部たちが飲みに行ったという流れとなる。任務中に起きたことを話して言い淀む原田だったけど、千鶴にアリバイを聞いていた。当然千鶴は夜に外出していることもなく、あれは誰なんだということになる。
 しかし沖田や藤堂は薫と出会っているので、それで千鶴ではないと判明するのだけど、そこに斎藤が女物の着物を千鶴に着せてみればいいと言いだして、上記のこととなる。このときの君菊が心得ていると妙に乗り気だったのには笑えた。

 他には前半で、元気のない千鶴を心配して原田がある店で彼らを見つけてお礼を言いに来た千姫に、彼女と会ってもらうよう頼んで団子屋で千鶴と千姫が女の子同士の語らいをするところだろうか。京都に出てから千鶴が同性のキャラと話すのは初めてではないだろうか? ま、普通の会話をしているように見えて、千姫はしっかり千鶴に探りを入れていたね。小太刀も見ていたし。でも、自分に千鶴と会うように言ったのが原田だと暴露するところは好感が持てるな。口止めされていたんだけど言っちゃった、というところの千姫は良かった。また、この後千鶴がお礼を言うと照れていた原田も。
 と打ちながら今気付いたのだけど、千鶴も千姫も名前に「千」という文字が付くんだね。意味のあることなんだろか?

 他には、公式サイトで見たスチルがあったなー。朝食に遅れている藤堂を起こしに行ってくれないかと頼まれて彼の部屋へ行けば、布団を抱いてまだ寝ていた藤堂の姿が。
 ゲームであったんだろうなというイベントでは、お風呂に入って外で髪を乾かしている沖田を、千鶴が叱りつけて手ぬぐいで彼の髪を拭いてやっているところとか。ここでの千鶴はいつもと違って強引だったなー。ずっと控えめなキャラで通すのかと思っていたのだけど、それだけ彼女がここの人たちと打ち解けている、ということなんだろうか?
 門限を越えて帰ってきた永倉、藤堂と後は原田だったかな。それを待ち構えていた土方とひと悶着あったね。飲みに行っていて時間を忘れてしまったらしい。しかし新撰組には局中法度という厳しい決まりごとの数々があって、それで規律を守っていたんだよね。それが組長が破ってどうする、ってな感じだった。しかし、伊東たちが参入してから、古参組への締め付けが厳しくなっていてそれへの不満を率直に言うと、土方はあっさりと永倉に謝罪していた。外聞もあって、より厳しくしてしまっていたそうだ。古参の者には厳しくなったと不平を言われ、新参者には古参の方が待遇がいいのではないかと不平を言われ……。中間管理職の悲哀か(苦笑)

 皆の視線に耐えられずに部屋を出た後、そこにいた土方との語らいのシーンでの千鶴がとても綺麗に描かれていたと思う。ただ、こんな風に落ち着いてじっくりと二人が話すシーンなんて、久しぶり、というよりこれも初めてのような……?
 あと、驚いたのが外に風間たちがそこにいたのを見て君菊が驚いたこと。京に戻っているということではなくて、仲間ではなさそうに見えたことに驚いた。京に戻っていたことを知らないということは連絡を取り合っているのではないってことだものね。しかもそれを君菊は千姫に伝えに行っていたし。
 予想通り千姫たちも鬼の一族で、姫というからには彼女は鬼の一族のお姫さんでトップということかな。なのに風間たちの動きを知らないとなると、鬼も一枚岩ではないということか。そもそも彼らは何をしようとしているんだろう? 薩摩には恩義があるから行動を共にしていると言っていたし、人間と共存していそうに見えるのだけど……。

 2クール以上だったらこういう息抜きの話をもっと描けるのだろうけど、もう折り返し過ぎたので後はシリアス路線でラストまで進むんだろうなー。

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at 23:33, 真神恵, 薄桜鬼

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会長はメイド様! 8話「雅ヶ丘学園生徒会長登場」

JUGEMテーマ:会長はメイド様!

 誰が声をあてるのかなぁと思っていたら鈴村さんだった。うーん。碓井役の岡本さんと声質が似ていると思うので、他の人の方がいいんじゃないかと最初は思ってしまった。あ、でも関西弁で話すキャラなので、誰にでもできるとは言えないか。関西弁を話すキャラなら、関西弁を話せる声優がいいもの。鈴村さん自身はあまり話せないと言っているようだけど、見た限りではおかしくはなかったので大丈夫だと思う。そういや、前回の鮎沢塾のあの5人の声も鈴村さんだったな……。

 この話はタイトル通り虎が出てきたというものだったけど、美咲が男子生徒に受け入れてもらえた、というシーンもあったのが良かったと思う。ま、碓井が全国大会4位の相手とのチェス勝負を余裕で勝ったというのは、碓井だからな、との一言で済むので特に何も思えなかったりして(笑)

 他には、前からお店のポスターにあった「男装デー」が開催されてその日が男子禁制ということで3バカの出番が少なかったな。思えば彼らの扱いはアニメでも当然ぞんざいなのだけど(笑)、皆勤賞だったりするんだよね。このまま全話通して出番があれば、扱いは意外に悪くなかったと言えるのではないかな。

 男装デーとなれば美咲にとっては嬉しいイベントの日だったのは明らかで、本当に水を得た魚のようだった。ただ、モノローグがないところもあって、そこは入れてほしかったかなと思う。女性客がスタッフと延々と喋っているから注文が出ないし、長々といることで店の回転率が悪くなっていると気づくところが。格好いい男装の子とずっとお話していたいと客としては普通に思うことだろうけど、儲けがなかったら意味ないものね。でまぁ、そんな美咲に感心する店長以下スタッフというシーンも見たかったな。
 しかし、当然それだけで終わるはずがない。碓井の心美咲知らず(笑) キスされた動揺がなくなったと思ったら急に態度が大きくなってしまった(汗) 碓井の真意は恋愛経験値ゼロの美咲には窺い知るはずもないのだけど、男装に気をよくしてペラペラと話しすぎたねー。やはり、どうして彼が自分にそういうことをしたのか、というのは真剣に考えてあげるべきだと思う。自分が彼に対して過剰反応してしまうところも。

 男子生徒が揉め事を起こした相手が雅ヶ丘学園の生徒だった。超セレブが通う学校らしい。……TVで猫も杓子もセレブって言っているけど、セレブってお金を持っているように見える人間のことを言うのだろうか? だって、芸能人に対してもセレブって言っているもの。見た目豪奢に見えても、実態はどうか不明だし? それに、今回出てきた雅ヶ丘学園の生徒にしたって、気品とか教養が感じられない。本来の意味ではなく、また日本独自の意味合いなんだろう。
 で、生徒会長である美咲が謝罪に出向くその往路で、問題の生徒に何が起きたのかを聞いてみたら、相手の暴言に溜まりかねて殴ってしまったということだった。そりゃ、あんな風に言われたら殴りたくもなるな。というか、なんて貧しい心根(苦笑)
 ああいう学校に通っている生徒って親が金持ちなだけだろうに、何を勘違いして威張っているんだろうねぇ。親がまともであったなら、自分の資産を継ぐに相応しい人間であるか、というテストをするのが普通だと思うのだけど、実際はどうなんだろうね? 二代目はダメとよく聞くけど、そういうのをやっていないからかな。初代は苦労しているから、自分の子どもには苦労させたくないとそのまま遺しているのかもしれね。
 それはともかく、相手の生徒がいる部屋まで赴いた美咲は、自分が殴りたいくらいだと怒り心頭だった。逆に謝罪を要求された雅ヶ丘学園の生徒は、チェスで自分に勝ったらと条件をつけてきた。男子生徒はチェスなどやったことがなく(元々がチェス盤を見ながらこういうのは金持ちがやるものだと冒頭で言っていたかと)、美咲は将棋なら何とかできるということで勝負に乗れない。それを見越して勝負を持ちかけたのだろうけど、彼にとっての想定外は社会見学と称して来た碓井がいたことだった。
 惨敗した雅ヶ丘学園の生徒は予想通りというか、負け惜しみを言うだけで結局謝罪はしなかった。謝れない人間って最近多いよね。自分を何者だと思っているのか、というくらいおかしな人が多い。ま、この辺のことを語ると長くなってしまうのでここでは書かないけど。

 後日、雅ヶ丘学園の生徒は虎にそのことを訴えていたが、一蹴されただけでなく退学処分になったらしい。そのことだけは虎に賛同できるな。虎は美咲の元へ赴いて、件の生徒の不始末を詫びて退学処分にしたと伝えた。しかし、美咲はそこまでしなくてもいいと慌てて言っていた。
 ……それにして、校門から赤絨毯を敷いてくるとは、馬鹿としかいいようがない。それだけ自分は特別なんだと誇示しているのか。

 虎は美咲の身辺調査を副会長に命じていて、その資料を見て美咲をいたく気に入った様子だった。彼が手にしていた写真にはバイト姿の美咲が映っていた。気に入った、というのが人間的にではなく新しいオモチャを手に入れたという意味なのはその表情から明らか。そして次週からはおかしな方向へ話が進んでいくんだねぇ。しかし美咲自身もそうだけど碓井もいることだし、虎の思惑通りにいかないのは明らか。でも虎はそれすらも楽しんでいそうだ。

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at 20:02, 真神恵, 漫画・アニメ

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薄桜鬼 7話「桎梏の運命」

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 辞書で調べたら、桎梏とは手かせと足かせの意で、行動・生活などの自由を厳しく束縛するものだそうだ。

 ……誰のことを言っているんだろう? 普通だったら主人公の不幸な境遇というのを指すんだろうけど、千鶴は父が行方不明なだけで、別に束縛は受けていないんで違うように思える。あの中で該当するのは死んだことにされている山南か、労咳とハッキリ言われた沖田くらいじゃないだろうか?

 今回の話ではここは笑うところなんだろうかと困惑したシーンがある(笑) 健康診断のときのやり取り。それから、他のアニメにはなかったものが描かれていたな。まぁ、エンディングでも沖田のアレ見たときは驚いたんだけど。ツルペタ、もしくは色なしでいいじゃないかというのが私の感想。でも、あれで嬉しがる人もいるんだろうなー。
 とまぁ、そっちのインパクトが大きすぎて、終了直後に感想を書くことができなかった。私にとってはそれくらいの衝撃だった(苦笑)

 ええと、前回は千鶴が風間たちに自分たちのところへ来るように言われていたんだっけ。そこに土方たちが駆けつけて、風間は彼らに千鶴がお前たちにとっては過ぎた女だとか何とか言っていた。千鶴が鬼で、鬼の女は貴重な存在だと言っていた。うーん。単に子孫を残すためという意味なんだろうか。
 戦うつもりはないという言葉通り、彼らは人が増えてきそうになるとあっさりと引いた。しかしあの表現通りに受け止めてしまってもいいんだろうか。いや、どう見ても消えたようにしか見えないもので。風間たちは自分たちを鬼だと言っていたけど、それは単に日本人ではない、ということではないのだろうか?
 困惑している千鶴に土方は何があったのか聞いていたけど、千鶴はそれに応えられないようだった。かなり動揺していたみたいだけど、あの表情は自分が何者であるかを知っていてもものなのか、自分の知らないこと、おかしいなと思っていたことを指摘されたことによるものなのかがわからない。

 時間の流れは思った以上に早いように見える。
 今度は斎藤と一緒に巡察に出掛けていた千鶴は、複数の男に絡まれている少女を発見してしまった。このときの斎藤のやれやれという顔が良かったなー。やれやれと思って放っておけなくてフォローをしてあげるところが更にいい。
 千鶴は思わず少女と男の間に入って止めようとするのだけど、いきり立った男たちに攻撃されそうになったところを斎藤に助けられた。……斎藤は良かったけど、このシーンの千鶴は好きではない。身体が咄嗟に動いたというのだろうけど、自分だけでなく相手の実力も知らずに間に入り、攻撃されそうになったら目を瞑って固まるだけって、どんだけ役立たずなんだ? おまけに助けた少女には自分一人でも大丈夫だったと言われる始末(苦笑) 単にこの少女・千と知り合うのが目的のイベントだというのがわかる。もうちょっと何とかならなかったのかなと思った。
 さて、その千は千鶴が女であることをアッサリ看破しただけでなく、千鶴がフルネームで名乗った瞬間におかしな反応を見せていた。それはつまり、前回風間が言っていたとおり、雪村という姓が鬼である証だったからで、千鶴が鬼であると知ったということなのかも。
 ただ、残念なのはエンディングにてその正体が暴露されてしまっているということかなー。顔を見せないで出てきたときからそうだったのだけど。こういうときは「少女」でいいし、名乗った名前でいいと思うのだけどな。千姫だから普通にお姫さまなんだな、とわかるし、この話の場合鬼側の姫ということになるだろうし、かなりのネタばれじゃないかと思う。風間は女の鬼を貴重だと言っただけで、千鶴しか女の鬼はいないとは言っていなかったので、この推測は外れていないと思う。

 そしてまたもや斎藤の微笑ましいシーンがあったな。自分の男装がそんなにばれやすいものなのかと心配した千鶴に問われて、上から下まで見てニッと笑っていた。つまり、誰が見ても女の子にしか見えないということなんだね。ま、誰がどう見ても男には見えないんだけど(笑)

 千鶴が野菜を洗っていると、ブツブツ言いながら伊東が通りすぎようとした。聞けば健康診断だという。担当医師が松本良順と聞いて、千鶴は自分も健康診断を受けに行くと走り去ってしまった。……伊東って千鶴のことを嫌っていたんじゃなかったっけ? 最初だけで、今は普通に仲間として接しているということなんだろうか。
 しかし千鶴ははしゃいでいる一部の隊士に苦笑していただけで、実際に健康診断を受けていたのではなさそう。そして松本に衛生状態がすこぶる悪いと叱られたこともあって、近藤は隊士たちに掃除をすると命じていた。
 しかし布団を叩いたときの埃にひ〜〜っと思った。よくまぁあんな布団で今まで寝ていたもんだな……。つうか、本当は布団って叩いちゃ駄目なんだけどね(汗)

 その後だったっけ。ある一室で千鶴は近藤と松本と話していた。松本は千鶴の父と仲が良かったらしい。しかし彼にも綱道の行方は分からなかった。そして気になることも言っていた。
 幕府の命によって変若水という、飲んだ者の治癒力を高めて力を増す薬を作っていたのは事実であること。その後に綱道が行方をくらましたのは、彼の良心のためではないかということ。そして彼は向こう側の人間となっているかもしれないということ。現時点で考えられるのはそれくらいだったようだ。
 この時の会話で、初回に出てきた白髪化した隊士たちのことは「羅刹」と呼ぶものだということが判明した。

 登場回数が増えてきた風間、今度は屯所内にまで姿を現して千鶴に会いに来ていた。そして彼は千鶴が綱道を自分の父だと言うのを聞いて「なるほど」と言っていた。彼にはそれで全てが分かったということなんだろうか。この反応から察するに、綱道は千鶴の実の父親ではないと考えられるね。
 そこへ土方・藤堂・原田が現れて千鶴を守ろうとしていた。しかし風間は目的はやりあうことではなく他にあると言ってあっさり立ち去った。またもや姿を消して。
 そして去り際、彼は千鶴に綱道は自分たち側の人間だと告げていた。自分たちの側というと、鬼側であって薩摩側ということではないんだろうな。こちら側の人間と言ったということは、風間は綱道とすぐに会える場所にいるということなんだろうか? あれ? でもそうなると、雪村の姓が鬼の証と言っていたあの話と矛盾するのではないだろうか?
 また、風間は土方たちに人間を鬼に作り替えるのは止めろと警告していた。まぁ、羅刹って鬼のことなんだけど、風間がそう言うということは、彼らの身体能力は人間を遥かに上回っているということになるよね。千鶴たちの前から消えたように見えたのも、あれは単に跳躍力が高くて遠くに飛んだだけなのかもね。しかしそんな輩とただの人間である新選組が戦えるとは思えない。だからオープニングであるように土方たち攻略キャラが変若水を飲んで羅刹化する、という展開になっていくんだろうね。その頃には山南による改良で更に副作用が小さいものになっているのかな。そこが心配。

 そういや近藤は松本には山南が生きていることを教えていたな。薬の開発を止めるようにとも言っていたと思うけど、近藤は幕府の命令だからと言葉を濁していた。ま、山南は命令があろうとなかろうと薬の開発にのめり込んでいそうだけど。更に山南は近藤に、羅刹化した者たちで編成された隊に対して「羅刹隊」と名付けてはどうかと提案していた(汗)

 今回隊士で気になったのは沖田と藤堂。
 沖田は咳の回数も増えていて、次に何らかの任務があったとしてももう剣士として戦えないんじゃないだろうか。千鶴は咳こんで血を吐いているところとか、松本から結核であると沖田が言われているところをしっかり見ていて口止めされていた。でも、何かの拍子で土方に言いそうだなー。そうそう、沖田はこの病気のために変若水に一番手を出しそうだな。だって飲んだら結核なんてすぐに治ってしまうだろうし。それを思って山南は彼に飲んでみたらいいと勧めそう……。
 藤堂は、別に体調がすぐれないワケでなく、新選組が変わってしまったことに対して不満を持っていた。まぁ、時期的には伊東とともに抜ける頃だしね。史実通りになるのかな。ま、京都の治安維持のための新選組だったはずなのに、今ではすっかり幕府、会津の家来になってしまっているものね。自分の理想と離れてしまってはモチベーションも下がるのは仕方がないのかも。

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at 23:00, 真神恵, 薄桜鬼

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薄桜鬼 6話「鬼の命脈」

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 タイトルを見て「?」と思った。鬼って何?

 なんとなんと、予想外の展開だった。山南は死ななかったのかー。しかし、前回のラストでは完全に理性を失っていると思っていたというのに、千鶴の叫びで正気に戻るとは。剣を持てずにいじけていたけれど、彼は本当に強い人だったということなんだね。
 落ち着いた、と言っていて髪の色はどうなったんだろうかと思っていたら、元の黒髪に戻っていた。山南が言うには、彼はもう人間ではないらしい……。どういう意味だ? あの薬は筋肉増強剤を強力にしたものではない、ということなのか? 昼間は活動できないと彼は言っていた。しかし腕は元に戻ったらしい。人間じゃない、だなんて。それでタイトルの鬼につながるというんだろうか?

 そして山南は死んだことにされた。伊東一派に隠すためという理由もあって、新選組は屯所を移動することとなった。千鶴が山南に食事を伝えに行ったときのこと、彼女は山南を見て彼が変わってしまったときのことを思い出していた。どういう意味があって、そんなシーンを流したんだろうか?

 リアルタイムで見ていたのだけど、最初の数行だけ書いて電源を落としてしまった。会社の昼休みに書こうと思っていたのだけど、もう一台のPCが邪魔で諦めた。ちょっとストレスになっているなぁ。仕事で必要なんだけど、あのノートPCが邪魔だ……。

 それはともかく、他には何があったっけなー。そうそう、エンディングで沖田と一緒に描かれていたキャラが搭乗していた。名前は薫というらしい。しかし彼女は千鶴と瓜二つだった。他人の空似、というのもあるかもしれないけど、エンディングで描かれている位置からして風間たちの仲間なんだろうね。だとしたら、千鶴と何らかの関係があると考えた方が正しいんだろうなー。風間は千鶴が怪我をしてもすぐに傷が塞がっていたのを確認していたようだし。

 新選組は将軍の護衛の任に就いていた。新選組の一員としていつの間にか認められていた千鶴に対し、土方も近藤も彼女にどうするのか、と尋ねていた。……何で? 護衛の任務に彼女の必要性が感じられないのだけど(汗) 斎藤が一応認めた、とは言っても、それは自衛のための最低限度の腕があるということだろうし、これまでの話を思い出しても、誰かに助けられたことはあっても自力で何とかしたシーンなんて皆無だったし。それがどうして護衛に一緒に行くんだろう? そっちに行くくらいなら、風邪気味だと嘘を言って留守番している沖田や藤堂と一緒に残っていた方が良かったのではないだろうか? 今回の話ではここが一番おかしいと思った。
 行って何をしたのかと思えば、伝令をしていただけだし。それで、暗がりへと向かう彼女に何か起こるんだろうなと思っていたらやっぱり起きた。風間たちが彼女を見ていたんだよね。しかし何でわざわざ上から見下ろすかなー。何とかは高いところが好きというアレなのか?と思ってしまった。

 人とは思えない治癒の早さが、彼らが千鶴の前に現れたのは明らか。と思っていたら、風間たちは自分たちを鬼だとを言っていた。……えーっと「遥か」?と思ってしまった(苦笑)
 千鶴は治癒能力のことを指摘されて同胞って言われていたような……? 前回、その力を見せたとき、彼女は気遣う土方に対して、腕を押えて自分でできると傷を見せることを避けていた。自覚があったということなんだけど、自分と同じ存在がいるということは知らなかったらしい。
 しかし風間の台詞が不穏だったな。女がいたとかそんなことを言っていたような気がする。ということは、鬼と自ら呼ぶ彼らは男しかいない、ということになるよね。うーん。この「鬼」というのは作られた存在ではなくて元から日本に生息していた種族ということなんだろうか? そうなると、千鶴も人間ではなかったという話になってしまうんだけど(汗) これ、本当に1クールで終わるの無理だよね。
 最後はどうなっていたっけ。千鶴、さらわれたんだっけ? あー、見直している時間がないのが残念だ。

 政府が千鶴の父に対して薬を作るように命じ、彼は新選組で実験をしていた。彼が作った薬は人を人以外のモノにするもので、未完成のまま姿を消した。山南は彼の残した資料をもとに改良を加え、その改良版を自身で試したが失敗してしまった。
 初回で見た千鶴の父は普通の父親にしか見えなかったんだけど、命令とはいえこんなことに手を貸していたとはなぁ。そういや、風間は千鶴が自分たちと同じ存在であることを表すものが「雪村」という姓と、彼女が持っていた小太刀だと話していたんだけど、そうなると彼女の父も人間ではなかったという結論になる。で、あの薬は自分の血を元にしたと考えられるのだけど……。そのまま飲むとダメだから薄めていたとか?
 しかし幕府が命じたと言っていたので、もしそうなら綱道が人外のモノだと知っていることになるのでそれはないか……。幕府が命じたのは攘夷のために強力な兵を作るためということ以外考えられないのだけど。

 ゲームだけど、どこにも情報が載っていないので直接問い合わせてみた(笑) しかしその回答にはガッカリした。PS2版の2本を一緒にするだけで、それと同じだという回答しかしてくれなかった。いや、そんなの真っ先に見たって! 公式サイト見てもフルボイスであると明記されていないから聞いたというのに、回答の文面といい内容といい、その姿勢にガッカリしてしまった。
 仕方がないので、検索検索で調べてみたら、どうやら千鶴以外はフルボイスらしい。で、名前がデフォルトの千鶴であっても名前は呼ばないというのは回答にはあったな。で、PS3に移植するんだから、他にも追加要素があるのかなと思っていたら、PS2版と同じということはそんなものはない、と考えられる。……えと、それでPS3に移植? このジャンルで初めてのPS3なのに、その程度?と正直思ってしまった。
 しかし、フルボイスらしいし、絵がとても綺麗なので買ってしまうんだろうな(苦笑)

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at 01:15, 真神恵, 漫画・アニメ

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薄桜鬼 5話「相克せし刃」

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 今回の絵は綺麗だった! まずはそれに尽きる。毎回こうだったらいいのに……。

 今回は新選組内のお話だった。ついにというかとうとう伊東が出てきた。5話目で出てきたということは、藤堂が新選組を離れる→戦死まで描かれるのだろうか? 彼は攻略キャラだよね? あー、でも1話見たらどうやら土方ルートらしいから、そこまで描かれないのかな……。いやでも新選組と戦って死ぬので話を進めるのならそのエピソードも入りそうだしなぁ。いつの間にかいなくなっていた、なんていうのは不自然だし。それとも、史実に沿うのは最初だけで、後はオリジナルになっていくのかな。などと、伊東という名前が出ただけでそこまで考えるのは考えすぎかな?(笑)

 まぁ、ともかく藤堂は隊士を増員するために江戸へと旅立った。その直前、彼は千鶴に江戸の彼女の家を教えてほしいと申し出てきた。江戸に行くついでに父親のことを調べてくれるらしい。なんか、具体的なエピソードがなかったので、父親捜しを諦めていたのかと思ってしまったよ。

 OPでのみ見ていたあの薬がとうとう出てきた。山南が改良を加えたと部屋にやってきた沖田に話していた。しかしまだ実験はしていないので、その薬の副作用がどうなるのかは不明らしい。……話の流れから、これは山南が自分で飲むことになるんだろうなと思った。使い物にならなくなった腕をずっと気にしていたし。
 山南は、そうなってからどんどん皆とコミュニケーションをとらなくなってしまい、隊士たちからも避けられいたらしい。自ら孤立していくとは、これはますます悲劇的な結末を迎えるようなものではないか。沖田が部屋に来たのは、彼と酒を飲むためだと言っていた。しかしその前に彼は山南が薬を飲んでしまったら、自分が殺すようなことを言っていた。

 そして伊東が新選組にやってきた。それを見ていた原田と永倉は快く思っていないのは明らか。人が増えれば軋轢も増えてしまうもんなんだよね……。というか、この伊東、ちょっと変。何あの口調は(汗) 伊東が容姿端麗だったというのはよく知られている話ではあるのだけど、あれは容姿端麗というのか? パッと見て私が抱いた印象は「気持ち悪い」だった。言葉を発する前からそう思い、口調を聞いてげんなりした(苦笑)
 伊東が来たことによって山南の立場はますます悪くなっていく〜。土方・沖田・原田・斎藤・永倉は山南を心配していたけれど、近藤が伊東に心酔しているのでどうにもならないと不満を口にしていた。

 伊東がやってきた宴(?)の席にお酒を温めていた千鶴に、土方が藤堂からの知らせを伝えていた。彼女の父は江戸には戻っていないというもので、何かあればまた藤堂が報告してくれるだろうと言っていた。
 井上によると、千鶴が新選組に来てから既に一年以上経っていたらしい。一年経っても何の手がかりもないなんてなぁ。話が全然進まないんじゃないだろうか? それにしても、彼女が初めて土方たちと会ったのが15、6歳だったとして、彼らが史実通りの人生を歩むなら彼女も同様に歳をとっていくんだよね。そしたら20代に突入していくんだなー。この手のゲームでヒロインがそこまで歳をとるというのは珍しい、というよりも初めてなんじゃないだろうか?

 最初の頃は自分にできることをしたいと考えていた千鶴は、今ではすっかり家事を任されているように見えた。そして洗い物をしているときに伊東が彼女の元にやってきた。どう見てもバレバレなのだけど、彼女の男装はこれまでバレていなかったらしい。しかし伊東はそれに気づいて彼女に近づいていた。……どう見ても女に手を出そうとしているようには見えない。邪魔もの扱いなのかな?
 すぐに沖田が現れて、刀を伊東に突き付けた。と思ったら、刀で花を斬って、それを渡そうとしたという演出だったらしい。どう見ても彼が千鶴に害を及ぼそうとしていたのを助けた以外のなにものでもないのだけど。皆、本当に千鶴を大事にしているんだなぁ。
 それにしても、伊東は今度も千鶴に対して悪意のある行動を取るのだろうか?

 深夜、千鶴は眼を覚ました。着替えて外を窺うと、山南が廊下を歩いていてそのまま外へ出て行ってしまった。こんな深夜にどこへ行こうというのだろうか? そして千鶴はその疑問に素直に従い彼の後を追いかけた。追いかけたが途中で見失ってしまう。仕方なく屯所に戻って、山南の部屋を覗き見る。しかし彼はまだ戻っていなかった。戻っていなかったが、机の上に赤く光る液体の入った壜が置かれていて、彼女はそれが気になるようだった。
 するとそこへ「貴女でしたか」と言って山南が千鶴の前に現れた。彼は千鶴を追いやることもなく、部屋に招き入れた。そして千鶴が気にしているのに気づいて、その液体が何であるのか説明してくれた。
 赤い液体はオチミズという名前だった。「変若水」でいいんだろうね。若返りの薬……ではなさそうだなと思っていたら、山南はどういった効能があるものかまで説明しだした。それ、彼女には秘密にしておくのではなかったんだろうか? ともかく変若水は筋肉を増強して回復力を高める薬で、しかもそれを作ったのは千鶴の父だったという。それを飲んだ者がどうなるのかは、既に見たでしょうという彼の言葉に、千鶴は京都に着いたばかりの頃に見た、あの白髪化した隊士のことを思い出した。
 素晴らしい効果はあるが、その代わりに理性を失う化物になる薬。それを作ったのは千鶴の父で、作らせたのは幕府。新選組は効果を調べるための実験場でもあった。初めて聞く話に千鶴は愕然としていた。そりゃそうか。ずっと捜していた父親が、人を人でなくす薬を開発していたんだものね。
 綱道が行方不明になった後、残された書物から山南が改良したらしい。机の上に置いてあったのはその改良版だった。千鶴は、それを山南が飲むつもりだと察し、止めようとした。しかし剣がもう持てない上に、伊東というブレーンまでいて、お役御免になったという山南は、それを飲めば腕が治るかもしれないのだと返していた。
 皆は剣が扱えなくなっても優しい山南が好きなのだと千鶴は必死に止めるのだけど、山南にその言葉はまったく届いていなかった。そして彼はとうとう変若水を口に含んでしまった。

 効果はすぐに現れた。うずくまる背に手を置こうとしている千鶴に、山南は離れるように言っているようだった。それはまだ残っていた理性を総動員させた言葉だったのかな。困惑する千鶴の前で、山南の髪が白くなっていき、彼女が呼びかけた自分の名前が聞こえたから、とは思えない表情で山南は彼女を凝視した。その顔は、とても理知的とは言えないものだった。そして山南だったモノは、唸り声を上げると片手で千鶴の首を絞め始めた。

 ……この状況下でどうやって千鶴は助かるんだろうか? いや、あれだけ騒いでいたら皆起きてくるか。手練ればかりだものね。OPで見る限りでは変若水を飲んだ土方は理性を失っていないようだけど、それは完成品を飲んだからになるのかな。
 山南は、あのまま化物となって沖田にとどめを刺されるんだろうね。それとも、死の間際になって山南は意識を取り戻して死んでいくのだろうか。予告ではせき込む沖田の絵もあったし、これからは悪い方向へと向かっていくんだろうね。
 ところで、ようやくゲームオリジナルの設定が出てきたのはいいけど、このまま恋愛方面にはいかないで話を進めて行くのだろうか? 取り合えず、五稜郭の戦いまでもっていくのは無理だろうけど、キリのいいところで終わらせるにしても、更に恋愛のエピソードを絡めるなんて難しいのではないだろうか?
 あと、隊服姿をもっと見たいなぁと思う。今回は最初の方で斎藤が着ていただけだからなぁ……。

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at 01:54, 真神恵, 薄桜鬼

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