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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST 感想

JUGEMテーマ:鋼の錬金術師

 随分前からCDは買っても聞いていないことがほとんどなので、今日を逃すとまた放置してしまうと思い視聴した。

 まずはDVDから。しかし私は自分でOP・ED作っているので、ノンテロップということ以外はあまりいいと思えることがなかったりする。ま、文字で隠れていた箇所が見られるのは大いに評価できるところではあるけどね。とか言いつつ二回見たけど(笑) それで、片付けるかーと思ってメニューを見ると、下に三曲リストが書かれていた。上には同曲名があるので、なんだこれ?と思ってよく見たら、Full size promotion と記述されていた。フルサイズってそんなものがあったとは……! と思って早速見た。
 曲目は「レイン」「LET IT OUT」「RAY OF LIGHT」の三曲。フルコーラスでそれぞれのOP・EDの映像と、曲に合わせて本編からの映像を組み合わせたPV。曲を聴きながら、使われている映像を見て本編を思い出して涙ぐんでしまった。このミュージッククリップは、各曲にコメントされている監督によるセレクトだと思うんだけど、実はこの三曲は、鋼錬のOP・EDの中で私が一番好きなものでもあったりするんだよね。だからとても嬉しかった。

 特典は上記のノンテロップOP・ED、スペシャル・ミュージッククリップに、原作者の描き下ろしイラストメッセージ、キャラクターデザインの描き下ろしBOX&デジパック、監督によるOP/ED解説入りブックレット、特製メモリアル・ピンナップ10枚。
 ピンナップは各タイトルのジャケットイラストだった。まぁ、私はシングルは買わない人なのでこういうイラストだったのねーと思う程度だった。
 CDのケースは、アニメの最終話でエドとアルが家の屋上に立っていたシーンがあったけど、そこと同じ場所に二人が描かれていた。
 原作者の描き下ろしイラストメッセージは、子どもの頃の二人がレコードを聞いているイラストで、そこにコメントが書かれていた。描き下ろしというのは一番嬉しく思うものなのでこれには満足かな。

 全曲を初めてフルコーラスで聞いた。そしてやっぱり上記の3曲が一番好きだなーと思った。アニメが始まって、いずれこういうベスト版が出る作品だろうと思うとき、好きになれない曲があったら嫌だなーと誰もが思う。しかし残念ながらどれか一曲は好きになれない曲が出てしまう……。それは鋼錬も同じで、一曲だけ好きになれないものがあった。当時のCMを見ると、鋼錬のために作られた曲ではなさそうと思ったのが一番の理由でもあるのだけど、他の曲に比べて浮いているなーと思ったというのもある。それが残念。

 映像に関して言えば、エンディングはホーエンハイムがメインじゃないか、と思うものが多かった気がする……。実際は「家族」がテーマだったんだろうけど、パッと見るとそんな風に思った。ただ、5クール目は監督のコメントで親父がテーマだったのは間違いなかったみたい。いや、それがどうしたと問われてもそう思っただけだとしか答えられないんだけど(苦笑)

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at 23:47, 真神恵, 鋼の錬金術師

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薄桜鬼 巡想録 斎藤ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 残りは斎藤と原田になった。薄桜鬼の中では原田が好きだと以前に書いたと思うのだけど、だから最後にしようと決めていた。だから次は斎藤となる。もし、思うままにやった最初が土方ではなかったら順番は変わっていたのかもしれないけど。

 今までのプレイで斎藤のイベントを見ることができたのは、松本が沖田に病気のことを告げるのを千鶴が聞いてしまうシーンでのこと。花が開いたのを見て、斎藤のイベントだったのかと驚いたっけ。他には土方の使いで斎藤のもとを訪れたときに、もう少し話していたいと選択したときだった。
 それ以外では、今まで選択していないところを辿れば斎藤ルートへ入るんだろうなと思いながら進めていた。

 土方ルートではいつの間にか斎藤が羅刹となっていて驚いたものだけど、斎藤ルートではかなり衝撃的な展開だった。風間は本当にルートによって扱いが天と地ほどに違うなぁ(苦笑)
 その前には天霧とも戦っていたけど、彼は風間と違いどのルートでも理性的だね。そして彼の本当の姿を見たのはここが初めてだった。ということは、不知火は原田ルートでそれが見られるということなんだろうね。天霧が斎藤の前で本当の姿を見せたのは、それだけ斎藤の剣技が優れていたから。

 斎藤が居合の達人であることはこれまでも描かれてきたことだけど、鬼である彼らが本性を現さないとマズイと思わせるほど強いというのがわかり、その辺りは嬉しいエピソードだった。また、どうして斎藤があそこまで盲目的に土方たちの命令に従うのか、ということも語られてなるほどなと思った。
 平成の今の世はどうかわからないけど、少なくとも昭和年代でも左利きの人は右手を使うように強制されていたからなぁ。左利きなら別に左をそのまま使わせてあげればいいじゃないかと思うんだけど、一般的には違うんだね。でもまぁ、日本って右利きが前提で者が作られていたりするので、細かいところではかなり不便な思いをしている人っているんだろうね。
 斎藤は誰に何を言われても、利き手を変えなかった。それが通っていた道場の人間から反感を買ったりしてたりもしたんだけど、それでも曲げなかった斎藤は本当に強い人だと思う。今まで自分を認めてもらえなかったから、彼が左利きというのを当然のように受け入れた近藤たちを信じているんだということがわかるエピソードはとてもよかった。また、そんな彼だからこそ、後半になって自分の意志で動くというのが活きてくるんだよね。

 またどんなにボロボロになっても心を折らない斎藤の姿は、イラストは痛々しいものだったけど見ていて感動した。そういや、流血イラストで一番痛々しいのってこの斎藤のイラストなんじゃないだろうか?

 このルートでは、屯所内で今まで見られなかったエピソードも描かれていた。つまり永倉と原田。結局史実通り、彼らは新選組を出て行くんだけど、もう駄目なんだろうなというのがわかる様相だったかなー。詳しいところは次にする原田ルートで明らかになるんだろうね。
 斎藤は最終的に土方たちについていかないで会津に一人残った。千鶴も当然そこにとどまったんだけど、この時の土方が「聞かない方がいいんだろうな」という感じの台詞を言っていたので、周囲にはバレバレだったんだなぁと思った。
 しかし彼の前に立ちはだかるのは鬼たちで。不知火に行く手を阻まれたところに現れたのが永倉と原田だった。これにはビックリした。場内に入ってから次に出てきたのは綱道。そこで羅刹化が自身の寿命を削って得られる力だというのが語られていた。でもそんなことはどうでもいい。一番良かったのは、孤軍奮闘していた斎藤に永倉と原田、そしてここで藤堂が来たこと。今までのルートって、進むにつれて千鶴と攻略対象だけになってしまっていたんだけど、こんな風に幹部が現れたというのが嬉しい。でもまぁ、近藤の死は絶対に避けられないんで、そこを語る土方は見ていられないんだけどさ……。

 順番がバラバラなのは、攻略したのが随分前なので思いだした順に書いているため(汗)

 斎藤ルートは本当に驚かされることが多いのだけど、残虐非道な風間に対して天霧がもう付き合っていられないと風間から離反したことかな。これまでも天霧はとても潔いし礼節をわきまえているキャラだったので、そんな彼がどうして風間みたいなキャラにつき従っているのかと思っていたのだけど、このルートに至っては我慢ならなないくらい風間が酷いキャラだったということだよね。
 羅刹化して人間の姿をしている風間とは互角に戦えていたけど、鬼の姿の風間に斎藤は全然叶わなくて……。しかも頭に血が上っている風間は残虐で(汗) だから天霧は彼を殴ったのだけど、その天霧も怒り狂った風間に斬られてしまった(汗) 絶対絶命というときに、永倉・原田・藤堂が駆けつけたときは心底ホッとした。というか、藤堂はともかく、永倉と原田はどうやって不知火から逃れたんだろう? そこがとても気になる。

 彼らの援護のおかげで斎藤は風間に勝つことができた。藤堂は再び土方と行動を共にするべく北へと向かった。残り二人とはどうだったかなー。ああそうそう、斎藤が永倉を本気で斬りつけようと刀を手にしていたシーンがあったんだけど、その様子が微笑ましかった(笑) そうか、斎藤の照れ方はこうなのかと。永倉ってそういや千鶴が男装していたことに気づいていなかったんだものね。斎藤と千鶴がいい仲になっていることなんて気づけるはずもないか(笑)
 天霧は風間に斬られたものの、傷が塞がったんだろうね。意識を取り戻して北の地の水が羅刹の毒を抑える効果があるんだと教えてくれて、そのまま立ち去っていた。

 さてさて、今までも供血シーンとかイベント見てて思ったんだけど……。斎藤ってむっつりだったのね(笑) いやいや、別に嫌いでないよ。エピローグで、千鶴が「斎藤さん」と何度呼んでも無視していたら、「一さん」と呼んだらあっさり答えたところなんてツボだったし。というか、懐に入ったら結構わがままな人だったんだなーと微笑ましく思ったよ。
 何度目かの供血シーンでは、発作も血も止まっているのにずっと千鶴の耳から離れなかったところには驚いた。しかも自分で気づいてなくて、千鶴に血が足りないのかと問われて初めて気づくシーンなんかなかなか良かった。既に千鶴の存在が自身の中で大きくなっているのに、それを言葉ではなくて行動で示す斎藤がいいよ。いや、あれはまだ本人に自覚はなかったのかな? でも、その次の供血シーンでは明らかに自分の意志でこのままでいたいとか何とかそんな事を言っていたと思う。言葉でも言ってほしいものだけど、こうやって行動で素直に感情表現するというキャラはかなり好き。

 また、無口なキャラだと思っていたけど、斎藤はよく喋った。それにとても仲間思いだったし。細かいところまで見ていたようだしね。原田ルートをまだ攻略していないので、ハッキリとは言えないのだけど、斎藤って一番いいんじゃないかと思えるくらいにこのルートは良かった。
 実は、この斎藤までは立て続けにプレイしていて、原田のみ手をつけていない状態でゲームから再び遠ざかっている生活をしているんだよね。始めるならガッツリやりたいし。しかしあれだけの期間、よく毎日頑張ってプレイしたなぁって思う。もちろん、その分たまりに貯まった録画の消化で毎晩夜更かしする羽目となってしまったんだけどさ。

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at 23:05, 真神恵, 薄桜鬼

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7月に始まったアニメ感想4

◆黒執事II
 開始前の番宣では主人公が変わるような映像だったし、実際にイベントでもそういう風にアナウンスがあったらしいよね。で、そうやってガッカリさせておいて、セバスチャンとシエルを出てきたんでなぁんだと思った。そういうサプライズを考えていたんだね。うん、やっぱり主人公は彼らでないと。しかし、一期のラストではシエルは死んだのではないんだろうか? その辺りも含めて描かれていくんだろうね。

 しかし水樹さん演じるアロイスは好きになれないキャラだなー。いくら不遇な身の上だったとしても、高貴さが全く感じられない……。原作を読んでいないので何も知らないのだけど、アニメは完全にオリジナルなんだろうね。だって、原作ではシエルはまだ死んでいないんだろうし。

 絵は相変わらず綺麗だし、OP見ていると最後はセバスチャン対クロードで終わりそうだね。どちらも悪魔でシエルの魂を狙っているし、どんな戦いが始まって終わるのか。ただ、クロードが「イエス、ユア ハイネス」とアロイスに答えるとコードギアスを思いだしてしまうな(笑)

◆アマガミSS
 パッと見たとき、「きみキス」と同じなのかなと思った。そしてDVDのCMを見て驚いた。ヒロイン各キャラで上下巻だって!? なんてあくどいんだと。各巻一本ずつでまとめて全6巻にすればいいじゃないかと思った。ぼったくりすぎだろうに。
 ゲームが原作らしいけど、OPに出てきた女の子6人の順に話が進んでいくのかな。しかも○○編で終わったらリセットして次の話に進むのか。ヒロインそれぞれにファンがいるから、「きみキス」のような批評は出ないかもね。その分エピソードは削られまくるんだろうけど。
 まぁ最後まで見ていると思う。

◆世紀末オカルト学院
 完全なオリジナルの作品ってこれだけになるのかな? また前回とは毛色の違う話だなー。

 文明は小さい頃はスプーン曲げの少年で一世を風靡したらしいけど、未来からやってきたときは間抜けとしかいいようがないし、その力も無くしているらしい。しかし見栄っぱりなんだね。何とも魅力というのが全くないキャラだけど、それでも未来を救うために過去にやってきたんだよね。
 対してマヤは強烈なキャラだなーと思う。オカルトは嫌いだけど知識は豊富で、だからなのか、不思議なことが起きてもかなり冷静に対処しているし、わりと好きな方かなー。

 父の死の真相を突き止めるとこが目的のようだけど、これもどうなっていくのやら。怪しいのは教頭なんだけど、親しみが持てるシーンが増えてきて、あまりシリアスに何か画策してくれないので違うのかも。逆に文明が惚れている食堂の娘が怪しいなーと思ってたりして。

 EDは、歌はいいのに映像が残念。なんで写真? どんな映像になるのか楽しみにしていただけに、これにはガッカリ。また、最後に出てくる注意書きにも言いたい。UMAとか幽霊とか実在しないと書いて置いて、最後の方に「あなたが信じていなければ」と出てくるアレ。
 他のものはともかく、宇宙人はいると明言しろと言いたい。何でいないと断言するんだろうか? UFOだって未確認飛行物体なので、ないなんていうのもおかしいし。宇宙船ならば見たことがないので否定しても構わないけどねー。あ、でも宇宙人は確実にいるし否定は誰にも出来ないよ。だって宇宙に地球があって、そこに我々が生きているんだもの。どうして自分たちが探索できていない場所に同じような生命体が存在しない、なんて言えるのよ。第一、宇宙人と一括りにするのなら、私たちだって宇宙人になる。だから宇宙人が存在しないと断言するのはおかしいってことになる。
 私はそのクレジットを見て真っ先にそう思った。

◆伝説の勇者の伝説
 アニメ化が決まったという記事をどこかで見て、実は期待していた。もちろん、原作は知らない。でもタイトルで面白しろそうだという印象を持った。キャスティングに関しては……まぁ、少し残念に思ったけど、どんな話になっていくのかが楽しみ。魔法の出るファンタジーは好きなので。
 それで、本編を見終わって次が楽しみだーと思っていたんだけど、EDを見てガッカリした。ねぇ、何でアルファベット表記なの? 普通に漢字表記でいいじゃない。ゲームでもRPGのEDはアルファベットというものが多いよね。あれはどうしてなの? その方が格好いいとか思ってのことなのかなー。日本人なんだから、気取らないで漢字で表記すればいいじゃないかと思う。もちろん私が強くそう思うのは、私が漢字が好きだから! なのであのEDは非常に不愉快だと思う。
 でも、話は面白そうなので残していくと思うけど。

 デジタルだけなのかもしれないけど、録画するとサブタイトルも記録してくれるのが嬉しい。タイトル編集が楽だ〜。他の作品もサブタイトル載せてくれたらいいのにと思う。そうしたら登録されていない漢字のタイトルが出て、泣く泣くカタカナで残す、なんてことしなくて済むもの。

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at 23:25, 真神恵, 漫画・アニメ

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7月に始まったアニメ感想3

◆祝福のカンパネラ
 キャラデザインを知って見てみようかなーと思っていたのだけど……。初回を見て演技の下手さにげんなりした。そうでない人ももちろんいるんだけど、ヒロインの一人が酷過ぎた。あと、主人公のレスターが好きになれそうにない。
 これ、原作はゲームなのね。だとしたら主人公はプレイヤーってことになるよね。何と言うか、自分というものがあるように見えなかったんだよね。なよっとした喋りも嫌だ。優しい性格を表しての喋り方なのかもしれないけど、嘘っぽくも見えるんだよね。しかもそんなキャラがモテまくる、というのが……。

 絵は綺麗なだけにもったいないと思うけど、私にしては珍しく初回で視聴を打ち切った(苦笑)

◆セキレイ〜Pure Engagement〜
 二期が決定という告知を見てからどれくらい経ったんだろう。初めて見たときは、作者を知って驚いたものだ。え、あの人がこんな巨乳だらけの女の子が出てくる話を描くの!?と。もともとそっち系描いていたと思うので。

 当たり前だけど、前回からの続きで話が始まっていた。OPを見ると、更に仲間が増えそうな感じで、それが描かれてからどうなるんだろう? まぁ、嫌いではないので最後まで見ていると思う。

◆屍鬼
 なんか聞いたことのあるタイトルだなと思っていて、取りあえず録画しておこうと翌日見たら……。絵がとても個性的で、原作が小野不由美さんじゃなかったら見るのをやめていたかもしれない。しかも髪の色がなんてカラフル……。
 田舎田舎と恵はバカにしていて嫌っていて、一人風景から浮きまくった服装をして村を歩いていた。あの服、どうやって買ったんだろう? 町まで出て買ったのか、それともネット通販? 浮きまくっている服装を見てそう思った。
 第一印象が最悪な恵だけど、アバンでは村総出で捜索されるような状態になっていたんだよね。しかもOPが始まる前に出ていた映像は、明らかに死んでいるように見えたし、タイトルだって不吉だし、どうなるんだろうかと引き込まれていった。
 しかしこの恵って子、本当に最低な子だよね。見た目は悪くないのにストーカーなんだもの。そりゃ夏野に嫌われて当然だろう。最初は自分は嫌われているから、と言ったときは何でかと思っていたんだけど、彼の部屋を張っている姿にあんぐり(苦笑) 最低最悪な子だと思った。そんなことしていて好かれるワケないだろうに。

 でも、彼女の死は不可解な点が多いので、それが解き明かされていくんだろうね。原作は小説なんだけど、あれってかなり分厚かったんじゃないだろうか? きっちりおかしくないように終わらせてくれるといいのだけど……。

◆学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
 30分間ならばアニメだろうと録画して翌日見て茫然とした。感想は一言。「理不尽!!」と。いや、それ以外ないだろう(汗)
 何でこんなことになったのか。その原因は何なのかは語られるんだろうか?

 しかしあの時、先生が校門前の男に対して口頭だけで注意していたら、こんなことにはならなかったんだろうなー。いや、それでも周囲に起きていることにパニックになって、皆郊外へ出ようとして同じ結果になっていたのかもしれない。

 校内放送で喋っていた先生の叫びの後、教卓かた落ちたチョークでパニックが起きるというシーンが壮絶だった。それに、何もなければ仲のいい友だちだったろうに、自分の身に危険が迫ると平気で友人を蹴落とすあの女生徒に慄然とした。いや、多分誰もがあんな風になるんだろうなとは思うのだけど。しかし蹴落とされた子に次々と襲いかかるゾンビの姿に寒気がした。それに蹴落とした方も後ろから複数のゾンビにやられてしまったし……。でもザマ―ミロとは流石に思わなかったな。

 衝撃的な内容ではあったのだけど、一番衝撃を受けたのが主人公の少年の声! えっ? 諏訪部さんなの!? 諏訪部さんが本当に10代にしか見えない少年役を演じているということも衝撃的だった(笑) いやだって、その声質から演じるのって高校生でも10代に見えない青年が多かったような気がするもんで……。
 後は久しぶりに井上麻里奈さんが久しぶりにヒロイン役をしているので楽しみだなーと思う。でも、彼女には別に彼氏がいるんだよね。まぁOPを見るといなかったので、初回で消えるのは確実だけど。腕に怪我をしていたしね。生きているときは二枚目に描かれていたというのに、ゾンビになったら生きていた頃の片鱗すらない描かれ方をしていたのが哀れだったなー。“奴ら”と呼ばれる彼らが一掃されるのはいつなんだろうか。

 いつも、友人に今期の深夜アニメのお勧めをメールで教えているんだけど、これだけは絶対に見てはいけないと送ったなー(笑)
 そういえば、EDが毎回変わると宣伝していたのはいいんだけど、ED曲が毎回変わったとしても映像が変わらないので何の楽しみにもならないと正直思った。「そらのおとしもの」くらいのレベルでやってくれないとなーと正直思う。

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at 23:24, 真神恵, 漫画・アニメ

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7月に始まったアニメ感想2

◆殿といっしょ
 「ぬらりひょん孫」の後に放送される一分間アニメ。まぁ、日曜の放送枠と同様、こちらは月曜の放送枠の中にあるんで見ているという感じ。歴史好きなんで嫌いではない。短いのですぐ終わるし。最初は伊達政宗だった。「戦国BASARA弐」でも出てくるので色んな伊達政宗がいるなぁと思った。OPに出ているキャラが描かれる、というのはわかるけど、誰が誰なのかが不明なのでこれから放送されるのを待つことにしようかな。

◆RAINBOW 二舎六房の七人
 東京では4月から放送されていた作品らしい。「君に届け」の後番。また前とはガラリと傾向の違う作品だなーというのが最初に見た感想。これも漫画が原作のようだね。昭和の時代に少年院に入れられた少年たちの物語で、番組の冒頭に、暴力シーンがあるけど、時代性を考えて必要だから描いているという注意書きが毎回出ている。そういうことを断っておかないと放送できないんだなーと思った。しかし、別に驚くほどの暴力シーンではないと思ったので、放送できるレベルで描いているというだけなのかもしれないね。

 少年院に入れられるから、どんな悪いことをしてきたのかと思ったけどちゃんと理由があった。時代は戦後まもなくというところかな。爆撃がどうの、という話が出てきたし。で、初回に入れられた少年たちがあてがわれた一室には既に一人いて、彼らより少し歳上だった。皆本名ではなく愛称で呼び合うようになるのだけど、年上の少年のことを皆は「あんちゃん」と呼んでいた。この呼び方がまた昭和を感じさせるなーと思った。
 このあんちゃんもワケありなんだろうな、と見て思った。普通に優しいキャラだったので。反発していたのは最初だけで、新たに入所した6人の内、5人はすぐ彼に懐いていた。残る一人も最終的には懐いた。他の部屋は知らないけど、こんなに仲間意識が強くなるなんてことは普通はないんだろうなー。
 でもOPを見ると、あれは出所した後の映像なんだろうね。しかしその中にあんちゃんがいない。一足先に出所したんだとしても、その場にいないのはおかしい。だから外に出られず死んでしまう可能性が高そう……。

 絵は悪くないと思う。ただ、キャラたちの声を一声聞いてがっくりした。いやだって、彼は17歳で、あんちゃんだって10代なんでしょ? それなのに、声がおっさん過ぎたんで(汗) もうちょっと若い声には出来なかったのかなぁ。すぐに慣れるものではあるのだけど、あれはちょっと酷過ぎるなと思った。

◆生徒会役員共
 取りあえず録画してみるかと思ってとったんだけど、どう評していいものやら。女子高って結構あけっぴろげだというのは聞いたことはある。あるけど、そこまでなんだろうか? 作者は男性なのかな。
 言葉の端々に放送禁止用語が出まくっているので、打ち消す音が頻繁に出てうるさい。原作も〇とか□とかつけて伏字にしているんだろうか?

 元は女子高だった桜才学園が共学校となり、家から近いという理由でそこに入ることを決めた主人公は、ワケがわからぬ内に生徒会役員にさせられてしまった。基本、学校内、生徒会室がメインの話なのかなー。会長と書記の二人がエロネタが好きで、何かにつけてピー音出まくりの発言をしており、それに突っ込む日々? あそこまで堂々とエロネタかます女子高生……。実際にいたら嫌なキャラだなー。お前の頭の中はそんなことしかないのかと。
 しかもないがしろにされている生徒会顧問は最低だ。桜才って私立校なのかな? あんな教師いたら一カ月で懲戒処分されそうなものなのに、平然としているところが嫌だ。年下好きって、法律知っておるのかと問いたい。

 まぁ、エロネタと言ってもサラッとしているし、1クールしかないだろうから見続けるかも。

◆オオカミさんと七人の仲間たち
 タイトルだけでも興味を惹かれたのだけど、初回を見てとても気に入った。ナレーションに対してキャラが反応しているところも面白いし、設定も面白い。絵も嫌いではないし。
 主人公は涼子だと思っていたら亮士だったので驚いた。人の視線が怖いとヘタレていたんで。しかし人がいないと性格が変わったのには笑った。普段からそうしていたらいいのに。御伽話から設定をもらっているのなら、亮士は銃の腕がいいのかなと思ったらパチンコ玉を撃っていた。まぁ、舞台が日本だったら銃なんてありえないか(苦笑)

 御伽銀行へ依頼された事どもを解決していく、というのが基本スタイルのようだけど、OPを見ると涼子が狙われるみたいだねー。それを助けるのが主人公の役目だね。というより、惚れている子を放っておくなんてこと、ヘタレていない時の亮士を見たら絶対しないってのはわかるけど。

 これも1クールなのかなー。何が放送されるのか、今期はあまりチェックしていなかったので、知らなかったものの中では一番期待できる作品かな。

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at 23:22, 真神恵, 漫画・アニメ

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7月に始まったアニメ感想1

◆みつどもえ
 下品である、というのが初回を見た感想。でもまぁ、これは作中でもこの作品がよくアニメになったなー的台詞があったと思うので、嫌なら見なければいい話。
 個性的な三つ子の女の子たちが主人公で、それに振り回されるクラスメイトや新任の担任教師のドタバタを描く作品。話もそうだけど、絵もあまり好みではないかな。それなのに何故見ているかというと、日曜のアニメ放送枠に放送されているから。でも、録画していても見なくなると思う。下品過ぎるので。ただ、ある声優さんの他の声が聞けたのでそれだけは良かったかなー。

◆あそびにいくヨ!
 よくわからない、というのが第一印象。宇宙人が地球と交易がしたくてやってきた、というのはわかった。既に日本と交易をしている宇宙人がいたというのも。で、一中学生(高校生?)の家にやってきて、勝手に大使館にした、と。主人公側は猫で、既にいたというのが犬。犬対猫の話になっていくということ?
 ヒロインは三人。幼馴染の子は軍事オタクなのかと思ったら、CIA入りを望んでいるらしい。だからと言って、幼馴染の家を覗くのはいかんだろ……。花澤さんが演じる眼鏡の子は……特殊な能力を持っていて暗殺なんかを行っている様子。で、残りはそのやってきた宇宙人。
 他には先生と言われていた長髪の女性とか、CIAの人間とか……。先生ってのは活動家らしい。詳しいのは忘れたけど、宇宙人とコンタクトするには、彼らには彼らなりの理想の遭遇の仕方があるとかで、今回の件はそれにふさわしくないと判定していた。
 ……何もかもが不可解だなというのが初回を見た感想だった。一番嫌だなと思ったのが先生と呼ばれている女性の行動かな。考えはまぁいいけど、気に入らないから実力行使っていうのがねー。主人公らに先生と呼ばれるんなら、学校の先生しかあり得ないよね。そんな人間が何をしているのかと思う。
 取りあえず、日曜のアニメ放送枠の中で放送されているからというので見ているけど、それだけという感じ。今のところ面白いとは思えない。

◆戦国BASARA弐
 始まる数カ月前から番宣が一番多く流れていた作品ではないだろうか。一番おもしろかった番宣は、信玄と幸村の掛け合いのもの。全国ネットであることを言っていたやつ。

 今回の敵は豊臣秀吉のようで……。猿というよりゴリラだね。というか、強敵に描きすぎな気がする。ヒヒ爺が妥当な姿だと思うのだけどなぁ。それで、どこまで史実が扱われているんだろうか? 前のシリーズの続きだとしたら、徳川家康は既に死んでいるものとして扱うってことなんだろうか? 竹中半兵衛がまた参謀らしく嫌らしい作戦を立ててくること! この秀吉も市に惚れていたのかなー。……惚れる要素あるように見えないキャラだったけど。
 前回はあまり活躍のなかった前田慶二の出番が多いのが個人的に嬉しいな。後は小十郎が早く政宗の元に戻ってくれたらいいけど。他にも前回はチラ見せ程度で終わったキャラたちも出てくるだろうからそれが楽しみ。

 OPはまた吹いてしまいそうなものだね。まぁ、それもこれもどれも秀吉がゴリラなためだけど。2メートル以上はあろうかという巨漢というのは、この作品ではそういうものだと思わざるを得ないけど日本列島を掌中に、というあの映像がねー。信長や家康だとピッタリくるのに、秀吉だと笑ってしまう。これまぁ、信長、秀吉、家康の武将の中で秀吉が一番嫌いだからというフィルターが入っているのが大きな理由ではあるけど。野心はあるけど、信長時代のあの涙ぐましい努力(?)は嫌いではないんだけど、上に立った途端に失笑することが多かったし。

 ああ、秀吉の悪口ばかりになってしまった。でもまぁ、演じている声優さんたちは勿体無いくらいに豪華なので、それも楽しみの一つだね。最近あまり聞いていない人もいるので特に。

◆ぬらりひょんの孫
 実は放送を知ったのはアニマックスの宣伝だった。それで、こっちで始まるのかー、録画するのはいいけどこっちだと画質が悪くなるなーと思っていただけに、「WORKING!!」の後に始まると知ってホッとした。関西では「MONDAY PARK」内で2、3本のアニメが放送されているのだけど、一方は東京に比べて数カ月遅れというのばかりだ。これは止めてもらいたいと思う。しかしこの作品はそうではないらしくて本当に良かった。
 えー。キャスティングを知ってあんまり嬉しくないなーと正直思った。毎回書いていると思うのだけど、あっちにもこっちにもこの人出てるやんというのが多いなーと思った。

 ぬらりひょんって名前は聞いたことはあるけど、どんな妖怪かは全然知らなかった。まぁ、百鬼夜行の先頭に立って妖怪の総大将と呼ばれている、というのは創作らしいね。ま、漫画の方はそういう設定なんだと思えばいいことだけど。
 で、主人公は本当にぬらりひょんの孫ということで、三代目を継ぐように言われている、期待されている少年。中学生でいいのかな? クウォーターということだけど、父親はどうなっているのかと思ったら二代目は既に死んでいるんだってね。ではリクオの母親は普通の人間なのかな? そもそもぬらりひょんが人間と夫婦になって普通に暮らしているという点で疑問点が多々あるのだけど、その辺りのことも語られることがあるんだろうか?

 今期は面白そうな作品が多いけど、これも期待している作品の一つ。しかし、DVDのCMで全8巻と言っていたので、2クールしかないのは確実のようだね。全24話なのか全26話なのかハッキリ知りたい……。

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at 23:11, 真神恵, 漫画・アニメ

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薄桜鬼 巡想録 藤堂ルート感想

JUGEMテーマ:薄桜鬼

 次は藤堂ルートをやってみた。そして以前土方ルートに入る前に見たイベントがあって、これは藤堂ルートのものだったのかと思った。
 攻略対象の中で、実は彼は一番好みではなかった。だからこの順番になったというのもある。うっかり風間&ノーマルエンディングに入っていなければ、沖田の後になっていたかと。私は楽しみは最後にとっておこうと思う人なので、それは順番に現れるんじゃないかと思う。まぁ、一番目は思うままにやっていただけだから違うけど。

 どのルートに入っても生き延びさせるために藤堂は羅刹にならざるを得ないんだよね。それで、他のルートで出てくる吸血衝動はもちろん彼にもあるワケで、他のルートではどうやって抑えているのかが気になるところ。山南に関しては度々推測できるような情報が出てくるのだけど、藤堂はないものだから。千鶴にアドバイスしてあげても、あまりこの話は振らないでほしいといったことを彼女に言っていたような気もするし。
 ただ、これまでやってきた中ではキスシーンは藤堂のものが一番いいかなーと思った。横顔で実際に口づけしている映像よりも、千鶴は後ろ姿で藤堂の顔が見えるような絵というのが良かった。そのときの藤堂の表情が好きだ。

 いきなり後半の感想を書いてしまったけど、絵的にも洋装した方が良くなったので仕方がない。男の髪は長いより短い方がいいんだものー。それに、前半はうだうだやっている感じだし、あまり魅力に感じなかったんだよね。まぁ、力不足ながら千鶴を守ると言ってくれた通り、頑張ってくれた姿には大いに好感が持てるものではあった。
 意外だったのは風間たちの行動かなー。というか、藤堂が絡むと殺伐とした空気にならないから不思議だ。あと、千姫たちってあれだけしか出てこないのかと思ったら、藤堂ルートでたくさん出ていた。沖田ルートと同じく、史実では既に亡くなっている存在なのでオリジナルの展開が見られるという点で物語としては面白かったと思う。また、推測の域を出なかった山南の行動がここでは確定的になっていただけでなく、ラスボスになっていた、という点でもまた面白い。声が飛田さんだし、今までの言動からあるんだろうなーと何となく思っていたら本当にあった、と。まぁ、風間が味方になった時点で最後に倒す敵が誰なのか、と考えたなら彼しかもういないんだけど(笑)

 また、これまで見てきて疑問に思っていたこともここで解消……とは言わないけどそうだよねーと思うことも起きていた。
 風間って執拗に千鶴を着け狙っていたワケなんだけど、理由が女鬼は貴重だからというだけだったよね。でも、千姫も君菊もいるのに、どうして千鶴だけを標的にしているのかと思っていた。千姫は千鶴と同じ年くらいなので、年齢ということもないだろうし。そして今回の藤堂ルートでは千姫が女鬼ならここにもいる、自分を妻にすればいいと千鶴を藤堂と結ばせるためにそう風間に申し出ていた。
 鬼の姫を娶るのは悪い話ではないと交渉が成立したものの、当然千鶴は千姫を心配する。でも彼女は自分にとってもこれは悪い話ではないのだと話していた。確かに姫と呼ばれる身分なら、子孫を残すことが大事だと育てられてきた筈だものね。そして風間の血も自分と釣り合うものだったようだし。そして結ばれるなら好いた相手の方がいいでしょ、と彼女は千鶴の背中を押してあげていた。本当にいい子だ。
 ところが、その鬼の姫という身分が山南に狙われることとなって、このルートでは千姫が羅刹にされていた(汗) 沖田ルートでも思ったんだけど、鬼だったとしても簡単に羅刹になってしまうんだねぇ。最初見たとき、私は鬼の血が変若水を打ち消すものだと思っていたのだけど、あっさり千鶴が羅刹となってしまったので拍子抜けしたっけ。
 それでまぁ、捕らわれのお姫さまを助けるために藤堂と風間が手を組む、という流れになっていたような……。この二人の会話は面白くて笑えた。

 結局、ラスボスになってしまった山南を倒すのは藤堂なんだけど、互いに昔からの知り合いなので考え方とか手口とかを知り尽くしている、というシーンに見ていて苦しくなった。だって、藤堂も山南も互いのことを嫌いではないのだから。しかし、人の血をすすり過ぎたことによって山南はとっくに羅刹の毒に正気を失っていて、それを見ていた藤堂は辛かっただろうなと思った。また、山南が倒されたときの台詞がねぁ。グッとくるものがあった。
 エンディングでのスチルの藤堂の表情もまたいい。彼は羅刹になるのが対象キャラの中で一番早かったので、ひょっとしたら沖田より寿命が短いのかもしれない。だからそんな顔、というより本当に千鶴が大切なんだなーという表情なのが良い。

 攻略してからすぐに感想を書けばいいんだけど、なかなかそんな時間が取れなくてかなり記憶が怪しくなっているため印象に残ったところしか書けなかったなー。

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at 23:54, 真神恵, 薄桜鬼

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薄桜鬼 巡想録 ノーマルエンディング感想

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 風間ルートへ行く選択肢とは別のものを選ぶとノーマルエンディングだった。これ、かなり良かった。とくに皆の後ろ姿のイラストが!
 というよりも、風間ルートってこのルートにちょっと付け足した程度のものなのではないだろうか?

 風間に護衛してもらいながら江戸へ、さらに北上する、というのは同じ。恋愛対象でもないのに、風間が最後まで千鶴についていてやっているのはある意味感動するなー。ま、気持ちに出していないだけど健気な千鶴を見ていて何かしら感じるものはあったということなのかもしれないけど。でなければ、船を出してやるなんてことしないだろうし。風間本人が新選組に対して思うところもあったみたいだけどねー。

 一番泣けるのは、誠の旗。それを抱きしめて泣く千鶴の姿だった。足跡をたどったものの、皆はもう既にいなくて最期まで武士として生き続けた彼らを思う千鶴の姿は感動する。また、皆の後ろ姿が描かれているんだけど、順に人数が増えていく、という演出が更に良かった……。

 ノーマルエンディングなので誰とも結ばれていないため、千鶴はこの後一人で生きていくことになる。それはちょっと寂しいなとは思う。千姫たちとともに暮らしていく、という選択肢もあるのかなーと少し思ったりして。

 話自体が短いのとクリアしたのが前になるので細かいところが忘れてしまったのでこれ以上の感想が書けないのが残念なところ……。

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at 23:59, 真神恵, 薄桜鬼

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薄桜鬼 巡想録 風間ルート感想

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 思うままやって最初に行ったのが土方ルート。そして土方ルートへの選択肢で選ばなかった方を選択すると沖田ルートへ行った。完全に各キャラのルートへ行ってしまうのは第4章からだったので、それではと、そこへ行くまでに全員の好感度を一度も上げなかったら、次回からは最初からやらなくてもそれぞれのルートへ簡単に行けるのかなと思ってやってみた。やってみたら……意外な方向へ行ってしまった。というか、風間ルートがあったんだね。まぁ、エンディングで明らかに数が多かったので多分そうだろうなとは思っていたけど。

 これまでの風間は完全に悪役だったので、いざ攻略対象と言われても正直困った(苦笑) でも、そこからは風間ルートしかないようなので仕方なく進めていくことにした。それで風間が気に入るだろう選択肢を選んでいたらあっさりエンディングを迎えたなー。
 話は短かったと思う。そして新選組の皆は史実通りの人生を歩んでいた。あ、藤堂だけは違っていたか。多分、というか藤堂はどのルートへ行っても羅刹となって生き延びるしか選択しはないものね。そして風間ルートのおいての千鶴は、鳥羽・伏見の戦いで受けた攻撃で新選組から一人離れてしまって、彼らの後を追うだけの話だった。と書くと身も蓋もないのでもう少し。
 新選組を追いかけるので、当然ながら戦争をしているところへと進んでいくことになる。千鶴が最後の一緒にいたのは井上だったかな。離れ離れになって最後に耳にした情報を元に追いかけていたと思う。そこで戦場には……というかいつの世にもいる下種たちの手にかかるってときに千鶴を助けたのが風間だった。このエピソードを見てようやくTVアニメで井上が殺されるシーンの千鶴を助けた風間というのは原作にもあったシーンだったということを知った。

 新選組が出てこない代わりと言っては失礼だけど、このルートでは風間はもちろん、千姫の出番も多かった。あ、鬼の血族が、と言った方がいいかな。不知火と薫は出ていなかったと思うけど。しかしプレイすればするほど天霧がいいキャラになっていくなー。風間はルートで落差がありすぎる(苦笑)
 一人ぼっちになってしまった千鶴を心配する千姫に対して、江戸へ向かうところでの選択肢で風間を頼るものがあった。風間ルートだと当然それを選ぶしかないワケで、内心複雑に思いながら選んでいたよ(笑) そして選んだ後の千姫と、それから風間の反応が……。千姫は思った通りのものだったんだけど、これまでの経緯からまさか自分を頼ってくるとは思わなかった風間の反応が面白かった。それでも頼られたら悪い気がしないらしく、素っ気ないながらも了承していた。
 しかしその道中であれこれと何かあるんだろうかと思っていたら、何もなくてあっさり江戸まで着いてしまったのには拍子抜けだった。おまけ的なルートだったということなのかな。ラスボスだった風間が攻略対象となってしまったので、敵らしい敵も存在していなかったような。
 笑ってはいけないのだけど、笑えるのが風間。他のルートと違って優しすぎるんだもの。でまぁ、多くを語らないというのがまた良かったと思う。蝦夷へ行くという千鶴に対して船の手配までしてくれるとは思わなかったので、これには正直驚いた。意外と世話焼きなのね。そして天霧は本当にいい人だ。

 しかし、単なる新選組の足跡をたどるだけの旅の中で、風間がどう千鶴に惹かれていったのかが不明なんだよね。だった最初は女鬼というだけで千鶴をつけ狙っていただけだし。これまでの発言からは本当に子どもを産ませるためだけの扱いだったもの。それが、最後では突然キスしていたんだからねー。千鶴にとっては嫌な人だと思っていたけど、優しいところもあるんだな、くらいの認識止まりだったと思うので、あのラストの突然のキスは天地がひっくり返るくらい驚かされたことなんじゃないだろうか。新選組の皆のことで頭がいっぱいなのに、何やっとるんじゃ!とイラスト見たとき真っ先にそう思った(笑) あっさり江戸へ、蝦夷へ着いてしまったとはいえ作中ではかなりの時間が経過しているので、一緒に旅をしている内に愛着がわいたということなんだろうけど釈然としないというのが正直な感想かなー。

 新選組の最期を知って泣く千鶴に対して、風間は「気が済んだか」と静かに尋ねていたシーンは良かった。そして彼が語った新選組に対する言葉も。風間らしい評価の仕方だなぁと。この戦いで鬼という存在が表に出てしまったのだけど、今後は人の世から姿を隠して生きていくと彼は言っていた。そして千鶴に一緒に来るかと言っていた。
 千鶴はもう少しこの蝦夷に残って心の整理をしたいとか言っていたと思う。ちょっと記憶があいまいかな。風間は落ち着いたら自分のところに来たらいいと言った直後に迎えに行くとまで言っていたような……。結局千鶴が気に入ってしまった風間は心から彼女を嫁にしたいと思ったらしい(笑) それでそう思ったら是が非でも手に入れずにはいられない、と。

 まぁ、これはこれでいいんじゃないかとそう思える話ではあったと思う。

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at 23:58, 真神恵, 薄桜鬼

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薄桜鬼 巡想録 沖田ルート感想

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 さて、土方ルートを攻略したので彼のルートへ行く選択肢で選んでいないものをしていこうかなと思い進めてみた。そうしたら沖田ルートに入っていた。切ない物語ではあったけど、話としてはこちらの方がいいかなーと思った。多分、土方だと最後の最後にならないと恋人らしい会話がないからかもしれない(苦笑) 反面、こっちは恋人らしい会話がちらほらあるんで楽しめたかなー。
 でもちゃんと告白して一緒に行動するというのではなかったかな。一番好きなのは洋装になったところ。千鶴が見惚れてしまって言葉もなくぼーっとしていると、沖田が千鶴の口から聞きたいのか何か言っていた。しかし結局は「惚れ直した?」とストレートに聞いていた(笑) 一緒にいた山崎が我関せずな態度をせざるを得ないのが気の毒だったかなー。

 TVの方では最後の方で薫から羅刹になっても病は治らないと残酷な事実を知らされていた。しかしゲームの方ではそんな台詞がなかったので、アニメだけだったのかなーと思っていたのだけど、その設定は同じようだった。ただ、それを言ったのは薫ではなかったので、アニメは適宜変えて放送していたということなんだね。おまけに攻略対象のルートに入ると藤堂を除く対象のみが羅刹化しているので、二期ではどうなるのだろうと落としどころがとても気になる。
 それにしても史実では既に死んでいるためか、史実ではこうだったああだったと比較しなくて済むんで楽と言えば楽だったなー。

 死なずにすんだ沖田がこの後どう生きていくのか、というのが気になったけど土方たちと合流することはないだろうなというのは容易に想像ができた。また、近藤が撃たれたときの沖田の激情っぷりには驚いた。それだけ彼にとっては近藤が大切な存在であるのだというのがわかる。また、そのことに対して彼が土方に食ってかかっていたことも。沖田にとって二人は兄貴分というのは変わらなくて、土方に食ってかかるというのはそれだけ彼に対して信頼の気持ちがあるということ。近藤の死を知ったときに、あんたがいながらなんで、と土方を責めていたけど、沖田にとって土方は万能の人と思いこんでいたんだなぁと思った。普通に考えたら一個人の力なんて微々たるものなのに。まぁ、分かっているけどその気持ちをぶつける相手が土方以外にいなかったということなんだろうね。もし本気でそう思っていたのなら、ただの子どもってことになるけど、それまでの振る舞いとか言動を見ていたらそうと思えないので。

 沖田に絡んでくるのは薫。ゲームでは千鶴本人に自分が兄だと名乗り、千鶴と離れ離れになってからどういう人生を歩んできたのかを恨みがましく語っていた。ただ、TVアニメと違っていたのは、千鶴を憎んでいると言っているのに千鶴を自分の側に引きこもうとしていたっけ。
 薫の行動は自分と同じ苦しみを与えることだった。だからこのルートでは千鶴にとって一番大切な存在である沖田にちょっかいをかけてきた。アニメとは随分違っていたんだなぁと楽しめることはできたけど、薫は歪み過ぎているなぁ……。ものすごく憎んでいるとか言っていたのに、千鶴が自分と同じ苦しみを知ったと知るや自分たちの元に来るよう誘ってくるし。
 ただ、アニメの時にも思っていたんだけど双子の兄妹なのに、それを綺麗さっぱり忘れている千鶴に対して疑問に思う。自我を守るために記憶を封印するというのはよく聞く話ではあるけれど、再会したときに全く気付いていないのはいくらなんでも、と思う。薫が女装していたからと言って、スルーするのはどういうことなんだろうかと思った。

 沖田は、普通に格好良かった。千鶴が危なくなったらすぐに来てくれたし。土方たちと別れてからの沖田は、本当に千鶴しか目に入っていないようで、それがまたいい。依存しているようにも見えるけど、それもまたいいのだ。スチルはどこをどう見ても綺麗。ゲームをスタートするときは最初に画像をじっくりと見てしまう(笑)
 この話で一番驚いたのは薫の報復。最初、薫は千鶴本人ではなく、彼女の大切な人間に手を出すことによって妹が苦しむ様子を見たいと言っていた。しかし彼の目的はそれだけではなかった。と言っても、薫自身も、そして綱道も千鶴と同じになっていたんだけど。
 ただ、それによって沖田と千鶴が互いに苦しんでお互いに施し合うシーンはうっとりするくらい絵が綺麗だったなー。多分、普段と色が真逆になっているからというのもあるんだけど、鬼と言われても傷がすぐに塞がるくらいしか特徴がなかった千鶴が、本当に鬼なんだなーと思えるイラストだった。

 結局千鶴は薫の手を取ることはなく、沖田と共に生きていく道を進んでいくわけだけど血を分けた兄妹なのに解り合えないという結果は悲しいなと思った。女鬼ではなかったから、いくら貴重だといっても、たったそれだけの理由で薫を虐げるなんて、南雲家ってどんだけ酷い奴らなんだと思わずにはいられない。だから彼によって始末されても仕方がないんじゃないかと思ってしまった。

 うーん、他には何だろう……。今回も敢えて先に色んなパターンのバッドエンドを見た上で本当のエンディングを見た。バッドエンドは、自分で選んだ選択肢にちょっと笑ってしまいそうになるけれど、一度で全て見ておきたいのでこれは絶対に違うだろうというのを率先して選んでしまうなー。沖田の性格だとこうだろうなと思いつつ選んでいるので。スキップ機能って本当にありがたい。
 しかし他のキャラとだったら寿命が尽きるまで一緒に暮らしていけると思えるんだけど、羅刹になっても病は治らないと断言されたので、沖田ルートの場合素直に喜べない。最後最後、あれってやっぱり沖田はそのまま眠るように息を引き取ったということんなんだろうね……。せめて子どもが出来てから逝ってほしかったと思うけど。語られていないだけで実は千鶴に宿っていると願ってしまうなー。まさか病気だから行為そのものを止めていたなんてことはないかなとか色々と悶々としてしまった(苦笑)
 二人が幸せそうに寄り添っている絵を見ているだけで泣いてしまいそうになる……。

 あ、そうそう書き忘れていたんだけど、この沖田ルートで好きだったのは千鶴が小太刀を手に本当に戦っていたシーンだったかな。守られてばかりだったけど、ここでは自分から動いていったというのがいい。まぁ、沖田が強いからといっても多勢で来られたら無理だものね。戦力にならないレベルでも、ただぼーっと立たれているよりはマシだし。

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at 23:44, 真神恵, 薄桜鬼

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