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図書館戦争 革命のつばさ 感想

 感想は先週に書きたかったのだけど、まさかオーディオコメンタリーが二つもあると思わず、先週は片方しか見られなかったんだよね。

 本編自体は公開時に視聴済み。映画はよく見に行くのに感想を書く時間がないんだよね……。週に一本見ている月もあったというのに。ちなみに今月は3本見たいものがある。でも時間の都合がつかないし、1本はレイトショーバージョンでしか見たくないと思っているので、帰宅時間が終電になってしまうのに二の足を踏んでいる状態なんだよね……。翌日に休み取るかな(笑)

 コメンタリーを聞きながら、私が「図書館戦争」にハマったのはいつだったっけ?と思い出そうとしていた。……TVシリーズは見ていたけど、例によって例のごとく原作は買っていなかったんだよねぇ。でもDVDは買っていた(笑)
 うーん、多分、そのDVD特典の小説を読んでから興味を持ったのかなー。でも置き場所の問題で小説はもう文庫でしか買わないと決めていたので購入には至らなかった。
 しかし最近になって全巻が文庫になったので全て購入して、全巻揃った時点で読んだ。揃うまでは有川さんの他の作品を買い漁っていた。以降は文庫になったら買っている。
 一番好きなのは「図書館戦争」で、次が「自衛隊シリーズ」だ。好きな作家は3人いるのだけど、この3人目が有川さん。小説は電車で読むことにしているのだけど、好き作家さんの本は全て帰宅してからも続きが気になってついつい読み耽ってしまう。それ以外の作家さんだとこうはならないんだから不思議だ。家で読んでしまうと読む本がなくなってしまうというのに止められないんだよねー。
 しかし「図書館戦争」の文庫化には一つだけ残念な点がある。それはDVD特典の小説が収録されていたということ! 特典というからには、DVDを購入しないと入手できないもののはずなのに、なんで後年になるとこうも簡単に収録されてしまうんだよ……。それは特典付きを買った人に対する裏切り行為だわ。時間が経ったら時効だとでも言うんだろうか?

 さて本編に関しては様々な改変が行われていたのを不満に思ったのはという気持ちがないと言えば嘘になる。しかし作者が映画に関わって、それを良しとしたのなら一読者が不満を言うのはおかしいと思い直した。当麻が領事館に駆け込むところが違っていたので、そこが逃亡劇の最後だったから映画のラストはどうなるんだろうか、と未読の人と同じ気持ちを味わえたのはいいことかなと思うし。
 店長が男性ではなく女性となっていたのは、笠原と堂上の仲に波風を立てるためなのかなーと思っていた。堂上に気があるような台詞を言っていたような気もするので。しかし、笠原の仲には波風は立っていたかもしれないけれど、最後は彼女を後押ししていたなぁ。あと、名前に関するエピソードが明かされていて、それはなるほどなーと思った。明かされていたのは文庫版だったのかパンフレットだったのかは忘れた。
 それから、笠原と当麻が良化隊に取り押さえられるところから玄田たちが救援に駆け付ける辺りは勤務地なので、見慣れたビルをスクリーンで見られたのが印象的だった。
 本編のアニメ化は終了したけれど、まだ外伝が残っているので是非ともアニメ化してほしいなと思う。全てのエピソードをやってほしいけれど、仮にアニメ化されたとしてもそれはないだろうなぁ。DVDを持っているのに、映画公開に合わせて発売されたBD-BOXも買ったし、この映画もBDで購入したので、アニメ化されたらもちろん購入するのは確定していることだ!
 来月には実写で映画になるからチラシが織り込まれていた。漫画や小説の実写化には軒並み反対派の私だけど、PVを見て興味を持ってしまった……。まぁ、見るかどうかはまだ決めていないので、レビューを見て考えようかなと思う。

 コメンタリーは二つ。男子組と女子組と分けられていた。
 男子組には前野さんと鈴木さんと監督。女子組には井上さんと沢城さんと尾形さんと有川さん。作者が出てくれたのは嬉しかった。なんでも最初は予定になかったらしく、暇だったら来ませんか?という井上さんの呼びかけに応じて実現できたのだとか。
 聞いていて最初は面白かったのは男子組の方かなーと思っていたけど、さすがに作者がいるだけあって裏の詳しい話を聞けたのは女子組だった。女子組は最初尾形さん絡みの話しかしていなかったのでそれがつまらなかったんだよね。だって、尾形さんのアフレコ話は映像特典でもあったから。
 沢城さんの話で同意したのが、TVシリーズ放映時では実年齢での役だったから、その時の自分を出していた、みたいなことを言っていたんだよね。でも、4年経つと主人公たちが可愛く見えたとか気持ちがすぐ分かるとかいう内容のことを言っていたように思う。同じ目線だったのが、年上の目線となったという話に、演じている人間ではないものの、キャラクターを見る姿勢の変化に大いに頷いた。
 あと「おじさん萌え」の話とか、「郁の運転する車にだけは乗りたくない〜」とか、鼻パックをベリッと取るなんてあり得ない〜とかの突っ込みには笑った。
 男子組では、前野さんが笠原との出会いのシーンで台詞の練習をしていたのに、TVでは文字だった。でも今回の映画ではとうとう言うことになってしまったとか話していた。言いにくいから噛まないように練習していたということだった。これは特典のラジオでも言っていたかな。コメンタリーには進行に脚本の方も参加されていて、TVで言うと声で「ネタばれになるから」と言っていたかな。見ていたときは何も思っていなかったけど、それを聞いて確かにと思った。

 裏話を聞けたのはとても嬉しいことだったけれど、何度も同じものを見るのは、しかも長いのを見るのは大変だったなー。と言いつつ、本編をもう一度見たいなと思った。しかし特別版を買ったのはいいけど、DVDの本編はいらなかったかなー。BDであるのになんてDVD版も付いたのだろうか?

 特典にはWebラジオが今回も付いていた。これは面白かった。前にも思ったけど、石田さんが後輩の前で話すのってあんな感じなんだーと、初めて見る一面に得した気分になった。特に今回の分では色々はっちゃけてて声に出して笑えるくらい面白かったなー。
 他、映像特典には上記で少し触れた尾形さんのアフレコ風景とかインタビューとか、外交官役を演じたエンディング曲のボーカル(?)の人のアフレコ風景とか試写会と初回の舞台挨拶とか。
 石田さんは尾形さんの舞台を見に行くほどのファンで、アフレコでは緊張していた、という話を井上さんと沢城さんのコメンタリーを聞いて、そういうことが話題になるくらいに普段と違っていたんだなーと、これも得した気分になった。

 「図書館戦争」は、関わった人全てがとても好きだという作品で、スタッフもキャストも外伝についての言及があった。ファンだってもちろん同じ気持ちなので、是非とも外伝もアニメ化してほしいなと思う。笠原と堂上のもう少し踏み込んだ関係の描写とか、柴崎と手塚のゴールインとその過程とか、毬江と小牧の話とかもっともっと見たい! 特に毬江の話は業界の行き過ぎた自主規制のために出なさすぎ、映画に至ってはワンシーンのみだったのでもっと描いてほしいなぁと思うよ。

at 23:39, 真神恵, 漫画・アニメ

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今期始まったアニメに関して

 三連休になってようやく書ける時間がとれるというのは逃れられないのかな……。

 ともかく、前回書いていないものについてをメインに感想を軽く書いていこうと思う。

「ささみさん@がんばらない」
 初回を見て何この主人公と思った。遊ぶ以外は何一つ自分でやろうとしないとは……。しかもそれを全て兄にさせているというのがねー。だめだ、不快すぎてと思ったものの次の回から少しずつ説明が入ってきてそういう出自だったのかと知ったものの……やはり「できない」のではなく「やろうとしない」という姿勢が問題だと思う。外に出て行くことができなかった理由は仕方がないけれど、それ以外ではそうではないだろうと。

 視聴続行かどうかは考え中かなぁ。

「僕は友達が少ないNEXT」
 一期も見ていたので継続して視聴。これはバカバカしくていいと思う。思うけど夜空はやりすぎだなと思う。でもまぁ何も考えずにこのまま最後まで見ようかなと思っている。

「ラブライブ!」
 これもまた女の子しか出てこないアニメなのかと最初は思っていたけれど、女の子が頑張る姿はいいと思った。媚びてないと思うしね。このまま純粋にアイドルとなって頑張っていってほしいと思うよ。
 ただ……声がねぇ。もうちょっと可愛かったらいいのにとか演技できる人にしたらいいのにとは思うけど。

「生徒会の一存Lv.2」
 うーん。これが二期制作されたというのが不思議だ。何が面白いんだろうかと思う。

「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」
 こういう超能力ものは好きだし、初回から現在までの展開も好きだと思う。なのでこれは最後まで見るだろうな。
 あと、エンディングが好きだ。女の子たちが最初は一緒に踊っているのに、黒うさぎ以外が早速飽きて自分のやりたいことを始めたところとか、男の子(全員名前を覚えていないので)が最後の最後で踊り始めたマイペースっぷりとか、それぞれの性格がよく分かっていい。
 でも……歌い手二人のCMは早く流れないようになってほしいなーと思う。TVで見るには耐えられないんで。個人的に。

「戦勇。」
 短いアニメなんだけど面白いと思うよ。監督は色々問題発言している人みたいだけど、まぁ作品が面白いならいいかなと。中村さんが出てるしね。

「バクマン。3」
 ようやく最終章。でも最後までやってくれて嬉しい。アニマックスでは一期目が放送中で、実はこちらも録画しているんだよね。本放送時はアナログで録画していたんで、画質あげたものを残しておきたいなと思ったもので〜。
 しかし、この二人は本当に漫画漬けだなーと思う。作中に描かれないだけかもしれないけど、その世界の外を見たことがないのだろうかと。
 あとはランキングばっかり気にしているのがどうもね……。ジャンプで連載していたものだから、作中でもジャンプ方式なんだろうけど、他の漫画雑誌ではどうなんだろうかと気になった。あまりにもランキングランキングと言いすぎているので。
 でもまぁ、どういう最後を迎えるのかが楽しみだ。もちろん原作は読んでいない。

「幕末義人伝 浪漫」
 いまいち何がしたいのかが分からない。面白ければまだいいのだけど、今のところ面白いとも言えないし。キャスティングで見てるようなものだ。絵柄も古いし。
 で、今週からは見ないことにした。

「THE UNLIMITED 兵部京介」
 本編は全て見ていないものの、再放送で何話か見た程度で、この話の主人公がどういう形で彼女たちと出会ってどうなったのかが全く分からない状態。
 でも、先週の話でどういう関係かが説明されていたのでまぁそこはいいかなと思う。

 上記の「問題児たち〜」と同様超能力ものは好きなのでこれも楽しみにしている作品。しかし両者を比べてどちらがいいかと問われたら、断然こちらと答える。それくらいに好きである。

 う〜んと、これくらいかな? あと前回さんざん文句を言っていた「琴浦さん」だけど、先週ので反省してくれていたので私の不満は解消されたよ。でもそれは独りだったときに気づけたらもっと良かったと思うけど、彼女はそれほど強い人間ではなかったから初めてできた友人たちによって大事なことに気づけたということなんだと思うことにする。

 逆に森谷はダメだ。彼女はやりすぎた。琴浦は先週の話で許したようだけど、あれは許していいレベルではない。かと言って同じような仕返しもしてはいけないけどね。
 ただ先々週の話で矛先が琴浦ではなく真鍋にも向かったというのに違和感を覚えた。いや、女ってああいう場合男には嫌われたくないから、女の方にもっと陰湿な攻撃を仕掛けるものなので。だから、道場の人間に命じたときは襲うのはてっきり琴浦だと思っていたのであの展開には驚いた。
 それはともかく、あんなことをして琴浦と真鍋のそばに居続ける森谷の神経も信じられない。琴浦が許しても真鍋の方は許していなかっただろうに。そして今後も彼女は真鍋を想い続けるというのだろうか? 男の方はあんな醜い面を見せた女には言い寄られても迷惑だろうなー。

 ちなみに、私も中学生の頃にはイジメというのを受けていた。でも、ここで公開できるほどなので、最近事件になった大津や大阪の桜の宮といい、イジメが原因で子どもが死んでしまうような重いものではなかった。まぁ、他と比べるものでもないのだけどね。当人にとっては、その時はとても嫌なことには違いないので。
 でもああいうのって必ず集団で来るんだよねー。私の場合もそうだったよ。昔はそんなこと考えられなかったけど、今では私が優等生で頭がよくて成績も良かったから妬まれていたんだろうなって思う。前にもどこかで書いたと思うのだけど、私って今と昔では性格が違っているんだよね、他の人から見たら。だから、昔の知り合いほど今の私を見て「本当に真神さん(仮名)なの!?」って言われる(苦笑)
 と言っても、高校に上がったら中学よりも性格はグレードアップしていたのだけど。今の性格になるまでは何段階か変わっているのである。なんで過去のことを語りだしたかというと、イジメてきた相手に対して意趣返しをしたことがあったから。

 田舎なので、中学から高校へ進学といってもだいたいそのまま同じところへ行くことが多い。私は通学圏にある三つの公立高校のうち、一番レベルの高い高校に行けなくもなかったんだけど、バスで15分より自転車で5分を選んだ。何せ8時25分に校門をくぐる日が多かったしな……。ちなみに中学は家と目と鼻の先で、ようするに近い場所にある学校にしか行ったことがなかったんだよね。
 で、当然相手も同じ高校なんだけど、リーダー格の子は学力の低い科だったワケなんだよね。その時点で相手にならない。ならないんだけど、一度だけ、自転車で坂道を下りてくる彼女に「さよならー!」とそれはそれは自分的ににこやかな笑顔で手を振って挨拶をしたのだよ。その時の相手の顔は……覚えていないけど(笑)、ものすごくビックリした顔をしていたのは覚えている。
 私をイジメていたのを覚えていたんだろうね。それが普通に、まるで友だちのように声をかけてきたからビックリしたんだろうなと思う。私はそのときの相手の心底ビックリした顔を見て胸がスッとしたよ。私の意趣返しとはこの出来事である。妬みが原因だったと推測できるので、そういう点では最初から私の方が優れていたため、相手を追い越して見返すことで意趣返しはできなかった。だからその時偶然見かけて軽いながらも意趣返しできたのはラッキーなことだった。

 亡くなってしまった子はもう彼らに仕返しすることはできないけれど、相手が集団でくるという卑怯な点をどうにかすれば仕返しはできると思う。そしてああいった手合いは虐げてきた相手にやり返されたら次は手を出してこないと思う。……まぁ、次の弱い相手に対して標的を変えるだけかもしれないけど。
 やっぱりね、相手だって同じ年齢の人間なんだよ。そんな相手に遠慮することはないんだよ。一対一ならそうそう負けることもないだろうし。刃向かう強さも気力もない、と言われたらそれ以上は何も言えないけどね……。
 まぁ、あいつらは一人じゃなんにもできないんで、一人に対してやり返しても再び集団でやってくるだろうから知恵を使わないと何ともできないという問題があるけど。暴行した相手にはやり返す権利ってのがあったらいいのにな……。

 だいたい「イジメ」という言葉自体がおかしい。暴行でいいじゃないか。「万引き」ではなく窃盗。そういう言葉を使うから本人たちもそれが犯罪だと分からないし、罪の意識も持たないんだよ。想像力もないしね。自分がされて嫌なことはするなよと言いたいわ……。

 話は飛んだけど、琴浦はやはり森谷のことは簡単に許してはいけない。本人が反省していてもやったことは取り消せないし。……琴浦は実の母親からも母親が言ってはいけない言葉をぶつけられたというとても辛い目にあったから、他人の、恋情絡みの森谷の言葉は、心の中が見えているから大したことではないと思えるようになったのかもしれないけど。

 ま、そんなワケでこの作品も最後まで見ることにした。

 そうそう、「ビビッドレッド・オペレーション」だけど、緑の子でダメだと思った。前回文句を言った点だけでなく、演技のできない人間をレギュラーにしてしまうのは失敗なのではないだろうか? 放送直前番組では当然のようにキャストの中にいたけど、あの演技力でそれはダメだ。そんな顔出しの仕事をする前に、もうちょっと勉強してもらいたいと思う。これが初めての作品ならいざ知らず、何作か出ているのにあの体たらくは問題大アリではないだろうか。……まぁ、あの子安も今では中堅なので今後どうなっていくかは未知数と言えなくもないのだけど。
 仲間は全員揃ったところまでは見てみたけど、媚びているばかりで面白いと思えない……。あと、友人によれば同人の頃から「履いていない」そうなので、そういうことしか頭にないのかと更に驚いた。おまけに公式らしきブログであの発言。社会人としてダメだ。

 まぁ、しかし何だ。今期始まった中で一番面白いものは何か、と問われたら……新作ではなく旧作になってしまうんだよね……。
 内容知っているのに見てしまうよ。「グレンラガン」と「BLACK LAGOON」は。あと、さっきまで見ていたのが「勇者王ガオガイガーFINAL」さ。
 TVシリーズも好きだったんだけど、OVAの方は見たことがなくてずっと放送されるのを待っていたんだ。あと1話で終わるので録り貯めたものを一気に……一気に見たかったけど、4話までしかまだ見れてないわー。平日は他のものを消化するので手いっぱいだから。
 こういう熱い作品って少なくなったねー。

at 23:59, 真神恵, 漫画・アニメ

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三国恋戦記〜オトメの兵法!〜 ノーマルエンディング 感想

 新装版は発売日に購入済み。早速思うままにプレイすると、またもや公瑾ルートに入ってしまったんだよね。その後遊ぶ時間がなくて、途中で止まっていた。それで先週末にクリアできたの。

 各攻略キャラと結ばれるのももちろんいいんだけど、どれが一番のルートなのかと問われたら、私はノーマルルートと答えるかもしれない。一番面白いと思う。そりゃ、ご都合的展開がないとは言い切れないんだけどどうすれば戦争を終わらせることができるか、というのを一応自分で考えて行動して結果を出したのだから。
 それから、こういうゲームでは個別ルートに入ると他のキャラクターが出て来なくなるというのがあるものの、このノーマルルートだと一応他のキャラも出てくる。それがいい。

 とはいえ、このルートだと絶対に救えないキャラもいるんだよね……。公瑾は、個別ルートでいかに死なさないようにするか、という点が大きいから、他のルートだと史実通り怪我がもとで死んでしまう。

 あと文若。主人公は、戦争を終わらせるためにはその原因をなくせばいいと考えるのだけど、作戦通りにことが運んで幼い皇帝のもとにたどり着いたというのに文若に見つかってしまうんだよね。
 彼は孟徳側の人間だから主人公はギクリとするのだけど、主人公がなぜ皇帝を連れ出そうとするのかを、その行き先を知って気づいて二人を見逃してくれるんだ。彼が孟徳からその地を預かっているのに、皇帝を逃がした、ということで孟徳に処分されるのは明白。でも逃がしてくれた。
 孟徳と文若の考えの違い、という点に関してはこの「三国恋戦記」内では一切語られない。だから「三国志」を全く知らない人にとっては不親切かなと思う。思うけど、このゲームの本筋では語る必要のないことだという判断なんだろうね。あれもこれも詰め込んでしまったら「恋戦記」ではなく「三国志」になってしまうものね。だからここは気になる人は自分で調べてね、ということになるんだろうな……。
 まぁ、老若男女、全ての日本人は勤勉だと思うので、気になったら調べてる人多数だろうね。私は「三国志」は少し知っている、という程度で詳しいとは言えないレベルだ。少し知っているレベルというのが人によっては様々だけど、私にとってはこれはまだまだというレベルなんだ。

 ちなみに、二人の顛末については物語の最後で触れられる。
 ただ、ものすごく残念だと思うのが、主人公がそれを自分の役目だと位置付け、それをクリアしたときに自分が元に戻るその瞬間をも利用していた。孟徳への牽制のために。それなのに、元の世界に戻ったら綺麗さっぱり忘れてるってどういうことなのよ……。記憶は残っていて、あの世界での経験を生かして将来を考える、という流れにしてほしかったなと思う。あれじゃ主人公は何のために異世界に行って死にそうな目にあったんだよと。

 今、コミカライズされているけど、あれはノーマルルートになるのかなと思いつつ読んでいる。でも絵が好みじゃないんだよね。それが残念だ……。そして残念ながらこの恋戦記も、薄桜鬼や他の乙女ゲーと同じような売り方になったんだよね。でも、もしアニメになるならノーマルルートを是非やってほしいなと思っている。

 毎日どころか毎週も進めることはできないけど、のんびりやっていこうと思う。
 前の分では孔明と雲長以外は攻略できていたんだけど、データが消えてしまってからやる気を失くしてしまったの。孔明は一番最後に、と考えていたのにプレイしていないというのにこのカップリングで買う本が一番多くなってしまったなぁ(笑)
 サポートに言っても何の音沙汰がなかったのが不可解なのだけど、新装版ではそういうこともないと思うので、ペースは遅くても今度こそコンプリートしたい。

at 23:16, 真神恵, 三国恋戦記

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