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機動戦士ガンダムОО 20話「変革の刃」

JUGEMテーマ:ガンダムOO

 患部の幹細胞に異常が見つかり、ルイスの左手の再生治療は絶望的だと沙慈は看護師に言われて愕然としていた。ガンダムのビーム兵器には細胞障害を起こすものが含まれているのではないかというのが医師の見立てだった。……これは擬似太陽炉だけの話なんだろうか。まぁ、とても毒々しい色合いなので納得できるというか何というか……。左手を失ったルイスは衝撃的だったけど、話を聞くまでは沙慈もまだ楽観視していたのかもしれない。それがこんな事になるなんて(汗)

 ぼにゃりと、ルイスからのメールを見ていた沙慈の元へ新たにルイスからメールが来た。それまでのメールは可愛い感じだったのに、今回のが文字だけというのがまたこうクるものがあるな……。先ほど沙慈は電車を一本見送ってしまったのだけど、このタイミングでメールをするということは、ルイスにはお見通しだったのかもしれないね。
 そしてルイスは勉強を頑張るようにと応援すると書いたあと、「宇宙で待ってて。すぐに追いつくから」と結んでいた。以前、二人は研修か何かで宇宙に上がり地球を見ていたよね。その後事故にあってキュリオスに救われていたんだっけ。しかし再生治療が望めないルイスが宇宙に上がれる日はくるのだろうか? 仮に彼女が奮起して沙慈の後を追えたとしても、相当の時間がかかるだろうね。というか、この後沙慈が涙していたので不可能に近いこと、なんだろうか?
 ところで、感想を読みに行ってそれはないだろうと思ったことがある。メールの文面の最後の二行はルイスの声で読まれていたんだけど、「そら」を「空」って書いているところがあったんだよね……。いやぁ、ガンダムで「そら」と言ったら「宇宙」しかないんだけどな(苦笑) ちゃんとメールにも「宇宙」って書いてあったのに。そりゃガンダムという作品でつけられた読み方ではあるけど、ここは間違ってはいけないことだろうと思う。もうそれだけで感想を読む気がなくなったな……。

 三国が軍事同盟を締結していた。国連の管理下でソレスタルビーイング(CB)壊滅のために軍事行動が行うという宣言が全世界に向けて発信されていた。……壊滅? 鹵獲は諦めたの? しかしどうやって?
 トリニティたちの悪行のおかげで世界の怒りを買い、ようやく世界を一つにという目的が果たされたワケだね。シーリンはマリナが最近の過激な武力介入が国連軍を統合させるためかと呟くと、そう考えるのが妥当だと返していた。戦いを戦いで否定し平和を勝ち取る、TV画面でカメラを前に手を結び合う三国のトップたちを見つめながら、マリナは「これが貴方の求める世界だというの?」と疑問を投げかけていた。

 同じくモニターを見ながら、トリニティの行動が引き金になっているのは解せないが、ようやく第一段階をクリアしたとロックオンは呟いていた。しかし世界の現状としてはトリニティたちによって各国の軍事基地は被害を受けているのに、こんな状況で軍を統合させても結果が出るはずがないとティエリアは不可解だと述べていた。
 何か裏があると言った刹那を見たティエリアは、俯いて自分の心情を打ち明けていた。

正直、は不安に思う。
ヴェーダに明示されていなかったトリニティの存在。
そのヴェーダがデータの改竄を受けた事実。
どうしようもなく、を不安にさせる……。

 最後の方は、ティエリアが「僕」という一人称を使っているのを強調させるかのように口元をアップにしていたなぁ。前回の刹那たちの対話から、二人に心を開いているということなんだろうね。これをまたロックオンがティエリアの一人称が「僕」になった事に気づくのがいいよね。そういえばティエリアって今まで他のマイスターたちの前では「俺」しか言ってなかったんだっけ? そこまで意識して見てなかったからなぁ。もしそうだとしたら、ロックオンはティエリアが「僕」と言ったのを初めて聞いたことになるんだよね。そして「『僕』か……」という呟きの中にようやく自分たちに心を開いてくれたのかなと思ったのかもしれない。
 そこへスメラギからトレミーへの帰還命令が出た。

 トレミー内ではミーティングが行われていた。ラッセのどうするのかという問いに、スメラギは国連軍の動きを見てからだと答えるのだが、イアンは予測はしているんだろ?と先を促した。そのためにも準備をしておくということで、イアンとラッセにはGNアームズを受け取ってくるように指示し、残りのメンバーは宇宙へ上がるガンダムの回収作業に向かうとスメラギは続けた。
 GNアームズは一機だけロールアウトしたとイアンは言っていた。つまり、4機あるということなんだね。名前の響きからGディフェンサーが真っ先に思い浮かんだな。いよいよ投入、ではなくそうしなければならないほど事態は逼迫しているのだと出撃前にイアンはラッセに答えていた。

 まだ包帯姿のビリーの元へグラハムがやってきた。新型ガンダムから奪取したビームサーベル調査結果を聞こうとしていたようだけど、やっぱりあのとき回収していたんだね。これでガンダムの装甲が頑強だろうと関係なくなるね。しかもグラハムが使うのなら簡単に勝ってしまうのではないだろうか。
 しかしビリーはそれどころじゃないと切り出した。前回のラストで出てきたのは擬似太陽炉を搭載したMSだったらしい(汗) CBの関係者と名乗る者はそれを三国に提供したということだった。その裏切り者ってアレハンドロしか思い浮かばないのだけど? 三国の軍事同盟が締結されたときにも彼が映っていたのは、自分がそうさせたと言っているのかと思ってしまったもの(苦笑) そして擬似太陽炉を搭載しているということは、スローネ機と同じ。つまりは用意したのはラグナってことになるのでは? 30機なので各国10機ずつということだね。でもこれ、仮にCBを打倒した場合に今度は各国で争うことになるんじゃないの〜? 今は擬似太陽炉がどういったものかを調査するのは打倒CBのためだろうけど、終わった後が怖い。各陣営がそれぞれ武器を開発して、以前よりももっと悲惨な世界になりそうだもの。
 さて、これでティエリアが疑問に思っていたことが解明して、刹那が言った通り裏があったということで、だから軍事同盟を締結して30機のMSでCBを壊滅させようという話になったんだね。擬似太陽炉だということを三国側は知らないワケだし、だからもうガンダムを鹵獲する必要もないと判断したんだね。
 ビリーはユニオンが入手した新型MSはオーバーフラッグスからパイロットが選出されるだろうと言い、隊長はグラハムだろうと続けた。しかしグラハムは「断固辞退しよう」と即答していた。

私はフラッグでガンダムを倒す。
ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ。


 静かに告げるグラハムに、ダリルがガンダムとの性能差を指摘した。

男の誓いに訂正はない。

 ダリルが言い終わる前にそうグラハムは言いきった。このところ迷発言ではなくて名発言ばかり言うグラハムは格好いいのだけどちょっと物足りない。でも、新型投入となって命令されてそれに乗ってしまったらどうしようと思っていた矢先だったので、それをキッパリ否定してくれた嬉しかったなー。反対にハワードとの会話でしきりに性能差にこだわっていたダリルは、喜んで新型に乗るんだろうな。

 次は人革連。セルゲイらはガンダムの主要機関がGNドライブという名称であると司令から教えられていた。司令の読んだ資料には、どこまでの情報が載っていたのかと気になる。
 パイロットの人選はセルゲイに一任すると司令が言うや否やソーマが志願していた。そして司令もそのつもりだと即答していた。アレルヤが超兵であり、ソーマの放つ脳量子波の影響を受けると知っていたなら外すなんてあり得ないだろう。本人も望んでいるし。しかしセルゲイはソーマだけは乗せたくないと思っていただろうにね。

 AEUは同じくパイロットの人選は大佐に一任されているようだった。喋っていなければ後姿だろ誰だったかわからなかっただろうな(苦笑) というか髪長かったんだね。勝手にショートだと思っていたよ。そして「あの男を入れるかどうか……」というのはコーラサワーのことだよね。
 まさにその時、彼女の宿舎にやってきたのはコーラサワーだった。すっかり大佐に懐いてしまっているなぁ。しかも薔薇持ってきた! おまけに頬を赤くして食事に誘いに来たって!? ところで、彼は大佐の髪が長いというのを知っていたんだろうか? 全然驚いてないものね。見惚れるとかそんなシーンもあったら笑えたのにな。
 頭の中がピンクなコーラサワーに、大佐はため息をついた(苦笑)

大佐「少尉、今世界は大きな変革期を迎えようとしている。
そのことについて考えるようなことはないのか?」
コーラ「はい、ないです!
大佐「………………まったく、放っておけん男だ。待ってろ。用意をしてくる」

 言い切ったよ(笑) もうすぐ30歳になるという年齢だというのにこれでいいのか!? さっすがスペシャルさまだよ! 言い切ったときの表情なんて10代の少年にしか見えない。しかも用意をしてくると大佐が一度中に戻ったあとには「やったぁ!!」だものね。大佐と初めて出会う前の彼はエースということで女を手当たり次第に食っていそうな感じだったというのに。
 これに対して唖然としている大佐の沈黙がまたいい。しかも食事の誘いに応じていた! これはすごいことではないか? 放っておけんって脈ありなんじゃなかろうか? 或いはこの後説教されているのかもしれないけど、それすらも尻尾振って喜んで聞いていそうな予感(笑)

 今度はリニアトレイン公社の会長別荘? ああそうか、ラグナだね。で、取材の申し込みをしたJNNというのは絹江なんだね。しかもアリーがいるし! ラグナって思ったより若いなと思った。もっと年とっている人物だと思っていたよ。
 アリーは機体の搬送をラグナから請け負ってたらしい。……彼はいったいどうやってラグナと接触したんだろうか? しかし今回アリーがラグナを訪ねたのは報告ではなく新型MSを譲渡してもらいたいと頼むためだったらしい。アリーが新型に乗ったら鬼に金棒で適う人間など殆どいなくなってしまうんじゃないのか?(汗) ラグナがこれを拒否すると、総裁権限でどこかの軍に加われるように配慮してもらいたいと言い出した。……どうあっても新型が欲しいんだね。
 食いつくアリーにそうまでして乗りたい理由は何だとラグナは尋ねた。三度も借りを作った相手がいるからという理由があるとアリーはまず述べた。そして傭兵が不要になる時代が必ず来ると言い、だからせめて戦える場所に行きたいのだと続けた。根っからの戦争屋なんだね……。しかしアリーはCBを最後まで言ったのって一回くらいしかないんじゃないだろうか?(笑)

 予告でアリーと絹江が一緒の画面にいたけど、この後のことだったんだね。取材を断られたとき、来客中だと言われていたらしい。ここで、ああ、踏み出してしまったよ(汗)
 車の前に立ちふさがった絹江をあっ気にとられた表情で見るアリーというのは珍しい表情だと思った。2,3質問したいと絹江は取材を敢行するが、急いでいるので車中でよければとアリーに誘われた。そこで引いたらいいのにと誰もが思っただろうけど、真実を知りたいという絹江の情熱は引いてはくれなかった……。
 相手が普通の男であっても車に乗り込むなんてやってはいけないよ(汗) 確かに彼を行かせてしまったらもう手がかりを得る機会なんてないだろうけど、彼女が車に乗った時点でもう生きては戻れないだろうと思った。というか、誰でもそう思うか。「ではお言葉に甘えて」と言った絹江を見たアリーの目がもう煩く嗅ぎまわるマスコミを処分しようとしているようにしか見えなかった。
 最初はラグナに会っていたのかどうかの確認。そして用件を絹江は尋ねた。流通業を営んでいるので物資の流通確認のために総裁に報告しに来たというアリーに怪訝な顔をする絹江は「わざわざ総裁に?」と尋ねていた。私用だと答えたアリーに絹江は物資が何かと尋ねてしまった(汗)
 ニヤリと笑うアリーの口元を映した画面というのが不気味。しかも物資がMSのエンジンで、その名称と絹江が聞いていないことまでアリーはペラペラと喋り始めた。しかも自分を戦争屋で最低最悪の人間とまで言っていた。ああ、やはりというかそうなってしまうんだなぁ。またこの後に帰宅した沙慈が映されるというのが(汗)
 アリーと話をしていたときが昼間で、沙慈の帰宅が夕方。そして「ネズミを掃除」したとアリーが報告していたのが夜。素手で運転していたのに手袋していたね。あれから絹江はアリーの車から逃げようともがいたんだろうか?
 再び沙慈の映った。彼はまさか姉がそんな危険な目にあっているなんて思いもしてないだろうね。心の中はルイスのことでいっぱいで……。更なる不幸が彼を襲うと言っているような挿入の仕方ではないか(汗)
 そして絹江は……バッグから彼女の荷物が散乱していた。携帯は誰とも連絡が取れないように壊されていた。そしてお腹から大量の血を流して倒れている絹江はまだ生きていた。一番近くに落ちていた写真入りのケースに手を伸ばし、涙を浮かべながら「父さん……さ、沙慈……!」と言うと、そこで絹江の手は力を失い地面に落ちた。路地裏で物取りにあったと見せかけていたのだろうか? どちらにしろ、アリーが「掃除した」と言ったのだから彼女の命はあそこで尽きたのは確実なんだね。戦争屋と言いきったアリーが仕損じるなんて考えられないもの。

 何と、アレハンドロが宇宙に出ていた! どこへ何をしに行くのだろうか? リボンズが苦労して手に入れた情報をこの目で見たいから行ったらしい。あの言い方だと最初はリボンズが願い出たのを自分も行くと言い出したんだね。金持ちの道楽……なんてことはないだろうね(笑)
 コーナー一族の長きに渡る悲願でもある、って一族発言まできた……。リボンズによれば何世代も前から計画への介入を画策していたとか。リボンズはそれを最初から知っていたのか? それともアレハンドロが教えた? 教えたのだとしたらリボンズって相当信頼されているんだね。計画への介入はヴェーダがある限り不可能だったが、リボンズが現れたおかげでそれが可能になった? リボンズって何者なんだろう? 古谷さん、脇役どころか相当深いキャラを担当しているんだね(苦笑)
 アレハンドロがリボンズを天使だと言ったとき笑うというか寒気がした。いやいやアニメとか漫画の中のキャラだから許される台詞だね。しかしこんなことをサラッと言えるなんてアレハンドロ気持ち悪い(笑) これに対するリボンズの言葉がまた涼しいのがいいな。しかも意味深だよ。

拾って下さったことへのご恩返しはさせていただきます

 それって、ご恩返しが済んだらアレハンドロを始末すると言っているようなものではないの? 拾ってくれた恩とリボンズは言ったけれど、アレハンドロがコーナー一族の人間で、彼が一族の悲願を成就させようとあがいているのを知って近づいたとしか思えないなぁ。
 本体の場所を割り出すのに時間がかかったとリボンズは申し訳なさそうにアレハンドロに謝罪していた。割り出すって、どうやったら割り出せるの? というか、ヴェーダとティエリアとのリンクを強制解除したり、レベル7以上のデータを改竄していたのはリボンズだったのかな。意味ありげな描かれ方をしていたものね。となるとリボンズはティエリアよりも上位の権限を持つ者となるよね。でも、それでどうしてアレハンドロに協力しようとするのかが解らないなぁ。というかアレハンドロ、エンジェルは止めて! 気持ち悪いというか吹くから!(笑)

 ミハエルとネーナは、性格はアレだけど二人+紫ハロの会話を聞いていて微笑ましいと思ってしまった(苦笑) 三人だけでなく、他の人間ともそうやって打ち解けていったら良かったのに……。
 ラグナからのミッションが入ったというヨハンの言葉に待ってましたと喜ぶ弟妹。そこへ留美がようやく見つけたと言って現れた。見られたならただで帰すワケにはいかないと好戦的なミハエルをヨハンが止め、ヴェーダの資料の中で見た記憶があると言った。待てと言われた瞬間のミハエルの顔がいいね。兄貴には絶対服従なんだなぁ。そしてヨハンは記憶力もいいらしいね。
 留美がここへ現われたのは挨拶をするためだと言っていた。彼女にとっては刹那たちファーストチームも彼らトリニティも同じCBなのだから、サポートするのは当然のことだと言ってのけた。これには弟妹が反発したが、留美は自分は向こう側の人間ではないと涼しい声で告げた。留美にとっては世界を変えてくれるのなら刹那たちであってもヨハンたちであっても同じ駒ということなのかもしれないね。
 中立の立場なのかと確認するヨハンに留美はこれも否定した。そして自分はイオリア・シュヘンベルグが提唱する理念に従う者でそれ以上でもそれ以下でもないと続けた。この回答にフッと笑むヨハンが「なるほど、そういう事ですか」と納得したかのように言っていた。彼は彼女が世界を変えるならどっちでもいいのだと思っていることを理解したというのかなー。
 刹那たちには知らせないことを約束して、留美は挨拶に来ただけだと言った通りそのまま帰ってしまった。あっさり帰していいのかとミハエルは不満そうに尋ねたが、ヨハンは使えるカードは一枚でも多い方がいいと返していた。……本当に使われているのはこの兄弟なのにね(汗)
 一方これでいいのかと尋ねる紅龍に、留美はトリニティは世界に変革を誘発したのだからいいとあっさり答えた。

紅龍「それほどまでに今の世界がお嫌いですか?」
留美「ええ。変わらないのなら、壊れてもいいとさえ思うほどに」

 留美を見る紅龍の気遣わしげな目がいい。そして彼に本心を言う留美は、この世で信じられるものは実は紅龍だけなのかもしれない。留美の言葉はいつも涼しげだけど、「壊れてもいい」とまで言い切るだなんていったい彼女に何があったのだろうか? 淡々としているからこそ深い絶望の底にいるんじゃないかと思ってしまう。紅龍のあの目がそれを肯定しているように思えてならない。

 宇宙に上がるなり、ティエリアはスメラギに命令違反を犯した罰を与えるように言いだした。しかし彼女は「そんなのいつしたっけ?」と仕方のない子ね、という感じで返した。しかし真面目なティエリアは不問にされるのは不服のようで、しかしと言いかけた。
 ところがロックオンが肩に手を置いて「そういうことだ」と言うと、ティエリアもそれ以上何も言おうとしなかった。この様子に「何かあった?」とアレルヤが尋ねるが、ロックオンは「さぁな」と言ってはぐらかしてしまった。ティエリアも表情改めてるし!
 この様子を見ていた刹那の表情に初めて可愛いと思ってしまった。またティエリアも。今までだったら、肩に手を置かれた時点で馴れ馴れしいと不快な感情を隠そうともしなかっただろうに、今のはそんな風には全く思っていなかったものね。あ、後はスメラギが優しい顔をして三人というかティエリアを見ていたのもいいね。宇宙に残る必要があったとはいえ、仲良しになって戻ってきた三人にアレルヤは置いてけぼりだね(笑)

 そんな雰囲気の中でクリスティナがトリニティに動きがあったと報告した。彼らの目標は人革連の基地だった。
 今回も彼らは楽にミッションを完遂すると思っていたんだろう。圧倒的優位に立って彼らは反撃してくる人革連のMSを破壊していった。ドッキングしようとスローネ機が集まろうとしたとき、そこに赤い閃光が走った。またエクシアなのかと忌々しげにミハエルが振り向くと、相手を確認したヨハンが「違う」と教えた。10機の編隊……それはセルゲイが率いるMS部隊だった。ガンダムではない、しかしGN粒子を放出している。「あれもまたCBだと言うのか」ヨハンは茫然と呟くが、まさか三国にGNドライブ搭載のMSが渡ったなんて思わないもの。
 同じ性能を持ったMSに乗っているならトリニティたちに勝ち目はないだろう。今までは機体の性能差で勝っているから常勝できてたんだもの。しかもセルゲイとソーマが乗っているのなら、少なくともネーナとミハエルは太刀打ちできない。しかも10対3だものね。
 ソーマがはしゃいでいるのが印象的だったなー。しかしヨハンは早々に撤退命令を出して引いた。そしてセルゲイも深追いはしなかった。不満そうなソーマにセルゲイは「眼下の基地を見よ」と言った。そこに見えたものはソーマにとって不可解なものだった。あれだけの被害を受けたのにどうして皆喜んでいるのだろうかと。
 そんなソーマにセルゲイは「これが勝利の美酒というものだ」と教えてあげていた。……つまり、彼はソーマに初めての勝利がどんなものなのかを教えたかったのね(笑) まぁ、新型MSを全機投入して破壊されてはならないというのもあるんだろうけど。この新型MSってジンクス(GN-X)というんだってね。以後は私もそう書くとしようかな。

 トレミーではトリニティが撤退したと報告され、マイスターズたちも意外に思っていた。彼らもまた兄弟たちが圧勝するものと思っていただろうからね。何があったのかというロックオンの問いに、スメラギは「人革連側が太陽炉搭載型のMSを投入したのよ」と厳しい表情で説明した。唖然とする刹那とアレルヤ、そしてやはりヴェーダから情報が漏れたのだとティエリアも厳しい表情を浮かべた。これからは、ガンダム同士の戦いになる。スメラギの言葉にブリッジは緊迫した空気が流れた。

こんなにも世界が変わっていく。その向こうには、いったい何があるのかしら。

 この状況を心から喜んでいるのは留美だけのように見える。というか、彼女は何をどこまで知っているんだろう?

 月の裏側なのかな? ガンダムで月となるとフォン・ブラウンとかグラナダとか。宇宙世紀ではなくてこれは西暦だったね(笑)
 アレハンドロたちが降り立った場所はヴェーダがある場所だった。しかもその部屋へ入る時のリボンズって、ティエリアと同じ目をしていたよ! となると、やはりリボンズはティエリアよりも上位の権限を持つ者だったんだね。そしてティエリアが人間ではないとしたら、このリボンズもそうなる。そしてアレハンドロにヴェーダへの介入を許したのは、リボンズ自身の野望のためという確率が高くなったと思う。だって、ラストに浮かべたの笑みが(汗)
 何故だろう? 作られた存在だったとしたら、自分を生み出したイオリアを憎んでいるとか? もし、ティエリアがリボンズと同じ立場だったなら、同じことが起きただろうか? 逆にリボンズがマイスターになってロックオンたちと接していたらどうなっていたかな? なんて、何も分かっていないというのに勝手に色々と想像してしまった(苦笑) でもとても気になるラストだったなー。そしてラスボスはリボンズのように思えてきた。

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at 23:59, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムОО 19話「絆」

JUGEMテーマ:ガンダムOO

 アバンは前回のラストシーンから始まった。瞳に怒りを宿らせてトリニティ兄弟たちに攻撃をしかけた刹那の刃をツヴァイが受け止めた。「あたしら味方よ!?」と言うネーナに刹那は「違う!」と拒否した。ネーナはもちろん、ヨハンも刹那が何故攻撃を仕掛けるのか理解できないんだろうなー。

お前たちが、その機体が、ガンダムであるものかッ!!

 しかしこれ、視聴者とロックオン以外で理解できる人間なんていないんじゃなかろうか?(笑) ミハエルはあんな性格でも刹那たちは同じマイスターだと認識できているようで、刹那の攻撃を受け止めているだけだった。まぁ、これはヨハンが許可していないからだろうけど。ネーナは、先ほどの発言通り刹那たちのことを味方だと思っているから困惑しヨハンに尋ねていた。
 ヨハンは刹那に通信回線を開いて呼びかけた。何故邪魔をするのかと。そして自分たちは戦争根絶のために戦っているのだと続けようとしたのだろう。しかし刹那はヨハンの台詞の途中で「違う!」と否定した。

違う! 貴様はガンダムではない!!

 刹那のこの言葉にヨハンは「錯乱したか」と呟きミハエルに応戦しろと命じた。……うん、まぁ、普通はそう思うよね(笑) しかし刹那はあんな事言って他人に、しかも知りあって間もない人間に通じると思っているのだろうか? 後、許可されたミハエルの嬉しそうなこと(苦笑)
 とはいえ一対三なので、しかも刹那の単独行動でもあるので刹那の分が悪すぎる。と思ったら、ティエリアが刹那の救援にやってきた。助けられた刹那も驚いていた。そりゃそうだよねー。今までティエリアはいつも刹那に対して否定的だったから。トリニティのおかげで同じ考えを持つに至れたのはとてもいい事だ。しかしそうなるとトリニティって本当に使い捨ての駒なんだろうなと思えてくる。

 トレミーではエクシアがスローネと戦闘中で、ヴァーチェがそれに加わったという報告にスメラギが驚きの声をあげていた。イアンはガンダム同士で戦うことに下手をすれば共倒れだと難色を示していたが、これにはラッセとリヒテンダールが刹那たちに肯定的な意見を述べていた。しかしリヒテンダール……ムカつくからって理由で戦闘するのはどうかと思うぞ(苦笑) そしてクリスティナもヨハンと映った写真を消去していた。「いい男なのに……」って、君は何を基準にしていい男だと評価したのだ? まぁ、話した時間は短いので顔とか丁寧な話し方とかそういうところなのかもしれない。
 彼らの行動も計画の一部ではないかと言うアレルヤに、スメラギは自分たちがこうして動くことも計画に入っているかもしれないと返していた。そしてロックオンから指示を暗号通信で求められたスメラギは、「できることなら戦いを止めてと伝えて。ただし、現場の状況によっては自身の判断を尊重すると」と、フェルトにそう伝えるよう命じた。
 リヒテンダールの言う通り、好きにしろってことだよね。ラッセの「戦術予報士の名が泣くぜ」にはスメラギも肩を竦めて「本当、そうよね」と返していたけど、トリニティたちのおかげでスメラギもようやく決心できたってことじゃないかな。こうなると、役割を終えたトリニティ兄弟たちがどうなるのやら。アレルヤはクリスティナの問いにトレミーを守るために残ると言っていた。
 見ていて思ったけど、兄弟たちに負けないくらいにトレミーのクルーたちも仲がいいよね。というか、打ち解けていないのは刹那とティエリアだけだったという方が正しいかな? それが今回の一件で二人も一緒に戦えたので、今後が楽しみだ。

 指示を受けたロックオンが出撃時にハロと話しているのを聞いて、やっぱり彼は皆のお兄さんだなぁと思った。飛び出していった刹那を聞かん坊と言うが、それを止めなかったとハロに指摘されて「あら見てた?」だものね。そして刹那がガンダム=紛争根絶を体現しようとしている者になろうとしているとちゃんと理解していた。マイスターだけでなく、彼はスメラギに対しても「腹が据わった」とも言っていたよね。煮え切らないスメラギの態度にも何とかならないかなーと気を揉んでいたんだね。本当に人を見ているよね。やっぱり好きだ。ハロとの会話も毎回いいよ。

 紅龍から報告を受けた留美の反応は淡白だなー。というか、とうとう衣装の打ち止め? 彼女だけがいつも違う服を着ていたのでちょっと楽しみにしていたんだけどな。
 まぁ、それはともかく、「この世界が変わりさえすればいいの。どんな手段を使ってでも」と無表情に語る彼女は、どうして世界を変わることを望んでるのだろうか? ソレスタルビーイング(CB)の協力者というだけなら金持ちの道楽なのかなと思えるけど、彼女には彼女なりの思いがあって協力してそうだよね。どういう経緯で彼女がCBのエージェントになったのかも謎だし。
 しかも留美の傍にいるのって紅龍だけだよね。彼女には他に家族はいないのだろうか? マイスターズと同様に彼女も既に両親を失っていて、だから世界を変えたいと思ったのかな? 後は紅龍が留美にどうしてあんなに忠実なのかということ。いつも傍に置いているということは留美だって彼を一番信頼していると思えるし。

 更に謎のお人、アレハンドロ。彼はガンダム同士の戦いを「思ったより早かったな」と言っていた。しかも第三段階への移行ですって!? スメラギたちが予想した通り、刹那たちの戦闘は計画の一部だったのね(汗) でもティエリアは知らないように見せるのだけど、監視者ってそんなことまで知る権限でもあるというんだろうか?
 なんて思っていたらリボンズの口が怪しく笑っていた! ……そういや彼も謎のキャラだよね。もしかして実はイオリアの関係者??

 刹那とティエリアがフォーメーションを組んで戦っているよ! しかも息もピッタリに見えるんだけど? しかも互いにこんな風に戦うなんて思ってもみなかったと言っているし。いい傾向だ。
 そしてトレミー内ではガンダム同士の戦闘という由々しき事態だというのに、クリスティナの戦術フォーメーションを使っているという報告にスメラギの表情が和らいでいた。仲の悪さを気にしていたものね。こっちはこっちでお姉さんだなーと思った(笑)

 スローネアインとスローネドライがドッキングしようとしたとき、ヴァーチェがこれを阻止しに入った。「そんな時間が与えてもらえると思っているのか!!」とティエリアは飛び込んだけど、そんな事をしたら二機に攻撃されるではないか。そう思っていたらティエリアは「ナドレ!」と言い、その途端に目の色が変わった。ヴェーダの中にいたときもこんな目をしていたけど、ティエリアは本当に人間なんだろうか? 個人情報がすべて不明というのはそういう事としか思えない。
 以前ナドレを晒してしまったことにティエリアは涙を流すくらいに落ち込んでいた。ヨハンが「その機動性では!」と攻撃しようとしたから、身軽になるためなのかと少し思ってしまった(苦笑)
 どうなるのかと思っていたら、ナドレを中心に光が放出されアインとドライがシステムダウンしてしまった! ヴェーダとリンクする機体を全て制御下に置くのがナドレの真の能力とティエリアが説明してくれた。視聴者に対しての説明だとは判るけど、それをペラペラ喋っていいのかと疑問に思うなー。しかし真の能力と言っていたから、他にも何かあるのかなー。単にスリムになったから機動性が上がるということでもないだろうし。
 注目すべきはこの能力がティエリアにのみ与えられた能力であるということ。これがあるからティエリアは刹那やアレルヤに対してマイスターとしての資質がどうのと言っていたんだろうか。いざとなったら二人を廃して二機とも動かすつもりだった? この能力はあの光が届く範囲までらしいね。ツヴァイとエクシアには何の影響がないもの。もしくはアインとドライへ突っ込んでいったのは、エクシアと距離を開けるためだったのかもしれないね。

君たちはガンダムマイスターに相応しくない。
そうとも、万死に値する!!


 いまどき「万死に値する」なんて言い回しってないよなぁと思いつつも、ここはゾクゾクした(笑) ティエリアだからこそ似合っている台詞回しだったなー。
 しかしそこへ横槍が入ってしまった。……って、え? アレハンドロ? 彼がフッと笑うとティエリアの目が元通りになってしまった(汗) つまり、アレハンドロはティエリアとヴェーダのリンクを強制解除することができるということ? 監視者にはそんな権限があるとでもいうのだろうか?
 ともかくナドレの制御下から解放されたスローネ機は稼働を始めた。そしてビームサーベルで斬りつけてきたナドレから回避できた。圧倒的優位に立っていたというのに、突如トライアルシステムを解除されて茫然としているティエリアの気持ちは判るけど、戦闘中にそれは危険なんじゃないかなぁ。しかも茫然とするだけでなく、前話でレベル7の領域にあるデータが改竄されていたこと、接続を拒否されたことを思い出していた。
 これはヴェーダが……アレハンドロに掌握されてしまったことなんだろうなー。登場したときから胡散臭かったアレハンドロは、やっぱり黒幕だったのね(苦笑) ファーストチームが三国の総攻撃にあったとき、アレハンドロの指示でトリニティたちは刹那たちを助け、今度は彼らの全滅を阻止したと、そういうことなんだろう。

 形成が逆転して今度はナドレが窮地に陥ってしまった。そこへ現われたのはデュナメスだった。「これで3対3だ。フェアプレイの精神で行こうぜ」と言ったロックオンに吹きそうになった。余裕があるというかのん気というか(笑)
 しかしヨハンはさっさと後退を弟妹に命じた。不満の声を上げる二人に、彼はガンダム同士で潰し合えば計画に支障が出ると説明していた。「逃げんのかい?」と問うロックオンはやっぱり余裕だなぁ。トリニティ兄弟を相手にしていないというようにも見えるな。そんなロックオンにヨハンは自分たちより先に戦うべき相手がいる、なんて切り出した。
 何を言うのかと思ったら、彼らはどうやらファーストチームの個人データを見られるようだ。ヴェーダを通じて閲覧したとヨハンもあっさり白状していたし。これにはティエリアが驚いていた。マイスターズの個人情報はレベル7でないと見られないらしい。三人がトレミーに来た時にネーナがヴェーダとリンクできたかのような描写があったけど、そのときに見られたということなんだろうか。
 ヨハンが見た情報とは、ロックオンの家族を殺した組織に刹那がいたというものだった。いやらしいなぁ。そんなわざわざファーストチームの和を乱すようなことを持ち出してくるなんて。刹那の本名ってソラン・イブラヒムって言うんだね。アリーに唆されて両親を殺したときに呼ばれたのが本名というのは当たっていたんだなぁ。でもさ、刹那がその組織のメンバーだったとしても、ロックオンの家族を殺したのは刹那自身じゃないだろうに。それくらいのことはロックオンだって解ると思うんだけどなぁ。と思ったけど、エクシアを見るロックオンの目が怖いよ(汗)

 その頃、三国にはCBの関係者と名乗る者が各陣営のトップにコンタクトをとってきたようだった。……何が始まるんだ??

 また、ルイスが入院する病院ではニュースを聞いた沙慈の表情が暗いものになっていた(汗) 「ガンダム……!」と呟いたときの表情なんて今まで見せたことのないものだった。これで帰国したら絹江まで死んでいた、なんてことになったら本当に大変なことになるのではないだろうか。今まで戦争とは無関係だったのが、こんな風に当事者になってしまうなんて。
 病室に戻った沙慈に、ルイスは日本へ帰るようにと言い出した。学校を休んでは駄目だと。一人残して帰ることなんてできないと言う沙慈に、ルイスは宇宙で働くという沙慈の夢が自分のせいで叶わなくなるのは嫌だと言った。今一緒にいても後で辛くなる。自分はずっと引け目を感じて沙慈は後悔をし続けるからと。反論しようとして沙慈のはできなかった。そしてルイスは自分の夢、沙慈が夢を叶えるのが自分の夢だから自分の夢を叶えてと笑顔で「約束よ!」と沙慈を見送った。
 病院を去る沙慈と、病室から手を振り見送るルイスに挿入歌がが流れて二人のシーンが出会いまで遡っていった。今まで無駄だと思えたシーンの数々は、ここで使うためのものだったんだね……。最初からルイスのペースだったんだね。ところで、ルイス母が帰国した後に刹那を巻き込んでルイスを慰めようとしていたシーンが映っていたけど、ここでの刹那の台詞が現実のものとなってしまったワケだよね。生きているなら会えるのに、死に分かれてしまったのだから。あのときは帰国途中にルイス母が死んでしまうのではないかとヒヤヒヤしていたのに、まさかこんな形で、しかも母親どころか血縁者全員(?)を失うだなんて、普通の女の子には重すぎる……。
 沙慈が来るまでは生きているのも辛いって思っていただろうな。それなのに、夢を叶えるために自分の傍にいてはいけないのだと恋人を送り出すなんて、見直すどころのレベルじゃない。本当はこんなにも強い女の子だったんだね。夢を叶えた沙慈はルイスを必ず迎えに行くだろうから、それまで強く生きていてほしいと思う。
 一方で沙慈が心配だなー。ルイスが変わった……というか、あれが彼女がもともと持っていた強さなんだけど、ここは変わったと書いておいて、今度は沙慈がどうなるんだろうなと思う。先ほどガンダムと呟いたときの表情が暗いものだったのでとても気になる。今までが穏やかな好青年と描写されていただけに、反対の方へと流れてしまうんじゃないかと心配だな。
 そう思っていたら絹江が後輩から調査報告を受けていた。ネーナが言っていたラグナとは、リニアトレインの総裁、国際経済団のトップであるというラグナ・ハーヴェイなる人物らしい。MSを建造する財力もあるし起動エレベーターも自在に扱えると後輩は言い、ガンダムのパイロットが言っていたラグナが誰なのかがわかったのなら、取材はここまででと打ち切るように促すが、絹江は引かなかった。彼女らの勤めるTV局の大株主だから手を出すと潰されると彼は心配するが、絹江はだから裏で調べる、ようやく手がかりが見つかったのだからと取材を続けると言いきった。ああ、不吉な予感……。

 さて、ようやくアジトに戻った刹那たち。海辺でロックオンは刹那にヨハンが言ったことが本当のことなのかを確認していた。そして刹那も。
 全ての始まりは、太陽光発電の計画に伴う世界規模での石油輸出規制が始まってから。一番割りを食うのは中東諸国。輸出規制で国が傾き国民は貧困にあえぐ。貧しき者は神に縋り、神の代弁者の声に耳を傾ける。富や権力を求める浅ましい人間の声を。20年以上にも及ぶ太陽光発電紛争が出来上がる。
 神の土地に住む者たちの聖戦。ロックオンはこれを自分勝手な理屈だと言いながらも一方的に輸出規制をした国連も同じだと断じた。彼の話を聞いている間に刹那の脳裏をよぎったのはかつての自分の姿。ロックオンは神や宗教が悪いワケじゃないし、太陽光発電システムも悪くはないと言う。しかし、その中でどうしても世界は歪んでしまうのだと苦悶の表情を浮かべていた。それくらいは解っているのだと。刹那がKPSAに利用され望まない戦いを続けていたことも解っているのだと。解っているけれどもその歪みの中で家族を失ったのは事実なのだと述べるロックオンの言葉はとても思い。だからこそ彼はマイスターになることを承諾した。
 矛盾しているのは解っているし、テロを憎んでいるのに自分がやっていることがテロ行為と変わらないのも解っている。暴力の連鎖を断ち切らず、戦うことを選んだとロックオンは続ける。それはあの日の悲劇を二度と起こさないためにも、この世界を根本的に変える必要があるからだと。世界の抑止力となる得る圧倒的な力があればと。
 人を殺し続けた罰は世界を変えてから受けるが、その前にやることがあると言ってロックオンは刹那に銃を向けた。家族の仇を討たせろ、恨みを晴らさせろと言って彼は躊躇なく引き金を引いた。しかしそれは刹那の髪を掠らせただけだった。

刹那「俺は神を信じていた。信じ込まされていた」
ロックオン「だから俺は悪くないって?」
刹那「この世界に神はいない」

 刹那の脳裏には「どうして? どうしてなの? ソラン!」と言う母親を射殺してしまった場面が浮かんでいた。引き金を引いたとき、彼はそれで神に認められると本気で信じ込まされていたんだろう。あの無表情な顔が痛々しい。そして刹那はロックオンを見ながら「この世界に神はいない」と再び言った。
 刹那は圧倒的に言葉が足りないよね。普段は何とか理解を示そうとしていたロックオンだったけど、このときばかりは答えになっていないと怒鳴っていた。

刹那「神を信じ、神がいないことを知った。あの男がそうした。」
ロックオン「あの男?」
刹那「KPSAのリーダー。アリー・アル・サーシェス!」

 アリーはモラリアでPMCに所属していたと刹那が告げると、ロックオンは「ゲリラの次は傭兵か。ただの戦争中毒じゃねぇか!」と怒りを露わにしていた。そして刹那がモラリアの戦場でアリーに出会ったと言うと、ティエリアがあのとき彼がコクピットを開けた理由を知った。

奴の存在を確かめたかった。
奴の神がどこに存在するのかを知りたかった。
もし、奴の中に神がいないとしたら……俺は……今まで……

 それでも銃を下さないロックオンは、刹那に尋ねた。お前はエクシアで何をするのかと。戦争の根絶と即答する刹那に、自分が撃てばそれができなくなるとロックオンは返した。これにも刹那は「構わない」と即答。代わりにロックオンがやってくれればと。自分の代わりに世界を変えてくれと続けた。しかし生きているのならソラン・イブラヒムではなく、CBのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイとして戦うとロックオンを見据えて言った。

ロックオン「ガンダムに乗ってか?」
刹那「そうだ。俺が、ガンダムだ!

 ようやく銃を下したロックオンは、アホらしくて撃つ気にもならないと肩を竦めていたけど、最初から本気で撃つつもりはなかったんじゃないなかと思う。ただ、刹那の回答しだいでは違っていたかもしれないけど。ロックオンにはロックオンの戦争根絶への思いがある。刹那のそれが自分に負けないものなのかと試していたのかもしれない。ロックオンにとっては刹那がガンダムマイスターになって気持ちを理解できているだろうから。
 今まで「俺がガンダムだ」という刹那の台詞は理解不能な言語としか聞こえなかったけど、このシーンで言わせるためのものだったんだろうね。しかし最後のガンダム馬鹿というロックオンの言葉に真面目に「ありがとう」と言って笑顔を見せた刹那にどう反応していいのやら(苦笑)
 このやり取りに呆気に取られていたティエリアが「これが人間か……」と微笑んでいたのがいい。というか、もう自分は人間ではないと言ったようなものだよね。しかし「俺がガンダムだ」の裏にあった刹那の心を知って、ティエリアの刹那への評価は引っくりかえっただろうね。人間ってのは言葉を持つ生き物なのだから、使わないと伝わるものも伝わらないって。

 トリニティ兄弟の地球でのアジトはアフリカにあったんだね。ガンダムの襲撃を受けるとはと言っていたけど、何でそうなったのか全く理解できてないのでは救いようがない。しかもネーナ……。「ちゅうまでしてやったのに」って(笑) 好きでもない相手にしてもらっても嬉しくも何ともないんだけど?
 ヨハンはラグナに支持を仰ごうと提案していたね。これは絹江たちが辿り着いた結論は当たっていたということだね。しかし、この弟妹、またガンダムと戦うことになっても平然としているね。むしろ楽しんでる?

 一方、CB関係者からのコンタクトで南極大陸へやってきた三国のトップたちは、その地下に用意されていたものを見て感嘆の声を上げていた。……何だろう? 30個あるんだけど。太陽炉なのかな?

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at 23:59, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムОО 18話「悪意の矛先」

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 まさかそんな展開になるなんて、一体誰が想像できただろうか? この作品で今回私は初めて泣いてしまった……。

 スローネたちはデビューから働き詰めらしい。それにしても、前回真正面からオーバーフラッグスの攻撃を喰らっていた次男と違い、長男のMS操縦の腕は確かなものらしい。回避行動を取りつつ攻撃をしかけていたからね。しかも攻撃には容赦がないときた。
 基地内で暴れているのはツヴァイかな? 辛うじて無傷であったAEUの兵士は、炎の海に立つガンダムを見て「あ、悪魔だ……!」と怯えた目で呟くが、動く者は全て容赦なく抹殺するのか、彼に銃口を向けてツヴァイは破壊していった。
 それを上空から広範囲にGN粒子を放出していたドライの中で、ネーナは笑っていた。「もうたまんない!」そう言って楽しそうに笑っていた……。
 これは酷い。虐殺を楽しんでいるなんて(汗) ただの人殺しじゃないか! 彼らは兄弟だと言っていたけど、親という存在はいたんだろうか? 血の繋がった兄弟だと言っていたけど、ヨハンの肌の色を見るとそうとは信じられないのは私の偏見だろうか? しかしアレルヤを不完全な改造人間とミハエルは言っていたのが気になる。アレルヤが不完全ならば、彼らは完全な改造人間だったらどうだろうか? そうしたら親なんていないし、三人は兄弟として幼い頃に人としての教育を受けないで育ったのではないだろうか? でなければあんな残酷なことが行える筈がないもの。

子どもに危険なオモチャを与えてはいけません!

 今回の話はそう言っているようなものだと思った。彼らにとって、紛争根絶なんて理念なんてどうでもよくて、世界を変える=自分たちだけの世界を作ることなんじゃないだろうかと思ってしまった。自分たち以外の他者の存在なんてどうでも良さそうにしか見えない。

 ロックオンによれば、スローネの武力介入は7度目で、あれこれ構わず軍の基地ばかりを狙っているという。しかも殲滅以外はないらしい(汗) 彼らもソレスタルビーイング(CB)として活動しているので、ファーストチームは完全に沈黙状態なんだろうね。スメラギからも待機命令しか出ておらず、彼らのために計画が台無しとなってしまいスメラギもプランの変更に追われているんだろうとはロックオンの推測だった。

あれが、ガンダムのすることなのか?

 予告の最後で刹那、ガンダムを否定すると言っていたけど、それは機体がガンダムということでなく、セカンドチームを否定するということだったんだろうね。

 ユニオンの大統領は、軍のトップらしき人物に新型ガンダムの武力介入は今までとは内容が明らかに異なっていると言われて、合同演習でガンダムの逆鱗に触れてしまったということかと呟いた。
 AEUの会議では三大国の連携を強化して事にあたっていかなければと主張する者がいる一方で、それでガンダムに勝てるのかと返す者がいた。三つの国が一つの意思でCBと対峙するというのは、願っていた事態だったかもしれないけど、それを見届けてガンダムが去ったとしても、その時点で協力関係なんてなくなるんだろうなぁ。連携を組むと言いつつも、自分たちこそがトップに立つとそれはそれで争いそうだし。
 人革連の首席は「打つ手はないと言うのか!?」と呻くだけだった。……こりゃ駄目だ。自分たちが先んじることしか考えてないらしい。協力を呼びかけても有利な条件を付けてきて反感を買いそうだな……。

 軌道エレベーターにいたソーマは、セルゲイにガンダムはここにも攻撃を仕掛けてくるでしょうかと尋ねた。可能性はあると答えた後で、セルゲイは彼らの目的が世界を破滅させることならばと付け加えて。今のCBの行いはそれ以外の目的を見出せないものね……。

 そしてアレハンドロ。留美は探りを入れに来たようだけど、彼はチーム名がトリニティで、操るMSがガンダムスローネしか知らないと口にしていた。ヴェーダには監視者もアクセスできるんだね。役割によってアクセスできるレベルが細かく設定されているんだね。ま、アレハンドロが言うのは嘘くさいけど。
 トリニティが計画の一部かと問う留美に、アレハンドロはそう考えるのが妥当ではないかと返した。確かにガンダムマイスターと彼らは名乗っているものね。でも、行動が行き過ぎているのに誰も彼らを止められないんだね。そしてアレハンドロの回答を聞いて留美はどう考えたんだろうか?

 一方、トレミー内ではスローネアインの調査結果がイアンによって語られていた。システムや装甲は、ファーストチームと同じものが使われているらしい。しかしフェルトGNドライブは違うとキッパリと言った。機能的には同じだけど、太陽炉の炉心部にTDブランケットが使用されておらず、活動時間も有限の疑似太陽炉だとイアンは締めくくった。そのTDブランケットが使用されたら無限のエネルギーが得られるんだろうか? 科学的な話はよく知らないのであまり考えないことにしているのだけど、TDって何の略だろう? エイフマン教授が死ぬ直前に言っていたトポロジカルディフェクトの略かな。
 何者かがCBの技術を盗んでガンダムを建造した。アレルヤは推測を述べるが、太陽炉の設計データはヴェーダの中にしか存在しないとスメラギは言う。そこでクリスティナが驚いて何者かにハックされたのかと言うが、そんな事あり得ないと続けようとした。しかしこれをスメラギが遮った。物事に絶対はないと。不満そうな顔でクリスは仮にそうだとして、太陽炉を製造するには膨大な時間がかかると述べ、ラッセは組織の中に裏切り者がいるのは確定だと言った。
 ……80年前に紫ハロを持ち帰ったあの二人組が情報を盗んだ者たちの一味だとして、それから太陽炉を作ったのなら80年弱かけたということになる。一基あたりの年数がどれくらいかかるのかがわからないので、膨大な時間というのが80年以上か未満なのかもわからないなぁ。しかし第一、第二世代のガンダムがいたということは、100年以上かけて作られたものではないということなのかな? それともガンダム自体は太陽炉が出来てから実験をしていたからあまり関係ないのかな。
 しかし裏切り者か(汗) となると今度は犯人探しもファーストチームは始めるんだろうか?

 ティエリアはヴェーダのチェックを行っていた。そしてレベル7の領域のデータが一部改竄されているのを発見した。しかしそれを調べようとしたティエリアを、ヴェーダはアクセスを拒否していた。……改竄したのはネーナしかあり得ないよね。となると彼女のヴェーダへのアクセス権限がティエリアよりも上ということになる。ティエリアも相当の、恐らくはファーストチームの中で最高レベルだと思うんだけど、ネーナがそれ以上の存在だと知って相当ショックを受けるだろうなぁ。今はアクセスできない事実に愕然としているようだけど。おまけに一人称が「僕」になっていたしね。何が起こったというんだ、ヴェーダというティエリアの台詞が聞こえる中で映っていたのは何とリボンズだった。
 どちらにしてもファーストチームは今動くワケにはいかないようだった。トリニティが自分たちの仲間だと世界が思い込んでいるなら、今動くのは危険だものね。これまでやってきたことを全て台無しにしてしまうもの。
 彼らの情報を少しでも集めて対応を練らないとと言うスメラギに、イアンは「王留美に期待だな」と言うが、その留美なんだけど……何やら危ない危険へいっているような(汗) 彼女にとっては世界が変わるならそれでいいのか? どういう結果だろうと世界が変わったのならそれでいいなんて……。

 ハワードの墓前で誓うグラハムが格好いい。変な言動もまた個性なんだけど、今回の彼は普通に格好良かった。というか、主役級だねぇ。刹那の存在が霞むくらい彼は主役として扱われているように思えてしまう(苦笑)


ならばハワード・メイスンに宣誓しよう!
私、グラハム・エーカーは、フラッグを駆ってガンダムを倒すことを!


 ここでのダリルとの会話が興味深い。以前、ジョシュアがグラハムのことを上官殺しと言っていたけど、フラッグのテストパイロットだったとき、グラハムは模擬戦闘中に過って撃ってしまったんだね。何故実弾が使われていたのか、というのが当然の疑問だけど、起きてしまったことはもう取り消せないよね。そしてグラハムは周囲がいくらあれは事故だと擁護してくれてもずっと十字架を背負って生きて行くんだろうな……。

 情報源の兵士にアポイントが取れた絹江は早速彼から新しいガンダムの情報を得ていた。彼は絹江のような人間の方が高く買ってくれるから軍には報告していないのだと言っていた。口止め料が上乗せされても送金すると即答する絹江だけど、そのお金は会社が出しているんだろうか? 兵士は娘の誕生日が華やかになると言っていたけど、黙っていたために娘の誕生日を祝えなくなってしまった(汗)
 彼から聞いたのは新しいガンダムのパイロットの一人が若い女であること、彼女がラグナに報告をすると言っていたことだった。ラグナねぇ。ラグナと聞いたら私はラグナロクしか思い浮かばないや(苦笑)
 両親と沙慈が映っている写真を見ながら「父さん。私も事実を求め、繋ぎ合わせて、そして真実へ……」と絹江は改めて決意したようだけど、彼女の父親も記者だったのだろうか? そして真実を求めたために消された? 夫婦揃って消されてしまったのかなぁと思ってしまった(汗) だって、その後にあの兵士は消されてしまったのだから。

 今度はルイスが出てきた。彼女の従姉妹の結婚式場から沙慈と電話をしているようだった。しかし会話の途中で電話が途切れてしまった。電波の状態が悪いと切れてしまうのはこの時代でも良くあることなんだろうね。だから沙慈もまいっかで済ませていられたんだね。ところがそこをガンダムが通過しようとしていた。ルイスは初めて生で見たと驚いていたようだったけど……。
 ミハエルとネーナは、ラグナから次のミッションが入ったと聞かされて不満の声を上げていた。今も何かのミッションが終わって引き上げる途中だったのかもしれないね。それなのに次のミッションポイントへ向かうとヨハンに言われてネーナは我慢の限界だったらしい。そこへルイスたちのいる結婚式場に気づいてしまった。自分たちは仕事をしているのに、他の人間が大勢で遊んでいるのが許せないらしい。彼女はまだ10代だっけ? ガンダムマイスターになるって自分で決めたんじゃないのか? それともハードなミッションが与えられるとは全然思っていなかったというワケ? 働くのが嫌なら学生でもしていたら良かったんじゃない?
 なぁんて皮肉を思っていたら、とんでもない事をしでかしてくれた! まさか本当にそんな事をするとは思っていなかったよ。彼女にとっては民間人でも軍人でも関係ないんだね。自分が邪魔だと思ったら躊躇なく他人を殺せてしまうんだ? 自分の大切な人が理不尽に殺されたらどう思うかなんて想像できないんだろうね。

「死んじゃえばいいよ」

 うっすらと笑って引き金を引いた先は花嫁と花婿とルイスの両親が立っていた場所だった……。一人離れた場所で沙慈と電話をしていたルイスは五体満足だったけど、たった今まで両親がいた場所に何も残っていないことに震え、中心部に駆け寄ろうとするルイスを狙ってネーナは再び引き金を引いていた(汗)
 そんなネーナの凶行に、ヨハンは叱りもしなかった。民間人がそこにいたことを知らない筈がないだろうに、勝手な行動は慎めとしかヨハンは言わなかった。……ロックオンに狙い撃ちされればいいよ。一撃で仕留めるのではなく、身体の自由を奪って反撃できないようにしてから苦しませてから倒せばいい。
 瓦礫の下で頭から血を流しているルイスは予告では頭に包帯を巻いていたので彼女だけは助かるんだろう。今までCBが何をしようと、沙慈が興味を持とうと、自分たちを助けてくれたことには感謝していただろうけど全く興味を示してこなかった彼女が、一番の被害者になるだなんて思わなかったよ……。

 トリニティのミッションプランはヴェーダにもあるらしい。しかし今回の事件はネーナの思いつきだからデータがある筈もない。ガンダムを私物化するなんてね……。


何やってんだあいつら! 遊んでんのか!?


 いら立ちを隠せないロックオンと刹那。エクシアを見ながら刹那は拳を握っていた。一般人へ攻撃をガンダムが仕掛けるなんて、あってはならないこと。刹那の我慢だってもう限界だろう。

 何も知らない沙慈は、試験休みが終わっても戻ってこないし連絡も取れないルイスが両親に引き止められているのだろうかと軽く考えていたが、事務局でルイスのことを尋ねて想像しなかった事実を知った。
 ルイスが事故にあって入院して休学届けが出されていた。病院の名前を聞いて沙慈はすぐにイタリアまで行くところがいい。普段は煮え切らない態度だったとしても、いざという時に頼りになるならそれでいい。

 ユニオンの基地ではビリーが怪我をして入院しているというのにフラッグの整備をしていた。驚くグラハムに、ビリーはエイフマン教授が直々にチューンした機体を整備できるのは自分だけだと答えていた。私は長髪男は嫌いだけど、ポニーテールよりこっちの方がまだマシだと思った(苦笑) いつもグラハムが目立ちすぎていたので、ビリーに関してはいいところがないというか、関係者以外にあっさりと機密を漏らしていたので寧ろダメダメだとさえ思っていた。
 しかし今回の彼は違っていた。無理をするなと言うグラハムに、彼に譲れないものがあるように自分にも譲れないものがあるのだとキッパリ答えていた。それだけでなく、ガンダムがオーバーフラッグスを襲った本当の目的はエイフマン教授なのではないかとビリーは気づいていたようだった。教授が調べていたことを知っていたなら自然とそう結論付けられるか。CBが何らかの方法で知ったと言っていたけど、それはユニオンの軍の中に内通者がいるということに他ならない。オーバーフラッグスの近くにいて最近消えた者がいたなら話は早いのだけど、どうなのかなぁ。
 そこへ警報が鳴り響いた。アナウンスされたポイントにあるのは軍需工場だった。いくら兵器工場だったとしても、働いているのは民間人だ。ビリーはまさかと言うが、今活動しているガンダムならば関係ないだろう。グラハムもそう考えたのか、単独で出撃してしまった。無茶だというビリーに「そんな道理、私の無理でこじ開ける!」と叫んでグラハムは出撃してしまった。
 現場にやってきたグラハムは「やはり新型か!!」と怒号を上げた。彼はガンダムを憎むかのような発言をしたけど、今のガンダムと今まで戦ってきたガンダムとは別ものだとちゃんと認識してくれていたんだね。やろうとしている事は無謀だけど、刹那たちが自分たちなりの正義で戦っているのだと理解していたんだね。しかし今の新型岸ダムは単なる殺戮者としか見ていないんだろう。だからこそ今まで見たこもない気迫を見せていた。本当に憎しみと殺気しかないんだろうね。


どれほどの性能差であろうと
今日の私は
阿修羅すら凌駕する存在だァッ!!


 グラハムの猛攻に、スローネアインは右腕を斬り落されてしまった。しかも鍔迫り合いをして弾き飛ばすとスローネアインのビームサーベルを奪ってのこの結果。ヨハンは撤退せざるを得なくなってしまった。
 一矢は報いたとハワードに言っていたグラハムだけど、その後彼は吐血してしまった(汗) この12Gという枷がなかったならいいのに。早く改良されたらいいのだけど……。しかしヨハンは実力を備えていたパイロットで、そのヨハンをフラッグで一矢報いたのだから、ここでミハエルやネーナがいたら彼らは倒されていたのは確実だったろうね。

 ずっと待機命令が出ているのでファーストチームはすることがなさそうだね。海をぼーっと見ていた刹那に、ロックオンがトリニティの凶行を伝えていた。あの兵器工場の死者は800人も出ていたらしい(汗) 表情を変えた刹那は工場で働いているのが民間人だと知っていたんだろうね。怒りを口にするロックオンには構わずに、怒りの表情のまま刹那はエクシアに乗り込み出撃してしまった。
 トレミーではスメラギがヴェーダ抜きで計画を実行していくなど不可能だと零していた。ハックしているのは一体誰なのだろうね。そこへビリーからメールが入ってきた。そして彼女はエイフマンが亡くなったことを知って驚いていた。それがガンダムの攻撃によるものと知った彼女は苦悶の表情を浮かべていた。そこへクリスが「大変です!」とスメラギと報告をしてきたけど、これは刹那がエクシアで出撃したことなんだろうね。彼女はセカンドと対立する覚悟を決めるのだろうか。

 沙慈からスペインへ行くというメールを読んで絹江は呆れているように見えた。沙慈もどんな怪我なのか知らないから、メールにはそうとしか書けないよね。で、絹江の反応から大した怪我ではないと思ったのかもしれない。恋人の元へ駆け付けた沙慈だけど、帰国したら今度は絹江が殺されてしまいました……なんて事になりそうで怖いんだけど(汗)
 病院に駆け込んだ沙慈は、ベッドの上で座っているルイスの姿を見え安堵の溜め息をついた。来るのが遅くなってと沙慈は謝っていたけど、距離とかお金とかそれ以前の問題なんだなぁと思った。真っ先にそんなことを考えてしまうのは、私が沙慈にとってのルイスのような大切な存在がいないのかもしれない(苦笑)
 そして沙慈はルイスを元気づけるつもりだったのだろう。お土産と言ってようやく買えたペアリングをプレゼントしていた。そして離れた土地でルイスが怪我をしたと知ったときに、ハッキリと彼女への気持ちを自覚したんだろう。沙慈は赤くなりながらも「ルイスのことが好きだ」と告白しようとしたが、ルイスは「ゴメンね」と何故か謝ってきた。
 ここで音楽がふと止んだのがとても効果的だった。単に自分は我が儘で沙慈に相応しくないとか言い出すようなレベルではないのだと思わせられるくらいに。せっかく買ってもらったのに、すごく綺麗なのにとルイスは言う。そして「もう嵌められないの」と言ってルイスは左手を見せようとした。包帯を巻かれたルイスの左腕の先には手がなかった。あの爆発で確かルイスの左手は瓦礫の下に埋まっていた。あのとき千切れてしまっていたというんだろうか……。
 最初沙慈はそれがどういう事なのか理解できなかったようだった。
「嵌められないよ」
 そう言って涙を浮かべるルイスはもう一度沙慈に謝った後とうとう泣き出してしまった。愕然として何も言えないでいる沙慈の腕を看護師が掴んだ。そしてルイスの両親や親戚が事故で亡くなったのだと告げ、刺激しないでと言い出した。……え? 何この看護師。それが肉親を失って、身体の一部を失って悲嘆にくれる少女を前にして言う言葉!? 今のルイスにとって頼れる存在は沙慈しかいないというのに!? 心のケアは必要ないというのか!?
 ショックで看護師の言われるまま病室から出て廊下を歩く沙慈の耳に、看護師たちの無責任な言葉が聞こえてきた。……ってスメラギサン?ナンデソコニイルノ〜〜?(笑) とにかく、ショックから立ち直った沙慈が、今のルイスには支えが必要だと早く気づいてほしいな。そして返された指輪も右手にはめてあげたらいいよ。だから今は思いきり泣いてもいいと思うよ。

 さてネーナの悪意、トリニティの悪意は、ファーストチーム、グラハム、そして今後は沙慈もかな。それだけでなく画面に出て来ない世界中の悪意でもって返されることになるだろうね。
 ミッションからの帰りにトリニティ兄弟を攻撃する粒子ビームはエクシアから放たれたものだった。ヨハンたちにはきっと一生理解できない怒りなのかもしれない。


エクシア、目標を補足。
3機のガンダムスローネを戦争幇助対象と断定し、武力介入を開始する!
エクシア、目標を駆逐する!


 声に怒りはあまり感じられないが、その瞳には怒りが込められていた。さて、次回刹那の行動にスメラギたちはどういう答えを示すのだろうか。

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at 23:59, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムОО 17話「スローネ強襲」

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 アバンで突然80年前なんて出てきたものだから、総集編の次は過去編なのかと思ってしまった(汗) 6年かけてやってきたという二人の捜索隊(?)は、乗り込んだ船から情報を得るためにやってきたようだった。しかし、メモリーは事前に破棄されていたようだった。6年もかけて行ったなんて彼らは何処にいるんだろうか? 住居ブロックがこの先にあると一人が言っていたが、視線の先には白衣を来た男が漂っていた。あれは死んだ当時のままの姿なんだろうか? 生身の部分が手しか見えないけど、白骨化しているようには見えない。
 成果なしかと思われたが、男の一人が情報端末だと言って待機している仲間へ連絡を入れていた。あれってネーナと一緒にいたハロにしか見えない、というかハロなんだろう。となると、この船はCBのもので、彼らは何らかの情報で太陽炉の秘密を知ってそれを盗みに来た者たちなんだろう。
 そしてその後彼らがいる船が外から映し出された。それはヨハンたちが乗っている船の無惨な姿だった。6年かけて来た場所って木星だったんだね。で、彼らはハロか情報を得て太陽炉を造り出し、この船を修繕してセカンドチームの活動船にでもしたんだろうか? いや、模して作った??

 トレミー内では新たに現れたガンダムについてマイスターズがクルーたちに報告していた。その存在は第一、第二世代とも違いまたヴェーダのデータにも存在しないらしい。クリティナが信じられないという様子で本当にそんな機体があるのかと尋ねるが、マイスターたちは目の当たりにしたのだからねー。それにハロが「シッカリミタ! シッカリミタ!」と言う以上、クリスも信じざるを得ないだろうね。
 ティエリアが新たなガンダムは3機いたと言うと、アレルヤは彼らが自分たちの太陽炉とは違うがGN粒子らしきものを放出していたと補足した。らしきものでも通信不能に陥らせるものであったので、同じ能力を有しているものと見て構わないだろう。そしてロックオンは彼らが自分たちを「ガンダムマイスター」と名乗ったと告げ、去り際に今いる宙域のデータを転送してきたティエリアと再びティエリアが報告した。
 目的は何だろうかとクルーたちが推測していると、フェルトが接近する物体を光学カメラが捕捉したと報告すると、メインモニターに出すようスメラギは命じた。そして接近する船を見据え、フェルトにはエクシアの出撃準備を、クリスティナには船をスキャンするように命じた。

 船がスキャンされているのを感知して、紫ハロがヨハンに「ノゾカレテッゾ! イイノカヨ!」と報告していた。覗かれているって言い方に笑えたけど、ハロと違って声が可愛くないのが何とも……。これはワザとそうしているんだろうなぁ。ハロって誰が演じているんだっけ?
 ヨハンたちの船からGN粒子が放出され、GNドライブが4機あることが確認された。ハッチが開いてガンダムアインが出撃した。ミハエルとネーナはアインの手の上に乗せて。警戒させないようにしたということなんだろうね。

 パイロットが若いことに驚き、三人が同じ姓だと指摘するスメラギに、ヨハンは血が繋がった実の兄弟だと紹介した。穏やかで冷静な長男とやんちゃな次男、そして奔放な妹という感じか。ネーナはエクシアのパイロットに興味深々のようで、誰なのかと尋ねてきた。
 そこへ待機を解かれてブリーフィングルームに来るように言われた刹那がそこへやって来て「俺だ」とネーナに答えた。というかファーストチームで自己紹介したのって刹那だけか?
 刹那を見て嬉しそうなネーナは、刹那に近づいたと思ったら……何とキスしてしまった。無茶ばかりするエクシアのパイロットは好みらしい(笑) しかし刹那の反応が予想通りで笑える。「俺に触れるな!」って!
 ネーナを突き飛ばされて今度はミハエルが逆上してしまった(汗) ナイフを突きつけてくるとは……。ええと、彼はシスコン? あそこまで逆上するなんてこれも予想外。そんなミハエルに、ロックオンが「妹さんのせいだろ」と非難したが、火に油を注いだだけだった(苦笑) 自分たちは何をしても許される存在だとか思っているんだろうか? ファーストチームも協調性がないけど、このミハエルと上手くやっていけるなんてヨハンとネーナだけじゃないか? というかミハエルのロックオンへの第一印象はニヒル野郎なのね(笑) いやもうミハエルは質の悪いチンピラだねー。ヨハンが止めろと言うけど、紫ハロは「ヤッチマエ! ヤッチマエ!」と煽っていた。ええー?

 そこへハロが「ニイサン! ニイサン!」と言って皆の元へと飛んで来た。いや良かった。この緊迫したムードの中に来てくれて。というかヨハン、言ってみたものの本当は止める気なんてなかったんじゃないのか……? とにかくハロのおかげでミハエルも毒気を抜かれたようだった。
 ハロは紫ハロを「兄さん」と呼び、誰だと問う紫ハロに「ハロ! ハロ!」と答えていた。しかし紫ハロは「シンネーヨ! シンネーヨ!」と言ってハロを突き飛ばしてしまった(汗) 突き飛ばされたハロは「ニイサン、キオクガ」と三回言っていたけど、突き飛ばされただけで音声が乱れるとは……。直接的な衝撃にとても脆いのかな?
 紫ハロを「兄さん」と呼び、知らないと言った紫ハロをハロは「記憶が」と言っていた。80年前に木星の近くで漂っていた船にいたのはこのハロで間違いなく、そしてハロはこの時点で既にサポートメカとして作られていたということになるよね。問題なのは記憶=メモリーが消去されてしまったということか。あの船は事故になのか攻撃を受けたのかわからないけど、そのときにメモリーが消えてしまったという可能性がある。或いは必要な情報以外はあの紫ハロを持ち帰った捜索隊の誰かかによって消去されてしまったのだろうか? 何せよ興味深い出会いだったなー。

 部屋へと移動するとき、刹那は兄弟たちを睨みつけていた。彼らがガンダムマイスターというのが彼には気に入らないらしい。刹那はティエリアにマイスターらしくないと言われ続けていたけど、刹那は刹那なりにガンダムマイスターとはこうであるべきだという信念があって、その基準に当て嵌まらないミハエルやネーナの存在を認められないのだろう。
 するとティエリアが「初めて意見が合ったな」と刹那に声をかけた。口にしなくても解るとティエリアは言うけど、思いきり表情に出ているものね(笑) モニター越しに顔合わせの様子を見ていたブリッジのクルーたちは、兄弟たちのことを話していた。クリスはネーナを嫌いと言っていた。刹那にキスしたからとかそういうことではなくて、直感で何かを感じたのかもしれないね。フェルトはフェルトでスローネアインを見ながら両親から聞いていないと呟いていた。

 部屋に移動してスメラギは何故ガンダムを所有しているのか、ティエリアはヴェーダのデータバンクにスローネ機がないのはどうしてなのかと尋ねた。しかしヨハンは自分たちにも守秘義務があるから答えられないと拒否した。……ということは、トリニティ兄弟はファーストチームと一緒にやっていくつもりはないということか。今度はロックオンがGNドライブをどこで調達したのかという問いにもヨハンは回答を拒否した。これをまたミハエルが嫌がらせを言うものだからティエリアは目に見えて不愉快な顔をしていた。
 なら何をしにここへ来たのか、と何も答えない彼らにティエリアが尋ねると、ミハエルが鹵獲されかけた刹那たちの顔を見に来たのだと答えてしまった。その後に紫ハロの言い方を真似るミハエルのこれが本音なのだろう。そしてその発言を許したヨハンも同じなのかも。弟の性格を熟知しているのなら、言わせないようにする筈だものね。
 気分を害したティエリアは、後でヴェーダに報告書を出すようにスメラギに言って退室してしまった。まぁ、自分たちの情報を明かすつもりがないならいても意味はないのかもね。しかしミハエルは言っていいことと悪いことの区別ができない子どもだというのは良く解った。退室したティエリアに「女だったら放っかねぇのによ」って(汗) 本人が聞いたら逆上間違いなしだよ……。
 そして今度はネーナか。大人しいなと思っていたら「つまんない」と言い出しただけでなく、船の中を探険すると言い出した! 「探険してもいい?」じゃなくて「探検する」って決めているよ(汗) ヨハンが一応許可を取っていたけど、スメラギが駄目だと言ってもネーナは勝手に出て行ってそうだな……。しかしあっさり許可してしまうスメラギって危機感はないのだろうか? まだ味方だと確定したワケでもないのに。後ろでロックオンがスメラギを見ていたけど、許可するのかよと言いたげな視線に見えたな。
 そんなネーナは刹那に「一緒に行く?」と二度尋ねたが、刹那は完全無視(笑) するとネーナは刹那に近づいて「あたしを怒らせたらダメよ!」と警告してきた。うわぁ、あんな顔もするのかー。というか単なる我が儘娘だったのね。兄たちに、主にミハエルにとても甘やかされてきたんだろうなー。

 話を戻し、スメラギはあのガンダムで何をするのか、これだけは教えてちょうだいと再び質問した。ヨハンはこれには明確に答えた。戦争根絶のためだと。しかしスメラギは「本当に?」と確認しようとするが、ヨハンは自分たちもまたガンダムマイスターなのだと更に答えた。それを聞いたロックオンが、自分たちと組むのかと尋ねたもののそれにはミハエルが馬鹿にしたように「そんな事すっか!」と鼻で笑うように返した。ミハエルは正直だなー(笑) しかしヨハンも同じように答えているよね。
あなたたちがそうであるように、私たちもまたガンダムマイスターなのです」
 明らかに貴方と私と区別しているもの……。この「あなた」とは誰を指しているのだろう? 質問したのはスメラギだから、彼女に返していると思うのだけどガンダムマイスターはロックオンたちだし。それとも、ヨハンはスメラギは意に介さずにロックオンたちに話を、というか挑戦しているんだろうか? それにね、口調は穏やかなんだけど、このときの絵が見下しているようにしか見えないんだよね……。おまけにミハエルの言葉を止めようとしないし。ロックオンたちに「あんたらがヤワい介入しかしねぇから、俺らにお鉢が回ってきたんじゃねーか」と言っても視線を動かしただけ。つまり、ヨハンの本音もそこにあるとしか思えない。今は穏やかな物言いをしているヨハンだけど、余裕を無くしたときにどうなるのか早く見てみたいものだなぁ。ミハエルと同じように乱暴な物言いになるのかなー。
 しかしミハエルはヨハンと違って最初から喧嘩を売りに来たとしか思えない(苦笑) どういう意味なのかと尋ねるアレルヤに「言った通りの意味だ。当てになんねーのよ。あぁ? 不完全な改造人間くん」なんて暴言吐くんだもの。これには穏やかなアレルヤも黙っていられないのは当然のこと。ハレルヤなんて俺を出せと言っているのかもしれない……。
 でも、ここで一番気になるのはアレルヤを「不完全」と言ったことかな。裏を返したら、ミハエルは自分は「完全」だと言っているんじゃないのかと疑いたくなる。でなければ、超兵であるアレルヤに喧嘩を売ろうなんて思わないんじゃないだろうか? こういうタイプって自分より弱い人間をいたぶるのが好きそうだから、超人的な身体を持つアレルヤを普通の人間が喧嘩を売るなんて思えない。ミハエルが根っからの喧嘩好きという風には見えないし。
 アレルヤの反応に、やる気満々のミハエルをここでヨハンがようやく止めに入った。人を侮辱するような発言を最後まで言わすなと言いたい。なのでヨハンの謝罪は口先だけのものとしか思えない。そうでないならミハエルにも謝らせる筈だものね。しかし手をかざしただけなのに、ミハエルがピタリと止まったのがまた興味深いね。ヨハンは怒ったらとても怖いのだろうか?
 言葉は違うけど、ヨハンもミハエルと同じ気持ちだと言い出したよ。ヨハンたちに命令を下す存在は、スメラギたちの武力介入のやり方に疑問を感じているのではないかと言い出した。私たちに命令を下す存在って、それはCBの別の人間ということか?
 自分たちはお払い箱なのかと尋ねるスメラギに、ヨハンは今まで通りに作戦行動は続けて下さいと答え、自分たちは独自の判断で武力介入を行っていくと言い切った。ここでスメラギが「あなたたちはイオリア・シュヘンベルグの計画に必要な存在なのかしら?」と尋ねているけど、彼らがガンダムマイスターだと言っているのに真っ向から反論しているように聞こえた。
 更に驚いたのが、船内を探検すると言って退室したネーナがヴェーダとアクセスしていたということだった。兄弟たちにガンダムを与えたのは誰なのか、検証をしようとヴェーダの元へと向かったティエリアは、ヴェーダのターミナルユニットが開いていることに驚愕していた。トレミー内でそこへ入ることができるのはティエリアだけなんだろうね。だから衝撃は大きかっただろう。しかもそこにいたのがネーナだったとは……。もともと彼らの目的はそれだったのかもしれない。無気味だったのは、ティエリアに誰何されて顔を上げたときのネーナの横顔が無表情であったということかな。妙な機械音がしていたし(汗) あれでは本当に生体端末ではないか……。

 兄弟が帰ると、ロックオンはすんなり帰して良かったのかとスメラギに尋ねたが彼女は慌てる様子でもなく「そうでもないわよ」と返していた。どうやらイアンにスローネアインを調べるように頼んでいたらしい。パイロットとの話し合いでは、彼らの人となりを見るだけでよく、問題はガンダムそのものだったということか。そしてスメラギはイアンに報告書は決してヴェーダに入力せず、独立端末で提出するようにスメラギはイアンに頼んでいた。セカンドチームがいるというのを知らされてなかったことで、ヴェーダに対して警戒するように決めたのかもね。

 兄弟たちのあの船はいったい何という名前なのだろう? 木星絡みという点で私はどうしてもあの主人公の精神を崩壊させてしまったお方を思い出してしまう(苦笑) 船もかなり強引だけど似ていると思えなくもないしね。

 今度はアレハンドロが出てきた。リボンズが彼に何かの情報を伝えたようだった。リボンズに会えたことを神に感謝するとか、このために自分を拾ってくれたんでしょうと返したリボンズとか……。ティエリア同様に謎の多いこのリボンズは、実は本編の深いところで関わりのある人物だったのだろうか? 直前にヨハンたちが出ていたから、リボンズの情報ってスローネガンダムについてなのかと思えてならない。しかしアレハンドロ、自分がCBの監視者になったことやリボンズと出会ったことが運命だなんて、とっても胡散臭い(笑)
 世界をどうします? そう尋ねるリボンズに、自分は世界の変革を見つめているだけの監視者だとアレハンドロは答えるけど、アレハンドロは世界をどうにかできる存在であるかのようではないか(汗) 実はラスボスなのか??

 これまでルイスと沙慈に関しては完全にスルーしていたのだけど、試験休みにルイスは親戚の結婚式に参加するために里帰りをするようだった。これまで母親が帰国したときには母親が死ぬんじゃないかと思っていたけど、ルイスが帰国して何かがありそうな気がしてならない(汗)
 一方、絹江は取材が空振り続きで疲れた様子だった。しかし後輩が、三大国の合同軍事演習で新しいガンダムが現れたという情報があると絹江に話すと彼女はそれに食い付いた。そしてその話をしたという兵士にアポを取るよう頼んでいた。

 グラハムは先の戦闘で部下を三人も失ったことで落ち込んでいるようだった。それを性能が違いすぎるのだとぼやく黒人に、眼鏡がフラッグがユニオンの最新鋭機だと遮った。ここで初めて黒人がダリルというのが判明した(苦笑) そして眼鏡はハワードというんだね。どちらも知らない声優なのでさすがにどっちがどっちなのか聞き分けるのは不可能だったんで良かった良かった。
 フラッグはユニオンの最新鋭機で、自分たちはフラッグファイターだ。矜持を見せろよ。ダリルのぼやきを遮って、ハワードがそう嗜めたとき、グラハムの元に大気圏を突入する機体があるとの報告を受けた。そして降下予測ポイントを聞いたグラハムは驚愕した。
 この後にエイフマン教授が出てきた、ということは、セカンドチームの目的はグラハムたちの基地なのか!? 何故!? そう思っていたら、教授がガンダムのエネルギーについての仮説をまとめているようだった。

私の仮説通り、ガンダムのエネルギー発生機関が
トロポジカルディフェクトを利用しているなら、
全ての辻褄が合う。
ガンダムの機体数が少ない理由も、200年以上もの期間を
必要としたとことも。あのエネルギー発生機関を作れる
環境は木星……。120年前にあった有人木星探査計画!
あの計画がガンダムの開発に関わっておったのか!
だとすれば、やはりイオリア・シュヘンベルグの真の目的は
戦争根絶ではなく……。

 木星というキーワードから閃いた教授は、イオリア・シュヘンベルグの真の目的に気づいたそのとき、彼の端末がハックされ「You have witnessed too machu...」という文字がディスプレイに表示された。あなたは知りすぎたという言葉に絶句していた教授だったが、次の瞬間基地内に警報が響いた。ガンダムらしきMSが3機接近しているのだという。
 ビリーが視認するとそれはスローネガンダムだった。一気に殲滅させると宣言したヨハンは、ネーナにドッキングするよう命じた。スローネドライはそういう使い方をするのか。というかネーナの喋り方を聞くと遊んでいるようにしか聞こえない……。
 あなたは知りすぎたという文章を表示すると同時にガンダムが現れた。教授は彼らの狙いが自分なのかと気づいたが、気づいたところでヨハンのやり方では助かる見込みなど皆無(汗) 人がいそうな建物を全て攻撃するなんて……。いや、ミハエルよりヨハンの方が残酷だよ。しかしビリーは辛うじて生きているようだったのでホッとした。

 そこへフラッグファイターズがやってきた。撤収すると言うヨハンに遊ばせてくれよとミハエルは戦う気満々だった。すぐに済むからと断言しているミハエルだけど、その腕はどれほどなのだろうか?
 なんて思っていたけど、彼もまた刹那と同じく機体の性能に頼って、また助けられていたパイロットの一人だった。先ほど、フラッグファイターとしての矜持を見せろよとダリルに言っていたハワードは、果敢にもツヴァイに挑んだ。ファングがなければ彼はミハエルに勝っていたかもしれない。しかしツヴァイと初めて戦う彼らに、それはミサイルにしか見えなかったのかもしれない。「それがどうした!」と叫んだグラハムはあっさり避けたけど、あれがすぐにグラハムを狙って撃って来たら避けられなかったかも(汗) どうやってコントロールしているのか不明だけど、ビームサーベルで鍔迫り合いをしていたハワード機に、ファングが数機突き刺さった。なんて酷い殺し方だ……。
 得意そうなミハエルに、ヨハンは気が済んだなら撤収すると言って飛び去ろうとした。そしてミハエルは少し不服そうだが兄の命令に従った。

 仲間をやられてダリルはグラハムに通信を開くが、グラハムは「無策で追うな!」と叱咤した。悔しいのはグラハムだって同じだろうけど、彼の言う通り策もなしに飛び込んだって犬死にするだけだものね。相手は新型のガンダムなのだし。
 しかし、ここで初めてグラハムにガンダムへの憎しみが生まれたのは確かだ。「私の顔に何度泥を塗れば気がすむのだ、ガンダム!!」とグラハムは恨み言を言ったけど、今回の件は違うんだよと言いたい。でもグラハムは私怨でMSを駆るなんてことはないと思うので、大丈夫かな……。

 兄弟が米軍基地を襲撃したことはファーストチームもすぐに知ることとなった。しかし目的は謎。ヴェーダにも情報が来ていないとスメラギは言う。「勝手なことを!」とティエリアは怒りを隠せない様子で、ロックオンは「俺らへの風当たりが強くなるようなことしてくれちゃって〜」とぼやいた。そこへ刹那が皆に尋ねた。その瞳には怒りが点っていた。


マイスターなのか?
奴らは、本当にガンダムマイスターなのか?


 いくら軍事施設だからと言って、その基地が紛争を起こしたワケでも幇助したワケでもないものね。理由もなく攻撃を……って、教授がCBについて知りすぎたというのが攻撃理由なんだけど、ファーストチームにとってはCBの理想とは全く当て嵌まらないことだから、仮に知っても認めるワケがない。これはもうOPで戦っているように、ファーストとセカンドチームが敵対するのは明らかだね。

 そして最後、ルイスと沙慈の別れのシーンだった。飛び去る飛行機を見送る沙慈と何とも不吉なラストだったな……。予告ではルイスが頭に包帯を巻いているので、何かが起こるのは明らかだし……。物語はどんどん重い方向へ進んでいくんだろう。

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at 22:15, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムOO 16話「トリニティ」

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 刹那の危機を救ったのは赤い粒子をまとった新たなガンダムだった。乗っていたのは何と女の子! 刹那と同じ年頃の女の子は、ネーナ・トリニティと名乗り刹那と同じガンダムマイスターだと言った。刹那が機体について言及すると、ガンダムスローネ3号機・スローネドライだとネーナは答えていた。あっさりと答えたから味方なんだろうけど……「にぃにぃズ」って!? 少し前に「カケラ遊び」を終えたばかりなので過敏に反応してしまった(笑)
 3号機と呟いた刹那に残りの2機に兄たちが乗っていて、今頃は他のマイスターたちを助けていると刹那に言いかけていた。

 作戦通り上手くいき、ガンダムを鹵獲できたならカティ大佐の気持ちが自分に向くととても楽観的に考えていたコーラサワーの機体が警報を発するが、事態を理解する前に打ち落とされてしまった。それでも五体満足なんて彼は本当に強運の持ち主だなー。しかし、ヴァーチェを捕えていた機体のパイロットは助かってないのは明らかだね(汗)
 意識が混濁していたのか、ティエリアは最初何が起きたのか理解していないようだった。しかし飛び去る機体から出る粒子を見て「あの光は……」と呟いていたので、何か知っているのかもしれないと思った。
 敵を大破させ、ヴァーチェが解放されたのを確認したスローネ機はミッションを続行すると呟いて飛び去った。

 次はキュリオスが人革連に捕われていた。以前に鹵獲に失敗したのとソーマと因縁があるからか、人革連は羽根つきに御執心だなーとキュリオスを引き摺っているのを見て思ってしまった(苦笑)
 それはともかく、ソーマはキュリオスのパイロットが自分と同じ超兵だと気づいていた。だからこそ、超兵機関を襲撃したことに、同胞を殺したと憎しみを抱いたんだろうか? ソーマは超兵機関にいて人体実験されている子どもたちをどうしてアレルヤが殺したのか理解できないのだろうか? アレルヤにもう一つの人格ができたという事実をソーマが知ることがあるんだとしたら、それでも同じ超兵なのに同胞を殺した、なんて憎しみを持つんだろうか? 確かに大量殺人を犯した罪は免れないけど、あのまま生かされて非人道的扱いを受け続けるのとどっちがいいんだろうか? 彼らは死ぬまであの中で実験されて、死んだら恐らくゴミのように捨てられているかもしれないのに?
 それを、超兵一号として生み出されたソーマと同一とは私は思わない。寧ろ、彼らはソーマへフォードバックするデータのためにいるだけの存在のようにしか見えない。彼らに……人格が残っているとは思えないけど、ソーマと自分は同じ存在かと尋ねたとして、誰も同じとは答えないんじゃないかと思う。だからこそ、アレルヤは彼らを殺すことで解放したのだと思えるし。
 確かに外から見たらガンダムが研究施設を攻撃して破壊したようにしか見えない。見えないけど、あの中でアレルヤが、ハレルヤがどんな思いで引き金を引いていたのかを知っている方としては、ソーマの「私の同胞を殺した」という言葉に否と唱えたい。ソーマに同胞なんていないよ。彼らの同胞はアレルヤとハレルヤなのだと。

 モニターに映っているキュリオスを睨みつけ、ソーマがそう考えていたとき彼女は何かを感じて上空を見上げた。……って、プレッシャーって言ったよこの子! プレッシャーって(笑) そうか、ソーマはニュータイプでもあったんだね。それとも殺気をそのように表現しただけか?
 そして、おおっ! ファンネルだよ! 何故地球上でファンネルがあって、宇宙にいるときのような動きをするのかとても疑問なんだけど、ファンネルが出てとても嬉しいよ! そしてキュリオスを助けに来たのはヴァーチェを助けたのとは違う機体なんだね。
 ファンネルを有しているのはガンダムスローネ2号機、スローネツヴァイというらしい。誰に言っているんだ?とツッコミたくなるけど(笑)、パイロットはミハエル・トリニティだと名乗っていた。2号機ってことは、さっきのは1号機で長男ということか。こちらは気楽な次男坊と言ったところか、血気盛んな様子だな。そして武器名はファンネルではなくてファングというらしい。

 今度はオーバーフラッグスが攻撃を受けていた。デュナメスを救いに来たのは先ほどの1号機だね。新たなガンダムの出現ということで気になるのはグラハムの反応だなー。あっという間に2機もやられてしまったけど(汗) 黒人の部下の方が「射程範囲が通常域じゃないぞ」と愕然とするのも当然か。だからこそ、コーラサワーも直撃を受けてしまったのだし。もし機体が見えていたら彼は上手く避けていたかもしれないし。ああでもそうなったら本当に殺されていたかもしれないなー。あれはあれで良かったのかもしれない。
 他にも機体を有していたことに「まさか他にも機体があったとは……。聞いてないぞガンダム!」と悔しそうにグラハムは言うけど、言うわけないじゃない(笑) フォーメーションをズタズタにされたということで、グラハムは撤退命令を出した。

 前回タックルを受けて気絶してしまったロックオンが意識を取り戻した。一度気を失ったらそのまま目を覚まさないのかと思っていた。戦闘中だと言っても極限状態だったワケだしね。つまりロックオンも本物の戦士だったということなんだろう。
 ロックオンは眼前にいる機体をモニターに映したが、その機体に見覚えがなかった。そrだけでなく、ハロもデータがないという。自分たちガンダム以外にアンノウンがいるなんてそれだけでも驚きなのに、名乗った相手もガンダムマイスターだと知って仰天しただろうな。
ガンダムスローネ1号機はスローネアインで、パイロットはヨハン・トリニティと名乗っていた。ロックオンと会話したのは、彼がリーダーだからなんだろうか?
 そこへネーナからミッションをクリアしたという通信が入った。そしてヨハンはネーナにGN粒子を最大散布するように命じていた。……最大って!? 明るく「了解ね!」と答えたネーナはハロに「行くよ!」と話しかけていた。サポートメカはスローネドライについていたのかーって、こちらのハロは色といい目といい可愛くないなー。しかもネーナの声に対して「シャーネーナ! シャーネーナ!」って答えているし!
 最大散布ってどれくらいかと思ったら……本当に広範囲に散布できるようで……。赤い光が周辺地域を覆うのを見て、禍々しいという感想しか持てなかった。BGMもそれを助長しているように感じて薄ら寒く感じてしまった(汗) こんな機体があるなら最初から出ていたらいいのに……。先ほどのティエリアの呟きから何か知っているのかと思っていたけど、スローネドライの散布領域に驚いている表情を見たら知らない様子だなぁ。と思っていたらセルゲイが同じ感想を言っていたよ(汗)

 そんな、これまでの三大国の攻撃方法を根底から覆すようなガンダムの性能に皆が震撼としている中で、コーラサワーの暢気さに笑った。本部との連絡がとれなくて「どうやって帰りゃいいんだよ〜」ってそういう問題かっ!(笑)

 留美の家ではクリスがハロからの暗号通信を読み上げていた。ミッションコンプリートと喜ぶ留美に対して、スメラギは複雑な表情で「どうして」と呟いていた。彼女は誰も生き残らないと確信していたから前回あのように暗い表情を浮かべていたんだよね。確信というか始める前から分かっていた結果といった方が正しいか。そこへまさかのイレギュラーが存在してしまったのだから、そりゃ呆然となるか。逆に、刹那たちを助けたのがガンダムと知ったとき、自分たちの知らない情報が存在すると知ることにもなるんだけど……。そこからどうなっていくんだろう。

 スメラギたちの元へ戻る刹那たちも複雑そうな表情だった。複雑というより皆顔が怖すぎる! 疲労困憊しているのがよく分かる表情でもあるのだけど。オートで飛行させているなら、到着まで眠っていたらいいのにと思うけど、新たなガンダムの出現にそれどころじゃないということなんだろうね。極めつけはティエリアの台詞だった。何と、ヴェーダの計画プランにあのガンダムの3機は存在しないらしい(汗) では、誰がいったい何のためにあのガンダムを作ったんだろう?? ガンダム粒子が赤いのは何故? スメラギたちはソレスタルビーイング(CB)の中の一つのチームで、他にもガンダムを有するチームが存在しているということ??

 CBの監視者であるアレハンドロは、他の監視者たちと話をすると言っていたんだっけ。でも彼らは違いの顔は知らないんだろうね。絵画だとか何かのオブジェとかで姿を見せていた他の監視者たちから、アレハンドロは一体どんな物を映しているのとちょっと気になった(笑) でも、総集編が始まるとは思ってなかったよ……。でもアレハンドロが報告をするという形をとっていたという点でまで救われているかなと思う。……毎週見ている人間にとってはやはり総集編というのは不要なんだけども。
 で、アレハンドロが話している内容を、どうやらトリニティ兄弟も振り返っているようだった。彼らは私服を着ないんだろうか? おまけに他に乗り組み員もいないようだし。

 そしてやっぱりというか、刹那がコックピットのハッチを開けてアリーに姿を晒したことは大問題になっていて、除名を推奨する者がいたと言われていた。う〜ん。除名=処刑? 除名したからどこへなりとも行けなんて結果になる筈がないと思うし……。しかし全員の意見が一致しなければ、監視者たちは拒否権を行使できないと言っていた。
 人革連が行った鹵獲作戦ではキュリオスが鹵獲寸前にまで陥ったこと、ナドレを晒してしまったことが問題視されていた。超兵の脳量子波の影響を受けてしまったことは、人革連が超兵を投入してくるのは時間の問題だったろうから、それに何の対策も打ってなかったことの方が問題じゃないのかと言い返したい。或いは脳量子波の影響を受けてアレルヤが苦しむというのを知らなかったとでも言うんだろうか? でも、それならそうで報告を受けたなら何らかの対処をするべきだったんじゃないか? 技術がないからできませんでした。だからアレルヤには超兵が現れても苦痛を我慢してミッションを遂行しろとでも? あれはちょっと頭痛がしますなんてレベルじゃないのに……。しかし、アレルヤと超兵の関わりに気がいっていて、ハレルヤが使った武器に関してすっかり忘れていた。あれも新しい武器だったんだね。
 この鹵獲作戦ではスメラギの能力を疑問視する者がいたそうだが、刹那のときと同様に意見が一致せず不問となったと監視者の一人が振り返っていた。……ちょっと待て。彼女は戦術予報士であって司令官ではないんじゃないの? だったら指揮官を配置してやれよと言いたい。だいたい本職とは違う仕事もさせておいて、プロとしての仕事ができてないなんて責めるのは筋が違うのではないか? 結局は傍観者としての意見ってこんなものかなと思ったよ。
 お次はアレルヤの件か。鹵獲されかけた上に新兵器を晒してしまったことで問題視されていたけど、彼も不問になっていた。意見の一致が見られなかったのではなく、超人機関の所在を破壊をミッションプランとして提案したからというのがその理由らしい。しかし脳量子波の影響を受け続けるのが懸念材料だと監視者たちは言っていたけど、だから、それを何とかしてやれって! 本人の努力で何とかなるものじゃないだろうに。

 この総集編は、刹那たちCBのやり方とトリニティ兄弟の考え方を知るためのものでもあったらしい。
 緊急時以外は敵機パイロットは殺さないというのがミハエルには甘いと映り、ヨハンには世論の反応を気にしているようにしか見えないらしい。大体、ミハエルは熟練パイロットの数が減れば自分たちが有利になると言っているけど、彼らは世界を破壊するつもりなのか? 世界を壊すならそれでいいかもしれないけど、CBの理念とは戦争を無くすことなのではなかったか? 戦争がなくなった世界で、戦争を起こさないように進んでいくためには有能な人間は死んではいけないと思うんだけどなー。

 トリニティ兄弟はセカンドチームと呼ばれていた。であるなら刹那たちはこれからファーストチームと呼べばいいんだね。そう書いたらいいのかと思っていたから、言ってくれて助かった(苦笑) しかし兄弟だと言っていたけど、ヨハンだけ明らかに肌の色が違っているのが気になった。名前はこちらも偽名だろうから、本当の兄弟ではないかもしれないね。
 監視者たちもセカンドチームのガンダムの太陽炉がどこで作られたのか知らないようだった。そして現在稼動しているのは5機だとも言っていた。……ん? 4機ではなくて5機? トレミーはガンダムから充電しているようなことを言ってなかったっけ? だとしたら他ファーストチームが使用しているのは4機になるけど。それにしても監視者とは何人いるんだろうか?  自分たちに知らされていない情報があったとしても構わないと言っているし。監視者は世界がどう動いても、自分たちにあるのは総意によるCBへの否決権だけだからいいらしい。となると、監視者とは世界の変革を望んでいる者たちの集まりってことかな。
 報告する以外は黙っていたアレハンドロは、意見が出揃ったのでと言ってから、セカンドチームの有するガンダムを了承するかどうか決を求めていた。全員が了承するというのを聞いてアレハンドロがニヤリと笑っていたのがとても気になる(汗) 本当はアレハンドロが黒幕なんじゃないか?

 そして今度は生身でファーストとセカンドチームが会うらしいね。それから今回、EDのメロディが変わっていたね。
 「OO」ってDSでもゲームを出すんだ……。その4人のマイスターのカットでロックオンだけがハロを抱えている姿に和んでしまった(笑) 台詞は格好いいのだけど。

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at 23:59, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムОО 15話「折れた翼」

JUGEMテーマ:ガンダムOO

 一国では鹵獲できなかったから、今度は三国でガンダムを絶対的な物量で追い込む作戦か。

 初っ端からスペシャルさまが出てきた(笑) 彼が出てきただけで笑ってしまうのはこれまでの行いからだろうか? しかし「この機体で必ずやガンダムを!」と意気込んだスペシャルさまに、大佐は「無理だな」とバッサリ(笑) 今後もこんな会話で新たな笑いを提供してくれるのだろうか?
 次はユニオン。グラハムたちは沖縄にいるらしい。彼によると、部隊総数は52、参加MSは832機もあるらしい(汗)

「卑怯者と罵られようとも、軍の決定には従わせてもらうぞ、ガンダム!」

 今まで彼はガンダムとは一騎打ちしていたので、そういう戦闘が好きなんだろうね。いくらガンダムでもたった4機でそれだけの物量を相手にするなんて不可能だろうから、グラハムは勝ったとしても嬉しくないだろうなぁ。しかし隊長となった今となっては、今までのようにはグラハムは戦えないだろうね。
 グラハムがそういう中で気になったのがジョシュア。一人壁にもたれてニヤニヤ笑っていた。嫌な感じ! 前回、グラハムの下にいるのが不服であるのを隠さなかったので、絶対に何かやらかすに違いない。

 OPはラルクのときも毎回飛ばさずに見ていたけど、今回のもそうなりそうだなぁ。なんだか感想を読みに行くとガンダムらしくないというのも見かけたけど、私はこれはこれでいいと思うけどな。第一ガンダムらしくないって何だろう?と思うし。今までだってそうだったんじゃないかとは、「Z」以降ガンダムを見ていた人間は思っているんじゃないかなぁ。

 ついつい画面に見入ってしまうな(笑)

 ガンダムが4機しかないから、当然三国だってそれに備えて作戦を展開してくるワケで。でも、だからと言って圧倒的な物量に対して取れる手立てなんて……ないだろうなぁ。
 アレルヤとロックオンの退路を確保するためにティエリアと刹那が動くけど、カティ大佐が「やはり手薄な場所を選ぶか」と言っていた通り、敵だってそれは予測できていた。というか、敢えて手薄な場所をそこに残したのかもしれないね。
 MSの出撃命令が出ると、そこへ何故自分を出さないのかとパトリックが司令室に乗り込んできた(苦笑) 駄目だ、やはり出てきただけで笑ってしまう! しかし意気込む彼に大佐は「信用しろ。私がお前を男にしてやる」とニッと笑って言っていた。なるほど、そうして男にしてもらったら、彼は今後は瞬殺されることもなくグラハムたちのように互角にガンダムと渡り合えるようになるのかな〜? となると、彼が大佐の下についたのはとても幸運なことだったのかもね。

 戦闘開始から2時間が経過したらしい。ティエリアたちが動くのがプランB-2ならば、合流ポイントに到着している時間とクリスティナは言うけれど、スメラギはB-2からE-5に移行しているはずだと心の中で言っていた。そしてあの機体が来ると言った後でアレルヤの心配をしていたということは、ソーマが来るってことなんだね。

 戦闘中にそれはマズイ。この頭痛は治らないんだろうか? そしてソーマの狙いは最初からキュリオスのようで、デュナメスは完全無視だった(笑) しかし、あんな至近距離からの攻撃を受けても爆発しないなんて、ガンダムはどんな装甲なんだよ!?
 攻撃されている間、アレルヤ無抵抗なのか? 超兵が近づいたために頭痛が酷くて動くこともできないらしい。今度こそ任務を完遂させると呟くソーマの耳に、ハレルヤの声が聞こえた。アレルヤはあんなに苦しんでいるのに、どうしてハレルヤは平気そうなんだろう? まぁ、戦闘においては容赦しないハレルヤの方がこの場合出てくれて正解だったかも。しかし、砲撃を受けている途中で変わるなんてなぁ(苦笑) 彼はソーマ以外と戦うつもりは全然ないようだった。

 その頃、アレハンドロが他の監視者たちの意見を聞きに行くと言ってその場から出て行こうとしていた。戦闘が開始されてから5時間経過した。ガンダムであっても離脱できないのだから、何らかの策を講じないと機体が奪われてしまうからなんだろう。「私の仕事もここまでかもしれんしな」と言って部屋を出ていくアレハンドロの背中に、困った人だなという表情で「そんな気なんてないくせに」とリボンズは言っていた。
 大人は嫌いだね。その後にリボンズは続けて言うんだけど、古谷さんが声をあてているのでちょっと笑ってしまった。古谷さんって50を超えているんだと知って最近驚いたものだから〜。

 今度は陽が落ちていた(汗) ソーマたちから攻撃を受けてから何時間が経過したんだろうか? アレルヤはいつまで続くのかとバリアを展開して言っていたけど、マイスターズの意識がある限り続くだろうね。向こうはかつてない規模で挑んできているんだから。交替だってしているし。何より、人革連は既に出したけど、主力部隊はまだ出てきていないんだから。
 そして、やっぱりというか刹那が一番消耗していた。エクシアが砲弾を受けて膝をついてしまった! 16歳だものね。そりゃ参ってしまうよ。戦場を体験して気力があったとしても身体がついてこないだろう(汗) そういう意味で一番耐えられるのはロックオンか。ティエリアはさすがというところだけど、そういや年齢不詳なんで誰と歳が近いのかわからないんだっけ。アレルヤと同じくらいかなぁと思っているんだけど。

 そしてグラハム、パトリックがそれぞれ出撃していた。スペシャルさまはどうやらヴァーチェ狙いらしい。となると、OPを見てヴァーチェの相手は雑魚しかいないのかと感想を漏らしたけど、スペシャルさまがライバルキャラに確定したかもしれないね。前回もヴァーチェにやられたので、因縁はすでにあったわけだ。それにしても、デカブツとか羽つきという呼称は人革連だけのものではなくなったらしい(笑) こうなるとエクシアとデュナメスもどう読んでいるのか知りたいなー。
 戦闘開始から15時間も経っていたなんて(汗) 刹那はもう限界のようだけど、ティエリアは苦しそうではあるものの汗一つかいていないのは気のせいだろうか? 単に作画していないだけ?
 砲撃が止んですぐに離脱すると判断したが、そこへAEUのMSが襲いかかってきた。ヴァーチェを囲んだMSは何をしたんだろうか? パイロットにだけダメージを与える武器? しかし、ヴァーチェの砲撃を避けたスペシャルさまは見事としか言いようがない。前回彼だけ助かったのはまぐれでも何でもなく、本当に腕は確かだったということだね。そしてそんな彼の使い所を把握した上司も現れて、100%の力を発揮できたのかも。だからといって、やれと命じただけなのに自分だけの手柄のように言うのはちょっと違うぞ?(笑)
 キュリオスからいったん引けとセルゲイから命じられてどうなったのかなと思っていたら、あの後再びソーマはキュリオスの元へ現われていたんだね。ハレルヤは出てこれなかったのかな……。それとも、体力が消耗した場合出てこれないのかな? とにかくキュリオスは完全に沈黙していた(汗)
 次はデュナメスか。だとしたらそこに現れるのはグラハムだね。フォーメーションEで作戦を実行すると言った直後、ジョシュアが命令に背いて単機で突入してしまった!
 ……アホだ。実績があるからこその行動だけど、それでよく軍人でいられたなぁ。なまじ実績があるだけにチヤホヤされてしまったんじゃないのか? 一人が勝手をして、全員の命が危険になるのが解らないのか? これだけの物量で、15時間以上の攻撃を浴びているのだからという油断があったんだろうな。フォーメーションを崩すなというグラハムの声にも「隊長面して!」と聞く気がまるでなし(苦笑) 面も何も、認めようが認めまいがグラハムは隊長なのにな。そして当然ながらロックオンにやられていた。極限状態にまで陥っている相手にあっさり負けてしまうエース(笑) パトリックも今のままだとあんな風にやられてしまうんだろうなー。
 ジョシュアがやられてしまったので、グラハムはフォーメーションCに作戦を変更してデュナメスに突っ込んでいった。隊長が突っ込む作戦なの!? そして、元気な状態でもロックオンはグラハムに避けられてしまっていたので、指先の感覚がない状態での射撃だと当然完全に避けられてしまった(汗) ロックオンもやられてしまうのね……。

「抱きしめたいな、ガンダム!」

 こんなときでも笑わしてくれるのかグラハム! しかも本当に抱きしめてるよ(笑)

「まさに、眠り姫だ」

 笑い死にさせる気か!? 頼むから口を閉じてくれっ(笑) というか、まさに眠り姫だの言い方がまた鬼気迫るものがあってなお良し! ただ、これって違う意味でネタにされそうだなとも思ってしまった(汗) EDって普通に見ていたのに、感想を読みに行ったらそういう意味に取れるというか、むしろそれ狙いにしか見えなかったようで……。全然そんな風に思わなかった私は健全なんだろうな、うん。
 話を戻して、ロックオンもまさかタックルしてくるなんて思っていなかっただろうね。あの衝撃で完全に気絶してしまっただろうね。

 端末の前には今度はフェルトが座っていた。そしてスメラギは時計を見て辛そうな顔で外を見ていた。

「消えていく。ガンダムマイスターの命が!」

 この作戦が実行されることになってから、スメラギは全滅すると思っていたんだろうね。だからトレミーのクルーはただ連絡を待つだけだったんだろうか?

 朝陽を迎える時刻にまだ刹那は捕えられていなかった。しかしようやくというか、アリーが出てきた。うわぁ。これはヤバい。こんなコンディションで適う筈がないじゃないの(汗) そしてアリーが貰い受けたものって……パイロットのみを殺す武器だったようで……。これ、仮に助かったとしても某オレンジのようになってしまうんじゃないだろうか?
 そこにマリナが出てくるのがまた……。前回刹那が夜這いにやってきたのは、死を覚悟していたからなのかな?
 ああしかしもうちょっと演技が上手ければ良かったのになと思う私は贅沢だろうか? なんて思っていたら刹那が走馬灯を始めてしまったよ〜!

死ぬ? 死ぬのか? この歪んだ世界の中で。
何にも成さぬまま、失い続けたまま、朽ち果てるのか?


 そんな刹那の頭に浮かぶのは、自分を助けてくれたガンダムの姿だった。ガンダムと何度も呟き、エクシアの右手が空に向けられようとしたその時、赤い光がアグリッサを射た。
 またも刹那はガンダムに助けられたということになるのかな? つまり、刹那はガンダムになれていなかったと。しかし、あの機体ってOPに出ていた三体の内の一つだよね? ガンダムだったのか……。クルジスで刹那を救ったときと同じようなシチュエーションではあるのだけど、翼に見えるGN粒子が赤いので禍々しく見えてしまうなぁ。さて、誰が乗っているのやら。
 しかし、これってアレハンドロが監視者の意見を聞きに行ったから派遣されたんだのは間違いないだろうね。こちらに一機現れたということは、残りの二機はロックオンたちの方へ現われたのかな? 変わったばかりのOPだけど、彼らの正体が判明したら絵が変わるなんてことがあるのかな。

 いつもは予告については触れないようにしているんだけど、パイロットの一人が出てきたね! ナレーションでは三機のガンダムって明言されていたし! スペシャルさま驚愕のものすごい形相を浮かべていたし!
 見上げるロックオンと刹那が驚愕していたから、自分たち以外にもガンダムがあったのは知らなかったのかもしれないね。スメラギとか留美は知らないけど、兵士でしかないマイスターズが知るわけないもの。あ、でもヴェーダにアクセスできるティエリアはどうなんだろう? まぁ、4機しかなかったら確実に訪れる危機でもあったので、鹵獲が免れない状況になったら新たなガンダムを投入すると計画にあったのかもしれないね。
 他には、その新しいガンダムのパイロットらしき新キャラが出ていた。しかし……男か女か分らないね。この絵柄だと(苦笑) でも、何より嬉しいのがファンネルだ! そういや、OPから思いっきり出ていたのに、それに言及していた感想記事がなかったなー。ってそんなに読みに行ったワケじゃないけどさ。メカに詳しくない私までが知っている……というか好きだったから覚えていたのかもしれないのだけど、誰も言及していなかったのはどういうこと? 昔のガンダム知らない人たちの記事を読んでいたのかな。あ、でも地球上でもあれって機能するものだったんだね。

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at 23:59, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムОО 14話「決意の朝」

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 うっかりしていた(汗) 今朝ようやく届いたファーストの劇場版DVDボックスの特典物を読んでいたら時間が経っていた。私にとってはやはりというかファースト>OOなんだなぁと思った。だって本編が流れている間も読んでいたのだもの(苦笑)

 最初、TV番組の画面が映ったときは「これ何のアニメ?」と思ってしまったのは上記した通りながらで見ていたからなんだろう。ま、それはともかく今回からOPとEDが変わっていた。どちらも女性ボーカルになったんだねー。ではまずはOPの感想から。
 いつも変わるときは不安を覚えるものだけど、今回のは悪くない。悪くないどころか結構気に入ったかもしれない。ただ、歌詞を聞いてはいないから作品にあったものかどうかまでは解らない。
 前のは刹那がたくさん描かれていたのが少なくなってしまったなーというのが最初の印象。マイスターズが全員主役なんだと思えるものだったな。最初に刹那が立っていた場所は廃虚となった故郷なのかな? ロックオンは愛車に乗っていて、アレルヤは自分の部屋? アレルヤの影を辿っていくとその顔はハレルヤだった。彼の出番は今後もあるということなんだね。そして最後はティエリア。眼鏡を外すと目の色が変わっていて……あそこはヴェーダにアクセスできる場所なのかな? あそこは無重力なのか、ティエリアはいつも浮いているね。目の色が何故変わるのか早く知りたいな。というか、ああいうのを見ていると、ティエリアが意思を持つ端末に見えてならない……。しかし、それよりも気になったのはアレルヤの右手だった。身体に比べて小さいんじゃないだろうか?

 マリナはいつも憂えた顔をしているなぁと思ったら……一度目を瞑って開いたとき、その瞳には強い輝きがあるように見えた。迷ってばかりのマリナは、刹那と出会うことによって自分の道をしっかりと見極められるのかもしれないね。
 マリナが画面から消えると今度はルイスと沙慈が出てきた。ルイスは沙慈のコートの裾を引っ張ると彼を転ばせていた(苦笑) そんな沙慈にルイスは手を差し伸べるが、沙慈の手が触れる寸前に引っ込めて駆け出してしまった。……いやまぁ……うん、無邪気と言えば聞こえがいいんだろうけど、小学生かと言いたくなったな。それと、差し伸べた手を引いてしまうという行為に何か意味があるんだろうかと思ってしまった。
 留美と紅龍はただの顔見せ? 手間に世界地図、奥にソレスタルビーイング(CB)のマークがあるのが何かを暗示しているのだろうか?

 今度はガンダムに挑む者たちか。まずはフラッグを駆り不敵に笑むグラハム。そしてティエレンタオツーとソーマ。彼女が笑うことって今後あるのかなぁと気難しい顔をしているソーマの顔を見て思った。そして堂々と登場したアリー。……というか、赤い機体となるとどうしてもシャアを連想してしまうな(笑) ガラは悪いが技術力はアリーがダントツなんじゃないだろうか? で、次がグラハムかな。マイスターズは同じ機体に乗ったとしたら彼らの方が腕は上なんじゃないかなぁと思った。
 というか、彼らは同じ方向に向かっていないか? 三国が手を組んだということなんだろうか?

 さて、そんな彼らの前に当然CBは立ち塞がるワケだが……。ソーマにはアレルヤ。刹那にはアリー。となると、ロックオンにはグラハムという組み合わせになるのかな? そのために前回の出会いがあったんだろうね。ティエリアだけが特定の敵がいなくて雑魚を一網打尽にしていた(笑) 気になったのは、アレルヤがソーマと対峙したときの表情だった。無表情というよりも、いっちゃってる顔にしか見えないんだけど!? しかも彼は真っ先にタオツーを攻撃していたしね。その後にアップで映ったロックオンの顔には感情があったものだから余計に心配になってしまった。刹那とアリーだと、年寄りは若者に倒されるのが常なんだよなぁとしか思えなかった(苦笑)
 スメラギとフェルトとクリスティナと。憂いの表情を浮かべたスメラギの後ろから二人が彼女を見ている図というのは何か意味があるんだろうか?

 さて、シルエットでとうとう新しい機体が出てきた。見たところ、太陽炉で動いているMSにも見えるのだけど、顔が見えないのでガンダムかどうか不明だな。おまけに三機ともそれぞれ個性的だなー。しかもこれ、敵かもしれないんだよね? というか、シルエットで出てくる時点で敵なのかな?? でも、内一機の顔のティエリア、そしてヴァーチェが被ってくるんで違うのかな? よくわからない。まぁ、簡単に分かってしまったらそれはそれで問題があるかー。
 ヴァーチェは、出てきた後にGNバズーカを撃っていた。しかもその先が月だったので、これも何か意味があるのかなと考えてしまう。その次に同じ方向にデュナメスがライフルで攻撃をしていた。
 そして……やはりあの三機は敵のようだと思えるシーンがあった。キュリオスを襲うあの赤い光! ファンネル装備の機体が出てくるんだね! ガンダムといえばファンネルだものね! ではパイロットは強化人間ってことになるのかな。強化人間という名称ではないかもしれないけど。飛行形態のキュリオスがその攻撃を逃れてファンネルの一機を打ち落としているシーンは早く本編でも見たいな。
 ガンダムシリーズで一番好きな機体はZガンダムだけど、キュベレイもかなり好きだったんだよねー。ま、ここのファンネルを扱うのはどの機体なのかわからないけど、これは戦闘シーンが楽しみになってきたな。

 ナノマシンって超兵にのみ投入するのかと思っていたのだけど、どうやらそうではないらしい。ナノマシンを注入することによって、宇宙生活における人体の悪影響は激減したが、精神衛生上の観点から地上降りる必要があるらしい。……って、前にも降りてきたスメラギたちは必要ないんじゃないの? と思ってしまった(苦笑) でも、ハロと楽しそうに過ごしているフェルトの姿は微笑ましかったな。というかリヒテンダールの水着が……。あれは駄目だろう(笑)
 休暇だというのに刹那はガンダムに乗ってアザディスタンのニュースを見ていた。ロックオンは、リヒテンダールが連絡したとき女の子の会話を録音でもしていたのだろうか? それを流していたけど、実際はテロにあった故郷を訪れていた。少し取り乱したこともあったけど、基本的に大人であるロックオンなので、この傷を掘り下げた話が見られる日が来るといいなぁ。

 日本では、絹江が取材した特番で視聴率が40%以上取れたらしい。取材続行の許可は出たものの、部長が話したことは違う方向のものだった。でも、ここでイオリアを追うよう許可を得られて良かったのかというと、物語的には必要で良かったと言えるけど、逆に絹江の命が危ういんじゃないかと心配になる。深みにはまると抜けだせなくなると部長は忠告したけど、彼女は立ち止まらないんだろうな。

 ルイスのママは帰ることにしたらしい。見送りの場面で刹那がマンションに戻ってきていた。沙慈は刹那を引き止めてお願いしたいことがあると言っていた。タクシーが去った後をいつまでも見ているルイスはこの後寂しがるんだろうね。とことん甘えッ子なんだな。
 一人だと宥められないから刹那を巻き込んだのかと思ったら、人数が多い方が寂しくないと思っていたのか……。しかし刹那、最初は沙慈のことを素無視していたのに普通に会話しているよ! でも、ここで寂しいから泣いているルイスに対して刹那が言った言葉は、彼の過去を知るからこそとても重いものだとわかる。

「会おうと思えばいつでも会える。死んだワケじゃない」

 会いたくても会えないなんて経験、ルイスは皆無なんだろうな。ルイスは、もし刹那が孤児だと知ったら、それでも同じ反応を返すのだろうか?


 ガンダム調査隊の正式名称はオーバーフラッグスとなったらしい。そして正式な部隊になったということでパイロットも増員。しかも彼らは自分の機体にシンボルマークをペイントしているらしいね。
 しかし人数が増えたら増えたで問題がありそうだ……と思っていたら早速悶着があったよ(汗) ジョシュアはグラハムのことを知っているらしい。しかも何とも不穏な台詞だな。グラハムが昇進したと言う赤毛に対してジョシュアは「また上官でも殺したか?」と返しているんだもの。グラハムにも悲しい過去があるのかもしれないね。

 人革連でも命令が出ていて今度はAEUの基地まで出てきた。三国で対CBの作戦が実行されるということか。久しぶりに出てきたスペシャルさま(笑) 今回はまだMSには乗っていないので瞬殺されずに済んでいるよ! あと何回出てくれるのかなぁ。堂々と遅刻をしてきたスペシャルさまは、女性の上官に殴られていた!

「に、二度もぶった!」

 なんて台詞を聞くと、もれなく「親父にもぶたれたことないのに!」というオプションが付きそうなのになかったのが残念! しかも彼、最初は男の顔を殴ったと文句を言いかけていたというのに、二度も殴られて逆に惚れてしまったらしい(笑) とことん期待を裏切らない奴だ。修正されて大人しくなったのだとカティは思ったかもしれないなぁ。
 やっぱりスペシャルさまはいいね! でも彼は今回またOPに出してもらえてなかったよ! それは何? シリアスなOP画像にネタキャラであるコーラサワーの居場所はないということなのか? かなり気になるところである。しかしそうであるなら、彼には最後まで生き残ってほしいと思う。

 一般回線でスメラギにメッセージを送ったのはビリーだった。読んでほしい資料ってまさか……と思ったらそのまさかだった(汗) 軍事機密を外部の人間に簡単に見せてしまうなんて、彼は本当に軍人なのか? 或いは彼の姓が日本人名であるのが関係しているのかと思ってしまったよ。
 でも、今回のビリーとスメラギのシーンで、彼が本気でスメラギを想っているんだということは解った。そしてスメラギにもかつて大事な人がいて、今はいないということも。そしてその相手のこともビリーは知っているんだろうね。彼女に戦術予報士としての意見を聞きたいという気持ちは本当だろうけど、彼は今後もスメラギ会いたさにこうやって軍事機密を見せてしまうんだね……。ま、彼女が外部に漏らさないと信頼しているというのもあるけど、スメラギの「じゃあまた」という言葉に「いいさ。また会えるのなら」と呟いているのだもの(汗) 彼女の心に誰かが住んでいたとしても、ビリーは諦める気持ちは全然ないんだろうね。是非とも応援したいとは思うけど、スメラギがCBに所属していると知ってもその気持ちは揺るがないのかな…。
 でもね、友人だと思っているからと言って、男に会いに行くのにあんなに胸元が大きく開いた服を着て行くのってどうなの!?

 マイスターズたちに指示が下った。しかし刹那は何とアザディスタン近くで連絡を受けていた! 最初、マリナは裸で眠っているのかと思ってしまった(笑) 刹那が彼女に会いにきたんだろうとは解ってはいたけど、寝所にやってきた刹那の様子はどう見ても夜這いに来たようにしか見えないな(笑)
 マリナは今後も刹那がやってきたときにまずフルネームを言うのだろうか? 不安そうな顔はしても大声を出して人を呼んだりはしないんだね。どうしてと尋ねるマリナに、刹那も彼女に質問していた。

「何故、この世界は歪んでいる? 神のせいか? 人のせいか?」

 真剣に尋ねる刹那は、マリナなら知っているのかもしれないと思ったんだろうか? いつの間にかマリナに対してかなり心を開くなるようになったのかな? でも、尋ねておいて彼女の話を全部聞かずに出て行ってしまうとは……。マリナも知らないと答え方から判断してすぐに出て行ったのかもしれないね。
 何が歪んでいるのか、答えはどこにあるのか、そう心の中で刹那は言うけれど、答えはこれだと存在するものなんだろうか? しかし、その後にアリーが出て来たのが意味深だな。刹那の求めている答えがアリーのような人間なのだと言っているように見えた。

 アリはーAEUのフランス外人部隊の基地に来ていた。今回はスーツでしかも鬚を剃っているよ! しかも外人部隊でのアリーの部隊は第四独立外人騎兵連隊という名称で、彼はそこではゲイリー・ビアッジという偽名を名乗っているらしい。傭兵だったら本名を名乗る必要なんてないということなんだろうね。相当信頼されているようだけど、中身はどうしようもない戦争屋……。そんな彼にアグリッサという機体が与えられるらしい。

 EDは、最初ほのぼのしていたのにビックリした。しかも、刹那の髪をロックオンが切っていた! 刹那も大人しく切られているし。その一方でアレルヤとティエリアは料理中? 他人とのコミュニケーションがとれるのがロックオンとアレルヤ。ロックオンは「そっちはどうだ?」とか聞いているのかなー。そしてアレルヤがティエリアを見てやれやれという様子だった。本を見ながら何かをしているティエリアは本に書かれた通りキッチリとやっていそうだなー。多分、周りが見えていないんだろうな。そして刹那が一人で描かれていたとき、彼は皆でこうやって穏やかな時間を過ごしていることをとても喜んでいるように見えた。
 しかし、刹那が顔を上げると波打ち際の砂にハサミが突き刺さったと思ったら、海が一変して赤く染まってしまった(汗) 穏やかなシーンから一転して皆が暗く沈み込んでいる場面になってしまった。
 何だろう? OPでも眼鏡を外すとティエリアの目の色が変わっていて、今回も眼鏡がクローズアップされていた。ティエリアにとって眼鏡というのは制御装置で、本当の自分を隠すものなのかな。
 鏡に手を付いて俯いているアレルヤが、次の画面では鏡に当てていた手を握りしめていた。彼の苦悩がどうこうというよりも、ここのシーンで思ったのはアレルヤは本当にいい身体をしているなぁと(笑) そういや、いつも黒いTシャツを着ているので白いシャツを着ていたのが印象的だったな。
 そしてロックオン。彼は元は家だった場所の角に座り込んで頭を抱えていた。それだけでなく、縮こまっていたようにも見えた。三人の中で一番ダメージを負っているんじゃないかと思えた。
 この落ち込むシーンの中に刹那がいないのは何故? 彼らがいた瓦礫は、ガンダムで破壊してしまった街なのかなぁ。この後、白い羽根が舞い降りたと思ったら、青い炎に包まれていた。曲のタイトルを見て思ったんだけど、「フレンズ」ってマイスターズには似合わないタイトルだなぁ……。

 それはともかく、画面が変わると膝を抱えたルイスが出て来た(汗) 身体が小刻みに震えているように見えるし、顔を上げたときも涙が流れているようにも見えた。これってあの後母親が死んでしまうんじゃないかと思えて仕方がないような場面だなぁ。そして最初私は奥の方に沙慈がいたのに気づかず、OPの差し伸べた手を引いたという箇所で、それを後悔するとかそんな展開になるんだろうかと思ってしまった(苦笑)
 沙慈に呼ばれてルイスは顔を上げたんだね。そうなったらそうなったで、沙慈は沙慈で絹江を失ってしまったんじゃないかとも思えてきた(汗) とにかく録でもない想像をしてしまうんだよね……。
 その次はマリナ。EDにも登場かー。俯いていた顔を上げたとき、彼女も泣いていたのかと思ってしまった。画面が大きくないのでよく見えないのが残念だ。だから、その後何処かを見てるマリナの表情が毅然としたものになったように見えたのは私の錯覚かもしれない(汗)

 そして最後は刹那。髪を切ってもらうために纏っていた布を取り去ると、上半身裸だった……。いやゴメン! そんな貧相な身体、見たってちっとも嬉しくないから! アレルヤは見せてもらったけど、ロックオンのも見たいなと思った。まぁ、刹那も同世代の子に比べたら悪くはないんだろうけど、アレルヤのを先に見てしまったのでどうにも(苦笑)
 最初、刹那が一人で映っていたから、もしかして誰もいなくなってしまったんじゃと心配してしまったけど、他の三人はどうやら星を見上げていたらしい。そして最後、一瞬見えたカットで確かに刹那は微笑んでいた。今はバラバラなマイスターズたちだけど、話が進むにつれて協力しあうようになるんだろうね。友情というよりも家族に近いんじゃないかと希望も込みでそんな関係になったらいいなと思う。
 こちらも歌詞は注意して聞いてなかったので、合っているかどうかはわからない。曲自体は悪くはないと思うんだけどね。

 ところで、OPで描かれていたシーンって次回の話なんじゃないだろうか?

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 以下、日記。
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at 22:07, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムOO 13話「聖者の帰還」

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 TVアニメの感想を書くのは久しぶりだな〜。何せ今も「ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び」を流しているのだもの。ま、年末年始は軒並み放送がお休みだったから当然なのだけど。

 この事態に収束するにはマスードを保護するしかない。シーリンはそう言うけど、マリナたちにそんな事ができるんだろうか?
 ロックオンは第三勢力の可能性を示唆していた。自分たちとアザディスタンの要請でやってきたユニオン以外に内戦を誘発している勢力がいると。留美が根拠を尋ねると、受信アンテナの建設現場で、遠方からミサイル攻撃があり、火力からMSを使用している可能性が高いとロックオンは言う。しかしその目的が分からないからと、ロックオンは刹那に調べに行かせたと言っていた。自分たちでは目立ち過ぎるからという理由だけど、刹那に任せて大丈夫なのかなぁ(苦笑)

 ミサイルが発射されたらしき場所に刹那は来ていた。そしてロックオンの情報通り、そこには残留反応があった。ではその第三勢力がどこに消えたのだろうか。刹那が更に調べようとした視線の先に何かが見せた。岩影に隠れて覗き見ると、ユニオンからの調査隊が来ていたようだった。ビリーとグラハムも別の勢力がいたことを調べに来たんだね。
 生身で初めて出会った刹那とグラハム。岩影に隠れていたが、刹那はすぐにグラハムに気づかれてしまった。ビリーは全く気づいていなかったので、これはグラハムが本当に優秀な兵士だということなんだろうね。刹那が地元民を装っても騙されていなかったし。刹那の言い訳にビリーは納得したようだったけど、グラハムは探るような顔をしていたものね。
 この辺りで戦闘があったと聞いたから来た、そういう戦いとか武器に興味のある少年を刹那は演じようとしたんだね。この辺りはまだ危険だから立ち去った方がいいと諭すビリーの言葉を渡りに船と立ち去ろうとした刹那の背中に、グラハムはこの国の内紛をどう思うかと質問を投げた。
 口籠る刹那にグラハムは客観的に考えられないならとどちらを支持するかと尋ねた。刹那のどちらも支持しないが、人はこの戦いでたくさん死んでいくという刹那の答えは表情を作って回答だったけど本心からの言葉だったろうね。同感だと応じたグラハムに対する刹那の「軍人のあなたが言うんですか」という言葉も本心からのもののように思える。
 自分たちが来たら邪魔かなというグラハムの問いに、刹那は「軍人がたくさん来たら被害が増えるし」と答えるが、そこにグラハムは「君だって戦っている」と断言していた。そして挑むような目で「後ろに隠しているものな何かな?」と問いただしていた。この後の睨み合いがいいねー。グラハムは刹那が身を潜めていたときから彼の殺気に気づいていたということなんだろう。というか、刹那の方が殺気を隠せていなかったと言った方が正しいかなー。
 しばらく睨み合ったあとグラハムは、ここから飛び去った機体がAEUの歳新鋭機イナクトであったこと、その機体がモラリアのPMCから奪われたものだとビリーに話し始めた。いきなり話しだしたビリーが戸惑うのを他所に、グラハムは撤収すると言って踵を返した。問うビリーに口が滑ったと言っていたけど、情報を渡したのは明らか。最初、グラハムはどちらの勢力かと疑って質問を投げたが、刹那がどちらも支持しない答えたから別の存在だと勘付いたんだろうね。それがソレスタルビーイング(CB)の人間とまで推測が及んでいたら凄い……というか、この状況だとそれ以外には考えられないかな。でも、ガンダムのパイロットだとまでは思っていないのかもしれない。

 グラハムの情報で、刹那はそのMSがアリーではないかと気づいた。そして愕然として呟いた。「何故、今になって……」と。

 街中では爆破テロが横行していた。国民に語りかけた自分の姿が映されていた画面の電源を切り、マリナは自分の無力さに嘆いていた。そこへ侍女らしき女が入ってきたのだが、シーリンが訝しんで何の用かと尋ねた途端、女はマリナに銃口を向けた。改革派の手先がと憎しみの表情で。しかし引き金が引かれる前にボディーガードによって女は射殺されていた。……というか、あっさりと部屋に入れるなよと言いたい(汗)
 女の死体を見てマリナは「何故私たちはこんなにも憎み合わなければならないの……!?」と苦悶の表情を浮かべていた。……そりゃ国のために善かれと思って改革路線に行ったものの、民の暮らしは以前より貧しくなったからじゃないか? そしてマリナは改革派の象徴で、民が貧しい思いをしているのに大きな広い屋敷で食にも困らない贅沢な生活をしているからじゃない? そりゃ、以前に比べたら質素な食生活になっているとは思うけど、食べ物がない、仕事がないなんて状況ではないものね。そして象徴だから憎しみの対象にもなるし……。自分の努力が足りなかったのかと悩むのはいいけど、そこで足踏みしているだけだったら駄目だと思うんだけどなー。

 第三勢力がアリーだったと知った刹那は、ロックオンにF3987というポイントを示した。何があるのかと問うロックオンに、刹那はないかもしれないが可能性はあると伝え走っていた。黙って待つよりはマシかとロックオンが出撃しようと立ち上がると、要人救出の役に立つからと紅龍を連れて行くように留美は告げた。
 刹那が示したポイントは、かつて刹那がクルジスで戦っていたときに使用していたアジトだった。しかし、それはアリーにとってもガンダムのパイロットがクルジスで自分が利用した少年兵だとわかることになるんだよね。でもまぁ、アリーは少年兵を個人と見てなかっただろうから、誰なのか知られることもなかったのは幸いだったのかもしれないね。

「あんたの戦いは終わってないのか! クルジスは滅んだ!!」

 なんて思っていたら、刹那はアリーに直接通信していた! 刹那はそう叫ぶけど、アリーはお金のために戦っている人間だからクルジスが滅ぼうと関係ないって。紛争が起こる限りアリーはお金を稼げる場所へと行くだけだもの。刹那にとってそれは理解しがたいころだろうなぁ。神のために戦えとかつて扇動されたものね。アリーにも自分と同じように信じる神がいると思い込んでしまうのも無理はない。
 戦ったものの、ガンダムの性能に頼って戦う刹那に熟練パイロットのアリーに適う筈もないか。ガンダムを寄越せとアリーは言っていたけど、仮にアリーがガンダムを手に入れたら彼に適うパイロットなんて、同じくガンダムを手に入れたと仮定したグラハムくらいかもしれない。

 一矢を報いた刹那だったけど、アリーは陽動だった。予定通りだとアリーは言っていたが、刹那は「それはどうかな」と呟いていた。まぁ、ここにロックオンがいないということは、マスード救出にはロックオンたちが向かっているんだろうね。紅龍も乗っているし。
 ガンダムが現れたというのに、通信しようとする傭兵たち(苦笑) 彼らは知らないんだろうか? そして驚いたのが紅龍。どこの漫画の主人公だと言いたいくらいの無敵ぶり(汗) 突然リアリティがなくなったなぁと思ってしまった。なんて漫画チックなんだろうか(笑)
 マスードを人質にしようとした傭兵たちを、今度はロックオンが狙い打ちしていた。どれだけの距離があるのかちょっと分かり辛かったけど、彼は本当に射撃のプロなんだなぁ。いくら射撃が得意と言っても、ガンダムに乗っているならハロがじゃっかん補正をしている筈だからどうだろうと思っていたら、その腕は確かなものだったと証明されたワケだね。ロックオンもそれを分かっているから「まだ腕は錆ついていないようだな」と呟いたのかも。

 救出してくれた相手がCBだと言ってもその名をマスードは知らないようだった。しかし紅龍がアザディスタンの紛争に武力干渉する私設武装組織と言われてようやく理解したようだった。その表情は不快げに見えた。そこへエクシアがやってきて、マスードに乗るよう刹那は言っていた。
 それはスメラギのミッションのようだった。トレミーではティエリアが本当にそんな指示を出したのかとスメラギに抗議をしていたが、スメラギはこれが一番確実な方法だと言って譲らなかった。アレルヤもスメラギに賛同すると言っていた。世界にCBの思いを見せつける必要があるからだと。

 その頃、CBからマリナへのメッセージが王宮に伝えられていた。マスードを保護し王宮へ向かうこと、そして王女には早期停戦に向けての会議を望むと。それを聞いたマリナは毅然とした表情を見せ、会談の用意をするように命じた。


確かに私は彼らの行いには賛同できない。
罠である可能性だってある。
でも……それ以上に信じたい。信じたいのよ。


 マリナさまと自分の名を呼ぶシーリンに、マリナは毅然とした表情を崩さぬままそう答えていた。

 CBが人質を連れて王宮に向かっている。その情報を聞いて保守派の市民が王宮に詰め掛け怒号をあげていた。そして各国のマスコミもそれを報じて三大国のトップも画面を注視していた。
 そこへエクシアが降下してきた。部下たちにチャンスだと言われグラハムは「刮目させてもらおう」とガンダムの動向を見守ろうとしていたが、エクシアが武装を解いていることに驚きを隠せなかった。それはマリナとシーリンも同じで、マリナは攻撃をしないよう慌てて命じた。しかし市民にはライフルで銃撃を仕掛けてしまった。
 王宮へと前進するエクシアに、アザディスタン軍のMSが銃を向けて人質を解放せよと命じるが、エクシアは止まらず前進していた。いくら相手が武装を解いていると分かっていても、ガンダムの強さを知っている兵士は自分の方へ向かうエクシアは恐怖でしかないだろうね。マリナからの命令を聞いていてもそれには逆らえないのかも。
 直撃を受けても無事だったのはガンダムだからで、刹那に攻撃の意思はなく、彼の心の中は「今度こそ、ガンダムになる」という思いしかなかったからだね。かつてガンダムが自分を助けてくれたように、自分も誰かを救う存在になろうという思い。間近で刹那を見ていたマスードは、彼に何かを感じたのだろうか? 刹那をずっと注視していたのでそう思った。ただ、王宮へ辿り着いたマスードが、刹那に礼を述べたときは、先ほど見かけたような不快な様子は見られなかった。CBなりの正義をいうのをマスードは理解したのかもしれない。

 ミッションを終えて立ち去ろうとした刹那をマリナが呼び止めた。それはいいんだけど、あれだけのマスコミや側近たちがいる中で大声でフルネームを呼ぶとは(汗) 誰も聞き取れなかったということにするのか?
 それはともかく、呼んだ名前に反応した刹那に、マリナは「本当に貴方なの?」と尋ねていた。そして刹那は「これから次第だ。俺たちがまた来るかどうかは。戦え。お前の信じる神のために」と言い残してエクシアに乗り込んだ。
 世界にその思いを見せ付けたCB。今ならガンダムを倒せるか追い掛けようと言う部下たちに、グラハムは「できるものか! そんな事をしてみろ、我々は世界の鼻つまみ者だ!」と悔しげに呻いた。

 ミッションが無事に終了して、画面に見入っていたロックオンは溜め息をついた。だからといって紛争がなくなるなどということはない。それでも争いを終わらせるために人は歩み寄ることができる。これで終わりなのかと問うロックオンに、留美は最後にそう言って締めくくった。
 マスードによって誘拐の首謀者が傭兵部隊であること、この内紛が仕組まれたものであることを公表された。黒幕はアザディスタンの近代化を阻止する勢力という見方が強いが、犯行声明は出されていなかった。その後、マリナとマスードによって共同声明が出され、内戦及びテロ活動の中止を国民に呼びかけていた。
 一応収束したものの、火種はまだそこここに残っているこの状況で、改革派と保守派のトップが呼びかけたからといって憎悪の連鎖がすぐになくなるとは思えない。でも、歩み寄る努力が大切だよね。10年、20年では難しいかもしれないけど、100年経ったらその思いは実現されている可能性は高いと思う。何でもすぐにすぐにとせっかちにならずに、両者のリーダーシップのもとで確実に築き上げる基礎を固めていってほしいと思う。
 アザディスタン編はこれで終わりを迎えたということは、マリナとシーリンの出番はここで終わりなんだろうか?

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at 23:36, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムOO 12話「教義の果てに」

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 あー……えーっと、信仰なんてものを持ち合わせていない私にとって、宗教の話なんかするなというのが正直な感想。なぁんてことは言ってはダメか(苦笑)

 今回の話は笑えた。うん。笑えた。刹那とグラハムに! それとロックオンはやっぱり格好いいなと。色んな意味で。

 アザディスタンの保守派のリーダーであるマスードは、保守派の人間たちの言葉に静観せよと答えていた。あー……やっぱ駄目だ。政治に宗教を持ち込むような国は嫌だな。そのためにどれだけの長い時間と多くの人間を犠牲にしているのかと。
 神の教えに反した王女と議会にはいずれ神罰が下されるのだから、自分たちは神の報いを待てばいいとマスードが答えると、我々が神の鉾となり、改革派に神の罰を与えるなんて言い出すおじさんがいた。……あんた何サマ? 神ってのはどこの宗教でも人殺しはいかんとか盗んではいかんとか言ってるんじゃなかったっけ? 自分しか崇めてはならない、というのは首を傾げてしまうけど、そういった教えってのは間違ってはいない。でも、人間ってのは都合良く解釈する生き物だから始末が悪い。神の鉾となってとあのおじさんは言っていたけど、神にはそんなものは必要ないし、人間ごときが神の罰を与えるなんてとても許されないことだと思うけどなぁ〜。そんなこと彼らは思いもしないんだろう。自分は神のために神の教えに従って生きているのだから許されるとか思っているんだろうね。あっはっはっーー!! なぁんて不愉快なのっ!?
 さて、そんな穏健派なマスードを拉致した何者かがいた。まぁ、普通に考えたら改革派の人間と誰もが思うだろうね。

 その報をシーリンから聞いたマリナの反応には溜め息をついた。「まさかそんなことが……」って、彼女はこの話で何回「まさか」と言えば気が済むのか。トップがそんなことを言ってはいけないだろうに。シーリンが、マスードが死亡しているという最悪の事態を想定して言うと「止めて! そんな不吉なこと!」と、聞きたくもないと首を振っていた。……ただの町娘だったらそれも許されたかもしれないけど、王女なのにそこを否定してどうするの……。最悪の事態ってのは別に政治家でなくてもいつも想定して行動すべきなのでは? というか、想定外だ、なんて言い訳は許されないと思うけどな。彼女は本当にシーリンがいないと駄目な子なんだなぁ。今のままだと口だけの人間じゃないか。それが本心から言っていたとしても。

 200年から遡った博士号取得者の失踪・行方不明者は138人いたらしい。絹江は一番最近の失踪者を調べることにしたらしい。しかしそのときマスード拉致の速報が入ったためにその話は中断。にしても、速報と叫んだあのキャラ、松本さんじゃないか(苦笑) わかりやすい声は他の役で使ってほしくないなぁと思ってしまう……。

 マリナは、自分が王女に即位するとマスードに告げたとき、彼が協力してくれるものと思っていたんだろうね。だから変化を嫌う者の一人だと言われたときはショックだったろうな。でも、改革しようとする者が現れたら必ずそれに異を唱える存在も現れるものなんだよね。でも、マスードが保守派の矢面に立ってくれるなら過激な行動は取らないはず。ああでも、そんな穏健派な彼が邪魔で排除しようとする者が超保守派と言われる者たちの中から現れないとは言い切れないなぁ。
 そこへシーリンが彼女の部屋にやってきた。保守派が議会をボイコットし、改革派はユニオンから秘密裏に打診された軍事支援を受ける方向に話を進めているとマリナに話していた。人革連がソレスタルビーイング(CB)に攻撃を仕掛けたときに、確かユニオンと話をしているとか言っていたっけ。アザディスタンが国連の支援を受けることになったとき、国内が乱れるのが予測できたからなんだろうね。内乱が起きたらCBは確実にやってくるもの。マリナが解らなかったアザディスタンを支援することに対する利益はそういうことなんだろうね。「あるんでしょう。きっと」と言うシーリンはそれには気づかなかったんだろうか?

 ユニオンと言えばグラハム! 眼鏡くんは「久しぶりにガンダムに会えそうですなぁ」ととても暢気だ(笑) アザディスタンに出兵することになったのは、ビリーが言うには軍上層部が議会に働きかけた結果らしい。人革連に後れを取るわけにはいかないからと。何だか嬉しそうだな。データが収集できるかもしれないからか? しかしグラハムだけはビリーの言葉に険しい表情をしていた。

 留美の専用機って目立つだろうなぁ。そこには刹那とロックオンも乗り込んでいた。内戦が起きた場合に出撃するためなんだね。それを鎮めるためにはマスードの救出と、彼の無事を全国民に知らせる必要があると留美は話していた。しかし、異文化を嫌う国なのでどれだけの成果が上げられるかと紅龍が話すと、自分も動くと刹那が言い出した。……えー……刹那にはもう単独行動は取らせるべきではないと思う〜。確かにアジア系や欧米系の顔の人間が行くよりは動きやすいかもしれないけど。
 刹那がアザディスタンの出身だと言うと、ロックオンが早速で釘を刺していた(笑) 故郷の危機だからといって感情的になるなと言うロックオンに、刹那は「わかっている」と答えたけど……前科があるだけに信用できない答えだ!(笑)
 アザディスタンの……これは保守派の町なのかな? 刹那は過去を思い出してあんなことをまだ続けるつもりなのかと考えていた。そう考えられるようになれたというだけでも良かったと思うよ。
 しかし、町中では店先から、通りに座っているおじさんやすれ違う女性が刹那に険しい目を向けていた。無邪気に水を買わないかと話しかけてきた少年の祖父が刹那をクルジス人だと見抜いてさっさと出ていけと言っていた。……どうやらクルジス人の顔というのは日本人と似ているらしい。あれ? でも刹那に話しかけた少年も、とてもアラブ系には見えないなぁ。それを言ったらマリナとシーリンもか。

 マスードを攫ったのはアリーたちだった! これは彼らが単独でやったことなのかな? 神はどちらを選ぶ? アリーはそう言っていたけど、どちらを選んでも戦争が始まるなら彼にとってはそれで良しなんだろうね……。再び刹那と戦う日はいつかな?

 太陽光充電受信アンテナ施設では、守備に就いていたアザディスタン軍のMSが味方を撃っていた(汗) 軍の中にも保守派がいるのを議会は知らないのかと言っていたのはアレハンドロだったか。そうなるとこういった事態は起こるべくして起こったのかも。そこへグラハムたちがやってくるけど、どちらが裏切ったのかが解らず手が出せずにいた。
 そのときグラハム機のレーダーが乱れた、ということはガンダムだね。ロックオンが射撃を始めていた。施設の破壊を阻止できたと思ったら、アリーがミサイルを発射して施設を破壊してしまった……。でもね、初見のときは何が起きたか理解できなかったよ。「ところがぎっちょん!」というアリーの発言に気を取られて(笑)

 関係ないけどゲームのCMが多いなぁ。その中で「POISONPINK」が気になる……。

 ガンダムが現れたってことでグラハムは部下二人にミサイル攻撃をした敵を追うよう命じ、自分はガンダムを追うと言っていた(笑) 今までエクシアとしか遭遇していなかったから、エクシア狙いなのかなと思ったけど、彼もガンダムだったらどれでもいいんだね。
 さて、狙い撃つぜが決め台詞なロックオンがアリーに続いてグラハムにも避けられてしまった衝撃の今回。しかしグラハムの回避行動は肉体には多大なる衝撃を与えているようで、ヘルメットの中で汗が流れていた。
 うん、でもここはそういうことではなくて、グラハムの台詞が一番面白かったところだね! もちろんフラッグとデュナメスの戦闘も素晴らしかったけど。


人呼んでグラハムスペシャル!

敢えて言わせてもらおう。グラハム・エーカーであると!

身持ちが堅いな、ガンダム!

よくも私のフラッグを!


 さすがのロックオンも彼のしつこさに舌を巻いたようだった(笑) しかし二番目の台詞はどこかで聞いたような……。言い回しは違うかもしれないけど、過去のガンダムで誰かが言っていた台詞とか?? 前にも同じことがあったけど、何せ制作側はガンダム世代だものね。今後も聞いたことがあるような台詞が出てくるかもしれないからそれも楽しみの一つになるな。殆ど忘れてしまっているけど(汗)
 まぁ、グラハムが喜々として戦っていたのはよく伝わってきた。足蹴りまでするし。後は……それぞれの機体に特製はあるけど、ビームサーベルは標準装備のようだね。でも射撃のプロにとってはこれは屈辱以外の何者でもないな。でも、ちょっと興味を持ったのは剣術でのロックオンの実力。人並みには使えるのかなー。
 ま、何にせよグラハムは出て来ると迷台詞を言ってくれるので見ていて飽きないな。それに強引とはいえ、ロックオンの攻撃に耐えて彼を本気で戦わせる気にさせたし。刹那だったらこうはいかないだろうな。後はキュリオスとヴァーチェ……いや、ナドレとの戦いが見てみたいな。

 しかしそこへ緊急通信が入ってきた。アザディスタン軍のMSが王宮に移動しているというのだ。まさかクーデターなのかと驚くマリナの背後で「MSは全部で5機。まっすぐここに向かっているわ」と話す横顔が印象的だった。予測していたとはいえ、彼女もまた驚いているのかも知れないな。しかしマリナと違うのはそこで何かを考えていたことだね。
 国連大使としてアザディスタンに滞在しているアレハンドロに、留美は退避するように進めていたが、彼はこの国の行く末が見たいととどまることを伝えていた。MSが近づいても動くどころか、避難しなくてもいいのかと尋ねるリボンズに「君も見ておくといい」と言い出す始末……。ガンダムが来るのだから大丈夫だと確信しているのだろうか。それとも死んだら自分はそれまでの人間だとか思っているのかな。
 市街地にやってきたのはエクシアだった。その戦闘を見てアレハンドロは明らかに呆れていたね。それと、リボンズの「あれが、ガンダム」という台詞には複雑な気持ちになった(苦笑) リボンズの声は聞いたこともない名前がEDにあったけど、あの声を誰なのか間違える人間の方が少ないだろう。ファーストを知らない人間だって、アムロの声はそこかしこで聞いたことがあるだろうから。
 ガンダムの性能に頼り過ぎている力任せの攻撃。そんな扱い方しかできない限り、刹那がアリーやグラハムに勝てる日は来ないだろうな……。ま、まだ16歳だし、彼は天才でもないのだから、今後成長してくれることを待っていることにしようか。

 留美の連絡を受け、場所を移動した刹那は朝日が昇る前の町を見て過去の記憶を呼び起こされた。MS相手に無謀な戦闘を仕掛ける子どもたちはかつての自分。変わり果てた姿で地面に倒れているのはかつて一緒にいた者たち。生身の人間に容赦なく攻撃を仕掛けるMS。感情的になるなとロックオンは釘を刺したけど、それを見て感情的になれないなら刹那はもう壊れているとしか言い様がなくなってしまう。
 そして刹那は……かつて自分を助けてくれたガンダムと同じように敵のMSを駆逐するが、誰も助けることができなかった。さっきまで生きていた子どもたちが倒れた姿を見て、刹那は呆然としていた。これもまぁ、ガンダムだからダメージを追わなかったんだろうけど、戦闘の最中に立ち尽くすだなんて危ないなぁ……。しかしその後彼は雄叫びをあげていた。

「信心深さが暴走すると、このような悲劇を招くというのか……」
「くそったれが! やってくれるぜガンダム! お楽しみにはこれからだってのによ!」

 増援部隊が首都圏全体の制空権を確保したという報告を受けてグラハムがもらした感想と、目論みが失敗して去るアリーの台詞を聞いて、この二人は絶対に意見が合わないだろうなと思った。正規軍と傭兵ってのもあるし、性格もあるだろうし。言動は摩訶不思議ではあるけど(笑)、グラハムは騎士道精神を持っていると思うしね。

 促されてシェルターに避難するマリナの表情には生気がないな(汗) 自分の起こしたことがクーデターを招き、CBの介入を許してしまったと言い、国民の心に怒りの炎を灯してしまったと嘆き、そして涙を流していた……。そんな彼女に「毅然としなさい! マリナ・イスマイール!」とシーリンは叱った。まだ終わっていないと。
 これまでシーリンの言動は好きにはなれなかった。台詞の中身が、ではなく嫌味っぽく言っていた姿が。それがアザディスタンでは女性が政治に参加できないことから来るものであっても、やはり好きにはなれなかった。しかし、王宮にMSが真直ぐ向かっていると言ったあのときからそうは思わなくなった。言動が変わったと私には思えたからかも。そして最後にマリナを叱りつけたときの表情が一番好きになれた。ここで彼女は本当にマリナの身を案じ、彼女を導こうとしている者だと誰にもハッキリと解る表情をしていたからかな。
 反対にマリナにはガッカリした。こんな時に泣くなよと。何もしていないのに泣いて悲嘆にくれるなんてまさに私の大嫌いな悲劇のヒロイン(苦笑) シーリンがいなかったら、彼女は泣くだけで動こうともしない役立たずなだけのキャラに落ちぶれていただろうね。理解して助けてくれる人がいるからまだ大丈夫かなと思えるけど……24歳でこれかよと思ってしまうのも事実。キャラクター設定を見たときは、もう少ししっかりしているキャラなのかと思ったのにな。ま、早く自分の頭で考えて行動できるように成長してもらいたいものだな。

 一方で刹那。彼はまだ16歳なので今後の成長に大いに期待したいのだが……。戦闘が終わってもエクシアはその場に立ち尽くしたままだった。
「……俺は、ガンダムになれない……!」
 刹那は最後にそう言ったけど、見ていた誰もが当たり前だ!と突っ込んだに違いない(笑) 自分を助けてくれたガンダムと同じように、自分も同じことができると思っていたんだろうね。そしてそれができなかった。刹那にとってはこれ以上ないショッキングな事実だったかもしれない。でもさ、機体の性能に頼ってばかりの攻撃しかできない今の腕ならばそれも仕方がないんじゃないかと……。
 それよりも! ハロが発見してモニターに映し出されたエクシアを見たときのロックオンが良かった。いやもう本当に彼はいい兄貴だよ。

 ガンダムとは全く関係ないのだけど、TVアニメ化が決まった「ネオアンジェリーク」でアンジェリークの声をするのが絹江・クロスロードの声の人だった。まぁ、絹江の声そのままで喋るとは思わないけど、最近の新人の声はよくわからないので聞いたことのある声だとどんな感じなのかがわかるので助かる。ついでに言えば中村さんも当てているので楽しみだ。……まぁ、無口なキャラを演じるので、しかもメインではないのでたくさん聞けないかもしれないけど。

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 以下、日記。
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at 23:59, 真神恵, ガンダム

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機動戦士ガンダムOO 11話「アレルヤ」

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 今回の感想を一言で言うなら……アレルヤ、お誕生日おめでとう!か?(笑) もしくは大人になれて良かったねとか? それからもう一つは……刹那……

 アバンではグラハムが登場した。人革連とソレスタルビーイング(CB)との戦闘を知って、眼鏡と赤毛がガンダムと戦うのが恐ろしくなってきたとおどけて言ったのに対してグラハムが言った台詞に私も頷いた。

「MSの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではないさ」

 実際にエクシアと戦ったことがあるから説得力も増すよね。少なくともグラハムは刹那に勝てるのは確実。他の三人と戦ったらどうなるかなぁ。というか、マイスターズの中で一番強いのって誰になるのかな。アレルヤ?
 一方でビリーたちもGN粒子の調査が進んでいた。ガンダム内で生成されていることと、ガンダムが4機しか現れないことと結びつかせていた。4機しか現れない、ではなく4機しかないという結論に至るのも時間の問題だね。となると、前回姿を晒してしまったナドレは、それを露見させないために用意されていたんかもしれないね。
 一つ疑問。対ガンダム調査隊って仮称のはずだったのだけど、もしかして正式名称になったのだろうか?
 あ、もう一つ! これは突っ込みだ。ビリーと教授がイオリア・シュヘンベルグについて話しているときに、彼のデータがモニターに映っていたのだけど、そこに書かれた文字が何と日本語だった! いや、もちろん、よく見たら下の方にはアルファベット文字があったけど、もしかして資料が日本語のものしかなかったのだろうか?
 あと、教授の見立て通りなんじゃないかなと思った。今の状況のままで永久的なエネルギーを得てしまったら、当然独占して敵を滅ぼすという話になってしまうものね。

 さてCB側では……ティエリアがスメラギに噛みついていた。確かに彼女のミスではあるけど、彼女一人に責任を押し付けるなんてそれは駄目だろう。ティエリアはパーソナルデータが一切不明ではあるけど、これを見たら年齢は刹那と変わらないんじゃないかと思った。それから、スメラギの返答も軽いのが気になったな。人間なんだからミスをする、なんて言い訳はしてほしくなかったな……。
 またここでもロックオンが嗜めていたのが良かったな。彼の言うことは正しいから、ティエリアもそれ以上何も言えずに逃げるしかなかったんだし。マイスターの中でティエリアが認めているのはロックオンだけなんじゃないかとも思えるシーンだったな。ロックオンから見たらティエリアも刹那同様手のかかるお子ちゃまなのかもしれない(笑)

 セルゲイは、前回ガンダムの鹵獲に失敗してしまったので辞表を出していたらしい(汗) しかしそれは受理されなかった。ちゃんと評価してくれる上官がいるのはいいね。ガンダムの性能が予想を超えていたと事実も認めていたし。しかも人革連の首席はユニオンと接触をはかっているとか。そうなると、セルゲイとグラハムがガンダムを追い詰める可能性も高くなるんだねー。まぁ、一方で人革連ってのは超兵機関なんてとんでもないものを抱える国でもあるのだけど。
 で、その超兵機関のいつも出ていたあの研究員が、あっさりとアレルヤの正体を突き止めていた(汗) 彼は脳量子波処置後に新たな人格を形成したというデータが残っていた。狂暴性ありとそこにはあったので、扱いに困ったからデータ収集後に処分していたんだろうね。しかし、実験体として連れて来られた孤児たちは、「E-0057」なんて呼ばれていたんだね。本当に人としての扱いなんて受けていなかったんだと、それだけでもわかる。
 しかしこの研究員、そのデータを見て思ったことは上層部に知られてはいけないということだった(苦笑) まぁ、そのおかげでアレルヤの正体が知られることはなさそうだけどね。……ん? 知られてはいけない、ということはこれは彼が勝手にしていたことになるのか? ずっと前にセルゲイも廃止されたとか何とかと言ってなかったっけ?

 タオツーに乗っているのが自分と同類だと前回知ったアレルヤは、それを報告すべきか迷っていた。最初は双子かとも思っていたけど、前回の感想で書いた通り、ハレルヤはアレルヤのもう一つの人格だったか。優しい彼は人革連の仕打ちに耐えられず、心を守ろうとしてハレルヤを生み出してしまったんだね。そうしたい気持ちをそう思ってはいけないと心に蓋をしようとしても、その気持ちは抑えることなんてできないものだったんだね。そりゃそうだ。前回のハレルヤの叫びを聞いたら他には死ぬことしか助かる道はなかったんじゃないかな。しかしアレルヤは生存本能が強かったからそうやって生き延びたんだろう。
 しかし、今まではハレルヤはアレルヤの望むことは何でも従ってきたかと思っていたけど、前回ので弾けてしまったのかな。今回はものすごくアレルヤに挑戦的だった。あ、違うか。アレルヤが本心ではそう望んでいるからハレルヤの存在が、言葉が強くなっているのかもしれないね。
 決心したのか、アレルヤはスメラギの部屋を訪れていた。その理由をティエリア同様に自分の作戦ミスを責めるためだと彼女は思ったらしい。う〜ん。この時の言い方も嫌だな。酔っていると答えたスメラギに、アレルヤがお酒を控えた方がいいと言うと、彼女は即座に拒否していた。これがないと生きていけないのだと言って。そうか、彼女は嫌なことがあったら酒に溺れることで逃げていたのか……。最もやりたくない飲み方だなぁ。
 そんな彼女にアレルヤは進言したい作戦プランがあると言って、酔いが覚めたら見てくれと言ってデータを渡すと部屋を出ていった。戦争を幇助する機関、それがアレルヤの過去に関わっている。そう聞いてスメラギの酔いはすぐに覚めたのかもしれないね。しかし……CB内では個人情報も機密だった筈なのになぁ。ロックオンがフェルトにだけ素性を明かしたのは、すんなり恋愛に行けそうだと思ったけど、今回の場合は作戦立案者に対して進言するなら避けて通れないからという理由だろうし、こっちは違うのかも。

 ところで、ティエリアがまた金色の目をしていた。あれってヴェーダに直接アクセスできるということなんだろうか? そしてスメラギとアレルヤの会話を再生(?)していた。また、ヴェーダも作戦を推奨しているとスメラギが言っていたから、ティエリアも入力された情報でアレルヤの過去を知ったんだね。そして人間の身体を弄るという超兵機関というものがあるのを知って、人類というものは、ここまで愚かになれるのかと心の中で言っていた……。ますます地上が嫌いになりそうだな(苦笑)
 ところで、声優ネタで別作品の台詞を持ってきて感想を書いているのをよく見かけるのだけど、個人的に私はあまり好きではないな。確かに同じ声優だけど、それは別の作品なんだもの。別の作品、別のキャラなのでそれを引っ張ってくるのってどうなのって思うんだよね。言いたくなる気持ちは解らないでもないけど。アニメはアニメとして楽しむというのとこれは同じことだと思う。

 前回、思いきりスルーしていたのだけど、今回も、またこれからも沙慈とルイスのシーンは無視するだろう(苦笑) 何か意味があるの? としか思えないのだもの。これが今後への何らかの伏線かもしれないけど、ただ女の子に振り回されている存在でしかないなら沙慈には興味ない。
 反面、姉は頑張っていた。ちゃんと話に絡んでくれないと困るよ、本当に。彼女はイオリアを調べ始めて、ユニオンの安全保障局の人間が三度も訪れる場所があると突き止めていた。イオリアを調べる彼らが訪ねた場所、そこは材料工学の権威だった曾祖父を持つ男性がいた。保証局の人間は、200年前に行方を断ったという曾祖父のことを尋ねてきたらしい。そして絹江は男性の曾祖父がイオリアにスカウトされた科学者だと結論づけた。一人でできることではないから、当然協力した人間も多くいるはずだものね。そして同様に200年前にお行方を断った人間は他にもいるのかもしれないから、それを辿れば真実に近付けるのかもしれない。一ヶ月のリミットでどこまで進めるかはわからないけど、これは大きな前進だよね。

 超兵機関への攻撃にはアレルヤとティエリアが向かっていた。迎え撃つ人革連のMSにミッション通りここは自分に任せろとティエリアは言っていた。前回はアレルヤのことを「ガンダムマイスターに相応しくない」と言っていたというのにねー。過去がアレルヤを歪めたというのなら、それを自らの手で払拭する必要がある、それでこそガンダムマイスターだなんて言っていたよ。あくまでもガンダムマイスターとして考え実行するんだね。その内変わったりするんだろうか……。

 コロニー内に侵入したキュリオスに、超兵機関の人間が「奴らはコロニー内の戦闘行為禁止の条約を知らんのか!?」と慌てていた。テロリストにそんな理屈は通用しないと他の人間が言っていたけどさ、CBは別に国ではないのでそもそも条約に加入していないんじゃないのでは?(苦笑) 条約に加入していても平然と破る国だってあるのに、一組織が加入していない条約を何で守る必要があるんだ〜?
 ソーマだけでなく、他の実験体とも感応するのは当然と言えば当然か。躊躇わないぞと自分に言い聞かせているアレルヤは、本当に作戦を実行できるんだろうか? それにしても資料を抱えて逃げる研究員は、頭痛に苦しむ実験体なんて完全に無視していた(汗) やはり彼らを人間だとは見なしていないんだね。
 そしてアレルヤは、躊躇わないと言っていたのに、仲間の苦しむ声を聞いてやはりというか躊躇ってしまった。彼は軍人ではないからとは思うけど、作戦中に個人的感情を持ち出すなんてなぁ。アレルヤだからこそ、躊躇するのは解っていてもここは苛ついた。私はどちらかと言えばハレルヤのようなタイプなんだろうなと思った。
 過去の映像。以前に少し出て、前半にも出てきた映像では、命乞いをする少年をハレルヤが殺していた。しかし今度はその少年の位置にアレルヤが銃を構えていた。ハレルヤに追い詰められたアレルヤは涙を浮かべて「撃ちたくないんだ」と叫びつつ、とうとう引き金を引いてしまった。本当にギリギリの鬩ぎあいだったんだなぁ。喚きながらミサイルを連射、そしてビルが崩壊するとキュリオスは離脱していた。声が聞こえなくなってしまって壊れてしまったんじゃないかと心配したけど、コックピットにはハレルヤがいた。

「それでこそ俺の分身! 面白くなりそうだぜ」

 声をあげて笑った後にそう言ったハレルヤだったけど、表情は見えなかった。泣いているんだろうなと思ったら、案の定彼も涙を流していた。引き金くらい感情で引け。己のエゴで引け。無慈悲のままに。そう言ってアレルヤに撃つように言っていたハレルヤだったけど、彼だってアレルヤなんだもの。撃ちたくないと思っているに決まっている。でも、そこで躊躇しないのがハレルヤ。アレルヤが躊躇するから彼が存在しているんだものね。いずれは二人は同化するのかな。そうしたら最終的にどんなアレルヤになるのか楽しみだな。でもそうなるのは第二期のラストなのかもしれないね。ハレルヤをハレルヤでなく、自分なんだと思える日が早く来るといいなと思う。

 作戦終了後、スメラギがクリスティナに超兵機関に関する情報をマスコミに流すように指示を出していた。このときのリヒテンダールの台詞が不謹慎だったな。スメラギが叱っていたけど……。陽気な性格というけど単に軽薄な人間だけじゃないのかと思ってしまう。今のところ、一番駄目っぷりを発揮しているのは彼なのかもしれない。

 さて、人革連側ではあの研究者にセルゲイが問いただしていた。自分が知らない研究施設をCBが攻撃したことで、セルゲイはガンダムマイスターの一人が超兵機関の出身であり、それをこの研究者が知らない筈がないと結論。それでも知らないと答えた彼にセルゲイは目を細め、自分の権限で研究施設を閉鎖し彼には取り調べを受けてもらうと逮捕していた。報告を怠って人革連を不利な状況にお着込んだ罪は重い。今頃、各国の、特に日本のマスコミが人革連を叩いていることだろう(苦笑) 待ちに待った悪の存在だものね! 当分はどのチャンネルを回してもこのネタばかりなんだろうな。
 しかし一つだけ問題があるんじゃないだろうか。今は安定しているかもしれないけど、ソーマに何か異常が起きた場合、誰が対処するんだろうか?
 それから、一番ダメダメなのがリヒテンダールとして、この作品で一番格好いいのはダントツでセルゲイなのかも。次点はロックオン。もちろんこれは個人的な感想だ(笑)

 トレミーに戻ったアレルヤは溜め息をついたあとにスメラギの部屋を訪れていた。お酒を飲みたい気分だと言うアレルヤに、スメラギは未成年は駄目だと返したが、アレルヤは先ほど20歳になったと報告していた。
 口に含んだアレルヤが「何故、こんな苦いものを……」と微妙な顔をして感想を漏らしていた(笑) そうかー。苦かったかー。それが美味しいと思えるようになるのはまだまだ先かな? とは思いつつ、やっぱりいい身体をしているなぁと思って見ていた。心も成長したらもっといい男になるだろうな。あ、でも今の純粋なアレルヤもいいけどね。後は髪を切れと言いたい(笑)

 そういえばマリナとアレハンドロの会話のことをすっかり忘れていたな(苦笑) マリナがどうかというよりも、シーリンが気になった。なんでああも棘のある言い方しかしないんだろうか? ……って、言うことはそれだけしかないのか私は。

 さて、来週は再び刹那とマリナのお話になるようだね。今回の刹那、台詞は「どうした?」「了解。ガンダムエクシア、刹那・F・セイエイ出る!」だったもんなぁ(苦笑) いくら影が薄いといっても、ここまで来るとさすがに哀れ……。

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at 23:34, 真神恵, ガンダム

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