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少年陰陽師 16話「古き影は夜に迷い」

 いきなりもっくんの不機嫌そうな顔! それもそのはず、またもや貴船の龍神が昌浩の身体に憑依していた(汗) う〜ん。せっかく寝ても、こうも頻繁に乗り移られると昌浩も寝た気がしないのではないだろうか? そして今回は彰子とも御対面。でも彰子、こんな夜中に昌浩の部屋にやってきたのは何故? 異変を察知して? 昌浩の身体も厳しいからと消える寸前、またもや不吉な言葉を残して神様は行ってしまった。

 夜のパトロールに向かった昌浩の前を、防人の霊が横切った。諸尚の怨霊を甦ったときに出てきてしまったのかな? そして昌浩たちも霊を追い掛ける事にしたのだが、護衛についていた六合は違う方向を見ていた。もっくんがどうしたんかと聞くと、後から追いつくと言って、さっき見ていた方向へ向かってしまった。もっくんが気付かなくて六合が気付いた事って何だろう?
 どこかで感じた事のある霊力だったのかー。風音とは前回初めて会ったから違うよね。しかも彼女は烏の前に跪いているよ? あの烏は単なるペットかと思っていたのに違うのね。頭が二つある烏だなんてどんなだよ!? いきなり生えてきた烏の首は男の声で風音を罵っていた。そしてその声に六合は覚えがあるらしい。感じた霊力もこの声の持ち主だったようだ。そして風音はその声に従う者のようで、宗主さまと呼んでいた。単独で行動していたワケではなかったのね。
 ここまで育てたという事は、この声の主も術者で彼こそが晴明を亡き者にしようとしていたって事なのね。六合が知っている存在ならば納得だ。これまでは風音が晴明を恨んでいると言っても、晴明は彼女を知らないようだったのでモヤモヤしていたんだよね。でも、宗主が恨んでいるからという理由でなく、風音自身も晴明を恨んでいたとしたら……その理由を早く知りたいな。まぁ、彼女が使われている存在で、見限るような物言いをされていたのでその日はすぐに来そうだね。
 諸尚の怨霊と共に余計なものも呼び出してしまったと指摘されても、風音は気付いていなかった。う〜ん。あれほど強い術者でもそんな事があるのか。つまり、この宗主はもっと強いって事になる。……昌浩、大丈夫かな。

 悪意も感じられないし、害がないならちゃんと送ってあげないとと、昌浩が遭遇した霊の後をつけていると、前方から見た事もない妖が現れた。霊が飲み込まれようとしたとき、敏次が現れた! しかし全く効いていないところが涙を誘う。口は達者だけど実力が伴っていないのに早く気付けよ……。それにしても、彼も夜のパトロールを始めたんだね。だけど、自分の術が通用しない事を知ったんだから全く無駄ではなかったと思う〜。
 思わず助けに入ろうとする昌浩を、今までの事がバレたら彰子の事もバレてしまうんだぞともっくんが必死に止めていた。しかし、放っておくと敏次が危ない。そんな所へ六合が追いついた。目の前で起こっている事よりも、紅蓮に何かを言いたいらしい。
 そんな六合から昌浩はマントを借りて、姿を隠して敏次を助ける事にした。しかし、余計に怪しい者にしか見えないんだけど(笑) でもね、姿を隠しても声を聞いたら判ってしまうと思うんだけどなぁ。
 助けられた敏次は、目の前の出来事に圧倒されていた。彼は見鬼の才がないから、紅蓮と六合が戦っている姿なんて見える筈もないんだね。炎と何かが斬られているのを見て、目の前にいる人物がやったようにしか見えない、そしてそれは彼が見た事のない術だった。おまけにそれをしたのが目の前にいるマントを纏った怪しい奴!と結論付けた結果、退治する事にしたらしい(笑)
 昌浩は防人の霊を何とか助ける事ができたというのに、敏次の術を背中で受けてしまった。敏次の術が弱くても、今にも消えてしまいそうな霊に当ったら彼は祓われてしまうから、避けるワケにはいかなかったのね。敏次の術は弱くても、人間を気絶させる力はあるらしい。しっかし紅蓮は本当に昌浩が大事なんだなぁ。敏次の後ろに残っていたさっきの妖を片付けるためとはいえ、敏次に当たるかの勢いで炎を放つなんて(苦笑) しかし、この夜の出来事で、敏次はマントの人物に何か気付いたらしい。

 昌浩は一晩眠れば何ともないらしい。敏次はもっと精進しないとね。しかし、ここからが本題だった。さっきの宗主と呼ばれていた男は榎?斎という名前らしい。……六合は確かに?斎の声を聞いたといい、生きていると言っていた。しかし晴明はもういないとキッパリと六合が言った事を否定していた。……どういう事なのだろう? 六合って思い込みでそういう事を言うキャラではないと思うしなぁ。どちらにせよ、晴明は舞い戻ってきたのなら自らの手で黄泉へ送り返してやると言っていた。

 Bパートのアイキャッチ、前見た時は誰なのか判らなかったよ。あれって敏次だったのね。

 いきなり雪景色とあの防人の男とその妻らしき女性が出てきた。防人を命じられて太宰府へ旅立つ前の日なんだろうか。戻ってくるときはお腹の中の子も生まれていると妻は言うけれど、過酷な旅に戻ってこれなかったんだろうな。起きた時に昌浩が泣いていたのだもの。
 単に夢を見たのだと思っていたら……憑依されていたなんて! 彰子には見えて昌浩には見えないという事は、彰子の見鬼の才ってかなりのハイレベルだったのね。かなり奥の方へ憑依しているために彰子にしか見えなかったらしい。つまり、見鬼の才だけだと彼女は晴明よりも上だったという事か。凄いな。昨夜帰宅した時に晴明が見ていた筈なのに気付かなかったんだものね。
 久しぶりに祖父と孫の心温まる会話を聞いたよ(笑) しかし、立ち上がろうとした昌浩がよろめいて膝をついてしまった……。一つの身体を二つの魂が取り合っているためにそうなったんだともっくんが説明してくれた。そして晴明もグズグズしているとその霊に体力も気力も霊力も根こそぎ持っていかれて倒れてしまうらしい。……悪意のない霊でもそうなってしまうの? 憑依したのは防人が何かを訴えたかったから? 出仕するときに晴明に防人の霊も頭を下げていたものね。昌浩の身体を乗っ取ろうとしているからではないと思いたい。

 防人を助けてやりたいと言ったところへ背後から敏次が昌浩に声をかけた。やっぱりあのマントの人物を昌浩ではないかと疑っていたようだね。しかし昌浩が咄嗟に思いついた嘘を信じてしまった。彼にあんな術が使える筈もないと呟いていたけど、思い込みの激しい奴だなー。知られてしまうんじゃないかと思ったけど、結局これで終わりなのかな?
 防人に関する資料は見つからなかったらしい。憑依された状態で働いて調べものをして、昌浩の疲労は相当のもののようだ。そんなときにまたもや昨夜と同じ妖が現れた。そしてそこには風音もいた。黄泉への障気に歪められた妖のなれの果てと彼女が言っていた。後始末して回っていたのね。
 そこへ昌浩が現れて妖を退治した。ただの陰陽師かと最初は思った風音は、彼の霊力を感じて安倍家の者だとすぐに気付いた。そしてもっくんが言った彼の名前に何故か驚いていた。彼女が何者かまだ知らない昌浩が、怪我はないかと気遣う声をかけていたら、風音は「どうして生きているの?」と聞いてきた。そして驚愕の事実を告げた。「10年前に殺したはずよ!?」と。
 それを聞いてもっくんはすぐにあの時彼を池に引き込もうとした存在だと思い出した。そして風音も「そう。あの時死んでなかった」ともっくんの問いかけを肯定していた。……ここを見て見事だと思った。昌浩に力があるから命を狙われていたとあの時は言っていたけど、それだけじゃなかったんだね。見てきて良かったと思った。……時間さえあれば友人に原作を借りたのになぁ。電車ならいいんだけど、バスで通勤しているために本は読めないからなぁ。本を読むなんてその時くらいしか今は時間がないんだよね。酔わなかったとしても、やっぱりその時間は貴重な睡眠時間だしな。結局は引っ越ししないとなぁという結論に至ってしまう(苦笑)
 それはともかく、風音と名乗れば判るかと昌浩に話しかけていたけど、これは昨夜のできごとを晴明が昌浩に話していると思ったからなのね。そして再び昌浩の命を奪うべく攻撃してきた。間が悪いとしか言い様がないなぁ。これまでの活躍で、晴明と力は変わらないんじゃないかと思ってたけど、どうやらそうではなかったらしい。混乱しているだけでなく、憑依された状態で本調子でないし、晴明を追い詰めた力の持ち主に今の昌浩が適う筈もない(汗)
 絶対絶命のピンチにどうなるのかと思ったら、助けたのはもっくんだった。昌浩の危機にもっくんの理性は吹っ飛んでしまったのかな? しかし、その力を受けて風音はそれが騰蛇だと気付いた。いや、本当に凄いよ。で、もっくんの力を削ぐ言葉も知っていたのね。血塗れの神将って、また傷付いてしまったんじゃないだろうか……。
 そこへ現れたのが敏次だった。風音が大人しく引いてくれて良かったよ。何があったと問われた昌浩は「わかりません」としか答えられなかった。さっきもっくんが放った力を「化け物の力」と敏次はいい、それを昌浩が調伏したのだと疑っているようだった。

 風音は晴明と紅蓮を「絶対に許すものですか!」と言っていた。つまり、彼女自身も彼らを恨んでいたって事か。

 トボトボと帰る昌浩を晴明と六合が門の前で待っていた。しかし、風音の術によって切り裂かれていた筈の服が直っていたぞ? 敏次が癒しの術を使ったという事なのか? 昌浩にそれくらいは使えるようにならないとと言っていたからには使える筈だし。でも、癒しの術って着ているものまで直るものだったっけ?
 紅蓮に話があるからと、昌浩にはもう休めとだけ言って晴明は中に入ってしまった。六合に紅蓮の事を聞く昌浩だけど、本人に聞けと返されてしまった。そりゃそうだよね。そしてそれを自分から話さないって事は、紅蓮の心には深くて消えない傷があるって事だよね。この話では、紅蓮が自分の過去を昌浩に話すのだろうか。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 15話「禍つ鎖を解き放て」

 祖父の行いで行成が呪詛にかけれらてしまうなんて……。でも、昌浩は行成も敏次も助けてみせると晴明に誓っていた。それを何も言わずに頷いただけだった晴明は、昌浩ならそれが可能だと判断したからなんだろうね。
 昌浩が出かけようとしたら、彰子が声をかけていた。夕食も食べずに出かける昌浩の身体を気遣い、歩きながらでも食べられるからと干し桃を渡していた。もっくんが言うには、桃には破邪退魔の力があるそうな。そうなんだ。昼間、彼女はこれを買ったんだろうか。しかし、昌浩を見送る彰子はもう若奥さまにしか見えない(笑)

 二人がそんな仲良しぶりを見せていた頃、敏次に取り憑いた穂積諸尚の怨霊は、怨呪の玉に行成の姿を写して彼へ呪詛をかけていた。ところがすぐにその姿が見えなくなってしまった。……見えないと呪えないのか〜。それは昌浩が結界を張っていたからだった。結界を張った事で怨霊には行成の姿は見えなくなると説明していた昌浩は、浩太に干し桃を渡していた。
 自分の持てる力を使って行成を守ると浩太に言っていた昌浩を、黙って見守っているもっくんと六合がとても良かったよ。六合ってかなり昌浩を気に入ったのかなぁ。いつも一緒についてきているような感じがある。

 しかしそこであの女術者が自らの力を使って京の空へ何やら膜をを張らせていた。それが音を立てて破れた。そして女術者の目的が判った。彼女はどうやら晴明に憎しみを抱いているようだ。それにしても、この術者とんでもなく強いのではないだろうか? 一体何者なんだろう??
 京の危機に若晴明登場!! しかし膨大な怨霊の数にはさすがの晴明にも食い止める事は難しいようだ。そして溢れ出た怨霊たちは、諸尚の呪詛に引き寄せられていた……。
 その諸尚は、行成の姿が見えなくなったために苛立っていた。そして「そんなもの破ってくれるわ!!」と力を出すと、怨呪の玉に再び行成の姿が映ってしまった(汗) そしてそのまま行成の元へと諸尚は飛んでいった。でも、これで敏次の身体からいなくなったって事になるんだよね? その後、呪文を唱え続けていた敏次がぱったり倒れてしまったんだし。では、後は行成の元へと向かった怨霊と化した諸尚を退治するだけって事だ。

 ああ、それなのに……。唸りながら怨霊は行成の屋敷へと向かったけど、その迫力が凄かった……。あれ? でも、行成の屋敷には結界が張っていたんじゃなかったっけ? いくら迫力があっても、何の抵抗もなく中へ入れる筈がないと思うんだけど……。と思っていたら、行成が大変な事に!(汗) 死の床に伏している状態で、あんな事されたら死んでしまうって!! その証拠に、諸尚が首に噛みついたときには声も出てなかった。
 守ってみせると言った昌浩がいないのは何故だと思っていたら、怨霊を捕らえるための罠だったのね。あ〜ビックリした。敏次から怨霊を離し行成には安全な場所へ移ってもらって、後は怨霊を調伏するだけだよね。でも、まだAパートって事はこの後に何かあるって事なんだろうな。
 出せと吠える諸尚の怨霊に、昌浩は人違いをしていると教えてあげたが怨霊は聞き入れようとはしなかった。まぁ、相手が死んでしまっているからと言っても、恨みで動いている怨霊が止めるワケもないし、そのために存在しているのだから止められるワケがないと思うんだよね。かなり怒っている怨霊に、昌浩の結界も長持ちしそうにないように見える。
 だから昌浩も怨霊を調伏しようとしたが、都の方から大量の怨霊がこちらへ向かってきた。紅蓮と六合が攻撃を仕掛けても多勢に無勢。どんなに強くても無限に近い数の怨霊を片付けられる筈もなかった。都の死霊だものね。そこへ晴明の命により天一と太陰が合流したけど、やっぱり同じだろうな。おまけにここで諸尚を退治してしまったら、死霊たちは敏次の方へ向かってしまうから全部消してしまうまで諸尚を倒す事ができないなんて(汗) しかも諸尚は今にも結界を破りそうな勢いだし! 何だか昌浩はいつもピンチに陥っているなぁ。まぁ、主人公だからそれも仕方がないか。

 次々と出てくる死霊たちを、青龍たちと手分けして晴明は祓っていると天一は言っていたけど、数人であれだけの数の死霊を祓えてしまえるワケがない。まぁ、こういう時はボスを倒すのが手っ取り早いってワケで、晴明が死霊を呼び出す術をようやく止めてくれた。しかし、あの女術者は晴明を恨んでいるのに止めたのがその人とは気付かなかったなんて……。と思ったけど、若い頃の姿だから判る筈もないか。
 女術者の狙いは晴明の命だった。この女術者がとても強いのは、都中の死霊を甦らせたときから判ったけど、晴明が魂魄だけの存在であると見抜いたなんて本当に凄いと思う。姿を見ただけでは晴明とは判らなかったけど、彼が術を行使した途端に晴明だと言っていたし。しかし、彼女はどうしてそこまで晴明を憎んでいるんだろうか。
 見た目は若くてもなんて言わないでと思った(笑) 私は彼女もそういう存在なのかと思っていたのだけど、そんな言葉を言うということは、見た目通りの年齢なんだね。神将が出てきても動じないし、晴明と引けを取らない実力を持っていて何より若い(笑) 本当に何者なの?
 しかし、強い強いと思っていたけど神将二人を相手にして彼らを傷つけるなんて、思った以上の力の持ち主だ。それに神将って、刀で傷つけられたら血が出るのね。力の強い者ならば物理的に傷を負わせる事もできるんだ……。青龍はあんまり思わなかったのだけど、玄武がやられた時は痛いと思ったよ。治癒はやっぱり晴明がしてあげたのかなー。
 ところで、いくら強いからといって、空中でターンするなんてあってもいいのか? あと、身を呈して晴明を守った青龍を見て、あれだけ気難しい彼がそこまで晴明を守ろうとするなんて、前にも書いたと思うのだけど神将たちが晴明の式神になった経緯を是非知りたいよ。

 さて一方の昌浩たちは死霊を片付ける事ができず、とうとう諸尚が結界の一角を破ってしまった! こういう局面でどうすると冷静に考えられるのが昌浩の凄いところだなと思う。そして彰子からもらった干し桃の事を思い出した。桃には退魔の力があると出かけるときにもっくんが言っていたっけ。窮奇編のときも思ったけど、この作品はアイテムを上手く伏線に持ってくるなぁと思う。あそこで「退魔の力がある」と言われていなかったら、彰子が夕食代わりに持たせたって事以外なにも思わなかっただろうなぁ。
 桃を使った途端に周囲が桃色に染まったところがちょっと笑えた。しかし効果は抜群だし、音楽も盛り上がっていた。この曲、予告にも使われているけどかなり好きになったな。そうして昌浩の唱えた退魔の呪文は、諸尚だけでなく彼に引き寄せられてきた死霊ともども祓ってしまった。……昌浩って、晴明に術の全てを教わったと言っていたけど、どんどん力が強くなっていないか? 実践で鍛えられるタイプなんだね。
 一件落着という事で、敏次を探しに行かなきゃと昌浩が言った時が、先ほど青龍と玄武がやられたシーンと同時刻だったんだね。さすがの晴明も追い詰められて表情が強張っていたけど、六合のおかげで何を逃れた。ここでようやく彼女の名前が風音というのが判った。六合が尋ねたから答えたのだけど、何故素直に答えたのだろう? 武器を扱う者としては、六合が一番長けていたのかな? それが解って……というよりも、三人も神将を相手にはできないというのが理由だよね。引き際を心得ているというのも、彼女がとても強いんだというのを物語っている。

 最後の昌浩と敏次の会話は面白かった。う〜ん。でも、この話が終わる頃には、本当の事を敏次が知ってしまいそうだなぁ。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 14話「満ちた月が欠けるが如く」

 なんちゅう気弱な奴だ! あの怨霊の質問に舎人の奴め、あっさりと行成の名前を出したからさぁ大変(汗) 明らかに禍々しいものだと解るだろうに……。これで怨霊の狙いは行成に定まってしまったのだけど、どう見たって行成が生前の怨霊を貶めたとは思えない。というか、あんな風に寂れた家に住んでいたのだから、かなり昔の話なのではないだろうか? しかし、恨みだけで存在している怨霊なんかに話が通じる筈がないよなぁ……。

 年明け最初の「少年陰陽師」は2話放送なんて事をしてくれた。嬉しいような嬉しくないような……。続きがすぐに見られるのは嬉しいけど、連日0時過ぎに帰ってくる身としては見る時間が取れなくて大変だよ。昨日と違って今朝は見ている時間なかったしな。「NANA」が総集編だったので、15話の感想は明日頑張ろうっと。

 呪詛をかけられてしまった行成は、床に伏してしまった。相手が死ぬまでかかっているなんて(汗) でも、敏次がただの嫌味なボンボンではなかったのがわかったのは良かった。なるほど、確かに端から見たら昌浩の行動は不真面目に見えるか……。それにしても敏次は毎日嫌味を言っていたのか?
 敏次は見鬼の才がないだけで、陰陽術の方はどうなのだろうか? あの怨霊が現れたとき、祓おうとしていたけど小突く程度のものでしかなかったので将来大丈夫なのかと思ってしまった。おまけに憑依されてしまったし! しかし、ここでも敏次が本当は他人を思いやれる人間なのも知ることができた。昌浩と術をぶつけあった時に、一瞬だけ正気に戻ったときに昌浩に逃げるように言っていたものね。あんな状況で逃げろって言えるのって大したものだと思う。吉昌や晴明に申し訳が立たないと言っていたのも本音だろうけど、普通はそういう状態で言えないんじゃないかなぁ。
 それにしてもあの怨霊、紅蓮を見て彼が過去にやってしまった事を見抜いたなんて……。開かずの蔵にある物が目的だったのね。御呪の玉と書くのかなー? しかし晴明はそれを知っていた。つまり、あの怨霊の正体を知っているのね。これは解決するのはすぐの事で、行成も死なずに助かる? 本筋はあの女性が何かを企んでいる事であって、この怨霊の事は始まりに過ぎないのだろうね。

 しかし行成の状態は芳しくなく、とうとう晴明の力が必要になったらしい。あの相模って女は晴明が来ない事に不満に思っていたけど、昌浩でも大丈と判断したから来たのになんて言い様だ。まぁ、世間一般では昌浩がどれだけの力を持っているかなんて知られていないから、今は仕方がないのかな。
 行成を死に追いやるまで呪詛は止まらないなんて不吉な事を(汗) でも、昌浩は呪詛を返す方法があると言っていた。返せば敏次が死に、放っておけば行成が死ぬ。昌浩は皆が幸せになるために陰陽師になると言っていたので、当然選ぶのは両方を生かす方法。それを聞いてホッとしたよ。このまま関さんの声が聞けなくなってしまうのではないかと思っていたから……って、結局はそれなんだよ、私は(笑)
 次回のタイトル見たら、どうやら解決しそうなんで楽しみだ。

 今回和んだのは彰子のシーン全部。まず嫁と姑が仲がいいよ(笑) 塩を切らしてしまったので買い物をしにいくという彰子と露樹。確かに貴族のお姫さまの彰子が市場にお買い物なんて行ける筈がないよね。晴明が帰宅したときにちょうど出かけた彰子たちを見送って、晴明が誰かを付けた方がいいと呟いたとき、六合が姿を現したのに声を出して笑ってしまった〜。彼はよく気が効くんだね。
 そして彰子は妖に狙われている霊力があって、もっくんも見える。つまり、六合も見えるって事よね。しかし、彼に昌浩の好きな物なんて聞いてもわかる筈がないと思うんだけどなー(笑) 答えに困っていた六合が面白かった。まさかそんな事を聞かれるなんて思いもよらなかっただろうな。今後も二人が会話するシーンなんてあるのかな?
 ところで、彰子が女性にぶつかったときに六合を見ていた。普通の人は見えない存在なのにね。まぁ、声を聞いたら明らかなので、この彰子にぶつかった女性が怨霊を甦らせた術者なのね。死者を甦らせていったい何がしたいのだろうか?

 しまった! 明日に15話の感想を書くって書いたけど、「アンジェリーク」が始まってしまうではないか! 今、ちょうどOPが終わったところだったりして(苦笑) 感想は……明日にしようかな。15話は……休みの日にでも(汗)
 本気でもう寝ないと確実に朝は食べられなくなる……。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 13話「辻風が運ぶ禍歌」

 ま、またしてもやってしまった……。うっかりタイマーを解除してしまい、気付いて慌ててセットしたものの、既に半分以上の時間が経過していたよ……。でも、録画がちゃんとできていたとしても、何やら途中で二度三度画面が途切れていたので満足できるものではなかったな……。もしかして、私だけに起きた事なのだろうか? 他の番組でも同様の事が起きていた気がする。
 なので感想も後半のみ。前半に何があったのだろうか。そして一番録画していそうな友人に聞いてみたところ、初回を失敗してしまったために録画するのを止めたなんてレスが返ってきた……。となると、他の人に頼むか、彼女が言うように再放送を待つしかないかな。

 ええと、藤原一門の若いキャラに嫌味を言われてしまって落ち込む昌浩のシーンから見られた。七光りと言われて出仕してから今までで一番こたえたと言った昌浩は、家に戻ると膝を抱えて落ち込んでいた。それを見た彰子は、もっくんから少し説明をしてもらっていた。まぁ、いつの世の中でもそういう輩はいるという事だね。幸いにも昌浩には彰子がいるから大丈夫だよね。
 それにしても、敏次ってそれが世の中というものだ、なんて言っていたけど見た感じどう見たって10代にしか見えないよね。しかも、身分は高くないとはいえ藤原一門の人間なんでしょ? そんな奴が世の中を語れるほど何を知っているというのだ?(苦笑) それに親の七光りなんて、昌浩の実力を全く知らないのによく言うなぁ……。
 しかし、私も先々週、先週と二週続けて金曜日を休んでしまったために、ちょっと上司に小言を言われてしまったよ。有給休暇を使ってしまったし、あまり使うと来年まで持たないぞーと言われてしまった。まぁ、心配しての事なんだけどね。だもんで、敏次の言葉にちょっとだけチクチク来てしまった(笑)

 彰子の慰めは効果抜群だった。元気を取り戻した昌浩が、藤原の人間の誰かが怨霊に遭遇したという場所へ向かった。当時の帝の怒りを買って左遷された貴族の家らしいが、廃虚と化していた(汗) 中に入るなり「あの男はどこだ!?」と尋ねてくる怨霊が現れた。あの男とは家の主人の事かと昌浩が尋ねると、自分が家の主人だとその怨霊は答えた。
 晴明はの占いを邪魔をしていたのは黒髪の女性のようだ。怨霊の事も、この女性も、今後起こる騒動に深く関係してくるのだろうか?

 半分どころか7分しかなかった……。それはともかく、EDのバージョンが変わっていたね。OPはどうだったのだろうか? それは来年まで待たなくてはならないんだよね。そしてEDを見て若晴明だけでなく朱雀が出ていたなんて……。悔やんでも悔やみきれない。



 以下、お知らせ&日記。
続きを読む >>

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 12話「鏡の檻をつき破れ」

 今回は前回のあらすじが短かったな。本当に必要に応じてやっているのが好感が持てる。

 彰子の入内が明日に迫った。そして昌浩は今夜の内に決着をつけるらしい。……大丈夫なのか? そこへ晴明が彰子の様子を見てこいと言っていた。会えるのが最後だから気を遣ったんだろうね。もっくんまでもが昌浩に気を遣っているよ(笑)
 両想いなのに身分が違うために決して結ばれない二人。涙する彰子を見て本当にどうにかできたらいいのにと思った。今後は帝以外は名を呼べないからと、昌浩が「一の姫」と呼ぼうとしたら彰子が頑に「彰子よ」と、そう呼んでと言ったシーンでは本当に切なかった。でも、御簾を開けて彰子が出てこなかったのは、女房たちがいるからなんだろうな……。

 夕方、早速窮奇と対決しに行こうとする昌浩を、晴明が見送っていた。車之輔が晴明に触れられた途端に汗をたくさんかいていたのには笑いそうになった。昌浩には助けられたから懐いているけれど、元々彼は怖がりだったんだよね。昌浩よりも遥かに強いであろう晴明の前でビックリするのは当たり前か(笑)
 窮奇には配下になれと言われて、指定された場所へ向かう昌浩ともっくん。窮奇は完全復活を遂げ、配下の妖たちに丁重に迎えるように命じていた。その中から歩み出た山羊。名は土螻と言うのか。音だけでは判らないので、字で表記してほしかったな……。
 二人がやってくると、待ち構えていたとでも言うように妖たちが現れた。しかし昌浩って見ただけで土螻だと判っていたようだけど、異邦の妖たちが載っていたあの本を全て読破したという事なんだろうか? それはともかく、窮奇はどうしたという昌浩の問いに、答えはこれだと言わんばかりに他の妖たちを呼んでいた。……なるほど、丁重とはこういう意味だったのか(笑) しかし、そんなの昌浩の相手にならないんじゃないかなぁ。もしかして疲れさせるため?? と思っていたら六合が現れた。今回はついていく姿が見えなかったのだけど(笑)、ちゃんと護衛していたのね。
 しかし、大量の妖たちは神将たちを足止めするためで、池に昌浩が近づいた途端に窮奇は彼を鏡の世界へと引き摺り込んだ。土螻によれば窮奇の生み出した異界には誰も入れないらしい……。匂袋を残して昌浩は鏡の世界、そして紅蓮たちには土螻たちが襲いかかってきた。しかし、二人の敵じゃないだろうな。

 異界に引きずり込まれた昌浩は、そこで神隠しに遭った人たちだったものに出会った。彼らは昌浩を襲い始めた。幻ではなくて本当に怪我を負わせていたのに驚いた。しかし昌浩は術を用いて彼らを浄化させた。とはいえ、窮奇の呪詛を身体に宿しているので、昌浩に分が悪いのは明らか。異界に入った途端に窮奇の呼び声に反応して痛み出しているようだったし(汗)
 浄化が終わると、目の前には窮奇が悠然と構えていた。願いを叶えてやろうと言う窮奇に、自分の願いはお前を倒す事だと迷いなく昌浩は答えるものの、窮奇は彰子を攫ってくてやろうと持ちかけた。流石にこの時点では昌浩も彰子と共にいられたらという想いを自覚していたのかな? 言われた途端に思いきり反応していた。
 先週見た限りでは心配しかできなかったのだけど、今回は見ていて、窮奇がそうやって昌浩を唆すたびに逆効果じゃないかと見ていて笑いそうになった。窮奇はあともう少しだとほくそ笑んでいたけれど、昌浩には換言など全然効いてないぞーと教えたくなった。今回はすっかりピエロな窮奇のお話だったなー。
 しかし昌浩よ、ここには蛍がいないという拒絶の仕方はよく言ったというよりも、笑わそうとしているのかとしか思えなかったぞ? 確かに、異界には蛍はいないんだけどね……。
 もとより昌浩は窮奇を倒すためにやってきたのだ。だから妖の言葉に耳を傾ける事などないんだよね。先週はちょっとナイーブになっていたけど。術を放って窮奇にダメージを与えたのかと思ったが、あまり効いてなさそうだった。それどころか、傷から流れた血を舐めて昌浩の血が自分を甦らせると確認していたよ(汗) 配下に下らないのなら、その血肉を糧にするだけ。禍々しい気を発して窮奇は昌浩を襲い始めた。

 その頃、晴明は青龍と天一、玄武を呼び出して頼みごとをしていた。昌浩に任せると決めたものの、やっぱり心配なんだね。それだけ窮奇が強い妖なのだろうけど、彰子から法具を貰うように命じていた。
 土螻をあっさりと倒したものの、土螻の目的は紅蓮たちの足止め。そして彼らに異界に入る術はない。炎を放っても入れないものは入れないし、悪戯に力を使っても消耗するだけではないか……。そう思っていたら六合が止めていた。彼は冷静だね。そこへ昌浩が落としていた匂袋から昌浩の呼ぶ声が聞こえた。つまり、昌浩の気を通じて入れるって事なのね。昌浩の呼びかけに答えて紅蓮が再度異界への侵入を試みた。
 昌浩の血は、一滴だけで窮奇を回復させてしまった。対して昌浩は満身創痍(汗) さすがに昌浩も後ずさってしまった。いよいよ最後かと思われたとき、昌浩が紅蓮の名を呼ぶと紅蓮と六合が現れた。この話って、小物を有効に利用しているんだねー。しかし、紅蓮の攻撃を受けて窮奇が本気で怒ってしまった。

 彰子の元へと現れた三人の神将たちが、今昌浩が窮奇と戦っているのだと告げていた。異界で戦う彼を救うために、異界へ繋がる道を開かないといけないと天一は彰子に説明していた。そして彼女が持っている法具を貸してもらえないかと申し出た。法具と言われても何の事か判らないといった表情の彰子に、玄武が手にしている匂袋の事だと教えていた。昌浩の霊力が宿るその匂袋は、別々の空間を繋ぐ媒体になるのだと更に説明していた。
 快く匂袋を渡すと神将たちは姿を消した。しかし、晴明の命でも昌浩を認めないと言っていた筈なのに、彼らは既に昌浩の事を認めていると見ても間違いではないのかな?
 昌浩を心配する彰子の元へ、道長が晴明と共にやってきた。大事な話があると言っていたが、いったい何を話すのかな。

 画面は再び昌浩たちの元へ戻った。窮奇に肩を噛みつかれ、絶望的な状況になっていた(汗) それでも昌浩は術を唱え続けていた。苦しむ昌浩に窮奇はじっくりといたぶってから殺してやると言っていた……。がくりと頭を垂れてしまった昌浩に、「脆いのぉ」と窮奇が言うと、再び顔を上げた昌浩は笑っていた。つまり、さっきまで唱えていた術が完成したという事なのだろう。
 「何がおかしい!?」と反応する窮奇の口元が光り出した。袖を破った昌浩の両腕は、白い光に包まれていた。更に昌浩は呪文を唱えた。あの光は貴船の神の力だったのね。強力な退魔の術なのは分ったけど、それでも窮奇はまだピンピンしているよ(汗) 更に唱えた呪文で窮奇の身体を傷つけているのを目の当たりにして、六合が晴明の後継の秘められた力なのかと見入っていた。しかしそれほどの力をもってしてもまだ窮奇は倒れない。
 神の加護など恐れはしないと昌浩に降り下ろされた窮奇の腕に一本の剣が突き刺さった。放ったのはようやく異界に入れた青龍だった。……すっかり昌浩の味方じゃないの(笑) 窮奇を縫い止めたその剣は、晴明が鍛えた降魔の剣だと青龍は説明し、昌浩にそれを使うように促した。剣を手にした昌浩は窮奇の身体に突き刺し最後に呪文を唱えた。
 突き刺そうとする昌浩に攻撃しようとした窮奇を、紅蓮が炎を放って動きを止めていたけど、抜群のコンビネーションだなと見ていて思った。しかし、意外とあっさりと片付いてしまったなぁ。また、最後の瞬間に昌浩の顔に若晴明の顔が被ったけど、あれは晴明の後継だと言いたいための表現? でも必要だったのかなぁというのが正直なところ。べ、別に声が聞けなかったから言っているワケではないぞ!?
 窮奇が消える消えた瞬間に、昌浩が吹き飛ばされた時に聞こえてきたのは貴船の龍神の声だった。……あれはどういう事? 以前の回でも言っていた事だったっけ? 全然覚えていないよ(汗)

 戦いが終わって昌浩が目を覚ますと、視界いっぱいにもっくんがいた(笑) 窮奇を倒した瞬間に異界から放り出されたのね。起き上がった昌浩の元へ天一が静かに歩み寄り、傷の手当てをしていた。それを見て、周囲を見て青龍たちが立っているのを見ていると、次は玄武が歩み寄り彰子から貸してもらったものだと言って昌浩に匂袋を手渡していた。青龍を水鏡の向こうに送るためだと天一が補足していた。
 皆の助力のおかげで自分が今生きている事を実感していると、もっくんが呆れたように「まったく!」と呟いていた(笑) しかし、玄武はどういう力を持っているのかが判らないのが残念だなー。サポート役なのかな? まぁ、これで窮奇編はようやく終わるのね。13話までするのかと思っていたら違っていたんだね。
 夜が明けて昌浩が都に戻ると、ちょうど入内する彰子の車が通り過ぎる所だった。戦いには勝ったけどやるせないなぁ。出会いから二人の交流のシーンを思い出して、二人を繋いだ匂袋を握りしめた時や、そこから立ち去った時の顔が見えなかったので、どんな表情をしていたのだろう……。
 しかし、屋敷に戻ると晴明から大切な客人がいると伝えられた。……やっぱりそういう展開になるのか(笑) 事態が飲み込めずに彰子と清明を交互に見ていた昌浩がおかしかった。生涯消えない呪詛を受けてしまった彰子には、常に陰陽師が傍にいなくてはならなくなったと晴明が説明していたが、道長もそうやって丸め込んだのね(笑) いや、でも窮奇を倒しても呪詛ってやっぱり消えなかったの!? そのおかげで一緒に暮らせるようになったんだけど、複雑な思いだ……。
 もっくんも驚いてワケを言えと晴明に説明を求めていた。呪詛を受けた彰子をそのまま入内させると帝にまで穢れが及ぶ恐れがあるが、かといって入内を取り止めにもできない。つまり、彰子そっくりの替え玉を入内させたというワケだが……帝を騙したのはいいとして、その身代わりで入内させられた彰子の異母姉妹はそれで良かったのだろうかという心配があるのだけど……。まぁ、この時代帝の后になれるのを喜ばない姫はいないという事なんだろうね。好きな人が既にいた彰子が特殊だったと。
 ご都合的ではあるけれど、終わりよければ全て良しだ(笑)

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 11話「誓いの刻印を胸に抱け」

 ブリタニア皇帝といい、窮奇といい、若本さんの喋り方はとても個性的だ。そんな回だった(笑)

 彰子の一件が終わったとはいえ、毎晩の妖怪退治を昌浩は続けているんだね。しかし、しゃがんでしまうくらいに疲れきっていた。紅蓮の心配は尤もだけど、彼はいささか過保護だな(苦笑) あんまり煩く言うと鬱陶しくなるぞ? しかし、時間がないからやれる事をすると昌浩が言っていたのが気になる。
 帰宅するなりもっくんは晴明に止めてくれと言うが、晴明は好きなようにさせてやれの一言。それを聞いてもっくんは晴明に何かを隠しているなと詰め寄るが、六合が昌浩が気付いたと教えに来た。放っておくとまた出て行こうとするのではないかと言われてもっくんは渋々戻っていった。もっくんの追求からは逃げられたけど、六合には隠し事はいけないと晴明は言われてしまった。ここはちょっと笑ってしまったな。

 彰子の手の傷はすっかり癒えていた。跡が残らなくて良かったと思っていたら、呪詛は一生消えないのだとか(汗) その身を苛むと晴明は言っていたけど、痛みや苦しみは晴明が自分の身体に引き受けたのではなかったっけ? 昼夜を問わず襲うものだと思うけど、彼は平然としているなー。また、呪詛が一生消えないと言うけれど、窮奇を倒せばなくなるのではないの?

 神隠しの正体を探る昌浩に六合も一緒についていっていた。雑鬼とはすっかり顔馴染みになっているなー(笑) 彼らは貴重な情報提供者だね。そんな彼らも昌浩が本調子でないことに気付いた。もっくんは雑鬼にまで見抜かれていると呆れた風に言っていたけど、前回に続いてまたもやもっくんてば二本足で立ってるよ!(笑)
 情報通り池へ着くと、人がまさに神隠しに合おうとしているところだった。何の事はない。妖が人を池に引きずり込んでいたのだ。彼らを助けたあと、紅蓮が池の水を沸騰させて水中にいる妖をあぶり出そうとした。しかし耐えられない筈なのに妖は出てこなかった。訝しむ紅蓮だったが、何かに気付いて武器を取り出すと池を一閃した。紅蓮の読みが正しかったのか、ようやく妖が出てきた。
 いったいどういう事なのだと思っていたら、後で紅蓮が説明してくれた。神隠しを行っていた妖は、水の中にではなく水に映る影の中に隠れていたらしい。隠れる妖もそうだけど、気付いて斬る事ができる紅蓮もすごいなー。
 その妖は異邦の妖だった。つまりは窮奇の手下。窮奇の力を借りているその妖は、紅蓮の攻撃を跳ね返していた。本体ではなく力の一部なんだろうか。その妖の背後に窮奇の影が出現した。
 その目が光るなり昌浩が苦しみだした。しかも転がり回るくらいの苦しみが襲っているらしい(汗) 窮奇が説明してくれた。昌浩が自分の呪詛をその身に宿していると。つまり、前回のあらすじで晴明にお願いしていたのはこの事だったのね。
 晴明が移すと言っていた筈なのに、昌浩がその身に呪詛を受けていると知って愕然とする紅蓮。死ぬほどの苦しみに悶絶している昌浩を嘲笑う窮奇は、命を削りながらも尚も抗い続ける昌浩をいっそ見事だとも言っていた。……だから時間がないと昌浩は言って日夜妖怪退治に励んでいたのか……。しかし、仮に晴明がこの呪詛を受けていたら死期が早まったのではないだろうか(汗)
 怒った紅蓮の一撃で池の妖は死に、窮奇の影も半分消えてしまった。その残り半分の窮奇の影は池の中へと戻ってしまった。神隠しの件はこれで解決したけど、窮奇はまだ生きているんだよね。

 どうしてこんな事をしたのかと紅蓮は昌浩を責めていた。まだ呪詛の肩代(?)になれる力はない、しくじれば命を落とす事になるのにと。しかし昌浩は彰子のために何かしたかったのだと反論していた。つまり、解った上での行為だったのね。痛いのも苦しいのも、彰子が無事である証だから耐えられるだなんて……。自分のものにならないというのに何て健気なんだ。背負えるものがあるなら自分が全部引き受けるなんてとても13歳とは思えない。六合は昌浩の覚悟を聞いて、晴明が彼を自分の後継だと言った事を理解したのだろうか。

 もっくんは人間の政には興味はなかったが、今回ばかりはぶち壊してやりたくなったと晴明に言っていた。それを聞いて「そうか」とだけ答える晴明は、いったい何を考えているのやら……。
 窮奇たちが一斉に隠れるくらいの広い池にあたりを付けた昌浩は、夜遅くにもっくんと六合を伴って出かけた。それを見送っているのは太陰と玄武の二人。窮奇の一件が片付いたら自分たちは昌浩が晴明の後継なのだと認めざるを得ないと太陰は言っていたが、彼女は半分は認めているように見えたな。
 車之輔が送ってくれたというのに、画面の端にちょっとしか出てこなかったのがちょっと可哀想(笑) それはともかく、目的地に着いたものの何も感じられずにそこはシンとしていた。窮奇の妖気も感じられないなんて……。しかし、池の上には窮奇の姿が見えていた。本体は水鑑の向こうにあるために感じ取れなかったという事かな?
 そこへ昌浩の耳に窮奇の声が聞こえてきた。自分の呪詛を通じて語りかけているから昌浩にしか声は聞こえないのだと窮奇は言った。何故そんな事をしたのかというと、昌浩に取引を持ちかけるためだった。昌浩の魂は類い稀な格を持っているので殺すには惜しいから、生きて自分の配下になれと言っていた。そして自分のために力を使うのなら、いかなる望みも叶えてやると囁きかけていた。……彰子と同じパターンだな。しかも昌浩には自分の力ではどうにもならない望みがあるものね。またもや痛いところを突いてくるなぁ。どんな願いも叶えるってとても魅力的な誘い文句だけどさ、果たして本当なのかと疑問だな。自分の居場所を教えて待っておるぞと笑いながら消える窮奇は、昌浩が自分に下ると信じて疑わないのだろう。彼に叶えたい望みがあるのだと見破っているから。
 窮奇が消えた後に膝をつく昌浩をもっくんが心配して何を言われたのかと聞き出そうとすると、昌浩はもっくんを抱き上げてその身に顔を寄せて「何でもない」と言っていた。……私は迷いつつも絶対に窮奇に屈する事はないだろうと、窮奇が取引を持ち出した瞬間に主たけれど、この昌浩の様子を見てちょっと心配になってしまった。それだけ昌浩の想いは強いという事なのか。窮奇の持ち出した条件などまやかしに過ぎないのに相当迷いが生じているのね。「何でもない」と自分に言い聞かせて窮奇の居場所を教えて今回は終わり。来週から最終決戦に入るんだろうね。昌浩が自分で窮奇を拒絶するのか、紅蓮が止めて思いとどまるのか……前者だとは思うけど来週が楽しみでならない。

 もっと早くにアップする予定が、直書きをしていたためにうっかり消してしまって書き直す羽目に……。冒頭の二行で書くの止めようかなとちょっと思ってしまったよ。

at 23:58, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 10話「淡き願いに応えの声を」

 前回のあらすじでは、やっぱり彰子の手に傷を付けていたシーンが再度出てきた。復活した窮奇が彰子を狙ってくるという説明なんだろうね。

 最初、何が起きたのかわからなかった。昌浩の髪が白くなったんでビックリしたよ。龍神が彼の身体に乗り移っていたのね。解放されてもう出番なんてないと思っていたけどそうではなさそうだ。しかし紅蓮は過保護だなー。倒れる昌浩の身体を慌てて受け止めていたよ。そこへ現れた晴明によると、昌浩は神様にも気に入られたらしい。そうやって今後も彼の味方をする者が増えていくのかな。
 目覚めた昌浩に、もっくんがずっと臥せっていたのに身体を急に動かすなと怒っていた。……何日寝込んでいたの? しかし、身体をほぐしている昌弘は、一昨日まで重かった身体が嘘みたいに軽くなっていると言っていた。つまり、さっき龍神が昌浩の身体に乗り移ったのは、彼の身体を治してあげていたんだね。
 ところで、その事に気付いたもっくんが、やってくれたなと言っていた時の姿に笑ってしまった。仁王立ちしてるよ! しかも出仕すると言い出した昌浩の元へ、二本足で走っているよ!

 行成に会った昌浩は、都中で神隠しが起こっているという話を聞いた。その調査をするらしい。妖の仕業であれば、力を借りるから宜しくと言う行成に対し、自分に言われているとは露ほども思っていない昌浩は父に伝えておきますと返事をしていた(笑)
 窮奇たちの仕業なのではと思った昌浩は、もっくんに今夜貴船に行ってみようともちかけたが、もっくんは龍神から聞いた事を話した。龍神が今朝方現れて、その事を教えてくれたんだと聞くと、昌浩は全然気付かなかった事に慌て、助けられたお礼もまだ言っていないから天罰が下ると狼狽えていた。……本気なのかふざけているのか判らない狼狽えようだったな……。結局、お礼を言いに貴船に行く事にしたらしい(笑)
 出かける昌浩の後ろに六合がついてきた。姿を見せた彼を見て、何故ついてくるのかと不思議がる昌浩に、もっくんは晴明が命じたのだろうと答えていた。……昌浩の後ろを歩く六合の姿をおかしいと思ったのは私だけだろうか。だって、護衛なら別に姿を見せなくても、同じ速度で歩く必要もないじゃない? 昌浩にアピールしてたんだろうか?(笑)

 昌浩が、貴船で短いが気持ちを込めたお礼を言っていたとき、彰子の元へ妖たちが襲いかかってきた。窮奇の声に応えては駄目だと彰子は自分に言い聞かせているけど、やっぱり付けられたあの贄の証のせいなのか、彼女が普通の人間だからか、その声に抗えないようだった。しかも、晴明の結界も破られそうな気配だ(汗) 昌浩に助けを求めようとして、危険な目に合わせたくないから駄目だと彼を気遣う姿には健気だと思うけど……それが却って昌浩にとって望ましくない展開になるのになぁ。以前に晴明がお守りだと言って渡した勾玉を握りしめていたけど、ヒビが入ってしまったそれにはもう呪力なんて残っていないと思うのだけど……。
 翌日、晴明の名代で昌浩がやってきた。倒れてしまった彰子がどうにかなってしまったのではと思っていたので、普通に御簾を上げて姿を現したのでホッとしたよ。しかし、倒れたというのを聞き、また結界が弱まっているのを知った昌浩は、異変が起きた事を察知していた。何故知らせなかったのかと怒る昌浩に、彰子は自分の気持ちを話していた。操られて昌浩を刺してしまった事を気に病んでいるんだね。気にするなと言われてもそりゃ無理だ。しかも自分が勝手な事をしてそんな事になってしまったのだから尚更だね。
 あんな事になったのは自分が未熟なためだからと言う昌浩はちょっと格好良かったぞ! 今度はもうあんな事にはならないと言っているけど、今度の相手はラスボスなのに本当に大丈夫なのか!? まぁ、彰子を落ち着かせる効力はあったけど……。
 詳しい話をする彰子だけど、部屋から出ないようにしているからよくは判らないという事だった。しかし、窮奇の声を大きなものだと、その存在を感じ取ってはいるようだ。その声に絶対に応えては駄目だと昌浩は言うが、果たして彰子の精神はそれに耐えられるのだろうか。また、ひび割れているのに力があるのかとさっき書いたけど、昌浩の言葉からまだ充分に役に立つものらしいね。
 貴船へ行った時に、最後の蛍を見た昌浩はそれを話し、彰子に来年一緒に見に行こうと約束をしていた。しかし、お姫さまが気軽に外へ出て行けない時代なのにな。彰子が残念そうに言うと、昌浩が何とかすると言っていた。こっそり抜け出すのね(笑) それしか方法なさそうだもの。

 戻ってきた昌浩は晴明に道長から預かった文を渡していた。そして彰子には入内の話が来ていた。まぁ、道長の娘だものね。政治の道具にされてしまうのは判りきった事だ。せっかく昌浩と約束したのにね。不思議なのが彰子が入内を嫌がっていないという事だ。嫌がっても逆らえないのだろうけど、ごめんねと昌浩に謝って涙するだけなんだもの。本気で嫌がっているようには見えなかったのでちょっとガッカリしたかなー。
 涙を流す彰子の元へ、光りの玉が舞い込んできた。「蛍?」と言ってそれを追いかける彰子だけど、貴船で最後の蛍を見たと昌浩が言っていたのを失念しているよ(汗) 彰子の心を見透かすように現れたそれは明らかに罠。そしてうっかり部屋を出てしまった彰子の前に、窮奇が現れた。そして傷つけられた贄の証から禍々しい光が出てきて彰子を覆った。来年の夏に昌浩と蛍を見に行きたいという彰子の願いを、自分の声に応えれば聞き入れてやると誘うけど、食べてしまうくせに何を言ってるんだか(苦笑) しかし、心の隙をつかれてしまった彰子には抗う力はもうないようだった。そして応急手当てをしただけの結界は、応えてしまった彰子によって内から破られてしまった……。
 咄嗟に昌浩に助けを求めたものの、既に手後れだった。泣いて謝る彰子だけど、タイミングが悪かったとしか言い様がない。こんな時に入内の話などしなくてもいだろうに。自分の娘が妖に狙われている事を道長は本当に解っていたのだろうか?
 異変を察知した晴明と昌浩が彰子の元へと向かうが、もっくんに先に行けと昌浩が命じた。妖たちが彰子の元へと迫ろうとしたそのときに、もっくんが彼らの前に現れた。……しかし部屋の中にも既に妖が入り込んでいた!(汗)
 屋敷にやってきた昌浩に、夕刻は大丈夫だと言っていたのにどういう事かと責め始めたが、それを晴明が庇って先に彰子の元へと走らせた。そして、自分の結界は内側から破られている事、妖が卑劣な手を使ってそうしたのだと晴明が道長に説明していた。入内の話が発端だという事に道長は気がつくのだろうか? 穢される前にと言っていたけど、あの贄の証は消えないって妖は言ってなかったっけ? 本当に消えなかったとしたら、入内の話は流れてしまうのかな。
 晴明から彰子の入内の話を聞いて落ち込んでいる昌浩と、謝り続ける彰子が痛々しかった。大人の事情に子どもが振り回されるのは昔も今も変わらないと思わされる一コマだった。
 彰子を無事に入内させるために窮奇を倒す事を誓っている昌浩だけど、本心からそう思っているのだろうか。事件を解決させると彰子が入内してしまうと窮奇につけいる隙を与えてしまい、昌浩がピンチになりそう……。まぁ、若晴明が助けに来てくれるのならちょっとくらい危機的な場面になってもいいけど(笑) どこまでも私はあの声が好きなのだよ!

at 23:57, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 9話「闇の呪縛を打ち砕け」

 0時前に帰ってきたところで、感想を書こうと思いつつつい「NANA」に見入っていた(笑)

 昌浩が階段を登り切ると、神将たちが妖たちと戦っていた。六合が昌浩の後についていった姿がちょっと笑えた。彼は昌浩を認めてなかったのではないのだろうか? それとも本当に見物するつもりで追いかけた?
 しかし青龍って子どもみたいだなー。いちいち突っかかるなんて。そう思っていたら昌浩が文句を言っていた(笑) 昌浩を助けてくれた六合は無表情なので何を考えているのか不明だけど、青龍よりはいいなと思った。声は青龍の方が好きなのだけど(笑)
 青龍が昌浩の事を未熟で半人前なのに、晴明の後継なのが許せないってのは解らないでもないが、まだ13歳の昌浩にそんな事言ってやるなよと思う。でも、昌浩は自分が未熟だとちゃんと解っているところがいい。だから今は彰子を助けるのが先だ、と言われて青龍も結局は昌浩の言葉に従っているのが笑える。自分が妖をやるから、神将たちは他を頼むと言われて誰も反論していないし。そんな昌浩は、封じられた貴船の神を呼び起こそうと呪文を唱えていた。しかし、妖に攻撃されて術は失敗してしまった。
 気を失ってしまった昌浩がその時思い出していたのは、小さい頃に晴明と話した事だった。どうしても上手くいかない時は「神様にお願いするんだよ」清明が教えるものの、昌浩はお願いしたのに駄目だったんだと俯いてしまった。それを聞いて清明はとっておきを教えてやると言った。「もう一度、この国の言葉でお願いするんだよ」と。よその国の言葉でお願いされたら困ってしまうだろと聞かれて幼い昌浩は納得したようだった。何だかこのシーンの晴明は、とても優しい目で昌浩を見ていたなぁ。
 目覚めた昌浩は、そのとっておきを実行し始めた。この国の言葉でお願いすると言われて、すらすらと呪文が出るところが凄いな。さっき唱えていた呪文を和訳したという事なんだろうか。それに、聞いていて確かに日本語で言われた方がよく解るなと思った(笑)

 封印を解かれて貴船の龍神が現れた途端に妖たちが一掃された。仕切っていた二羽のの内、片方の妖も消えてしまった。しかし、封印を解除したものの昌浩もフラフラの状態だった。呆然と見ている神将たちに、紅蓮は青龍に向けてこれは昌浩の秘められた力の一端だと話した。力を持っているけれど、身体がまだついてこないという感じなのだろうか。
 再び目覚めた昌浩は、まっ先に彰子の元へと駆け寄った。彼女は神ではいないとはいえ、意識を失った状態だった。昌浩の呼びかけに目を覚ましたものの、もう一羽の妖が舞い降りてきた。片割れの仇と言って紅蓮たちに攻撃を仕掛けてきた。そちらに気を取られた昌浩だったが、彰子が名を呼んだので再び彼女を見た。彰子は微笑んでいたが、途端に昌浩の表情が変わった。……まぁ、彰子が操られていて昌浩を刺したってオチしかないよね。
 もう一羽を紅蓮は難なく倒した。しかしまだい鍛えていないようだった。視線の先は昌浩たちだった。そうして画面も昌浩たちへと映ったが、思った通り昌浩は彰子の懐刀で刺されていた。でも、心臓じゃなくて良かったよ。痛いには違いないけど(汗)

 一方、若晴明は生霊となった圭子をようやく身体へ戻したところだった。そして彼が一番先に昌浩の異変に気づいた。今回はたくさん喋ったのが嬉しかったな。
 「よくやったぞ娘」という妖の言葉にようやく異変を知った紅蓮が見たのは、彰子に刺された昌浩が倒れる瞬間だった。これにはさすがの青龍も驚いていた。傀儡と化した彰子に気付かないのを無能だと言い残して消え去った妖の言葉など、紅蓮は聞こえていないようだった。目の前で刺された昌浩を見て死ぬと思ってしまった紅蓮が雄叫びを上げて暴走を始めた。あの金輪って晴明が付けたものだったのね。そこへ追いついた晴明は、紅蓮を見て「封印を打ち破るほどに、またもお前は傷を負ってしまったのか」と言っていた。つまり、青龍が紅蓮を許せないと言っていた過去って、これと似たような状況になった事があるという事なのだろうか。そして晴明を殺そうとしたのは事実だけど、真実は晴明しか知らないということ?
 ともかく、叫び続ける紅蓮は泣いている子どもにしか見えなかったなー。そこで晴明が再び封印をしようとするが、気を失っていた昌浩が目覚めた。彰子を見て叫ぶ紅蓮を見て状況が理解できたらしい。そして先に紅蓮を何とかすべきと判断した。香袋を取り出して「届け、魔を払う伽羅の香り。紅蓮の痛みをどうか」と言いながら香を振りまいた。術ではなくて昌浩の思いが紅蓮を正気にさせるんだね。
 紅蓮は暗闇の中にいた。そこを自分のいるべき場所だと言っていた。紅蓮は、自分の本能は全てを滅ぼすと言って、そこにいれば誰も傷つけずに済むと心を閉ざそうとしていた。好きで持った力ではないって事か。本来は優しい性分なのね。
 そこへ伽羅の香りと共に昌浩の声が聞こえてきた。昌浩がもっくんと呼んだ途端に紅蓮はもっくんになっていた。もっくんを抱き上げ昌浩はここは寒いから帰ろうと言っていた。驚いているもっくんが「どこへ?」と聞くと、家に決まっていると当然のように答えて連れて帰ろうとしていた。抱き上げたもっくんを「温かい」と頬ずりする昌浩に、「嘘だ!」ともっくんはその腕から飛び下りた。
 騰蛇は冷たい恐ろしい存在だ、独りきりでいるのが一番いい。この言葉から、今までそう思われ全ての者から恐れられていたために彼がいかに孤独であったかを物語っていた。だけど、そんな躊躇いも昌浩は「馬鹿だなぁ」と言っていた。そして痛いなら痛いと言っていいのだと、自分がそれを聞いてやるからと、以前に言った事を再び言っていた。「だから帰ろう、一緒に」という言葉に、ようやくもっくんもそれを受け入れた。
 途端に現実世界では炎が消えて眠っているもっくんの姿が現れた。それを見て誰が騰蛇を静めたのかと不思議がる太陰に対して、青龍はこれも昌浩の力なのかと衝撃を受けているようだった。力というか紅蓮を思う昌浩の心だと思うけどな。しかし、眠るもっくんも、神将たちの言葉も若晴明には眼中にないらしい。倒れている昌浩の元へ近づいて、必死に名を呼び掛けるが昌浩は何の反応も示さなかった。
 自分の命と引き換えにしても助けようとする晴明に、そんな事をしたら晴明が危ういと青龍が声をあげるが「構わん!」と聞く耳を持っちゃいない。昌浩って本当に愛されているなぁ。その内、神将たちも彼を認めて大事にされていくんだろうね。早くその時を見てみたい。
 晴明が決死の覚悟で昌浩を助けようとしていると、上空に突如光が現れた。それは解き放たれた貴船の龍神だった。これにはさすがの晴明も驚いていた。ここで死なせるには惜しい逸材である上に、解き放ってくれた礼もあると龍神は言って、情けをかけてやると昌浩を助けてくれた。……しかし皆、彰子の事は放ったらかしだなぁ(笑)
 目覚めた昌浩には、まっ先にもっくんに声をかけた。所在なさげにしょんぼりしているもっくんは、こんな場合なのに可愛いと思ってしまった(笑) 「もっくんのせいじゃないよ」と微笑んだ昌浩は「やっぱ、もっくんがいてくれないと駄目だ」と言って再び目を閉じた。眠ってしまった昌浩に、もっくんはどうしていつもそうやって自分に光を与えてくれるのかと尋ねていた。泣くのかなと思って見ていたのだけど、涙を流すのではなくて雨が降る事でそれを表現していた。もちろん、それは龍神が解放されたからという意味もあるのだけど、もっくんの心情を物語っているようにしか見えなかったなー。

 一段落したと思ったけど、窮奇の怪我が癒えたらしい。自分の配下の妖たちを食っても「腹の足しにもならぬわ!」と言う窮奇は、今度は贄の証を刻まれた彰子を狙ってくるのだろうね。

at 23:57, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 8話「貴船に響く怨嗟を止めろ」

 全てが一つに繋がった。

 昌浩が子どもの頃に貴船で晴明に置き去りにされた夢、あれはやはり関係のあるものだった。そこに聞こえた釘を打つ音は、当時丑の刻参りをした者の打った音なのか、現在のものなのか……。行成が言っていた、毎晩鬼女が出て釘を打っているという噂があったんだし。圭子が出てきた時点でそれは彼女だというのは判ったけどね。
 昌浩がそれに気づくと、もっくんは人里を離れているから確かに妖たちが隠れるには絶好の場所だと言った。しかし貴船は龍神がいる霊峰だとも付け加えた。そんな清廉な場所に妖たちが隠れる事なんてできるのだろうか? そして昌浩はお使いに行ったとき、門番(?)のおじさんとの何気ない会話を思い出した。近頃雨が降っていないという天気話を。龍神は雨水を司る神で、近頃雨が降らない……それは龍神が封じられているからという結論に達した。圭子の怨念が貴船の大地にしみ込み、それと妖たちの妖力と絡まって貴船の神を封じ込めているそうな。
 丑の刻参りって現在でもあるとTVでやっているのを見た事があるけど本当なのだろうか? 言葉には確かに力があるとは思うけど、呪術なんて話を聞くと何を言っているのだと思ってしまう。実際にそういう事があると聞くと、暇があっていいね〜としか思えない(苦笑) わざわざ夜中に釘を打ちに行く時間があるのだから。それと、他にする事ないのかとも。どういう人生を送っているのだと聞きたくなる。現実の世界でもフィクションの中でも関係ないのは、人を恨んでいるがあるなら自分を磨けよって事だな。そういう事をするような奴だから捨てられるんじゃないのかとも言いたくなるね。もっとも、圭子の場合は妖たちによって負の心を何倍にもされたって事なのだろうけど。

 敵の場所が判ったので移動を始める昌浩たちを、青龍が見ていた。……ストーカーなのかと思ってしまった(笑) 青龍は晴明に彰子が妖に攫われた事と、それを太陰が追っていると報告をした。それを聞いた晴明は、彰子が攫われたとき何をしていたのだと責めたが、青龍は昌浩に何ができるか見ていたと答えた。
 過去に何があったのか未だ判らないけど、相当根深い事だというのは判った。当の晴明は騰蛇の意思でもなく、また避けられない事だったと言うのだけど、青龍というよりは他の神将たちは晴明が死にかけた事実が許せないのね。
 彰子は自分たちだけで救い出すと言いおいて貴船に向かおうとする青龍に、晴明は昌浩が自分の後継には荷が重いという彼に孫の力を見極めて来いと送った。その後に出てきた六合は、昌浩に少しだけ興味を持っているのだろうか。本当のところはどうなんだと晴明に尋ねていた。彼はどうやら晴明の護衛役らしい。お前も見てくるかと言われてそれはできないとキッパリと言っていたし。……つまり、晴明が貴船に向かえば彼も行くって事よね。晴明が行くという事は、若晴明しかいないって事よね? 期待していたのに、晴明が自分と騰蛇が認めたと言ったら、その言葉を信じると言って姿を隠してしまった。……がーん。出てこないの??

 一方、フラフラの昌浩はもう前へ進む体力が残っていないのだろうか。膝をついてしまった。そこへ現れたのは車之輔。貴船まで乗せてくれるように頼んでと頼まれたもっくんは、車之輔がそのつもりで来たのだと伝えた。以前助けてくれた恩返しに来たらしい。昔の人は歩きが殆どだから、移動するのは大変だったろうなぁ。今後、車之輔が昌浩専属のタクシーになってくれたらいいのにね。
 しかし彼の助力も結界の外側までだった。中に入ると周囲が薄暗くなり蛍もいなくなってしまった。……蛍って昔はたくさんいたんだなぁと見ていて思った。自分が知っている貴船の山は、澄んだ風と大気に覆われた聖なる山だった筈と、昌浩は呆然としていた。そこへ聞こえてきた釘を打つ音に昌浩の様子がおかしくなった。子どもの頃に置き去りにされた事がトラウマになっていたんだね……。しかし、そんな所で怖がっている場合じゃないだろうに。しかしもっくんの「俺がいる」という言葉にどうやら立ち直ったらしい。そして、昔も紅蓮が昌浩を慰めてあげたようだ。それは昌浩の記憶だったのだろうか? しかし、トラウマになっていたにしてはやけにあっさりと復活したなぁ。ここはちょっと突っ込み入れたくなった。
 紅蓮に道を開けてもらって昌浩はようやく圭子のもとへとたどり着けた。自分は願いを叶えられたらそれでいいのだから、早く彰子のもとへ向かえばいいという彼女に、昌浩は稽古を助けるのが彰子の願いだからそれはできないと彼女と対峙した。歩を進めるときに呪いを呟いていたけど、今回はどんな術を使うのだろうか。青白い光に包まれた昌浩の足元は、北斗七星が描かれていた。……まぁ、何がどうなのかよく判らないけど、強い術のようだね。
 追いついた紅蓮に昌浩は彰子のもとへ向かってくれと頼むが、紅蓮は頑として譲らなかった。昌浩の状態を心配しての事なのだけど、もとより紅蓮は昌浩を守護する者なんだよね? だったら彰子よりも昌浩の方を選ぶのは当然の事だ。昌浩が離れると生霊である圭子は復活した貴船の神の霊力に押しつぶされてしまう。邪悪な気を時間をかけて徐々に消し去ってからでないと動けない。しかし紅蓮は動かない。そして彰子の命が危ない。
 どうすればいいんだよと訴えたとき、「縛!」という声が近くでした。なぁんだ、やっぱり出て来てくれたのね。しかし昌浩、「どうしてもっと早く来てくれないんですか!」ってのは情けないぞ(笑) 当然晴明も「人を頼るな」とバッサリ。

 さっさと行けとか邪魔だとか、何だかこのシーンの晴明を見てたらまたしても例の彼を思い出してしまった。最近少しずつ「舞一夜」をしているだけに思い出してしまうよ(笑) 人間味を帯びた泰明にしか見えないので困ったものだ。

 囚われの彰子は破邪の香で最初は守られていたものの、妖の血をかけられた事によってその守りを失っていた。そして腕に傷を付けられていた。彼女の血を味わうのと獲物の印をつけるのが目的のようだけど、癒えぬ傷と不吉な事を言っていた。昌浩たちが彼らを調伏してもその傷は残ってしまうのだろうか(汗) そして、傷をつけられた彰子に何の反応も見られないのが気になる……。
 来週は子どもの昌浩と神将たちだけでなく、龍神まで現れてのバトルが展開されるんだね。神将たちはそれで昌浩の事を少しでも認めてくれるのか、青龍は手強いだろうけど楽しみである。



 時間がなくてずっと書けなかった1話の感想を日曜にようやく書けた。今さらかもしれないけど、興味を持たれた方はこちらからどうぞ。

at 23:22, 真神恵, 少年陰陽師

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少年陰陽師 7話「彼方に手繰る女の念い」

 いつも「前回までの少年陰陽師は……」と始まるけど、この作品は1話前のあらすじを垂れ流すワケではないのに好感が持てる。晴明が彰子にお守りの勾玉を渡していたのは何話だっただろうか? 今回これを持ってきたという事は、関係があると見て間違いないよね。だって先週、妖が彰子を窮奇に献上するって言っていたし。それと、香袋でいいのかな。それも今回は鍵にでもなるのかも。
 と思ったら、早速怪しい女性が彰子の元へとやってきた! 圭子と呼ばれていたので、彰子と面識があるのだろうけど、だからってこんな夜更けにやってくるなど、姫と呼ばれる身分ならあり得ないのじゃないだろうか。普通は。
 何か音がしたら圭子の背後から黒い物体が現れた。なるほど、直接手を出すのではなく彼女を操って攫おうという魂胆なんだね。しかし妖は退散してしまった。結界とお守りに阻まれたんだろう。その証拠に勾玉がひび割れていた。

 彰子から文をもらった晴明の使いで左大臣の屋敷に向かった昌浩は、法具が壊れ結界が弱まっているのを知り、何者かが彰子を襲おうとしたのを知る。彰子も遠縁に当たる圭子に文を送ると、彼女は病に臥せっているという。死んだ人間ではなく生霊だったのか……。見舞いに行けば痛いほどの妖気が漂っていたとか。なまじ見えるだけに、余計な事に首を突っ込まなければいいのだけど(汗)
 様子を見に行く昌浩に頼まれて彰子が一筆したためている間、昌浩は結界を強化していた。手紙を渡した後でいつも持っている匂い袋だと言って、彰子に渡したときのやり取りが微笑ましかったな(笑)

 行成が噂で貴船に毎晩釘を打つ鬼女が出ると話していた。昌浩も貴船神社で幼い頃に晴明に置き去りにされてしまった事があったよね。しかも、行成の話を聞いてその事を思い出していたので、昌浩にとってトラウマにでもなっているのだろうか? 或いは、陰陽師の夢は普通の夢とは違うらしいから、昌浩がその夢を見たのは今後の展開に何か関わる事なのだろうか。
 その噂について昌浩がもっくんと話していたら、怪しい女が彼の傍を横切った。その途端に敵の結界内に入ってしまった。「いつのまに!?」って昌浩、全然気づかなかったのね(汗) その怪しい女は圭子だった。まだ許してあげると言われても、引くワケないじゃないか。しかし、昌浩の言っていたのって「臨兵闘者皆陣烈在前」って事よね? 音読みの方を聞き慣れているんで、初めて聞いたときは何だろうと思ってしまった。しかしその技はあっさりと返されてしまった!
 圭子の屋敷に行って見れば、彼女は結婚する筈だったのに男が別の女と一緒になってしまったために、生きる気力をなくしてしまって病んでしまったらしい。……それ聞いて吹きそうになった(笑) まぁ、この時代でなら姫と呼ばれる人はそうなのだろう……って、今でもいるか。生きる気力をなくしてというのが私には信じられないなぁ。恋愛しかないってのは寂しいもんだね。
 病に臥せっていても、相手の女を呪う気力はあるんだね。自分が捨てられたのを認めたくないから、向こうの女が悪いって思い込むのもよくある話だ。不実を働いたのは男の方だというのに、惚れているからそうは思わないんだね……。いやぁ、晴明が言う通り女って怖いね。かく言う私も女だけど、恋愛だけの人生なんて正直嫌だな。

 またもや晴明に嫌味を言われてしまって奮起している昌浩。今すぐ超えて見せるってそれはいくら何でも難しいだろう(笑) 彰子からもらった匂い袋も身に付けて、再び圭子の屋敷へと向かった。途中で怪しい女がいるかと思ったら、それは彰子だった。だから部屋から出るなと昌浩に言われたときに、返事をするまでに少し間があったのか〜。
 しかし彰子よ。昌浩に呼び止められた開口一番が「あ、昌浩。そんな所にいたのね」だなんて暢気過ぎるよ! 自分が狙われているって本当に解っていないだろう(汗) 叱られて当然だ。心配だったからってのこのこ出ていって万が一何かあったらどうするんだよ……。昌浩がそれで危機に陥るかもしれないのに、彼女はそうならない限り解らないのだろうか。昌浩の言う通り、見えるだけで何の力も持たない人間がそこへ向かうなんて自殺行為だ。
 叱られてしょんぼりと謝っていたけど、時既に遅し。守ると昌浩は言ったけど、少しでも彼女と離れてしまったら敵に囚われてしまうのは判りきっている。と書いた直後に彰子の傍を離れてしまった! そして圭子に囚われてしまった(汗)
 しかし昌浩だけでなく、紅蓮まで攻撃を喰らってしまったよ。……紅蓮って本当は弱いのか? いくら昌浩が攻撃を受けてしまったので、そちらに気を取られてしまったといってもあっさりやられ過ぎ。ここでそんなのはあり得ないし、そうなったら主人公としては問題があるとは思うけど、若晴明が出てきてくれたらなぁと本気で思った(笑) 今度はいつ出てきてくれるのだろうか。

at 23:59, 真神恵, 少年陰陽師

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